JPH11308200A - 誤り訂正装置及び誤り訂正方法 - Google Patents

誤り訂正装置及び誤り訂正方法

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JPH11308200A
JPH11308200A JP10110727A JP11072798A JPH11308200A JP H11308200 A JPH11308200 A JP H11308200A JP 10110727 A JP10110727 A JP 10110727A JP 11072798 A JP11072798 A JP 11072798A JP H11308200 A JPH11308200 A JP H11308200A
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JP
Japan
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Application number
JP10110727A
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English (en)
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Toru Tateishi
亨 舘石
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH11308200A publication Critical patent/JPH11308200A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い伝送効率でデータ伝送を行うことのできる
誤り訂正装置を提供する。 【解決手段】有効データ領域の大きさを示すデータ長フ
ィールドと、データ誤りの有無を検出するフレームチェ
ックシーケンスとを含むデータフレームの送受信に用い
られる誤り訂正装置であって、フレームチェックシーケ
ンスを用いて受信したデータフレームにデータ誤りがあ
るか否かを検出し、データフレームにデータ誤りがある
ことが検出された場合に、当該データ誤りがデータ長フ
ィールド内のデータ誤りであるか否かを検出し、データ
長フィールド内のデータ誤りが検出された場合に当該デ
ータ誤りを訂正し、この訂正した結果と、算出された有
効データ領域の大きさに基づいて、データフレームの再
送を決定するCPU208を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誤り訂正装置及び誤
り訂正方法に関し、特に、デジタルデータの伝送により
生じるデータ誤りを検出して訂正する誤り訂正装置及び
誤り訂正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来データを伝送する際に生ずるデータ
誤りを検出し、訂正するためには送信側で伝送するデー
タに対してフレームチェックシーケンスを付加して送信
し、受信側ではそのフレームチェックシーケンスをもと
に伝送路で生じた誤りを検出し、送信側に再度データの
送信を行うように要求することによりデータの誤りを訂
正するという方法が用いられている。この場合は、伝送
されるデータフレーム内に1ビットでもデータ誤りが生
じていればデータの再送が行われる。
【0003】また、固定長データ構造をもつデータフレ
ームを伝送するにあたって、データフレームの有効デー
タ領域と無効データ領域との境界を識別するために有効
データ領域の大きさを示すためのデータ長フィールドが
付加される。これによって、データフレームの情報フィ
ールドいっぱいにデータが記録されず冗長な無効データ
領域が発生した場合でも、どこまでが有効データ領域で
あるかを判断することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の誤り訂
正装置では、送信側から送信されたデータフレームの有
効データ領域以外の部分、例えば、有効データ領域を示
すためのデータ長フィールドや、無効データ領域の部分
に誤りがあった場合でも、受信側はデータフレームに誤
りがあるものと認識して送信側に再送要求を提示し、誤
りのないデータが得られるまで伝送をやり直すようにし
ていたので、データの伝送効率が低下してしまうという
問題があった。
【0005】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、上記した問題
点を解決して、高い伝送効率でデータ伝送を行うことの
できる誤り訂正装置及び誤り訂正方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る誤り訂正装置は、有効データ領
域の大きさを示すデータ長フィールドと、データ誤りの
有無を検出するフレームチェックシーケンスとを含むデ
ータフレームの送受信に用いられる誤り訂正装置であっ
て、フレームチェックシーケンスを用いて受信したデー
タフレームにデータ誤りがあるか否かを検出する第1の
検出手段と、この第1の検出手段によりデータフレーム
にデータ誤りがあることが検出された場合に、当該デー
タ誤りが前記データ長フィールド内のデータ誤りである
か否かを検出する第2の検出手段と、受信したデータフ
レームの情報フィールドの有効データ領域の大きさを算
出する算出手段と、前記第2の検出手段により前記デー
タ長フィールド内のデータ誤りが検出された場合に当該
データ誤りを訂正し、この訂正した結果と、前記算出手
段により算出された有効データ領域の大きさに基づい
て、データフレームの再送を決定する決定手段とを具備
する。
【0007】また、第2の発明に係る誤り訂正方法は、
有効データ領域の大きさを示すデータ長フィールドと、
データ誤りの有無を検出するフレームチェックシーケン
スとを含むデータフレームの送受信に用いられる誤り訂
正方法であって、フレームチェックシーケンスを用いて
受信したデータフレームにデータ誤りがあるか否かを検
出する工程と、データフレームにデータ誤りがあること
が検出された場合に、当該データ誤りが前記データ長フ
ィールド内のデータ誤りであるか否かを検出する工程
と、受信したデータフレームの情報フィールドの有効デ
ータ領域の大きさを算出する工程と、前記データ長フィ
ールド内のデータ誤りが検出された場合に当該データ誤
りを訂正し、この訂正した結果と、前記算出された有効
データ領域の大きさに基づいて、データフレームの再送
を決定する工程とを具備する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。図1は、一般的な固定長の
データフレームの構成を示す。1は等長に配置されるデ
ータフレーム、11はデータフレーム1内に配置される
制御情報部としての制御データフィールド、12はデー
タフレーム1内のユーザーデータ部としての情報フィー
ルド、13は誤り検出用の符号列としてのフレームチェ
ックシーケンスを示す。
【0009】一般的にフレーム長固定で、かつ前方誤り
訂正符号を用いない誤り制御装置では図1のような構造
のデータフレームを伝送し、受信側では送信時に付加さ
れたフレームチェックシーケンス13によりデータフレ
ーム1の中に誤りが生じていたかを確認し、誤りが発生
していた場合には送信側に制御データフィールド11に
基づいた内容のデータ再送を要求する。それにより、誤
りのないデータを伝送することができる。
【0010】図2は、本発明の一実施形態が適用される
データフレームの構成を示す。ここでは、有効データ領
域120が情報フィールド12の範囲一杯に満たされて
いない、すなわち、無効データ領域121が存在する状
態を示している。制御データフィールド11の中にはデ
ータ長フィールド111が含まれている。このデータ長
フィールド111は、当該データフレーム内の情報フィ
ールド12がユーザデータで満たされている範囲、すな
わち、有効データ領域の大きさを示している。また、情
報フィールド12のうち、ユーザデータで満たされてい
ない部分である無効データ領域121はフィルビット1
で満たされている。
【0011】図3は、本発明の一実施形態に係る誤り訂
正装置の構成を示す図であり、202は伝送路からの受
信データ、203はシリアルで入力される受信データを
パラレルに変換してデータバス204に出力するシリア
ル・パラレル変換回路、205は受信データ202を受
信して予め決められた生成多項式に基づいてシンドロー
ムを演算するシンドローム演算部、206はシンドロー
ム演算部205より出力されたシンドロームデータを保
持してデータバス204に出力するシンドロームレジス
タ、207は受信データ202を一時的に記憶しておく
ための受信データバッファ、208は本誤り訂正装置を
制御する第1、第2の検出手段及び決定手段としてのC
PU、209はCPU208の動作を行うためのプログ
ラムや、シンドローム照合用のデータを記憶しておくR
OM、210は受信データ202を上位のシステムに転
送するためのホストインタフェースである。
【0012】以下に上記した構成の作用を図4のフロー
チャートを参照して説明する。受信データ202はそれ
ぞれシリアル・パラレル変換回路203とシンドローム
演算部205とに入力され、シリアル・パラレル変換回
路203を通過した受信データ202は受信データバッ
ファ207に転送される。入力される受信データ202
がその終端を達すると同時に、シンドローム演算部20
5によって逐次演算されていた結果が受信データ202
のシンドロームとしてCPU208によって認識され
る。
【0013】CPU208はこのシンドロームに基づい
て受信データ202に誤りがあるか否かを判断し(ステ
ップS1)、当該シンドロームが受信データに誤りがな
いことを示していた場合には、受信データ202を受信
データバッファ207からホストインタフェース210
を介して上位のホストシステムに転送する。
【0014】一方、当該シンドロームが受信データに誤
りがあることを示していた場合には、ROM209に記
憶されているシンドローム対照表を読み出し(ステップ
S2)、読み出したシンドロームと受信データ202の
シンドロームとを比較して、データ長フィールド111
内にビット誤りがあるかどうかを確認する(ステップS
3)。ここで、データ長フィールド111内にビット誤
りがあった場合はデータ長フィールド111内のデータ
を訂正する。
【0015】次に、情報フィールド12内を検索して、
有効データ領域120と無効データ領域121の境界を
識別することにより有効データ領域120の大きさを算
出する(ステップS4)。次に、訂正後のデータ長フィ
ールド111内のデータ長データと、算出された有効デ
ータ領域120の大きさとを比較して(ステップS
5)、一致した場合にはデータ長フィールド111に対
する誤り訂正が正しく行われたとして、該当するデータ
フレームの再送要求を送信側に出力することなく受信デ
ータを上位に転送する。
【0016】また、訂正後のデータ長フィールド111
内のデータ長データと、算出された有効データ領域12
0の大きさとを比較して一致しなかった場合には、受信
データに誤りがあるものとして受信データの廃棄と、送
信側に対してデータフレームの再送要求を行う。
【0017】以上、上記したように、本実施形態では、
データフレームが固定長で構成され、データの有効領域
を示すデータ長に関する情報と、誤り検出用のフレーム
チェックシーケンスとをデータ構造として持つデータフ
レームの伝送において、誤り検出用のフレームチェック
シーケンスの持つ誤り位置の特定能力を、データフレー
ム中の一部、すなわち有効データ領域を示すデータ長情
報についてのみ適用するとともに、データ長フィールド
のみに誤りが生じていた場合にその誤りを訂正した結果
と、検出された有効データ領域と無効データ領域との境
界とを比較することにより、一致した場合は誤り訂正が
正しく行われたとして、送信側にデータフレームの再送
要求を行なうことなく受信データを上位に転送するよう
にしたので、高い伝送効率でデータ伝送を行うことがで
きる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、一定の構造を持つデー
タフレームのデータ伝送における誤り訂正として、誤り
検出用のフレームチェックシーケンスの持つ誤り訂正能
力をデータフレームの持つ構造的特徴と併せて用いるよ
うにしたので、誤り検出の能力を損なうことなく誤り訂
正を行うことができ、かつ、再送の手間と、再送による
データの誤り訂正を行う頻度とが軽減されるのでデータ
フレームの伝送効率を高めることができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な固定長のデータフレームの構成を示す
図である。
【図2】本発明の一実施形態が適用されるデータフレー
ムの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る誤り訂正装置の構成
を示す図である。
【図4】図3に示す誤り訂正装置の作用を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
202…受信データ、 203…シリアル・パラレル変換回路、 204…データバス、 205…シンドローム演算部、 206…シンドロームレジスタ、 207…受信データバッファ、 208…CPU、 209…ROM、 210…ホストインタフェース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効データ領域の大きさを示すデータ長
    フィールドと、データ誤りの有無を検出するフレームチ
    ェックシーケンスとを含むデータフレームの送受信に用
    いられる誤り訂正装置であって、 フレームチェックシーケンスを用いて受信したデータフ
    レームにデータ誤りがあるか否かを検出する第1の検出
    手段と、 この第1の検出手段によりデータフレームにデータ誤り
    があることが検出された場合に、当該データ誤りが前記
    データ長フィールド内のデータ誤りであるか否かを検出
    する第2の検出手段と、 受信したデータフレームの情報フィールドの有効データ
    領域の大きさを算出する算出手段と、 前記第2の検出手段により前記データ長フィールド内の
    データ誤りが検出された場合に当該データ誤りを訂正
    し、この訂正した結果と、前記算出手段により算出され
    た有効データ領域の大きさに基づいて、データフレーム
    の再送を決定する決定手段と、 を具備することを特徴とする誤り訂正装置。
  2. 【請求項2】 有効データ領域の大きさを示すデータ長
    フィールドと、データ誤りの有無を検出するフレームチ
    ェックシーケンスとを含むデータフレームの送受信に用
    いられる誤り訂正方法であって、 フレームチェックシーケンスを用いて受信したデータフ
    レームにデータ誤りがあるか否かを検出する工程と、 データフレームにデータ誤りがあることが検出された場
    合に、当該データ誤りが前記データ長フィールド内のデ
    ータ誤りであるか否かを検出する工程と、 受信したデータフレームの情報フィールドの有効データ
    領域の大きさを算出する工程と、 前記データ長フィールド内のデータ誤りが検出された場
    合に当該データ誤りを訂正し、この訂正した結果と、前
    記算出された有効データ領域の大きさに基づいて、デー
    タフレームの再送を決定する工程と、 を具備することを特徴とする誤り訂正方法。
JP10110727A 1998-04-21 1998-04-21 誤り訂正装置及び誤り訂正方法 Pending JPH11308200A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012010108A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Fujitsu Ltd データ処理回路及びデータ処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012010108A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Fujitsu Ltd データ処理回路及びデータ処理方法

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