JPH11313028A - 多重通信システム - Google Patents

多重通信システム

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JPH11313028A
JPH11313028A JP11845298A JP11845298A JPH11313028A JP H11313028 A JPH11313028 A JP H11313028A JP 11845298 A JP11845298 A JP 11845298A JP 11845298 A JP11845298 A JP 11845298A JP H11313028 A JPH11313028 A JP H11313028A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/38TPC being performed in particular situations
    • H04W52/42TPC being performed in particular situations in systems with time, space, frequency or polarisation diversity

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  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求品質を異にする各論理データの品質向上
と、過剰な送信電力の抑制を図る。 【解決手段】 要求品質を異にする第1及び第2の論理
データを、物理的に異なる複数の通信チャネルを通じて
多重伝送する第1の通信装置と、各論理データに要求さ
れる要求品質及び実際に受信された論理データから求め
られる受信品質に基づいて、当該論理データの送信側で
ある第1の通信装置の送信電力を制御する第2の通信装
置を有する多重通信システムにおける第2の通信装置
に、第1及び第2の論理データのいずれか一方又は双方
の送信電力を個別に制御する送信電力制御情報を設定
し、これを第1の通信装置側に送信する送信電力制御手
段を備えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重通信システム
に関し、例えば、多重方式として符号分割方式を適用す
る移動通信システム(パーソナル通信システム(PC
S)やディジタルセルラーシステム等)に適用して好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術に関する文献として、以下の文
献を挙げる。
【0003】文献1:"Mobile Station - Base Station
Compatibility Standard for Dual- Mode Wideband Sp
read Spectrum Cellular System",IS-95. 文献2:"CDMA - Principles of Spread Spectrum
Communication", Andrew J. Viterbi, Addison Wesley,
1995. 文献3:NTT DoCoMo テクニカル・ジャーナルVol.4 No.
3 例えば、文献1には、CDMA通信方式における複数の
データ系統の送信方法が示されている。文献1に示す装
置では、各移動局に対するパワー制御データを、通話チ
ャネル上に時分割で間引き送信し、接続制御データを音
声データのフレーム中に割り当てて送信する手段が記述
されている。なお、この手段は、1フレーム当り168
ビットのデータ領域を音声データと接続制御データとに
分けて送信する。
【0004】その分配方法は音声データの伝送レートの
観点から定義され、9600ビット毎秒を基準とし、音
声データのみの伝送、音声データを全データの1/2と
する伝送、1/4とする伝送、1/8とする伝送及び接
続制御データのみの伝送の以上5種類に分けられる。従
って、1フレーム当りの音声データビット数と接続制御
データビット数は、168/0、80/88、40/1
28、16/152、0/168となる。以上のフレー
ムフォーマットを用い、音声データの情報量に応じて接
続制御データを調整し送信している。
【0005】また、文献2には、送信電力制御について
示されている。文献2に示す装置では、自動利得制御回
路(以下、AGC回路)に基づいてオープンループの電
力制御が構成されることが示されている。また、クロー
ズドループの電力制御は通信先から送信される電力制御
の指示に対し、電力を調整して送信することが示されて
いる。特に文献においては、上り回線を制御する目的で
表現されていて、基地局から送信されるパワーコントロ
ールビットの“0”/“1”に対応して、送信電力を
「上げ」/「下げ」することが示されている。
【0006】よって、上記文献1及び2に記載されてい
るCDMA通信装置においては、音声データと接続制御
データのそれぞれが同一物理フレーム上に論理的にマッ
ピングされており、1系統の物理フレームに対しオープ
ンループ及びクローズドループの送信電力制御が行われ
ている。
【0007】そのため、第1のデータとしての音声デー
タと第2のデータとしての接続制御データのそれぞれに
要求される品質が異なる場合には、より厳しい品質が要
求されるデータの品質を確保するために、送信電力の制
御を行わなければならなかった。
【0008】また、上記文献1の場合には、第2データ
として、接続制御データに代わって第1の音声データと
異なる第2の音声データを送信することを規定している
が、伝送レートとして同様の約10[kbps]程度の送
信が確保されるのみである。
【0009】また、文献3には、より高速にデータ系列
を伝送するための技術、すなわち、直交符号系列を用い
た技術が示されている。なお、この文献3に示されてい
るのは、高速データ系列を直交符号系列によって分けら
れた複数の物理チャネルを用いて送信する方式であり、
直交符号系列により構成される複数の物理チャネルは同
一品質のデータを送信すれば良いので、送信電力制御は
1系統のみで実施される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、要求品質が異
なる複数の論理データを異なる物理データに分け、それ
ぞれの要求品質を満たし、かつ、過剰な送信電力を送出
しないような効率的な送信を実現するには、それに応じ
た新たな送信電力制御の手段が必要となる。
【0011】実際、要求品質が確保されない場合であっ
て、再送制御を用いない通話データ等のときは、雑音が
重畳し、受信側における通話内容が判断できない等の問
題が生じ、再送制御を用いる接続制御データ等のとき
は、再送によるオーバヘッドが過剰になり、伝送速度に
低下が生じる問題がある。
【0012】また、過剰な送信電力を許容すると、CD
MA通信においては、他の利用者等の通信への干渉とな
り、基地局当たりの同時接続数が減少することの原因と
なる。上記の干渉は他の利用者等の通信信号にとって雑
音の大部分を占める。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、要求品質を異にする第1及び第
2の論理データを、物理的に異なる複数の通信チャネル
を通じて多重伝送する第1の通信装置と、各論理データ
に要求される要求品質及び実際に受信された論理データ
から求められる受信品質に基づいて、当該論理データの
送信側である第1の通信装置の送信電力を制御する第2
の通信装置を有する多重通信システムであって、以下の
手段を備えることを特徴とする。
【0014】すなわち、第2の通信装置に、第1及び第
2の論理データのいずれか一方又は双方の送信電力を個
別に制御する送信電力制御情報を設定し、これを第1の
通信装置側に送信する送信電力制御手段を備えることを
特徴とする。
【0015】このように、本発明においては、通信品質
を異にする各論理データの一方又は双方の送信電力をそ
れぞれ制御できるため、各論理データに要求される品質
を満たしつつも、過剰な送信電力を送信しなくて済む多
重通信システムを実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多重通信シス
テムを、CDMA方式の移動通信システムに適用する場
合について説明する。
【0017】(A)基本システム形態 以下説明する移動通信システムは、第2の通信装置が、
第1の通信装置から受信する第1データ及び第2データ
のそれぞれについて、各データの属性から要求される伝
送品質より定まる受信信号雑音比のデシベル値を基準
に、実際に受信された各データの受信品質から算出され
た受信信号雑音比のデシベル値を求め(以下、第1のデ
ータについてのものを「第1相対SNR」といい、第2
のデータについてのものを「第2相対SNR」とい
う。)、これら第1相対SNRと第2相対SNRの値の
絶対差分値(以下「相対SNR差分」という。)が小さ
くなるように、第1の通信装置の送信電力を制御すると
いう閉ループ構成を採る。
【0018】この構成により、本システムは、要求品質
が異なる複数の論理データを異なる物理データに分け、
それぞれの要求品質を満たし、かつ、送信電力を抑制す
る効率的な送信電力制御手段の実現を図っている。
【0019】(B)実施形態に係るシステムの構成 図1に、本実施形態に係る移動通信システムの具体的な
構成を示す。なおこの図に示す構成は、本発明に関する
機能部分のみを表したものであり、その他の構成部分に
ついては省略して示している。また、この図に示す構成
は、本実施形態における機能構成の説明のために用いた
便宜的な構成であり、実際上の回路構成はこれに限るも
のではない。
【0020】図1において、移動通信システムは、移動
局と基地局とでなる。このうち、移動局が、前述の第1
の通信装置に相当し、基地局が、前述の第2の通信装置
に相当する。従って、第2の通信装置である移動局は、
第1の通信装置である基地局との間に設定された上りリ
ンクを用い、2系統のデータ系列を送信し、その受信状
態に基づいて、第1の通信装置である基地局が第2の通
信装置である移動局の送信電力を制御する構成を採る。
【0021】(B−1)移動局の構成 まず、移動局の構成を説明する。最初に、この移動局に
おける送信系を説明する。この送信系は、第1のデータ
に対応するチャネル符号化器101と、拡散変調部10
2と、可変ゲイン送信アンプ103と、第2のデータに
対応するチャネル符号化器104と、拡散変調部105
と、可変ゲイン送信アンプ106と、第1及び第2デー
タに共通の送信無線部110とで構成されている。
【0022】ここで、チャネル符号化器101及び10
4は、第1及び第2のデータそれぞれに要求される品質
に応じた独立の符号化処理を実行し、符号化後のデータ
をチャネル符号化データとして出力する回路である。な
お、各符号化器は、符号化処理として、誤り訂正符号化
処理等の処理を実行する。
【0023】拡散変調部102及び105は、チャネル
符号化データを入力し、これを拡散変調して、可変ゲイ
ン送信アンプ103及び106に送出する回路である。
図2に、この拡散変調部102及び105の具体的な構
成例を示す。拡散変調部102及び105は、各信号系
に固有の直交符号を生成する直交符号生成器202及び
205と、2段の排他的論理和(XOR)演算器20
3、204及び206、207とでなる。
【0024】このうち、前段に設けられた排他的論理和
(XOR)演算器203及び205のそれぞれは、直交
符号生成器202及び205から互いに直交する直交符
号を入力する回路であり、後段に設けられた排他的論理
和(XOR)演算器204及び207のそれぞれは、P
N符号生成器201からPN符号を入力する回路であ
る。
【0025】かかる構成により、入力信号として前述の
拡散変調部102及び105から拡散変調部102及び
105に与えられたチャネル符号化データは、各データ
に固有の直交符号でそれぞれ直交信号化された後、移動
局に固有の拡散符号であるPN符号で拡散変調されて、
後段の可変ゲイン送信アンプ103及び106に出力さ
れる。
【0026】可変ゲイン送信アンプ103及び106は
それぞれ、送信電力制御(TPC)ゲイン計算部109
から個別に指定されるゲイン値に基づいて、そのゲイン
を独立に変更し得る回路である。従って、この可変ゲイ
ン送信アンプ103及び106からは、各自に固有のゲ
インに基づいて増幅された拡散変調データが、後段の送
信無線部110に出力される。
【0027】送信無線部110は、増幅後の各拡散変調
データを重畳し、無線伝搬路を介して接続された基地局
側に送出する回路である。
【0028】次に、この移動局における受信系を説明す
る。この受信系は、受信自動ゲイン制御(AGC)アン
プ107と、レイク受信器108と、送信電力制御(T
PC)ゲイン計算部109と、受信無線部111と、下
りチャネル復号器112とで構成されている。
【0029】ここで、受信無線部111は、無線伝搬路
を介し受信された受信信号を検波する回路である。検波
された受信信号は、後段の受信AGCアンプ107に与
えられる。受信AGCアンプ107は、受信信号の受信
電力を均一化し、レイク受信器108に与える回路であ
る。
【0030】レイク受信器108は、マルチパス合成後
の受信信号を逆拡散し、下りリンクの受信データと、品
質修正(MDF)ビットを含む送信電力制御(TPC)
ビット系列とに分離する回路である。なお、下りリンク
の受信データについてはチャネル復号器112に出力さ
れ、送信電力制御(TPC)ビット系列については、送
信電力制御(TPC)ゲイン計算部109に出力され
る。
【0031】チャネル復号器112は、デインタリーブ
処理及びビタビ復号処理等の誤り訂正処理を行うなどし
て、無線インタフェースを終端する回路である。
【0032】TPCゲイン計算部109は、受信AGC
アンプ107から与えられるAGC信号及び、レイク受
信器108から与えられる送信電力制御(TPC)ビッ
ト系列に基づいて、各可変ゲイン送信アンプ103及び
106に応じた適切なTPCゲインを計算する回路であ
る。
【0033】なお、AGC信号はオープンループの送信
電力制御に用いられ、送信電力制御(TPC)ビット系
列はクローズドループの送信電力制御に用いられる。
【0034】このうち、AGC信号は、約3[Hz]程
度の速度で変化する短区間変動中央値を補償するた信号
であり、適当な圧縮伸張処理により正規化する。これら
のデシベル表記を、以下「オープンループゲイン」とい
う。
【0035】一方、送信電力制御(TPC)ビット系列
は、これに含まれるTPCビット及び品質修正(MD
F)ビットにより、クローズドループゲイン値の増減を
制御する。このうち、TPCビットは、クローズドルー
プゲイン値の増減指示に対応するビットであり、このビ
ットが“0”のとき、第1及び第2のデータそれぞれの
クローズドループゲイン値が直前値に対して1.0[d
B]増加され、このビットが“1”のとき、直前値に対
して1.0[dB]減少される。
【0036】他方、品質修正(MDF)ビットは、第1
データのクローズドループゲイン値のみの増減指示に対
応するビットであり、80[ms]周期のタイミングで
与えられる。ここで、MDFビットが“0”のとき、第
1のデータのクローズドループゲイン値が直前値に対し
て0.1[dB]増加され、このビットが“1”のと
き、直前値に対して0.1[dB]減少される。
【0037】なお、このMDFビット値は、第2データ
のクローズドループゲイン値とは無関係であり、当該ビ
ット値に係わらず、第2データのクローズドループゲイ
ン値は直前値を維持する。
【0038】最後に、本実施形態におけるTPCゲイン
計算部109の送信電力制御(TPC)ゲインの計算方
法を示す。このTPCゲイン計算部109は、以上のビ
ット値により与えられるゲインより、TPCゲイン=
(最大データレートにおける初期ゲイン)+(オープン
ループゲイン)+(クローズドループゲイン)+10*
log10(送信データレート/最大データレート)と
して計算する。
【0039】このようにして各データ系列ごと計算され
た送信電力制御(TPC)ゲインが、第1及び第2のデ
ータそれぞれに対応する可変ゲイン送信アンプ103及
び106に対し与えられる。なお、この実施形態におけ
るように、品質修正(MDF)ビットを導入したことに
より、最適な送信電力で、異なるデータレートや要求品
質をもつ複数のデータ系列を送信することが可能とな
る。
【0040】(B−2)基地局の構成 次に、基地局の構成を説明する。最初に、この基地局に
おける受信系を説明する。この受信系は、受信無線部1
29と、レイク受信器121と、第1のデータに対応す
るチャネル復号器122と、第2のデータに対応するチ
ャネル復号器123とで構成されている。
【0041】ここで、受信無線部129は、無線伝搬路
を介し受信された受信信号を検波し、後段のレイク受信
器121に出力する回路である。
【0042】レイク受信器121は、当該受信信号をマ
ルチパス合成した後、これを逆拡散することにより、第
1及び第2データのそれぞれに対応する受信データに分
離し、各データ系列に対応する受信データを、それぞれ
に対応するチャネル復号器122及び123に与える。
なお、レイク受信器121は、受信信号から第1データ
(第2データではない)に対する受信信号干渉比(以下
「レイクSIR」という。)を求め、これを送信電力制
御(TPC)部125に出力する。このレイクSIR
は、例えば、20[ms]フレームに対し、1.25[m
s]間隔で更新される。
【0043】チャネル復号器122及び123は、前段
のレイク受信器121において分離された各データ系列
に対し、誤り訂正処理等の復号処理を実行し、復号結果
を復号データとして後段回路に出力する回路である。こ
のとき、チャネル復号器122及び123のそれぞれ
は、フレーム単位ごとに巡回冗長符号検査(以下「CR
C:Cyclic Redundancy Check」という。)等のフレー
ム検査系列を付加し、フレーム誤りの存在を確認する。
そして、必要がある場合、このチャネル復号器122及
び123は、再送制御等を行うよう構成されている。な
お、この際得られたCRCの結果は、2つのチャネル復
号器122及び123のそれぞれより、品質調整部12
4に出力される。
【0044】次に、この基地局における送信系を説明す
る。この送信系は、品質調整部124と、送信電力制御
(TPC)部125と、チャネル多重部126と、拡散
変調部127と、タイミング生成部128と、受信無線
部129と、送信無線部130と、下りリンクチャネル
のチャネル符号化器131とで構成されている。なお、
送信系の各部は、タイミング生成部128より与えられ
るタイミング信号に基づいて動作する。
【0045】品質調整部124は、各データ系列に対応
するチャネル復号器122及び123から与えられるフ
レーム誤り判定結果から、第1及び第の2データそれぞ
れについての一定時間当たりの誤りフレーム数を計数
し、フレーム誤り率(以下「FER」という。)の観測
を行う回路である。
【0046】ここで、品質調整部124は、観測結果よ
り第1のデータに関する目標SIRと品質修正(MD
F)ビットとを求め、第1のデータに関する目標SIR
を送信電力制御(TPC)部125に、品質修正(MD
F)ビットをチャネル多重部126にそれぞれ出力する
よう構成されている。
【0047】なおこのとき、例えば、目標SIRは、2
[s]に1回の割合で出力され、品質修正(MDF)ビッ
トは、80[ms]に1回の割合で出力される。
【0048】ここで、品質調整部124は、目標SIR
を次のように求める。例えば、2[s]間に受信された第
1のデータ中にフレーム誤りが含まれている場合、品質
調整部124は、それまで保持していた目標SIRにあ
る一定値を加算することにより、同様に、2[s]間に受
信された第1のデータ中にフレーム誤りが含まれていな
い場合、それまでに保持していた目標SIRからある一
定値を減算することにより求める。
【0049】一方、品質調整部124は、もう一つの出
力であるMDFビットを次のように求める。ここでは、
求め方の原理を、図3を用いて説明する。
【0050】前提として、品質調整部124は、内部に
保持されている図3に示すようなデータ、すなわち、第
1及び第2のデータそれぞれについてのSNR対FER
特性曲線を特定できるデータ、又は、近似データをテー
ブル手段の形態で保持しており、当該データを用いるこ
とにより、次の3段階のステップで必要なデータを計算
する。
【0051】まず、品質調整部124は、第1のステッ
プとして、各データの属性値から定まるFER(以下
「要求FER」という。)と、これを実現するのに必要
なSNR(以下「要求SNR」という)値とを得る。次
に、第2のステップとして、品質調整部124は、チャ
ネル復号器122及び123から与えられる各データ系
列についてのフレーム誤り判定結果から要求FERに応
じた時間区間の移動平均を計算することにより観測FE
Rを求める。最後に、第3のステップとして、品質調整
部124は、観測FERに対応する観測SNRを求め
る。
【0052】本実施形態においては、上述の観測SNR
から要求SNRを引いたものを相対SNRといい、第1
データ及び第2データそれぞれに対する相対SNRを第
1相対SNR及び第2相対SNRという。
【0053】このように、各データ系列についての相対
SNRが求まると、品質調整部124は、第2相対SN
Rを基準とした第1相対SNRの関係からMDFビット
を生成する。ここでは、所定の関係として、第1相対S
NRから第2相対SNRを引いたものを、相対SNR差
分として定義する。
【0054】ここで、品質調整部124は、相対SNR
差分が0以上のとき、MDFビットとして、移動局に送
信電力の「減少」を命ずる“1”を出力し、相対SNR
差分が負のとき、移動局に送信電力の「増加」を命ずる
“0”を出力する。
【0055】送信電力制御(TPC)部125は、品質
調整部124から与えられる目標SIRと、レイク受信
器121から与えられる第1データに対するレイクSI
Rとを比較し、送信電力制御(TPC)ビットを計算す
る回路である。
【0056】ここで、TPC部125は、レイクSIR
が目標SIRを下回るとき、TPCビットとして、移動
局に送信電力の「増加」を命ずる“0”を出力し、レイ
クSIRが目標SIR以上のとき、送信電力の「減少」
を命ずる“1”を出力する。
【0057】チャネル符号化器131は、下りリンクデ
ータの符号化処理を実行し、符号化後のデータをチャネ
ル符号化データとしてチャネル多重部126に出力する
回路である。この符号化器131の場合も、符号化処理
として、誤り訂正符号化処理等の処理を実行する。
【0058】チャネル多重部126は、前述の品質調整
部124から与えられる品質修正(MDF)ビットと、
送信電力制御部125から与えられる送信電力制御(T
PC)ビットとを、チャネル符号化データに多重化し、
後段回路に出力する回路である。なおここで、TPCビ
ットは1.25[ms]周期で割り当てられ、MDFビ
ットは時刻の偶数秒から始めた80[ms]周期でTP
Cビットに代えて送信される。図4に、このTPCビッ
トとMDFビットの送信タイミングを示す。
【0059】拡散変調部127は、チャネル多重部12
6の出力データを拡散変調し、送信無線部130に出力
する回路であり、変調後のデータは、送信無線部130
より対向する移動局側に無線伝搬路を介して送出され
る。
【0060】(C)実施形態での送信電力制御動作 最後に、以上の構成を有する移動局及び基地局により構
成される移動通信システム全体の通信動作を、現象別に
まとめて説明しておく。なお、移動局及び基地局の間で
は、既に、無線伝搬路を経由した通信が開始されている
ものとする。
【0061】(C−1)基地局で実際に受信されたレイ
クSIRの値が目標SIRに比して相対的に大きくなっ
た場合(なお、この場合には、レイクSIRが大きくな
る場合だけでなく、目標SIRが相対的に低下すること
による場合も含まれる。) 基地局と移動局間の通信は、無線伝搬路を介しての通信
となるため、受信状態は、フェージング等の影響を受け
易い。そこで、基地局側の送信電力制御部125では、
この無線伝搬路上の状態を第1のデータ系列を用いて監
視し(第2のデータ系列についても伝搬経路は同じであ
るため)、この場合のように受信状態が良好となり、目
標値よりも大きくなった場合には、送信電力の低下を命
ずべくTPCビットを”1”に設定する。この後、TP
Cビットは、制御データとして、下りリンクデータ(メ
ッセージデータ)に多重され、移動局側のTPCゲイン
計算部109に通知される。
【0062】基地局側のTPCゲイン計算部109は、
このTPCビットが”1”であることを確認すると、第
1のデータ系列及び第2のデータ系列のそれぞれについ
てのクローズドループゲインを、1.0[dB]づつ低
下させるよう設定する。かくして、可変ゲイン送信アン
プ103及び106に与えられるTPCゲインは、他の
ゲイン要素に変更がない限り、1.0[dB]の低下と
して指示され、それ以降における第1及び第2データ系
列の送信電力が低下される。
【0063】(C−2)基地局で実際に受信されたレイ
クSIRの値が目標SIRに比して相対的に小さくなっ
た場合(なお、この場合には、レイクSIRが小さくな
る場合だけでなく、目標SIRが相対的に大きくなるこ
とによる場合も含まれる。) 一方、この場合には、基地局側の送信電力制御部125
がTPCビットを”0”に設定する。このTPCビット
は、同じく無線搬送路を介して移動局側のTPCゲイン
計算部109に通知される。ただし、この場合には、T
PCビットが”0”であるので、TPCゲイン計算部1
09は、クローズドループゲインを1.0[dB]増加
させるように動作し、その他のゲイン要素に変更がない
場合には、可変ゲイン送信アンプ103及び106のT
PCゲインを1.0[dB]増加させる。これにより、
それ以降における第1及び第2データ系列の送信電力が
増加される。
【0064】(C−3)品質調整部131で計算される
相対SNRが0以上の場合 要求品質が異なる複数のデータ系列を、同一周波数(伝
搬路)上に多重して送信する場合、各データ系列の送信
に用いる送信電力を同じとすると、一方のデータ系列の
伝送には十分でも、他方のデータ系列の伝送には不十分
な状態が生じ得る。
【0065】この実施形態における基地局では、第1の
データ系列について求められる第1相対SNRと、第2
のデータ系列について求められる第2相対SNRと差分
を品質調整部124で監視し、両データ系列の受信状態
が相対的にほぼ同じになるようにMDFビットの制御を
行う。
【0066】そして、この場合のように、相対SNRが
0以上となり、第1相対SNRが第2相対SNRより大
きくなった場合には、相対的に第1のデータ系列の受信
状態が良好となり、要求SNRに対する観測SNRの差
がかなり大きくなっていることを意味するため、基地局
側の品質調整部124は、第1のデータ系列の送信電力
の低下を命ずべくMDFビットを”1”に設定する。こ
の後、MDFビットは、制御データとして、下りリンク
データ(メッセージデータ)に多重され、移動局側のT
PCゲイン計算部109に通知される。
【0067】基地局側のTPCゲイン計算部109は、
このMDFビットが”1”であることを確認すると、第
1のデータ系列についてのクローズドループゲインを
0.1[dB]づつ低下させるよう設定する。かくし
て、可変ゲイン送信アンプ103に与えられるTPCゲ
インは、他のゲイン要素に変更がない限り、0.1[d
B]の低下として指示され、それ以降における第1デー
タの送信電力が第2データの送信電力に対し相対的に低
下される。
【0068】(C−4)品質調整部131で計算される
相対SNRが0より小さくなった場合 この場合は、各データ系列に要求される品質及び受信状
態の違いに係わらず、第1のデータ系列についての第1
相対SNRが、第2のデータ系列についての第2相対S
NRより大きくなった場合である。
【0069】一方、この場合には、基地局側の品質調整
部124がMDFビットを”0”に設定する。このMD
Fビットは、同じく無線搬送路を介して移動局側のTP
Cゲイン計算部109に通知される。ただし、この場合
には、MDFビットが”0”であるので、品質調整部1
24は、クローズドループゲインを0.1[dB]増加
させるように動作し、その他のゲイン要素に変更がない
場合には、可変ゲイン送信アンプ103のTPCゲイン
を0.1[dB]増加させる。これにより、それ以降に
おける第1のデータの送信電力が増加される。
【0070】(D)実施形態の効果 このように、本実施形態に係る移動通信システムにおい
ては、同一周波数上で多重伝送される第1のデータ系列
及び第2のデータ系列のそれぞれに要求される通信品質
が異なる場合にも、各データ系列についての観測SNR
と要求SNRとの差が小さくなるように、第1のデータ
系列の送信電力を制御する構成としたことにより、両デ
ータ系列が要求される通信品質を満足し、かつ、各デー
タ系列が過剰な送信電力を送信しない効率的な移動通信
システムを実現できる。
【0071】これにより、通信品質の劣化や再送制御に
よる伝送速度の低下を有効に回避し得る。また、他の利
用者等への干渉を低減でき、同時接続数の減少を有効に
回避し得る。
【0072】(E)他の実施形態 (E−1)なお、上述の実施形態においては、第1のデ
ータ系列及び第2のデータ系列のそれぞれについて求め
た相対SNR及び相対SNR同士の差分、すなわち相対
SNR差分に基づいて、MDFビットを設定する場合に
ついて述べたが、これに代え、第1のデータ系列につい
て求めた要求FERと観測FERとの差分及び第2のデ
ータ系列について求めた要求FERと観測FERとの差
分同士の差分が小さくなるように、MDFビットを設定
するようにしても良い。
【0073】(E−2)また、上述の実施形態において
は、観測されたFERと要求されるFERの値を基に、
観測されるSNRと要求されるSNRの値を推定し、推
定された値を用いMDFビットを設定する場合について
述べたが、第1のデータ系列及び第2のデータ系列それ
ぞれについてSNRを直接求めることができる場合に
は、それらの値から直接MDFビットを設定するように
しても良い。
【0074】同様に、前述の(E−1)項の場合にも、
要求FERと観測FERの値を直接求めることができる
場合には、それらの値から直接MDFビットを設定し、
直接得られない場合には、図3とは反対に、要求SNR
及び観測SNRの関係から要求FER及び観測FERを
推定し、それらの推定値からMDFビットを設定すれば
良い。
【0075】(E−3)また、上述の実施形態において
は、MDFデータの制御対象を第1のデータ系列の送信
電力とする場合について述べたが、第2のデータ系列を
制御対象とする場合にも適用し得る。なお、いずれか一
方の送信電力を制御するのではなく、同時に両方のデー
タ系列の送信電力を個別に制御する構成としても良い。
【0076】(E−4)また、上述の実施形態において
は、2系統のデータ系列を多重伝送する場合について述
べたが、3系統以上のデータ系列を多重伝送する場合に
も適用し得る。この場合、通信品質を異にする各データ
系列ごとにその送信電力を制御するようにしても良い。
【0077】(E−5)また、上述の実施形態において
は、上りリンクの送信電力を制御する場合について述べ
たが、下りリンクの送信電力を制御するようにしても良
い。
【0078】(E−6)また、上述の実施形態において
は、移動局と基地局とで構成される通信システムについ
て説明したが、当該通信システムを構成する送信局と受
信局との関係はこれに限らない。
【0079】(E−7)また、上述の実施形態において
は、送信電力の増減を指示するTPCビット及びMDF
ビットのそれぞれを、移動局側に送信される制御データ
中に含める場合について述べたが、通信データそのもの
に(すなわち、メッセージデータそのものに)重畳して
送信させる構成としても良い。
【0080】(E−8)また、上述の実施形態において
は、TPCビットが”1”か”0”かでゲインを1.0
〔dB〕減少又は増加させ、MDFビットが”1”か”
0”かでゲインを0.1〔dB〕減少又は増加させる構
成としたが、各調整幅及び相対的な調整幅の関係につい
てはこれに限らない。
【0081】(E−9)また、上述の実施形態において
は、図3に示す関係のデータをテーブル手段として保持
する場合について述べたが、これらの関係を変換式とし
て保持し、その都度、演算により求めることにしても良
い。
【0082】(E−10)また、上述の実施形態におい
ては、相対SNR差分を、第1相対SNRから第2相対
SNRを引いたものとして定義し、その値の正負により
MDFビットの値を設定したが、MDFビットの設定方
法はこれに限らず、各データ系列について求められる要
求品質と実際の受信品質との差が互いに近づくように制
御できれば他の方法を用いても良い。
【0083】(E−11)また、上述の実施形態におい
ては、本発明を移動通信システムに適用する場合につい
て述べたが、要求品質を異にする複数の論理データを、
複数の物理チャネルを通じ多重伝送する通信システムで
あれば、移動通信システムに限られるものでなく、例え
ば、固定局間の通信に使用する場合にも適用し得る。
【0084】(E−12)また、上述の実施形態におい
ては、本発明を符号分割多重アクセス(CDMA)通信
システムに適用する場合について述べたが、要求品質を
異にする複数の論理データを、複数の物理チャネルを通
じ多重伝送する通信システムであれば、多重方式は符号
分割方式に限られない。
【0085】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、要求品
質を異にする第1及び第2の論理データを、物理的に異
なる複数の通信チャネルを通じて多重伝送する第1の通
信装置と、各論理データに要求される要求品質及び実際
に受信された論理データから求められる受信品質に基づ
いて、当該論理データの送信側である第1の通信装置の
送信電力を制御する第2の通信装置を有する多重通信シ
ステムにおける第2の通信装置に、第1及び第2の論理
データのいずれか一方又は双方の送信電力を個別に制御
する送信電力制御情報を設定し、これを第1の通信装置
側に送信する送信電力制御手段を備えるようにしたこと
により、各論理データ単位でその送信電力を制御できる
ため、各論理データに要求される品質と、過剰な送信電
力の抑制とを両立できる多重通信システムを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】拡散変調部の構成を示すブロック図である。
【図3】相対SNRの設定原理を示す特性曲線図であ
る。
【図4】TCPビットとMDFビットの送信タイミング
関係を示す説明図である。
【符号の説明】
101、104…チャネル符号化器、102、105…
拡散変調部、103、106…可変ゲイン送信アンプ、
107…受信AGCアンプ、108…レイク受信器、1
09…TCPゲイン計算部、110…送信無線部、11
1…受信無線部、112…チャネル復号器、121…レ
イク受信器、122、123…チャネル復号器、124
…品質調整部、125…送信電力制御部、126…チャ
ネル多重部、127…拡散変調部、128…タイミング
生成部、129…受信無線部、130…送信無線部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要求品質を異にする第1及び第2の論理
    データを、物理的に異なる複数の通信チャネルを通じて
    多重伝送する第1の通信装置と、各論理データに要求さ
    れる要求品質及び実際に受信された論理データから求め
    られる受信品質に基づいて、当該論理データの送信側で
    ある前記第1の通信装置の送信電力を制御する第2の通
    信装置を有する多重通信システムであって、 前記第2の通信装置が、前記第1及び第2の論理データ
    のいずれか一方又は双方の送信電力を個別に制御する送
    信電力制御情報を設定し、これを第1の通信装置側に送
    信する送信電力制御手段を備えることを特徴とする多重
    通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多重通信システムにお
    いて、 前記送信電力制御手段が、一の論理データに要求される
    要求品質と、実際に受信された論理データについて求め
    られる受信品質との第1の差分値と、他の一の論理デー
    タについて要求される要求品質と、実際に受信された論
    理データについて求められる受信品質との第2の差分値
    とが近づくように、前記送信電力制御情報を設定する、
    ことを特徴とする多重通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の多重通信システ
    ムにおいて、前記品質を、フレーム誤り率で与えること
    を特徴とする多重通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の多重通信システ
    ムにおいて、前記品質を、受信信号雑音比で与えること
    を特徴とする多重通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の多重通
    信システムにおいて、前記送信電力制御手段は、前記送
    信電力制御情報を、制御データの一部又は全部として第
    1の通信装置に送信する、ことを特徴とする多重通信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の多重通
    信システムにおいて、前記送信電力制御手段は、前記送
    信電力制御情報を、メッセージデータの一部又は全部と
    して第1の通信装置に送信する、ことを特徴とする多重
    通信システム。
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