JPH11304266A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH11304266A
JPH11304266A JP11371798A JP11371798A JPH11304266A JP H11304266 A JPH11304266 A JP H11304266A JP 11371798 A JP11371798 A JP 11371798A JP 11371798 A JP11371798 A JP 11371798A JP H11304266 A JPH11304266 A JP H11304266A
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compressor
pipe
suction pipe
oil
case
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba AVE Co Ltd
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    • F25B31/00Compressor arrangements
    • F25B31/002Lubrication
    • F25B31/004Lubrication oil recirculating arrangements

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転中の圧縮機の信頼性を確保できるととも
に圧縮機のレイアウトの自由度を拡大できる空気調和機
を提供する。 【解決手段】 起動優先される第1圧縮機(12)とそ
の他の第2圧縮機(13)とからなり稼働中に内部が高
圧になるケースを有する互いに並列接続された複数台の
圧縮機と、複数台の圧縮機へ冷媒を供給する主吸い込み
管(21)と、主吸い込み管から分岐された第1圧縮機
の第1吸い込み管(22)と、主吸い込み管から分岐さ
れた第2圧縮機の第2吸い込み管(23)と、第1圧縮
機の第1吐出管(24)と、第2圧縮機の第2吐出管
(24)と、第1吐出管と第2吐出管とから吐出される
冷媒中の冷凍機油を分離するオイルセパレータ(14)
と、オイルセパレータで分離した冷凍機油を第1吸い込
み管へ送るための第1戻し管(27)と、第1圧縮機の
ケース内の冷凍機油を第2吸い込み管へ送るための第2
戻し管(28)と、を備えることを特徴とする空気調和
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、特に、互いに並列接続された複数台の圧縮機を備え
る空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の能力を広範囲で制御可能に
するために、互いに並列接続された複数台の圧縮機を備
える空気調和機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】空気調和機が互いに並
列接続された複数台の圧縮機を備える場合、複数台の圧
縮機の間で冷凍機油の均一化を図ることは容易ではな
く、油切れなどが生じたまま稼働したりして損傷を受け
るという問題があった。
【0004】また、起動優先される圧縮機とその他の圧
縮機との間で、起動優先される圧縮機を下側設置しその
他の圧縮機を上側設置すると、冷凍機油の均一化を図る
ことができず、このために、圧縮機のレイアウトが制限
されるという問題があった。
【0005】また、通常、圧縮機はケースを加熱するた
めにクランクケースヒータが設けられている。少なくと
も一台の圧縮機が稼働中であり、運転停止している他の
圧縮機のケースをクランクケースヒータで加熱しようと
すると、総計のヒータの容量が非常に大きくなる。この
ため、従来のような方式でクランクケースヒータで各々
の圧縮機のケースを加熱しようとするとヒータ容量が不
十分であり、各々の圧縮機のケースを十分には加熱でき
ないという問題があった。
【0006】また、起動優先される圧縮機のみが運転さ
れている場合、吸い込みガスが過熱されて起動優先され
る圧縮機が過熱されるという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
有する問題を解消し、運転中の圧縮機の信頼性を確保で
きるとともに圧縮機のレイアウトの自由度を拡大できる
空気調和機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の第1の発明によれば、起動優先される第1圧
縮機とその他の第2圧縮機とからなり稼働中に内部が高
圧になるケースを有する互いに並列接続された複数台の
圧縮機と、前記の複数台の圧縮機へ冷媒を供給する主吸
い込み管と、前記主吸い込み管から分岐され前記第1圧
縮機の冷媒吸い込み管である第1吸い込み管と、前記主
吸い込み管から分岐され前記第2圧縮機の冷媒吸い込み
管である第2吸い込み管と、前記第1圧縮機の吐出管で
ある第1吐出管と、前記第2圧縮機の吐出管である第2
吐出管と、前記第1吐出管と前記第2吐出管とから吐出
される冷媒中の冷凍機油を分離するオイルセパレータ
と、前記オイルセパレータで分離した冷凍機油を前記第
1吸い込み管へ送るための第1戻し管と、前記第1圧縮
機のケース内の冷凍機油を前記第2吸い込み管へ送るた
めの第2戻し管と、を備えている。
【0009】本願の第2の発明によれば、上述の第1の
発明において、前記第1圧縮機と前記第2圧縮機のうち
少なくとも前記第1圧縮機は、商用電源で容量制御可能
である。
【0010】本願の第3の発明によれば、上述の第1の
発明において、前記第2圧縮機のケース内の冷凍機油を
前記主吸い込み管へ送るための第3戻し管を備える。
【0011】本願の第4の発明によれば、上述の第1の
発明において、前記第2戻し管は、前記第1圧縮機のケ
ースから前記第2吸い込み管へ至るまでの間に前記第2
圧縮機のケース内を経由している。
【0012】本願の第5の発明によれば、上述の第1の
発明において、前記第1戻し管は、前記オイルセパレー
タから前記第1吸い込み管へ至るまでの間に前記第2圧
縮機のケース内を経由している。
【0013】本願の第6の発明によれば、上述の第1の
発明において、前記の複数台の圧縮機から吐出された冷
媒の低圧力下の飽和温度を検出する第1温度検出手段
と、前記第2戻し管中の冷媒温度を検出する第2温度検
出手段と、前記第2温度検出手段で検出した温度と第1
温度検出手段で検出した飽和温度との温度差が、所定値
以下の場合に前記第2圧縮機を所定時間運転する運転制
御手段と、備える。
【0014】本願の第7の発明によれば、第1圧縮機と
その他の第2圧縮機とからなり稼働中に内部が高圧にな
るケースを有する互いに並列接続された複数台の圧縮機
と、前記の複数台の圧縮機へ冷媒を供給する主吸い込み
管と、前記主吸い込み管から分岐され前記第1圧縮機の
冷媒吸い込み管である第1吸い込み管と、前記主吸い込
み管から分岐され前記第2圧縮機の冷媒吸い込み管であ
る第2吸い込み管と、前記第1圧縮機の吐出管である第
1吐出管と、前記第2圧縮機の吐出管である第2吐出管
と、前記第1吐出管と前記第2吐出管とから吐出される
冷媒中の冷凍機油を分離するオイルセパレータと、前記
オイルセパレータで分離した冷凍機油を前記主吸い込み
管へ送るための第4戻し管と、前記第1圧縮機のケース
内の冷凍機油を前記第2吸い込み管へ送るための第5戻
し管と、前記第2圧縮機のケース内の冷凍機油を前記第
1吸い込み管へ送るための第6戻し管と、前記第1圧縮
機のケース内の圧力と前記第2圧縮機のケース内の圧力
とを均衡させるための圧力均衡管と、を備える。
【0015】本願の第8の発明によれば、上述の第7の
発明において、前記第1圧縮機と前記第2圧縮機とは、
互いに容量が異なり、ともに商用電源で容量制御可能で
ある。
【0016】本願の第9の発明によれば、起動優先され
る第1圧縮機とその他の第2圧縮機とからなる互いに並
列接続された複数台の圧縮機と、前記の複数台の圧縮機
へ冷媒を供給する主吸い込み管と、前記主吸い込み管か
ら分岐され前記第1圧縮機の冷媒吸い込み管である第1
吸い込み管と、前記主吸い込み管から分岐され前記第2
圧縮機の冷媒吸い込み管である第2吸い込み管と、前記
第1圧縮機の吐出管である第1吐出管と、前記第2圧縮
機の吐出管である第2吐出管と、前記第1吐出管と前記
第2吐出管とから吐出される冷媒中の冷凍機油を分離す
るオイルセパレータと、前記オイルセパレータで分離し
た冷凍機油を前記第1吸い込み管へ送るための第1戻し
管と、前記第1圧縮機のケース内の冷凍機油を前記第2
吸い込み管へ送るための第2戻し管と、備え、前記第1
圧縮機は稼働中にケースの内部が高圧になる高圧仕用で
あり、前記第2圧縮機は稼働中にケースの内部が高圧に
ならない低圧仕用であることを備えるものである。
【0017】上述の第1の発明において、圧縮機の稼働
中にはケースの内部は高圧になる。第1戻し管によって
オイルセパレータで分離した冷凍機油を第1吸い込み管
へ送ることによって、起動優先の第1圧縮機は冷凍機油
を優先的に確保できる。第2戻し管によって第1圧縮機
のケース内の余剰分の冷凍機油を第2圧縮機へ送ること
ができ、第2圧縮機における油切れを防止することがで
きる。
【0018】上述の第2の発明において、少なくとも第
1圧縮機は、商用電源で容量制御可能であるので、例え
ばインバータ制御することができ、第2圧縮機による容
量を加算しながら第1圧縮機の容量を制御することによ
り、広範囲で容量制御する異が可能になる。
【0019】上述の第3の発明において、第2圧縮機を
運転停止する場合に第2圧縮機のケース内の冷凍機油が
第2圧縮機内の油吸入口から第2吸い込み管へ逆流し第
2圧縮機において油切れを生じる恐れがあるが、第3戻
し管によって第2圧縮機のケース内の冷凍機油を主吸い
込み管へ送ることにより、これらの逆流と油切れを回避
することができる。
【0020】上述の第4の発明において、第2戻し管
は、第1圧縮機のケースから第2吸い込み管へ至るまで
の間に第2圧縮機のケース内を経由しているので、第2
圧縮機の冷凍機油を加熱することで冷媒の寝込みや冷媒
と冷凍機油との2層分離を防止でき、また、起動優先さ
れる第1圧縮機が運転中に過熱されることを防止するこ
とができる。
【0021】上述の第5の発明において、第1戻し管
は、オイルセパレータから第1吸い込み管へ至るまでの
間に第2圧縮機のケース内を経由しているので、第2圧
縮機の冷凍機油を加熱することで冷媒の寝込みや冷媒と
冷凍機油との2層分離を防止でき、また、起動優先され
る第1圧縮機が運転中に過熱されることを防止すること
ができる。
【0022】上述の第6の発明において、第1温度検出
手段で冷媒の低圧力下の飽和温度を検出し、第2温度検
出手段で第2戻し管中の冷媒温度を検出する。第2戻し
管中の冷媒温度の飽和温度に対する温度差が小さすぎる
場合には、運転制御手段によって第2圧縮機を所定時間
運転し、低温サイクル運転中の油希釈を防止することが
できる。
【0023】上述の第7の発明では、第1の発明の場合
と異なり、第1圧縮機が起動優先されるとは限らず、第
1圧縮機と第2圧縮機とは対等な関係にある。第4戻し
管によってオイルセパレータで分離した冷凍機油を主吸
い込み管へ送ることによって、第1圧縮機と第2圧縮機
との両者の冷凍機油を確保する。第5戻し管によって第
1圧縮機のケース内の冷凍機油を第2吸い込み管へ送
り、第6戻し管によって第1圧縮機のケース内の余剰分
の冷凍機油を第2圧縮機へ送り、第1圧縮機か第2圧縮
機のいずれかに生じ得る余剰油を他方へ送ることによっ
て油切れを防止する。圧力均衡管によって第1圧縮機の
ケース内の圧力と第2圧縮機のケース内の圧力とを均衡
させることができ、第1圧縮機と第2圧縮機との間で油
の均一化を図ることができる。
【0024】上述の第8の発明において、第1圧縮機と
第2圧縮機とは、互いに容量が異なり、ともに商用電源
で容量制御可能であるので、第1圧縮機と第2圧縮機と
を例えばインバータ方式で容量制御することにより、広
範囲に渡って容量制御を行うことができる。
【0025】上述の第9の発明において、起動優先され
る第1圧縮機を高圧仕用にし、第2圧縮機を低圧仕用に
する。また、「第2圧縮機のケース内の冷凍機油を前記
主吸い込み管へ送るための第3戻し管」は設けられてい
ない。
【0026】これよって、第1の発明と同様の効果を奏
することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明に
係る空気調和機の実施の形態について説明する。
【0028】まず、図1乃至図4を参照して、本発明の
第1の実施形態について説明する。図1に示すように、
空気調和機は、互いに並列接続された複数台の圧縮機を
有する圧縮部1と、四方弁2と、室外熱交換器3と、電
子膨張弁4と、室内熱交換器5と、冷媒配管6を備えて
いる。
【0029】冷房モードでは、室内熱交換器5で吸熱し
加熱された冷媒は矢印Aの方向に流れ、四方弁2を経て
冷媒配管6中を矢印C方向に流れ、圧縮部1を経て四方
弁2に至り、室外熱交換器3を経て電子膨張弁4を経て
室内熱交換器5に至る。
【0030】また、暖房モードでは、室内熱交換器5で
放熱し冷却された冷媒は矢印Bの方向に流れ、電子膨張
弁4を経て室外熱交換器3を経て、四方弁2に入り、冷
媒配管6中を矢印C方向に流れ、圧縮部1を経て四方弁
2に至り、室内熱交換器5に至る。
【0031】図15を参照して圧縮部1を構成する圧縮
機10の一般的な構成を説明する。圧縮機10は、稼働
中に内部が高圧になるケース10aを有する。圧縮機1
0の底部には冷凍機油10bが貯留している。冷凍機油
10bは、規定油面10cまで貯留しているのが望まし
い。規定油面10cの高さ近傍には、規定油面10cを
越えて貯留された余剰油を外部へ戻す油戻し管10dが
設けられている。規定油面10cより下方の高さ近傍に
は、冷媒配管6を経て送られた冷媒を圧縮機10内へ吸
い込むための吸い込み管10eが設けられ、ケース10
aの頂部には冷媒を吐出するための吐出管10fが設け
られている。また、液冷媒寝込みや冷媒と冷凍機油との
2層分離を防止するためにケース10aを加熱するため
のクランクケースヒータ10gが設けられている。
【0032】次に、圧縮部1について詳細に説明する。
圧縮部1は、冷媒配管6に接続されたアキュウムレータ
11と、起動優先される第1圧縮機12とその他の第2
圧縮機13とからなる互いに並列接続された複数台の圧
縮機と、第1圧縮機12と第2圧縮機13から吐出され
た冷媒中の冷凍機油を分離するオイルセパレータを備え
ている。
【0033】アキュウムレータ11の出口側には主吸い
込み管21が接続されている。主吸い込み管21の出口
側は分岐し、第1圧縮機12の冷媒吸い込み管である第
1吸い込み管22と第2圧縮機13の冷媒吸い込み管で
ある第2吸い込み管23とが設けられている。
【0034】第1圧縮機12の頂部には第1吐出管24
が設けられ、第2圧縮機13の頂部には第2吐出管25
が接続され、第1吐出管24と第2吐出管25とは出口
側で結合され、第1吐出管24と第2吐出管25とから
吐出される冷媒中の冷凍機油を分離するオイルセパレー
タ14に接続されている。
【0035】第2吐出管25には第2圧縮機13の頂部
近傍において逆止弁26が配設されている。逆止弁26
によって第2圧縮機13は停止中ではケース内の圧力は
低圧になる。また、第1圧縮機12の方には逆止弁26
に相当するものは設けられていない。これによって、第
1圧縮機12が起動優先される。
【0036】オイルセパレータ14と第1吸い込み管2
2との間には、オイルセパレータ14で分離した冷凍機
油を第1圧縮機12に戻すための第1戻し管27が設け
られている。第1戻し管27はその途中にキャピラリチ
ューブ28を有している。
【0037】また、第1圧縮機12のケースと第2吸い
込み管23との間には、第1圧縮機12のケース内の冷
凍機油を第2圧縮機13へ戻すための第2戻し管29が
設けられている。第2戻し管29は、第1圧縮機12の
ケース側において規定油面の近傍に接続されている。
【0038】また、第2圧縮機13のケースと主吸い込
み管21との間には、第2圧縮機13のケース内の冷凍
機油を第1圧縮機12および第2圧縮機13へ戻すため
の第3戻し管30が設けられている。第3戻し管30は
その途中に二方弁31を有している。
【0039】次に図2乃至図4を参照して、本実施の形
態の作用について説明する。まず、図2を参照して第1
圧縮機12と第2圧縮機13がともに運転されているモ
ード(1)の状態を説明する。
【0040】アキュウムレータ11から出力された冷媒
は、主吸い込み管21を経て第1吸い込み管22と第2
吸い込み管23とによって第1圧縮機12と第2圧縮機
13へ供給される。第1吸い込み管22と第2吸い込み
管23の内部には、冷媒が第1圧縮機12と第2圧縮機
13に向かって流れ込み、この方向に冷媒の流れ方向が
形成されている。
【0041】第1圧縮機12と第2圧縮機13は、運転
中に吐油41、42が発生し、第1吐出管2と第2吐出
管2とで輸送された吐油はオイルセパレータ14で分離
され、第1戻し管27によって戻油43として第1吸い
込み管22を経て第1圧縮機12へ戻される。第1圧縮
機12では常に一定量の冷凍機油が維持される。
【0042】一方、第1圧縮機12の冷凍機油が規定油
面を越えて規定量以上になると、余剰分の油は、第1圧
縮機12のケース内の圧力は高圧であるため押し流さ
れ、吐油44として第2戻し管29を介して第2吸い込
み管23へ戻される。第2吸い込み管23では第2圧縮
機13に向かって冷媒の流れ方向が形成されているの
で、第2吸い込み管23に戻された余剰分の油は戻油4
4として第2吸い込み管23を介して第2圧縮機13へ
戻される。
【0043】このようにして、第1圧縮機12と第2圧
縮機13とはともに一定量の冷凍機油が維持される。
【0044】次に、図3を参照して、第1圧縮機12の
みが運転されているモード(2)の状態を説明する。
【0045】第2圧縮機13が停止すると第2吐出管2
5における逆止弁26が作用して第2圧縮機13のケー
スの内部圧力は次第に低圧バランスする。
【0046】アキュウムレータ11から出力された冷媒
は、主吸い込み管21を経て第1吸い込み管22によっ
て第1圧縮機12のみに供給される。第1吸い込み管2
2の内部にのみ、第1圧縮機12に向かって流れ込む方
向に冷媒の流れ方向が形成されている。
【0047】第1圧縮機12の運転中に吐油41が発生
し、第1吐出管22で輸送された吐油はオイルセパレー
タ14で分離され、第1戻し管27によって戻油43と
して第1吸い込み管22を経て第1圧縮機12へ戻され
る。
【0048】一方、第1圧縮機12の冷凍機油が規定油
面を越えて規定量以上になると、余剰分の油は、第1圧
縮機12のケース内の圧力は高圧であるため押し流さ
れ、第2戻し管29を介して戻油44として第2吸い込
み管23へ戻される。ここで、モード(1)の場合と異
なり、第2吸い込み管23では第2圧縮機13に向かっ
て冷媒の流れ方向が形成されていない。第2吸い込み管
23に戻された余剰分の油は戻油44として第1吸い込
み管22を介して戻油43とともに第1圧縮機12へ戻
される。これによって、第1圧縮機12では常に一定量
の冷凍機油が維持される。
【0049】このようにして、第2圧縮機13が停止中
であっても第1圧縮機12では一定量の冷凍機油が維持
される。
【0050】この結果、第1圧縮機12と第2圧縮機1
3との間で冷凍機油の均一化を図ることができ、油切れ
などが生じたまま稼働したりすることを防止でき、圧縮
機が損傷を受けるということを回避することができる。
【0051】また、起動優先される第1圧縮機12とそ
の他の第2圧縮機13との間で、冷凍機油の均一化を図
るために生じていたレイアウトの制限を除去することが
できる。
【0052】次に、図4を参照して、第1圧縮機12と
第2圧縮機13の両方が運転されている状態から第1圧
縮機12のみが運転され第2圧縮機13が停止した状態
に移行するモード(3)の状態を説明する。
【0053】第2圧縮機13が停止した直後において
は、第2圧縮機13のケース内部が高圧から低圧へ移行
する過程でケース内の油が第2圧縮機13内部の油吸入
口から第2吸い込み管23へ逆流してしまう恐れがあ
り、これによって第2圧縮機13を次に起動するときに
油切れが生じて損傷が生じてしまう恐れがある。しかし
ながら、本実施の形態では、第3戻し管30が設けれて
いるので、このようなことを防止することができる。
【0054】すなわち、第2圧縮機13が停止したとき
に、第3戻し管30における二方弁31がONなり、第
2圧縮機13のケースと主吸い込み管21との間が導通
し、圧力バランスを確実にとることができる。また、第
3戻し管30は、第2圧縮機13における余剰分の油を
第1圧縮機12へ戻す効果をも奏することができる。
【0055】次に、図13を参照して本実施の形態の他
の実施例について説明する。第1圧縮機12と第2圧縮
機13のうち少なくとも第1圧縮機11は、商用電源で
インバータ方式で容量制御可能であるように構成されて
いる。
【0056】また、第1圧縮機12は高圧仕様であって
大きい容量を有し、第2圧縮機13は低圧仕様であり小
さい容量を有する。
【0057】室内要求指令に応じて、小さい容量の場合
には起動優先される第1圧縮機12のみが運転され、少
なくとも第1圧縮機12は商用電源でインバータ方式で
容量制御可能であるので、小さい容量の範囲で容量制御
可能となる。また、第1圧縮機12は第2圧縮機13に
比べて大きい容量を有するので、この大きい容量の範囲
で容量制御することができる。
【0058】また、室内要求指令に応じて、大きい容量
の場合には第1圧縮機12と第2圧縮機13とが運転さ
れ、第2圧縮機13に比べて大きい容量を有する第1圧
縮機12は商用電源でインバータ方式で容量制御可能で
あるので、第2圧縮機13の容量に第1圧縮機12の比
較的大きい範囲で可変である容量が加算され、この結
果、かなり大きい容量の範囲で容量制御可能となる。
【0059】次に、図5乃至図7を参照して、本発明の
第2の実施形態について説明する。図5に示すように、
図1に示した形態とは異なり、第2戻し管29は、第1
圧縮機12のケースから第2吸い込み管23へ至るまで
の間に第2圧縮機13のケース内を経由する経由部分2
9aを有する。
【0060】また、第1圧縮機12と第2圧縮機13か
ら吐出された冷媒の低圧力下の飽和温度Toを検出する
第1温度検出手段52が設けられている。また、第2戻
し管29中を通り経由部分29aを経た後の冷媒温度T
を検出する第2温度検出手段51が設けられている。
【0061】また、第2温度検出手段52で検出した冷
媒温度Tと第1温度検出手段51で検出した飽和温度T
oとの温度差ΔTが、所定値以下の場合に第1圧縮機1
2を所定時間運転する運転制御手段56が設けられてい
る。
【0062】第2温度検出手段51による飽和温度To
の検出は次のようにして行われる。
【0063】すなわち、冷房モードでは、室外熱交換器
3から流れ出た冷媒の一部が電子膨張弁4へ入る手前で
分岐管54へ流れ、分岐管53を介して冷媒回路6へ送
られる。第2温度検出手段51は分岐管53のに接触し
て設置されており、第2温度検出手段51によって飽和
温度Toが検出される。
【0064】また、暖房モードでは、室内熱交換器5か
ら流れ出た冷媒の一部が電子膨張弁4へ入る手前で分岐
管55へ流れ、分岐管53を介して冷媒回路6へ送ら
れ、第2温度検出手段51によって飽和温度Toが検出
される。
【0065】次に図5乃至図7を参照して、本実施の形
態の作用について説明する。まず、第1圧縮機12と第
2圧縮機13がともに運転されているモード(1)の状
態を説明する。この場合は図2に示した場合とほぼ同様
に動作する。第2戻し管29が経由部分29aを有する
点については、第2圧縮機13の運転中はケース内が高
温高圧であるため、第2戻し管29による戻油44が経
由部分29aで加熱される効果は少なく、何ら影響を与
えない。従って、図2を参照して説明した場合と同様
に、第1圧縮機12と第2圧縮機13とはともに一定量
の冷凍機油が維持される。
【0066】次に、図6を参照して、第1圧縮機12の
みが運転されているモード(4)の状態を説明する。第
2圧縮機13が停止すると第2吐出管25における逆止
弁26が作用して第2圧縮機13のケースの内部圧力は
次第に低圧バランスする。アキュウムレータ11から出
力された冷媒は、主吸い込み管21を経て第1吸い込み
管22によって第1圧縮機12のみに供給される。第1
吸い込み管22の内部にのみ、第1圧縮機12に向かっ
て流れ込む方向に冷媒の流れ方向が形成されている。
【0067】第1圧縮機12の運転中に吐油41が発生
し、第1吐出管2で輸送された吐油はオイルセパレータ
14で分離され、第1戻し管27によって戻油43とし
て第1吸い込み管22を経て第1圧縮機12へ戻され
る。
【0068】一方、第1圧縮機12の冷凍機油が規定油
面を越えて規定量以上になると、余剰分の油は、第1圧
縮機12のケース内の圧力は高圧であるため押し流さ
れ、第2戻し管29を介して戻油44として第2吸い込
み管23へ戻される。ここで、モード(1)の場合と異
なり、第2吸い込み管23では第2圧縮機13に向かっ
て冷媒の流れ方向が形成されていない。第2吸い込み管
23に戻された余剰分の油は戻油44として第1吸い込
み管22を介して戻油43とともに第1圧縮機12へ戻
される。これによって、第1圧縮機12では常に一定量
の冷凍機油が維持される。
【0069】ここで、第1戻し管27と第2戻し管29
によって、油と共に高圧ガス冷媒が第1圧縮機12へも
土sれてしまうため第1圧縮機12が過熱される恐れが
あり、また、第2圧縮機13が温度低下するとケース内
に冷媒が寝込んでしまったり冷凍機油と冷媒とが二層分
離したりする恐れがある。
【0070】しかしながら、本実施の形態では、第2戻
し管29が、第1圧縮機12のケースから第2吸い込み
管23へ至るまでの間に第2圧縮機13のケース内を経
由する経由部分29aを有するので、経由部分29aを
通る戻油44によって第2圧縮機13内の冷凍機油が加
熱されるので、第2圧縮機13のケース内の冷媒の寝込
みや二層分離を防止することができる。
【0071】なお、モード(5)として図7に示すよう
に、図6において示したように第2戻し管29に経由部
分29aを設ける代わりに、第1戻し管27に経由部分
27aを設けてもよい。経由部分27aは、オイルセパ
レータ14から第1吸い込み管27へ至るまでの間に第
2圧縮機13のケース内を経由するように設けられてい
る。
【0072】この場合、図6に示した場合と同様に、経
由部分27aを通る戻油44によって第2圧縮機13内
の冷凍機油が加熱されるので、第2圧縮機13のケース
内の冷媒の寝込みや二層分離を防止することができる。
【0073】次に、図5及び図16を参照して、第1温
度検出手段52と第2温度検出手段52と運転制御手段
56の作用について説明する。
【0074】第1温度検出手段52で飽和温度Toを検
出し、第2温度検出手段51で冷媒温度Tを検出し、図
示しない演算部で冷媒温度Tと飽和温度Toとの温度差
ΔTを演算する。
【0075】以下に、第1圧縮機12が運転中であり、
第2圧縮機13が停止している状態について説明する。
【0076】第1圧縮機12の油温が十分に高く、かつ
第2圧縮機13の冷媒が寝込んでいなければ、温度差Δ
Tは十分に高い値となる。
【0077】一方、第1圧縮機12のみが運転されてお
りその運転状況が低温サイクルである場合、すなわち低
外気や低負荷冷房等のように高圧側の圧力が比較的に低
い低温状態である場合や、第2圧縮機13の内部が低温
であるときは、図16に示すように、時間とともに温度
差ΔTの値は小さくなる。そこで、温度差ΔTが例えば
5℃以下の温度にある所定時間だけ、運転制御手段56
によって第2圧縮機13を運転するように制御する。
【0078】すなわち、所定時間だけ、第1圧縮機12
の運転に加えて第2圧縮機13も運転する。この場合、
図2を参照してモード(1)について説明したことから
明らかなように、第1圧縮機12と第2圧縮機13とは
ともに一定量の冷凍機油が維持される。この結果、第2
圧縮機13のケース内の冷媒の寝込みや二層分離を防止
することができる。
【0079】次に、図8乃至図12を参照して、本発明
の第3の実施形態について説明する。図8に示すよう
に、図1または図5等に示した実施形態とは異なり、第
1圧縮機12と第2圧縮機13との間では、互いに並列
接続されているが起動優先の設定はされていない。図1
または図5等に示した実施形態と同一部材には同一符号
をつけて説明を省略する。
【0080】図8において、オイルセパレータ14で分
離した冷凍機油を主吸い込み管21へ送るための第4戻
し管1が設けられている。図1等の場合は第1戻し管2
7は第1吸い込み管22に接続されていたのであり、図
8の場合と異なる。
【0081】また、第1圧縮機12のケース内の冷凍機
油を第2吸い込み管23へ送るための第5戻し管62
と、第2圧縮機13のケース内の冷凍機油を第1吸い込
み管22へ送るための第6戻し管63が設けられてい
る。第5戻し管62は一端が第1圧縮機12のケースの
規定油面近傍に接続されており、第6戻し管63は一端
が第2圧縮機13のケースの規定油面近傍に接続されて
いる。
【0082】また、第1圧縮機12のケース内の圧力と
第2圧縮機13のケース内の圧力とを均衡させるための
圧力均衡管64が、第1圧縮機12のケースの上部と第
2圧縮機13の上部との間に設けられている。圧力均衡
管64はその途中に加圧回路としての可逆弁65を有し
ており、可逆弁65を介して第1圧縮機12のケースと
第2圧縮機13のケースとの間がバイパスされる。
【0083】また、第2吐出管25に逆止弁26が設け
られている他に、第1吐出管24には逆止弁66が設け
られている。これによって、第1圧縮機12と第2圧縮
機13とはともに、停止中にはケース内の圧力が低圧に
なる。
【0084】また、第1圧縮機12と第2圧縮機13と
は、互いに容量が異なり、ともに商用電源で容量制御可
能である。
【0085】以上のように、第1圧縮機12と第2圧縮
機13とは、互いに容量が異なる点を除けば、互いにほ
ぼ対称的に配設されている。
【0086】次に図9乃至図12を参照して、本実施の
形態の作用について説明する。まず、図9を参照して第
1圧縮機12と第2圧縮機13がともに運転されている
モード(6)の状態を説明する。
【0087】アキュウムレータ11から出力された冷媒
は、主吸い込み管21を経て第1吸い込み管22と第2
吸い込み管23とによって第1圧縮機12と第2圧縮機
13へ供給される。第1吸い込み管22と第2吸い込み
管23の内部には、冷媒が第1圧縮機12と第2圧縮機
13に向かって流れ込み、この方向に冷媒の流れ方向が
形成されている。
【0088】第1圧縮機12と第2圧縮機13は、運転
中に吐油41、42が発生し、第1吐出管2と第2吐出
管2とで輸送された吐油はオイルセパレータ14で分離
され、第1戻し管27によって戻油71として主吸い込
み管21へ戻され、第1吸い込み管22と第2吸い込み
管23を経て第1圧縮機12と第2圧縮機13へ戻され
る。
【0089】第1圧縮機12の冷凍機油が規定油面を越
えて規定量以上になると、余剰分の油は、第1圧縮機1
2のケース内の圧力は高圧であるため押し流され、吐油
72として第4戻し管62を介して第2吸い込み管23
へ戻される。第2吸い込み管23では第2圧縮機13に
向かって冷媒の流れ方向が形成されているので、第2吸
い込み管23に戻された余剰分の油は第2吸い込み管2
3を介して第2圧縮機13へ戻される。
【0090】同様にして、第2圧縮機13の冷凍機油が
規定油面を越えて規定量以上になると、余剰分の油は、
第2圧縮機13のケース内の圧力は高圧であるため押し
流され、吐油73として第5戻し管64を介して第1吸
い込み管22へ戻される。第1吸い込み管22では第1
圧縮機12に向かって冷媒の流れ方向が形成されている
ので、第1吸い込み管22に戻された余剰分の油は第1
吸い込み管22を介して第1圧縮機12へ戻される。
【0091】このようにして、第1圧縮機12と第2圧
縮機13とはともに一定量の冷凍機油が維持される。
【0092】次に、図10を参照して、第1圧縮機12
と第2圧縮機13のいずれか一方、例えば第1圧縮機1
2のみが運転されているモード(7)の状態を説明す
る。
【0093】第2圧縮機13が停止すると第2吐出管2
5における逆止弁26が作用して第2圧縮機13のケー
スの内部圧力は次第に低圧バランスする。このとき、第
2圧縮機13の余剰分の油は、第5戻し管63によって
第1吸い込み管22を介して第1圧縮機12へ戻され
る。
【0094】アキュウムレータ11から出力された冷媒
は、主吸い込み管21を経て第1吸い込み管22によっ
て第1圧縮機12のみに供給される。第1吸い込み管2
2の内部にのみ、第1圧縮機12に向かって流れ込む方
向に冷媒の流れ方向が形成されている。
【0095】第1圧縮機12の運転中に吐油41が発生
し、第1吐出管22で輸送された吐油はオイルセパレー
タ14で分離され、第4戻し管61によって戻油71と
して主吸い込み管21へ戻され、第1吸い込み管22を
経て第1圧縮機12へ戻される。
【0096】一方、第1圧縮機12の冷凍機油が規定油
面を越えて規定量以上になると、余剰分の油は、第1圧
縮機12のケース内の圧力は高圧であるため押し流さ
れ、第5戻し管62を介して戻油72として第2吸い込
み管23へ戻される。ここで、モード(6)の場合と異
なり、第2吸い込み管23では第2圧縮機13に向かっ
て冷媒の流れ方向が形成されていないので、第2吸い込
み管23に戻された余剰分の油は戻油72として第1吸
い込み管22を介して戻油71とともに第1圧縮機12
へ戻される。これによって、第1圧縮機12では常に一
定量の冷凍機油が維持される。
【0097】このようにして、第2圧縮機13が停止中
であっても第1圧縮機12では一定量の冷凍機油が維持
される。
【0098】第2圧縮機13のみが運転されている場合
も同様に、第1圧縮機12が停止中であっても第2圧縮
機13では一定量の冷凍機油が維持される。
【0099】次に、図11を参照して、第1圧縮機12
と第2圧縮機13の両方が停止したモード(8)の状態
を説明する。
【0100】この状態では、第2圧縮機13が停止する
と第2吐出管25における逆止弁26が作用して第2圧
縮機13のケースの内部圧力は低圧バランスし、同様
に、第1圧縮機12が停止すると第1吐出管24におけ
る逆止弁66が作用して第1圧縮機12のケースの内部
圧力は低圧バランスし、図11に示すように、一方の圧
縮機、例えば第2圧縮機13に冷凍機油が偏った状態で
低圧バランスすることが想定される。しかしながら、第
1圧縮機12と第2圧縮機13との間で冷凍機油が偏っ
たとしても、ともに停止中であるので、何ら支障はな
い。
【0101】次に、図12を参照して、第1圧縮機12
と第2圧縮機13との両方が停止している状態から、第
1圧縮機12と第2圧縮機13のいずれか一方、例えば
第1圧縮機12のみが運転されているモード(9)の状
態を説明する。
【0102】第1圧縮機12と第2圧縮機13との両方
が停止している状態では、図11に示すように、第1圧
縮機12と第2圧縮機13との間で冷凍機油が偏った状
態にあることを想定する必要がある。
【0103】この場合、冷凍機油が偏った側である第2
圧縮機13から第1圧縮機12へ冷凍機油を戻す必要が
ある。このために、圧力均衡管64が設けられており、
圧力均衡管64に設けれた加圧回路としての可逆弁65
を動作させるようにする。
【0104】すなわち、第1圧縮機12が運転されると
そのケース内は高圧になるが、圧力均衡管65の可逆弁
64をONにすると、第2圧縮機13のケース内の圧力
が上昇し第2圧縮機13の余剰分の油が押し出され、第
6戻し管63によって戻油73として第1圧縮機12へ
戻される。
【0105】このように、第1圧縮機12と第2圧縮機
13との両方が停止している状態であって第1圧縮機1
2と第2圧縮機13との間で冷凍機油が偏った状態から
でも、一方の圧縮機を確実に起動することができる。
【0106】なお、上述の例では、圧力均衡管64は第
1圧縮機12のケースの上部と第2圧縮機13の上部と
の間に設けられているが、これに代えて、均衡管64は
第1圧縮機12のケースの上部から逆止弁66に至るま
での第1吐出孔24の部分と第2圧縮機13の上部から
逆止弁26に至るまでの第2吐出孔25の部分との間に
設けてもよい。
【0107】以上のように、本実施形態によれば、第1
圧縮機12と第2圧縮機13との間で冷凍機油の均一化
を図ることができ、油切れなどが生じたまま稼働したり
することを防止でき、圧縮機が損傷を受けるということ
を回避することができる。
【0108】また、起動優先される第1圧縮機12とそ
の他の第2圧縮機13との間で、冷凍機油の均一化を図
るために生じていたレイアウトの制限を除去することが
できる。
【0109】次に、図14を参照して本実施の形態の他
の実施例について説明する。第1圧縮機12は小容量、
例えば2馬力であり、第2圧縮機13は大容量、例えば
4馬力であり、第1圧縮機12と第2圧縮機13とはと
もに、商用電源でインバータ方式で容量制御可能である
ように構成されている。
【0110】図14に示すように、室内要求指令に応じ
て、第1圧縮機12のみを起動した場合には2馬力の範
囲で容量制御が可能になり、第2圧縮機13のみを起動
した場合には4馬力の範囲で容量制御が可能になり、第
1圧縮機12と第2圧縮機13の両方を起動した場合に
は6馬力の範囲で容量制御が可能になる。
【0111】本実施例によれば、第1圧縮機12と第2
圧縮機13とを並列接続することにより、油切れなどが
生じさせることなく広範囲で容量制御が可能になる。
【0112】次に、図17を参照して本発明の第4の実
施の形態について説明する。図17において、第1圧縮
機12は稼動中にケースの内部が高圧になる高圧仕用の
圧縮機であり、第2圧縮機13は稼動中にケースの内部
が高圧にならない低圧仕用の圧縮機である。また、図1
に示した場合と異なり、図17においては第3戻し管3
0は設けられていない。
【0113】このような構成によって、図1に示した場
合と同等の効果を奏することができる。
【0114】以上の説明において、第1圧縮機12と第
2圧縮機13を各々1台ずつで構成した例で示したが、
本願発明はこれに限らず、第1圧縮機12と第2圧縮機
13は複数台であってもよい。
【0115】
【発明の効果】以上のように、本発明の構成によれば、
運転中の圧縮機の信頼性を確保できるとともに圧縮機の
レイアウトの自由度を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の第1の実施形態の全体構
成を示す図。
【図2】本発明の空気調和機の第1の実施形態の一動作
モードを説明する図。
【図3】本発明の空気調和機の第1の実施形態の他の動
作モードを説明する図。
【図4】本発明の空気調和機の第1の実施形態のさらに
他の動作モードを説明する図。
【図5】本発明の空気調和機の第2の実施形態の全体構
成を示す図。
【図6】本発明の空気調和機の第2の実施形態の一動作
モードを説明する図。
【図7】本発明の空気調和機の第2の実施形態の他の動
作モードを説明する図。
【図8】本発明の空気調和機の第3の実施形態の全体構
成を示す図。
【図9】本発明の空気調和機の第3の実施形態の一動作
モードを説明する図。
【図10】本発明の空気調和機の第3の実施形態の他の
動作モードを説明する図。
【図11】本発明の空気調和機の第3の実施形態のさら
に他の動作モードを説明する図。
【図12】本発明の空気調和機の第3の実施形態のさら
に他の動作モードを説明する図。
【図13】本発明の空気調和機の第1の実施形態の容量
が可変制御可能であることを説明する図。
【図14】本発明の空気調和機の第3の実施形態の容量
が可変制御可能であることを説明する図。
【図15】本発明で使用する圧縮機の一例を示す断面図
(a)と平面図(b)。
【図16】本発明の空気調和機の第2の実施形態におい
て、冷媒温度と飽和温度との温度差を説明する図。
【図17】本発明の空気調和機の第4の実施形態の全体
構成を示す図。
【符号の説明】
1 圧縮部 2 四方弁 3 室外熱交換器 4 電子膨張弁 5 室内熱交換器 6 冷媒配管 11 アキュウムレータ 12 第1圧縮機 13 第2圧縮機 21 主吸い込み管 22 第1吸い込み管 23 第2吸い込み管 24 第1吐出孔 25 第2吐出管 26 逆止弁 27 第1戻し管 27a 経由部分 28 キャピラリチューブ 29 第2戻し管 29a 経由部分 30 第3戻し管 31 二方弁 41 戻油 42 戻油 43 戻油 51 第1温度検出手段 52 第2温度検出手段 61 第4戻し管 62 第5戻し管 63 第6戻し管 66 逆止弁

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】起動優先される第1圧縮機とその他の第2
    圧縮機とからなり稼働中に内部が高圧になるケースを有
    する互いに並列接続された複数台の圧縮機と、 前記の複数台の圧縮機へ冷媒を供給する主吸い込み管
    と、 前記主吸い込み管から分岐され前記第1圧縮機の冷媒吸
    い込み管である第1吸い込み管と、 前記主吸い込み管から分岐され前記第2圧縮機の冷媒吸
    い込み管である第2吸い込み管と、 前記第1圧縮機の吐出管である第1吐出管と、 前記第2圧縮機の吐出管である第2吐出管と、 前記第1吐出管と前記第2吐出管とから吐出される冷媒
    中の冷凍機油を分離するオイルセパレータと、 前記オイルセパレータで分離した冷凍機油を前記第1吸
    い込み管へ送るための第1戻し管と、 前記第1圧縮機のケース内の冷凍機油を前記第2吸い込
    み管へ送るための第2戻し管と、を備えることを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】前記第1圧縮機と前記第2圧縮機のうち少
    なくとも前記第1圧縮機は、商用電源で容量制御可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】前記第2圧縮機のケース内の冷凍機油を前
    記主吸い込み管へ送るための第3戻し管を備えることを
    特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】前記第2戻し管は、前記第1圧縮機のケー
    スから前記第2吸い込み管へ至るまでの間に前記第2圧
    縮機のケース内を経由していることを特徴とする請求項
    1に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】前記第1戻し管は、前記オイルセパレータ
    から前記第1吸い込み管へ至るまでの間に前記第2圧縮
    機のケース内を経由していることを特徴とする請求項1
    に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】前記の複数台の圧縮機から吐出された冷媒
    の低圧力下の飽和温度を検出する第1温度検出手段と、 前記第2戻し管中の冷媒温度を検出する第2温度検出手
    段と、 前記第2温度検出手段で検出した温度と第1温度検出手
    段で検出した飽和温度との温度差が、所定値以下の場合
    に前記第2圧縮機を所定時間運転する運転制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機。
  7. 【請求項7】第1圧縮機とその他の第2圧縮機とからな
    り稼働中に内部が高圧になるケースを有する互いに並列
    接続された複数台の圧縮機と、 前記の複数台の圧縮機へ冷媒を供給する主吸い込み管
    と、 前記主吸い込み管から分岐され前記第1圧縮機の冷媒吸
    い込み管である第1吸い込み管と、 前記主吸い込み管から分岐され前記第2圧縮機の冷媒吸
    い込み管である第2吸い込み管と、 前記第1圧縮機の吐出管である第1吐出管と、 前記第2圧縮機の吐出管である第2吐出管と、 前記第1吐出管と前記第2吐出管とから吐出される冷媒
    中の冷凍機油を分離するオイルセパレータと、 前記オイルセパレータで分離した冷凍機油を前記主吸い
    込み管へ送るための第4戻し管と、 前記第1圧縮機のケース内の冷凍機油を前記第2吸い込
    み管へ送るための第5戻し管と、 前記第2圧縮機のケース内の冷凍機油を前記第1吸い込
    み管へ送るための第6戻し管と、 前記第1圧縮機のケース内の圧力と前記第2圧縮機のケ
    ース内の圧力とを均衡させるための圧力均衡管と、を備
    えることを特徴とする空気調和機。
  8. 【請求項8】前記第1圧縮機と前記第2圧縮機とは、互
    いに容量が異なり、ともに商用電源で容量制御可能であ
    ることを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】起動優先される第1圧縮機とその他の第2
    圧縮機とからなる互いに並列接続された複数台の圧縮機
    と、 前記の複数台の圧縮機へ冷媒を供給する主吸い込み管
    と、 前記主吸い込み管から分岐され前記第1圧縮機の冷媒吸
    い込み管である第1吸い込み管と、 前記主吸い込み管から分岐され前記第2圧縮機の冷媒吸
    い込み管である第2吸い込み管と、 前記第1圧縮機の吐出管である第1吐出管と、 前記第2圧縮機の吐出管である第2吐出管と、 前記第1吐出管と前記第2吐出管とから吐出される冷媒
    中の冷凍機油を分離するオイルセパレータと、 前記オイルセパレータで分離した冷凍機油を前記第1吸
    い込み管へ送るための第1戻し管と、 前記第1圧縮機のケース内の冷凍機油を前記第2吸い込
    み管へ送るための第2戻し管と、を備え、 前記第1圧縮機は稼働中にケースの内部が高圧になる高
    圧仕用であり、前記第2圧縮機は稼働中にケースの内部
    が高圧にならない低圧仕用であることを特徴とする空気
    調和機。
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