JP3606007B2 - ウェブ・ブラウザを介したデータ提示システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、イントラネットに接続したコンピュータ間でウェブ・サーバとウェブ・ブラウザを使ってイントラネット上にあるデータソースを提示するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来のウエブブラウザを使ったデータ提示システムの例を示したものである。以下に図中の要素に関する説明をする。
・NLO部品(図中121)Network Loadable Object の略。ウェブ・サーバからクライアントマシンへダウンロードできるプログラム。テキストや画像やトレンドデータなどを扱うことができる。例としてはサンマイクロシステム(株)のJava アプレットやマイクロソフト(株)のActiveXコントロールなどがある。
・HTMLドキュメント(図中122) HTML言語で記述されたテキストデータ。データの中にNLO部品を識別する情報も含むことができる。
・ウェブ・サーバ(図中123) サーバマシンで実行され、HTMLドキュメントやNLO部品をダウンロードするプログラム。
・ウェブ・ブラウザ(図中124) クライアントマシンで実行され、HTMLドキュメントを表示し、表示に必要なNLO部品をウェブ・サーバからダウンロードできるプログラム。
・データソース(図中125) テキストや画像などの様々な形式の値。動的に変化することもある。
・サーバマシン(図中126) ウェブ・サーバを実行し、NLO部品やHTMLドキュメントを保持する機能をもつコンピュータ。
・クライアントマシン(図中127) ウェブ・ブラウザを実行するコンピュータ。
・ イントラネット(図中128) 社内や所内など閉じたコンピュータネットワーク。サーバマシンとクライアントマシンはこのネットワークに繋がれている。
【0003】
従来のウェブ・ブラウザを介したデータ提示システムの動作について図13に示すフローチャートに従って説明する。
(ステップ1301) まずユーザがウェブ・ブラウザに表示したいHTMLドキュメントを含むURLをウェブ・ブラウザに指定する。
(ステップ1302) ウェブ・サーバは指定されたURLから接続するウェブ・サーバのアドレスを取り出す。
(ステップ1303) ウェブ・サーバはアドレスに指定されたウェブ・サーバに接続する。
(ステップ1304) ウェブ・サーバはURLに指定されたHTMLドキュメントをウェブ・ブラウザに送信する。
(ステップ1305) ウェブ・ブラウザは送信されたHTMLドキュメントを受信する。
(ステップ1306) ウェブ・ブラウザは受信したHTMLドキュメントの中にNLO部品が含まれているかを検査する。
(ステップ1307) ステップ1306においてNLO部品が含まれていれば、ウェブ・サーバからNLO部品をダウンロードする。
(ステップ1308) NLO部品は自分自身を初期化してブラウザと同じプロセス内で実行される。
【0004】
次に、こうしたNLO部品が一定周期で更新されるプロセスデータをデータソースとして、その値を読み込む場合について図14に示すフローチャートを使って説明する。ここでプロセスデータとは発電所や工場などの産業プラントにおける監視用のセンサの測定値や、アクチュエータへの制御値などが代表的な例である。
【0005】
(ステップ1401) NLO部品が自分自身を初期化する。
(ステップ1402) 前回更新時刻T0 を設定する。前回更新時刻とはNLO部品が最後にデータソースの値を読み込んだ時刻である。この時刻にはデータの読込完了時刻と、読込開始時刻の2つがあるが、ここでは説明のしやすさから読込み開始時刻をこの時刻としている。この時刻の初期値はシステムの現在時刻である。
(ステップ1403) NLO部品がシステムから現在時刻を収得して変数TC に代入する。
(ステップ1404) 前回の更新時刻から経過した時間をtに代入する。経過した時間tは次の式によって算出できる。
t=Tc-T0 式(1)
【0006】
(ステップ1405) 経過した時間tがデータソースの更新周期TRateより長い時間経過しているかどうかを検査する。
(ステップ1406) ステップ1405において、経過した時間がデータソースの更新時間より長ければ前回更新時間T0を現在時刻の値に更新する。
(ステップ1407) NLO部品がデータソースから値を読み込む。
(ステップ1408) ステップ1405において経過した時間がデータソースの更新時間に満たない場合は待機時間TW を算出する。この時間は次にデータソースを読み込むまでの時間となるので次ぎの式で算出することができる。
TW=t−TRate 式(2)
(ステップ1409) 時間TW だけデータソース読込を待機してステップ1403に戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では1ページに使われるデータソースの種類に関わらず、使われるデータソースの数が多くなるにつれてNLO部品が必要とする通信の量が多くなる。一般的にはHTMLドキュメントの同じページ内に同じデータソースを要求する複数のNLO部品があることが多い、例えば同じデータソースの値をトレンドグラフのNLO部品で表示したり、データソース値をもとに計算した値を表示するメータがあったりする。このとき2つのNLO部品は同じデータソースに対して別々に値を読みにいかなければならなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
ウェブ・サーバが管理するデータをイントラネットで結合されたウェブ・ブラウザを介して提示するデータ提示システムにおいて、サーバマシン上に設けられ、ネットワーク上のデータソースの読み込みおよび更新を管理し、クライアントマシン上のプログラムへのデータソースの送信および更新の通知を行うスタブプログラムと、クライアントマシン上に設けられ、ウェブ・サーバから受信したドキュメント中に含まれる接続可能NLO部品のデータソースへのアクセスを管理するプロキシーNLO部品と、使用するデータソースの識別子およびデータソースを使用する接続可能NLO部品の識別子を含み、プロキシーNLO部品上に作成される接続可能NLO部品検索テーブルとを備え、プロキシーNLO部品は、接続可能NLO部品検索テーブル上のデータソースの識別子を前記スタブプログラムに送信し、スタブプログラムから前記データソース識別子に対応するデータソースの更新の通知がされたとき、データソースを読み込み、接続可能NLO部品検索テーブルから更新されたデータソースを使用している接続可能NLO部品を検索し、検索された接続可能NLO部品にデータソースの更新の通知を行い、接続可能NLO部品は、プロキシーNLO部品からデータソースの更新の通知を受信したとき、プロキシーNLO部品から更新されたデータソースを読み込むことを特徴とするウェブ・ブラウザを介したデータ提示システムを設けたこと。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施例である。以下に図中の構成要素について説明する。
・接続可能NLO部品(図中1) ウェブ・サーバからクライアントマシンへダウンロードできるプログラム。NLO部品はお互いに接続可能である。
・HTMLドキュメント(図中2) HTML言語で記述されたテキストデータ。データの中にNLO部品を識別する情報も含むことができる。
・プロキシーNLO部品(図中3) NLO部品と接続でき、NLO部品が使用するデータソースに関する識別する情報を記録することができるNLO部品。
・スタブプログラム(図中4) サーバマシン上で実行され、ネットワーク上のデータソースの値を読み込んだり、値を更新することができるプログラム。プロキシーNLO部品と接続して、プロキシーNLO部品が登録したデータソースが更新されると、プロキシーNLO部品に通知することもできる。
・ウェブ・サーバ(図中5) サーバマシンで実行され、HTMLドキュメントやNLO部品をダウンロードするプログラム。
・ウェブ・ブラウザ(図中6) クライアントマシン上で実行され、HTMLドキュメントを表示し、表示に必要なNLO部品をウェブ・サーバからダウンロードできるプログラム。
・データソース(図中7) テキストや画像などの様々な形式の値。動的に変化することもある。
・サーバマシン(図中8) ウェブ・サーバを実行し、NLO部品やHTMLドキュメントを保持する機能をもつコンピュータ。
・クライアントマシン(図中9) ウェブ・ブラウザを実行するコンピュータ。・イントラネット(図中10) 社内や所内など閉じたコンピュータネットワーク。
・接続可能NLO部品検索テーブル(図中11) プロキシーNLO部品がスタブプログラムによって通知されたデータソースを使用している接続可能NLO部品の識別子を検索するためのテーブル。
【0010】
ここで図2に示すフローチャートに従って本実施例の動作について説明する。(ステップ201) ユーザがウェブ・ブラウザに表示したいHTMLドキュメントを含むURLをウェブ・ブラウザに指定する。
(ステップ202) ウェブ・サーバは指定されたURLから接続するウェブ・サーバのアドレスを取り出す。
(ステップ203) ウェブ・サーバはアドレスに指定されたウェブサーバに接続する。
(ステップ204) ウェブ・サーバはURLに指定されたHTMLドキュメントをウェブ・ブラウザに送信する。
(ステップ205) ウェブ・ブラウザは送信されたHTMLドキュメントを受信する。
(ステップ206) ウェブ・ブラウザは受信したHTMLドキュメントの中に接続可能NLO部品が含まれているかを調べる。
(ステップ207) ステップ206において接続可能NLO部品が含まれていれば、ウェブ・サーバからNLO部品をダウンロードする。
(ステップ208) ウェブ・ブラウザは接続可能NLO部品を実行する。
【0011】
ダウンロードされた接続可能NLO部品は図3に示すフローチャートに従って実行される。
(ステップ3001) 自分自身を初期化する。
(ステップ3002) クライアントマシンでプロキシーNLO部品が実行中であるかを検査する。
(ステップ3003) ステップ3002においてプロキシーNLO部品が実行されていなければ、ウェブ・サーバからプロキシーNLO部品をダウンロードして起動する。
(ステップ3004) 接続可能NLO部品はプロキシーNLO部品と接続する。
(ステップ3005) 接続された接続可能NLO部品は使用するデータソースの識別子をプロキシーNLO部品の接続可能NLO部品検索テーブルに登録する。本実施例ではデータソースの識別子をD1、D2といったシンボルとしているが、それを使用するプロキシーNLO部品が一意に識別できるものであれば何でもかまわない。プロキシーNLO部品はこの識別子を図4に示すような接続可能NLO部品検索テーブルに記録する。ここでN1、N2といったシンボルは接続部品NLO部品の識別子であり、ここではNLO部品″N1″はデータソースD1〜D4を使い、NLO部品″N2″はD1〜D4、NLO部品″N3″はD1、D4、D5を使っていることを示している。
(ステップ3006) サーバマシンに対してスタブプログラムが実行中であるか検査する。
(ステップ3007) ステップ3006においてスタブプログラムが実行されていなければ起動する。
(ステップ3008) プロキシーNLO部品はスタブプログラムと接続を行う。
(ステップ3009) スタブプログラムはローカルメモリ内に送信されたデータソースの識別子を格納する領域を作成する。
(ステップ3010) 接続が行われるとプロキシーNLO部品は接続可能NLO部品検索テーブルの登録されている全てのデータソースの識別子をスタブプログラムへ送信する。
(ステップ3011) スタブプログラムはステップ3011で送信された識別子を受信して、ステップ3009で作成された領域に格納する。
【0012】
次にデータソースが更新された場合の動作について図5に示すフローチャートに従って説明する。またデータソースD2が更新された場合の動作を示した図6も参照しながら説明する。なお図6では図4の接続可能NLO部品検索テーブルを使っていた場合の動作を示している。
(ステップ5001) スタブプログラムはステップ3011で格納されたデータソースの全てについて値を読込む。図6のようにスタブプログラムは周期的にデータソースから値を獲得する。ここでは図6のようにデータソースにD2に関して値1234がローカルメモリに読み込まれている。
(ステップ5002) 読み込んだ値が更新されているかを検査する。値が更新されていなければステップ5001にもどる。
(ステップ5003) ステップ5002で値が更新されていればプロキシーNLO部品に通知を行う。図6ではデータソースD2に関してプロキシーNLO部品に通知が行われている。
(ステップ5004) 通知をうけたプロキシーNLO部品はスタブプログラムからデータソースの値を読込みNLO部品内のメモリに記録する。図6ではプロキシーNLO部品のローカルメモリの中にD2の値1234が記録されている。
(ステップ5005) 接続可能NLO部品検索テーブルから更新されたデータソースを使用している接続可能NLO部品を検索する。図6のようにデータソースD2に関して接続可能NLO部品検索テーブルを検索してN1、N2の2つの接続可能NLO部品を検索する
。
(ステップ5006) ステップ5005で検索された接続可能NLO部品に通知を行う。図6では検索されたN1、N2に関して通知を行う。
(ステップ5007) 更新通知をうけた接続可能NLO部品はプロキシーNLO部品内のメモリから更新されたデータソースを読み込む。
【0013】
以上のようにこの実施の形態のウェブ・ブラウザを介したデータ提示システムはあるデータソースが更新されたときに、そのデータソースを使用している全ての接続可能NLO部品を検索し、通知を行うことができるので、ウェブ・ブラウザを介するデータ通信量を削減することができる。
【0014】
また、本実施の形態によれば、サーバ・ブラウザ間のデータ通信量が主としてデータソース数のみに依存し、接触可能NLO部品数に対する依存性が少なくなるので、必要な通信量の見積もりが著しく容易となり、リアルタイムシステムを構築しやすくなる。
【0015】
実施の形態2.
実施の形態1ではスタブサーバから通知を受けたプロキシーNLO部品は更新されたデータソースを使っている全ての接続可能NLO部品へ無条件に通知を行っていたが、接続可能NLO部品がプロキシーNLO部品へ必要なデータソースの識別子を接続可能NLO検索テーブルに登録するときに、接続可能NLO部品が要求する更新周期も指定しておくことにより、プロキシーNLO部品と接続可能NLO部品間の通知回数を少なくすることができ、実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0016】
プロキシーNLO部品は接続可能NLO部品が使用するデータソースを登録するときに、図7のような接続可能NLO部品検索テーブルを作成する。このテーブルには接続可能NLO部品が登録するデータソースの更新周期TRateと、プロキシーNLO部品がそのデータソースに関して接続可能NLO部品に関して最後に通知を行った時刻最終通知時刻TLastを格納する。ただしTLastの初期値は0にする。この例では接続可能NLO部品N2がデータソースD3を300ミリ秒間隔で更新しており、最後にN2に対してD3に関する通知が行われたのは時刻が78254ミリ秒であることを示している。ここで扱われる時刻はシステムが起動されてからの相対時刻である。
【0017】
現在時刻tであるときデータソースDi が更新された場合、プロキシーNLO部品は接続可能NLO検索テーブルからDi に関する最終通知時刻TLastと更新周期TRateを得る。もしt−T Last >TRateであればデータソースを要求している接続可能NLO部品へ通知を行いT Last に現在時刻tを代入する。もしT Last <TRateであれば通知は行わない。
【0018】
例えば現在時刻は79000ミリ秒であるとき、データソースD1が更新された場合、D1を使用しているNLO部品はN1、N2、N3、N4であるが、最終通知時刻から現在の経過時間をそれぞれについて算出するとN1は500ミリ秒経過し、N2は800ミリ秒、N3は200ミリ秒、N4は200ミリ秒が経過していることになる。N1とN2は更新周期がそれぞれ300ミリ秒であるので経過時間は更新時間を経過しているので通知を行うが、N3,N4 に関しては更新周期が300ミリ秒なのでまだ更新時間に達してい
ないので通知は行われない。
【0019】
以上のようにこの実施の形態のウェブ・ブラウザを介したデータ提示システムではデータソースが更新されたときに通知する接続可能NLO部品に関して、現在時刻がそのデータソースに関する更新作業が完了した時刻から経過した時間が、データソースに指定された更新時間に満たない場合は通知を行わないようにすることができる。これにより不要なデータ通信が回避され、通信量が削減できる。
【0020】
実施の形態3
実施の形態1ではプロキシーNLO部品がデータソースを要求している全てのNLO部品にイベントを送信していたが、プロキシーがNLO部品へ通知するイベントに次に通知しなければならないNLO部品の識別子を含ませることにより、同様の効果が得られる。ここでは図8に示すフローチャートおよび図9を使って動作を説明する。
(ステップ8001) ダウンロードされた接続可能NLO部品 NTarget は、プロキシーNLO部品へ使用するデータソースの識別子DTargetを登録する。例えばNTargetをN2とすれば、N2はD1、D2、D3、D4の4つの識別子を登録する。
(ステップ8002) プロキシーNLO部品はNTargetに対して、登録する全てのデータソースDTargetを直前に登録した別の接続可能NLO部品の識別子NPrevを返す。これはNTargetが登録する全てのデータソースについて行われる。例えばN1については既に登録してあるとしてNTargetをN2とすれば、データソースD1、D2、D3についてはすべてN1を返し、D4は直前に登録したNLO部品がないのでN2自身の識別子がNPrevになる。
(ステップ8003) NTargetは返された識別子をデータソースごとにローカルメモリに記録する。このときデータソースの識別子と対応づけてNPrevを記録する。例えばこの例についてすべてのNLO部品について登録が完了した場合、それぞれのNLO部品のもつローカルメモリ内のNPrevは図9のようになる。
(ステップ8004) プロキシーNLO部品はデータソースそれぞれについて、最後に登録をしたNLO部品の識別子を検索する接続可能NLO部品検索テーブルを作成する。この例の接続可能NLO部品検索テーブルは図10のようになる。
【0021】
次に本実施例でデータソースが更新された場合の動作について図11のフローチャートを使って説明する。
(ステップ1101) プロキシーNLO部品は接続可能NLO部品検索テーブルの中から最後に登録を行った接続可能NLO部品NLastを検索する。
(ステップ1102) プロキシーNLO部品はNLastへ通知を行う。
(ステップ1103) 通知が行われたNLastはプロキシーNLO部品からデータソースの値をローカルメモリに読み込む。
(ステップ1104) NPrevとNLastが同じであるかを検査する。
(ステップ1105) ステップ1105でNPrevとNLastが同じでなければNPrevに通知を行う。
(ステップ1106) 通知の行われたNPrevは自分自身の識別子NPrevをNLastとしてステップ1103に従って更新されたデータソースの値を読み込む。
例えば、データソースD1が更新された場合はN4→>N3→>N2→>N1の順に通知が行われる。本実施例を使えば、プロキシーNLO部品は1つのデータソースを使っている接続可能NLO部品の数によらずに高速な処理を行えるため、以降の通知作業が遅れることはない。
【0022】
以上のようにこの実施の形態に記載のウェブ・ブラウザを介したデータ提示システムでは、データソースが更新されたときに接続可能NLO部品に通知する際に、更新されたデータソースに関して通知要求している全ての接続可能NLO部品に通知することなく、1つの接続可能NLO部品だけに通知することによりデータソースを使っている全ての接続可能NLO部品がデータソースに関する値を更新することができ、ウェブ・ブラウザを介してのデータ通信量を削減できる。
【0023】
本発明の構成によるウェブ・ブラウザを介したデータ提示システムにおいては、サーバマシン上に、データソースを一括して管理するスタブプログラムを設け、クライアントマシン上に、スタブプログラムからデータソースの値を読み込み、その値を必要としているプログラム部品を検索して送信できるプロキシープログラムを設けたので、クライアントマシン上のプログラム部品は個別にサーバマシンにアクセスすることなく、プロキシープログラムのローカルメモリからデータを読み取ることができ、ウェブ・ブラザを介してのデータ通信量を削減することができるという効果を奏する。
【0024】
【発明の効果】
ウェブ・サーバが管理するデータをイントラネットで結合されたウェブ・ブラウザを介して提示するデータ提示システムにおいて、サーバマシン上に設けられ、ネットワーク上のデータソースの読み込みおよび更新を管理し、クライアントマシン上のプログラムへのデータソースの送信および更新の通知を行うスタブプログラムと、クライアントマシン上に設けられ、ウェブ・サーバから受信したドキュメント中に含まれる接続可能NLO部品のデータソースへのアクセスを管理するプロキシーNLO部品と、使用するデータソースの識別子およびデータソースを使用する接続可能NLO部品の識別子を含み、プロキシーNLO部品上に作成される接続可能NLO部品検索テーブルとを備え、プロキシーNLO部品は、接続可能NLO部品検索テーブル上のデータソースの識別子をスタブプログラムに送信し、スタブプログラムから前記データソース識別子に対応するデータソースの更新の通知がされたとき、データソースを読み込み、接続可能NLO部品検索テーブルから更新 されたデータソースを使用している接続可能NLO部品を検索し、検索された接続可能NLO部品にデータソースの更新の通知を行い、接続可能NLO部品は、前記プロキシーNLO部品からデータソースの更新の通知を受信したとき、プロキシーNLO部品から更新されたデータソースを読み込むことを特徴とするウェブ・ブラウザを介したデータ提示システムを設けたので、ウェブ・ブラザを介してのデータ通信量を削減することができるという効果を奏する。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウェブ・ブラウザを介したデータ提示システムの構成図である。
【図2】実施の形態1に基づく初期時の動作を示すフローチャートである。
【図3】実施の形態1に基づく接続可能NLO部品実行時の動作を示すフローチャートである。
【図4】実施の形態1に基づく接続可能NLO部品検索テーブルである。
【図5】実施の形態1に基づくデータソース更新の場合の動作例を示す図である。
【図6】実施の形態1に基づくデータ更新における動作例を示す図である。
【図7】実施の形態2に基づく接続可能NLO部品通知テーブルである。
【図8】実施の形態3の動作を示すフローチャートである。
【図9】実施例3のNPrevの登録状況を示す図である。
【図10】実施の形態3に基づく接続可能NLO部品検索テーブルである。
【図11】実施の形態3のデータ通知の動作を示すフローチャートである。
【図12】従来のウェブ・サーバを介したデータ提示システムの構成図である。
【図13】従来のウェブ・ブラウザを介したデータ提示システムの動作を示すフローチャートである。
【図14】従来例に基づくデータソース更新時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 接続可能NLO部品、 2 HTMLドキュメント、 3 プロキシNLO部品、 4 スタブプログラム、 5 ウェブ・サーバ、 6 ウェブ・ブラウザ、 7 データソース、 8 サーバマシン、 9 クライアントマシン、10 イントラネット、11 接続可能NLO部品検索テーブル。
Claims (3)
- ウェブ・サーバが管理するデータをイントラネットで結合されたウェブ・ブラウザを介して提示するデータ提示システムにおいて、
サーバマシン上に設けられネットワーク上のデータソースの読み込みおよび更新を管理しクライアントマシン上のプログラムへのデータソースの送信および更新の通知を行うスタブプログラムと、
前記クライアントマシン上に設けられ前記ウェブ・サーバから受信したドキュメント中に含まれる接続可能NLO部品の前記データソースへのアクセスを管理するプロキシーNLO部品と、
使用するデータソースの識別子および前記データソースを使用する前記接続可能NLO部品の識別子を含み前記プロキシーNLO部品上に作成される接続可能NLO部品検索テーブルとを備え、
前記プロキシーNLO部品は、前記接続可能NLO部品検索テーブル上の前記データソースの識別子を前記スタブプログラムに送信し、前記スタブプログラムから前記データソース識別子に対応する前記データソースの更新の通知がされたとき、前記データソースを読み込み、前記接続可能NLO部品検索テーブルから更新された前記データソースを使用している接続可能NLO部品を検索し、検索された接続可能NLO部品に前記データソースの更新の通知を行い、
前記接続可能NLO部品は、前記プロキシーNLO部品から前記データソースの更新の通知を受信したとき、前記プロキシーNLO部品から更新された前記データソースを読み込むことを特徴とするウェブ・ブラウザを介したデータ提示システム。 - プロキシーNLO部品は、接続可能NLO部品検索テーブルに、接続可能NLO部品が登録するデータ更新周期と、前記接続可能NLO部品に最後に通知を行った最終通知時刻とを格納し、
システムの現在時刻が前記最終通知時刻から前記データ更新周期より長く経過している時に、前記接続可能NLO部品へデータソースの更新通知を行うことを特徴とする請求項1記載のウェブ・ブラウザを介したデータ提示システム。 - 接続可能NLO部品は、必要とするデータソースをプロキシーNLO部品に登録した時に、同一のデータソースを使用することを直前に登録した接続可能NLO部品の識別子を受け取り、
前記プロキシーNLO部品は、同一のデータソースを使用することを最後に登録した接続可能NLO部品の識別子を接続可能NLO部品検索テーブルに格納し、
データソースが更新された時に前記プロキシーNLO部品は前記同一のデータソースを使用することを最後に登録した接続可能NLO部品に、データソースの更新の通知を行い、
データソースの更新の通知を受けた接続可能NLO部品は、前記同一のデータソースを使用することを直前に登録した接続可能NLO部品へデータソースの更新の通知を行うことを特徴とする請求項1記載のウェブ・ブラウザを介したデータ提示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18833397A JP3606007B2 (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | ウェブ・ブラウザを介したデータ提示システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP18833397A JP3606007B2 (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | ウェブ・ブラウザを介したデータ提示システム |
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