JPH11313310A - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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JPH11313310A
JPH11313310A JP12111398A JP12111398A JPH11313310A JP H11313310 A JPH11313310 A JP H11313310A JP 12111398 A JP12111398 A JP 12111398A JP 12111398 A JP12111398 A JP 12111398A JP H11313310 A JPH11313310 A JP H11313310A
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Withdrawn
Application number
JP12111398A
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English (en)
Inventor
Yoshino Ito
藤 佳 乃 伊
Toshikazu Kawamura
村 敏 和 川
Takahiro Hatanaka
中 隆 洋 畑
Akira Sakuma
晃 佐久間
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常時はネットワークの負荷を低減しつつも
リアリティに欠けることのない画像を伝送し、異常時は
画質を重視した画像を伝送するプラント監視装置の提
供。 【解決手段】 この発明のプラント監視装置は、中央制
御室に、入力されたプロセスデータから異常を検知し異
常箇所を特定する異常箇所特定手段2と、圧縮率を変更
すべき画像と圧縮モードの情報を現場に送信する圧縮情
報送信手段4と、現場から受信した圧縮画像を伸張する
画像伸張手段6と、伸張画像を表示する画像表示手段7
とを備え、現場に、監視対象となる機器の撮影画像を読
込むと共に監視対象と圧縮モードを示す情報を付加する
画像読込手段10と、圧縮率を変更すべき画像と圧縮モ
ードの情報を中央制御室から受信する画像情報受信手段
11と、画像を圧縮モードに対応した圧縮手段により圧
縮する画像圧縮手段12と、圧縮処理された画像を中央
制御室へ送信する画像送信手段13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現場と中央制御室
とをネットワークを介して接続し、現場の監視画像を中
央制御室に伝送することにより、中央制御室で現場の監
視を行えるようにしたプラント監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現場の監視画像を中央制御室へ伝
送するプラント監視装置においては、工業用テレビジョ
ン(ITV)カメラで撮影した現場の画像を同軸ケーブ
ルを介して中央制御室へ伝送するという方法をとってい
る。この方法では、現場のITVカメラと中央制御室の
モニタとこれらの間を接続する同軸ケーブルとを備え、
同軸ケーブルで接続されたカメラとモニタの間でのみ通
信が可能である。そのため、例えば、現場のITVカメ
ラを増設するときには、新たに増設したカメラとモニタ
との間を接続する同軸ケーブルを新たに布設する必要が
ある。また、別のモニタで監視するためには、表示先モ
ニタを変更する必要があり、この場合も同軸ケーブルを
布施しなおす必要がある。同軸ケーブルを増設しなけれ
ぱ別のモニタで監視することは不可能であり、運転員が
監視したい場所を表示するモニタの設置場所まで移動し
なければならなくなる。
【0003】このようなことから、別の方法として、現
場と中央制御室との間をネットワークを介して接続する
ことによって情報を伝送するという方法もとられてい
る。しかし、この方法では、画像情報量が多くなるとネ
ットワークの負荷が重くなることから、監視画像を圧縮
して伝送し、中央制御室で元通りに伸張して表示する。
しかし、ネットワークの負荷を小さくするために圧縮率
を大きくすると画質が劣化し、逆に画質を所定レベル以
上に保とうとすると圧縮率が低くなってしまうため、ネ
ットワークの負荷の問題はなかなか解決されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラント監視の
前者の方法では、上述の通りカメラやモニタを増設する
場合に同軸ケーブルを新たに布設しなければならないた
め、大変手間がかかり、高コストになるという問題があ
った。
【0005】また、後者の方法では、画像の圧縮率が固
定であることから、圧縮率が高く画質が劣化してしまう
か、または画質はよいが圧縮率が低いためネットワーク
に負荷がかかるか、という二者択一の方法をとらなけれ
ばならず、圧縮率と画質のいずれかを一方又は両方を相
当程度犠牲にせざるを得ない状況であった。
【0006】また、従来の監視装置は、ITVカメラの
画像をモニタに表示するのみであり、異常時にその画像
が異常箇所の画像であることを特定し、運転員に知らせ
る機能がなかった。画像を監視して異常の有無を判断す
るのは運転員に任されており、多くの監視画像の中から
運転員が異常箇所の画像を特定するのに相当の時間がか
かり、運転員に過大な負担がかかるという問題もあっ
た。
【0007】本発明は、このような従来技術を考慮して
なされたものであって、通常時はネットワークの負荷を
低減しつつリアリティに欠けることのない画像を伝送
し、異常時は画質を重視した画像を伝送することの可能
なプラント監視装置を提供することを課題とする。
【0008】さらに本発明の課題は、異常箇所の画像を
自動的に特定し運転員に知らせることの可能なプラント
監視装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に係る発明は、中央制御室に、プロセスデー
タを入力するプロセスデータ入力手段と、プロセスデー
タを監視して異常の有無を検知し、異常が検知されたと
き異常プロセスデータに係る現場の異常箇所を特定する
異常箇所特定手段と、伝送されるべき画像についての圧
縮率情報をネットワークを介して現場へ送信する圧縮情
報送信手段と、現場からネットワークを介して伝送され
てきた画像データを受信する画像受信手段と、受信され
た圧縮画像データに圧縮率情報を参照して伸張処理を施
し復元画像を得る画像伸張手段と、復元画像を表示する
画像表示手段とを備え、現場に、監視対象機器の状態を
撮影する撮影手段と、撮影によって得られた画像データ
を読込むと共に各画像データに監視対象の識別情報を付
加する画像読込手段と、中央制御室から伝送画像につい
ての圧縮率情報を受信する圧縮情報受信手段と、画像読
込手段によって読み込まれた画像に対し圧縮情報受信手
段によって受信された圧縮率情報に従って画像圧縮処理
を施す画像圧縮手段と、この画像圧縮手段によって画像
圧縮処理を施された画像データをネットワークを介して
中央制御室へ送信する画像送信手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0010】このように構成されたプラント監視装置に
おいては、中央制御室側で、プロセスデータを入力し、
プロセスデータの異常を判断し、通常時はそのまま監視
を続け、異常検知時は現場の異常箇所を特定し、異常箇
所と圧縮モードの情報を現場側に送信し、現場側でそれ
を受けて、画像を圧縮モードに対応した圧縮手段により
圧縮し、中央制御室に画像を送信し、中央制御室側で圧
縮画像を伸張して表示することができる。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載のプ
ラント監視装置において、異常箇所特定手段が、各プロ
セスデータ毎に上下限値または許容値と、そのプロセス
データが上下限値または許容値の範囲外のときの現場の
異常箇所を示す番号を格納している異常箇所特定テーブ
ルを備え、この異常箇所特定テーブルを参照して異常箇
所を特定することを特徴とする。このように構成された
装置においては、プロセスデータが異常箇所特定テーブ
ルの上下限値または許容値の範囲外であるときは異常で
あると判断し、次に異常箇所を示す番号を参照すること
により異常箇所を自動的に特定することができる。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1記載のプ
ラント監視装置において、画像伸張手段が、現場から伝
送されてきた画像データに付加された圧縮率情報を読み
込み、各画像を圧縮率の逆数に対応する伸張率をもって
伸張するものであることを特徴とする。このように構成
された装置においては、圧縮画像の伸張は、現場から伝
送される画像に付加された圧縮率の情報を読み、自動的
に圧縮率に応じた伸張手段で伸張することができる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1記載のプ
ラント監視装置において、画像表示手段が、異常箇所特
定手段により異常箇所を特定した時、異常箇所を表示す
るウィンドウにそれが異常箇所であることを示す手段を
備えたことを特徴とする。このように構成された装置に
おいては、異常箇所特定テーブルから異常箇所を特定し
たとき、中央制御室側では、異常箇所を表示しているウ
ィンドウにそれが異常箇所の画像であることを示すこと
ができる。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1記載のプ
ラント監視装置において、画像表示手段が、現場から伝
送されたカメラ映像を表示するウィンドウを、運転員の
操作により任意にサイズを変更することを特徴とする。
このように構成された装置においては、現場から伝送さ
れる撮影映像は、任意にサイズを変更して表示すること
ができる。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項1記載のプ
ラント監視装置において、画像圧縮手段が、大圧縮率の
通常モード又はこの通常モードよりも小圧縮率の高画質
モードに選択的に切替可能であり、異常箇所特定手段の
判断結果に従い、通常時には通常モードに、異常検知時
には高画質モードに切替えて画像圧縮をするものである
ことを特徴とする。このように構成された装置において
は、請求項2の異常箇所特定手段の判断結果により、通
常時には通常モードで、異常時には高画質モードに自動
的に切り替えて、異なる圧縮率の画像を伝送することが
できる。
【0016】請求項7に係る発明は、請求項1記載のプ
ラント監視装置において、画像圧縮手段が、大圧縮率で
画像圧縮を行う第1の圧縮手段と小圧縮率で画像圧縮を
行う第2の圧縮手段とを有し、中央制御室から圧縮モー
ドの情報を受けて、通常モード時は第1の圧縮手段を用
い、高画質モード時には第2の圧縮手段を用いて画像圧
縮をすることを特徴とする。このように構成された装置
においては、圧縮率の低い順番に、第1、第2の圧縮手
段により、通常モードは第1の圧縮手段で、高画質モー
ドは第2の圧縮手段により、圧縮モードに対応した圧縮
手段を自動的に選択して圧縮率を変更することができ
る。
【0017】請求項8に係る発明は、請求項1記載のプ
ラント監視装置において、圧縮情報送信手段に、現場か
ら中央制御室へ送信される画像データに対する圧縮モー
ドの切替を指示する圧縮モード切替手段を備えたことを
特徴とする。このように構成された装置においては、画
像データに対する圧縮モードの切替を自動的に指示する
ことができる。
【0018】請求項9に係る発明は、請求項8記載のプ
ラント監視装置において、圧縮モード切替手段が、複数
の撮影手段について撮影手段単位に圧縮モードを切替え
ることができることを特徴とする。このように構成され
た装置においては、圧縮モードの変更は、現場の監視撮
影手段単位に運転員の手動操作により圧縮モードを変更
することができる。
【0019】請求項10に係る発明は、請求項8記載の
プラント監視装置において、圧縮モード切替手段が、異
常箇所特定手段の判断結果とは無関係に、圧縮モードの
切替が可能であることを特徴とする。このように構成さ
れた装置においては、請求項2の異常箇所特定手段の判
断結果にかかわらず異常検知時以外でも、運転員の手動
操作により圧縮モードを変更することができる。
【0020】請求項11に係る発明は、請求項1記載の
プラント監視装置において、中央制御室に、画像受信手
段によって受信された画像データを記憶する画像記憶手
段を備えたことを特徴とする。このように構成された装
置においては、画像記憶手段の記憶内容に基づき事後の
検証作業を効率的に行うことができる。
【0021】請求項12に係る発明は、請求項11記載
のプラント監視装置において、画像記憶手段が、各受信
画像データに監視対象の識別情報を付加して記憶するも
のであることを特徴とする。このように構成された装置
においては、現場から伝送された撮影手段映像に監視対
象を示す情報を付加して記憶することにより、事後の検
証作業を落ち着いて進めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図9を参照して説明する。
【0023】図1は本発明に係るプラント監視装置のブ
ロック図を示すものである。ここで説明するプラント監
視装置は、建屋内の現場WSの監視画像情報を、ネット
ワーク14を介して中央制御室CCに送信することによ
り、現場WSの監視画像情報を中央制御室CCに表示で
きるようにしたものである。
【0024】中央制御室CCには、プロセスデータ入力
手段1と、入力されたプロセスデータから異常を検知
し、異常が検知されたプロセスデータの現場の異常箇所
を特定する異常箇所特定手段2と、運転員により切替操
作される圧縮モードが入力される圧縮モード切替手段3
と、現場で圧縮率を変更すべき画像と入力された圧縮モ
ードの情報を、ネットワーク14を介して現場WSへ送
信する圧縮情報送信手段4と、現場WSからネットワー
ク14を介して送信されてきた圧縮画像を受信する画像
受信手段5と、ここで受信された圧縮画像を伸張し元通
りに復元する画像伸張手段6と、復元された画像を表示
する画像表示手段7と、復元画像を記憶する画像記憶手
段8とを備えている。
【0025】現場WSには、監視対象となる各機器状態
を撮影するITVカメラなどの撮影手段9a,9b,9
c,…と、これらの撮影手段で撮影された画像を読込む
と共に、読込まれた画像がどの監視対象のものであるか
を示す識別情報を付加する画像読込手段10と、中央制
御室CCからネットワーク14を介して送られてきた圧
縮率情報すなわち圧縮率を変更する現場の画像とその圧
縮率、並びに圧縮モードの情報を受信する圧縮情報受信
手段11と、画像読込手段10によって読込まれた画像
を、圧縮情報受信手段11によって受信された圧縮情報
に従って圧縮処理する画像圧縮手段12と、ここで圧縮
された画像をネットワーク14を介して中央制御室CC
へ送信する画像送信手段13とを備えている。
【0026】中央制御室CCにおいて、プロセスデータ
入力手段1は、プラント現場の監視対象機器に設置され
た水位計や温度計などによって得られた種々のプロセス
データを読込み、読込んだ各プロセスデータをそれに監
視対象機器の識別情報を付加して異常箇所特定手段2に
入力データとして渡す。異常箇所特定手段2は受取った
プロセスデータに基づいてプロセスの異常箇所を特定す
るための異常箇所特定テーブルを内蔵しており、プロセ
スデータ入力手段1からのデータを受取ると、受取った
プロセスデータに異常があるかどうかを異常箇所特定テ
ーブルを参照して判断する。異常箇所特定テーブルは、
プロセスデータ毎に上下限値または許容値と、そのプロ
セスデータが上下限値または許容値の範囲外のときの現
場の異常箇所を示す番号を格納していて、これを参照す
ることによって異常箇所を特定することができる。その
ため、異常箇所特定手段2は、まずプロセスデータ入力
手段1からのプロセスデータの識別番号と、内蔵の異常
箇所特定テーブルのプロセスデータ識別番号とを比較
し、該当するプロセスデータのテーブルを参照する。異
常箇所特定手段2に内蔵される異常箇所特定テーブルの
一例を図2に示す。
【0027】図2に示す異常箇所特定テーブルは、各プ
ロセスデータ毎に識別番号、上下限値または許容値、入
力されたプロセスデータが範囲外、つまり異常であると
判断されたときの現場の異常箇所を示す番号をテーブル
として格納している。したがって、プロセスデータが入
力されたとき、このテーブルを参照することにより、異
常の有無と、異常ありのときの異常箇所を瞬時に特定す
ることができる。
【0028】図3のフローチャートに示すように、プロ
セスデータ入力手段1から例えばある水位計のプロセス
データが入力される(ステップ31)と、その水位計の
プロセスデータ識別番号と、異常箇所特定テーブルのプ
ロセスデータ識別番号とを比較する。そして、該当する
水位計の異常箇所特定テーブルを参照する。プロセスデ
ータをそこに格納されている異常判断の基準となる上下
限値または許容値と比較し(ステップ32)、範囲外で
あるときには異常であると判断する。そうすると、異常
箇所特定テーブルの異常箇所の項目を参照して異常箇所
を示す画像番号を取得する(ステップ33)。例えば、
テーブルから異常箇所の情報として1,3,5という番
号を取得すると、自動的に異常箇所1,3,5の情報と
高画質モードであるという圧縮モードの情報とが異常箇
所特定手段2から圧縮情報送信手段4に送出される。
【0029】圧縮モード切替手段3は、運転員との間で
対話をするためのキーボードやマウス等の入力手段を介
して入力された圧縮モードの情報を圧縮情報送信手段4
に渡す。このとき、複数台ある監視カメラ等の撮影手段
9a,9b,9c,…について、撮影手段単位に別々の
運転員からの手動入力情報による圧縮モード変更の指令
を受付ける。異常箇所特定手段2は例えば異常箇所1,
3,5という異常箇所特定情報を取得すると、異常箇所
1,3,5については自動的に高画質モードで伝送する
ように圧縮情報送信手段4に圧縮情報が渡される。ここ
で運転員は例えば異常箇所1と5については高画質モー
ドのままとし、異常箇所3については通常モードとする
ように選択指示することができる。
【0030】このとき異常箇所3を表示する画像表示手
段7のウィンドウ上でマウス操作をすることにより、図
4に示すように、「通常」、この「通常」よりも小圧縮
率の「高画質」、および「保存」の3種を内容とする圧
縮モードに関するメニューが出て、運転員はこの中から
例えば「高画質」を選択する。そうすると、図5に示す
ように特定の画像番号の画像に対し「高画質」を内容と
する圧縮モード情報が圧縮情報送信手段4に渡される。
圧縮モード切替手段3は、異常箇所特定手段2の判断結
果のいかんにかかわらず、異常検知時以外でも、運転員
からの手動指示により圧縮モードを変更することができ
る。異常箇所特定手段2によりプロセスデータの値が正
常範囲内であると判断されても、図4に示すウィンドウ
上のメニューをマウス操作で選択し圧縮モードを変更す
ることができる。圧縮情報送信手段4はネットワーク1
4を介して現場WSの圧縮情報受信手段11へ圧縮モー
ドを変更する画像番号と圧縮モードの情報とを図5に示
すような構造で1つのデータにして現場WSへ送信する
と共に、画像伸長手段6へ送信する。
【0031】画像受信手段5は、現場WSの画像送信手
段13からネットワーク14を介して伝送されてきた画
像を受信して画像伸張手段6に渡す。画像伸張手段6
は、画像受信手段5によって受信した圧縮画像データを
受け取り、その取得画像データを、圧縮情報送信手段4
から受取った圧縮情報を用いて、圧縮時とは逆の処理に
より元通りに伸張し、画像表示手段7に渡す。このと
き、画像伸張手段6が画像受信手段5から受け取る画像
データは、図6に示すように、圧縮された画像データに
画像番号と圧縮モードの情報とを付加した構造をしてい
る。このデータの圧縮モードの情報から、自動的に圧縮
率に対応した伸張率をもって受信画像を伸張する。
【0032】画像表示手段7は、画像伸張手段6によっ
て伸張された画像データを受取り表示する。また、画像
表示手段7は、異常箇所特定手段2が異常プロセスデー
タに係る現場の異常箇所を特定したとき、その異常箇所
をウィンドウ上に表示する。図7は画像表示手段7のウ
ィンドウ上の表示画面の一例を示すものである。
【0033】図7に示すように、異常箇所を表示してい
るウィンドウはその時オープンされていればウィンドウ
枠が点滅し、アイコン化されていれば自動的にオープン
してウィンドウ枠が点滅し、運転員にその画像が異常箇
所の画像であることを知らせる。なお、画像表示手段7
は、図7に示すように現場から伝送されてきた撮影映像
をマウス操作などにより任意のサイズに変更できるもの
とする。
【0034】画像記憶手段8は、画像表示手段7で表示
している現場WSから伝送されてきた撮影映像に監視対
象を示す情報を付加した形で記憶する。保存したい画像
を表示するウィンドウ上でマウス操作をすると、図4に
示すようなメニューが表示され、ここで「保存」を選択
すると自動的に画像番号を付加して記憶する。
【0035】撮影手段9は、監視カメラ9a,9b,9
c等により現場WSの様子を撮影し、画像読込手段10
に渡す。画像読込手段10は、撮影手段9によって撮影
した現場の監視画像を読込み、監視対象を示す画像番号
と圧縮モードの初期値として通常モードを画像データに
付加する。そして、画像圧縮手段12にデータを渡す。
【0036】圧縮情報受信手段11は、中央制御室CC
の圧縮情報送信手段4からネットワーク14を介して送
られてきた、圧縮モードを変更する画像の番号と圧縮モ
ードの情報を図5に示すように1つのデータとして受信
し、受信した画像番号と圧縮モードの情報を画像圧縮手
段12に渡す。
【0037】画像圧縮手段12は、画像読込手段10で
得られた画像をデータ圧縮する。図8は画像圧縮手段1
2のより詳細な内部構成を示すブロック図である。画像
圧縮手段12は、圧縮情報読取手段15、画像取得手段
16、第1の圧縮手段17、および第2の圧縮手段18
を含んでいる。圧縮情報読取手段15は、図9に示すよ
うに、圧縮情報受信手段11から図5の構造の画像番号
と圧縮モードの情報を受取る(ステップ81)。そし
て、画像取得手段16により、圧縮情報受信手段11か
ら受取った画像番号と一致する監視画像を画像読込手段
10から取得する(ステップ82)。そして、複数の圧
縮手段17,18のうち、圧縮情報受信手段11から受
取った圧縮モードに対応した圧縮手段を選択し画像デー
タを圧縮する(ステップ83)。圧縮された画像データ
は画像送信手段13に渡される。このとき、通常モード
であれば圧縮モードの情報は変わらず、高画質モードの
ときのみ圧縮モードの情報を変更する。ステップ83に
おいて、画像圧縮手段12は異常箇所特定手段2の判断
結果により、通常時は通常モードの、異常時には高画質
モードの、それぞれ異なる圧縮率で画像圧縮する。画像
圧縮手段12は、圧縮率の低い順番に第1の圧縮手段1
7および第2の圧縮手段18を有し、圧縮情報受信手段
11からの圧縮モードを変更する画像番号と圧縮モード
の情報を受けて、通常モード時には第1の圧縮手段17
で、高画質モード時には第2の圧縮手段18で画像圧縮
する。
【0038】例えば、ネットワーク14の負荷を低減す
るために、第1の圧縮手段17としては通常モードでは
MPEG4(メディア統合系動画像圧縮の国際標準)な
どの高圧縮化の可能な方式を用いる。そして、第2の圧
縮手段18としては高画質モードではMPEG2などの
高画質化の可能な方式を用いる。
【0039】画像送信手段13は、画像圧縮手段12に
よって圧縮した画像データを、ネットワーク14を介し
て中央制御室CCに送信する。このとき、画像データは
図6に示す構造になっている。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、中央制御
室において現場から伝送されてきた画像を表示し、プロ
セスデータの異常が検知された時には異常箇所を特定
し、その画像の圧縮率を変更する要求を中央制御室から
現場に送信し、それを受けて現場では、圧縮モードに対
応した画像圧縮手段により圧縮し、その画像を中央制御
室に送信し、中央制御室では圧縮画像を伸張して表示
し、現場の監視を効率よく遂行することができる。
【0041】請求項2に係る発明によれば、異常箇所の
特定は、プロセスデータ毎に上下限値または許容値と異
常箇所を格納している異常箇所特定テーブルを参照する
ことにより行われるので、自動的に異常箇所を特定し、
運転員の負担を軽減することができる。
【0042】請求項3に係る発明によれば、圧縮画像の
伸張が、現場から伝送される画像に付加された圧縮率の
情報を読み、自動的に圧縮率に応じた伸張手段で伸張す
るので、運転員は伸張制御に関して心配することなく、
現場の監視をすることができる。
【0043】請求項4に係る発明によれば、異常が検知
されたとき、異常箇所を表示するウィンドウにそれが異
常箇所であることを示すので、運転員に異常箇所を自動
的に知らせることができ、運転員の負担を軽減すること
ができる。
【0044】請求項5に係る発明によれば、画像の表示
は、現場から伝送されたカメラ映像を運転員の操作によ
り任意にサイズを変更して表示することができるので、
運転員の所望のサイズで現場を監視することができる。
【0045】請求項6に係る発明によれば、請求項2の
異常箇所特定手段の判断結果により、通常時には通常モ
ードで、異常時には高画質モードにより圧縮率を切り替
えるので、ネットワークの負荷を低減することができる
と共に、運転員の負荷を軽減することができる。
【0046】請求項7に係る発明によれば、通常モード
では第1の圧縮手段、高画質モードでは第2の圧縮手段
により自動的に圧縮手段を選択して圧縮するので、運転
員は圧縮率の制御に関して心配することなく、現場の監
視をすることができる。
【0047】請求項8に係る発明によれば、圧縮モード
切替手段を備えることにより、画像データに対する圧縮
モードの切替を中央制御室側から指示し、現場では中央
制御室側からの指示に自動的に応えることができる。
【0048】請求項9に係る発明によれば、圧縮モード
の変更は、複数台ある現場の監視カメラについて、別々
に監視カメラ単位に運転員の操作により変更することが
できるので、運転員の操作に応じて所望の画像を所望の
画質で監視することができる。
【0049】請求項10に係る発明によれば、圧縮モー
ドの変更は、請求項2の異常箇所特定手段の判断結果に
かかわらず、異常検知時以外でも運転員の操作により変
更することができるので、運転員の操作に応じて必要な
ときに所望の画質で監視することができる。
【0050】請求項11に係る発明によれば、画像記憶
手段を備えることにより、その記憶内容に従って事後の
検証作業を効率的且つ容易に進めることができる。
【0051】請求項12に係る発明によれば、現場から
伝送されたカメラ映像に監視対象を示す情報を付加して
記憶するので、後で必要なときに自由に見ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラント監視装置の一構成例を示
すブロック図。
【図2】異常箇所特定テーブルの一構造例を示す図。
【図3】異常箇所特定手段の動作手順を示すフローチャ
ート。
【図4】圧縮モードと画像保存の選択メニューの一例を
示す図。
【図5】圧縮情報のデータ構造の一例を示す図。
【図6】圧縮画像のデータ構造の一例を示す図。
【図7】異常時とサイズ変更時のウィンドウ表示例を示
す図。
【図8】画像圧縮手段の動作手順を示すフローチャー
ト。
【図9】画像圧縮手段の一構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 プロセスデータ入力手段 2 異常箇所特定手段 3 圧縮モード切替手段 4 圧縮情報送信手段 5 画像受信手段 6 画像伸張手段 7 画像表示手段 8 画像記憶手段 9 撮影手段 10 画像読込手段 11 圧縮情報受信手段 12 画像圧縮手段 13 画像送信手段 14 ネットワーク 15 圧縮情報読取手段 16 画像取得手段 17 第1の圧縮手段 18 第2の圧縮手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 晃 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現場と中央制御室とをネットワークを介し
    て接続し、現場の監視画像を、前記ネットワークを介し
    て中央制御室に伝送することにより、中央制御室で現場
    の監視を行えるようにしたプラント監視装置において、 前記中央制御室に、プロセスデータを入力するプロセス
    データ入力手段と、前記プロセスデータを監視して異常
    の有無を検知し、異常が検知されたとき異常プロセスデ
    ータに係る現場の異常箇所を特定する異常箇所特定手段
    と、伝送されるべき画像についての圧縮率情報を前記ネ
    ットワークを介して現場へ送信する圧縮情報送信手段
    と、現場から前記ネットワークを介して伝送されてきた
    画像データを受信する画像受信手段と、受信された圧縮
    画像データに前記圧縮率情報を参照して伸張処理を施し
    復元画像を得る画像伸張手段と、前記復元画像を表示す
    る画像表示手段とを備え、 前記現場に、監視対象機器の状態を撮影する撮影手段
    と、撮影手段によって得られた画像データを読込むと共
    に各画像データに監視対象の識別情報を付加する画像読
    込手段と、中央制御室から伝送画像についての圧縮率情
    報を受信する圧縮情報受信手段と、前記画像読込手段に
    よって読み込まれた画像に対し前記圧縮情報受信手段に
    よって受信された圧縮率情報に従って画像圧縮処理を施
    す画像圧縮手段と、この画像圧縮手段によって画像圧縮
    処理を施された画像データを前記ネットワークを介して
    前記中央制御室へ送信する画像送信手段とを備えたこと
    を特徴とするプラント監視装置。
  2. 【請求項2】前記異常箇所特定手段は、各プロセスデー
    タ毎に上下限値または許容値と、そのプロセスデータが
    前記上下限値または許容値の範囲外のときの現場の異常
    箇所を示す番号を格納している異常箇所特定テーブルを
    備え、この異常箇所特定テーブルを参照して異常箇所を
    特定することを特徴とする請求項1記載のプラント監視
    装置。
  3. 【請求項3】前記画像伸張手段は、現場から伝送されて
    きた画像データに付加された圧縮率情報を読み込み、各
    画像を前記圧縮率の逆数に対応する伸張率をもって伸張
    することを特徴とする請求項1記載のプラント監視装
    置。
  4. 【請求項4】前記画像表示手段は、前記異常箇所特定手
    段により異常箇所を特定した時、異常箇所を表示するウ
    ィンドウにそれが異常箇所であることを示す手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のプラント監視装置。
  5. 【請求項5】前記画像表示手段は、現場から伝送された
    カメラ映像を表示するウィンドウを、運転員の操作によ
    り任意にサイズを変更できることを特徴とする請求項1
    記載のプラント監視装置。
  6. 【請求項6】前記画像圧縮手段は、大圧縮率の通常モー
    ド又はこの通常モードよりも小圧縮率の高画質モードに
    選択的に切替可能であり、前記異常箇所特定手段の判断
    結果に従い、通常時には通常モードに、異常検知時には
    高画質モードに切替えて画像圧縮をすることを特徴とす
    る請求項1記載のプラント監視装置。
  7. 【請求項7】前記画像圧縮手段は、大圧縮率で画像圧縮
    を行う第1の圧縮手段と小圧縮率で画像圧縮を行う第2
    の圧縮手段とを有し、前記中央制御室から圧縮モードの
    情報を受けて、通常モード時は第1の圧縮手段を用い、
    高画質モード時には第2の圧縮手段を用いて画像圧縮を
    することを特徴とする請求項1記載のプラント監視装
    置。
  8. 【請求項8】前記圧縮情報送信手段に、前記現場から中
    央制御室へ送信される画像データに対する圧縮モードの
    切替を指示する圧縮モード切替手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のプラント監視装置。
  9. 【請求項9】前記圧縮モード切替手段は、複数の撮影手
    段について撮影手段単位に圧縮モードを切替えることが
    できることを特徴とする請求項8記載のプラント監視装
    置。
  10. 【請求項10】前記圧縮モード切替手段は、前記異常箇
    所特定手段の判断結果とは無関係に、圧縮モードの切替
    が可能であることを特徴とする請求項8記載のプラント
    監視装置。
  11. 【請求項11】前記中央制御室に、前記画像受信手段に
    よって受信された画像データを記憶する画像記憶手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のプラント監視装
    置。
  12. 【請求項12】前記画像記憶手段は、各受信画像データ
    に監視対象の識別情報を付加して記憶するものであるこ
    とを特徴とする請求項11記載のプラント監視装置。
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