JPH11306351A - データ統合方法及び装置、記録媒体 - Google Patents

データ統合方法及び装置、記録媒体

Info

Publication number
JPH11306351A
JPH11306351A JP10109707A JP10970798A JPH11306351A JP H11306351 A JPH11306351 A JP H11306351A JP 10109707 A JP10109707 A JP 10109707A JP 10970798 A JP10970798 A JP 10970798A JP H11306351 A JPH11306351 A JP H11306351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
score
integrated
category
normalized
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10109707A
Other languages
English (en)
Inventor
Iketsu Ryu
偉傑 劉
Koji Miyajima
耕治 宮島
Naoki Takegawa
直樹 武川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Data Corp filed Critical NTT Data Corp
Priority to JP10109707A priority Critical patent/JPH11306351A/ja
Publication of JPH11306351A publication Critical patent/JPH11306351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の認識スコアを最適に統合して、より信
頼性の高い統合結果を導出することが可能なデータ統合
装置を提供する。 【解決手段】 データ統合装置1は、認識スコア取得部
11、正規化処理部12、統合処理部13、統合認識部
14、評価処理部15、及び統合結果出力部16を具備
して構成される。個々の認識スコアは、正規化処理部1
2により各々正規化が施され、統合処理部13では、複
数の正規化スコアを統合して正規化スコア毎に所定の重
要度パラメータを反映させた統合スコアを生成する。統
合認識部14は、統合スコアに基づいた統合的な認識を
行い認証結果を出力する。評価処理部15では、統合ス
コア及び認証結果に対する、所定の目的関数に基づいた
評価結果に即して重要度パラメータを適宜更新するとと
もに、統合処理部13と共動して最適な統合スコアの生
成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ統合技術に
係り、より詳しくは、各々属すべきカテゴリに対する属
性的特徴を表す特徴データを最適に統合して、信頼性の
高い統合結果を導出する手法に関する。
【0002】
【従来の技術】データ統合の応用技術として、認識技術
分野における認証システムが知られている。この種の認
証システムでは、例えば、認証対象者に関する声紋や指
紋等の生体的特徴を表す照合データと認識装置(機器)
毎の認識データとの類似度合いを表す個々の認識スコア
を統合することにより、当該認識対象者に対する統合的
な正当性を判定している。このような各認識スコアにお
けるデータ統合手法では、例えば、各々の認識アルゴリ
ズムに基づいた認識装置(機器)毎の出力を、認識デー
タとなるパターンAに対する、認証対象者Xからの照合
データの類似度合いを表す認識スコアsとした場合に、
以下に示す3つのステップに基づいて実現されるのが一
般的である。
【0003】(1)正規化 基本確率関数等の確率的手法による正規化を行い、正規
化スコアを算出する。例えば、3つの認識スコアsi
(i=1〜3)を想定した場合、個々の認識スコアにつ
いて「X=A」となる確率Pi(X=A|si)、及び
「X≠A」となる確率Pi(X≠A|si)を各々算出
する。
【0004】(2)統合ルール 四則演算を用い、正規化スコアの演算結果に基づいて統
合スコアを算出する。例えば、確率的な統合ルールであ
るBayesルールの場合には、確率の算出値の積(重
複順列)により統合する。この場合の「XがAである」
確率、及び「XがAでない」確率は、以下に示す式
(1)及び(2)で表される。
【0005】
【数1】
【0006】(3)認識ルール 統合スコアの大小関係に基づいて最終的な認識結果(認
証結果)を判定する。具体的には、「XがAである確
率」P(X=A|s1,s2,s3)、及び「XがAで
ない確率」P(X≠A|s1,s2,s3)についての
差分や除算を用いるのが一般的であり、例えば、最大事
後確率による場合には以下に示すような判定となる。 if P(X=A|s1,s2,s3)-P(X≠A|s1,s2,s3)≧0 then X=A else X≠A
【0007】この認証結果は、「認識対象者Xがパター
ンAである」または「認識対象者XがパターンAでな
い」かのいずれかを決定するものである。なお、以上の
説明に関する技術の詳細については、例えば、「Combin
ingClassifiers」(Proceedings of ICPR '96,pp.897-9
01)の記載を参考にすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な正規化〜認識ルールまでのステップを、具体的な装置
或いはシステム等に応用する場合に、演算手法等を具体
的に選択するための標準的な選択基準が定められていな
いという問題がある。そのため、上述のような技術を適
用した場合には、常に同一の重み付けに即して認識結果
の統合がなされるため、個々の認識スコアに対する信頼
度を考慮していないという問題があった。また、最終的
な認証結果に対する評価基準を、例えば、具体的な応用
目的と一致させる等、評価に関する考慮がなされていな
いために、統合的な認識結果に対する信頼性が低いとい
う問題があった。
【0009】そこで本発明の課題は、個々の認識スコア
を最適に統合して、より信頼性の高い統合結果を導出す
ることが可能となるデータ統合方法を提供することにあ
る。本発明の他の課題は、上記データ統合方法の実施に
適したデータ統合装置を提供することにある。本発明の
他の課題は、上記データ統合方法及び装置等をコンピュ
ータ装置上で実現するための記録媒体を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のデータ統合方法は、各々属すべきカテゴリに対する
属性的特徴を表す複数の特徴データを統合する方法であ
って、前記属すべきカテゴリに関する確率密度関数に基
づき前記複数の特徴データを各々正規化して複数の正規
化スコアを生成する過程と、生成された複数の正規化ス
コアを統合して正規化スコア毎に所定の重要度パラメー
タを反映させた統合スコアを生成する過程と、生成され
た統合スコアに基づいて前記複数の特徴データに対する
統合的なカテゴリを特定する過程と、前記統合スコア及
び特定された統合的なカテゴリに対する、所定の評価関
数による評価結果に基づいて前記重要度パラメータを更
新する過程とを含み、前記更新された重要度パラメータ
を反映させて前記統合スコアの生成を行うことを特徴と
する。
【0011】本発明の他のデータ統合方法は、前記属す
べきカテゴリに関する確率密度関数に基づいて前記複数
の特徴データを各々正規化して複数の正規化スコアを生
成する過程と、前記特徴データ毎に予め設定された重要
度に対する所定の組み合わせから、特徴データ集合にお
ける重要度パラメータを算出するとともに、前記生成さ
れた複数の正規化スコアを統合して当該重要度パラメー
タを反映させた統合スコアを生成する過程と、生成され
た統合スコアに基づいて前記複数の特徴データに対する
統合的なカテゴリを特定する過程と、前記統合スコア及
び特定された統合的なカテゴリに対する、所定の評価関
数による評価結果に基づいて前記重要度パラメータを更
新する過程とを含み、前記更新された重要度パラメータ
を反映させて前記統合スコアの生成を行うことを特徴と
する。
【0012】上記他の課題を解決する本発明のデータ統
合装置は、各々属すべきカテゴリに対する属性的特徴を
表す、複数の特徴データを統合する装置であって、前記
属すべきカテゴリに関する確率密度関数に基づいて前記
複数の特徴データを各々正規化して複数の正規化スコア
を生成するスコア正規化手段と、生成された複数の正規
化スコアを統合して正規化スコア毎に所定の重要度パラ
メータを反映させた統合スコアを生成するスコア統合手
段と、生成された統合スコアに基づいて前記複数の特徴
データに対する統合的なカテゴリを特定する統合カテゴ
リ特定手段と、前記統合スコア及び特定された統合的な
カテゴリに対する、所定の評価関数による評価結果に基
づいて前記重要度パラメータを更新する評価手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0013】本発明の他のデータ統合装置は、上記デー
タ統合装置において、前記スコア統合手段が、前記特徴
データ毎に予め設定された重要度に対する所定の組み合
わせから、特徴データ集合における重要度パラメータを
算出するとともに、前記生成された複数の正規化スコア
を統合して当該重要度パラメータを反映させた統合スコ
アを生成するように構成されたものである。このスコア
統合手段は、具体的には、前記属すべきカテゴリについ
て、前記複数の正規化スコアを前記重要度パラメータに
基づいた所定のファジイ積分により統合して各々複数の
統合スコアを生成するように構成される。
【0014】上記他の課題を解決する本発明の記録媒体
は、下記の処理をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。 (1−1)各々属すべきカテゴリに対する属性的特徴を
表す複数の特徴データの各々を前記属すべきカテゴリに
関する確率密度関数に基づいて正規化して複数の正規化
スコアを生成する処理、(1−2)生成された複数の正
規化スコアを統合して正規化スコア毎に所定の重要度パ
ラメータを反映させた統合スコアを生成する処理、(1
−3)生成された統合スコアに基づいて前記複数の特徴
データに対する統合的なカテゴリを特定する処理、(1
−4)前記統合スコア及び特定された統合的なカテゴリ
に対する、所定の評価関数による評価結果に基づいて前
記重要度パラメータを更新する処理。
【0015】本発明の他の記録媒体は、下記の処理をコ
ンピュータに実行させるためのプログラムが記録された
コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。 (2−1)各々属すべきカテゴリに対する属性的特徴を
表す複数の特徴データの各々を前記属すべきカテゴリに
関する確率密度関数に基づいて正規化して複数の正規化
スコアを生成する処理、(2−2)前記特徴データ毎に
予め設定された重要度に対する所定の組み合わせから、
特徴データ集合における重要度パラメータを算出すると
ともに、前記生成された複数の正規化スコアを統合して
当該重要度パラメータを反映させた統合スコアを生成す
る処理、(2−3)生成された統合スコアに基づいて前
記複数の特徴データに対する統合的なカテゴリを特定す
る処理、(2−4)前記統合スコア及び特定された統合
的なカテゴリに対する、所定の評価関数による評価結果
に基づいて前記重要度パラメータを更新する処理。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 (第1実施形態)図1は、生体的特徴毎の認識スコアに
対するデータ統合を行って個人認証を行うデータ統合装
置の機能ブロック図である。図中、実線は処理の流れ、
破線はデータの流れを表す。このデータ統合装置1は、
コンピュータ装置が所定のプログラムを読み込んで実行
することにより形成される、認識スコア取得部11、正
規化処理部12、統合処理部13、統合認識部14、評
価処理部15、及び統合結果出力部16の機能ブロック
を備えて構成される。
【0017】上記プログラムは、通常、コンピュータ装
置の内部記憶装置あるいは外部記憶装置に格納され、随
時読み取られて実行されるようになっている。但し、コ
ンピュータ装置上で上記各機能ブロック11〜14を形
成できれば本発明を実施することができるので、その記
録形態は任意であってよい。例えばコンピュータ装置と
分離可能なCD−ROMやFD等の可搬性記録媒体、あ
るいは構内ネットワークに接続されたプログラムサーバ
等に記録され、使用時に読み込まれて上記内部記憶装置
または外部記憶装置にインストールされて随時実行に供
されるようにしてもよい。
【0018】認識スコア取得部11は、認識に用いる生
体的特徴の種類に即して各々所定の認識処理を行う、図
示しないN個の認識装置(機器)から出力される複数の
認識スコアを取得するものである。
【0019】正規化処理部12は、取得した複数の認識
スコアに対して正規化を行うものである。具体的には、
所定の確率密度関数を用いて、認識スコアの正当性を表
す「正当」または「不当」のいずれかのカテゴリに属す
る確率を、すべての認識スコアについて各々算出するこ
とにより複数の正規化スコアを生成するように構成され
ている。生成された正規化スコアは、統合処理部13に
入力されるようになっている。
【0020】統合処理部13は、生成された複数の正規
化スコアを所定の統合ルールに基づいて統合するととも
に、正規化スコア毎の重要度合いを考慮した統合スコア
の生成を行うものである。この統合は、例えば、正規化
スコアの演算結果に基づいた「正当」または「不当」の
いずれかのカテゴリにおける各々の正規化スコアの積、
すなわち重複順列により統合スコアを生成するように構
成される。また、生成された統合スコアは、統合認識部
14に入力される。なお、上記正規化スコア及び統合ス
コアについての詳細は後述する。
【0021】統合認識部14は、生成された統合スコア
に基づいて各認識スコアに対する統合的な正当性を判定
するものである。当該認識結果及び統合スコアは、評価
処理部15に入力される。なお、以後の説明では、統合
認識部14において最終的に得られる、統合的な認識結
果を「認証結果」と称する。
【0022】評価処理部15は、認証結果及び統合スコ
アに対して、後述する評価を行うものである。また、評
価処理部15は、統合処理部13と共動して該評価結果
を反映させた統合スコアの生成を行うように構成され
る。
【0023】統合結果出力部16は、図示しない所定の
出力用インタフェースを介して統合スコア及び認証結果
の出力を行うものである。
【0024】次に、図2を参照して、データ統合装置1
を用いたデータ統合方法を説明する。図2は、この場合
のデータ統合装置の処理手順図である。まず、認識スコ
ア取得部11が、図示しない各認識装置(機器を含む、
以下同じ)から、各々異なる複数の認識スコアを取得す
る(ステップS101)。この認識スコアは、例えば、
公知の認識技術により実現される認識装置において、認
識対象者に関する複数の異なる生体的特徴を表す指紋や
声紋等の生体的特徴毎の照合データと、予め生体的特徴
毎に設定された認識データとの認識度合いを表すもので
ある。また、この認識度合いは、認識データに対する照
合データの正当性に関する「正当」または「不当」のい
ずれかのカテゴリに対する属性的な特徴を表すものであ
る。
【0025】正規化処理部12は、これらの認識スコア
に対する正規化処理を行う(ステップS102)。この
正規化処理では、確率密度関数を用いて、認識スコアが
「正当」である確率、または「不当」である確率を各々
算出することにより正規化スコアを生成する(ステップ
S103)。例えば、認識対象Aの測定値X、即ち照合
データXに対する3つの認識スコア「s1,s2,s
3」を正規化する場合、照合データXが認識対象Aであ
る、即ち照合データXが「正当」である確率、及び照合
データXが認識対象Aでない、即ち照合データXが「不
当」である確率から成る正規化スコアPiは、以下の式
(3)及び(4)により算出される。
【0026】
【数2】
【0027】統合処理部13は、算出された正規化スコ
アの統合処理を行う(ステップS104)。この統合処
理では、正規化スコア毎に所定の重み付け(以下、重要
度パラメータ)を反映させて、例えば、すべての正規化
スコアの重複順列、即ち総積により統合スコアが算出さ
れる(ステップS105)。上記式(3)及び(4)に
おける正規化スコアに対応する統合スコア「Q」は、以
下の式(5)及び(6)に基づいて算出される。
【0028】
【数3】
【0029】但し、上記式(5)及び(6)における次
数「ai」及び「ri」が、重要度パラメータを表して
いる。また、上記式(5)及び(6)は、例えば、ある
正規化スコアMi(X=A|si)及びMi(X≠A|
si)(i=1〜3)に対して、以下に示す式(7)及
び(8)のように重要度パラメータを反映させた総和に
基づいた統合ルールによる算出も可能である。
【0030】
【数4】
【0031】算出された統合スコアは統合認識部14に
入力され、統合スコアに基づいた認識結果の判定が行わ
れる(ステップS106)。具体的には、統合スコアの
属すべきカテゴリが「正当」または「不当」と判定され
る場合について適宜設定される閾値に基づいて認証結果
を判定するように構成する。以下に判定例を示す。 if Qa−Qr≧α then X=A else X≠A
【0032】上記例では、「α」が閾値を表すパラメー
タ(以下、認証閾値)であり、最大事後確率の場合にお
いて、統合スコアの差分が適宜設定された認証閾値以上
ならば、認証結果を「正当」、それ以外ならば「不当」
と判定するように構成される。評価処理部15は、統合
スコア及び認証結果に対する評価処理を行う(ステップ
S107)。具体的には、以下の式(9)に示すような
目的関数に基づいた評価関数を設定する。 J= Ja ∨ Jr (9) 但し、上記式(9)の評価関数、即ち目的関数Jにおけ
る関数Ja及びJrは、例えば、以下の式(10)及び
(11)により算出される。
【0033】
【数5】
【0034】上記式(10)の「sa」は認識データが
「正当」である確率の領域を、一方、上記式(11)の
「sr」は認識データが「不当」である確率の領域を各
々表すものであり、統合処理部13における統合スコア
及び統合認識部14における認証閾値αに基づいて導出
されるものである。
【0035】次に、評価処理部15は、評価関数に即し
て評価値を算出し、評価結果を導出する(ステップS1
08)。なお、上記目的関数Jの演算には、例えば、m
ax(Ja,Jr)等を用いて実現すれば良く、当該目
的関数Jが最小となるように、適宜重要度パラメータを
調整してステップS104に戻り処理を繰り返す(ステ
ップS109:No)。一方、評価関数による評価結果が
最小となった場合には(ステップS109:Yes)、図
示しない出力インタフェースに対して統合結果の出力を
行う(ステップS111)。このことから、評価関数の
最適化により、最適な重要度パラメータによるデータ統
合結果が得られる。なお、上記処理手順図は、評価関数
に即した重要度パラメータの導出に着目した便宜的なも
のであり、ステップS110において最適な重要度パラ
メータ導出後の実際の処理手順では、ステップS107
〜109の処理を行うことなくステップS111により
統合結果が出力される。
【0036】(第2実施形態)上記データ統合装置1で
は、正規化スコアの総和または重複順列によるデータ統
合を行う場合について説明したが、このような手法に限
定することなく、例えば、所定のファジイ積分に基づい
ても同様に実施が可能である。この場合、まず正規化処
理部12では、上述同様に認識スコアに対応する確率密
度関数を算出して所定の正規化を行って正規化スコアを
生成する。この正規化スコアは、上記式(3)及び
(4)による正規化スコアを採用するものとする。
【0037】次に、統合処理部13は、認識スコア毎に
予め設定された重要度gの所定の組み合わせから、認識
スコア集合における重要度即ち重要度パラメータを算出
する。第1実施形態では、正規化スコア毎の重要度パラ
メータについて考慮したものであったが、本実施形態で
は、認識スコア毎の重要度に対する所定の組み合わせか
ら、認識スコア集合における重要度パラメータを考慮す
るものである。具体的には、3つの認識スコアを想定し
た場合、各認識スコアに対応する重要度gi(i=1〜
3)が菅野測度である場合には、以下の式(12)及び
(13)により、si(i=1〜3)、sj(j=1〜
3,j≠i)、sk(k=1〜3,k≠i,k≠j)の
認識スコア集合における重要度パラメータが算出され
る。
【0038】gij=gi+gj+λgi・gj (12) 但し λ>−1 gijk=gij+gk+λgij・gk (13) 但し λ>−1 また、上記式におけるパラメータλは、以下の式(1
4)により算出される。
【0039】 1+λ=(1+λg1)(1+λg2)(1+λg3) (14)
【0040】次に、正規化スコアをファジイ積分により
統合する。この統合に所定の菅野積分を用いる場合、一
般性を失わないでP1(X=A|s1)、P2(X=A
|s2)、P3(X=A|s3)の大小順位が「P1
(X=A|s1)≧P2(X=A|s2)≧P3(X=
A|s3)」であれば、以下の式(15)により「X=
A」である場合の統合スコアが算出される。
【0041】 Qa=max{min(g1,P1(X=A|s1)), min(g12,P2(X=A|s2)), min(g123,P3(X=A|s3))} (15)
【0042】同様にして、P1(X≠A|s1)、P2
(X≠A|s2)、P3(X≠A|s3)の大小順位が
「P3(X≠A|s3)≧P2(X≠A|s2)≧P1
(X≠A|s1)」であれば、以下の式(16)により
「X≠A」である場合の統合スコアが算出される。
【0043】 Qr=max{min(g3,P3(X≠A|s3)), min(g32,P2(X≠A|s2)), min(g321,P1(X≠A|s1))} (16)
【0044】上記式(15)及び(16)で算出された
統合スコアは、例えば、以下に示すような判定により統
合的な認証を行う。 if Qa−Qr≧0X=A else X≠A
【0045】この例では、「0」が第1実施形態におけ
る統合後の最終的な認証閾値αとなるものであり、該認
証閾値αとの比較により統合的な正当性を判定するよう
に適宜構成すれば良い。統合的な認証終了後は、上述の
式(9)〜(11)と同様な重要度パラメータの評価基
準となる、目的関数に基づいた評価関数を適宜設定し、
当該評価関数による評価値を最小にするように重要度パ
ラメータgを調整して更新すれば良く、これにより最適
なデータ統合が実現される。
【0046】上述した第1及び第2実施形態におけるデ
ータ統合装置1では、最適な重要度パラメータを、統合
処理部13における統合スコアに反映させる構成として
いるが、例えば、正規化処理部12における認識スコア
の正規化の際に、認識スコアに対する重要度を表す「正
規化パラメータ」を考慮した構成も可能である。この場
合、正規化処理部12において「正規化パラメータ」を
反映させた正規化スコアを生成するとともに、評価処理
部15における評価結果に即して当該「正規化パラメー
タ」を調整して更新し、正規化処理部12と共動して最
適な正規化スコアを生成するように適宜構成すれば良
い。
【0047】なお、上述の説明では、認識スコアにおけ
るデータ統合手法について述べたが、本発明は、認識ス
コアのみに限定されるものではなく、例えば、統合対象
となるデータの属すべきカテゴリに対する従属事象的な
分布やベクトル表現等のように、各々カテゴリに対する
属性的な特徴を表すスコア等のデータ全般について同様
に適用可能なものである。
【0048】また、上述の説明では、認識スコアについ
て、認識対象が認識データとなる即ち「正当」または
「不当」のいずれかの正当性を表すカテゴリにおける2
カテゴリ識別問題という形態に即して説明したが、該形
態に限定することなく、例えば、複数のカテゴリに関す
る識別問題という形態でも同様に適用可能なものであ
る。この場合、正規化処理部12では、認識スコア毎の
各々属すべきカテゴリについての正規化スコアを生成
し、統合処理部13によりこれらの正規化スコアを統合
して重要度パラメータを反映させた統合スコアを生成す
る。また、統合認識部14では、統合した複数の認識ス
コアに対する統合的なカテゴリを特定するように適宜構
成すれば良い。
【0049】さらに、上記データ統合装置1の適用例と
して、例えば、個人即ち認証対象者に関する生体的特徴
毎に、対応する認識装置(機器)から出力される各認識
スコアを統合して、当該認識対象者に対する統合的な正
当性を判定するように構成させることにより高精度の個
人認証装置が実現可能となる。このように、本実施形態
のデータ統合装置1では、正規化〜認識ルールにおける
演算手法を、特定の演算手法に固定化することにより選
択範囲を限定させるとともに、重要度パラメータを反映
させた統合ルールにより最適なデータ統合が可能とな
る。
【0050】また、所定の目的関数に基づいた評価関数
を設定することにより、該評価関数による評価結果に即
して最適な重要度パラメータが導出されることから、従
来手法における常に同一の重み付けによるデータ統合と
比較して、個々の認識スコアに対する信頼度が考慮され
たデータ統合が可能となり、高品質な統合結果を得るこ
とができる。
【0051】また、統合結果に対する評価基準を、所定
の目的関数に基づいた評価関数として具体的な応用目的
と一致させることにより、該目的に合致した評価及びデ
ータ統合が実現可能となる。このことから、最適なデー
タ統合により最終的に導出される認識精度及び統合的な
認識結果に対する信頼性が大幅に向上する。
【0052】さらに、本発明を、例えば、既存の情報シ
ステム等に組み込んだ形態としてシステムを構築するこ
とにより、システムにおける信頼性及び機密性が大幅に
向上する効果がある。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のデータ統合方法及び装置によれば、個々の認識スコア
を最適に統合して、より信頼性の高い統合結果を導出す
ることが可能になるという特有の効果がある。本発明を
適用した個人認証装置によれば、認証対象者からの複数
の異なる生体的特徴を統合して、より認証精度の高い個
人認証環境が実現可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ統合装置の機
能ブロック図。
【図2】データ統合装置における処理手順図。
【符号の説明】
1 データ統合装置 11 認識スコア取得部 12 正規化処理部 13 統合処理部 14 統合認識部 15 評価処理部 16 統合結果出力部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々属すべきカテゴリに対する属性的特
    徴を表す複数の特徴データを統合する方法であって、 前記属すべきカテゴリに関する確率密度関数に基づき前
    記複数の特徴データを各々正規化して複数の正規化スコ
    アを生成する過程と、 生成された複数の正規化スコアを統合して正規化スコア
    毎に所定の重要度パラメータを反映させた統合スコアを
    生成する過程と、 生成された統合スコアに基づいて前記複数の特徴データ
    に対する統合的なカテゴリを特定する過程と、 前記統合スコア及び特定された統合的なカテゴリに対す
    る、所定の評価関数による評価結果に基づいて前記重要
    度パラメータを更新する過程と、を含み、 前記更新された重要度パラメータを反映させて前記統合
    スコアの生成を行うことを特徴とするデータ統合方法。
  2. 【請求項2】 各々属すべきカテゴリに対する属性的特
    徴を表す、複数の特徴データを統合する方法であって、 前記属すべきカテゴリに関する確率密度関数に基づいて
    前記複数の特徴データを各々正規化して複数の正規化ス
    コアを生成する過程と、 前記特徴データ毎に予め設定された重要度に対する所定
    の組み合わせから、特徴データ集合における重要度パラ
    メータを算出するとともに、前記生成された複数の正規
    化スコアを統合して当該重要度パラメータを反映させた
    統合スコアを生成する過程と、 生成された統合スコアに基づいて前記複数の特徴データ
    に対する統合的なカテゴリを特定する過程と、 前記統合スコア及び特定された統合的なカテゴリに対す
    る、所定の評価関数による評価結果に基づいて前記重要
    度パラメータを更新する過程と、を含み、 前記更新された重要度パラメータを反映させて前記統合
    スコアの生成を行うことを特徴とするデータ統合方法。
  3. 【請求項3】 前記特徴データが、当該特徴データの正
    当性に関する「正当」または「不当」のいずれかのカテ
    ゴリに対する属性的特徴を表すことを特徴とする請求項
    1または2記載のデータ統合方法。
  4. 【請求項4】 各々属すべきカテゴリに対する属性的特
    徴を表す、複数の特徴データを統合する装置であって、 前記属すべきカテゴリに関する確率密度関数に基づいて
    前記複数の特徴データを各々正規化して複数の正規化ス
    コアを生成するスコア正規化手段と、 生成された複数の正規化スコアを統合して正規化スコア
    毎に所定の重要度パラメータを反映させた統合スコアを
    生成するスコア統合手段と、 生成された統合スコアに基づいて前記複数の特徴データ
    に対する統合的なカテゴリを特定する統合カテゴリ特定
    手段と、 前記統合スコア及び特定された統合的なカテゴリに対す
    る、所定の評価関数による評価結果に基づいて前記重要
    度パラメータを更新する評価手段と、 を備えたことを特徴とするデータ統合装置。
  5. 【請求項5】 前記スコア正規化手段は、前記確率密度
    関数に基づいて各特徴データが属すべき「正当」または
    「不当」のいずれかの正当性を表すカテゴリについての
    確率を各々算出することにより前記複数の正規化スコア
    を生成するように構成されていることを特徴とする、請
    求項4記載のデータ統合装置。
  6. 【請求項6】 前記スコア正規化手段は、前記複数の特
    徴データを各々正規化する際に、前記特徴データ毎の重
    要度合いを表す正規化パラメータを算出するとともに、
    該正規化パラメータを反映させて前記正規化スコアを生
    成するように構成されていることを特徴とする、請求項
    4記載のデータ統合装置。
  7. 【請求項7】 前記スコア統合手段は、前記属すべきカ
    テゴリについて、前記複数の正規化スコアを前記重要度
    パラメータを次数とした重複順列により統合して各々複
    数の統合スコアを生成するように構成されていることを
    特徴とする、請求項4記載のデータ統合装置。
  8. 【請求項8】 前記スコア統合手段は、前記属すべきカ
    テゴリについて、前記複数の正規化スコアを前記重要度
    パラメータに基づいた総和により統合して各々複数の統
    合スコアを生成するように構成されていることを特徴と
    する、 請求項4記載のデータ統合装置。
  9. 【請求項9】 前記統合カテゴリ特定手段は、前記生成
    された統合スコア及び予め設定された閾値に基づいて、
    前記複数の特徴データに対する「正当」または「不当」
    のいずれかのカテゴリを、前記統合的なカテゴリとして
    特定するように構成されていることを特徴とする、請求
    項4記載のデータ統合装置。
  10. 【請求項10】 前記評価手段は、前記統合スコア及び
    特定された統合的なカテゴリに対する、所定の目的関数
    に基づいて予め設定された評価関数による評価結果が最
    小となるように前記重要度パラメータを更新するように
    構成されていることを特徴とする、請求項4記載のデー
    タ統合装置。
  11. 【請求項11】 前記評価手段は、前記評価関数による
    評価結果に基づいて前記正規化パラメータを更新する手
    段を備え、前記更新された正規化パラメータを反映して
    前記正規化スコアを生成するように構成されていること
    を特徴とする、請求項4記載のデータ統合装置。
  12. 【請求項12】 各々属すべきカテゴリに対する属性的
    特徴を表す、複数の特徴データを統合する装置であっ
    て、 前記属すべきカテゴリに関する確率密度関数に基づいて
    前記複数の特徴データを各々正規化して複数の正規化ス
    コアを生成するスコア正規化手段と、 前記特徴データ毎に予め設定された重要度に対する所定
    の組み合わせから、特徴データ集合における重要度パラ
    メータを算出するとともに、前記生成された複数の正規
    化スコアを統合して当該重要度パラメータを反映させた
    統合スコアを生成するスコア統合手段と、 生成された統合スコアに基づいて前記複数の特徴データ
    に対する統合的なカテゴリを特定する統合カテゴリ特定
    手段と、 前記統合スコア及び特定された統合的なカテゴリに対す
    る、所定の評価関数による評価結果に基づいて前記重要
    度パラメータを更新する評価手段と、 を備えたことを特徴とするデータ統合装置。
  13. 【請求項13】 前記スコア統合手段は、前記属すべき
    カテゴリについて、前記複数の正規化スコアを前記重要
    度パラメータに基づいた所定のファジイ積分により統合
    して各々複数の統合スコアを生成するように構成されて
    いることを特徴とする、請求項12記載のデータ統合装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項4乃至13いずかの項に記載さ
    れたデータ統合装置が、認証対象者に関するヒトの生体
    的特徴毎の認識スコアを統合して、当該認証対象者に対
    する正当性を認証するように構成されていることを特徴
    とする個人認証装置。
  15. 【請求項15】 各々属すべきカテゴリに対する属性的
    特徴を表す複数の特徴データの各々を前記属すべきカテ
    ゴリに関する確率密度関数に基づいて正規化して複数の
    正規化スコアを生成する処理、 生成された複数の正規化スコアを統合して正規化スコア
    毎に所定の重要度パラメータを反映させた統合スコアを
    生成する処理、 生成された統合スコアに基づいて前記複数の特徴データ
    に対する統合的なカテゴリを特定する処理、 前記統合スコア及び特定された統合的なカテゴリに対す
    る、所定の評価関数による評価結果に基づいて前記重要
    度パラメータを更新する処理、 を前記コンピュータ装置に実行させるためのプログラム
    が記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 各々属すべきカテゴリに対する属性的
    特徴を表す複数の特徴データの各々を前記属すべきカテ
    ゴリに関する確率密度関数に基づいて正規化して複数の
    正規化スコアを生成する処理、 前記特徴データ毎に予め設定された重要度に対する所定
    の組み合わせから、特徴データ集合における重要度パラ
    メータを算出するとともに、前記生成された複数の正規
    化スコアを統合して当該重要度パラメータを反映させた
    統合スコアを生成する処理、 生成された統合スコアに基づいて前記複数の特徴データ
    に対する統合的なカテゴリを特定する処理、 前記統合スコア及び特定された統合的なカテゴリに対す
    る、所定の評価関数による評価結果に基づいて前記重要
    度パラメータを更新する処理、 を前記コンピュータ装置に実行させるためのプログラム
    が記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP10109707A 1998-04-20 1998-04-20 データ統合方法及び装置、記録媒体 Pending JPH11306351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10109707A JPH11306351A (ja) 1998-04-20 1998-04-20 データ統合方法及び装置、記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10109707A JPH11306351A (ja) 1998-04-20 1998-04-20 データ統合方法及び装置、記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11306351A true JPH11306351A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14517187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10109707A Pending JPH11306351A (ja) 1998-04-20 1998-04-20 データ統合方法及び装置、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11306351A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250712A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Univ Waseda 人物属性識別方法およびそのシステム
JP2006178651A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Toshiba Corp 人物認識装置、人物認識方法および通行制御装置
JP2007026386A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像検索システム及び方法
WO2007075982A1 (en) * 2005-12-23 2007-07-05 Biopassword, Inc. Method and apparatus for multi-model hybrid comparison system
US7526412B2 (en) 2006-03-31 2009-04-28 Biopassword, Inc. Method and apparatus for multi-distant weighted scoring system
US7620819B2 (en) 2004-10-04 2009-11-17 The Penn State Research Foundation System and method for classifying regions of keystroke density with a neural network
US7623970B2 (en) 2001-04-17 2009-11-24 Panasonic Corporation Personal authentication method and device
US7706574B1 (en) 2003-11-06 2010-04-27 Admitone Security, Inc. Identifying and protecting composed and transmitted messages utilizing keystroke dynamics
JP2010239992A (ja) * 2009-03-31 2010-10-28 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 人物同定装置、人物同定方法、及び人物同定プログラム
US8005300B2 (en) 2005-07-21 2011-08-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Image search system, image search method, and storage medium
US8090944B2 (en) * 2006-07-05 2012-01-03 Rockstar Bidco Lp Method and apparatus for authenticating users of an emergency communication network
US8332932B2 (en) 2007-12-07 2012-12-11 Scout Analytics, Inc. Keystroke dynamics authentication techniques
JP2015018547A (ja) * 2013-06-13 2015-01-29 国立大学法人 鹿児島大学 認証処理装置及び認証処理方法
WO2021149505A1 (ja) * 2020-01-22 2021-07-29 清木康 統合検索システム
WO2023074229A1 (ja) * 2021-11-01 2023-05-04 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理プログラム
WO2024075256A1 (ja) * 2022-10-06 2024-04-11 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理方法、及び記録媒体

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623970B2 (en) 2001-04-17 2009-11-24 Panasonic Corporation Personal authentication method and device
US7706574B1 (en) 2003-11-06 2010-04-27 Admitone Security, Inc. Identifying and protecting composed and transmitted messages utilizing keystroke dynamics
JP2005250712A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Univ Waseda 人物属性識別方法およびそのシステム
US7620819B2 (en) 2004-10-04 2009-11-17 The Penn State Research Foundation System and method for classifying regions of keystroke density with a neural network
JP2006178651A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Toshiba Corp 人物認識装置、人物認識方法および通行制御装置
JP2007026386A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像検索システム及び方法
US8005300B2 (en) 2005-07-21 2011-08-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Image search system, image search method, and storage medium
WO2007075982A1 (en) * 2005-12-23 2007-07-05 Biopassword, Inc. Method and apparatus for multi-model hybrid comparison system
US8020005B2 (en) 2005-12-23 2011-09-13 Scout Analytics, Inc. Method and apparatus for multi-model hybrid comparison system
US7526412B2 (en) 2006-03-31 2009-04-28 Biopassword, Inc. Method and apparatus for multi-distant weighted scoring system
US8090944B2 (en) * 2006-07-05 2012-01-03 Rockstar Bidco Lp Method and apparatus for authenticating users of an emergency communication network
US8332932B2 (en) 2007-12-07 2012-12-11 Scout Analytics, Inc. Keystroke dynamics authentication techniques
JP2010239992A (ja) * 2009-03-31 2010-10-28 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 人物同定装置、人物同定方法、及び人物同定プログラム
JP2015018547A (ja) * 2013-06-13 2015-01-29 国立大学法人 鹿児島大学 認証処理装置及び認証処理方法
WO2021149505A1 (ja) * 2020-01-22 2021-07-29 清木康 統合検索システム
JP2021117542A (ja) * 2020-01-22 2021-08-10 康 清木 統合検索システム
US11907297B2 (en) 2020-01-22 2024-02-20 Yasushi Kiyoki Integrated search system
WO2023074229A1 (ja) * 2021-11-01 2023-05-04 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理プログラム
WO2024075256A1 (ja) * 2022-10-06 2024-04-11 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理方法、及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11306351A (ja) データ統合方法及び装置、記録媒体
KR102139548B1 (ko) 안면인식 기술 기반 분산화된 신원증명 시스템 및 방법
US20100017209A1 (en) Random voiceprint certification system, random voiceprint cipher lock and creating method therefor
US20030051147A1 (en) Authentication-selection system, and authentication system
US8020005B2 (en) Method and apparatus for multi-model hybrid comparison system
US20060171571A1 (en) Systems and methods for quality-based fusion of multiple biometrics for authentication
US20060117188A1 (en) Biometric print quality assurance
US7869634B2 (en) Authentication of signatures using normalization of signature data
CN101478401A (zh) 一种基于击键特征识别的认证方法及系统
WO2007089356A2 (en) Method and apparatus for rolling enrollment for signature verification
JP3990907B2 (ja) 複合認証システム
JP3499428B2 (ja) 生体的特徴の認証装置及び記録媒体
JP5903257B2 (ja) 認証システム、登録装置、及び認証装置
KR100701583B1 (ko) 타인수락율을 감소시키기 위한 생체정보 인증방법
KR20030052194A (ko) 생체정보를 이용한 사용자 인증 시스템, 상기 시스템에서인증서를 등록하는 방법 및 사용자 인증방법
JPH11306352A (ja) 生体的特徴の認証精度推定方法及び装置、記録媒体
JP2011076289A (ja) 生体認証装置
JP2003044858A (ja) 個人認証装置および方法
JP4440414B2 (ja) 話者照合装置及び方法
JP3499429B2 (ja) 生体的特徴の認証方法及び装置、記録媒体
Wirtz Technical evaluation of biometric systems
Azzini et al. A fuzzy approach to multimodal biometric authentication
Fatima et al. Secured multimodal biometric system
WO2023175781A1 (ja) 認証装置、認証方法、プログラム
Falguera et al. Fusion of fingerprint recognition methods for robust human identification