JPH11307208A - Led専用ソケット - Google Patents

Led専用ソケット

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JPH11307208A
JPH11307208A JP10527898A JP10527898A JPH11307208A JP H11307208 A JPH11307208 A JP H11307208A JP 10527898 A JP10527898 A JP 10527898A JP 10527898 A JP10527898 A JP 10527898A JP H11307208 A JPH11307208 A JP H11307208A
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led
pin
hole
cord
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JP10527898A
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Keiichi Shimada
恵一 島田
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Sammy Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LED表示器の取付、交換を容易にする。 【解決手段】 複数の接続ピン61を有するLED表示器
60を取り付けるためのLED専用ソケット10であって、
前面に接続ピン61の位置に対応した複数のピン孔31を有
し、各ピン孔31の後方に各々接続金具45を収納した接続
孔41を有し、該接続金具45はその前後両端に折返し部46
を有して接続ピン61やコード70を圧接挾持し得る金属板
とされ、LED専用ソケット10の裏面には、接続孔41に
連通するコード孔51を有するLED専用ソケット10とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LED表示器を弾
球遊技機などに取り付けるためのLED専用ソケットに
関する。
【0002】
【従来の技術】LED表示器は、複数個のLEDの点灯
の組合せにより、数字又は記号を表示するものである。
たとえば、0から9までの数字を表示する7セグメント
LED表示器がある。また、セグメント数を増やしてア
ルファベットも表示可能としているものもある。
【0003】このLED表示器は、図11に示すよう
な、パチンコ機等の弾球遊技機にも使用されており、た
とえば役物90の入賞口91への入賞回数といった特定状況
のカウント数を遊技者に示すものである。そして、この
LED表示器は、個々のLEDに対応した複数本の接続
ピンを裏面に有する。たとえば、7セグメントLED表
示器では八本又は十本である。従来、LED表示器は、
図12ないし図14に示すような基板80に取り付けられ
ていた。図12は基板80の表面を、図13及び図14は
基板80の裏面をそれぞれ示したものである。
【0004】この基板80には、図12に示すように、L
ED表示器60の接続ピン61の数に応じたスルーホール81
と称する小孔が設けられている。また、基板80の裏面に
は、図13に示すように、個々のスルーホール81からリ
ード端子83へと至るリード線82が設けられている。全て
のリード端子83は接近させてコネクタ接続部85に並べら
れるものである。このコネクタ接続部85は、制御部へと
接続されているコネクタ86が接続されるものである。ま
た、図14に示すように、リード端子83の代わりに半田
パッド84が設けられていることもある。
【0005】そして、LED表示器60のこの基板80への
取り付けは、以下のように行われている。まず、基板80
の表面から接続ピン61をスルーホール81へ挿入する。次
に、基板80の裏面から、突出した接続ピン61をリード線
82に半田付けする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の基板
へのLED表示器の取り付けでは、個々の接続ピンごと
に半田付けする必要があり、その工程は煩雑なものであ
った。また、LED表示器は半田付けされているため、
LED表示器が故障した場合、LED表示器のみの交換
は極めて困難であった。
【0007】特に、弾球遊技機では、1個又は数個のL
ED表示器を取り付けているも、遊技者が遊技を行う
際、振動を生じることも多く、LED表示器などに故障
が発生することがあり、LED表示器に故障した場合、
基板ごと交換する必要が生じ、煩雑かつ不経済であっ
た。上記の問題点に鑑み、本発明は、LED表示器の取
り付け及び交換の容易なLED専用ソケットを提供する
ことを目的とする。特に請求項4及び5記載の発明は、
取り付けたLED表示器の脱落防止をも目的とする。
【0008】
【課題を解決する手段】上記の課題を解決するために、
本発明のうち請求項1に記載の発明は、複数の接続ピン
61を有するLED表示器60を取り付けるためのLED専
用ソケット10であって、前面に接続ピン61の位置に対応
した複数のピン孔31を有し、各ピン孔31の後方に各々接
続金具45を収納した接続孔41を有し、該接続金具45はそ
の前後両端に折返し部46を有して接続ピン61やコード70
を圧接挾持し得る金属板とされ、LED専用ソケット10
の裏面には、接続孔41に連通するコード孔51を有するL
ED専用ソケット10とする。
【0009】このように、前面に複数のピン孔31を有
し、各ピン孔31の後方に接続金具45を有するLED専用
ソケット10は、ピン孔31にLED表示器60の接続ピン61
を挿入することにより、接続ピン61を接続金具45の折返
し部46に挾持させ、LED表示器60の接続固定を容易に
行うことができる。又、請求項2に記載の発明は、複数
の接続ピン61を有するLED表示器60を取り付けるため
のLED専用ソケット10であって、板状の取付部30と、
取付部30においてLED表示器60が位置する側と反対側
の面に設けられる箱形の接続部40とが一体に形成された
取付ベース20、及び、接続部40の反取付部30側に装着さ
れる裏蓋50を有し、取付部30には、接続ピン61の数と位
置とに対応したピン孔31が設けられ、接続部40には、ピ
ン孔31の数と位置とに対応して接続部40を貫通する接続
孔41が設けられ、接続孔41には、取付部30側及び反取付
部30側にそれぞれ折返し部46、46を有する接続金具45が
収容され、裏蓋50には、接続孔41の数と位置とに対応し
たコード孔51が設けられるとともに、ピン孔31から挿入
される接続ピン61及びコード孔51から挿入されるコード
70の導線71が、それぞれ折返し部46、46により挾まれ保
持されることで、接続ピン61とコード70の導線71とが接
続金具45を介して接続されることを特徴とする。
【0010】「取付部」とは、LED専用ソケット10
を、たとえば遊技機の盤面に取り付けるための部分をい
い、ピン孔31が貫通している。「ピン孔」とは、LED
表示器60の接続ピン61が挿入される孔をいう。「接続
部」とは、接続ピン61とコード70との接続を図るための
部分をいい、接続孔41が貫通している。この接続孔41に
は、接続金具45が収容される。
【0011】「接続金具」とは、両端の折返し部46によ
って接続ピン61及びコード70を挾んで保持するととも
に、これらの接続を行う部品をいう。「折返し部」と
は、ばね弾性により接続ピン61又はコード70を挾んで保
持する部分をいう。たとえば、二枚の平行する金属板の
先端を互いに近接ないし接触させるようにJ字状に折り
返して曲げることにより、形成することができる。
【0012】この接続金具45は、各々の接続孔41に収容
されることとなる。すなわち、一個のLED専用ソケッ
ト10は、取り付けられるLED表示器60の接続ピン61の
数に等しい数の接続金具45を有することとなる。「裏
蓋」とは、接続孔41に収容された接続金具45の脱落を防
ぐために、接続部40の反取付部30側に装着される部品を
いい、コード孔51が貫通している。
【0013】「コード孔」とは、コード70が挿入される
孔をいう。本請求項に係るLED専用ソケット10は、以
下のように組み立てられる。すなわち、取付ベース20に
設けられた接続孔41のそれぞれに接続金具45を挿入し、
しかるのちに裏蓋50を装着する。ここで、ピン孔31の径
及びコード孔51の径は、接続孔41の径より小さくするこ
とが好ましい。
【0014】このように、ピン孔31の径及びコード孔51
の径を接続孔41の径より小さくすれば、接続孔41に収容
される接続金具45を、いずれの側からも脱落させること
なく接続孔41に収納し、固定しておくことができる。本
請求項に係るLED専用ソケット10は、以下のように使
用される。まず、コード孔51より、コード70の導線71を
挿入する。このとき、導線71の先端により、接続金具45
のコード孔51側の折返し部46が押し拡げられるが、その
ばね弾性により、導線71の先端が挾まれ保持されること
となる。
【0015】次に、ピン孔31より、LED表示器60の接
続ピン61を挿入する。このとき、接続ピン61の先端によ
り、接続金具45のピン孔31側の折返し部46が押し拡げら
れるが、そのばね弾性により、接続ピン61の先端が挾ま
れ保持されることとなる。すなわち、接続金具45の両折
返し部46、46によって接続ピン61及びコード70が挾まれ
保持されるとともに、この両者が接続金具45を介して接
続されることとなる。
【0016】そして、請求項3に記載の発明は、複数の
接続ピン61を有するLED表示器60を取り付けるための
LED専用ソケット10であって、板状の取付部30と、取
付部30においてLED表示器60が位置する側と反対側の
面に設けられる箱形の接続部40とが一体に形成された取
付ベース20、及び、接続部40の反取付部30側に装着され
る裏蓋50を有し、取付部30には、接続ピン61の数と位置
とに対応したピン孔31が設けられ、接続部40には、ピン
孔31の数と位置とに対応して接続部40を貫通する接続孔
41が設けられ、接続孔41には、取付部30側に折返し部46
を有し、反取付部30側にコード70の導線71が接続された
接続金具45が収容され、裏蓋50には、接続孔41の数と位
置とに対応したコード孔51が設けられるとともに、ピン
孔31から挿入される接続ピン61が、折返し部46により挾
まれ保持されることで、接続ピン61が接続金具45を介し
てコード70の導線71と接続されることを特徴とする。
【0017】すなわち、本請求項に係るLED専用ソケ
ット10における接続金具45においては、一端にのみ折返
し部46が設けられ、もう一端にはコード70が接続されて
いるものである。そして、そのコード70は、裏蓋50に設
けられたコード孔51を貫通して延長するものである。
【0018】その他の構造については、請求項1に係る
LED専用ソケット10と同様である。本請求項に係るL
ED専用ソケット10は、以下のように組み立てられる。
まず、裏蓋50のコード孔51にコード70を通し、このコー
ド70先端の導線71を、接続金具45の反折返し部46側に接
続する。あるいは、コード70の一端ををあらかじめ接続
金具45に接続しておき、このコード70のもう一端を裏蓋
50のコード孔51に通すこととしてもよい。
【0019】次に、取付ベース20に設けられた接続孔41
のそれぞれに接続金具45を挿入しつつ裏蓋50を装着す
る。ここで、ピン孔31及びコード孔51の径は、接続孔41
の径より小さくしておけば、接続孔41に収容された接続
金具45は、いずれの側からも脱落させないように収容し
ておくことができる。本請求項に係るLED専用ソケッ
ト10は、以下のように使用される。
【0020】ピン孔31より、LED表示器60の接続ピン
61を挿入する。このとき、接続ピン61の先端により、接
続金具45のピン孔31側の折返し部46が押し拡げられる
が、そのばね弾性により、接続ピン61の先端は挾まれ保
持されることとなる。すなわち、接続金具45の折返し部
46によって接続ピン61が挾まれ保持されるとともに、接
続金具45を介してコード70に接続されることとなる。
【0021】更に、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3に記載の発明の特徴に加え、取付部30にお
けるLED表示器60が位置する面には、垂直に突出する
二本の保持片35、35が設けられるとともに、各保持片35
は、相対向して突出する止め爪36を、取付部30表面より
LED表示器60の奥行きの距離を隔てた部位に有するこ
とを特徴とする。
【0022】すなわち、請求項1乃至請求項3に記載の
発明では、LED表示器60は、接続金具45のピン孔31側
の折返し部46のばね弾性により、LED専用ソケット10
に保持されることとなる。そこで、本請求項記載の発明
では、LED表示器60の取り付けの確実を図るべく、二
本の保持片35、35でLED表示器60を保持することとし
た。
【0023】「保持片」とは、取付部30の表面から垂直
に突出する柱状ないし板状構造物をいい、取付部30と一
体に形成されている。その先端付近には、止め爪36が設
けられている。「止め爪」とは、保持片35の先端付近か
ら、取付部30に平行に突出する部分をいう。取付部30表
面から、止め爪36までの距離は、LED表示器60の奥行
きと等距離となっている。
【0024】両保持片35、35は、LED表示器60の高さ
方向又は幅方向を保持することとなる。本請求項に係る
LED専用ソケット10は、以下のように使用される。コ
ード70の取り付けについては、請求項1乃至請求項3の
説明と同様である。次に、両保持片35、35を押し拡げ、
その間にLED表示器60を装着する。
【0025】そして、請求項1乃至請求項3の説明と同
様に、接続ピン61をピン孔31に挿入する。接続ピン61が
完全に挿入されると同時に、両保持片35、35が弾性によ
り復元する。したがって、止め爪36、36によりLED表
示器60の正面が保持されることとなる。また、請求項5
記載の発明は、複数の接続ピン61を有するLED表示器
60を取り付けるためのLED専用ソケット10であって、
板状の取付部30と、取付部30においてLED表示器60が
位置する側と反対側の面に設けられる箱形の接続部40と
が一体に形成された取付ベース20から成り、LED専用
ソケット10の前面であるLED表示器60が位置する面に
は、垂直に突出する二本の保持片35、35が設けられ、各
保持片35、35は、相対向して突出する止め爪36、36を、
取付部30表面よりLED表示器60の奥行きの距離を隔て
た部位に有し、取付部30には、接続ピン61の位置に対応
したピン孔31が設けられ、接続部40には、ピン孔31の数
と位置とに対応して接続部40を貫通する接続孔41が設け
られるとともに、接続孔41へ挿入されるコード70の一端
には、外側方に湾曲され、ばね弾性を付与されたの舌片
76を有するコード金具73が装着され、接続孔41へ挿入さ
れるコード金具73の舌片76が、接続孔41の内壁で押し下
げられることによって、ピン孔31から挿入される接続ピ
ン61が、挾まれ保持されることで、接続ピン61とコード
70の導線71とを接続金具により接続可能としたことを特
徴とする。
【0026】すなわち、請求項1乃至請求項4記載の発
明では、接続ピン61とコード70との接続は、接続孔41に
収容された接続金具45によるが、本請求項記載の発明で
は、接続金具45の代わりに、コード70に取り付けられた
コード金具73によることとしている。コード金具73に
は、たとえば切り込みを施すことによって、一対の舌片
76、76が設けられている。そして、この舌片76、76を外
側方に湾曲することで、ばね弾性を付与している。
【0027】本請求項に係るLED専用ソケット10は、
以下のように使用される。まず、請求項4に係るLED
専用ソケット10と同様に、保持片35、35を弾性により押
し拡げ、LED表示器60を取り付ける。そして、ピン孔
31よりLED表示器60の接続ピン61を挿入する。接続ピ
ン61が完全にピン孔31へ挿入されると、保持片35、35も
弾性により復元し、止め爪36、36によりLED表示器60
が保持されることとなる。
【0028】次に、接続孔41に、コード金具73の接続さ
れたコード70を挿入する。このとき、舌片76が接続孔41
の内壁により押し下げられることとなる。そして、コー
ド金具73が完全に挿入されると、押し下げられた舌片76
によって、先に挿入されていた接続ピン61が挟まれ保持
されることとなる。よって、接続ピン61とコード70と
が、コード金具73を介して接続されることになる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ説明する。なお、以下の記述では、LE
D表示器60として、7セグメントLED表示器を使用し
た場合について説明している。図1ないし図5は、本発
明の第一の実施の形態を示すものである。図1は、本実
施の形態に係るLED専用ソケット10と、LED表示器
60及びコード70との取り付けの状態を示す斜視図であ
る。図2は、本実施の形態に係るLED専用ソケット10
の正面図である。図3は、本実施の形態に係るLED専
用ソケット10を、図2におけるA−A断面で示したもの
である。図4は、本実施の形態に係るLED専用ソケッ
ト10を、図2におけるB−B断面の平面視で示したもの
である。図5は、本実施の形態に係るLED専用ソケッ
ト10に、LED表示器60及びコード70を取り付けた状態
を、図2におけるB−B断面の平面視で示したものであ
る。
【0030】(構造)まず、本実施の形態に係るLED
専用ソケット10の構造を説明する。本実施の形態に係る
LED専用ソケット10は、取付ベース20と裏蓋50とから
成る。また、取付ベース20は、取付部30と接続部40とに
より一体に成形されている。
【0031】取付部30は板状を呈し、このLED専用ソ
ケット10を取り付けるためのねじ孔32、32を有する。ま
た、図1ないし図3に示すように、7セグメントLED
表示器の八本の接続ピン61に対応した八個のピン孔31が
縦二列に並んでいる。なお、7セグメントLEDには接
続ピンが十本のものもあるが、以下の説明では八本のも
のにつき説明してある。
【0032】取付部30表面からは、図1ないし図5に示
すように、二本の保持片35、35が垂直に突出している。
この保持片35、35は、ピン孔31が並んでいる領域を隔て
て位置している。その間隔は、LED専用ソケット10に
取り付けられるLED表示器60の高さに相当する。ま
た、図1及び図3に示すように、保持片35の先端付近に
は、内方へ突出する止め爪36が設けられている。取付部
30表面から止め爪36までの距離は、LED専用ソケット
10に取り付けられるLED表示器60の奥行きに相当す
る。
【0033】取付部30裏面には、図1及び図3ないし図
5に示すように、取付部30と一体の箱形の接続部40が設
けられている。この接続部40を貫通して、計八個の接続
孔41が設けられている。各々の接続孔41は、前記のピン
孔31と連絡している。また、接続孔41の径はピン孔31の
径より大である。この接続孔41は、図3ないし図5に示
すように、その内部に、接続金具45を収容する。接続金
具45は、銅ないし真鍮製の二枚の平行な細板から成る。
そして、その各々の両端は、内方へJ字状に折り返して
曲げられている。そして、図4及び図5に示すように、
その先端どうしを近接ないし接触させることで、ばね弾
性を有する折返し部46が形成されている。すなわち、接
続金具45はその両端に折返し部46、46を有し、折返し部
46の弾性により、折返し部46にLED表示器60の接続ピ
ン61やコード70の導線71を圧接挾持して電気的に接続ピ
ン61とコード70とを接続すると共に、接続ピン61やコー
ド70を固定することができる。
【0034】そして、この接続金具45は、それぞれの接
続孔41に一個ずつ収容される。すなわち、一個のソケッ
トは八個の接続金具45を有することとなる。接続部40の
反取付部30側の面には、図1及び図3ないし図5に示す
ように、裏蓋50が装着される。裏蓋50には、図3ないし
図5に示すように、接続孔41に対応する位置に八個のコ
ード孔51が、裏蓋50を貫通して設けられている。このコ
ード孔51の径は、接続孔41の径より小となっている。
【0035】(組立)次に、本実施の形態に係るLED
専用ソケット10の組み立てについて説明する。まず、接
続孔41の各々に接続金具45を挿入する。そして、接続部
40の反取付部30側から、裏蓋50を接着する。また、接着
の代わりに、はめ込み式としてもよい。
【0036】前記の構造により、ピン孔31及びコード孔
51の径は、接続孔41の径より小であるため、図3ないし
図5に示すように、接続孔41内に収容された接続金具45
はいずれの側からも脱落することはない。 (取付)次に、本実施の形態に係るLED専用ソケット
10への、LED表示器60及びコード70の取り付けについ
て、図1及び図5を参照しつつ説明する。
【0037】まず、コード孔51より、先端の被覆72を剥
離して導線71を露出したコード70を挿入する。ここで、
導線71が接続金具45の折返し部46のばね弾性により挾ま
れ保持され、容易に脱落しないこととなる。なお、取り
付けの確実を図るため、導電性接着剤を導線71に付着さ
せてからコード孔51へ挿入することとしてもよい。次
に、保持片35、35を弾性により押し広げ、LED表示器
60を取り付ける。そして、ピン孔31よりLED表示器60
の接続ピン61を挿入する。接続ピン61が完全にピン孔31
へ挿入されると、保持片35、35も弾性により復元し、止
め爪36、36によりLED表示器60が保持されることとな
る。すなわち、LED表示器60は、接続金具45の折返し
部46により挾まれ保持されるとともに、その本体は保持
片35、35により挾まれ保持されることで、容易に脱落し
ないこととなる。
【0038】また、図5に示すように、接続ピン61は、
接続金具45のピン孔31側の折返し部46により挾まれ保持
され、一方、コード70の導線71は、接続金具45のコード
孔51側の折返し部46により挾まれ保持されることで、接
続ピン61とコード70とが接続金具45を介して接続される
こととなる。 (作用)以上の説明により、本実施の形態に係るLED
専用ソケット10では、LED表示器60の取り付けの際に
半田付けが不要となる。また、LED表示器のみなら
ず、コードの取り付けも容易である。更に、LED表示
器60は確実に取り付けられているものの、保持片35、35
を押し広げつつLED表示器60を強く引っ張れば取り外
しは可能なので、LED表示器60の交換も容易である。
【0039】加えて、構造が単純であるとともに部品数
も少なく、小型のLED専用ソケット10とすることがで
きると共に、量産も容易となり、生産コストの低減も図
ることができる。 (第二の実施の形態)図6は、本発明の第二の実施の形
態を示すものである。ただし、本実施の形態の正面図
は、図2に示すものと同一であり、図6は、そのA−A
断面を示したものである。
【0040】本実施の形態においては、コード70はあら
かじめ接続金具45の一端に接続されている。また、折返
し部46は接続金具45の一端にのみ設けられている。その
他の構造は、第一の実施の形態と同様である。また、本
実施の形態におけるLED表示器60の取り付けは、第一
の実施の形態における場合と同様である。 (第三の実施の形態)図7ないし図10は、本発明の第
三の実施の形態を示すものである。図7は、本実施の形
態に係るLED専用ソケット10に接続するコード70の先
端を示す斜視図で、図8はその縦断面図である。図9
は、本実施の形態に係るLED専用ソケット10へのLE
D表示器60及びコード70の接続を示す縦断面図で、図1
0は、その接続の様子を拡大したものである。
【0041】本実施の形態に係るLED専用ソケット10
では、これまでの実施の形態とは異なり、取付ベース20
のみから成り、裏蓋50を有しない。また、各々の接続孔
41の内部には接続金具45を収容していないこともこれま
での実施の形態とは異なる。その代わりに、接続するコ
ード70の一端に、図7に示すようなコード金具73を装着
している。
【0042】このコード金具73とは、内径がコード70の
外形とほぼ等しい金属製の円筒から成る。このコード金
具73の一端は、コード70の一端と直接接することになる
コード側端74となっている。また、コード金具73のもう
一端は、LED表示器60の接続ピン61と直接接すること
になるピン側端75となっている。そして、このコード金
具73のピン側端75寄りの側面に、長軸方向に沿ってコの
字状の切れ目が施され、直径を挟み相対向した一対の細
板状の舌片76、76が形成されている。この舌片76は、ピ
ン側端75よりの部分でコード金具73と繋がっている。更
に、両舌片76は、図7及び図8に示すように、外側方に
湾曲されて、ばね弾性を付与されている。
【0043】コード金具73とコード70との接続は、次の
ように行われる。コード金具73のコード側端74から、被
覆72を剥離して導線71を露出したコード70の一端を挿入
する。そして、コード金具73と導線71が接する部分を押
圧変形して密着部77を形成している。コード金具73とコ
ード70とは、この密着部77によって強固に接続され、容
易に脱落しないこととなっている。
【0044】本実施の形態に係るLED専用ソケット10
とLED表示器60及びコード70との接続は、以下のよう
にして行われる。まず、保持片35、35を弾性により押し
拡げ、LED表示器60を取り付ける。そして、ピン孔31
よりLED表示器60の接続ピン61を挿入する。接続ピン
61が完全にピン孔31へ挿入されると、保持片35、35も弾
性により復元し、止め爪36、36によりLED表示器60が
保持されることとなる。
【0045】次に、図9に示すように、接続孔41に、コ
ード金具73の接続されたコード70を挿入する。このと
き、舌片76、76が接続孔41の内壁により押し下げられる
こととなる。そして、コード金具73が完全に挿入される
と、押し下げられた舌片76、76によって、先に挿入され
ていた接続ピン61が挟まれ保持され、かつ、コード金具
73が接続孔41から脱落することが防止されることとな
る。よって、接続ピン61とコード70とが、コード金具73
を介して接続されることになる。これが図10に示す状
態である。
【0046】尚、図7乃至図10では、一対の舌片76、
76を1個のコード金具73に設けているも、舌片76は、1
個のコード金具73に1個だけ設ける場合もある。 (その他)以上の説明では、LED表示器60として7セ
グメントLED表示器を取り付けるためのLED専用ソ
ケット10について述べてきたが、LED表示器60として
はこれに限定されるものでないことはいうまでもない。
すなわち、LED表示器60の接続ピン61の数に応じたピ
ン孔31、接続孔41及びコード孔51を有するLED専用ソ
ケット10の製造が可能である。
【0047】又、清掃点検などを随時行うパチンコ機な
どの弾球遊技機であって、衝撃などによりLED表示器
60や役物90などの修理交換を行うことのある弾球遊技機
に適したLED専用ソケット10とすることができた。
【0048】
【発明の効果】上記の構成により、本発明は以下に示す
効果を奏する。すなわち、請求項1ないし請求項3に記
載の発明によると、LED表示器の取り付け及び交換が
容易となる。また、請求項4に記載の発明によると、請
求項1ないし請求項3記載の発明の効果に加え、取り付
けたLED表示器の脱落防止を確実に図ることができ
る。
【0049】そして、請求項5に記載の発明によると、
LED表示器の取り付け及び交換が容易であり、取り付
けたLED表示器の脱落防止を確実に図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の第一の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図3】本発明の第一の実施の形態を、図2のA−A断
面図で示したものである。
【図4】本発明の第一の実施の形態を、図2のB−B断
面図の平面視で示したものである。
【図5】本発明の第一の実施の形態の使用状態を、図2
のB−B断面図の平面視で示したものである。
【図6】本発明の第二の実施の形態を、図3と同様の断
面図で示したものである。
【図7】本発明の第三の実施の形態で用いるコードの一
端を、斜視図で示したものである。
【図8】本発明の第三の実施の形態で用いるコードの一
端を、縦断面図で示したものである。
【図9】本発明の第三の実施の形態を、縦断面図で示し
たものである。
【図10】本発明の第三の実施の形態における、接続ピ
ンとコードとの接続を示す縦断面図である。
【図11】LED表示器の、遊技機における使用例を示
した斜視図である。
【図12】従来の基板の正面斜視図である。
【図13】従来の基板の背面斜視図である。
【図14】従来の基板の背面斜視図である。
【符号の説明】
10 LED専用ソケット 20 取付ベース 30 取付部 31 ピン孔 32 ねじ孔 35 保持片 36 止め爪 40 接続部 41 接続孔 45 接続金具 46 折返し部 50 裏蓋 51 コード孔 60 LED表示器 61 接続ピン 70 コード 71 導線 72 被覆 73 コード金具 74 コード側端 75 ピン側端 76 舌片 77 密着部 80 基板 81 スルーホール 82 リード線 83 リード端子 84 半田パッド 85 コネクタ接続部 86 コネクタ 90 役物 91 入賞口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の接続ピンを有するLED表示器を
    取り付けるためのLED専用ソケットであって、 前面に接続ピンの位置に対応した複数のピン孔を有し、 各ピン孔の後方に各々接続金具を収納した接続孔を有
    し、 該接続金具は、その前後両端に折返し部を有して接続ピ
    ンやコードを圧接挾持し得る金属板とされ、 LED専用ソケットの裏面には、接続孔に連通するコー
    ド孔を有することを特徴とするLED専用ソケット。
  2. 【請求項2】 複数の接続ピンを有するLED表示器を
    取り付けるためのLED専用ソケットであって、 板状の取付部と、取付部においてLED表示器が位置す
    る側と反対側の面に設けられる箱形の接続部とが一体に
    形成された取付ベース、及び、 接続部の反取付部側に装着される裏蓋を有し、 取付部には、接続ピンの位置に対応したピン孔が設けら
    れ、 接続部には、ピン孔の数と位置とに対応して接続部を貫
    通する接続孔が設けられ、 接続孔には、取付部側及び反取付部側にそれぞれ折返し
    部を有する接続金具が収容され、 裏蓋には、接続孔の数と位置とに対応したコード孔が設
    けられるとともに、 ピン孔から挿入される接続ピン及びコード孔から挿入さ
    れるコードの導線が、それぞれ折返し部により挾まれ保
    持されることで、接続ピンとコードの導線とを接続金具
    により接続可能としたことを特徴とするLED専用ソケ
    ット。
  3. 【請求項3】 複数の接続ピンを有するLED表示器を
    取り付けるためのLED専用ソケットであって、 板状の取付部と、取付部においてLED表示器が位置す
    る側と反対側の面に設けられる箱形の接続部とが一体に
    形成された取付ベース、及び、 接続部の反取付部側に装着される裏蓋を有し、 取付部には、接続ピンの位置に対応したピン孔が設けら
    れ、 接続部には、ピン孔の数と位置とに対応して接続部を貫
    通する接続孔が設けられ、 接続孔には、取付部側に折返し部を有し、反取付部側に
    コードの導線が接続された接続金具が収容され、 裏蓋には、接続孔の数と位置とに対応したコード孔が設
    けられるとともに、 ピン孔から挿入される接続ピンが、折返し部により挾ま
    れ保持されることで、接続ピンを接続金具によりコード
    の導線と接続可能としたことを特徴とするLED専用ソ
    ケット。
  4. 【請求項4】 LED専用ソケットの前面であるLED
    表示器が位置する面には、垂直に突出する二本の保持片
    が設けられるとともに、 各保持片は、相対向して突出する止め爪を、取付部表面
    よりLED表示器の奥行きの距離を隔てた部位に有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載
    のLED専用ソケット。
  5. 【請求項5】 複数の接続ピンを有するLED表示器を
    取り付けるためのLED専用ソケットであって、 板状の取付部と、取付部においてLED表示器が位置す
    る側と反対側の面に設けられる箱形の接続部とが一体に
    形成された取付ベースから成り、 LED専用ソケットの前面であるLED表示器が位置す
    る面には、垂直に突出する二本の保持片が設けられ、 各保持片は、相対向して突出する止め爪を、取付部表面
    よりLED表示器の奥行きの距離を隔てた部位に有し、 取付部には、接続ピンの位置に対応したピン孔が設けら
    れ、 接続部には、ピン孔の数と位置とに対応して接続部を貫
    通する接続孔が設けられるとともに、 接続孔へ挿入されるコードの一端には、外側方に湾曲さ
    れ、ばね弾性を付与された1個又は一対の舌片を有する
    コード金具が装着され、 接続孔へ挿入されるコード金具の舌片が、接続孔の内壁
    で押し下げられることによって、ピン孔から挿入される
    接続ピンが、挾まれ保持されることで、接続ピンとコー
    ドの導線とを接続金具により接続可能としたことを特徴
    とするLED専用ソケット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101097806B1 (ko) 2009-06-30 2011-12-22 김만석 엘이디 바 소켓
JP2017074364A (ja) * 2015-10-12 2017-04-20 セブ ソシエテ アノニム センサ支持体を備える調理容器
JP2020170676A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 株式会社山田精密製作所 雌型端子
CN117641776A (zh) * 2023-12-01 2024-03-01 惠州市兴顺和电子有限公司 一种热熔芯板预叠排版压合设备

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