JP3224515B2 - 腐食センサ - Google Patents

腐食センサ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、分極抵抗法を利
用することにより配管の腐食速度を測定する腐食センサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ボイラ水、上水道水や中水道水、
冷却水などの配管の腐食が問題となっており、かかる腐
食を抑制するべく、腐食速度を検知しその腐食度合いに
応じて所定の腐食防止剤などを注入するなどして対処し
ている。腐食速度の検知手段として、例えば、分極抵抗
法を利用した種々の腐食センサが提供されている。図4
は特開平7−248302号公報に開示された従来の腐
食センサを示す断面図であり、図において、40は腐食
センサであり、胴体41,42の一端面に先端が一側面
に終端がそれぞれ露出するL字状の流路43が形成さ
れ、流路43に試料極たる第1電極44が同軸的に固定
され、第1電極44内に対極たる第2電極45が当該第
1電極44の内壁から所定の距離を保持して保持部4
6,47,48に挿通固定されたセンサ部49と、セン
サ部49を着脱自在に、かつ気密に装着する凹部50が
装着部53に形成され、当該凹部50の底部に第1の開
口部53aが形成されこれに第1の配管51が接続さ
れ、当該凹部50の側部に第2の開口部53bが形成さ
れこれに第2の配管52が接続されている。この第1電
極44は鉄管として、第2電極45は細い銀線として形
成されている。54は胴体42を装着部53に固定する
固定具である。
【0003】次に動作について説明する。腐食センサ4
0は、第1電極44と第2電極45との間の電位差を測
定し、この測定値と予め求めておいた両電極44,45
との間の電位差と第1電極44の腐食度合いとの関係に
より、第1電極44の腐食度合いを推定する。この腐食
センサ40を第1の配管51と第2の配管52との間に
取り付けるには、装着部53の第1の開口部53aに第
1の配管51を嵌入し、第2の開口部53bに第2の配
管52を嵌入し、さらに凹部50にセンサ部49を挿入
し、固定具54を用いてセンサ部49を装着部53に固
定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の腐食センサは以
上のように構成されているので、その構造上、対極たる
第2電極45を細く形成しなければならず、機械的強度
が確保し難いために、設置現場において腐食センサ40
の内部の掃除など保守点検する際に、当該第2電極45
に触れてこれを曲げやすく、したがって腐食センサ40
の性能が低下したり、検出不能となるなどの課題があっ
た。また、第2電極45が細いため、保持部材46,4
7,48に挿通して組み立てる作業がしにくく、特に設
置現場において腐食センサを分解したときにはさらに組
み立てが困難になってしまうなどの課題があった。さら
に、装着部53が大きく、したがって重量も重いため、
配管の撓み防止を配慮して当該配管途中に設置できない
場合が生じてしまうなどの課題もあった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、第2電極の機械的強度を向上さ
せ、保守点検作業や組立作業を容易にする腐食センサを
得ることを目的とする。
【0006】また、この発明は、構造の簡素化と軽量化
を図れる腐食センサを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る腐食センサは、腐食測定される配管の途中に接続され
流入口から流入した流体を流出口へと導く流路を有した
本体と、前記本体の流路に同軸的に絶縁保持され試料極
をなす筒状の第1電極と、前記第1電極のほぼ中心軸上
に位置するように前記本体によって片持ちで絶縁保持さ
れ照合極として兼用可能な対極をなす棒状の第2電極と
を備えたものである。
【0008】請求項2記載の発明に係る腐食センサは、
本体の一部として着脱自在に形成され一端に配管を接続
する流出口を有した第1電極用ホルダーによって第1電
極を絶縁保持したものである。
【0009】請求項3記載の発明に係る腐食センサは、
流入口と流出口とをそれぞれの中心軸がほぼ直交するよ
うに配置し、本体の当該流入口と対向する箇所に開閉自
在な排出孔を設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.本実施の形態1は、3電極方式の分極抵
抗法を利用したものである。図1はこの発明の実施の形
態1による腐食センサを示す断面図であり、図におい
て、1及び2は腐食測定される鉄製の配管、3は流入口
4から流入した水(流体)を後述する第1電極用ホルダ
ー13の流出口5へと導く流路6を有した黄銅製の胴体
(本体)であり、流入口4と流出口5とはそれぞれの中
心軸がほぼ直交するように配置されている。すなわち、
この流路6は直角に曲げて形成されている。流入口4の
内周面には、配管1を接続するためのネジ部4aが形成
され、流出口5の内周面には、配管2を接続するための
ネジ部5aが形成されている。また、胴体3の流入口4
と対向する箇所には排出孔7が設けられており、この排
出孔7はOリング8を介して胴体3にネジ9で着脱自在
に固定された蓋10によって閉塞されている。
【0011】11は水が流れる配管1,2の試料極たる
鉄製円筒状の第1電極であり、内周は鉄部をむき出して
形成し、ネジ部11aを有する外周は金メッキを施して
形成してある。12,13は第1電極11を収納固定す
るポリアセタール製の1対の第1電極用ホルダー(本
体)であり、第1電極用ホルダー12は胴体3にOリン
グ14を介して嵌入固定されている。また、第1電極用
ホルダー12の内部には、第1電極11のネジ部11a
をねじ込むことにより当該第1電極11を保持するネジ
部12aを有すると共に、後述する第3電極19を挿通
して保持する保持部12bを有している。15は第1電
極用ホルダー12,13と第1電極11とのシール性を
担保するOリングである。
【0012】16は第1電極用ホルダー12,13を挿
通し、先端部を胴体3にねじ込むことにより第1電極用
ホルダー12,13及び胴体3を固定をするネジであ
る。このように第1電極11は、両第1電極用ホルダー
12,13によって流路6に同軸的に絶縁保持されてお
り、このネジ16の固定を解除してから両第1電極用ホ
ルダー12,13を分割し、さらにネジ部11a,12
aを緩めることにより第1電極11を第1電極用ホルダ
ー12から簡単に取り出せるように構成してある。
【0013】17は第1電極11のほぼ中心軸上に位置
するように配置された対極たる棒状の第2電極であり、
直径3mm程度のステンレス棒に金メッキを施して形成
してある。すなわち、従来の電極よりも太く形成し、機
械的強度を向上させている。18は第2電極17を挿通
することにより上記位置に片持ちで絶縁保持するポリア
セタール製の第2電極用ホルダー(本体)であり、胴体
3の内部に嵌入固定されている。またこの第2電極用ホ
ルダー18は、流路6の一部を形成する開口部18a,
18bと、胴体3の排出孔7へと通じる開口部18cと
を有している。
【0014】19は照合極たる第3電極(照合極)であ
り、先端部を第1電極用ホルダー13の内部に装着され
た保持部20に挿通固定され、終端部を第2電極用ホル
ダー18に挿通固定され、そして中間部を第1電極用ホ
ルダー12の保持部12bに挿通固定されることによっ
て、第1電極11と所定の隙間(例えば、1mm程度)
を有するよう設けられている。
【0015】21は第1電極11と接点22で接続され
る銀線23と接続され所定の駆動信号を供給する第1電
極用リード線、24は第2電極17に接続され所定の駆
動信号を供給する第2電極用リード線、25は第3電極
19に接続される第3電極用リード線である。26はこ
れら各リード線21,24,25からなるケーブルであ
り、ソケット27及び支持材28によって胴体3に固定
されている。さらに、このケーブル26及び各リード線
21,24,25の周囲には、例えばエポキシ樹脂で封
止した封止部29が形成されている。
【0016】なお、図示例は省略するが、その他の構成
部材として、第1電極11に微少電流を流し、それによ
る応答(電位または電流の変化)を測定して分極抵抗を
求めるための回路手段や演算装置などが備えられてい
る。
【0017】次に動作について説明する。配管1を流れ
てくる水は、胴体3の流入口4から流入し、流路6を通
って第1電極用ホルダー13の流出口5から配管2へと
流出していく。この時、水は第1電極11及び第2電極
17に常に接触している。第1電極11には、図示しな
い回路手段によって微少電流が流され、それによる応答
(電位または電流の変化)を測定して、図示しない演算
装置で分極抵抗を求める。なお、用いる電流としては、
例えば直流または低周波交流とし、定電流または定電位
の条件で行うことができる。
【0018】かかる分極抵抗が求まると、例えば、JI
Sの「工業用水腐食性試験方法(K0100)」に示さ
れる所定の計算式などを利用して、第1電極11、すな
わち、配管1,2の腐食速度の推定値を計算によって求
めることができる。この推定値が許容値を越えた場合、
配管1,2の腐食が進行して危険な状態になったと判断
される。そして、かかる腐食を防止するために配管1内
に腐食防止剤を注入する。腐食防止剤としては、クロム
酸塩、ポリリン酸塩、亜硝酸ナトリウム、クエン酸、酒
石酸などの有機酸長鎖を有するアミン系の有機化合物な
どが好適に用いられる。
【0019】また、腐食センサの配管1,2への取り付
けは、以下のように行う。すなわち、第2電極用ホルダ
ー18と、第1電極11をねじ込んだ第1電極用ホルダ
ー12は、予め胴体3に組み付けておき、かかる胴体3
のネジ部4aに配管1を接続する。また、保持部20に
も第3電極19を挿通して第1電極11の端部に配置し
ておく。一方、第1電極用ホルダー13のネジ部5aに
は、配管2を接続する。次に、第1電極用ホルダー12
の外部に露出している第1電極11の他端を、Oリング
15を介して保持部20と共に第1電極用ホルダー13
内に嵌入し、さらにネジ16によって両第1電極用ホル
ダー12,13を固定することで、取り付けが完了す
る。
【0020】また、保守点検時などにおいて腐食した第
1電極11を交換する場合には、ネジ16を外してから
第1電極用ホルダー13を外すだけで、第1電極11を
第1電極用ホルダー12から簡単に取り外せるので、交
換が極めて簡単になる。また、第2電極17は第1電極
11のほぼ中心軸上に配置されたため外径を太く形成さ
れ機械的強度が向上しているので、第2電極用ホルダー
18によって変形することなく片持ちで支持されてい
る。したがって、作業者は従来細く形成されていた第2
電極45を保持部材46,47,48に挿通するなどの
作業から解放され、組立作業が容易になると共に、設置
現場において腐食センサ内部の掃除など保守点検をする
際に、第2電極17を曲げないように細心の注意を払わ
なければならないという煩わしさからも解放され保守点
検がしやすくなり、腐食センサの信頼性も向上する。さ
らに、設置現場において腐食センサの内部に溜まったゴ
ミなどを掃除する際には、ネジ9を緩め、蓋10を取り
外して排水するだけで当該ゴミを一緒に排出できるの
で、保守点検がしやすくなる。
【0021】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、保守点検時などにおいて腐食した第1電極11を交
換する場合には、ネジ16を外してから第1電極用ホル
ダー13を外すだけで、第1電極11を第1電極用ホル
ダー12から簡単に取り外せるので、交換が極めて簡単
になる効果が得られる。また、第2電極17は、第1電
極11のほぼ中心軸上に配置され外径を太く形成するこ
とにより機械的強度が向上しているので、第2電極用ホ
ルダー18によって変形することなく片持ちで支持でき
る。したがって、作業者は従来細く形成されていた第2
電極45を保持部材46,47,48に挿通するなどの
作業から解放され、組立作業が容易になると共に、設置
現場において腐食センサ内部の掃除など保守点検をする
際に、第2電極17を曲げないように細心の注意を払わ
なければならないという煩わしさからも解放され保守点
検がしやすくなり、腐食センサの信頼性も向上する効果
が得られる。
【0022】さらに、設置現場において腐食センサの内
部に溜まったゴミなどを掃除する際には、ネジ9を緩
め、蓋10を取り外して排水するだけで当該ゴミを一緒
に排出できるので、保守点検がしやすくなる効果も得ら
れる。また、流入口4及び流出口5をそれぞれ腐食セン
サの本体たる胴体3と第1電極用ホルダー13に設けた
ので、流入口と流出口とを備えた従来の大型の装着部5
3が不要となり、軽量化を図れ、もって接続する配管
1,2の撓みを防止できる効果が得られる。
【0023】なお、上記実施の形態1においては、3電
極方式の分極抵抗法を利用するものとして説明したが、
これに限られず、第3電極19を省略することにより、
2電極方式を採用することもできる。この場合は、第2
電極17を照合極として兼用することにより、高い測定
精度を要求されない場合に、さらに簡易な構造によって
対処することができる。
【0024】また、胴体3を黄銅製とするものとして説
明したが、所定の強度を確保できればこれに限られず、
ポリアセタール、変性ポリエーテル、変性PPE(ポリ
フェニルン・エーテル)などによって形成することもで
きる。さらに、第1電極用ホルダー12,13をポリア
セタールにより形成するものとして説明したが、所定の
強度と絶縁性を確保できればこれに限られず、変性ポリ
エーテル、変性PPEなどによって形成することもでき
る。
【0025】実施の形態2.本実施の形態2は、2電極
方式の分極抵抗法を利用したものであり、流入口と流出
口との中心軸が平行となるように配置したものである。
図2はこの発明の実施の形態2による腐食センサを示す
断面図、図3は図2のA−A断面図であり、上記実施の
形態1の図1において示した部材と同一または相当する
部材には同一の符号を付し、説明を簡略若しくは省略す
る。図において、3は流入口4から導入した水を第1電
極用ホルダー13の流出口5へと導く流路6を有した黄
銅製の胴体であり、流入口4と流出口5とはそれぞれの
中心軸が平行となるように配置されていると共に、ケー
ブル26を流路6と直交するように配置している。3a
は胴体3の内周面に形成したネジ部である。
【0026】18は直角に折曲形成された第2電極17
と一体に成形され当該第2電極17を片持ちで絶縁保持
するポリアセタール製の第2電極用ホルダーであり、胴
体3の内部に円筒状の押さえ部材31を介して嵌入固定
されている。またこの第2電極用ホルダー18は、流路
6の一部を形成する開口部18a,18bと、胴体3の
排出孔7へと通じる開口部18cとを有している。30
は配管1を胴体3に接続するための配管アダプタであ
り、その内周面には配管1をねじ込むためのネジ部30
aが設けられ、端部の外周面には胴体3のネジ部3aに
ねじ込むためのネジ部30bが設けられている。その他
の構成部材及び基本動作例は、上記実施の形態1の場合
と同様であるので、説明を省略する。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、流入口4と流出口5とをそれぞれの中心軸が平行と
なるように配置してあるので、実施の形態1の場合と同
様の効果が得られるほか、直線的に配置された配管1,
2の途中に接続する場合に容易に直結でき、設置現場に
おける配管状況に応じて柔軟に対処できる効果が得られ
る。
【0028】なお、上記実施の形態2においては、2電
極方式の分極抵抗法を利用するものとして説明したが、
これに限られず、図示しない第3電極を追加し、または
第2電極17を照合極として兼用することにより、3電
極方式を採用することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、腐食測定される配管の途中に接続され流入口から
流入した流体を流出口へと導く流路を有した本体と、前
記本体の流路に同軸的に絶縁保持され試料極をなす筒状
の第1電極と、前記第1電極のほぼ中心軸上に位置する
ように前記本体によって片持ちで絶縁保持され照合極と
して兼用可能な対極をなす棒状の第2電極とを備えて構
成したので、第2電極を太く形成できることにより、作
業者は従来細く形成されていた第2電極を保持部材に挿
通するなどの作業から解放され、組立作業が容易になる
と共に、設置現場において腐食センサ内部の掃除などを
する際に、第2電極を曲げないように細心の注意を払わ
なければならないという煩わしさからも解放され保守点
検がしやすくなり、さらに腐食センサの信頼性が向上す
る効果がある。また、流入口及び流出口を本体に設けた
ので、流入口と流出口とを備えた従来の大型の装着部が
不要となり、軽量化を図れ、もって接続する配管の撓み
を防止できる効果がある。
【0030】請求項2記載の発明によれば、本体の一部
として着脱自在に形成され一端に配管を接続する流出口
を有した第1電極用ホルダーによって第1電極を絶縁保
持して構成したので、保守点検時などにおいて腐食した
第1電極を交換する場合には、第1電極用ホルダーを外
すだけで当該第1電極を簡単に取り外せ、交換が極めて
簡単になる効果がある。
【0031】請求項3記載の発明によれば、流入口と流
出口とをそれぞれの中心軸がほぼ直交するように配置
し、本体の当該流入口と対向する箇所に開閉自在な排出
孔を設けて構成したので、設置現場において腐食センサ
の内部に溜まったゴミなどを掃除する際には、排出孔を
開いて排水するだけで当該ゴミを一緒に排出できるの
で、保守点検がしやすくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による腐食センサを示
す断面図である。
【図2】この発明の実施の形態2による腐食センサを示
す断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】特開平7−248302号公報に開示された従
来の腐食センサを示す断面図である。
【符号の説明】 1,2 配管 3 胴体(本体) 4 流入口 5 流出口 6 流路 7 排出孔 11 第1電極 12,13 第1電極用ホルダー(本体) 17 第2電極 18 第2電極用ホルダー(本体) 19 第3電極(照合極)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腐食測定される配管の途中に接続され流
    入口から流入した流体を流出口へと導く流路を有した本
    体と、前記本体の流路に同軸的に絶縁保持され試料極を
    なす筒状の第1電極と、前記第1電極のほぼ中心軸上に
    位置するように前記本体によって片持ちで絶縁保持され
    照合極として兼用可能な対極をなす棒状の第2電極とを
    備えた腐食センサ。
  2. 【請求項2】 本体の一部として着脱自在に形成され一
    端に配管を接続する流出口を有した第1電極用ホルダー
    によって第1電極を絶縁保持したことを特徴とする請求
    項1記載の腐食センサ。
  3. 【請求項3】 流入口と流出口とをそれぞれの中心軸が
    ほぼ直交するように配置し、本体の当該流入口と対向す
    る箇所に開閉自在な排出孔を設けたことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の腐食センサ。
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