JPH11304558A - 電磁流量計取付用配管 - Google Patents

電磁流量計取付用配管

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JPH11304558A
JPH11304558A JP10650598A JP10650598A JPH11304558A JP H11304558 A JPH11304558 A JP H11304558A JP 10650598 A JP10650598 A JP 10650598A JP 10650598 A JP10650598 A JP 10650598A JP H11304558 A JPH11304558 A JP H11304558A
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JP
Japan
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flow meter
piping
pipe
downstream
lid
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10650598A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yamada
正弘 山田
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水質の著しく悪い流体を計測する電磁流量計に
おいて、電磁流量計の電極への汚泥付着を定期的に簡易
に清掃することによって正確な流量測定ができるように
する。 【解決手段】電磁流量計の下流側配管4の管壁に、点検
口11を設け、この点検口11には管壁内面に一致する
形状の封止部13を有する蓋12を取外し可能に取付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁流量計取付用
配管に関する。さらに詳しくは水質の劣悪な流体の流量
を計測する電磁流量計において、電磁流量計の電極への
汚泥付着を簡易に清掃することを可能にし正確な流量測
定性能を維持する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁流量計は導電性流体が流れる管路に
直角に磁場を作用させ、磁場の方向と流体の流れの方向
に直角な方向の管壁に向かい合った電極を設け、電磁誘
導によって電極間に生ずる電圧を測定して流量を求める
流量計である。電磁流量計の原理はファラディの電磁誘
導の法則によるものである。すなわち、導電性流体が流
れる測定管にこれを直角に横切る磁界を与え、それぞれ
に直交する方向に平均流速に比例した起電力をフレミン
グの右手の法則に従い生じさせ、この信号起電力から流
量を求める。起電力は管路内を流れる流体の平均流速、
管路の直径及び磁場の強さに比例し、起電力と流量との
関係は直線的である。また、応答が速く、圧力損失がほ
とんどなく、流体の導電率がある値以上であれば流体の
種類、温度、圧力に関係なく測定でき、可動部分がない
などのすぐれた利点を持つものである。しかしながら、
水質の劣悪な流体を対象とする場合、電磁流量計の電極
に汚泥等が付着すると、正確な流量を測定することがで
きなくなる。
【0003】電極への付着物が容易に洗い流せるような
ものの場合には、特開昭56−40713号公報、特開
昭56−40714号公報に開示されるごとく、電極自
体に洗浄液を噴出する機能をもたせたり、特開平3−1
51088号公報に開示されるごとく、配管壁から電極
へ向けて洗浄液を噴射する技術を使用することが可能で
あるが、金属精錬ダスト等のように付着性が高く、かつ
比重の大きい物質を含む流体の場合には、洗浄効果が不
充分であるという問題があった。
【0004】また、特開平7−218306号公報に
は、電磁流量計の下流側又は上流側にT字型の配管連結
部を設け、その一方の口からピストン状の摺動部材を進
退させることによって、電極のみならず、配管内面をも
拭い去る付着物除去装置が記載されている。しかし、こ
の装置では必然的に電磁流量計に近接して、その上流又
は下流に配管の曲り部が形成されるため、流体の流れが
一様でなくなり、測定誤差を生じるおそれがあること、
および、配管の曲り部に淀み点ができ、そこに流体中に
含まれるダスト等が堆積し易くなる問題点があった。
【0005】したがって、水質の著しく悪い流体の流量
測定用の電磁流量計の電極の付着物を除去する最も確実
な方法としては、配管との取り合い部分(フランジ)か
ら電磁流量計本体を取り外し、電極の掃除をせざるを得
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電磁流量計を配管から
取り外すためには、電磁流量計の入側、出側のフランジ
ボルトを取り外し、大口径流量計であれば移動機器等を
使用し流量計を掃除できる場所まで運搬する必要があ
り、電極の掃除に多大な負荷を要するという問題があっ
た。
【0007】本発明は、前記問題点を解決し、電磁流量
計の電極の清掃を容易に行うことができ、かつ電磁流量
計の測定値に影響を与えることのない、電磁流量計取付
用配管を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は電磁流量計の上
流側又は下流側に接続される配管であって、その管壁に
は少くとも1箇所の点検口を有し、この点検口には管壁
内面に一致する形状の封止部を有する蓋が取外し可能に
取付けられていることを特徴とする電磁流量計取付用配
管である。
【0009】
【発明の実施の形態】図3に一般的な電磁流量計のレイ
アウトを示す。電磁流量計本体1と電極2とが流れ5に
直交する方向に管壁に取付けられており、上流側配管
3、下流側配管4とそれぞれフランジ6、7で連結され
ている。一般に電磁流量計で正確な流量を測定するに
は、電磁流量計の電極2から流体の流入側に配管径の5
倍の入側直管長8と、流体の流出側に配管径の2倍の出
側直管長9が必要となる。
【0010】図2に本発明にかかる点検口11が電磁流
量計の下流側に設けられた例を示す。電極を掃除するの
に配管から電磁流量計を分離することなく、掃除可能な
点検口11を設け、電極へ容易にアクセスできる構造に
した。この場合、大口径の電磁流量計では、出側の直管
長2Dを確保しようとすると、点検口11と電極2の距
離が大きくなり、掃除作業に問題が生じる。そこで、点
検口11は出側の直管長2D以内の位置に設け、出側の
流体の流れを安定させるために配管内面に一致する形状
をした封止部を有する蓋によて塞ぐこととした。さら
に、その取付位置は、空気等の気体が貯まらぬように配
管上面ではなく、配管の側面もしくは下面に取り付ける
ことが好ましい。点検口の数は特に問うものではないが
側面に対向して2箇所設けると電極の掃除が容易となる
のが好ましい。
【0011】図1は実施例を示すもので、図1(a)は
側面図、図1(b)はそのA−A矢視図、図1(c)は
点検口11の閉止構造を示す断面図である。点検口11
を塞ぐ蓋12は下流側配管4の内面と一致する封止部1
3を有しシールされた構造で、下流側配管4の外壁に取
付けたハウジング14にボルトナット15で取外し可能
に固定されている。
【0012】本発明の適応例を図1に示す。配管径25
0mmの電磁流量計を使用し、その取付配管に点検口1
1を電極から下流150mmの位置に取付けた。この点
検口11は配管の内面と一致する封止部を有し、流量計
は誤差の少ない正常な動作をすることを確認することが
できた。また、電磁流量計の定期的な清掃が容易となっ
た。本発明によれば、電磁流量計に近接する取付配管に
点検口を設けることによって、電磁流量計本体を配管か
ら取り外すことなく、容易に電極の清掃を実施できるよ
うになった。
【0013】
【発明の効果】本発明は電流流量計の下流に点検口とそ
れを塞ぐ蓋を取り付けることにより、汚泥水で汚れた電
磁流量計の電極を容易に掃除することが可能になった。
また、配管から流量計自身を取り外すことなく清掃でき
るため、清掃コストも大幅に削減できるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用例を示す説明図である。
【図2】本発明の電磁流量計レイアウトである。
【図3】一般的な電磁流量計レイアウトである。
【符号の説明】
1 電磁流量計本体 2 電極 3 上流側配管 4 下流側配管 5 流れ 6、7 フランジ 8 入側直管長 9 出側直管長 11 点検口 12 蓋 13 封止部 14 ハウジング 15 ボルトナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁流量計の上流側又は下流側に接続さ
    れる配管であって、その管壁には少くとも1箇所の点検
    口を有し、該点検口には管壁内面に一致する形状の封止
    部を有する蓋が取外し可能に取付けられていることを特
    徴とする電磁流量計取付用配管。
JP10650598A 1998-04-16 1998-04-16 電磁流量計取付用配管 Withdrawn JPH11304558A (ja)

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JP10650598A JPH11304558A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 電磁流量計取付用配管

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JPH11304558A true JPH11304558A (ja) 1999-11-05

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JP10650598A Withdrawn JPH11304558A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 電磁流量計取付用配管

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