JP2734448B2 - 基地局送信電力制御方式 - Google Patents

基地局送信電力制御方式

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JP2734448B2
JP2734448B2 JP8201946A JP20194696A JP2734448B2 JP 2734448 B2 JP2734448 B2 JP 2734448B2 JP 8201946 A JP8201946 A JP 8201946A JP 20194696 A JP20194696 A JP 20194696A JP 2734448 B2 JP2734448 B2 JP 2734448B2
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    • H04W52/04TPC
    • H04W52/52TPC using AGC [Automatic Gain Control] circuits or amplifiers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基地局送信電力制御
方式に関し、特にスペクトラム拡散技術を用いたCDM
A(Code Division Multiple Access )方式の双方向移
動体通信システムに適用される基地局送信電力制御方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式は、送信側で、音声、画像
情報等のデジタル信号(原データ)に疑似雑音符号を乗
算し、狭域のデジタル情報である原データに比べて極め
て広い帯域幅を持つ広帯域信号に変換(スペクトル拡
散)したあと、変調して送信し、受信側において、送信
側と同一の疑似雑音符号を用いて、受信信号との相関を
とる逆拡散を行って原データを復調する、という通信方
式である。このCDMA方式では、受信側において、送
信側で拡散に使用した疑似雑音符号と異なる疑似雑音符
号を用いて、逆拡散復調を行うと、受信信号は広帯域雑
音となることを利用して、特定の信号のみを取り出すこ
とができる。即ち、疑似雑音符号をチャネル毎に相互の
相関が十分小さくなるようにして割り当てることによ
り、各チャネル毎に原データを分離することができる。
したがって、符号分割による多元接続が可能である。
【0003】CDMA方式では、上記のように、符号分
割により多元接続を実現するため、FDMA(Frequenc
y Division Multiple Access)通信方式やTDMA(Ti
me Division Multiple Access )通信方式と異なり、複
数の基地局がそれぞれ送信する信号の周波数帯域、さら
に各基地局が複数の移動局に向けて送信する信号の周波
数帯域は同一である。このため、基地局が各移動局へ送
信を行う際の送信電力は、各移動局において、自局以外
の移動局へ送信を行うための送信電力は干渉を与える要
因となる。
【0004】CDMA方式の双方向移動体通信システム
では、移動局における{信号強度/雑音の強度}がある
基準値を上回ることを目標として、加入者容量を決定す
る。つまり、雑音強度の比率が高ければ、加入者容量は
小さくなり、逆に、雑音強度の比率が低ければ、加入者
容量は大きくなる。
【0005】そこで、CDMA方式の双方向移動体通信
システムでは、各移動局において適切な通話品質が得ら
れ、かつ他の移動局に対する干渉比率が低下するように
基地局の送信電力を調整して、加入者容量の増大を図る
ようにしている。
【0006】従来の、この種の基地局送信電力制御方式
としては、たとえば「An overviewof the application
of Code Division Multiple Access (CDMA) to digital
cellular systems and personal cellular networks,
MAY 21, 1992 」および「TIA/EIA INTERIM STANDARD Mo
bile Station-Base Station Compatibility Standard f
or Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular Sys
tem TIA/EIA/IS-95-A(Revision of TIA/EIA/IS-95), MA
Y, 1995 」に示される方式がある。
【0007】図7に、従来の基地局送信電力制御方式を
採用した基地局送受信機の一例を示す。この基地局送受
信機70は、基地局が、自局固有のサービスエリア内に
存在(位置)する移動局と交信を行うためのものであ
る。通常、基地局は、複数の移動局と同時に交信できる
ように、この基地局送受信機70を複数有している。
【0008】基地局送受信機70は、送信系と受信系と
を有している。送信系は、符号化器71、疑似雑音符号
発生器72、局部発振器73、ミキサ74及び75、送
信電力制御器76、及び可変利得送信増幅器77を有
し、送信信号を、空中線78から送信するために、共用
増幅器79に接続されている。また、受信系は、分配器
81を介して空中線82に接続されており、自動利得受
信増幅器83、疑似雑音符号発生器84、局部発振器8
5、ミキサ86及び87、フィルタ88、及び復号化器
89を有している。
【0009】次に、この基地局送受信機70の動作を説
明する。まず送信系では、ある移動局に送信しようとす
る入力デジタルデータが、符号化器71に入力される。
符号化器71は、入力デジタルデータを符号化処理し、
ミキサ75に出力する。また、疑似雑音符号発生器72
は所定の拡散符号(疑似雑音符号)を発生し、局部発振
器73は所定周波数の周波数信号を発生し、ミキサ74
は、これらを乗算した信号をミキサ75へ出力する。ミ
キサ75は、符号化器71で符号化処理された入力デジ
タルデータにミキサ74の出力信号を乗算し、変調す
る。そして、可変利得送信増幅器77は、送信電力制御
器76によって設定された利得に従い、ミキサ75の出
力を増幅して共用増幅器79へ出力する。
【0010】共用増幅器79は、複数の基地局送受信機
70からの出力を合成して、一定の利得で増幅し、空中
線79へ出力する。
【0011】一方、受信系では、分配器81が、空中線
82で受信した受信信号を複数の基地局送受信機70に
分配する。分配された受信信号は、各基地局送受信機7
0の自動利得受信増幅器83に入力される。
【0012】自動利得受信増幅器3は、入力された受信
信号の振幅が所定値になるよう、受信信号を増幅して、
ミキサ87へ出力する。また、疑似雑音符号発生器7は
所定の拡散符号をミキサ86へ出力し、局部発振器9は
所定周波数の信号をミキサ86へ出力する。ミキサ86
は、疑似雑音符号発生器7からの拡散符号と局部発振器
9からの所定周波数を乗算してミキサ87へ出力する。
ミキサ87は、受信信号とミキサ86の出力を乗算す
る。フィルタ88は、ミキサ87の出力をフィルタリン
グし、主に他チャネルのデジタルデータに対応する広帯
域雑音成分を抑制して、交信相手の移動局により符号化
されたデジタルデータに変換(再生)する。復号化器8
9は、入力されたデジタルデータを復号化し、出力デジ
タルデータを出力する。合わせて、復号化器89は、復
号化されたデジタルデータに含まれる、移動局が基地局
に報告してきた、各種制御メッセージの中からパワー測
定報告メッセージを抽出して、送信系の送信電力制御器
76へ出力する。
【0013】復号化器89が送信電力制御器76へ出力
したパワー測定報告メッセージには、移動局が測定した
下りチャネル受信品質情報が含まれている。送信電力制
御器76は、この下りチャネル受信品質に基づいて、下
りチャネル受信品質を評価し、下りチャネル受信品質が
所定のしきい値より悪ければ、その移動局の下りチャネ
ル品質が劣化していると判断して、送信出力を増やすよ
うに可変利得送信増幅器77の利得を増加させる。逆
に、送信電力制御器76は、下りチャネル受信品質が所
定のしきい値より良ければ、その移動局の下りチャネル
品質が過剰であると判定して、送信出力を減らすように
可変利得送信増幅器77の利得を減少させる。
【0014】こうして、従来の基地局送信電力制御方式
では、移動局の受信品質に基づいて、基地局側の送信電
力の調整を行うことにより、各移動局において適切な通
話品質が得られ、かつ他の移動局に対する干渉比率が低
下するようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、出力
電力の調整が有効に作用していないということである。
即ち、加入者容量を増大させることを目的として、出力
電力を調整しているにも拘らず、それが反って、同時に
通話できる移動局数を制限し、システムの加入者収容数
を減少させ、システム全体の伝送効率を減少させて、無
線資源が有効に利用できなくしていることである。
【0016】その理由を次に説明する。例えば、互いに
隣接するサービスエリアを有する第1及び第2の基地局
と、それぞれのサービスエリアに位置する第1及び第2
の移動局を考える。ここで、第1の移動局は第1の基地
局と、第2の移動局は第2の基地局と、それぞれ交信し
ているが、第1の移動局は、第2の基地局の送信信号の
影響を受ける位置に、第2の移動局は、第1の基地局の
送信信号の影響を受ける位置に、存在するものとする。
【0017】このような状況下で、第1の移動局が移動
するなどして、その下りチャネル受信品質が劣化する
と、第1の移動局は、パワー測定報告メッセージを用い
て受信品質の劣化を、第1の基地局へ通知する。このメ
ッセージを受信した第1の基地局では、第1の移動局の
下りチャネル受信品質が劣化したことを検出して、第1
の移動局の下りチャネル受信品質を改善するため、第1
の移動局に対する第1の基地局送信電力を増大させる。
この結果、第1の移動局の下りチャネル受信品質は向上
する。
【0018】その一方で、第1の基地局の送信電力の増
大は、第1の基地局の影響を受け得る位置に存在する第
2の基地局に対して、広帯域雑音成分を増加させてしま
う。これは、スペクトラム拡散通信技術(CDMA方
式)の特徴に基づくものである。つまり、第2の移動局
の下りチャネル受信信号対広帯域雑音比が、第1の基地
局送信電力の増大に伴い小さくなるため、第2の移動局
の下りチャネル受信品質は劣化してしまう。
【0019】また、第2の移動局は、この下りチャネル
受信品質の劣化を、パワー測定報告メッセージにより、
第2の基地局に通知する。そして、通知を受けた第2の
基地局は、下りチャネル受信品質情報より第2の移動局
の下りチャネル受信品質が劣化したことを検出し、第2
の移動局の下りチャネル受信品質を改善するために、第
2の移動局に対する基地局送信電力を増大させる。この
結果、第2の移動局の下りチャネル受信品質は向上す
る。しかしながら、前述の理由と同様の理由で、第1の
移動局の下りチャネル受信品質は低下する。
【0020】以降、このような状況下では、第1の基地
局から第1の移動局への送信電力の増大と、第2に基地
局から第2の移動局への送信電力の増大とが、交互に、
最大送信電力になるまで繰り返され、結局、両移動局の
下りチャネル品質は劣化したまま改善されないことにな
ってしまう。
【0021】ここでは、2つの基地局と2つの移動局の
場合を例に挙げたが、実際には、単一の基地局において
も、複数の移動局と交信を行っている場合には、同様の
現象が発生し、第1の基地局、第2の基地局の影響を受
け得る、他の移動局(第1及び第2の基地局以外の基地
局のサービスエリアに存在する移動局を含む)の下りチ
ャネル受信品質も劣化する。すなわち、ある移動局の下
りチャネル受信品質の劣化の影響が、その移動局が存在
するサービスエリア内にとどまらず、隣接するサービス
エリアへ次々に伝搬し、システム全体の下りチャネル受
信品質を劣化させることになる。
【0022】このように、従来の基地局送信電力制御方
式では、移動局が個別に測定報告した下りチャネル受信
品質情報に基づいて、各基地局が移動局毎に独立して個
々に基地局送信電力の設定を行っており、すなわち個々
の移動局の基地局送信電力制御がシステム全体の統制な
く行われているため、収束することのないフィードバッ
ク現象が発生しうるため、上記のような問題点が発生す
る。
【0023】本発明の目的は、CDMA無線変調方式を
採用する双方向移動無線通信システムにおいて、ある移
動局の下りチャネル受信品質の劣化の回避が、他の移動
局の下りチャネル受信品質劣化を連鎖的に引き起される
ことを防止し、システムの伝送効率を向上させる基地局
送信電力制御を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、受信信
号に含まれる下りチャネル受信品質情報を抽出する情報
抽出手段(図1の12)と、送信信号を利得値に基づい
て増幅する可変利得増幅手段(図1の77)と、前記下
りチャネル受信品質情報に基づいて、前記利得値を設定
する送信電力制御手段(図1の76)とをそれぞれ備え
た複数の基地局送受信機(図1の70)を有する基地局
の基地局送信電力制御方式において、前記複数の基地局
送受信機から前記下りチャネル受信品質情報及び前記利
得値の少なくとも一方を読み出して前記基地局の送信状
態を周期的に検知し、該送信状態が所定の条件を満たし
たとき、前記複数の基地局送受信機の送信電力の平均を
低下させるように、前記送信電力制御手段に対して前記
利得値の変更を指示する基地局制御手段(図1の11、
12、及び13)を設けたことを特徴とする基地局送信
電力制御方式が得られる。
【0025】ここで、前記基地局制御手段は、前記利得
値に基づいて前記複数の基地局送受信機の送信電力をそ
れぞれ求めて合計し、合計した総送信電力と所定値と比
較して、前記総送信電力が所定値を上回る場合に、前記
利得値を減少させるよう前記送信電力制御手段に対して
前記利得値の変更を指示する。
【0026】または、前記基地局制御手段は、前記利得
値に基づいて前記複数の基地局送受信機の利得値分布を
求め、利得値分布と所定値と比較して、前記利得値分布
がが所定値を上回る場合に、前記利得値を減少させるよ
う前記送信電力制御手段に対して前記利得値の変更を指
示する。
【0027】あるいは、前記基地局制御手段は、前記利
得値が飽和している基地局送受信機の数を求め、その数
が所定数を上回る場合に、前記利得値を減少させるよう
前記送信電力制御手段に対して前記利得値の変更を指示
する。
【0028】さらにまた、前記基地局制御手段は、前記
下りチャネル受信品質情報に基づいて前記複数の基地局
送受信機の無線品質値を求め、該無線品質値が所定値を
下回る基地局送受信機が所定数以上存在する場合に、前
記利得値を減少させるよう前記送信電力制御手段に対し
て前記利得値の変更を指示する。
【0029】
【作用】基地局送信電力が不適切に設定されているとき
に、基地局送信電力を適切な値に設定する。このため、
複数の移動局の受信器における受信品質劣化状態の継続
を防止できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0031】図1に本発明による基地局送信電力制御方
式の第一の実施例の形態の構成を示す。ここで、従来と
同一のものには同一符号を付し、その説明を省略する。
【0032】図1の基地局送信電力制御方式は、基地局
が有する全ての基地局送受信機70に接続される基地局
制御器11と、各基地局送受信機70において符号化器
89に接続されるメモリ12と、各基地局送受信機70
の送信電力制御器76とメモリ12とを基地局制御器1
1に接続する基地局制御器インタフェース器13とを有
している。なお、図2に、基地局制御器11と基地局内
の複数の基地局送受信機70との関係を示しておく。
【0033】メモリ12は、復号化器12で抽出され、
送信電力制御器76に出力されるパワー測定報告メッセ
ージに含まれる下りチャネル受信品質情報を、入力毎に
蓄積する。
【0034】基地局制御器11は、各基地局送受信機7
0の基地局制御器インタフェース器13を介して、送信
電力制御器76が可変利得送信増幅器77に設定した利
得値を読み出す。また、基地局制御器11は、各基地局
送受信機70の基地局制御器インタフェース器13を介
して、各メモリ12の内容、すなわち移動局が測定した
下りチャネル受信品質情報を読み出す。さらに、基地局
制御器11は、各基地局送受信機70の基地局制御器イ
ンタフェース器13を介して、送信電力制御器76が可
変利得送信増幅器77に設定している利得値を更新す
る。
【0035】以下、この基地局送信電力制御方式の動作
について詳述する。ここで、送信動作及び受信動作は、
基本的に従来と同じなので説明を省略し、送信電力制御
につてのみ説明する。
【0036】まず、移動局は、次のような場合に、基地
局へパワー測定報告メッセージを送信する。即ち、移動
局での受信データフレーム数が所定のしきい値に達した
ときに、それまでに受信したデータフレーム数と受信失
敗回数(不正データフレーム数)とを基地局に周期的に
報告する場合と、移動局での受信失敗回数(受信データ
フレーム不正数)が所定のしきい値に達したときに、そ
れまでに受信したデータフレーム数と不正データフレー
ム数とを報告する場合である。
【0037】パワー測定報告メッセージには、下りチャ
ネル受信品質情報が含まれており、この下りチャネル受
信品質情報は、移動局で測定した下りチャネルのフレー
ムエラー数及びフレーム受信数と、その移動局が同時に
通信している1つまたは複数の基地局のパイロット信号
強度情報とを含んでいる。なお、各パイロット信号強度
情報は、その移動局と各基地局との相対的な距離、及び
その移動局を取り囲む複数の基地局からの干渉量にそれ
ぞれ関連する。また、メモリ12には、下りチャネル受
信品質情報の下りチャネルのフレームエラー数およびフ
レーム受信数が蓄積される。
【0038】送信電力制御器76は、従来同様、復号化
器89からパワー測定報告メッセージを受け取ると、可
変利得送信増幅器の利得を更新し、基地局送信電力を制
御する。この送信電力制御は、各基地局送受信機毎に独
立して行われる。また、この送信電力制御は、交信相手
である移動局が、1つの基地局とのみ通信している場合
と、同時に複数の基地局と通信している場合とで異なる
処理を行う。
【0039】交信相手の移動局が1つの基地局とのみ通
信していると基地局で判断した場合、送信電力制御器7
6は、次のように動作する。
【0040】まず、下りチャネル受信品質情報より求ま
るフレームエラー率が、所定のしきい値より大きい場合
は、その移動局の下りチャネル品質が劣化していること
を示しているので、下りチャネル品質を向上させるた
め、所定のステップ幅分だけ送信出力を増加させるよう
に可変利得送信増幅器77の利得値の設定をする。
【0041】逆に、下りチャネル受信品質情報より求ま
るフレームエラー率が、所定のしきい値より小さけれ
ば、その移動局の下りチャネル品質が過剰であることを
示しているので、所定のステップ幅分だけ送信出力を減
衰させるため可変利得送信増幅器77の利得設定をす
る。または、下りチャネル受信品質情報の自基地局に対
応したパイロット信号強度に基づいて所定の演算を行
い、可変利得送信増幅器77の利得値を算出し、利得の
設定を行う。
【0042】次に、交信相手の移動局が同時に複数の基
地局と通信していると基地局で判断した場合について説
明する。
【0043】まず、下りチャネル受信品質情報より求ま
るフレームエラー率が所定のしきい値より小さければ、
下りチャネル受信品質情報の複数のパイロット信号強度
に基づいて所定の演算を行い、可変利得送信増幅器77
の利得値の算出して、利得の設定をする。
【0044】逆に、下りチャネル受信品質情報より求ま
るフレームエラー率が所定のしきい値より大きい場合
は、下りチャネル受信品質情報の複数のパイロット信号
強度より算出したステップ幅分だけ送信出力を増加させ
るように可変利得送信増幅器77の利得を設定をする。
【0045】以上のようにして、各々独立して送信電力
の制御を行う各基地局送受信機70に対して、基地局制
御器11は所定の周期で、可変利得送信増幅器77に設
定されている利得値を読み出す。なお、読み出しの対象
は、移動局と通信中の基地局送受信機70である。
【0046】基地局制御器11は、各可変利得送信増幅
器77から読み出した利得値を合計し、基地局が送信し
ている総送信電力を算出する。そして、算出した総送信
電力が所定のしきい値を越えている場合に、基地局全体
の基地局送信電力制御の処理が起動される。
【0047】まず、基地局制御器11は、移動局と交信
中の基地局送受信機70のメモリ12より、蓄積されて
いる下りチャネル受信品質情報を読み出す。そして、基
地局制御器11は、読み出したチャネル受信品質情報を
評価して、各移動局の無線品質値を算出し、算出した無
線品質値に基づいて、移動局の順序付けを行う。
【0048】ここで、無線品質値の算出方法の一例を数
式1を参照して説明する。
【0049】
【数1】 数式1において、Err for(0) は、最新に蓄積された下
りチャネル受信品質情報より求まる下りチャネルのフレ
ームデータ誤り率、Err for(i) は、i個前に蓄積され
た下りチャネル受信品質情報より求まる下りチャネルの
フレームデータ誤り率である。またnの値はメモリ12
に備えられる最大の下りチャネル受信品質情報サンプル
数以下である。Ffor(i)はErr for(i) に対する重み付
け定数である。
【0050】基地局制御器11は、数式1により求めた
無線品質値が、所定の値以上の無線品質値を有するもの
の中から、品質が上位の無線品質値より順に、所定の数
以下の移動局を選択する。そして、基地局制御器11
は、選択された移動局と交信中の基地局送受信機70に
ついて、可変利得送信増幅器77に設定されている利得
値に応じた減衰値を算出し、その減衰値分だけ送信出力
を下げるよう、基地局制御器インタフェース器23を介
して送信電力制御器76に指示を出す。
【0051】この結果、基地局制御器11が選択した移
動局への送信電力は減少し、それにともない、選択され
なかった移動局の通話品質が改善される。また、基地局
の総送信電力を抑制することができる。
【0052】例えば、ある基地局から複数の移動局
((1)〜(10))に対する送信が、図3に示すような基地
局送信電力で行われている場合に、基地局制御器11に
よる送信電力制御が行われると、図4に示すようにな
る。即ち、図3において、全ての移動局に対する基地局
総送信電力(ここでは、平均送信電力を代用)が所定の
値が越えていると、基地局制御器11は、上述したよう
な処理を行い、例えば、移動局(5)、(7)、及び(10)を選
択して、これら移動局への基地局送信電力を図4に示す
ように減衰させ、結果として、平均送信電力を低下させ
ることができる。
【0053】なお、移動局が複数の基地局と交信してい
る場合において、ある基地局がその基地局制御器11に
よる送出電力の制御により、移動局への送信電力を低下
させたとしても、フレームエラー率は、ほとんど変わら
ない。これは、スペクトラム拡散通信では、移動局の下
りチャネル受信信号のフレームエラー率は{信号強度/
雑音の強度}で示される比率に依存しており、例えば、
2つの基地局と同時に通信している移動局の{信号強度
/雑音の強度}が数式2で表されることによる。即ち、
数式2において、基地局aで基地局制御器11による基
地局送信電力制御の処理が実行された結果、Ea の値が
小さくなったとしても、ΣNa も同時に小さくなるた
め、処理実行前と同程度の{信号強度/雑音の強度}が
得られるからである。
【0054】
【数2】 ここで、Ea は、基地局aが移動局に対して送信する信
号の受信電力、Eb は、基地局bが移動局に対して送信
する信号の受信電力、Na は、基地局aが他の移動局に
対して送信する信号の受信電力、Nb は、基地局bが他
の移動局に対して送信する信号の受信電力、Netc は、
他の基地局の送信する信号及び自然熱雑音等のシステム
外雑音、である。
【0055】次に図5を参照して本発明の基地局送信電
力制御方式の第2の実施の形態について説明する。
【0056】本実施の形態では、複数の基地局50(5
0a〜50k)に接続され、これら基地局50と通信
し、これらを制御する移動体交換機51を有している。
なお、各基地局は、第1の実施の形態と同様に、基地局
制御器11、メモリ12、及び基地局制御器インタフェ
ース器13を備えている。また、図中の六角形は、各基
地局50のサービスエリアを示す。
【0057】次に第2の実施の形態を有する基地局送信
電力制御方式の動作について説明する。
【0058】ある基地局、例えば基地局50fで、第一
の実施の形態で説明したような、基地局制御器11によ
る基地局送信電力制御を起動する要因が発生したとす
る。すると、基地局50fは、移動体交換機51に対し
て、無線状態劣化報告を通知する。
【0059】移動体交換機51は、基地局50fからの
無線状態劣化報告を受けると、基地局50fと基地局5
0fに隣接する基地局30b、30c、30e、30
g、30i、及び30j、に対して、基地局制御器11
による基地局送信電力制御を起動するように指示をす
る。基地局送信電力制御を起動するように指示された各
基地局30は、第一の実施の形態において説明した基地
局送信電力制御の処理を実行する。
【0060】このように、ある基地局において基地局制
御器11による基地局送信電力制御を行う場合に、隣接
する基地局においても、同様の基地局送信電力制御を行
うようにしたことで、より広範囲で、システム全体とし
て適切な基地局送信電力制御を行うことができる。
【0061】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、基地局制御器11が、各可変利得送信増幅器77か
ら読み出した利得値を合計し、その総送信電力が、所定
のしきい値を越えている場合に、基地局全体の基地局送
信電力制御の処理を起動する事としたが以下のような場
合も起動要因とすることができる。
【0062】例えば、基地局制御器11が所定の周期
で、通話中の移動局に対応する複数の移動局対応の基地
局送受信機70のメモリ12の下りチャネル受信品質情
報を読み出し、数式1で求めたように無線品質値を算出
する。このとき、所定の移動局数以上が所定の無線品質
値を満たしていないことを検出したとき、基地局全体の
基地局送信電力制御を起動する要因としてもよい。
【0063】また、基地局制御器11が所定の周期で、
通話中の基地局送受信機70より、可変利得送信増幅器
11に設定されている利得値を読み出し、下記の数式3
によって利得値分布を算出する。そして、利得値分布が
大きい方に偏っている状態と判断した場合、即ち、数式
3で求まる{利得値分布}が所定のしきい値より大きい
とき、を基地局全体の基地局送信電力制御を起動する要
因としてもよい。
【0064】
【数3】 ここで、iは通信中の移動局の連番号、A(i) はi番目
の移動局と交信中の基地局送受信機70に設定された利
得値、f(x)は利得値xに対する重み付け定数である。
【0065】さらに、基地局制御器11が所定の周期
で、通話中の基地局送受信機70より、可変利得送信増
幅器11に設定されている利得値を読み出し、利得値が
最高設定可能送信電力レベルに達している状態、即ち、
送信電力飽和状態、となっている基地局送受信機70が
所定の数以上であることを検出した場合も、基地局全体
の基地局送信電力制御を起動する要因としてもよい。
【0066】さらにまた、基地局全体の基地局送信電力
制御を起動する起因は、上述した要因のうち、1つ、ま
たは複数が発生した場合としてもよい。
【0067】また、上述した第1及び第2の実施の形態
では、基地局制御器11が、移動局の順位付を行って、
上位の移動局に対してのみ送信電力を減少させるように
したが、移動局の順序付けをすることなく、通話中の全
ての基地局送受信機70の可変利得送信増幅器11に設
定されている利得値に応じて、所定の利得値分だけ減衰
させるように指示を出すようにしても良い。この場合の
方が、上記実施の形態よりも構成及び処理が簡単にな
る。
【0068】図6に、移動局の順序付けをすることな
く、全ての基地局送受信機70の可変利得送信増幅器1
1に設定されている利得値を減少させた場合の、基地局
送信電力分布を示す。なお、基地局全体の基地局送信電
力制御を行う前の基地局送信電力分布は、図3のように
なっていたものとする。図6に示すように、この方法に
おいても、基地局制御器11の指示で、(1)から(10)の
各移動局に対する基地局送信電力を減衰させることがで
き、平均送信電力が図3の状態よりも小さくなる。
【0069】
【発明の効果】第1の効果は、音声品質の劣化、メッセ
ージ抜け、通話断状態等のサービス品質の劣化が防止さ
れ、また通話できる移動局数が安定して確保でき、その
結果収容可能な加入者数が増加する。
【0070】その理由は、各移動局に対する基地局送信
電力の飽和や過剰な基地局送信電力増大が防止でき、そ
の基地局と通話している移動局の下りチャネル受信状態
の劣化を防止でき、さらにその基地局の影響を受け得る
場所で通信している他の複数移動局の下りチャネル受信
状態の劣化も防止できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に基地局制御器と複数の基地局送受信機と
の接続を示すブロック図である。
【図3】図1の基地局制御器による基地局送信電力制御
を行う前の各移動局に対する基地局送信電力の分布の一
例を示す図である。
【図4】図1の基地局制御器による基地局送信電力制御
を行った後の各移動局に対する基地局送信電力の分布の
一例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の他の実施の形態による、基地局送信電
力制御を行った後の各移動局に対する基地局送信電力の
分布の一例を示す図である。
【図7】従来の基地局送信電力制御方式を示すブロック
図である。
【符号の説明】
11 基地局制御器 12 メモリ 13 基地局制御器インタフェース器 50a〜50k 基地局 51 移動体交換機 70 基地局送受信機 71 符号化器 72 疑似雑音符号発生器 73 局部発振器 74,75 ミキサ 76 送信電力制御器 77 可変利得送信増幅器 78 空中線 79 共用増幅器 81 分配器 82 空中線 83 自動利得受信増幅器 84 疑似雑音符号発生器 85 局部発振器 86,87 ミキサ 88 フィルタ 89 復号化器

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号に含まれる下りチャネル受信品
    質情報を抽出する情報抽出手段と、送信信号を利得値に
    基づいて増幅する可変利得増幅手段と、前記下りチャネ
    ル受信品質情報に基づいて、前記利得値を設定する送信
    電力制御手段とをそれぞれ備えた複数の基地局送受信機
    を有する基地局の基地局送信電力制御方式において、前
    記複数の基地局送受信機から前記下りチャネル受信品質
    情報及び前記利得値の少なくとも一方を読み出して前記
    基地局の送信状態を周期的に検知し、該送信状態が所定
    の条件を満たしたとき、前記複数の基地局送受信機の送
    信電力の平均を低下させるように、前記送信電力制御手
    段に対して前記利得値の変更を指示する基地局制御手段
    を設けたことを特徴とする基地局送信電力制御方式。
  2. 【請求項2】 前記基地局制御手段が、前記利得値に基
    づいて前記複数の基地局送受信機の送信電力をそれぞれ
    求めて合計し、合計した総送信電力と所定値と比較し
    て、前記総送信電力が所定値を上回る場合に、前記利得
    値を減少させるよう前記送信電力制御手段に対して前記
    利得値の変更を指示することを特徴とする請求項1の基
    地局送信電力制御方式。
  3. 【請求項3】 前記基地局制御手段が、前記利得値に基
    づいて前記複数の基地局送受信機の利得値分布を求め、
    利得値分布と所定値と比較して、前記利得値分布がが所
    定値を上回る場合に、前記利得値を減少させるよう前記
    送信電力制御手段に対して前記利得値の変更を指示する
    ことを特徴とする請求項1の基地局送信電力制御方式。
  4. 【請求項4】 前記基地局制御手段が、前記利得値が飽
    和している基地局送受信機の数を求め、その数が所定数
    を上回る場合に、前記利得値を減少させるよう前記送信
    電力制御手段に対して前記利得値の変更を指示すること
    を特徴とする請求項1の基地局送信電力制御方式。
  5. 【請求項5】 前記基地局制御手段が、前記下りチャネ
    ル受信品質情報に基づいて前記複数の基地局送受信機の
    無線品質値を求め、該無線品質値が所定値を下回る基地
    局送受信機が所定数以上存在する場合に、前記利得値を
    減少させるよう前記送信電力制御手段に対して前記利得
    値の変更を指示することを特徴とする請求項1の基地局
    送信電力制御方式。
  6. 【請求項6】 前記基地局制御手段が、下りチャネル受
    信品質情報に基づいて無線品質値を求め、所定値以上の
    無線品質値有し、しかも、該無線品質値が大きなものか
    ら所定数の前記基地局送受信機に対してのみ、前記利得
    値の変更を指示することを特徴とする請求項1、2、
    3、4、または、5の基地局送信電力制御方式。
  7. 【請求項7】 前記基地局制御手段が、前記利得値の大
    きなものから所定数の前記基地局送受信機に対しての
    み、前記利得値の変更を指示することを特徴とする請求
    項1、2、3、4、または、5の基地局送信電力制御方
    式。
  8. 【請求項8】 複数の基地局にそれぞれ設けられた前記
    基地局制御手段に、移動局交換機を接続し、前記基地局
    制御手段が前記送信状態が所定の条件を満たしたと判断
    した場合に前記移動局交換機に無線状態劣化報告を行
    い、無線状態劣化報告を受けた前記移動局交換機が、当
    該無線状態劣化報告をした基地局に隣接する基地局の前
    記基地局制御手段に対して、前記複数の基地局送受信機
    の送信電力の平均を低下させるように、前記送信電力制
    御手段に対して前記利得値の変更を指示する動作を行う
    よう制御することを特徴とする請求項1の基地局送信電
    力制御方式。
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