JPH11311781A - 直下式バックライト装置および液晶表示装置 - Google Patents

直下式バックライト装置および液晶表示装置

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JPH11311781A
JPH11311781A JP10196321A JP19632198A JPH11311781A JP H11311781 A JPH11311781 A JP H11311781A JP 10196321 A JP10196321 A JP 10196321A JP 19632198 A JP19632198 A JP 19632198A JP H11311781 A JPH11311781 A JP H11311781A
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JP
Japan
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backlight device
fluorescent lamp
direct
type backlight
fluorescent
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JP10196321A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Takeno
正敏 竹野
Masasane Takagi
将実 高木
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】蛍光ランプの使用本数を少なくして組立性を向
上し、かつ薄形化を図るとともに、器具効率の高いバッ
クライト装置を提供する。 【解決手段】大形のバックライト装置に対しては、2本
のバルブの他端部にそれぞれ電極を封装し、かつガラス
管の内部に水銀および希ガスを封入してU字状の放電路
を形成し、ガラス管の内面側に蛍光体層を形成するとと
もに、管径17.5mm±10%、管長990mm±2
0%、ガラス管部の幅38.5mm±10%に構成して
なり、ランプ電力105Wで点灯したときに10500
lm±10%の全光束を発生する蛍光ランプ2を用い
る。また、蛍光ランプの2本のバルブの幅の部分を光出
射面に対してほぼ平行にするか、直角にするか、傾斜し
て支持することができ、輝度分布補正手段を併用する
か、反射板内に蛍光ランプを収納することにより、輝度
の均整化が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶などに好適な
直下式バックライト装置およびこれを用いた液晶表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示面積が比較的小さい液晶表示装置に
用いられるバックライト装置は、薄形にできることか
ら、アクリル樹脂の導光板を用いるサイドライト式バッ
クライト装置が多く用いられている。
【0003】近時、最近液晶表示装置の大形化が進み、
20インチ以上たとえば40インチの大形の液晶パネル
が開発されるようになってきた。液晶パネルが大形化す
ると、サイドライト式バックライト装置では、導光板も
大形化するために、重量が大きくなりすぎ、液晶表示装
置が所要の重量を超えてしまうという問題がある。ま
た、大形の導光板は、コストも高いので、バックライト
装置のコストアップになる。
【0004】そこで、直下式バックライト装置が見直さ
れ、採用されるようになった。
【0005】従来の直下式バックライト装置における蛍
光ランプの配置には、主として以下に示すものが知られ
ている。
【0006】図23は、従来の第1の直下式バックライ
ト装置の光拡散板を除去した状態を示す平面図である。
【0007】図において、101はバックライトケー
ス、102は蛍光ランプ、103はランプソケットであ
る。
【0008】すなわち、バックライトケース101は、
内面が光反射性で浅皿状の箱体である。
【0009】蛍光ランプ102は、直管形で、その4本
が平行に離間してバックライトケース101内に配置さ
れている。
【0010】ランプソケット103は、蛍光ランプ10
2の電極を封着した端部を装着して支持している。この
従来技術では8個のランプソケット103が用いられて
いる。
【0011】図24は、従来の第2の直下式バックライ
ト装置の光拡散板を除去した状態を示す平面図である。
【0012】図23と同一部分については、同一符号を
付して説明を省略する。
【0013】このバックライト装置は、U字状に屈曲し
た蛍光ランプ102’を2本配置したものである。この
従来技術では4個のランプソケット103が用いられて
いる。
【0014】図25は、従来の第3の直下式バックライ
ト装置の光拡散板を除去した状態を示す平面図である。
【0015】図23と同一部分については、同一符号を
付して説明を省略する。
【0016】このバックライト装置は、W字状に屈曲し
た蛍光ランプ102”を1本配置したものである。この
従来技術では2個のランプソケット103が用いられて
いる。
【0017】図26は、従来の直下式バックライト装置
の中央断面図である。
【0018】図のバックライト装置は、中央断面で見る
限り図23ないし図25において共通する構造である
が、説明の便宜上図13の符号を付している。
【0019】図において、104は光拡散板であり、光
拡散板104の外表面が光出射面を構成する。
【0020】図27は、従来の直下式バックライト装置
における図26に示す中央部の光出射面における輝度分
布を示すグラフである。
【0021】図において、横軸はバックライト装置本体
の光出射面の中央をp0とし、左右端をそれぞれp1、p
2とする距離を、縦軸は相対輝度を、それぞれ示す。
【0022】図から理解できるように、従来の直下式バ
ックライト装置では、蛍光ランプのガラス管のピッチが
大きいと、輝度分布がその平均値を示す1.0に対して
上下に約30%程度上下し、激しい輝度むらができる。
【0023】そこで、各ガラス管を収納するように凹形
の反射板を配設したものもある。
【0024】図28は、従来の第4の直下式バックライ
ト装置を示す中央断面図である。
【0025】図において、図26と同一部分については
同一符号を付して説明を省略する。
【0026】従来の第4の直下式バックライト装置は、
1本の蛍光ランプ102またはそのガラス管をバックラ
イトケース101’の内面に形成した凹形の反射板10
5内に収納したものである。これによると、蛍光ランプ
102から側方ないし背方へ放射された光を、反射板1
05により反射して、光出射面に向かわせようとするも
のである。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
直下式バックライト装置を採用することにより、確かに
軽量化を図ることは可能になったが、比較的少ない数の
蛍光ランプを用いるのでは所望の輝度が得られないばか
りでなく、バックライト装置が所望の程度まで小形にな
らないことが分かった。
【0028】それにもかかわらず所望の輝度を得ようと
すると、蛍光ランプの本数を多くする必要がある。
【0029】ところが、蛍光ランプの本数が増加する
と、配線の手間がかかり組立性が低下するために、ます
ますコストアップになってしまう。加えて、電極数が蛍
光ランプの本数に比例して増加するので、電極損失も増
加し、器具効率が低下する。さらに、蛍光ランプを点灯
させる点灯装置の数も増加するので、一層コストアップ
になる。
【0030】ここで、40インチサイズ程度の大形液晶
パネルのバックライト装置に組み込むことのできる従来
の蛍光ランプについて検討してみる。市販されている蛍
光ランプの中では、40Wの直管形の蛍光ランプFL4
0、高周波点灯専用形の蛍光ランプFHF32およびコ
ンパクト形の蛍光ランプFPR96などが対象にでき
る。これらの蛍光ランプの仕様について表1に示す。
【0031】
【表1】 形名 管径 管長 2本のハ゛ルフ゛ 定格ランフ゜ 全光束 定格寿命 (mm) (mm) の幅(mm) 電力(W) lm h FL40S・EX 32.5 1198 32.5* 40 3350 12000 FHF32EX 25.5 1198 25.5* 45* 4500 12000 FPR96EX 22 860 47 96 8600 9000 全光束については、FPR96が最も優れているが、さ
らに高い全光束が望まれる。
【0032】また、バックライト装置の薄形化に影響が
比較的大きいのは、2本のバルブ゛の幅であるが、これ
が最も小さいのはFHF32であり、それでも22.5
mmである。さらに、小形化が望まれる。なお、表1に
おいて、「2本のバルブの幅」の欄に*印を付したデー
タは、蛍光ランプのバルブが単一の直管であるため、管
径のデータと同一である。
【0033】さらに、必要本数については、たとえば最
低20000lmの全光束を必要とする仮定条件で試算
すると、最も少ないのはFPR96で3本である。参考
までに、FL40では6本、FHF32では5本であ
る。前記のような配線の手間を考慮すると、1本でも少
なくする必要がある。なお、表1において、「定格ラン
プ電力」の欄に*印を付したデータは、高出力点灯の方
のデータである。
【0034】さらに、発光効率については、FHF32
が100lm/Wで最も優れていて、FPR96は89
lm/Wである。
【0035】以上のように、従来の蛍光ランプにおいて
は、そのいずれにおいても、所要の輝度を得ようとする
と、使用本数が多くなるばかりでなく、バックライト装
置の十分な薄形化を図ることができなかった。また、蛍
光ランプの本数の面では、FPR96が3本と少なくて
よいが、一般の蛍光ランプに較べると細いもののまだ太
いために、バックライト装置が厚くなる。
【0036】さらに、従来の直下式バックライト装置の
構造では、図27および次に説明する図29に示すよう
に、輝度分布の均斉度が悪かった。
【0037】図29は、従来の直下式バックライト装置
の図28に示す光出射面の中央における輝度分布を示す
グラフである。
【0038】図において、横軸はバックライト装置本体
の光出射面の中央をp0とし、左右端をせれぞれp1、p
2とする距離を、縦軸は相対輝度を、それぞれ示す。
【0039】図から明かなように、蛍光ランプ102に
正対する中央部の輝度を100%とすると、左右両端部
では約50%程度まで輝度が低下してしまう。
【0040】本発明は、蛍光ランプの使用本数を少なく
して組立性を向上し、かつ薄形化を図るとともに、器具
効率の高い直下式バックライト装置を提供することを目
的とする。
【0041】また、本発明は、光出射面における輝度分
布の均斉度が良好なバックライト装置を提供することを
副次的な目的とする。
【0042】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の直下式
バックライト装置は、光出射面を備えたバックライト装
置本体と;非電極側の端部同士が放電孔を介して繋がれ
た2本の平行なバルブを備え、2本のバルブの幅以上の
間隔を存してバックライト装置本体内に支持された複数
の蛍光ランプと;を具備していることを特徴としてい
る。
【0043】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0044】蛍光ランプは、非電極側の一端部同士が放
電孔を介して繋がれた2本の平行なバルブを備え、他端
部にそれぞれ電極が封装されて、U字状の放電路を形成
している。バルブの一端の放電孔は、バルブの一端部近
傍に吹き破りにより形成することができる。吹き破りに
代えて連絡管を溶着して放電孔を形成してもよい。これ
らの構造の場合、バルブの放電孔より先端の部分に最冷
部を形成することができる。また、同様な構造でも最冷
部は、たとえば電極の背方部などに形成してもよい。さ
らに、1本の長いガラス管を屈曲して折り返しのある放
電路を形成してもよい。この場合に、さらに屈曲部を型
で成形して形状を所望に整えることもできる。
【0045】電極は、熱陰極形のものを用いている。熱
陰極形の電極は、一般に一対のインナーウエルズの間に
電子放射物質を被着したフィラメントが継線されている
ことによって構成されている。
【0046】バルブの内面側に形成される蛍光体層は、
バルブの内面に直接形成してもよいが、要すればアルミ
ナなどの保護膜をガラス管の内面に形成し、その上に蛍
光体層を形成してもよい。蛍光体は、3波長発光形の蛍
光体が演色性および発光効率が高いので好ましいが、要
すればハロリン酸塩蛍光体などの蛍光体を用いることが
できる。
【0047】バルブ内には、放電媒体として水銀および
アルゴンなどの希ガスを数百Pa封入している。
【0048】そうして、蛍光ランプの動作原理は概ね以
下のとおりである。すなわち、蛍光ランプに所定の熱陰
極加熱電圧を印加してその電極を通電により加熱する
と、電子放射物質は、フィラメントの赤熱により加熱さ
れて熱陰極形電極が陰極位相の際に熱電子を放出する。
この電子が反対側の陽極に吸引されて移動し、放電が始
まる。放電により流れる電子は、ガラス管内の水銀原子
と衝突して、水銀原子を励起する。励起した水銀電子が
基準準位に戻る際に紫外線が発生し、この紫外線がガラ
ス管内の内面側に形成されている蛍光体層の蛍光体粒子
に入射する。すると、蛍光体粒子が励起されて可視光を
発生する。
【0049】さて、本発明において、「バックライト装
置本体」とは、バックライト装置から蛍光ランプを除外
した残余の部分をいう。したがって、バックライト装置
本体は、バックライトケース、反射板、ランプホルダ、
ランプソケット、蛍光ランプ点灯装置、光拡散板などを
包括的に含む。
【0050】バックライト装置の光を導出する部分が光
拡散板であるなら、光拡散板の外表面は光出射面を構成
する。しかし、光拡散板の後段にさらにプリズムシー
ト、偏光フィルムなどの光拡散シートが配設される場合
には、光拡散シートの外表面が光出射面を構成する。な
お、光出射面の前方に液晶表示パネルなどの表示手段を
配設する。
【0051】また、本発明のバックライト装置は、液晶
表示装置に最適であるが、これに用途が限定されるもの
ではない。たとえば、内照式の表示装置や誘導灯装置な
ど様々な用途に適応する。
【0052】ところで、光拡散シートを光拡散板に重ね
て使用する場合、光拡散シートを介在させることによ
り、介在させない場合に比較して輝度がいくらか低下す
るので、なるべくは光拡散シートは用いない方が望まし
い。そのためには、バックライト装置本体の蛍光ランプ
およびまたはその配置、反射板の構成などの部分で十分
な輝度均斉化を行わなければならない。
【0053】そうして、本発明においては、蛍光ランプ
が非電極側の端部同士が放電孔を介して繋がれた2本の
平行なバルブを備えているので、蛍光ランプの数を少な
くして所要の光量を得ることができる。
【0054】また、2本のバルブの幅より大きい間隔で
複数の蛍光ランプを支持させても、十分な光量を得るこ
とができるとともに、輝度分布は反射板や遮光ドット層
などを用いて均斉化させることができる。
【0055】請求項2の発明によれば、非電極側の端部
同士が放電孔を介して繋がれた2本の平行なバルブを備
え、バルブの他端部に一対の電極を封装し、かつ内部に
水銀および希ガスを封入してU字状の放電路を形成し、
バルブの内面側に蛍光体層を形成するとともに、管径1
7.5mm±10%、管長990mm±20%、2本の
バルブの幅38.5mm±10%に構成してなり、ラン
プ電力105Wで点灯したときに10500lm±10
%の初特性の全光束を発生する蛍光ランプと;光出射面
を備え蛍光ランプを内部に支持するバックライト装置本
体と;を具備していることを特徴としている。
【0056】ところで、蛍光ランプが点灯しなくなる点
灯寿命は、多くの場合、フィラメントに被着された電子
放射物質が始動時や点灯中に次第に減少して、十分な電
子放射が困難となるか、点灯中に飛散した電子放射物質
がステムの表面に被着することによって、ステム表面が
導通して短絡現象が発生することに起因している。電子
放射物質の減少が一対の熱陰極形の電極に対して同時に
同程度に進行することは、希であり、通常はいずれか一
方の熱陰極形の電極の電子放射物質の減少が先に進行し
て、寿命末期になる。このような寿命末期には、蛍光ラ
ンプは半波放電を行い、この際に熱陰極形の電極の近傍
の温度が異常に上昇する。
【0057】本発明に用いる蛍光ランプは、前述のよう
に管径が非常に小さいが、管径に比例して熱陰極形の電
極を小さくすることができないために、熱陰極形の電極
がガラス管に接近していることもあって、寿命末期時の
温度上昇が過度になりやすい。このため、甚だしいとき
には、バルブが溶融するに至ることがある。蛍光ランプ
に合成樹脂を基体とする口金を装着していると、上記寿
命末期の異常温度上昇により口金が焼損することもあ
る。
【0058】そこで、本発明において用いる蛍光ランプ
には、安全手段として温度感知手段たとえば温度ヒュー
ズを付加させることが望ましい。蛍光ランプが口金を備
えている場合には、温度感知手段を口金内に配設するこ
ともできるが、蛍光ランプにおいては、電極のフィラメ
ントが口金から露出したガラス管の部分に対応して位置
することが多いので、電極近傍のガラス管の外面に配設
することもできる。
【0059】ところで、蛍光ランプは、バックライト装
置本体内に組み込まれることから、口金は必須ではな
い。しかし、口金を装着し、バックライト装置本体に適
当なランプソケットを配設することにより、蛍光ランプ
を容易に着脱できるように構成することができる。
【0060】本発明においては、蛍光ランプのバルブが
管径17.5mm±10%と極めて細いから、本のバル
ブの幅が38.5mm±10%となる。したがって、従
来のFPR96よりコンパクトであるから、バックライ
トケースが浅くても所要の空間を確保しながら収納でき
る。これは、バックライト装置本体に輝度均整化のため
の手段を施すことが容易になることを意味する。
【0061】また、本発明においては、蛍光ランプの全
光束が多いので、最小本数の蛍光ランプを用いればよ
い。前述した仮定条件に合わせて試算してみると、蛍光
ランプは2本で済むことが分かる。
【0062】請求項3の発明の直下式バックライト装置
は、請求項1または2記載のバックライト装置におい
て、バックライト装置本体は、蛍光ランプをその2本の
バルブの幅の部分が光出射面に対してほぼ平行になるよ
うに支持するとともに、光出射面における輝度分布を均
斉化方向に補正する輝度分布補正手段を備えていること
を特徴としている。
【0063】本発明において用いる蛍光ランプは、2本
のバルブの幅の方向に偏平であるから、その偏平面が投
光開口と平行になるようにバックライト装置本体内に配
置することにより、バックライト装置本体を薄く形成す
ることができる。しかし、2本のバルブの幅と直交する
方向の光度が大きいので、そのままでは輝度分布が不均
一になるおそれがある。
【0064】そこで、本発明においては、輝度分布補正
手段を備えているものである。輝度分布補正手段は、反
射体、ライティングカーテンと称される遮光シート、光
拡散板、光拡散シートなどの既知の光学手段を単独また
は任意の組合せで用いればよい。
【0065】反射体については、たとえば隣接する蛍光
ランプの間に補助反射板を配置して、補助反射板により
蛍光ランプの側方ないし背方へ放射される光を、蛍光ラ
ンプの間に対向する光出射面の位置により多く向けて反
射するように構成することができる。
【0066】また、遮光シートについては、たとえば光
拡散板の前段に蛍光ランプに正対する部分に遮光ドット
を集中的に配置したものを配設することができる。
【0067】さらに、光拡散板については、バックライ
ト装置本体の光出射面に配設される光拡散板の蛍光ラン
プに正対する部分の光拡散性を他の部分より強化するこ
とにより、光出射面における輝度分布の均斉度を向上さ
せることができる。光拡散性を強化する手段としては、
たとえば光拡散板の板厚を大きくしたり、光拡散係数を
部分的に大きくすることにより、光出射面における輝度
分布の均斉化を実現することができる。
【0068】さらにまた、マイクロプリズムすなわちプ
リズムシートのような光屈折体を付加する場合に、蛍光
ランプに正対する部位の光屈折を他の部位より大きくす
ることにより、光出射面のおける輝度分布の均斉化を実
現することができる。
【0069】そうして、本発明においては、バックライ
ト装置本体が蛍光ランプの2本のバルブの幅の部分をバ
ックライト装置本体の光出射面に向けて支持しているの
で、一層バックライト装置本体を薄くすることができ
る。
【0070】請求項4の発明の直下式バックライト装置
は、非電極側の端部同士が放電孔を介して繋がれた2本
の平行なバルブを備えた蛍光ランプと;2本のバルブの
幅の部分が光出射面に対してほぼ直角になるように支持
するとともに、蛍光ランプを収納する凹形の反射板を備
えているバックライト装置本体と;を具備していること
を特徴としている。
【0071】本発明において用いる蛍光ランプは、2本
のバルブの幅の部分側の光度が大きいので、この部分か
ら放射される光を凹形の反射板により反射して光出射面
の蛍光ランプに対向しない左右両側端の部分に向けてる
ことができる。したがって、従来の1本の蛍光ランプか
ら側方へ放射される光を凹形の反射板によって反射させ
る場合より蛍光ランプに対向しない部分に向けられる光
を多くすることができる。このため、光出射面における
輝度分布の改善に大きな効果が得られる。
【0072】請求項5の発明の直下式バックライト装置
は、請求項2ないし4のいずれか一記載の直下式バック
ライト装置において、蛍光ランプは、複数であり;バッ
クライト本体は、複数の蛍光ランプを互いに離間して支
持している;ことを特徴としている。
【0073】本発明は、光出射面の面積および輝度の所
要の程度に対応するために、蛍光ランプを複数用いるも
のである。蛍光ランプの2本のバルブの幅の部分は、光
出射面に対して任意所望の方向に向けることができる。
【0074】蛍光ランプをその長さ方向および直交方向
に多数用いれば、巨大な表示面にも対応させることがで
きる。
【0075】請求項6の発明の直下式バックライト装置
は、請求項5記載の直下式バックライト装置において、
バックライト装置本体は、蛍光ランプをその2本のバル
ブの幅の部分が光出射面に対して傾斜しているように支
持していることを特徴としている。
【0076】本発明においては、蛍光ランプの2本のバ
ルブの幅の部分を上記のように支持することにより、2
本のバルブの幅と直交する方向の光度の大きい部分は、
蛍光ランプの両側に存在するが、その一方が蛍光ランプ
から片側の光出射面へ向かうので、反射板を用いること
なしに当該片側の光出射面の輝度分布を改善することが
できる。しかし、蛍光ランプの長手方向から見て片側の
輝度分布が改善できる方において、反射板の併用を妨げ
るものではない。
【0077】ところで、蛍光ランプの長手方向から見て
反対側の光出射面の輝度分布は改善されない。それは、
他方の光度が大きい部分は、バックライト装置本体の底
面側に向かうからである。
【0078】そこで、上記反対側に反射板を配設して光
出射面側へ反射させることにより、蛍光ランプの両側に
わたって輝度分布の均斉化を改善することができる。ま
た、2本の蛍光ランプを用いる場合、それぞれの蛍光ラ
ンプの2本のバルブの幅の部分をバックライト装置本体
の左右の両側面上部に向かって傾斜させれば、比較的輝
度分布は改善される。
【0079】そうして、本発明においては、少なくとも
蛍光ランプの長手方向の片側は蛍光ランプを傾斜させる
だけで輝度分布改善を行うことができるから、構造の簡
素化を図ることができる。
【0080】請求項7の発明の直下式バックライト装置
は、非電極側の端部同士が放電孔を介して繋がれた2本
のバルブを備えた蛍光ランプと;複数の蛍光ランプごと
に蛍光ランプを包囲する複数の単位反射部および隣接す
る一対の単位反射部の間を仕切る突堤部を備え、全体が
一体に形成された反射板と;を具備していることを特徴
としている。
【0081】所要面積にわたり所要輝度を得るために、
複数の上記蛍光ランプを用いる場合、各蛍光ランプの発
光を効率よく反射させることが肝要である。
【0082】本発明においては、反射板の単位反射部と
蛍光ランプとを1対1に対応させ、隣接する単位反射部
の間を突堤部で仕切るので、単位反射部を単一の蛍光ラ
ンプに対してのみ最適な反射面に設計することができる
ので、反射板の反射効率を高めて、輝度を高くするとと
もに、その分布の均斉度を良好にすることができる。
【0083】また、複数の単位反射部の間に突堤部が介
在しているので、これらを容易に一体に形成することが
できる。反射板を一体に形成することにより、反射板の
取扱いおよび直下式バックライト装置の組立が容易にな
る。
【0084】なお、単位反射部が蛍光ランプを包囲する
とは、単位反射部が投光開口を除き、蛍光ランプの背方
および側方に位置して、当該方向に放射された発光を光
出射面へ反射する関係にあることをいう。
【0085】単位反射部の反射効率を高くするために、
単位反射部の側面形状およびまたは背面形状を傾斜させ
るか、2次曲面状に湾曲させることができる。
【0086】ランプ支持手段は、蛍光ランプを所定の位
置に定置するために機能する。細長い蛍光ランプを、反
射板の投光開口に対して、その長手方向が平行になるよ
うに支持するのが一般的であるから、蛍光ランプを長手
方向に離れた複数箇所で支持するのが好ましい。この場
合、少なくとも1個所はランプソケットを兼ねることが
できる。
【0087】また、ランプ支持手段は、蛍光ランプの両
端を支持するだけでよいが、要すれば加えて中間部の一
または複数箇所をなるべくは透光性の支持部材を用いて
支持することができる。
【0088】請求項8の発明の直下式バックライト装置
は、非電極側の端部同士が放電孔を介して繋がれた2本
のバルブを備えた複数の蛍光ランプと;複数の蛍光ラン
プをほぼ平行に支持するランプ支持手段と;各蛍光ラン
プごとに蛍光ランプを包囲するとともに側面が傾斜して
いる複数の単位反射部、隣接する一対の単位反射部の間
を仕切る突堤部および突堤部の頂部に形成した非反射部
を備えた反射板と;を具備していることを特徴としてい
る。
【0089】本発明において、単位反射部の側面が傾斜
しているとは、平板状の側面部分を一定の傾斜角で傾斜
させてもよいし、2次曲面状に湾曲させたものであって
もよい。そうして、単位反射部の側面を傾斜させること
により、輝度を高い値で、しかも均斉度を良好にするこ
とができる。
【0090】しかしながら、側面を傾斜させると、突堤
部がその両側の蛍光ランプからの光によって照射される
結果、輝線を生じて突堤部に対向する部分の輝度が異常
に高くなり、均斉度が乱れる。
【0091】本発明においては、突堤部の頂部に非反射
部を形成したので、輝線が生じない。しかも、単位反射
部の側面を傾斜させたことにより、輝度の高い値で輝度
分布の均斉度を良好にするという利点を残すことができ
る。
【0092】非反射部とは、反射しないか、反射が不適
当な輝線を生じない程度に少ない部分をいう。許容され
る範囲内であれば、わずかに輝線が残っていてもよい。
具体的には、黒色ないし灰色の塗装を施したり、同色の
テープを貼着したりすることにより、非反射部を形成す
ることができる。
【0093】また、非反射部を形成する部分は、突堤部
の頂点およびその両側のなるべく頂点に近い位置に止め
ることにより、単位反射部を有効に利用することができ
る。しかし、輝線を十分に消すために必要であれば、両
側の部分を必要な距離まで延在させることができる。
【0094】なお、反射板は、一体であってもよいが、
要すれば一体でなくてもよい。たとえば、単位反射部ご
とに分離しているように構成してもよい。いずれであっ
ても、隣接する一対の反射部の間は、突堤部によって仕
切られていなければならない。
【0095】請求項9の発明の直下式バックライト装置
は、請求項7または8記載の直下式バックライト装置に
おいて、反射板の投光開口側に配設された光拡散板を具
備し;反射板は、突堤部から突出して光拡散板を支持す
る金属板の支持ピンを備えている;ことを特徴としてい
る。
【0096】光拡散板の周囲を支持して固定する場合
に、光拡散板の中央部が撓むと表示面に輝度むらを生じ
るので、その防止のために支持ピンを内面から所定の位
置に突設するのが一般的である。
【0097】従来用いられている支持ピンは、円錐状の
白色合成樹脂成形品からなり、反射板に形成した座の孔
に脚部を挿入し、反射板の内面側で脚部を溶着して固定
するように形成されている。
【0098】ところが、従来の支持ピンを製作するため
には、成形金型が必要であるから、金型費と金型製作の
リードタイムが発生するという問題があった。
【0099】これに対して、本発明においては、これら
の問題が解消するので、直下式バックライト装置の開発
期間を短縮することができる。
【0100】また、支持ピンと反射板の材質を同じにす
れば、必要に応じて支持ピンを反射板から基端部を残し
て打ち抜き、起立させることにより、反射板と一体に形
成することもできる。
【0101】さらに、支持ピンの表面は、反射板と同様
の表面状態たとえば反射板が白色であれば白色にするの
が好ましい。
【0102】さらにまた、支持ピンの板面を蛍光ランプ
の長手方向と直交するように配置すると、輝度分布に支
持ピンの影響が出ない。
【0103】請求項10の発明の液晶表示装置は、請求
項1ないし9のいずれか一記載の直下式バックライト装
置と;直下式バックライト装置の光出射面に配設された
液晶表示手段と;を具備していることを特徴としてい
る。
【0104】本発明の液晶表示装置は、20インチ以上
の大きな画面サイズに好適であるが、発明の性質上20
インチ以下の種々のサイズの液晶表示装置にも適応す
る。そして、テレビジョン受像機、コンピュータのモニ
タ、プレゼンテーション装置、広告装置などに用いるこ
とができる。
【0105】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0106】図1は、本発明の直下式バックライト装置
の第1の実施形態を光拡散板を除去して示す正面図であ
る。
【0107】図2は、同じく光拡散板を配設している状
態の蛍光ランプを横断する方向の断面図である。
【0108】図3は、本発明の直下式バックライト装置
の第1の実施形態における蛍光ランプを示す要部拡大正
面図である。
【0109】各図において、1はバックライトケース、
2は蛍光ランプ、3は輝度分布補正手段、4は光拡散板
である。バックライトケース1および輝度分布補正手段
3はバックライト装置本体Aの一部を構成している。
【0110】バックライトケース1は、4側面が傾斜し
た浅い箱状をなし、前面が長方形のをなしている。バッ
クライトケース1の内面は、白色塗装により光反射面に
形成されている。
【0111】蛍光ランプ2は、表2に示す仕様を備えて
いる。
【0112】
【表2】 管径 管長 2本のハ゛ルフ゛ 定格ランフ゜ 全光束 定格寿命 (mm) (mm) の幅(mm) 電力(W) lm h 17.5 1150 38.5 105 10500 12000 また、上記蛍光ランプは、色度がx=0.285、y=
0m.265で、色温度11700Kである。上記蛍光
ランプ2は、定格ランプ電流0.43Aで、ガラス管部
の幅が狭く、全光束が多いうえに、発光効率も100l
m/Wと高い。
【0113】また、蛍光ランプ2は、図3に示すよう
に、2本のバルブ゛2a、2aがわずかな間隙を介して
接近している。バルブ2aの先端部は、ガラス端板で気
密に閉鎖されている。バルブ2aの先端から少し後退し
た位置に放電孔2bが気密に形成されていることによっ
て、2本のバルブ2a、2aが極めて幅の狭いU字状の
放電路を形成している。放電路の両端となる方のバルブ
2aの端部には、一対の電極(図示しない。)が封装さ
れるとともに、口金2cが装着されている。
【0114】ところで、蛍光ランプ2は、その4本が等
間隔に離間した状態でバックライト装置本体1内に配設
されている。また、蛍光ランプ2の2本のバルブの幅の
部分が投光開口とほぼ平行になるように、バックライト
装置本体1に、その比較的底面近くの位置で支持されて
いる。
【0115】輝度分布補正手段3は、傾斜が緩い山形を
なす反射板からなり、蛍光ランプ2の間に配設されてい
る。
【0116】光拡散板4は、乳白の合成樹脂からなり、
バックライトケース1の開口部に装着されている。光拡
散板4の表面が光出射面SLを構成する。
【0117】図4は、本発明の直下式バックライト装置
の第1の実施形態における輝度分布を示すグラフであ
る。
【0118】図において、横軸はバックライト装置本体
Aの光出射面SLの中央をp0とし、左右端をそれぞれp
1、p2とする距離を、縦軸は相対輝度を、それぞれ示
す。
【0119】図から理解できるように、蛍光ランプ2の
2本のバルブの幅が相対的に大きいために、蛍光ランプ
2の配置のピッチが小さいことと、輝度分布補正手段3
の作用との相乗により、輝度分布が均斉化され、平均値
に対して約±5%程度になった。
【0120】図5は、本発明の直下式バックライト装置
の第2の実施形態を示す断面図である。
【0121】図において、図2と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0122】本実施形態は、蛍光ランプ2の2本のバル
ブの幅の部分をバックライト装置本体Aの光出射面SL
に対して傾斜させた点で異なる。
【0123】すなわち、蛍光ランプ2を2本配置する場
合に、一方の2本のバルブの幅の部分をバックライトケ
ース1の開口部に配設される光拡散板4の側端部近傍な
いしは側面の上部に向くように傾斜させている。
【0124】そうして、2本のバルブの幅の部分は、こ
れと直交する部分に比較して光度が大きいから、光出射
面SLの側端部近傍の輝度が向上し、全体として輝度の
均斉化が得られる。
【0125】図6は、本発明の直下式バックライト装置
の第3の実施形態を示す断面図である。
【0126】図において、図2と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0127】本実施形態は、蛍光ランプ2の2本のバル
ブの幅の部分を光出射面SLに対して直角に配置し、か
つバックライトケース1に凹形の反射板5を配設した点
で異なる。
【0128】すなわち、蛍光ランプ2の2本のバルブの
幅の部分は、既述のように光度の大きい部分であるか
ら、多くの光束が反射板5の斜面に入射する。反射面5
の斜面は、光出射面SLの両側端部に対面しているか
ら、光出射面SLの両側端部の輝度が反射光によって高
くなり、光出射面SL全体の輝度の均斉度が良好にな
る。
【0129】なお、図は蛍光ランプ1本に対する反射板
5の関係を明示することを意図しているため、1本の蛍
光ランプ2を用いた直下式バックライト装置の場合であ
るように図示しているが、用いる蛍光ランプ2が複数の
場合には、反射板5も対応してその複数を一体または別
体に連接させるものである。もちろん、このような場合
には、反射板の連接部分の背を低くして反射板5の両側
のみが光拡散板4に当接するように構成するのがよい。
【0130】図7は、本発明の直下式バックライト装置
の第3の実施形態における輝度分布を示すグラフであ
る。
【0131】図において、横軸はバックライト装置本体
Aの光出射面SLの中央をp0とし、左右端をp1、p2
する距離を、縦軸は相対輝度を、それぞれ示す。
【0132】図から明かなように、光出射面SLの両側
端部p1、p2の輝度は中央p0における最も高い輝度に
対して80%程度の輝度を維持している。
【0133】図8は、本発明の直下式バックライト装置
の第4の実施形態における蛍光ランプを示す要部拡大正
面図である。
【0134】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0135】6は温度ヒューズ、7は透明性接着テープ
である。
【0136】温度ヒューズ6は、蛍光ランプ2の両方の
電極のいずれか一方または両方の異常温度上昇に感応す
るように両方のバルブ2a、2aの間に跨って配置さ
れ、透明性接着テープ7によってバルブ2aに固定され
ている。温度ヒューズ6のリード線6aは蛍光ランプ2
の口金2c側へ導出され、蛍光ランプ2と直列接続され
る。
【0137】そうして、蛍光ランプ2が寿命末期になっ
て電極近傍が異常温度上昇すると、温度ヒューズ6がこ
れに感応して溶断するので、蛍光ランプ2は電源から開
放される。
【0138】図9は、本発明の直下式バックライト装置
の第5の実施形態における蛍光ランプを示す断面図であ
る。
【0139】図において、図8と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0140】本実施形態は、温度ヒューズ6’の装着態
様が異なる。
【0141】すなわち、温度ヒューズ6’を2本のバル
ブ1a、1aの間の間隙内に熱伝導性接着剤8たとえば
シリコーン接着剤によって接着して装着したものであ
る。
【0142】なお、蛍光ランプ2は、その電極2dが温
度ヒューズ6を挟んで平行になっている。各電極2d
は、ステム(図示しない。)を気密に貫通した一対のイ
ンナーウエルズ2e、2eの内端部に継線されている。
【0143】図10は、本発明の直下式バックライト装
置の第6の実施形態における蛍光ランプを示す断面図で
ある。
【0144】図において、図9と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0145】本実施形態は、電極2dの位置が異なる。
【0146】すなわち、蛍光ランプ2は、その電極2d
が温度ヒューズ6を挟んでほぼ同一線上に列んでいる。
温度ヒューズ6’は、最も電極2dに接近するので、寿
命末期の異常温度上昇をより一層早く感知する。
【0147】図11は、本発明の直下式バックライト装
置の第7の実施形態における蛍光ランプを示す断面図で
ある。
【0148】図において、図9と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0149】本実施形態は、電極2dの位置が異なる。
【0150】すなわち、蛍光ランプ2は、その電極2d
が温度ヒューズ6に対して傾斜している。温度ヒューズ
6’は、最も電極2dに接近する位置になるようバルブ
2a、2a管の中央より上方に配置されている。
【0151】本実施形態においても、寿命末期の異常温
度上昇をより一層早く感知する。
【0152】図12は、本発明の直下式バックライト装
置の第8の実施形態を示す分解斜視図である。
【0153】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0154】バックライト装置本体Aは、バックライト
ケース1、反射板5’、光拡散板4、光拡散シート9、
ランプホルダ10、合成樹脂製の支持ピン11、ランプ
ソケット12および蛍光ランプ点灯装置13を備えてい
る。
【0155】バックライトケース1は、基体1aおよび
これに覆合する蓋体1bからなる。
【0156】反射板5’は、図6の実施形態と蛍光ラン
プ2との関係が同様に構成されている。
【0157】図13は、本発明の直下式バックライト装
置の第9の実施形態を示す断面図である。
【0158】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0159】本実施形態は、2本の蛍光ランプ2を用い
るとともに、反射板5が2個の単位反射部5aを備え、
かつ単位反射部5aの側面が傾斜している点で異なる。
【0160】すなわち、蛍光ランプ2は、図6および図
12と同様に2本のバルブの幅の部分を光出射面SL
対して直角に配置している。
【0161】また、反射板5は、単位反射部5aの両側
面が反射板の投光開口したがってバックライト装置の光
出射面SLに向かって開くように傾斜しているととも
に、隣接する一対の単位反射部5aの間を仕切る突堤部
5bを備えている。さらに、反射板は、一対の単位反射
部5aが突堤部5bの部分で接続していて、一体に形成
されている。
【0162】さらにまた、反射板5の投光開口には、乳
白のアクリル樹脂からなる光拡散板4が配設され、光拡
散板4の上にプリズムシート14および拡散保護シート
15が配置されている。
【0163】そうして、反射板5の単位反射部5aは、
蛍光ランプ2を包囲してその側面5a1が蛍光ランプ2
の2本のバルブの幅の部分に対向し、かつ傾斜している
ので、側面側から光拡散板4に入射する光量が増加して
輝度の均斉度が向上する。
【0164】図14は、図13に示す本発明の直下式バ
ックライト装置の第9の実施形態における輝度分布を示
すグラフである。
【0165】図において、横軸はバックライト装置の光
出射面SLの位置を、縦軸は輝度を、それぞれ示す。ま
た、横軸の位置PEは光出射面SLの端部を、位置PLC
蛍光ランプ2に正対する位置を、PCは光出射面SLの中
央を、それぞれ示している。
【0166】図から明かなように、位置PCを除けば、
位置PLCと位置PEとの輝度は30%の差に納まってお
り、十分実用に耐える。ただし、位置PCにおいては、
極めて局部的であるが、突堤部5bによる強い輝線が現
れているので、対策することが望ましい。
【0167】図15は、本発明の直下式バックライト装
置の第10の実施形態を示す断面図である。
【0168】図において、図13と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
【0169】本実施形態は、反射板5の突堤部5bに非
反射部5cを形成している点で異なる。
【0170】すなわち、非反射部5cは、突堤部5bの
頂部近傍に艶消しの黒色塗装を施して形成している。
【0171】図16は、図15に示す本発明の直下式バ
ックライト装置の第10の実施形態における輝度分布を
示すグラフである。
【0172】図において、横軸はバックライト装置の光
出射面SLの位置を、縦軸は輝度を、それぞれ示す。ま
た、横軸の位置PEは光出射面SLの端部を、位置PLC
蛍光ランプ2に正対する位置を、PCは光出射面SLの中
央を、それぞれ示している。
【0173】図から明かなように、位置PCを含めて、
両端の位置PEの間は全て輝度差が30%以内に納まっ
ており、十分実用に耐える。位置PCにおける突堤部5
bによる強い輝線が非反射部5cを形成したことによっ
て消失していて、一対の位置PLCの間が緩やかな輝度分
布を実現している。
【0174】図17は、本発明の直下式バックライト装
置の第11の実施形態を示す断面図である。
【0175】図において、図15と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
【0176】本実施形態は、反射板5の突堤部5b側の
側面を2次曲面状に湾曲させた点で異なる。
【0177】すなわち、反射板5の突堤部5b側の側面
5a1’を2次曲面状に湾曲させることにより、図16
において位置PLCの間の輝度分布を底上げして、表示面
の中央領域の均斉度を輝度が高い値で一層向上させるこ
とができる。
【0178】図18は、本発明の直下式バックライト装
置の第12の実施形態を示す要部拡大断面図である。
【0179】図19は、同じく要部拡大平面図である。
【0180】図20は、同じく支持ピンを示す拡大正面
図である。
【0181】各図において、図13と同一部分について
は同一符号を付して説明は省略する。
【0182】本実施形態は、反射板5の突堤部5bに拡
散板の支持ピン11’を配設した点で異なる。
【0183】すなわち、支持ピン11’は、金属板をプ
レス打ち抜きして製作されたもので、先端にピン状の支
持部11a’、基端に捻り部11b’中間にくびれ部1
1c’および反射板当接部11d’を備えている。
【0184】これに対して、反射板5の突堤部5bに
は、支持ピン11’の捻り部11b’が通過し得るスリ
ット5dが形成されている。
【0185】そうして、反射板5のスリット5dに支持
ピン11’の捻り部11b’を反射板5の外側から挿入
して反射板当接部11d’が反射板5の頂部5bに跨る
ように当接したら、捻り部11bをねじると、くびれ部
11c’がスリット5dに食い込むようにして変形して
捻れ、スリット5dを板面が交叉する位置で支持ピン1
1’は反射板5に固定される。
【0186】図21は、本発明の直下式バックライト装
置の第13の実施形態を示す要部拡大斜視図である。
【0187】図において、図18と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
【0188】本実施形態は、支持ピン11”を反射板5
と一体に形成した点で異なる。
【0189】すなわち、反射板5の頂部の支持ピン形成
予定部に凹陥部5eを形成し、凹陥部5eに支持ピン1
1”を基端部を残して打ち抜き、起立させて支持ピン1
1”を形成している。
【0190】図22は、本発明の液晶表示装置の一実施
形態を示す斜視図である。
【0191】図において、Aは直下式バックライト装
置、Bは液晶表示手段、Cはケースである。
【0192】直下式バックライト装置Aは、図12に示
すものを用いており、輝度は8000cd/m2以上で
ある。
【0193】液晶表示手段Bは、対角1mの40インチ
形TFT液晶である。
【0194】
【発明の効果】請求項1ないし9の各発明によれば、非
電極側の端部同士が放電孔を介して繋がれた2本の平行
なバルブを備えた蛍光ランプを光源として用いたことに
より、蛍光ランプ1本当たりの光量が多くできるから、
蛍光ランプの使用本数を少なくして、配線の手間を減ら
し、バックライト本体の薄形化を図ったバックライト装
置を提供することができる。
【0195】請求項2の発明によれば、加えて管径1
7.5mm±10%、管長990mm±20%、ガラス
管部の幅38.5mm±10%であって、ランプ電力1
05Wで点灯したときに10500lm±10%の初特
性の全光束を発生する蛍光ランプをバックライト装置本
体に支持していることにより、蛍光ランプの使用本数を
少なくして組立性を向上し、かつ薄形化を図るととも
に、器具効率の高い大形の直下式バックライト装置を提
供することができる。
【0196】請求項3の発明によれば、加えて蛍光ラン
プをそのガラス管部の幅の部分を光出射面に対してほぼ
平行になるように支持するとともに、光出射面における
輝度分布を均斉化方向に補正する輝度分布補正手段を備
えていることにより、バックライト装置本体を一層薄形
にした直下式バックライト装置を提供することができ
る。
【0197】請求項4の発明によれば、加えてバックラ
イト装置本体が蛍光ランプをそのガラス管部の幅の部分
を光出射面に対してほぼ直角になるように支持している
とともに、蛍光ランプを収納する凹形の反射板を備えて
いることにより、光出射面における輝度の均斉度が良好
な直下式バックライト装置を提供することができる。
【0198】請求項5の発明によれば、加えて蛍光ラン
プの複数を互いに離間して支持していることにより、任
意のサイズの大形の表示面に対応する直下式バックライ
ト装置を提供することができる。
【0199】請求項6の発明によれば、加えて蛍光ラン
プをそのガラス管部の幅の部分を光出射面に対して傾斜
して支持していることにより、本質的に反射板に頼らな
いで輝度の均斉化を図った直下式バックライト装置を提
供することができる。
【0200】請求項7の発明によれば、加えて複数の蛍
光ランプを各蛍光ランプごとに単位反射部によって包囲
するとともに、隣接する一対の単位反射部の間を仕切る
突堤部を備えて一体に形成された反射板を具備している
ことにより、反射板の反射効率を高めて輝度を高く、か
つその均斉度を良好にするとともに、反射板の取扱いお
よび組立が容易な直下式バックライト装置を提供するこ
とができる。
【0201】請求項8の発明によれば、加えて単位反射
部の側面が傾斜していて、突堤部の頂部に非反射部を形
成したことにより、輝度が高い値で均斉度をさらに向上
しながら、輝線が生じない直下式バックライト装置を提
供することができる。
【0202】請求項9の発明によれば、加えて光拡散板
の支持ピンを金属板で形成していることにより、成形金
型が不要となるに伴って金型費および金型製作のリード
タイムがなくなり、開発期間が短かい直下式バックライ
ト装置を提供することができる。
【0203】請求項10の発明によれば、請求項1ない
し9の効果を有する液晶表示装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直下式バックライト装置の第1の実施
形態を光拡散板を除去して示す正面図
【図2】同じく光拡散板を配設している状態の蛍光ラン
プを横断する方向の端面図
【図3】本発明の直下式バックライト装置の第1の実施
形態における蛍光ランプを示す要部拡大正面図
【図4】本発明の直下式バックライト装置の第1の実施
形態における輝度分布を示すグラフ
【図5】本発明の直下式バックライト装置の第2の実施
形態を示す断面図
【図6】本発明の直下式バックライト装置の第3の実施
形態を示す断面図
【図7】本発明の直下式バックライト装置の第3の実施
形態における輝度分布を示すグラフ
【図8】本発明の直下式バックライト装置の第4の実施
形態における蛍光ランプを示す要部拡大正面図
【図9】本発明の直下式バックライト装置の第5の実施
形態における蛍光ランプを示す断面図
【図10】本発明の直下式バックライト装置の第6の実
施形態における蛍光ランプを示す断面図
【図11】本発明の直下式バックライト装置の第7の実
施形態における蛍光ランプを示す断面図
【図12】本発明の直下式バックライト装置の第8の実
施形態を示す分解斜視図
【図13】本発明の直下式バックライト装置の第9の実
施形態を示す断面図
【図14】図13に示す本発明の直下式バックライト装
置の第9の実施形態における輝度分布を示すグラフ
【図15】本発明の直下式バックライト装置の第10の
実施形態を示す断面図
【図16】図15に示す本発明の直下式バックライト装
置の第10の実施形態における輝度分布を示すグラフ
【図17】本発明の直下式バックライト装置の第11の
実施形態を示す断面図
【図18】本発明の直下式バックライト装置の第12の
実施形態を示す要部拡大断面図
【図19】同じく要部拡大平面図
【図20】同じく支持ピンを示す正面図
【図21】本発明の直下式バックライト装置の第13の
実施形態を示す要部拡大斜視図
【図22】本発明の液晶表示装置の一実施形態を示す斜
視図
【図23】従来の第1の直下式バックライト装置の光拡
散板を除去した状態を示す平面図
【図24】従来の第2の直下式バックライト装置の光拡
散板を除去した状態を示す平面図
【図25】従来の第3の直下式バックライト装置の光拡
散板を除去した状態を示す平面図
【図26】従来の直下式バックライト装置の中央端面図
【図27】従来の直下式バックライト装置における図2
6に示す中央部の光出射面における輝度分布を示すグラ
【図28】従来の第4の直下式バックライト装置を示す
中央端面図
【図29】従来の第4の直下式バックライト装置の図2
8に示す中央部の光出射面における輝度分布を示すグラ
【符号の説明】 1…バックライトケース 2…蛍光ランプ 4…光拡散板 5…反射板 A…バックライト装置本体 SL…光出射面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光出射面を備えたバックライト装置本体
    と;非電極側の端部同士が放電孔を介して繋がれた2本
    の平行なバルブを備え、2本のバルブの幅以上の間隔を
    存してバックライト装置本体内に支持された複数の蛍光
    ランプと;を具備していることを特徴とする直下式バッ
    クライト装置。
  2. 【請求項2】非電極側の端部同士が放電孔を介して繋が
    れた2本の平行なバルブを備え、バルブの電極側の端部
    に一対の電極を封装し、かつ内部に水銀および希ガスを
    封入してU字状の放電路を形成し、バルブの内面側に蛍
    光体層を形成するとともに、管径17.5mm±10
    %、管長990mm±20%、2本のバルブ部の幅3
    8.5mm±10%に構成してなり、ランプ電力105
    Wで点灯したときに10500lm±10%の初特性の
    全光束を発生する蛍光ランプと;光出射面を備え蛍光ラ
    ンプを内部に支持するバックライト装置本体と;を具備
    していることを特徴とする直下式バックライト装置。
  3. 【請求項3】バックライト装置本体は、蛍光ランプをそ
    の2本のバルブの幅の部分が光出射面に対してほぼ平行
    になるように支持するとともに、光出射面における輝度
    分布を均整化方向に補正する輝度分布補正手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の直下式バ
    ックライト装置。
  4. 【請求項4】非電極側の端部同士が放電孔を介して繋が
    れた2本の平行なバルブを備えた蛍光ランプと;2本の
    バルブの幅の部分が光出射面に対してほぼ直角になるよ
    うに支持するとともに、蛍光ランプを収納する凹形の反
    射板を備えているバックライト装置本体と;を具備して
    いることを特徴とする直下式バックライト装置。
  5. 【請求項5】蛍光ランプは、複数であり;バックライト
    装置本体は、複数の蛍光ランプを互いに離間して支持し
    ている;ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか
    一記載の直下式バックライト装置。
  6. 【請求項6】バックライト装置本体は、蛍光ランプをそ
    の2本のバルブの幅の部分が光出射面に対して傾斜して
    いるように支持していることを特徴とする請求項5記載
    の直下式バックライト装置。
  7. 【請求項7】非電極側の端部同士が放電孔を介して繋が
    れた2本のバルブを備えた複数の蛍光ランプと;複数の
    蛍光ランプをほぼ平行に支持するランプ支持手段と;各
    蛍光ランプごとに蛍光ランプを包囲するするとともに側
    面が傾斜している複数の単位反射部および隣接する一対
    の単位反射部の間を仕切る突堤部を備え、全体が一体に
    形成された反射板と;を具備していることを特徴とする
    直下式バックライト装置。
  8. 【請求項8】非電極側の端部同士が放電孔を介して繋が
    れた2本のバルブを備えた複数の蛍光ランプと;複数の
    蛍光ランプをほぼ平行に支持するランプ支持手段と;各
    蛍光ランプごとに蛍光ランプを包囲する複数の単位反射
    部、隣接する一対の単位反射部の間を仕切る突堤部およ
    び突堤部の頂部に形成した非反射部を備えた反射板と;
    を具備していることを特徴とする直下式バックライト装
    置。
  9. 【請求項9】反射板の開口端側に配設された光拡散板を
    具備し;反射板は、突堤部から突出して光拡散板を支持
    する金属板の支持ピンを備えている;ことを特徴とする
    請求項7または8記載の直下式バックライト装置。
  10. 【請求項10】請求項1ないし9のいずれか一記載の直
    下式バックライト装置と;直下式バックライト装置の光
    出射面に配設された液晶表示手段と;を具備しているこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
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