JPH11308089A - 広い電圧許容範囲を有する入出力回路 - Google Patents

広い電圧許容範囲を有する入出力回路

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JPH11308089A
JPH11308089A JP10187608A JP18760898A JPH11308089A JP H11308089 A JPH11308089 A JP H11308089A JP 10187608 A JP10187608 A JP 10187608A JP 18760898 A JP18760898 A JP 18760898A JP H11308089 A JPH11308089 A JP H11308089A
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建誥 施
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俊夫 劉
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    • H03K19/00315Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路技術を利用して異なるバイアス電圧に対
する電圧許容範囲に関する問題を解決し、単一のゲート
酸化物構造を有するI/O回路を提供すること。 【解決手段】 I/O回路において、フィーバック回路
(31)を用いて、電圧許容範囲を拡張させる。デュア
ルなゲート酸化物構造ではなく、シングル構造のゲート
酸化物を基板上に製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出力(I/O)
回路に関し、更に詳しくは、入出力回路においてフィー
ドバック回路を用いて入出力電圧の許容範囲(toleranc
e)を拡大することに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】集積回
路(IC)デバイスは、抵抗、キャパシタ、トランジス
タ、スイッチなどの多数の電子素子を含むが、これらの
電子素子は、シリコン又はガリウムヒ素などの半導体材
料から作られ、半導体基板の上に、フォトリソグラフ
ィ、エッチング、化学的気相成長法(CVD)などの製
造技術によって製造されている。多くの電子素子を含む
ICデバイスは、従って、約1mmの厚さを有する1か
ら2平方センチメートルのサイズに収まる。
【0003】基本的には、どのICデバイスも、多数の
導体と、半導体と、誘電体とから構成されるが、これら
は、回路設計に従って、整然と形成されている。例え
ば、金属酸化物半導体(MOS)デバイスは、シーケン
シャルに形成された金属層と、酸化物層と、半導体層と
から構成される。バイアスがMOSデバイス上の金属層
と半導体層との間に印加されるときには、ある電荷が、
酸化物層と半導体層との間のPN接合と称されるインタ
ーフェース(境界)に蓄積される。MOSデバイスは、
キャパシタのように振る舞う。印加されたバイアスが増
加し続ける場合には、従って、電荷濃度は上昇し、P形
半導体をN形半導体に代えるなど、半導体のタイプを反
転させるのに十分な程度に大きな、臨界的な濃度に到達
する。この現象は、反転(inversion)と称される。印
加されたバイアスがスレショルド電圧よりも高い場合に
は、強い反転が起こり得る。MOSデバイスが強い反転
状況に留まり、このMOSデバイスの側面に異なるタイ
プの半導体が分離して配置されている2つの側面MOS
デバイスが別に存在する場合には、これらの3つのMO
Sデバイスは、MOSデバイスの反転層を介して、相互
に結合されることになる。この側面層は、側面MOSデ
バイスと同じタイプの半導体を有するが、強い反転が半
導体のタイプを変更することの結果として生じる。
【0004】従って、印加されたバイアスがスレショル
ド電圧よりも高い場合でも、ICデバイスは、通常通り
に、動作することができる。印加されたバイアスが大き
すぎる場合には、例えば、このICデバイスのブレーク
ダウン(破壊)電圧を超えている場合には、ICデバイ
スの負荷が大きすぎるために、MOSトランジスタのP
N接合とゲート酸化物とが、損傷を受ける可能性があ
る。従って、漏れ電流の現象が生じることがあるし、更
には、より深刻なことであるが、ICデバイスが焼き切
れてしまう(burnt down)こともあり得る。
【0005】例えば、3.3ボルトと5ボルトとの2つ
の電圧源を用いるICデバイスでは、このICデバイス
が共通使用のためのバスを1つ有する場合には、5ボル
トのバイアスによって誘導されるストレスを感知し、結
果的に、出力PN接合とゲート酸化物との損傷を生じる
可能性がある。この問題に対する従来の対策は、ゲート
酸化物をシングル(単一)ではなくデュアル(二重)に
形成してブレークダウン電圧を上昇させ、時間に依存す
る誘電破壊(time-dependent dielectric breakdown)
が生じる時期である、寿命を先に延ばすことである。し
かし、デュアルなゲート酸化物構造は、上述の問題を解
決してくれるが、製造コストが、シングルのゲート酸化
物構造の場合よりも、約15%高くなってしまう。
【0006】別の解決が、回路技術を用いて、なされて
いる。図1は、AT&Tの"Multivoltage compatible b
idirectional buffer"と題する米国特許第538106
2号に開示されている従来型のI/O回路である。
【0007】図1では、出力パッド10は、5ボルトの
ICデバイス9の出力に結合されている。5ボルトのI
Cデバイス9が5ボルトの電圧源8から5ボルトの駆動
電圧を受け取ると、出力パッド10は、5ボルトのIC
デバイス9によって駆動され、5ボルトのバイアスを、
この回路に提供する。この回路は、直列に接続された2
つのPMOSトランジスタ11、12と、直列に接続さ
れた2つのNMOSトランジスタ13、14とを含む。
PMOSトランジスタ11のゲートは、例えば、ノード
15を介して、ドライバ出力(図示せず)に結合され、
NMOSトランジスタ14のゲートは、例えば、ノード
16を介して、ドライバ出力(図示せず)に結合されて
いる。ノード15、16は、出力レベルをハイ又はロー
のどちらかになるように制御するのに用いられるが、こ
の2つによって、PMOSトランジスタ11とNMOS
トランジスタ14とのオン又はオフの状態が決定され
る。回路が供給(sourcing)モードにあるときには、出
力パッド10からの5ボルトのバイアスは、PMOSト
ランジスタ11、12を通過する。回路がシンク(sin
k)モードにある時には、出力パッド10からの5ボル
トのバイアスは、NMOSトランジスタ13、14を通
過する。図1に示された回路は、酸化物層の信頼性の問
題と、PMOSトランジスタ11、12の漏れ電流の問
題とを効果的に解決することができる。別言すれば、
3.3ボルトを給電されているICの部分は、5ボルト
のバイアスに影響されない。上述の問題は解決するので
あるが、供給モードの場合にはPMOSトランジスタ1
1、12を介する経路が必要であるし、シンク・モード
ではNMOSトランジスタ13、14を介しての経路が
必要であるから、出力インピーダンスが、上昇する。こ
れによって、電圧源の伝送速度(transmission speed)
が低下する。
【0008】図2は、TSMCの"CMOS I/O CIRCUIT WI
TH 3.3 OUTPUT AND TOLERANCE OF 5V INPUT"と題する米
国特許第5546019号に開示されている、別の従来
型のI/O回路の概略的なブロック図である。
【0009】図2では、I/O回路は、出力パッド20
と、プルアップ回路21と、PMOSトランジスタ22
と、2つのNMOSトランジスタ23、24と、制御回
路25とを含む。図2のI/O回路によると、PMOS
トランジスタ22のPN接合への順バイアスの問題を解
決することができ、フル・スイング状況によって、プル
アップ回路21を用いることによって、達成され得る。
制御回路25は、出力をロー・レベル又はハイ・レベル
に制御することに用いられ、これらのレベルが、PMO
Sトランジスタ21とNMOSトランジスタ23、24
の状態を、オンかオフかの一方に決定する。NMOSト
ランジスタ24がオフであるときには、NMOSトラン
ジスタ24は、高インピーダンス状態にあり、そのゲー
ト酸化物は、出力パッド20からの5ボルトによってロ
ードされている。従って、酸化物層が、潜在的に損傷さ
れる可能性がある。このために、酸化物層の信頼性が低
下する。
【0010】以上で述べたように、従来型のI/O回路
は、次の短所を有している。
【0011】1.単一のバスから供給されるICが2つ
の異なるバイアスを必要とするときには、破壊電圧を上
昇させるために、シングルのゲート酸化物の代わりにデ
ュアルのゲート酸化物が用いられるが、これは、製造コ
ストを上昇させる。
【0012】2.I/O回路は、供給モード又はシンク
・モードにあるときに、直列に接続された2つのPMO
Sトランジスタ11、12か、又は、直列に接続された
2つのNMOSトランジスタ13、14を通過する必要
がある。この場合には、出力インピーダンスが上昇し、
それによって、電圧源の伝送速度が低下する。
【0013】3.NMOSトランジスタ24がオフであ
るときには、NMOSトランジスタ24は、高インピー
ダンス状態にあり、そのゲート酸化物は、出力パッド2
0からの5ボルトによってロードされる。従って、ゲー
ト酸化物が、潜在的に損傷される可能性がある。これに
よって、ゲート酸化物の信頼性が低下する。
【0014】従って、本発明の目的は、広い電圧許容範
囲(voltage tolerance)を有しており、回路技術を利
用して異なるバイアス電圧に対する電圧許容範囲に関す
る問題を解決し、単一のゲート酸化物構造を用いて製造
することができるI/O回路を提供することである。
【0015】本発明の別の目的は、広い電圧許容範囲を
有しており、ゲート酸化物の信頼性と、PN順接合の損
傷と、PMOSトランジスタ上で生じる漏れ電流との問
題を解決し、出力インピーダンスが低下して、電圧源の
伝送速度を向上させるI/O回路を提供することであ
る。
【0016】本発明の上述の及びそれ以外の目的を達成
するために、広い電圧許容範囲を有するI/O回路が、
回路技術を利用して、ICデバイスにおいて用いられる
異なるバイアスに対する電圧許容範囲を向上させる。必
要なのは、ただ1つのゲート酸化物だけである。ゲート
酸化物の信頼性は、維持される。PN順接合の損傷とP
MOSトランジスタ上で生じる漏れ電流との両方が、効
果的に回避される。更に、出力インピーダンスが低下
し、電圧源の伝送速度が向上される。
【0017】このI/O回路は、出力パッドと、フィー
ドバック回路と、PMOSゲート・トランジスタと、N
MOSゲート・トランジスタと、ドライバとを含む。P
MOS及びNMOSゲート・トランジスタは、出力パッ
ドに結合され、PMOSトランジスタとNMOSトラン
ジスタとを介して、ドライバ出力に結合される。PMO
Sゲート・トランジスタは、出力パッドに、内部的に結
合される。フィードバック回路は、出力パッドとPMO
Sゲート・トランジスタのゲートとに結合され、出力パ
ッドとPMOSゲート・トランジスタのゲート・バイア
スとの間の差が、PMOSゲート・トランジスタのスレ
ショルド電圧よりも低くなるように維持する。
【0018】
【発明の実施の態様】本発明は、好適実施例に関する以
下の詳細な説明を、添付の図面を参照して読むことによ
って、より完全に理解することができるはずである。
【0019】図3は、本発明の好適実施例による、広い
電圧許容範囲(電圧許容性)を有するI/O回路の回路
図である。図4は、低周波での動作に適した、図3で用
いられているフィードバック回路であり、図5は、高周
波での動作に適した、図3で用いられているフィードバ
ック回路である。
【0020】図3においては、NMOSゲート・トラン
ジスタ35とPMOSゲート・トランジスタ36とが、
並列に接続され、伝送ゲート手段37を形成し、これ
が、出力パッド30に結合されている。PMOSゲート
・トランジスタ36の基板(図示せず)もまた、出力パ
ッド30に内部的に結合されている。出力パッド30
は、例えば、5ボルトのバイアスをこのI/O回路に提
供する。I/O回路が供給モードであるときには、バイ
アスは、伝送ゲート手段37とPMOSトランジスタ3
3とを介して送られる。I/O回路がシンク・モードで
あるときには、バイアスは、伝送ゲート手段37とNM
OSトランジスタ34とを介して送られる。このI/O
回路は、従来型のI/O回路の出力インピーダンスの約
3分の2だけしか有しておらず、それによって、伝送速
度が、従来の場合の伝送速度よりも約30%高速であ
る。PMOSトランジスタ33とNMOSトランジスタ
34とは、ドライバ32の出力に別々に結合され、これ
によって、ハイ又はローを生じさせて、PMOSトラン
ジスタ33とNMOSトランジスタ34とをオン又はオ
フさせる。出力パッド30は、5ボルトなどのより大き
なバイアスを用いるIC(図示せず)の部分に結合され
ている。IC(図示せず)の残りの部分では、3.3ボ
ルトなどの、より小さなバイアスが用いられている。
【0021】図3及び図4を参照すると、フィーバック
回路31が、ノードAとノードBとにおいて、I/O回
路に結合されている。ドライバ32がPMOSトランジ
スタ33とNMOSトランジスタ34との両方をオンさ
せると、イネーブル信号ENB ̄(このバーは、本来
は、ENB全体の上に付すべきであるが、入力の便宜
上、このように表記する)は、ハイに設定される。これ
により、NMOSトランジスタ39は、イネーブル信号
ENB ̄によってオンになる。NMOSトランジスタ3
9はオンであるから、ノードBにおける電圧は、ゼロボ
ルトのグランド電圧であるNMOSトランジスタのソー
ス電圧に近接している。従って、PMOSトランジスタ
36がオンになる(Vg>Vt)。ここで、Vgは、ゲー
ト電圧であり、Vtはスレショルド電圧である。この場
合には、出力パッド30は、フル・スイングであり、次
のレベルのICデバイスを駆動する。
【0022】ドライバ32がPMOSトランジスタ33
とNMOSトランジスタ34とをオフさせると、イネー
ブル信号ENB ̄は、ローに設定される。NMOSトラ
ンジスタ39はオフになり、このときに、ノードBは、
カップリング抵抗Rを介して、ノードAと同じ電圧を有
する。次に、PMOSトランジスタ36は、オフになる
(Vg<Vt)。この場合には、ノードSは、3.3ボル
トからNMOSトランジスタ35のスレショルド電圧を
減算した電圧にほぼ維持される。
【0023】図3及び図5を参照すると、図5に示され
たフィーバック回路は、高周波での動作に適しており、
ノードAとノードBとにおいてI/O回路に結合され
る。PMOSトランジスタ40の基板は、5ボルトなど
の、このICデバイスで用いられる最も高いバイアスに
結合されている。ドライバ32がPMOSトランジスタ
33とNMOSトランジスタ34とをオンさせると、イ
ネーブル信号ENBがローに設定され、イネーブル信号
ENB ̄がハイに設定される。NMOSトランジスタ3
9は、従って、オンになる。NMOSトランジスタ39
はオンであるから、ノードBにおける電圧は、ゼロボル
トであるこのNMOSトランジスタのソース電圧に近接
する。従って、PMOSトランジスタ36は、オンされ
る(Vg>Vt)。この場合には、出力パッド30は、フ
ル・スイングであり、次のレベルのICデバイスを駆動
する。
【0024】ドライバ32がPMOSトランジスタ33
とNMOSトランジスタ34とをオフさせると、イネー
ブル信号ENB ̄は、ローに設定され、イネーブル信号
ENBがハイに設定される。NMOSトランジスタ3
9、43とPMOSトランジスタ44とは、オフであ
る。PMOSトランジスタ42、45は、オンである。
出力パッド30の電圧がゼロボルトから上昇すると、N
MOSトランジスタ35がオンになるので、3.3ボル
トのバイアスは、NMOSトランジスタ35を介して、
出力パッド30に流れる。ノードSは、出力パッド30
の電圧を、3.3ボルトからNMOSトランジスタ35
のスレショルド電圧を減算した電圧まで、トラッキング
する。出力パッド30の電圧が3.3ボルトからNMO
Sトランジスタ41のスレショルド電圧を減算した電圧
よりも低いときには、NMOS41は、オフであり、そ
れによって、ノードBの電圧は、NMOSトランジスタ
41を介してノードAの電圧に到達することはできな
い。ノードZの電圧は、バイアス回路50を介して、V
dcbiasである。バイアス回路50は、2つのPMOSト
ランジスタ45、46と2つのNMOSトランジスタ4
7、48とから構成されている。VA>Vdcbias+(P
MOSトランジスタ40のスレショルド電圧)であると
きには、PMOSトランジスタ40は、オンである。ノ
ードBの電圧は、PMOSトランジスタ40を介してノ
ードAと同じになる。従って、ノードBの電圧は、ノー
ドAの電圧をトラッキングすることができ、ノードSの
電圧が3.3ボルトよりも大きくなることが回避され
る。
【0025】以上の説明によると、本発明によるI/O
回路は、フィーバック回路31を用いることにより、ノ
ードAの電圧(高インピーダンス)がノードBによって
トラッキングされることを可能にする。出力パッド30
の電圧が3.3ボルトよりも高いときには、PMOSト
ランジスタ36はオフであり、出力パッド30の電圧と
共に変更されることはないノードSの電圧は、NMOS
トランジスタ35を介して、3.3ボルト−(NMOS
トランジスタ35のスレショルド電圧)に維持される。
3.3ボルトのICは、出力が高出力インピーダンスで
あるときには、5ボルトの電圧源からのストレスに耐え
ることができる。I/O回路の電圧許容範囲が向上して
いるので、ゲート酸化物の信頼性は維持され、PN順接
合の損傷と、PMOSトランジスタ上での漏れ電流と
は、共に、回避することができる。
【0026】結論を述べると、本発明によるI/O回路
の長所は、次の通りである。
【0027】1.本発明は、回路技術を利用して、異な
るバイアスに対する電圧許容範囲の問題を解決してい
る。この場合に、デュアルのゲート酸化物構造ではな
く、シングルのゲート酸化物構造が製造されるので、製
造コストを低下させることができる。
【0028】2.出力インピーダンスは引き下げられ、
それによって、伝送速度が、約30%向上する。
【0029】3.ゲート酸化物の信頼性と、PN順接合
と、PMOSトランジスタの漏れ電流との問題が、効果
的に解決される。
【0030】以上で、本発明を好適実施例に従って説明
してきた。しかし、発明の範囲は、開示された実施例の
範囲には限定されず、様々な修正や同様の構成をカバー
することを意図している。従って、発明の範囲は、すべ
てのこのような修正や同様の構成を含むように、最も広
く解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】AT&Tの米国特許第5382062号に開示
されている従来型のI/O回路の回路図である。
【図2】TSMCの米国特許第5546019号に開示
されている別の従来型のI/O回路の概略的なブロック
図である。
【図3】本発明の好適実施例による、広い電圧許容範囲
を有するI/O回路の回路図である。
【図4】低周波での動作に適した、図3で用いられてい
るフィードバック回路である。
【図5】高周波での動作に適した、図3で用いられてい
るフィードバック回路である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広い電圧許容範囲を有する入出力(I/
    O)回路であって、 第1の電圧を受け取る出力パッドと、 前記出力パッドに結合されたフィードバック回路と、 第2の電圧を受け取るゲートを有する第1のNMOSト
    ランジスタと、 前記フィードバック回路に結合されたゲートを有してお
    り、前記第1のNMOSトランジスタに並列に結合さ
    れ、第1の送信ゲートを形成する第1のPMOSトラン
    ジスタであって、前記第1の送信ゲートは、前記出力パ
    ッドに結合された第1のI/O端子と、第3の電圧を出
    力する第2のI/O端子とを有している、第1のPMO
    Sトランジスタと、 前記第2の電圧を受け取るソースと、前記第1の送信ゲ
    ートの前記第2のI/O端子に結合されたドレインとを
    有する第2のPMOSトランジスタと、 前記第2のPMOSトランジスタの前記ドレインと前記
    第1の送信ゲートの前記第2のI/O端子とに結合され
    たソースと、接地されているドレインとを有する第2の
    NMOSトランジスタと、 を有しており、この入出力回路が出力モードにあり、前
    記第2のPMOSトランジスタと前記第2のNMOSト
    ランジスタとのどちらか一方がオンであるときには、前
    記フィードバック回路は接地され、前記出力パッドにお
    いてフル・スイングを生じさせ、 この入出力回路が高インピーダンスであり、第2のPM
    OSトランジスタと前記NMOSトランジスタとの両方
    がオフであり、前記第1の電圧が前記第2の電圧よりも
    小さいときには、前記第3の電圧が前記第2の電圧から
    前記第1のNMOSトランジスタのスレショルド電圧を
    減算したものに等しくなるまで、前記第3の電圧は、前
    記第1のNMOSトランジスタを介して前記第1の電圧
    をトラッキングすることができ、 この入出力回路が高インピーダンスであり、第2のPM
    OSトランジスタと前記NMOSトランジスタとの両方
    がオフであり、前記第1の電圧が前記第2の電圧よりも
    小さいときには、前記第1のPMOSトランジスタは、
    前記フィードバック回路によってオフになり、前記第3
    の電圧は、前記第1のNMOSトランジスタの制御の下
    に、前記第2の電圧から前記第1のNMOSトランジス
    タのスレショルド電圧を減算したものの大きさに維持さ
    れることを特徴とする入出力回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入出力回路において、前
    記第2のNMOSトランジスタのゲートと前記第2のP
    MOSトランジスタのゲートとに結合され、前記第2の
    NMOSトランジスタと前記第2のPMOSトランジス
    タとのオン又はオフを制御するドライバを更に備えてい
    ることを特徴とする入出力回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の入出力回路において、 前記出力パッドと前記第1のPMOSトランジスタのゲ
    ートとに直列に結合された抵抗と、 前記第1のPMOSトランジスタのゲートに結合された
    ソースと、前記第2の電圧を受け取るゲートとを有する
    第3のNMOSトランジスタと、 前記第3のNMOSトランジスタのドレインに結合され
    たソースと、第1のイネーブル信号を受け取るゲート
    と、接地されたドレインとを有している第4のNMOS
    トランジスタであって、この入出力回路が前記出力モー
    ドにあるときには、前記第1のイネーブル信号は、ハイ
    であって、この第4のNMOSトランジスタをオンに
    し、前記第1のイネーブル信号はローであって、この第
    4のNMOSトランジスタをオフにする、第4のNMO
    Sトランジスタと、 を備えていることを特徴とする入出力回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の入出力回路において、前
    記フィードバック回路は、 第4の電圧を提供するバイアス回路と、 前記第4の電圧を受け取るゲートを有する第3のPMO
    Sトランジスタと、 前記第3のPMOSトランジスタに並列に接続され、第
    2の送信ゲートを形成する第5のNMOSトランジスタ
    であって、前記第2の送信ゲートの第1のI/O端子は
    前記出力パッドに結合されている、第5のNMOSトラ
    ンジスタと、 前記第5のNMOSトランジスタの前記ゲートに結合さ
    れたソースと、接地されたドレインと、前記第1のイネ
    ーブル信号を受け取るゲートと、を有する第6のNMO
    Sトランジスタと、 前記第2の電圧を受け取るソースと、前記第6のNMO
    Sトランジスタの前記ソースに結合されたドレインと、
    前記第1のイネーブル信号を受け取るゲートと、を有す
    る第4のPMOSトランジスタと、 前記第1のイネーブル信号の相補的なイネーブル信号を
    受け取るゲートと、前記第2の電圧を受け取るソース
    と、前記第4の電圧を受け取るドレインと、を有する第
    5のPMOSトランジスタと、 前記第2の送信ゲートの第2のI/O端子と前記第1の
    PMOSトランジスタの前記ゲートとに結合されたソー
    スと、前記第2の電圧を受け取るゲートと、を有する第
    7のNMOSトランジスタと、 前記第7のNMOSトランジスタのドレインに結合され
    たソースと、前記第1のイネーブル信号を受け取るゲー
    トと、接地されているドレインと、を有する第8のNM
    OSトランジスタであって、この入出力回路が前記出力
    モードであるときには、前記第1のイネーブル信号はハ
    イであって、この第8のNMOSトランジスタをオンに
    し、この入出力回路が高インピーダンスであるときに
    は、前記第1のイネーブル信号はローであって、この第
    8のNMOSトランジスタをオフにする、第8のNMO
    Sトランジスタと、 を備えていることを特徴とする入出力回路。
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