JPH11310467A - 酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具 - Google Patents

酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具

Info

Publication number
JPH11310467A
JPH11310467A JP10118458A JP11845898A JPH11310467A JP H11310467 A JPH11310467 A JP H11310467A JP 10118458 A JP10118458 A JP 10118458A JP 11845898 A JP11845898 A JP 11845898A JP H11310467 A JPH11310467 A JP H11310467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alumina
zinc oxide
jig
composite material
fired
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10118458A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Shiraishi
真也 白石
Yoshihiro Ohinata
義宏 大日向
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP10118458A priority Critical patent/JPH11310467A/ja
Publication of JPH11310467A publication Critical patent/JPH11310467A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた磁気特性、被焼成物との付着がなく、被
焼成物の傷や変形のないものが得られる酸化亜鉛−アル
ミナ系複合材料製焼成用治具の提供 【解決手段】本発明は、酸化亜鉛及びアルミナを主成分
とする酸化亜鉛−アルミナ系複合材料からなる焼成用治
具であって、図1のaに示されるように、焼成用治具1
は、その表面に網目状に凸部2が形成されている。この
一部を拡大したもの(符号11)が図1のbに示されて
おり、凸部2が四角錐状に形成されている。図1のcに
は、更に拡大された四角錐が示され、四つの稜3によっ
て形成されている。凸部2の稜3の傾斜角度は任意であ
るが、好ましくは20°〜70°である。またこの四角
錐はその頂上部が球状4を形成しており、これにより被
焼成物との接触に対する付着を防止すると共に被焼成物
に対する傷が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面に凸部を有する
酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具に関するも
のであり、特に、ソフトフェライトやバリスタ等の焼成
に適し、磁気特性を損なわず、被焼成物との付着が低減
され、また被焼成物の変形がない好適な酸化亜鉛−アル
ミナ系複合材料製焼成用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェライト製磁性材料等の焼成に当って
は、従来、アルミナ質又はジルコニア質の焼成用治具を
用い、この焼成用治具の上に被焼成物を載せて焼成を行
っているが、従来の焼成用治具のうち、アルミナ質の焼
成用治具では、被焼成物の電気的特性や磁気特性が良好
な値となるような焼成条件の設定が難しく、良品率(歩
留り)が低い。またジルコニア質の焼成用治具では、ア
ルミナ質の焼成用治具を用いた場合に比べて、被焼成物
の電気的特性や磁気特性を特定の値に設定したものが容
易に得られるが、焼成用治具自体の重量が大きいことか
ら作業効率が悪く、また、ジルコニア質特有の熱膨張の
ために耐久性の面で問題が生じていた。
【0003】このような問題のない焼成用治具として、
アルミナ粉末と酸化亜鉛粉末とをアルミナと酸化亜鉛と
がほぼ等モルとなるように混合し、混合物を造粒して成
形した後焼成することにより製造された酸化亜鉛−アル
ミナ系複合材料製焼成用治具(ZnAl2 4 (亜鉛ア
ルミナスピネル)製焼成用治具)が有効であることが開
発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如きアルミナと酸化亜鉛とを等モルで混合した原料を用
いて製造された酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用
治具では、次のような問題があった。ハンドリング強
度、耐久性が十分であるとは言えず、改善が望まれる。
焼成条件によっては被焼成物との反応で治具のZnA
2 4 の一部が被焼成物に付着する。このため、得ら
れる製品の磁気特性等が劣るものとなり、高品質のもの
を歩留り良く製造することができない。
【0005】そこで、本発明者等は、前述の如き問題点
について種々検討したところ、酸化亜鉛−アルミナ系複
合材料製焼成用治具に凸部を設けて被焼成物との接触面
積を少なくしてみたところ、意外にも被焼成物と凸部の
接触部において付着がなく、被焼成物の変形のないもの
が得られ、更に被焼成物の磁気特性にも優れていること
を見出し、ここに本発明をなすに至った。したがって、
本発明が解決しようとする課題は、優れた磁気特性、被
焼成物との付着がなく、被焼成物の傷や変形のないもの
が得られる優れた酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成
用治具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、以
下の各発明によって達成される。
【0007】(1)治具表面に凸部を有し、該治具表面
と被焼成物との接触面積が2〜70%であることを特徴
とする酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具。 (2)凸部が網目状に配列されていると共に凸部の形状
が四角錐であり、かつ該先端が球状であることを特徴と
する前記第1項に記載の酸化亜鉛−アルミナ系複合材料
製焼成用治具。 (3)被焼成物がソフトフェライトであることを特徴と
する前記第1項又は第2項に記載の酸化亜鉛−アルミナ
系複合材料製焼成用治具。 (4)酸化亜鉛及びアルミナに対して、酸化ジルコニウ
ムの含有量が0.01〜1.0重量%、二酸化珪素の含
有量が0.01〜1.0重量%含有している酸化亜鉛−
アルミナ系複合材料製焼成用治具において、該酸化亜鉛
−アルミナ系複合材料中のクロム、マグネシウム、カル
シウム、ニッケル又はマンガンから選択されるいずれか
の元素の含有量が、前記酸化亜鉛−アルミナに対して
0.01〜1.0重量%であることを特徴とする前記第
1項乃至第3項のいずれかに記載の酸化亜鉛−アルミナ
系複合材料製焼成用治具。
【0008】本発明では、治具表面に凸部を有し、該治
具表面と被焼成物との接触面積を2〜70%としたこと
により被焼成物と治具との付着が極めて良好に防止さ
れ、また被焼成物が傷ついたり、変形しない良好な品質
のものが得られる。また、凸部が網目状に配列されてい
ると共に凸部の形状が四角錐であり、かつ該先端が球状
であることにより良好に付着が防止され、傷付きが防止
され、磁気特性にも影響されることなく優れた被焼成物
が得られる。
【0009】更に本発明の酸化亜鉛−アルミナ系複合材
料製焼成用治具は、被焼成物としてソフトフェライトを
用いるときには、いっそうの優れた付着の防止性、変形
防止及び磁気特性を損ねることなく焼成される。
【0010】本発明は、酸化亜鉛及びアルミナに対し
て、酸化ジルコニウムの含有量が0.01〜1.0重量
%、二酸化珪素の含有量が0.01〜1.0重量%含有
している酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具に
おいて、該酸化亜鉛−アルミナ系複合材料中のクロム、
マグネシウム、カルシウム、ニッケル又はマンガンから
選択されるいずれかの元素の含有量が、前記酸化亜鉛−
アルミナに対して0.01〜1.0重量%であることを
特徴とする酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具
を用いることにより、いっそう良好に付着が防止され、
被焼成物の変形がなく、磁気特性にも影響されることな
のないという優れた効果を奏するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明するが、本発明は、これに限定されるものではな
い。本発明の酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治
具は、治具表面に凸部を有し、該治具表面と被焼成物と
の接触面積が2〜70%であることを特徴とするもので
あるが、具体的に、図1により説明する。図1は、本発
明の酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具を示す
平面図である。図2は、本発明の四角錐状の凸部を示す
平面乃至断面図である。図3は、本発明の円錐形状の凸
部を示す平面乃至断面図である。
【0012】図1のaにおいて、酸化亜鉛−アルミナ系
複合材料製焼成用治具1は、その表面に網目状に凸部2
が形成されている。この一部を拡大したもの(符号1
1)が図1のbに示されており、凸部2が四角錐状に形
成されている。図1のcには、更に拡大された四角錐が
示され、四つの稜3によって形成されている。凸部2の
稜3の傾斜角度は任意であるが、好ましくは20°〜7
0°である。またこの四角錐はその頂上部が球状4を形
成しており、これにより被焼成物との接触に対する付着
を防止すると共に被焼成物に対する傷が低減される。
【0013】この凸部の他の好ましい形状としては、図
3のa,bに示される如き円錐形状21でもよく、適宜
の傾斜31を有している。また他の三角錐状、多角錐状
のいずれでもよい。これらの頂上部の形状は、球状、楕
円球状等が好ましい。
【0014】また本発明においては、治具表面に形成さ
れる凸部と被焼成物との接触面積が2〜70%であると
き、十分な付着が防止されると共に被焼成物の変形のな
い優れた品質のものが得られる。好ましくは接触面積が
10〜40%である。この接触面積が2%未満では、被
焼成物が変形したり、反りが生じたりする恐れがあり好
ましくない。また接触面積が70%を越えると十分な付
着防止に対する改善がされない。本発明では、被焼成物
がソフトフェライトであるときに、焼成されたフェライ
トが傷のないものが得られ、また接着が防止されて治具
から容易に分離することができる。
【0015】本発明の酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製
焼成用治具を形成する材料しては、酸化亜鉛−アルミナ
系複合材料であれば、任意に使用できるが、好ましく
は、酸化亜鉛及びアルミナに対して、酸化ジルコニウム
の含有量が0.01〜1.0重量%、二酸化珪素の含有
量が0.01〜1.0重量%含有している酸化亜鉛−ア
ルミナ系複合材料であって、該酸化亜鉛−アルミナ系複
合材料中のクロム、マグネシウム、カルシウム、ニッケ
ル又はマンガンから選択されるいずれかの元素の含有量
が、前記酸化亜鉛−アルミナに対して0.01〜1.0
重量%である。また本発明の酸化亜鉛−アルミナ系複合
材料としては、酸化第二鉄の含有量が酸化亜鉛−アルミ
ナに対して0.05重量%以下であるものが好ましい。
【0016】本発明に用いられる酸化亜鉛−アルミナ系
複合材料の主成分を構成するZnOとAl2 3 は、通
常の場合、ZnO:Al2 3 =49.0〜51.0:
51.0〜49.0(モル%)、好ましくはZnOとA
2 3 の等モル混合物とされる。この主成分の割合が
上記範囲を外れ、ZnOが多くAl2 3 が少ないと、
焼結時の変形で得られる焼結体に反りや寸法のバラツキ
が生じ、著しい場合には焼結体自体得ることが困難とな
る。逆に、ZnOが少なくAl2 3 が多いと、アルミ
ナ相の残留で、この焼成用治具を用いて被焼成物の焼成
を行った際に、被焼成物に悪影響を及ぼすこととなる。
【0017】本発明においては、このような主成分に対
して、ZrO2 を添加することにより被焼成物との反応
を防止すると共に、SiO2 を添加することにより,強
度、耐久性の改善を図る。ZrO2 の添加量が少な過ぎ
るとZrO2 添加による被焼成物との反応防止効果が十
分に得られず、逆に多過ぎると被焼成物の磁気特性の低
下を引き起こす。従って、ZrO2 は、酸化亜鉛−アル
ミナ系複合材料中の主成分に対するZrO2 の割合が
0.01〜1.0重量%、好ましくは0.5〜1.0重
量%となるように添加する。
【0018】また、SiO2 の添加量が少な過ぎるとS
iO2 添加による強度、耐久性の改善効果が十分に得ら
れず、逆に多過ぎると被焼成物の磁気特性の低下を引き
起こす。従って、SiO2 は、酸化亜鉛−アルミナ系複
合材料中の主成分に対するSiO2 の割合が0.01〜
1.0重量%、好ましくは0.08〜1.0重量%とな
るように添加する。なお、本発明に係る酸化亜鉛−アル
ミナ系複合材料中にFe2 3 が多く含有されている
と、得られる被焼成物の磁気特性の低下を引き起こすた
め、酸化亜鉛−アルミナ系複合材料中の主成分に対する
Fe2 3 の割合は0.05重量%未満、特に0.01
重量%以下であるか、或いは、実質的にFe2 3 を含
まないものとするのが好ましい。
【0019】本発明では、前記のZrO2 及びSiO2
を少量含有する酸化亜鉛−アルミナ系複合材料に、クロ
ム、マグネシウム、カルシウム、ニッケル又はマンガン
から選択されるいずれかの金属を該主成分に対して0.
01〜1.0重量%含有することにより、耐久性、非付
着性、磁気特性に対して優れた効果を奏するものであ
り、更には、主成分に対してクロム、マグネシウム、カ
ルシウムのいずれかの含有量が、0.001重量%未満
では、焼成治具の耐久性が良くなく、また1.0重量%
を越えると被焼成物の磁気特性が低下する。
【0020】またニッケルを含む焼成治具の場合、Ni
−Zn系フェライトの磁気特性が向上するが、主成分に
対してニッケルの含有量が、0.001重量%未満で
は、磁気特性は変わらず、主成分に対してニッケルの含
有量が1.0重量%を越えると逆に磁気特性が低下す
る。更にマンガンを含む焼成用治具の場合、Mn−Zn
系フェライトの磁気特性が向上するが、主成分に対して
マンガンの含有量が、0.001重量%未満では、磁気
特性は変わらず、主成分に対してマンガンの含有量が、
1.0重量%を越えると逆に磁気特性が低下する。
【0021】本発明の酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製
焼成用治具を製造するには、ZnO粉末(純度99.0
%、粒径0.5〜50μm)、Al2 3 粉末(99.
0%、粒径0.1〜50μm)、ZrO2 粉末及びSi
2 粉末、Cr,Mg,Ca,Ni,Mn元素として、
Cr2 7 ,MgO,CaO,NiO,MnOを用い、
所定割合で混合した後、混合物を常法に従って造粒、成
形、焼成する。この場合、成形手段としては、網目形状
に凹部を有する成形金型を用いて成形することにより成
形体表面の片面が網目形状に成形されたものが得られ
る。得られた成形体を、1400〜1650℃で1〜3
時間程度焼成する。
【0022】なお、本発明で用いる原料のZnO粉末、
Al2 3 粉末やその他の粉末は、いずれも純度99%
以上であることが望ましい。原料粉末の純度が99重量
%未満の場合には、被焼成物の電気的特性並びに磁気特
性が低下する。また、本発明で用いる原料粉末は平均粒
径0.5〜50μm程度であることが好ましい。ソフト
フェライトやバリスタ等の焼成に極めて有用であり、特
に好ましくはソフトフェライトの焼成である。
【0023】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明は、これらの例によって
限定されるものではない。
【0024】〔実施例1〕純度99.0重量%,平均粒
径1.0μmのZnO粉末と純度99.0重量%,平均
粒径2.0μmのAl2 3 粉末とを等モル採取し、こ
のZnO−Al2 3 主成分に対するZrO2 0.01
重量%、SiO2 0.01重量%(いずれも純度99.
9重量%、平均粒径5.0μm)またMgを0.5重量
%となるようにMgOを添加、混合し、更に結合体とし
てポリビニルアルコール(PVA)を粉体全量に対して
2.0重量%加えて混合した。この混合物を造粒する。
【0025】図2に示されるような四角錐の凹部を網目
状に有する成形金型を用い、この成形金型としては、表
1に示される接触面積が得られる8種類のものを用い
て、前記の造粒物を用いて成形し、図1のbに示される
ような表面の全面に四角錐(縦×横が1mm×1mm)
の凸部を網目状に有する成形体を得た。これを1450
℃で2時間焼成して100mm×100mm×4mm
(厚さ)の焼成物を得た。この焼成物からなる酸化亜鉛
−アルミナ系複合材料製焼成用治具を使用してソフトフ
ェライトを焼成した。得られた焼成物の付着割合と変形
率を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかなように、被焼成物の付着
割合と変形率は、2〜70%で効果があり、更に好まし
くは、被焼成物の付着割合と変形率が共に良いのは、1
0〜40%であることがわかる。また実施例1と同様に
して、治具の表面の凸部の形状として、円錐形状のもの
を使用した場合でも、本発明の優れた効果が得られた。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の酸化亜鉛−
アルミナ系複合材料製焼成用治具によれば、凸部を網目
状に配列した治具を用いることにより優れた被焼成物の
磁気特性が維持されると共に、被焼成物との付着がな
く、被焼成物の変形のないものが得られるという格別優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成
用治具を示す平面図である。
【図2】本発明の四角錐状の凸部を示す平面乃至断面図
である。
【図3】本発明の円錐形状の凸部を示す平面乃至断面図
である。
【符号の説明】
1 酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具 2 凸部形状 3 凸部の稜線 4 球状部 11 部分拡大した網目状配列 21 円錐形状凸部 31 傾斜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】治具表面に凸部を有し、該治具表面と被焼
    成物との接触面積が2〜70%であることを特徴とする
    酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具。
  2. 【請求項2】凸部が網目状に配列されていると共に凸部
    の形状が四角錐であり、かつ該先端が球状であることを
    特徴とする請求項1に記載の酸化亜鉛−アルミナ系複合
    材料製焼成用治具。
  3. 【請求項3】被焼成物がソフトフェライトであることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の酸化亜鉛−ア
    ルミナ系複合材料製焼成用治具。
  4. 【請求項4】酸化亜鉛及びアルミナに対して、酸化ジル
    コニウムの含有量が0.01〜1.0重量%、二酸化珪
    素の含有量が0.01〜1.0重量%含有している酸化
    亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具において、該酸
    化亜鉛−アルミナ系複合材料中のクロム、マグネシウ
    ム、カルシウム、ニッケル又はマンガンから選択される
    いずれかの元素の含有量が、前記酸化亜鉛−アルミナに
    対して0.01〜1.0重量%であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の酸化亜鉛−ア
    ルミナ系複合材料製焼成用治具。
JP10118458A 1998-04-28 1998-04-28 酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具 Withdrawn JPH11310467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10118458A JPH11310467A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10118458A JPH11310467A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11310467A true JPH11310467A (ja) 1999-11-09

Family

ID=14737158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10118458A Withdrawn JPH11310467A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11310467A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012001430A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Ixys Semiconductor Gmbh 両面が金属とされたセラミック基板の製造方法
JP2015522784A (ja) * 2012-05-23 2015-08-06 サン−ゴバン インドゥストリーケラミク レーデンタール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングSAINT−GOBAIN IndustrieKeramik Roedental GmbH 棚システム用のセラミックの板
EP2978000A4 (en) * 2013-03-18 2016-05-11 Intermetallics Co Ltd APPARATUS FOR DIFFUSION PROCESS IN GRAIN JOINTS, AND CONTAINER FOR APPARATUS FOR DIFFUSION PROCESS IN GRAIN JOINTS

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012001430A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Ixys Semiconductor Gmbh 両面が金属とされたセラミック基板の製造方法
JP2015522784A (ja) * 2012-05-23 2015-08-06 サン−ゴバン インドゥストリーケラミク レーデンタール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングSAINT−GOBAIN IndustrieKeramik Roedental GmbH 棚システム用のセラミックの板
EP2978000A4 (en) * 2013-03-18 2016-05-11 Intermetallics Co Ltd APPARATUS FOR DIFFUSION PROCESS IN GRAIN JOINTS, AND CONTAINER FOR APPARATUS FOR DIFFUSION PROCESS IN GRAIN JOINTS

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019121601A (ja) リチウムイオン電池電極材料焼成用匣鉢及び匣鉢の保護層
KR101747435B1 (ko) 시스
WO2009099184A1 (ja) ジルコニア質焼結体およびその製造方法
JP2004063261A (ja) 正極原料焼成用耐火物とその利用
WO2012144553A1 (ja) 複合金属酸化物の製造方法、金属酸化物焼結体及びロータリーキルン
JPH11310467A (ja) 酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具
JP2023158013A (ja) Ni-Zn-Cu系フェライト粉末、焼結体、フェライトシート
JP2006206338A (ja) 高耐食性耐火物
CN114945544A (zh) 用于生产烧结的耐火产品的晶粒、用于生产烧结的耐火产品的批料、用于生产烧结的耐火产品的方法和烧结的耐火产品
JPH0235704B2 (ja)
JPH06321628A (ja) アルミナ−クロミア−ジルコン系焼結耐火れんが
JP2002173367A (ja) 低温焼成磁器組成物及びその製造方法並びにそれを用いた配線基板
JPH09142968A (ja) 亜鉛アルミナスピネルコート焼成用治具
JP2005170729A (ja) 焼成用容器
WO2021090778A1 (ja) 匣鉢及びその製造方法
JPH0959057A (ja) 酸化亜鉛−アルミナ複合材料製焼成用治具の製造方法
JPH1143375A (ja) ソフトフェライト焼成用セッターの製造方法
JP3359489B2 (ja) 導電性セラミックス
JP3314983B2 (ja) 高耐用性マグネシア−スピネル質セメント及び石灰焼成キルン用耐火物
JPH09142942A (ja) 亜鉛アルミナスピネル含有基材を用いた焼成用治具
JP2003300782A (ja) 焼成用セッター及びその製造方法
JP2003306392A (ja) 電子部品用セラミックスの熱処理用治具およびその製造方法
JPH0463022B2 (ja)
JPH0628607A (ja) 磁気ヘッド用非磁性材料
JPH1072263A (ja) 酸化亜鉛−アルミナ系複合材料製焼成用治具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705