JPH11306352A - 生体的特徴の認証精度推定方法及び装置、記録媒体 - Google Patents

生体的特徴の認証精度推定方法及び装置、記録媒体

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JPH11306352A
JPH11306352A JP10109708A JP10970898A JPH11306352A JP H11306352 A JPH11306352 A JP H11306352A JP 10109708 A JP10109708 A JP 10109708A JP 10970898 A JP10970898 A JP 10970898A JP H11306352 A JPH11306352 A JP H11306352A
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JP10109708A
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English (en)
Inventor
Iketsu Ryu
偉傑 劉
Koji Miyajima
耕治 宮島
Naoki Takegawa
直樹 武川
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NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 統合的な認証精度の推定が可能な生体的特徴
の認証精度推定装置を提供する。 【解決手段】 認証精度推定装置1は、生体特徴認証部
11、認証スコア取得部12、認証精度情報取得部1
3、確率密度関数算出部14、正規化処理部15、統合
処理部16、認証結果処理部17、及び認証精度推定処
理部18を具備して構成される。個々の認証スコアは、
確率密度関数算出部14において算出された確率密度関
数に基づいて、正規化処理部15により正規化が施され
る。統合処理部16では、正規化スコアを統合して統合
スコアを生成する。認証結果処理部17は、統合スコア
に基づいた統合的な認証を行う。認証精度推定処理部1
8では、統合スコア及び認証結果に基づいて認証精度の
推定を行い、認証結果処理部17と共動して最適な認証
閾値を導出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体的特徴の認証
技術に係り、特に、複数の異なる生体的特徴を表す認証
結果に対する、統合的な認証精度の推定手法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニック・コマース分野
における電子マネーやインタネット等の公衆網を用いた
インタネットバンキング等の多様な形態の提案に伴い、
利用者等を認証するための個人認証技術の研究開発が盛
んである。この個人認証技術は、人体における指紋や虹
彩等の生体的特徴に基づいて個人の識別を行うものであ
る。例えば、生体的特徴の中でも顔面及び声紋における
個人の特徴に着目した認証方式は、利用者側に係る負荷
や抵抗が少なく、また特殊な機材を必要としない点で、
比較的容易に構築可能な認証方式として知られている。
このような個人認証技術による認証システムでは、認証
性能即ち認証精度を表す指標として、誤り受理率(FA
R)及び誤り拒否率(FRR)に基づいた認証性能曲線
が標準的に採用されている。このFAR及びFRR曲線
から成る認証性能曲線は、大量の実例実験に即した実験
結果から得られるものである。
【0003】一方、複数の異なる認証方式を統合するこ
とにより認証性能を向上させる手法が知られている。具
体的には、公知技術により実現されている認証装置(機
器を含む、以下同じ)を用いて、生体的特徴毎に対応し
た認証装置(機器)からの認証結果を統合する、或い
は、単一の認証装置において複数の異なる生体的特徴を
統合することにより、認証精度の向上を図るものであ
る。
【0004】このようなデータの統合手法には、多様な
手法が提案されてはいるものの、標準的な手法が存在し
ないというのが現状である。しかしながら、殆どのデー
タ統合手法は、(1)正規化、(2)統合ルール、
(3)認識ルール、の3つのステップに基づいて成立し
ており、例えば、正規化に確率、統合ルールに確率的な
手法であるBayesルール、認識ルールに最大事後確
率、が各々採用されている。なお、データ統合手法につ
いては、例えば、「CombiningClassifiers」(Proceedi
ngs of ICPR '96,pp.897-901)に詳しく記述されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な生体的特徴毎に対応した認証装置からの認証結果を統
合して統合的な認証を行う認証システムでは、任意メー
カの製造による個々の認証装置(機器)に対する検討が
なされていないという問題があった。具体的には、複数
の異なる生体的特徴の統合を単一の認証装置で行う場合
には、統合後の認証性能曲線を、当該認証装置に具備さ
れた特定の検証用データベースを用いることにより推定
可能となる。
【0006】一方、複数の異なる任意メーカ製造の認証
装置からの認証結果を統合する場合には、検証用データ
ベースが存在しないために、実際の実験による膨大な量
のデータから検証用データベースを構築することによ
り、実例に即した性能曲線の推定を行わなければならな
いという問題があった。
【0007】また、数学的性質に即したデータ統合手法
では、統合結果及び最終的な認証結果に対する評価基準
等、例えば、具体的な応用システムの目的を考慮した評
価手法が提案されていないために、統合結果及び最終的
な認証結果に対する信頼性が低いという問題があった。
【0008】そこで本発明の課題は、統合的な認証精度
を推定することが可能な生体的特徴の認証精度推定方法
を提供することにある。また、本発明の他の課題は、上
記認証精度推定方法の実施に適した認証精度推定装置、
及び個人認証装置を提供することにある。また、本発明
の他の課題は、上記認証精度推定方法及び装置等をコン
ピュータ装置上で実現するための記録媒体を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の認証精度推定方法は、各々生体的特徴を表す複数の
照合データと前記生体的特徴毎の認証データとの照合及
び認証を行い、前記照合データの認証データに対する類
似度合いを表す複数の認証スコア及び認証スコア毎に対
応する所定の認証精度情報を生成する過程と、前記認証
スコア毎の正当性に関する確率度密度関数を前記認証精
度情報に基づいて各々算出するとともに、前記複数の認
証スコアを対応する確率密度関数に基づいて各々正規化
する過程と、正規化された前記複数の認証スコアを統合
するとともに、予め設定された認証閾値に基づいて前記
複数の認証スコアに対する統合的な正当性を判定して統
合的な認証精度情報を推定する過程と、前記統合的な認
証精度情報の推定結果により前記認証閾値を更新する過
程と、を含み、更新された認証閾値を反映させて統合的
な認証精度を推定することを特徴とする。
【0010】本発明の他の認証精度推定方法は、各々生
体的特徴を表す複数の照合データと前記生体的特徴毎の
認証データとの照合を行い、前記照合データの認証デー
タに対する類似度合いを表す複数の認証スコアを生成す
る過程と、前記複数の認証スコアを所定の数値範囲内に
収束するように各々所定の変換を施して正規化する過程
と、正規化された前記複数の認証スコアを統合するとと
もに、予め設定された認証閾値に基づいて前記複数の認
証スコアに対する統合的な正当性を判定して統合的な認
証精度情報を推定する過程と、前記統合的な認証精度情
報の推定結果により前記認証閾値を更新する過程と、を
含み、更新された認証閾値を反映させて統合的な認証精
度を推定することを特徴とする。
【0011】上記他の課題を解決する本発明の認証精度
推定装置は、各々生体的特徴を表す複数の照合データ
と、予め設定された前記生体的特徴毎の認証データとの
照合及び認証を行い、前記照合データの認証データに対
する類似度合いを表す複数の認証スコア及び認証スコア
毎に対応する所定の認証精度情報を生成する手段と、前
記認証スコア毎の正当性に関する確率度密度関数を前記
認証精度情報に基づいて各々算出するとともに、前記複
数の認証スコアを対応する確率密度関数に基づいて各々
正規化し、複数の正規化スコアを生成するスコア正規化
手段と、前記複数の正規化スコアを所定の演算により統
合して統合スコアを生成するとともに、当該統合スコア
及び予め設定された認証閾値に基づいて前記複数の認証
スコアに対する統合的な正当性を判定するスコア統合手
段と、前記認証閾値及び統合スコアに基づいて統合的な
認証精度を推定するとともに、該推定結果により前記認
証閾値を更新する認証精度推定手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0012】本発明の他の認証精度推定装置は、各々生
体的特徴を表す複数の照合データと、予め設定された前
記生体的特徴毎の認証データとの照合を行い、前記照合
データの認証データに対する類似度合いを表す複数の認
証スコアを生成する手段と、前記複数の認証スコアが所
定の数値範囲内に収束するように各々所定の変換を施し
て複数の正規化スコアを生成するとともに、生成された
複数の正規化スコアを所定の演算により統合して統合ス
コアを生成する手段と、前記統合スコア及び予め設定さ
れた認証閾値に基づいて前記複数の認証スコアに対する
統合的な正当性を判定する手段と、前記認証閾値及び統
合スコアに基づいて統合的な認証精度を推定するととも
に、該推定結果により前記認証閾値を更新する認証精度
推定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】上記各認証精度推定装置は、認証対象者に
関するヒトの生体的特徴毎の認識スコアを統合するとと
もに、統合的な認証精度の推定結果に基づいて当該認証
対象者に対する正当性を認証する個人認証装置として利
用することができる。
【0014】上記他の課題を解決する本発明の記録媒体
は、下記の処理をコンピュータ装置に実行させるための
プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記
録媒体である。 (1−1)各々生体的特徴を表す複数の照合データと予
め設定された前記生体的特徴毎の認証データとの照合及
び認証を行い、前記照合データの認証データに対する類
似度合いを表す複数の認証スコア及び認証スコア毎に対
応する所定の認証精度情報を生成する処理、(1−2)
前記認証スコア毎の正当性に関する確率度密度関数を前
記認証精度情報に基づいて各々算出するとともに、前記
複数の認証スコアを対応する確率密度関数に基づいて各
々正規化し、複数の正規化スコアを生成する処理、(1
−3)前記複数の正規化スコアを所定の演算により統合
して統合スコアを生成するとともに、当該統合スコア及
び予め設定された認証閾値に基づいて前記複数の認証ス
コアに対する統合的な正当性を判定する処理、(1−
4)前記認証閾値及び統合スコアに基づいて統合的な認
証精度を推定するとともに、該推定結果により前記認証
閾値を更新する処理。
【0015】本発明の他の記録媒体は、下記の処理をコ
ンピュータ装置に実行させるためのプログラムが記録さ
れたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。 (2−1)各々生体的特徴を表す複数の照合データと予
め設定された前記生体的特徴毎の認証データとの照合を
行い、前記照合データの認証データに対する類似度合い
を表す複数の認証スコアを生成する処理、(2−2)前
記複数の認証スコアが所定の数値範囲内に収束するよう
に各々所定の変換を施して複数の正規化スコアを生成す
るとともに、生成された複数の正規化スコアを所定の演
算により統合して統合スコアを生成する処理、(2−
3)前記統合スコア及び予め設定された認証閾値に基づ
いて前記複数の認証スコアに対する統合的な正当性を判
定する処理、(2−4)前記認証閾値及び統合スコアに
基づいて統合的な認証精度を推定するとともに、該推定
結果により前記認証閾値を更新する処理。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 (第1実施形態)図1は、個人認証装置として機能する
本発明の認証精度推定装置の機能ブロック図である。図
中、実線は処理の流れ、破線はデータの流れを表す。こ
の認証精度推定装置1は、コンピュータ装置が所定のプ
ログラムを読み込んで実行することにより形成される、
生体特徴認証部11、認証スコア取得部12、認証精度
情報取得部13、確率密度関数算出部14、正規化処理
部15、統合処理部16、認証結果処理部17、及び認
証精度推定処理部18を備えて構成される。
【0017】上記プログラムは、通常、コンピュータ装
置の内部記憶装置あるいは外部記憶装置に格納され、随
時読み取られて実行されるようになっている。但し、コ
ンピュータ装置上で上記各機能ブロック11〜14を形
成できれば本発明を実施することができるので、その記
録形態は任意であってよい。例えばコンピュータ装置と
分離可能なCD−ROMやFD等の可搬性記録媒体、あ
るいは構内ネットワークに接続されたプログラムサーバ
等に記録され、使用時に読み込まれて上記内部記憶装置
または外部記憶装置にインストールされて随時実行に供
されるようにしてもよい。
【0018】生体特徴認証部11は、複数の異なる生体
的特徴を表す照合データA〜Nと、生体的特徴の種類に
即した各認証データとの類似度合いを表す認証スコアを
生成するものである。なお、生体特徴認証部11は、生
体的特徴の種類A〜N毎に対応したN個の認証部を具備
して構成されるものであるが、以下の説明では、A〜N
のサッフィクスを省略して説明する。また、生体特徴認
証部11は、例えば、任意の製造元メーカにより公知の
認証アルゴリズムに基づいて各々実現された機能ブロッ
クであるものとする。
【0019】認証スコア取得部12は、N個の生体特徴
認証部11から出力される複数の認証スコアを取得して
正規化処理部15に入力するものである。
【0020】認証精度情報取得部13は、N個の生体特
徴認証部11から出力される複数の認証スコアに関する
認証精度情報を取得して確率密度関数算出部14に入力
するものである。この認証精度情報は、具体的には、公
知の誤り受理率(FAR)及び誤り拒否率(FRR)か
ら成る認証性能曲線情報を含むものであり、認証スコア
毎に対応した個々の生体特徴認識部11における認証性
能を表すものである。また、認証精度情報には、例え
ば、生体特徴認証11毎の認証結果、即ち照合データが
属すべき「正当」または「不当」のいずれかのカテゴリ
に関する情報も含まれるものである。以後の説明では、
認証性能に係る情報を「認証精度情報」として記述す
る。
【0021】確率密度関数算出部14は、入力された認
証精度情報に基づいた所定の確率密度関数を算出して正
規化処理部15及び認証精度推定処理部18に入力する
ものである。
【0022】正規化処理部15は、入力された複数の認
証スコアに対して、算出された確率密度関数に基づいた
正規化を行うものである。具体的には、確率密度関数に
即して、認証スコアの正当性を表す「正当」及び「不
当」のカテゴリに属する確率を、すべての認証スコアに
ついて各々算出することにより複数の正規化スコアを生
成するように構成される。また、生成された正規化スコ
アは、統合処理部16に入力される。
【0023】統合処理部16は、生成された複数の正規
化スコアに対して所定の統合ルールに基づいた統合を行
い、統合スコアの生成を行うものである。この統合は、
例えば、正規化スコアの演算結果に基づいた「正当」及
び「不当」のカテゴリにおける各々の正規化スコアの積
(重複順列)により統合スコアを生成するように構成さ
れる。また、生成された統合スコアは、認証結果処理部
17に入力される。なお、上記正規化スコア及び統合ス
コアについての詳細は後述する。
【0024】認証結果処理部17は、生成された統合ス
コアに基づいて各認証スコアに対する統合的な正当性を
判定するとともに、認証精度推定処理部18と共動して
図示しない所定の出力用インタフェースを介して最適な
認証結果及び認証精度推定結果の出力を行うものであ
る。
【0025】認証精度推定処理部18は、統合スコア及
び認証結果に基づいて認証精度の推定を行うとともに、
認証結果処理部17との共動により該推定結果を反映さ
せて統合的な正当性を判定するように構成される。
【0026】次に、図2を参照して認証精度推定装置1
を用いた生体的特徴の認証精度推定方法について説明す
る。図2は、この場合の認証精度推定装置1の処理手順
図である。認証対象となる個人即ち認証対象者は、図示
しない各入力用インタフェースを介して複数の異なる生
体的特徴毎の照合データを各々入力する(ステップS1
01)。入力された各照合データは、対応する生体特徴
認証部11において各々認証処理が行われる(ステップ
S102)。個々の生体特徴認証部11からの照合デー
タに対する類似度合いを表す認証スコアは、認証スコア
取得部12において取得され、認証精度情報は、認証精
度情報取得部13において各々取得される(ステップS
103)。この認証精度情報における誤り受理率(FA
R)及び誤り拒否率(FRR)から成る認証性能曲線情
報を表す概念図を図3に示す。図中、「 False rate 」
即ち誤り率を表すY軸の「FAR」が誤り受理率、また
「FRR」が誤り拒否率を示している。一方、X軸の
「t」は認証スコアに対する認証閾値を表している。
【0027】確率密度関数算出部14は、認証精度情報
取得部13において取得された認証精度情報に基づいて
認証スコアの確率密度関数を算出する(ステップS10
4)。例えば、3つの認証スコア「s1,s2,s3」
を想定した場合、照合データXが認証対象者Aである
「X=A」即ち「正当」、または照合データXが認証対
象者Aではない「X≠A」即ち「不当」である確率につ
いて、上述のFAR及びFRRを用いて以下に示す式
(1)及び(2)により算出される。
【0028】
【数1】
【0029】正規化処理部15では、認証スコア取得部
12において取得された各認証スコアに対して、確率密
度関数算出部14により算出された確率密度関数に基づ
いて正規化を行い、正規化スコアを生成する(ステップ
S105)。例えば上述のような3つの認証スコア(s
1〜s3)を正規化する場合、照合データXが認証対象
Aである、即ち照合データXが「正当」である確率、及
び照合データXが認証対象Aでない、即ち照合データX
が「不当」である確率から成る正規化スコアPiは、以
下の式(3)及び(4)により算出される。
【0030】
【数2】
【0031】次に、統合処理部16は、生成された正規
化スコアを所定の演算により統合して統合スコアの生成
を行う(ステップS106)。例えば、すべての正規化
スコアの重複順列、即ち総積により統合スコアを生成す
るように構成した場合、上記式(3)及び(4)の正規
化スコアに対応する統合スコア「Q」は、以下の式
(5)及び(6)により算出される。
【0032】
【数3】
【0033】なお、この統合処理では、上記例に限定す
ることなく、例えば、正規化スコアの総和による統合も
可能である。次に、認証結果処理部17では、生成され
た統合スコアに対する正当性を判定することにより、上
記ステップS103における複数の認証スコアに対する
統合的な認証を行う(ステップS107)。具体的に
は、統合スコアの属すべき「正当」または「不当」のい
ずれかのカテゴリを、適宜設定される閾値に基づいて特
定することにより、統合的な認証結果を判定するように
構成する。この場合の判定例を以下に示す。 if Qa−Qr≧α then X=A else X≠A
【0034】上記例では、「α」が閾値を表すパラメー
タ(以下、認証閾値)であり、最大事後確率の場合にお
いて、統合スコアの差分が適宜設定された認証閾値以上
ならば、認証結果を「正当」、それ以外ならば「不当」
と判定するものである。この場合の認証閾値αが収束す
る数値範囲「α∈[−1,1]」は、「X=A」即ち「正
当」及び「X≠A」即ち「不当」についての確信度即ち
確率の差を表すものとなる。
【0035】次に、認証精度推定処理部18では、統合
スコア及び統合的な認証結果に基づいて、認証精度の推
定を行う(ステップS108)。この認証精度の推定
は、以下に示す式(7)及び(8)に基づいた算出値
(以下、認証精度推定値)に即して行われる。
【0036】
【数4】
【0037】上記式(7)の「Sa(α)」は統合スコ
アにおける「正当」である確率の領域を、一方、上記式
(8)の「Sr(α)」は統合スコアにおける「不当」
である確率の領域を各々表すものであり、統合処理部1
6における統合スコア及び認証結果処理部17における
認証閾値αに基づいて導出されるものである。
【0038】上記式(7)の関数FAR(α)は、認証
閾値αにおける誤り受理率を示し、また式(8)におけ
る関数FRR(α)は、認証閾値αにおける誤り拒否率
を示すものである。認証精度推定処理部18では、これ
らの関数における各々の算出値即ち認証精度推定値に基
づいて認証閾値αを適宜調整して更新するとともに、認
証結果処理部17と共動して適切な認証精度及び結果を
導出するように構成される。
【0039】この認証精度推定値による認証閾値が充分
でない場合(ステップS109:No)、認証結果処理部
17では、認証閾値を適宜調整して更新するとともに
(ステップS110)、ステップS107に戻り、上記
処理を繰り返す。この場合の認証閾値は、例えば、操作
者等が認証精度推定値を判定して更新する、または、予
め設定された認証閾値の調整基準に即して更新するよう
に構成される。
【0040】一方、充分な認証閾値が得られた場合(ス
テップS109:Yes)、認証結果処理部17は、対応
する認証結果を図示しない出力用インタフェースに対し
て出力する(ステップS111)。この場合、認証結果
処理部17では、認証結果とともに、認証精度情報推定
処理部17における推定結果、即ち認証精度情報も併せ
て出力するように構成すれば良い。また、認証精度の推
定結果は、図示しない出力用インタフェースを介して、
例えば、認証性能曲線のような視認可能な形態として適
宜出力するように構成すれば良い。
【0041】(第2実施形態)上述の説明における、正
規化処理部15及び統合処理部16は、生体特徴認証部
11毎に出力される認証スコア及び認証精度情報に基づ
いた、所謂二次元データ統合の手法を採用したものであ
るが、生体特徴認証部11毎からの出力が認証スコアの
みとする、所謂一次元データ統合についても同様に適用
可能である。この場合、上記式(3)〜(6)における
正規化及び統合処理は、例えば、以下のような公知の手
法により代替が可能である。
【0042】まず、上述同様に3つの認証スコア「s
1,s2,s3」を想定した場合、各認証スコア自体を
同一の数値範囲内に収束するような変換処理を施し、該
変換結果を正規化スコアとして用いる。例えば、各認証
スコアを「0〜1」の間に収束するように変換して正規
化スコアを生成する。この正規化スコアを各々「ss
1,ss2,ss3」とすれば、統合スコアsは、例え
ば、各正規化スコアの積「s=ss1・ss2・ss
3」により算出される。また、統合スコアsに対する
「正当」または「不当」の認証は、例えば、以下に示す
認証閾値αに基づいて行われる。 if s≧α then X=A else X≠A
【0043】この認証閾値αが収束する数値範囲「 α
∈[0,1] 」が、一次元データ統合の認証性能曲線に
おける閾値となるものである。さらに、上記認証精度推
定装置1を、例えば、個人即ち認証対象者に関する生体
的特徴毎に、対応する認証装置(機器)から出力される
各認証スコアを統合するとともに、当該認証対象者に対
する統合的な正当性を、認証精度推定結果に即して判定
するように構成させることにより高精度の個人認証装置
が実現可能となる。
【0044】このように、本実施形態の認証精度推定装
置1では、個々の認証装置からの認証性能を表す認証精
度情報を統合することにより、従来手法のように膨大な
量の実験データから検証用データベースを構築して実例
に即した認証精度の推定をすることなく、統合的な認証
精度に対する推定が容易に可能となる。そのため、任意
の製造元メーカ毎の認証装置に依存することなく、個々
の異なる認証装置からの認証スコア及び認証精度情報に
基づいた統合的な認証精度の推定が可能となる。
【0045】また、統合結果及び最終的な認証結果に対
して、認証閾値におけるFAR及びFRRの各算出値に
ついての評価を、例えば、具体的な応用目的と一致させ
ることにより、該目的に合致したより効果的な認証精度
(性能)に対する評価が可能となる。
【0046】また、FAR及びFRRについての算出値
に即した認証精度の推定が可能なことから、従来手法と
比較して、より信頼性の高い且つ高品質な認証結果を導
出することが可能となる。そのため、複数の異なる認証
装置、換言すれば複数メディアを用いた統合認証システ
ムの構築が容易に実現可能となり、システムにおける信
頼性及び機密性が大幅に向上する効果がある。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、統合的な認証精度の推定が容易に可能になる
という特有の効果がある。本発明を適用した個人認証装
置によれば、認証対象者からの複数の異なる生体的特徴
を統合した認証精度の推定結果に基づくことにより、認
証精度の高い個人認証環境が実現可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る認証精度推定装置の
機能ブロック図。
【図2】認証精度推定装置における処理手順図。
【図3】認証性能曲線を表す概念図。
【符号の説明】
1 認証精度推定装置 11 生体特徴認証部 12 認証スコア取得部 13 認証精度情報取得部 14 確率密度関数算出部 15 正規化処理部 16 統合処理部 17 認証結果処理部 18 認証精度推定処理部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々生体的特徴を表す複数の照合データ
    と前記生体的特徴毎の認証データとの照合及び認証を行
    い、前記照合データの認証データに対する類似度合いを
    表す複数の認証スコア及び認証スコア毎に対応する所定
    の認証精度情報を生成する過程と、 前記認証スコア毎の正当性に関する確率度密度関数を前
    記認証精度情報に基づいて各々算出するとともに、前記
    複数の認証スコアを対応する確率密度関数に基づいて各
    々正規化する過程と、 正規化された前記複数の認証スコアを統合するととも
    に、予め設定された認証閾値に基づいて前記複数の認証
    スコアに対する統合的な正当性を判定して統合的な認証
    精度情報を推定する過程と、 前記統合的な認証精度情報の推定結果により前記認証閾
    値を更新する過程と、を含み、更新された認証閾値を反
    映させて統合的な認証精度を推定することを特徴とす
    る、生体的特徴の認証精度推定方法。
  2. 【請求項2】 各々生体的特徴を表す複数の照合データ
    と前記生体的特徴毎の認証データとの照合を行い、前記
    照合データの認証データに対する類似度合いを表す複数
    の認証スコアを生成する過程と、 前記複数の認証スコアを所定の数値範囲内に収束するよ
    うに各々所定の変換を施して正規化する過程と、 正規化された前記複数の認証スコアを統合するととも
    に、予め設定された認証閾値に基づいて前記複数の認証
    スコアに対する統合的な正当性を判定して統合的な認証
    精度情報を推定する過程と、 前記統合的な認証精度情報の推定結果により前記認証閾
    値を更新する過程と、を含み、更新された認証閾値を反
    映させて統合的な認証精度を推定することを特徴とす
    る、生体的特徴の認証精度推定方法。
  3. 【請求項3】 各々生体的特徴を表す複数の照合データ
    と、予め設定された前記生体的特徴毎の認証データとの
    照合及び認証を行い、前記照合データの認証データに対
    する類似度合いを表す複数の認証スコア及び認証スコア
    毎に対応する所定の認証精度情報を生成する手段と、 前記認証スコア毎の正当性に関する確率度密度関数を前
    記認証精度情報に基づいて各々算出するとともに、前記
    複数の認証スコアを対応する確率密度関数に基づいて各
    々正規化し、複数の正規化スコアを生成するスコア正規
    化手段と、 前記複数の正規化スコアを所定の演算により統合して統
    合スコアを生成するとともに、当該統合スコア及び予め
    設定された認証閾値に基づいて前記複数の認証スコアに
    対する統合的な正当性を判定するスコア統合手段と、 前記認証閾値及び統合スコアに基づいて統合的な認証精
    度を推定するとともに、該推定結果により前記認証閾値
    を更新する認証精度推定手段と、 を備えたことを特徴とする、認証精度推定装置。
  4. 【請求項4】 前記スコア正規化手段は、前記認証スコ
    アの正当性について、前記所定の認証精度情報における
    認証性能曲線を表す、誤り受理率及び誤り拒否率に基づ
    いた確率密度関数を各々算出するように構成されている
    ことを特徴とする、請求項3記載の認証精度推定装置。
  5. 【請求項5】 前記スコア正規化手段は、前記認証スコ
    ア毎の正当性に関する「正当」及び「不当」のカテゴリ
    についての確率を、前記認証スコア毎に対応する確率密
    度関数に基づいて各々算出することにより前記複数の正
    規化スコアを生成するように構成されていることを特徴
    とする、請求項3記載の認証精度推定装置。
  6. 【請求項6】 前記スコア正規化手段は、認証スコアに
    ついて、前記誤り受理率に基づく確率密度関数を、当該
    確率密度関数と前記誤り拒否率に基づく確率密度関数と
    の和で除算して、「正当」カテゴリについての確率を算
    出するとともに、前記誤り拒否率に基づく確率密度関数
    を、当該確率密度関数と前記誤り受理率に基づく確率密
    度関数との和で除算して、「不当」カテゴリについての
    確率を算出するように構成されていることを特徴とす
    る、請求項3または5いずれかの項記載の認証精度推定
    装置。
  7. 【請求項7】 前記スコア統合手段は、前記正当性に関
    する「正当」及び「不当」のカテゴリについて、前記複
    数の正規化スコアを重複順列により統合して各々複数の
    統合スコアを生成するように構成されていることを特徴
    とする、請求項3記載の認証精度推定装置。
  8. 【請求項8】 前記スコア統合手段は、前記正当性に関
    する「正当」及び「不当」のカテゴリについて、前記複
    数の正規化スコアの総和により統合して各々複数の統合
    スコアを生成するように構成されていることを特徴とす
    る、請求項3記載の認証精度推定装置。
  9. 【請求項9】 前記スコア統合手段は、前記複数の認証
    スコアに対する正当性について、「正当」または「不
    当」のいずれかのカテゴリを前記統合スコア及び認証閾
    値に基づいて特定するように構成されていることを特徴
    とする、請求項3記載の認証精度推定装置。
  10. 【請求項10】 前記認証精度推定手段は、前記認証閾
    値における誤り受理率及び誤り拒否率を各々算出すると
    ともに、該算出値に即して統合的な認証精度情報を評価
    することにより、認証精度を推定するように構成されて
    いることを特徴とする、請求項3記載の認証精度装置。
  11. 【請求項11】 前記認証精度推定手段は、前記統合的
    な認証精度情報を認証性能曲線として視認可能な形態で
    表示する手段を備えていることを特徴とする、請求項3
    または10記載の認証精度装置。
  12. 【請求項12】 各々生体的特徴を表す複数の照合デー
    タと、予め設定された前記生体的特徴毎の認証データと
    の照合を行い、前記照合データの認証データに対する類
    似度合いを表す複数の認証スコアを生成する手段と、 前記複数の認証スコアが所定の数値範囲内に収束するよ
    うに各々所定の変換を施して複数の正規化スコアを生成
    するとともに、生成された複数の正規化スコアを所定の
    演算により統合して統合スコアを生成する手段と、 前記統合スコア及び予め設定された認証閾値に基づいて
    前記複数の認証スコアに対する統合的な正当性を判定す
    る手段と、 前記認証閾値及び統合スコアに基づいて統合的な認証精
    度を推定するとともに、該推定結果により前記認証閾値
    を更新する認証精度推定手段と、 を備えたことを特徴とする、認証精度推定装置。
  13. 【請求項13】 請求項3乃至12いずれかの項に記載
    された認証精度推定装置が、認証対象者に関するヒトの
    生体的特徴毎の認識スコアを統合するとともに、統合的
    な認証精度の推定結果に基づいて当該認証対象者に対す
    る正当性を認証するように構成されていることを特徴と
    する、個人認証装置。
  14. 【請求項14】 各々生体的特徴を表す複数の照合デー
    タと予め設定された前記生体的特徴毎の認証データとの
    照合及び認証を行い、前記照合データの認証データに対
    する類似度合いを表す複数の認証スコア及び認証スコア
    毎に対応する所定の認証精度情報を生成する処理、 前記認証スコア毎の正当性に関する確率度密度関数を前
    記認証精度情報に基づいて各々算出するとともに、前記
    複数の認証スコアを対応する確率密度関数に基づいて各
    々正規化し、複数の正規化スコアを生成する処理、 前記複数の正規化スコアを所定の演算により統合して統
    合スコアを生成するとともに、当該統合スコア及び予め
    設定された認証閾値に基づいて前記複数の認証スコアに
    対する統合的な正当性を判定する処理、 前記認証閾値及び統合スコアに基づいて統合的な認証精
    度を推定するとともに、該推定結果により前記認証閾値
    を更新する処理、 をコンピュータ装置に実行させるためのプログラムが記
    録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 各々生体的特徴を表す複数の照合デー
    タと予め設定された前記生体的特徴毎の認証データとの
    照合を行い、前記照合データの認証データに対する類似
    度合いを表す複数の認証スコアを生成する処理、 前記複数の認証スコアが所定の数値範囲内に収束するよ
    うに各々所定の変換を施して複数の正規化スコアを生成
    するとともに、生成された複数の正規化スコアを所定の
    演算により統合して統合スコアを生成する処理、 前記統合スコア及び予め設定された認証閾値に基づいて
    前記複数の認証スコアに対する統合的な正当性を判定す
    る処理、 前記認証閾値及び統合スコアに基づいて統合的な認証精
    度を推定するとともに、該推定結果により前記認証閾値
    を更新する処理、 をコンピュータ装置に実行させるためのプログラムが記
    録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006504167A (ja) * 2002-10-24 2006-02-02 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー 携帯型データ記憶媒体を使って安全な電子取引を実行する方法
US7623970B2 (en) 2001-04-17 2009-11-24 Panasonic Corporation Personal authentication method and device
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JP2018504659A (ja) * 2014-11-12 2018-02-15 クアルコム,インコーポレイテッド コンテキストセンサ入力に基づいて強化されたセキュリティを提供するモバイルデバイス
US10515200B2 (en) 2016-08-18 2019-12-24 Fujitsu Limited Evaluation device, evaluation method, and computer-readable non-transitory medium

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