JPH1131155A - ウェブ・ブラウザを介したデータ提示システム - Google Patents

ウェブ・ブラウザを介したデータ提示システム

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JPH1131155A
JPH1131155A JP9188333A JP18833397A JPH1131155A JP H1131155 A JPH1131155 A JP H1131155A JP 9188333 A JP9188333 A JP 9188333A JP 18833397 A JP18833397 A JP 18833397A JP H1131155 A JPH1131155 A JP H1131155A
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Koichi Nakagawa
晃一 中川
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブ・サーバが管理するデータを、イント
ラネットで結合されたウェブ・ブラウザを介して提示す
るシステムにおいて、データ通信量を最小限にする。 【解決手段】 サーバマシン上に、データソースを一括
して管理するスタブプログラムを設け、クライアントマ
シン上に、スタブプログラムからデータソースの値を読
み込み、その値を必要としているプログラム部分を検索
して送信できるプロキシプログラムを設けた。そのため
クライアントマシン上のプログラム部品は個別にサーバ
マシンにアクセスすることなく、プロキシプログラムの
ローカルメモリからデータを読みとることができ、ウェ
ブ・ブラウザを介してのデータ通信量が削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イントラネットに
接続したコンピュータ間でウェブ・サーバとウェブ・ブ
ラウザを使ってイントラネット上にあるデータソースを
提示するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のウエブブラウザを使った
データ提示システムの例を示したものである。以下に図
中の要素に関する説明をする。 ・NLO部品(図中121)Network Loadable Object
の略。ウェブ・サーバからクライアントマシンへダウン
ロードできるプログラム。テキストや画像やトレンドデ
ータなどを扱うことができる。例としてはサンマイクロ
システム(株)のJava アプレットやマイクロソフト(株)
のActiveXコントロールなどがある。 ・HTMLドキュメント(図中122) HTML言語
で記述されたテキストデータ。データの中にNLO部品
を識別する情報も含むことができる。 ・ウェブ・サーバ(図中123) サーバマシンで実行
され、HTMLドキュメントやNLO部品をダウンロー
ドするプログラム。 ・ウェブ・ブラウザ(図中124) クライアントマシ
ンで実行され、HTMLドキュメントを表示し、表示に
必要なNLO部品をウェブ・サーバからダウンロードで
きるプログラム。 ・データソース(図中125) テキストや画像などの
様々な形式の値。動的に変化することもある。 ・サーバマシン(図中126) ウェブ・サーバを実行
し、NLO部品やHTMLドキュメントを保持する機能
をもつコンピュータ。 ・クライアントマシン(図中127) ウェブ・ブラウ
ザを実行するコンピュータ。 ・イントラネット(図中128) 社内や所内など閉じ
たコンピュータネットワーク。サーバマシンとクライア
ントマシンはこのネットワークに繋がれている。
【0003】従来のウェブ・ブラウザを介したデータ提
示システムの動作について図13に示すフローチャート
に従って説明する。 (ステップ1301) まずユーザがウェブ・ブラウザ
に表示したいHTMLドキュメントを含むURLをウェ
ブ・ブラウザに指定する。 (ステップ1302) ウェブ・サーバは指定されたU
RLから接続するウェブ・サーバのアドレスを取り出
す。 (ステップ1303) ウェブ・サーバはアドレスに指
定されたウェブサーバに接続する。 (ステップ1304) ウェブ・サーバはURLに指定
されたHTMLドキュメントをウェブ・ブラウザに送信
する。 (ステップ1305) ウェブ・ブラウザは送信された
HTMLドキュメントを受信する。 (ステップ1306) ウェブ・ブラウザは受信したH
TMLドキュメントの中にNLO部品が含まれているか
を検査する。 (ステップ1307) ステップ1406においてNL
O部品が含まれていれば、ウェブ・サーバからNLO部
品をダウンロードする。 (ステップ1308) NLO部品は自分自身を初期化
してブラウザと同じプロセス内で実行される。
【0004】次に、こうしたNLO部品が一定周期で更
新されるプロセスデータをデータソースとして、その値
を読み込む場合について図14に示すフローチャートを
使って説明する。ここでプロセスデータとは発電所や工
場などの産業プラントにおける監視用のセンサの測定値
や、アクチュエータへの制御値などが代表的な例であ
る。
【0005】(ステップ1401) NLO部品が自分
自身を初期化する。 (ステップ1402) 前回更新時刻T0 を設定する。
前回更新時刻とはNLO部品が最後にデータソースの値
を読み込んだ時刻である。この時刻にはデータの読込完
了時刻と、読込開始時刻の2つがあるが、ここでは説明
のしやすさから読込み開始時刻をこの時刻としている。
この時刻の初期値はシステムの現在時刻である。 (ステップ1403) NLO部品がシステムから現在
時刻を収得して変数TCに代入する。 (ステップ1404) 前回の更新時刻から経過した時
間をtに代入する。経過した時間tは次の式によって算
出できる。 t=Tc-T0 式(1)
【0006】(ステップ1405) 経過した時間tが
データソースの更新周期TRateより長い時間経過してい
るかどうかを検査する。 (ステップ1406) ステップ1405において、経
過した時間がデータソースの更新時間より長ければ前回
更新時間T0を現在時刻の値に更新する。 (ステップ1407) NLO部品がデータソースから
値を読み込む。 (ステップ1408) ステップ1405において経過
した時間がデータソースの更新時間に満たない場合は待
機時間TW を算出する。この時間は次にデータソースを
読み込むまでの時間となるので次ぎの式で算出すること
ができる。 TW=t−TRate 式(2) (ステップ1409) 時間TW だけデータソース読込
を待機してステップ1403に戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では1ペー
ジに使われるデータソースの種類に関わらず、使われる
データソースの数が多くなるにつれてNLO部品が必要
とする通信の量が多くなる。一般的にはHTMLドキュ
メントの同じページ内に同じデータソースを要求する複
数のNLO部品があることが多い、例えば同じデータソ
ースの値をトレンドグラフのNLO部品で表示したり、
データソース値をもとに計算した値を表示するメータが
あったりする。このとき2つのNLO部品は同じデータ
ソースに対して別々に値を読みにいかなければならなか
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】ウェブ・サーバが管理す
るデータをイントラネットで結合されたウェブ・ブラウ
ザを介して提示するデータ提示システムにおいて、サー
バマシン上に設けられ、ネットワーク上のデータソース
の値の読み込みと更新を管理し、クライアントマシン上
のプログラムへのデータの送信と更新の通知を行うスタ
ブプログラムと、クライアントマシン上に設けられ、ウ
ェブ・サーバから受信したドキュメント中に含まれる接
続可能NLO部品のデータソースへのアクセスを管理す
るプロキシーNLO部品と、前記プロキシーNLO部品
上に作成され、指定されたデータソースの識別子と、該
データソースを使用するすべての接続可能NLO部品の
識別子を含む接続可能NLO部品検索テーブルとを備
え、前記プロキシーNLO部品は、前記スタブプログラ
ムへ前記接続可能NLO部品検索テーブル上のすべての
データソースの識別子を前記スタッププログラムに送信
し、前記スタブプログラムは前記プロキシーNLO部品
から受信したデータソース識別子に対応するデータが更
新されたとき、当該データについて前記プロキシーNL
O部品に対してデータ値の送信とデータ値の更新の通知
を行うことを特徴とするウェブ・ブラウザを介したデー
タ提示システムを設けたこと。
【0009】また、前記接続可能NLO部品検索テーブ
ルに、接続可能NLO部品が必要とするデータ更新周期
と、当該接続可能NLO部品の最新のデータ更新時刻と
を格納し、システムの現在時刻が前記最新のデータ更新
時刻から前記データ更新周期だけ経過している時にの
み、前記プロキシーNLO部品から前記接続可能NLO
部品への更新通知とデータの読み込みを行うことを特徴
とする請求項1記載のウェブ・ブラウザを介したデータ
提示システム設けたこと。
【0010】また、前記接続可能NLO部品は、必要と
するデータソースを前記プロキシーNLO部品に指定し
た時に、同一のデータソースを直前に使用することを指
定した他の接続可能NLO部品の識別子を受け取り、前
記プロキシーNLO部品は、同一のデータソースを最後
に使用する接続可能NLO部品の識別子を前記接続可能
NLO部品検索テーブルに格納し、データソースが更新
された時にプロキシーNLO部品は前記同一のデータソ
ースを最後に使用する指定を行った接続可能NLO部品
にのみ、更新の通知と更新データ値の読み込みを行い、
当該接続可能NLO部品は、前記同一のデータソースを
使用する他の接続可能NLO部品へ更新データ値を伝播
させることを特徴とする請求項1記載のウェブ・ブラウ
ザを介したデータ提示システムを設けたこと。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施例である。以下に図
中の構成要素について説明する。 ・接続可能NLO部品(図中1) ウェブ・サーバから
クライアントマシンへダウンロードできるプログラム。
NLO部品はお互いに接続可能である。 ・HTMLドキュメント(図中2) HTML言語で記
述されたテキストデータ。データの中にNLO部品を識
別する情報も含むことができる。 ・プロキシーNLO部品(図中3) NLO部品と接続
でき、NLO部品が使用するデータソースに関する識別
する情報を記録することができるNLO部品。 ・スタブプログラム(図中4) サーバマシン上で実行
され、ネットワーク上のデータソースの値を読み込んだ
り、値を更新することができるプログラム。プロキシー
NLO部品と接続して、プロキシーNLO部品が登録し
たデータソースが更新されると、プロキシーNLO部品
に通知することもできる。 ・ウェブ・サーバ(図中5) サーバマシンで実行さ
れ、HTMLドキュメントやNLO部品をダウンロード
するプログラム。 ・ウェブ・ブラウザ(図中6) クライアントマシン上
で実行され、HTMLドキュメントを表示し、表示に必
要なNLO部品をウェブ・サーバからダウンロードでき
るプログラム。 ・データソース(図中7) テキストや画像などの様々
な形式の値。動的に変化することもある。 ・サーバマシン(図中8) ウェブ・サーバを実行し、
NLO部品やHTMLドキュメントを保持する機能をも
つコンピュータ。 ・クライアントマシン(図中9) ウェブ・ブラウザを
実行するコンピュータ。 ・イントラネット(図中10) 社内や所内など閉じた
コンピュータネットワーク。 ・接続可能NLO部品検索テーブル(図中11) プロ
キシーNLO部品がスタブプログラムによって通知され
たデータソースを使用している接続可能NLO部品の識
別子を検索するためのテーブル。
【0012】ここで図2に示すフローチャートに従って
本実施例の動作について説明する。 (ステップ201) ユーザがウェブ・ブラウザに表示
したいHTMLドキュメントを含むURLをウェブ・ブ
ラウザに指定する。 (ステップ202) ウェブ・サーバは指定されたUR
Lから接続するウェブ・サーバのアドレスを取り出す。 (ステップ203) ウェブ・サーバはアドレスに指定
されたウェブサーバに接続する。 (ステップ204) ウェブ・サーバはURLに指定さ
れたHTMLドキュメントをウェブ・ブラウザに送信す
る。 (ステップ205) ウェブ・ブラウザは送信されたH
TMLドキュメントを受信する。 (ステップ206) ウェブ・ブラウザは受信したHT
MLドキュメントの中に接続可能NLO部品が含まれて
いるかを調べる。 (ステップ207) ステップ206において接続可能
NLO部品が含まれていれば、ウェブ・サーバからNL
O部品をダウンロードする。 (ステップ208) ウェブ・ブラウザは接続可能NL
O部品を実行する。ダウンロードされた接続可能NLD
部品は図3に示すフローチャートに従って実行される。 (ステップ3001) 自分自身を初期化する。 (ステップ3002) クライアントマシンでプロキシ
ーNLO部品が実行中であるかを検査する。 (ステップ3003) ステップ3002においてプロ
キシーNLO部品が実行されていなければ、ウェブ・サ
ーバからプロキシーNLO部品をダウンロードして起動
する。 (ステップ3004) 接続可能NLO部品はプロキシ
ーNLO部品と接続する。 (ステップ3005) 接続された接続可能NLO部品
は使用するデータソースの識別子をプロキシーNLO部
品の接続可能NLO部品検索テーブルに登録する。本実
施例ではデータソースの識別子をD1、D2といったシ
ンボルとしているが、それを使用するプロキシーNLO
部品が一意に識別できるものであれば何でもかまわな
い。プロキシーNLO部品はこの識別子を図4に示すよ
うな接続可能NLO部品検索テーブルに記録する。ここ
でN1、N2といったシンボルは接続部品NLO部品の
識別子であり、ここではNLO部品″N1″はデータソ
ースD1〜D4を使い、NLO部品″N2″はD1〜D
4、NLO部品″N3″はD1、D4、D5を使ってい
ることを示している。 (ステップ3006) サーバマシンに対してスタブプ
ログラムが実行中であるか検査する。 (ステップ3007) ステップ3006においてスタ
ブプログラムが実行されていなければ起動する。 (ステップ3008) プロキシーNLO部品はスタブ
プログラムと接続を行う。 (ステップ3009) スタブプログラムはローカルメ
モリ内に送信されたデータソースの識別子を格納する領
域を作成する。 (ステップ3010) 接続が行われるとプロキシーN
LO部品は接続可能NLO部品検索テーブルの登録され
ている全てのデータソースの識別子をスタブプログラム
へ送信する。 (ステップ3011) スタブプログラムはステップ3
011で送信された識別子を受信して、ステップ300
9で作成された領域に格納する。
【0013】次にデータソースが更新された場合の動作
について図5に示すフローチャートに従って説明する。
またデータソースD2が更新された場合の動作を示した
図6も参照しながら説明する。なお図6では図4の接続
可能NLO部品検索テーブルを使っていた場合の動作を
示している。 (ステップ5001) スタブプログラムはステップ3
011で格納されたデータソースの全てについて値を読
込む。図5のようにスタブプログラムは周期的にデータ
ソースから値を獲得する。ここでは図6のようにデータ
ソースにD2に関して値1234がローカルメモリに読
み込まれている。 (ステップ5002) 読み込んだ値が更新されている
かを検査する。値が更新されていなければステップ50
01にもどる。 (ステップ5003) ステップ5002で値が更新さ
れていればプロキシーNLO部品に通知を行う。図5で
はデータソースD2に関してプロキシーNLO部品に通
知が行われている。 (ステップ5004) 通知をうけたプロキシーNLO
部品はスタブプログラムからデータソースの値を読込み
NLO部品内のメモリに記録する。図5ではプロキシー
NLO部品のローカルメモリの中に図5のようにD2の
値1234が記録されている。 (ステップ5005) 接続可能NLO部品検索テーブ
ルから更新されたデータソースを使用している接続可能
NLO部品を検索する。図5のようにデータソースD2
に関して接続可能NL部品検索テーブルを検索してN1、
N2の2つの接続可能NLO部品を検索する。 (ステップ5006) ステップ5005で検索された
接続可能NLO部品に通知を行う。図5で検索されたN
1、N2に関して通知を行う。 (ステップ5007) 更新通知をうけた接続可能NL
O部品はプロキシーNLO部品内のメモリから更新され
たデータソースを読み込む。 以上のようにこの実施の形態のウェブ・ブラウザを介し
たデータ提示システムはあるデータソースが更新された
ときに、そのデータソースを使用している全ての接続可
能NLO部品を検索し、通知を行うことができるので、
ウェブ・ブラウザを介するデータ通信量を削減すること
ができる。
【0014】実施の形態2.また、本実施の形態によれ
ば、サーバ・ブラウザ間のデータ通信量が主としてデー
タソース数のみに依存し、接触可能NLO数に対する依
存性が少なくなるので、必要な通信量の見積もりが著し
く容易となり、リアルタイムシステムを構築しやすくな
る。実施の形態1ではスタブサーバから通知を受けたプ
ロキシーNLO部品は更新されたデータソースを使って
いる全ての接続可能NLO部品へ無条件に通知を行って
いたが、接続可能NLO部品がプロキシーNLO部品へ
必要なデータソースの識別子を接続可能NLO検索テー
ブルに登録するときに、接続可能NLO部品が要求する
更新周期も指定しておくことにより、プロキシーNLO
部品と接続可能NLO部品間の通知回数を少なくするこ
とができ、実施の形態1と同様の効果が得られる。プロ
キシーNLO部品は接続可能NLO部品が使用するデー
タソースを登録するときに、図7のような接続可能NL
O部品検索テーブルを作成する。このテーブルには接続
可能NLO部品が登録するデータソースの更新周期T
Rateと、プロキシーNLO部品がそのデータソースに関
して接続可能NLO部品に関して最後に通知を行った時
刻最終通知時刻TLastを格納する。ただしTLastの初期
値は0にする。この例では接続可能NLO部品N2がデ
ータソースD3を300ミリ秒間隔で更新しており、最
後にN2に対してD3に関する通知が行われたのは時刻
が78254ミリ秒であることを示している。ここで扱
われる時刻はシステムが起動されてからの相対時刻であ
る。
【0015】現在時刻tであるときデータソースDi
更新された場合、プロキシーNLO部品は接続可能NL
O検索テーブルからDi に関する最終通知時刻TLast
更新周期TRateを得る。もしt−TRate>TRateであれ
ばデータソースを要求している接続可能NLO部品へ通
知を行いTRateに現在時刻tを代入する。もしt−T
Rate<TRateであれば通知は行わない。例えば現在時刻
は79000ミリ秒であるとき、データソースD1が更
新された場合、D1を使用しているNLO部品はN1、
N2、N3、N4であるが、最終通知時刻から現在の経
過時間をそれぞれについて算出するとN1は500ミリ
秒経過し、N2は800ミリ秒、N3は200ミリ秒、
N4は200ミリ秒が経過していることになる。N1
2は更新周期がそれぞれ300ミリ秒であるので経過
時間は更新時間を経過しているので通知を行うが、N3,
4 に関しては更新周期が300ミリ秒なのでまだ更新
時間に達していないので通知は行われない。以上のよう
にこの実施の形態のウェブ・ブラウザを介したデータ提
示システムではデータソースが更新されたときに通知す
る接続可能NLO部品に関して、現在時刻がそのデータ
ソースに関する更新作業が完了した時刻から経過した時
間が、データソースに指定された更新時間に満たない場
合は通知を行わないようにすることができる。これによ
り不要なデータ通信が回避され、通信量が削減できる。
【0016】実施の形態3 実施の形態1ではプロキシーNLO部品がデータソース
を要求している全てのNLO部品にイベントを送信して
いたが、プロキシーがNLO部品へ通知するイベントに
次に通知しなければならないNLO部品の識別子を含ま
せることにより、同様の効果が得られる。ここでは図8
に示すフローチャートおよび図9を使って動作を説明す
る。 (ステップ8001) ダウンロードされた接続可能N
LO部品 NTarget は、プロキシーNLO部品へ使用す
るデータソースの識別子DTargetを登録する。例えばN
TargetをN2とすれば、N2はD1、D2、D3、D4の4つ
の識別子を登録する。 (ステップ8002) プロキシーNLO部品はN
Targetに対して、登録する全てのデータソースDTarget
を直前に登録した別の接続可能NLO部品の識別子N
Prevを返す。これはNTargetが登録する全てのデータソ
ースについて行われる。例えばN1については既に登録
してあるとしてNTargetをN2とすれば、データソース
1、D2、D3についてはすべてN1を返し、D4は直前
に登録したNLO部品がないのでN2自身の識別子がN
Prevになる。 (ステップ8003) NTargetは返された識別子をデ
ータソースごとにローカルメモリに記録する。このとき
データソースの識別子と対応づけてNPrevを記録する。
例えばこの例についてすべてのNLO部品について登録
が完了した場合、それぞれのNLO部品のもつローカル
メモリ内のNPrevは図9のようになる。 (ステップ8004) プロキシーNLO部品はデータ
ソースそれぞれについて、最後に登録をしたNLO部品
の識別子を検索する接続可能NLO部品検索テーブルを
作成する。この例の接続可能NLO部品検索テーブルは
図10のようになる。
【0017】次に本実施例でデータソースが更新された
場合の動作について図11のフローチャートを使って説
明する。 (ステップ1101) プロキシーNLO部品は接続可
能NLO部品検索テーブルの中から最後に登録を行った
接続可能NLO部品NLastを検索する。 (ステップ1102) プロキシーNLO部品はNLast
へ通知を行う。 (ステップ1103) 通知が行われたNLastはプロキ
シーNLO部品からデータソースの値をローカルメモリ
に読み込む。 (ステップ1104) NPrevとNLastが同じであるか
を検査する。 (ステップ1105) ステップ1105でNPrevとN
Lastが同じでなければNPrevに通知を行う。 (ステップ1106) 通知の行われたNPrevは自分自
身の識別子NPrevをNLa stとしてステップ1103に従
って更新されたデータソースの値を読み込む。例えば、
データソースD1が更新された場合はN4→>N3→>
N2→>N1の順に通知が行われる。本実施例を使え
ば、プロキシーNLO部品は1つのデータソースを使っ
ている接続可能NLO部品の数によらずに高速な処理を
行えるため、以降の通知作業が遅れることはない。
【0018】請求項3記載のウェブ・ブラウザを介した
データ提示システムでは、データソースが更新されたと
きに接続可能NLO部品に通知する際に、更新されたデ
ータソースに関して通知要求している全ての接続可能N
LO部品に通知することなく、1つの接続可能NLO部
品だけに通知することによりデータソースを使っている
全ての接続可能NLO部品がデータソースに関する値を
更新することができ、ウェブ・ブラウザを介してのデー
タ通信量を削減できる。
【0019】
【発明の効果】本発明の第1から第3の構成によるウェ
ブ・ブラウザを介したデータ提示システムにおいては、
サーバマシン上に、データソースを一括して管理するス
タブプログラムを設け、クライアントマシン上に、スタ
ブプログラムからデータソースの値を読み込み、その値
を必要としているプログラム部品を検索して送信できる
プロキシープログラムを設けたので、クライアントマシ
ン上のプログラム部品は個別にサーバマシンにアクセス
することなく、プロキシープログラムのローカルメモリ
からデータを読み取ることができ、ウェブ・ブラザを介
してのデータ通信量を削減することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるウェブ・ブラウザを介したデー
タ提示システムの構成図である。
【図2】 実施の形態1に基づく初期時の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】 実施の形態1に基づく接続可能NLO部品実
行時の動作を示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態1に基づく接続可能NLO部品検
索テーブルである。
【図5】 実施の形態1に基づくデータソース更新の場
合の動作例を示す図である。
【図6】 実施の形態1に基づくデータ更新における動
作例を示す図である。
【図7】 実施の形態2に基づく接続可能NLO部品通
知テーブルである。
【図8】 実施の形態3の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】 実施例3のNPrevの登録状況を示す図であ
る。
【図10】 実施の形態3に基づく接続可能NLO部品
検索テーブルである。
【図11】 実施の形態3のデータ通知の動作を示すフ
ローチャートである。
【図12】 従来のウェブ・サーバを介したデータ提示
システムの構成図である。
【図13】 従来のウェブ・ブラウザを介したデータ提
示システムの動作を示すフローチャートである。
【図14】 従来例に基づくデータソース更新時の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 接続可能NLO部品、 2 HTMLドキュメン
ト、 3 プロキシNLO部品、 4 スタブプログラ
ム、 5 ウェブ・サーバ、 6 ウェブ・ブラウザ、
7 データソース、 8 サーバマシン、 9 クラ
イアントマシン、10 イントラネット、11 接続可
能NLO部品検索テーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブ・サーバが管理するデータをイン
    トラネットで結合されたウェブ・ブラウザを介して提示
    するデータ提示システムにおいて、サーバマシン上に設
    けられ、ネットワーク上のデータソースの値の読み込み
    と更新を管理し、クライアントマシン上のプログラムへ
    のデータの送信と更新の通知を行うスタブプログラム
    と、クライアントマシン上に設けられ、ウェブ・サーバ
    から受信したドキュメント中に含まれる接続可能NLO
    部品のデータソースへのアクセスを管理するプロキシー
    NLO部品と、前記プロキシーNLO部品上に作成さ
    れ、指定されたデータソースの識別子と、該データソー
    スを使用するすべての接続可能NLO部品の識別子を含
    む接続可能NLO部品検索テーブルとを備え、前記プロ
    キシーNLO部品は、前記スタブプログラムへ前記接続
    可能NLO部品検索テーブル上のすべてのデータソース
    の識別子を前記スタッププログラムに送信し、前記スタ
    ブプログラムは前記プロキシーNLO部品から受信した
    データソース識別子に対応するデータが更新されたと
    き、当該データについて前記プロキシーNLO部品に対
    してデータ値の送信とデータ値の更新の通知を行うこと
    を特徴とするウェブ・ブラウザを介したデータ提示シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記接続可能NLO部品検索テーブル
    に、接続可能NLO部品が必要とするデータ更新周期
    と、当該接続可能NLO部品の最新のデータ更新時刻と
    を格納し、システムの現在時刻が前記最新のデータ更新
    時刻から前記データ更新周期だけ経過している時にの
    み、前記プロキシーNLO部品から前記接続可能NLO
    部品への更新通知とデータの読み込みを行うことを特徴
    とする請求項1記載のウェブ・ブラウザを介したデータ
    提示システム。
  3. 【請求項3】 前記接続可能NLO部品は、必要とする
    データソースを前記プロキシーNLO部品に指定した時
    に、同一のデータソースを直前に使用することを指定し
    た他の接続可能NLO部品の識別子を受け取り、前記プ
    ロキシーNLO部品は、同一のデータソースを最後に使
    用する接続可能NLO部品の識別子を前記接続可能NL
    O部品検索テーブルに格納し、データソースが更新され
    た時にプロキシーNLO部品は前記同一のデータソース
    を最後に使用する指定を行った接続可能NLO部品にの
    み、更新の通知と更新データ値の読み込みを行い、当該
    接続可能NLO部品は、前記同一のデータソースを使用
    する他の接続可能NLO部品へ更新データ値を伝播させ
    ることを特徴とする請求項1記載のウェブ・ブラウザを
    介したデータ提示システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7702719B1 (en) 2000-02-08 2010-04-20 International Business Machines Corporation Methods and apparatus for reducing the number of server interactions in network-based applications using a dual-MVC approach

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