JPH11304213A - 洗浄装置付きレンジフード - Google Patents

洗浄装置付きレンジフード

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JPH11304213A
JPH11304213A JP10109051A JP10905198A JPH11304213A JP H11304213 A JPH11304213 A JP H11304213A JP 10109051 A JP10109051 A JP 10109051A JP 10905198 A JP10905198 A JP 10905198A JP H11304213 A JPH11304213 A JP H11304213A
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liquid tank
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guide rail
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Takashi Ochi
貴志 越智
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Fuji Kogyo KK
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄液タンク内の洗浄液を容易に交換できる
ようにする。 【解決手段】 フード本体4を形成する仕切板2にスラ
イドレール42の固定ガイドレール40を取付け、その
可動ガイドレール41とタンク台43を取付け、このタ
ンク台43に洗浄液タンク30を載置して取付けること
で、タンク台43とともに洗浄液タンク30を昇降でき
るし、下方位置でタンク台43から洗浄液タンク30を
取り外して他の場所で洗浄液を容易に交換できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルターを洗浄
する装置を備えたレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に知られているレンジフード
は、フード体の内部にフィルターを取付け、そのフード
体内部にフィルターを境として吸込部と排出部を形成
し、その排出部に排気用のファンを取付けたものであ
る。
【0003】このレンジフードであれば、排気用のファ
ンを駆動することで空気を吸込部より吸込み、その吸込
んだ空気をフィルターを通して排出部に吸込み、排気ダ
クトなどを通して外部に排出することができる。また、
吸込んだ空気中の油分や水蒸気をフィルターで捕集で
き、排気ダクトを流れる空気中の油分や水蒸気の量が著
しく減少するので、排気ダクト内で油分や水蒸気が結露
して排出ダクトより流れ出ることがない。
【0004】前述のレンジフードであると、フィルター
に油分などが付着し、長時間使用すると付着した油分が
フィルターから滴下し、レンジフードの下部、例えばレ
ンジを汚したり、調理中の鍋の中に落下してしまう。こ
のことを防止するにはフィルターを定期的に洗浄すれば
良い。
【0005】しかしフィルターはフード体の内部に取付
けてあるし、フード体はレンジの上方位置に取付けてあ
るので、洗浄を忘れがちであり、また気づいた時には長
期間を経過している場合がほとんどであり、フィルター
に汚れが固着しており、フィルターを洗浄することが大
変面倒である。
【0006】そこで、本出願人は先に、フード体に洗浄
液タンクと液体ポンプを取付け、液体ポンプで洗浄液タ
ンク内の洗浄液をフィルター上部まで圧送し、その洗浄
液をフィルターに沿って流すことでフィルターに付着し
た油分等を洗い流し、その洗浄液を洗浄液タンクに回収
して再使用する洗浄液循環方式のフィルター洗浄装置を
提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先に提案した洗浄液循
環方式のフィルター洗浄装置においては、フィルターに
付着した油分等を洗浄した洗浄液を再使用するので、洗
浄液が油分等で汚れ、ある一定期間洗浄液を繰り返し使
用すると汚れ具合がひどくなり、洗浄液を交換する必要
がある。例えば、フード体から洗浄液タンクを取り外し
て古い洗浄液を排出し、新らしい洗浄液を補給して再び
フード体に取付ける必要がある。
【0008】一方、通常レンジフードのフード体の取付
位置はレンジ上面から800mm以上とすることが消防
条例により義務づけられている。このために、前述の洗
浄液タンクはレンジ上面から800mm以上の高い所に
設置されることになる。
【0009】したがって、洗浄液タンクをフード体から
取り外したり、取り付けるには使用者が手を延ばして無
理な姿勢で行わなければならないし、洗浄液タンクは洗
浄液が入っているから重いため、使用者が洗浄液タンク
を取り外し、取り付けするのは大変であるし、危険であ
る。特に、女性や高齢者などの使用者の場合には非常に
大変で危険である。このために、使用者が洗浄液を交換
するのは大変である。
【0010】また、洗浄液タンクをフード体に取り付け
たままの状態で古い洗浄液を排出し、新らしい洗浄液を
補給して洗浄液を交換することも可能であるが、このよ
うにして洗浄液を交換するためには高い位置の洗浄液タ
ンクまで洗浄液を送る補給用のポンプなどを必要とす
る。
【0011】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした洗浄装置付きレンジフードを提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、フード体
4内に設けたフィルター14と、送風機15と、洗浄液
タンク30と、この洗浄液タンク30内の洗浄液を前記
フィルター14に送る液体ポンプ31を備え、送風機1
5でフード体4内の空気をフィルター14を通して屋外
に排出し、洗浄液タンク30内の洗浄液でフィルター1
4を洗浄すると共に、その洗浄した洗浄液を洗浄液タン
ク30に回収して再使用する洗浄装置付きレンジフード
において、前記フード体4に、洗浄液タンク30をフー
ド体4内の所定位置とフード体4から離れた下方位置と
に昇降ガイドする昇降機構を設けたことを特徴とする洗
浄装置付きレンジフードである。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、昇降
機構に洗浄液タンク30を着脱自在に取付けた洗浄装置
付きレンジフードである。
【0014】第3の発明は、第1の発明において、固定
ガイドレール40と可動ガイドレール41をスライド自
在に連結し、その固定ガイドレール40をフード体4に
縦向きに取付けると共に、可動ガイドレール41に洗浄
液タンク30を取付けて昇降機構とした洗浄装置付きレ
ンジフードである。
【0015】第4の発明は、第3の発明において、可動
ガイドレール41にタンク台43を取付け、このタンク
台43に洗浄液タンク30を載置して取付けた洗浄装置
付きレンジフードである。
【0016】第5の発明は、第1の発明において、フー
ド体4にアームの一端部を上下揺動自在に連結し、この
アームの他端部に洗浄液タンク30を上下揺動自在に連
結して前記昇降機構とした洗浄装置付きレンジフードで
ある。
【0017】第6の発明は、第1の発明において、フー
ド体4の前面寄りに2本のアームの一端部を、他端部が
フード体4の後面に向うように上下揺動自在にそれぞれ
連結し、この2本のアームの他端部にタンク台43を上
下揺動自在にそれぞれ連結して平行リンクとすることで
前記昇降機構とし、このタンク台43に洗浄液タンク3
0を載置して取付けた洗浄装置付きレンジフードであ
る。
【0018】
【作 用】第1の発明によれば、昇降機構で洗浄液タ
ンク30をフード体4内の所定位置とフード体4から離
れた下方位置に昇降できる。これによって、洗浄液タン
ク30を容易にフード体4よりも下方で使用者の目前著
しくはそれ以下の高さまで下降することができ、使用者
が無理な姿勢をする必要なく洗浄液タンク30内の古い
洗浄液を排出して新らしい洗浄液を補給できる。しか
も、新らしい洗浄液を補給した洗浄液タンク30を容易
にフード体4内の所定位置に上昇できる。したがって、
洗浄液タンク30内の洗浄液を使用者が容易に交換でき
る。
【0019】第2の発明によれば、昇降機構で洗浄液タ
ンク30を下方位置に移動した状態で、その昇降機構か
ら洗浄液タンク30を取り外したり、取り付けできる。
これによって、使用者が無理な姿勢をせずに容易に洗浄
液タンク30を取り外して他の場所まで運んで古い洗浄
液を排出し、新らしい洗浄液を補給して再び取付けてフ
ード体4内の所定位置まで移動できる。したがって、洗
浄液タンク30内の洗浄液をフード体4の下方位置とは
別の場所で容易に交換でき、レンジに洗浄液がかかるこ
とがない。
【0020】第3の発明によれば、可動ガイドレール4
1が固定ガイドレール40に沿ってスライドすることで
洗浄液タンク30を昇降するので、洗浄液タンク30は
昇降時に振れ動いたり、グラついたり、ひっかかったり
することがなくスムーズに昇降する。これによって、洗
浄液タンク30を昇降する時に洗浄液がこぼれ落ちるこ
とを防止できる。
【0021】第4の発明によれば、タンク台43が昇降
するし、そのタンク台43に洗浄液タンク30を置くだ
けで取り付けできるし、洗浄液タンク30を持ち上げた
だけで取り外しできるから、洗浄液タンク30を使用者
が無理な姿勢をせずに容易にタンク台43に取り付け、
取り外しできる。
【0022】第5の発明によれば、アームを上下に揺動
することで洗浄液タンク30をフード体4内の所定位置
とフード体4から離れた下方位置に移動できる。
【0023】第6の発明によれば、タンク台43ととも
に洗浄液タンク30を平行に昇降してフード体4内の所
定位置とフード体4から離れた下方位置に移動でき、洗
浄液タンク30を昇降する時に内部の洗浄液がこぼれ落
ちることがない。
【0024】また、タンク台43とともに洗浄液タンク
30を下方位置に移動するとタンク台43と洗浄液タン
ク30はフード体4内の所定位置の時よりもフード体4
の前面寄りに移動するし、タンク台43に洗浄液タンク
30を置くだけで取付けでき、持ち上げるだけで取り外
しできる。これによって、レンジの手前近くから洗浄液
タンク30をタンク台43から容易に取り外したり、取
り付けできる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に示すように、フード本体1
と仕切板2とフィルター取付体3でフード体4としてあ
る。フード本体1は上面板5と後面板6と前面板7と左
右の側面板8で下面が開口した箱状である。仕切板2は
背面板6、左右の側面板8の下部寄りにほぼ水平に取付
けてある。フィルター取付体3は前縦板9と後縦板10
と下横板11と左右の縦板12で箱形状である。前記前
縦板9の開口部13の後面にフィルター14が取付けて
あり、後縦板10の後方に送風機15が設けてある。
【0026】前記送風機15はケーシング16内にファ
ン17を設け、このファン17をモータ18で回転駆動
するものである。このケーシング16の入口19が前記
後縦板10の開口部20と連続し、送風機15を駆動す
ることでフード体4内の空気がフィルター14を経て吸
い込みされて図示しないダクト等で屋外に排出される。
これによって、レンジフードを形成している。
【0027】前記仕切板2の下面に洗浄液タンク30が
設置され、仕切板2に取付けた液体ポンプ31の吸込み
吐出部32が洗浄液タンク30内に突出し、その吸込み
吐出部32に接続したパイプ33が洗浄液樋34内に突
出している。この洗浄液樋34はフィルター14の上部
と対向した複数の洗浄液ノズル35を有し、洗浄液タン
ク30内の洗浄液は洗浄液ノズル35からフィルター1
4の上部に噴出し、その洗浄液はフィルター14に沿っ
て流れ、排水口36から洗浄液タンク30内に流れ落ち
る。
【0028】このようであるから、フィルター14に付
着した油分等は洗浄液で洗浄され、その洗浄液は洗浄し
た油分とともに洗浄液タンク30内に回収されて再使用
される。これによって洗浄液循環方式のフィルター洗浄
装置を形成し、洗浄装置付きレンジフードを形成してい
る。
【0029】図2と図3に示すように、仕切板2に左右
一対の固定ガイドレール40が縦向きに固着してあり、
この各固定ガイドレール40に沿って可動ガイドレール
41がスライド自在に設けられて左右一対のスライドレ
ール42を形成している。左右の可動ガイドレール41
間に亘ってタンク台43が取付けてあり、このタンク台
43に洗浄液タンク30が着脱自在に取付けてある。
【0030】前記固定ガイドレール40と可動ガイドレ
ール41は図4に示すように断面コ字状の長尺材で、両
者の開口部が向い合うようにスライド自在に嵌合してス
ライドレール42を形成している。前記タンク台43は
左右の側部支持部44と、この左右の側部支持部44の
後部側間に一体的に設けた後部支持部45で平面形状が
前方に向けて開口したコ字状で、側部支持部44、後部
支持部45は支持横片44a,45aと立上り片44
b,45bでL字状となった受け部を有する。
【0031】洗浄液タンク30は上面が開口した箱形状
で、その開口縁に取付用フランジ46を有し、その取付
用フランジ46の下面を各支持横片44a,45aに載
置すると図5に示すように取付用フランジ46の外端面
が各立上り片44b,45bと対向するようにしてあ
る。
【0032】このようであるから、洗浄液タンク30を
タンク台43に置くだけで簡単に取付けできるし、持ち
上げるだけで簡単に取り外しできる。しかも、洗浄液タ
ンク30を取付けた状態で洗浄液タンク30の取付用フ
ランジ46の外端面が各立上り片44b,45bに干渉
し、振動などで洗浄液タンク30がタンク台43から外
れて脱落することを防止できる。
【0033】図2,図3の状態から、可動ガイドレール
41を固定ガイドレール40に沿って下方にスライドす
ることで図6,図7に示すようにタンク台43とともに
洗浄液タンク30がフード体4から離れた下方位置とな
るので、その洗浄液タンク30内の古い洗浄液を低い位
置で排出し、新らしい洗浄液を補給できる。
【0034】また、タンク台43から洗浄液タンク30
を取り外して任意の場所まで運び、古い洗浄液を排出し
て新らしい洗浄液を補給し、再び洗浄液タンク30をタ
ンク台43に置いて取り付けることができるから、洗浄
液タンク30内の洗浄液を任意の場所で容易に交換でき
る。
【0035】図6,図7の状態から可動ガイドレール4
1を固定ガイドレールに沿って上方にスライドすること
で図2,図3に示すように、タンク台43とともに洗浄
液タンク30が上方に移動し仕切板2の下面に接したフ
ード体4内の所定位置となる。つまり、左右のスライド
レール42とタンク台43で洗浄液タンク30をフード
体4内の所定位置とフード体4から離れた下方位置に昇
降ガイドする昇降機構を形成している。
【0036】前記可動ガイドレール41を上下にスライ
ドするには電動モータを用いても良いし、手動でも良
い。例えば、電動モータでピニオンを回転し、このピニ
オンと噛合したラックを可動ガイドレール41に取付
け、電動モータでピニオンを正転、逆転することで可動
ガイドレール41を上下にスライドする。
【0037】また、電動モータで巻取ドラムを回転し、
その巻取ドラムにワイヤーを巻掛け、そのワイヤーを可
動ガイドレール41に連結し、電動モータで巻取ドラム
を正転、逆転することでワイヤーを巻き取り、繰り出し
て可動ガイドレール41を上下にスライドする。
【0038】また、可動ガイドレールにワイヤーを連結
し、このワイヤーを使用者が手で引張ったり、弛めるこ
とで可動ガイドレールを上下にスライドする。この場合
には可動ガイドレールをスプリング等で上方にスライド
付勢することで上方にスライドするための力を低減でき
る。また、ワイヤーの代りに引張り棒を用いることもで
きる。
【0039】なお、スライドレール42は左右一対では
なく、左右中間部に1つだけ取付けても良い。また、ス
ライドレール42の可動ガイドレール41に洗浄液タン
ク30を取付けても良い。
【0040】次に本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図8と図9に示すように、仕切板2の前端寄りに左
右一対のブラケット50が取付けてあり、この各ブラケ
ット50に第1アーム51と第2アーム52の一端部が
第1ピン53と第2ピン54で上下揺動自在に連結して
ある。第1アーム51と第2アーム52の他端部をタン
ク台43の左右の側部支持部44に第3ピン55と第4
ピン56で上下揺動自在に連結してある。前記第1アー
ム51と第2アーム52は平行リンクを形成している。
【0041】前記洗浄液タンク30とタンク台43は前
述の図4,図5に示す形状と同一で、タンク台43に洗
浄液タンク30を簡単に取り付け、取り外しできる。
【0042】このようであるから、第1アーム51と第
2アーム52を上方に揺動することでタンク台43とと
もに洗浄液タンク30が上方に平行移動して図8に示す
ように仕切板2の下面に接したフード体4内の所定位置
に移動する。また、第1アーム51と第2アーム52を
下方に揺動することでタンク台43とともに洗浄液タン
ク30が下方に平行移動して図10に示すようにフード
体4から離れた下方位置に移動する。つまり、第1アー
ム51と第2アーム52とタンク台43で洗浄液タンク
30をフード体4内の所定位置とフード体4から離れた
下方位置に昇降ガイドする昇降機構を形成している。
【0043】しかも、第1アーム51と第2アーム52
が仕切板2の前面寄りに連結され、下方に揺動した時に
タンク台43とともに洗浄液タンク30がフード体4の
前面寄りに移動するので、レンジの手前側から洗浄液の
交換ができるし、タンク台43から洗浄液タンク30を
容易に取り外し、取り付けできる。
【0044】前記第1ピン53と第2ピン54は左右方
向に位置がずれ、かつ同一高さで、前後方向に所定ピッ
チずれている。前記第3ピン55と第4ピン56は同一
高さで前後方向に前記所定ピッチと同一ピッチずれてい
るし、第3ピン55よりも第4ピン56が長い。
【0045】このようであるから、第1アーム51と第
2アーム52は左右方向にずれて両アームを図8に示す
ように同一高さまで上方に揺動することができるし、洗
浄液タンク30をフード体4内の所定位置とした時に第
1アーム51と第2アーム52が重なり合ってコンパク
トになり、目立りことがないから見栄えが良い。
【0046】前記第1・第2アーム51,52を上下に
揺動するには電動モータを用いても良いし、手動でも良
い。例えば、電動モータで第1ピン53と第2ピン54
又は第1ピン53と第2ピン54の一方を回転動する。
また、電動モータで巻取ドラムを回転し、その巻取ドラ
ムにワイヤーを巻掛け、そのワイヤーを第1アーム51
と第2アーム52又は第1アーム51と第2アーム52
の一方に連結する。
【0047】また、第1アーム51と第2アーム52又
は第1アーム51と第2アーム52の一方にワイヤーを
連結し、このワイヤーを使用者が手で引張ったり、弛め
ることで第1・第2アーム51,52を上下に揺動す
る。この場合には第1・第2アーム51,52をスプリ
ング等で上方に揺動付勢することで上方に揺動するため
の力を低減できる。また、ワイヤーの代りに引張り棒を
用いることもできる。
【0048】なお、第1・第2アーム51,52を洗浄
液タンク30に上下揺動自在に連結しても良い。
【0049】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、昇降機構
で洗浄液タンク30をフード体4内の所定位置とフード
体4から下方位置に昇降できる。これによって、洗浄液
タンク30を容易にフード体4よりも下方で使用者の目
前著しくはそれ以下の高さまで下降することができ、使
用者が無理な姿勢をする必要なく洗浄液タンク30内の
古い洗浄液を排出して新らしい洗浄液を補給できる。し
かも、新らしい洗浄液を補給した洗浄液タンク30を容
易にフード体4内の所定位置に上昇できる。したがっ
て、洗浄液タンク30内の洗浄液を使用者が容易に交換
できる。
【0050】請求項2に係る発明によれば、昇降機構で
洗浄液タンク30を下方位置に移動した状態で、その昇
降機構から洗浄液タンク30を取り外したり、取り付け
できる。これによって、使用者が無理な姿勢をせずに容
易に洗浄液タンク30を取り外して他の場所まで運んで
古い洗浄液を排出し、新らしい洗浄液を補給して再び取
付けてフード体4内の所定位置まで移動できる。したが
って、洗浄液タンク30内の洗浄液をフード体4の下方
位置とは別の場所で容易に交換でき、コンロに洗浄液が
かかることがない。
【0051】請求項3に係る発明によれば、可動ガイド
レール41が固定ガイドレール40に沿ってスライドす
ることで洗浄液タンク30を昇降するので、洗浄液タン
ク30は昇降時に振れ動いたり、グラついたり、ひっか
かったりすることがなくスムーズに昇降する。これによ
って、洗浄液タンク30を昇降する時に洗浄液がこぼれ
落ちることを防止できる。
【0052】請求項4に係る発明によれば、タンク台4
3が昇降するし、そのタンク台43に洗浄液タンク30
を置くだけで取り付けできるし、洗浄液タンク30を持
ち上げただけで取り外しできるから、洗浄液タンク30
を使用者が無理な姿勢をせずに容易にタンク台43に取
り付け、取り外しできる。
【0053】請求項5に係る発明によれば、アームを上
下に揺動することで洗浄液タンク30をフード体4内の
所定位置とフード体4から離れた下方位置に移動でき
る。
【0054】請求項6に係る発明によれば、タンク台4
3とともに洗浄液タンク30を平行に昇降してフード体
4内の所定位置とフード体4から離れた下方位置に移動
でき、洗浄液タンク30を昇降する時に内部の洗浄液が
こぼれ落ちることがない。
【0055】また、タンク台43とともに洗浄液タンク
30を下方位置に移動するとタンク台43と洗浄液タン
ク30はフード体4内の所定位置の時よりもフード体4
の前面寄りに移動するし、タンク台43に洗浄液タンク
30を置くだけで取付けでき、持ち上げるだけで取り外
しできる。これによって、レンジの手前近くから洗浄液
タンク30をタンク台43から容易に取り外したり、取
り付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄装置付きレンジフードの説明図である。
【図2】洗浄液タンクをフード体内の所定位置に取付け
た状態を示すフード本体を破断した側面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】スライドレールとタンク台と洗浄液タンクの斜
視図である。
【図5】タンク台に洗浄液タンクを取付けた状態の斜視
図である。
【図6】洗浄液タンクを下方に移動した状態を示すフー
ド本体を破断した側面図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【図8】洗浄液タンクをフード体内の所定位置に取付け
た第2の実施の形態を示すフード本体を破断した側面図
である。
【図9】アームとタンク台の斜視図である。
【図10】洗浄液タンクを下方位置とした状態を示すフ
ード本体を破断した側面図である。
【符号の説明】
1…フード本体、2…仕切板、3…フィルター取付体、
4…フード本体、14…フィルター、15…送風機、3
0…洗浄液タンク、31…液体ポンプ、33…パイプ、
40…固定ガイドレール、41…可動ガイドレール、4
2…スライドレール、43…タンク台、50…ブラケッ
ト、51…第1アーム、52…第2アーム。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード体4内に設けたフィルター14
    と、送風機15と、洗浄液タンク30と、この洗浄液タ
    ンク30内の洗浄液を前記フィルター14に送る液体ポ
    ンプ31を備え、送風機15でフード体4内の空気をフ
    ィルター14を通して屋外に排出し、洗浄液タンク30
    内の洗浄液でフィルター14を洗浄すると共に、その洗
    浄した洗浄液を洗浄液タンク30に回収して再使用する
    洗浄装置付きレンジフードにおいて、 前記フード体4に、洗浄液タンク30をフード体4内の
    所定位置とフード体4から離れた下方位置とに昇降ガイ
    ドする昇降機構を設けたことを特徴とする洗浄装置付き
    レンジフード。
  2. 【請求項2】 昇降機構に洗浄液タンク30を着脱自在
    に取付けた請求項1記載の洗浄装置付きレンジフード。
  3. 【請求項3】 固定ガイドレール40と可動ガイドレー
    ル41をスライド自在に連結し、その固定ガイドレール
    40をフード体4に縦向きに取付けると共に、可動ガイ
    ドレール41に洗浄液タンク30を取付けて昇降機構と
    した請求項1記載の洗浄装置付きレンジフード。
  4. 【請求項4】 可動ガイドレール41にタンク台43を
    取付け、このタンク台43に洗浄液タンク30を載置し
    て取付けた請求項3記載の洗浄装置付きレンジフード。
  5. 【請求項5】 フード体4にアームの一端部を上下揺動
    自在に連結し、このアームの他端部に洗浄液タンク30
    を上下揺動自在に連結して前記昇降機構とした請求項1
    記載の洗浄装置付きレンジフード。
  6. 【請求項6】 フード体4の前面寄りに2本のアームの
    一端部を、他端部がフード体4の後面に向うように上下
    揺動自在にそれぞれ連結し、この2本のアームの他端部
    にタンク台43を上下揺動自在にそれぞれ連結して平行
    リンクとすることで前記昇降機構とし、 このタンク台43に洗浄液タンク30を載置して取付け
    た請求項1記載の洗浄装置付きレンジフード。
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