JPH11303919A - ローリングスリーブ型空圧装置 - Google Patents
ローリングスリーブ型空圧装置Info
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- JPH11303919A JPH11303919A JP12425698A JP12425698A JPH11303919A JP H11303919 A JPH11303919 A JP H11303919A JP 12425698 A JP12425698 A JP 12425698A JP 12425698 A JP12425698 A JP 12425698A JP H11303919 A JPH11303919 A JP H11303919A
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- Japan
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- piston
- diaphragm
- extension
- end plate
- pneumatic device
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/40—Constructional features of dampers and/or springs
- B60G2206/42—Springs
- B60G2206/424—Plunger or top retainer construction for bellows or rolling lobe type air springs
Landscapes
- Actuator (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒状ダイアフラムの一端に設けるピ
ストンをダイアフラム自体で構成することにより、錆発
生の恐れをなくし、ピストンの底部に対する端板のかし
め止めを可能にして従来の溶接を不要とし、しかもピス
トンを中空体とし、その内側空間をダイアフラムの内側
空間と連通する空気室を形成することを可能にする。 【解決手段】 ダイアフラム30の一端側をピストン
長に相当する長さだけ延長し、この延長部30dをほぼ
円筒状に保持するための拘束部材32、33、34を設
けて延長部30dをピストンに形成し、このピストン
(延長部)30dの一端側開口端に形成したビード部3
0bを用いてピストン30dの端部開口を塞ぐための端
板31を固定する。
ストンをダイアフラム自体で構成することにより、錆発
生の恐れをなくし、ピストンの底部に対する端板のかし
め止めを可能にして従来の溶接を不要とし、しかもピス
トンを中空体とし、その内側空間をダイアフラムの内側
空間と連通する空気室を形成することを可能にする。 【解決手段】 ダイアフラム30の一端側をピストン
長に相当する長さだけ延長し、この延長部30dをほぼ
円筒状に保持するための拘束部材32、33、34を設
けて延長部30dをピストンに形成し、このピストン
(延長部)30dの一端側開口端に形成したビード部3
0bを用いてピストン30dの端部開口を塞ぐための端
板31を固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円筒状のゴム製
ダイアフラムとピストンを備え、空気バネおよび空圧式
アクチュエータ等に利用することができるローリングス
リーブ型空圧装置に関するものである。
ダイアフラムとピストンを備え、空気バネおよび空圧式
アクチュエータ等に利用することができるローリングス
リーブ型空圧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】円筒状のゴム製ダイアフラムを備え、車
両の空気バネや空気ブレーキの作動用アクチュエータに
利用可能な空圧装置として、上記ダイアフラムの一端に
ピストンを設けたローリングスリーブ型空圧装置が知ら
れている。図6はその一例を示し、ダイアフラム10
は、複数層の補強コードを含むゴムで円筒状に成形さ
れ、上端ビード部10aに鋼板からなる円形の上部端板
11の縁が上端ビード部10aを包むようにカシメ止め
されて玉縁11aを形成している。一方、下端ビード部
10bは、鋼板からなる筒状のピストン12の上端に段
部を介して形成されているビード受け12aに嵌合によ
り固定され、上記ピストン12の下端には鋼板からなる
円形の下部端板13がピストン12の内側を密封するよ
うに溶接で固定され、この下部端板13の内面(図の上
面)に円筒状の支脚14および台板15を介してゴム製
のストッパ16が固定され、ピストン12の開口部の上
に突出している。
両の空気バネや空気ブレーキの作動用アクチュエータに
利用可能な空圧装置として、上記ダイアフラムの一端に
ピストンを設けたローリングスリーブ型空圧装置が知ら
れている。図6はその一例を示し、ダイアフラム10
は、複数層の補強コードを含むゴムで円筒状に成形さ
れ、上端ビード部10aに鋼板からなる円形の上部端板
11の縁が上端ビード部10aを包むようにカシメ止め
されて玉縁11aを形成している。一方、下端ビード部
10bは、鋼板からなる筒状のピストン12の上端に段
部を介して形成されているビード受け12aに嵌合によ
り固定され、上記ピストン12の下端には鋼板からなる
円形の下部端板13がピストン12の内側を密封するよ
うに溶接で固定され、この下部端板13の内面(図の上
面)に円筒状の支脚14および台板15を介してゴム製
のストッパ16が固定され、ピストン12の開口部の上
に突出している。
【0003】上記のローリングスリーブ型空圧装置は、
サスペンション用空気バネとして使用する場合は、上部
端板11がボルト17と中空ボルト18で車両の車体
に、また下部端板13がボルト17で車軸側にそれぞれ
固定され、かつ上部端板11に固定されている上記中空
ボルト18に空気パイプ(図示されていない)を介して
エアコンプレッサが接続される。また、空気ブレーキの
アクチュエータとして使用する場合は、上部端板11が
静止部に、また下部端板13が可動部にそれぞれ固定さ
れるか、または両方が可動部に固定される。
サスペンション用空気バネとして使用する場合は、上部
端板11がボルト17と中空ボルト18で車両の車体
に、また下部端板13がボルト17で車軸側にそれぞれ
固定され、かつ上部端板11に固定されている上記中空
ボルト18に空気パイプ(図示されていない)を介して
エアコンプレッサが接続される。また、空気ブレーキの
アクチュエータとして使用する場合は、上部端板11が
静止部に、また下部端板13が可動部にそれぞれ固定さ
れるか、または両方が可動部に固定される。
【0004】上記の装置では、ダイアフラム10の内部
空間がその下端開口(ピストン12の上端開口)を通じ
てピストン12の内部空間に、さらに円筒状の支脚14
に設けた窓孔14aを通じて支脚14の内部空間に連通
しているので、空気の入る容積がダイアフラム10のみ
の容積よりも広くなり、それだけバネ定数を小さく設定
でき、かつダイアフラム10の下端ビード部10bにピ
ストン12を嵌合で容易に固定することができる。しか
しながら、ダイアフラム10のビード部10bに続く上
方部分が下向きに曲げられて鋼板製のピストン12の外
面に接し、このピストン12の昇降に伴うダイアフラム
10の転がり接触により、ピストン12の外面の防錆塗
料やメッキ層が剥離し、またピストン12に対する下部
端板13の溶接部やダイアフラム10の下端ビード部1
0bとピストン12の嵌合部における気密性の維持が困
難であった。
空間がその下端開口(ピストン12の上端開口)を通じ
てピストン12の内部空間に、さらに円筒状の支脚14
に設けた窓孔14aを通じて支脚14の内部空間に連通
しているので、空気の入る容積がダイアフラム10のみ
の容積よりも広くなり、それだけバネ定数を小さく設定
でき、かつダイアフラム10の下端ビード部10bにピ
ストン12を嵌合で容易に固定することができる。しか
しながら、ダイアフラム10のビード部10bに続く上
方部分が下向きに曲げられて鋼板製のピストン12の外
面に接し、このピストン12の昇降に伴うダイアフラム
10の転がり接触により、ピストン12の外面の防錆塗
料やメッキ層が剥離し、またピストン12に対する下部
端板13の溶接部やダイアフラム10の下端ビード部1
0bとピストン12の嵌合部における気密性の維持が困
難であった。
【0005】また、図7に示すように、ピストン19を
外筒部19a、内筒部19bおよびこれらの上端を塞ぐ
天部19cからなる台形に合成樹脂で成型し、天部19
cの外周に沿って上向きに突設したビード受け19d
と、天部19cの上面に重ねた鋼板製の皿形ビード押さ
え21の縁部との間にダイアフラム10の下端ビード部
10bを挟み、上記皿形抑え21をゴム製ストッパ16
と共に天部19c上にボルト20で締結したものが知ら
れている。なお、22は、ピストン19の下面に固定さ
れた植込みボルトである。
外筒部19a、内筒部19bおよびこれらの上端を塞ぐ
天部19cからなる台形に合成樹脂で成型し、天部19
cの外周に沿って上向きに突設したビード受け19d
と、天部19cの上面に重ねた鋼板製の皿形ビード押さ
え21の縁部との間にダイアフラム10の下端ビード部
10bを挟み、上記皿形抑え21をゴム製ストッパ16
と共に天部19c上にボルト20で締結したものが知ら
れている。なお、22は、ピストン19の下面に固定さ
れた植込みボルトである。
【0006】この図7に示すローリングスリーブ型空圧
装置は、ピストン19を合成樹脂で成型することができ
るので、前記図6のピストン12のような錆が発生しな
い反面、成型時の抜き勾配を設定する都合上、図示のよ
うに、ピストン19の上端のストッパ16取付け側に天
部19cを設ける必要があり、そのためピストン19の
内側空間をダイアフラムの内側空間に連通する空気室と
して利用できなくなり、バネ定数が図6の空圧装置に比
べて大きくなり、またダイアフラム10とピストン19
の接続にビード押さえ21を必要とし、その接続構造が
複雑になるという問題があった。
装置は、ピストン19を合成樹脂で成型することができ
るので、前記図6のピストン12のような錆が発生しな
い反面、成型時の抜き勾配を設定する都合上、図示のよ
うに、ピストン19の上端のストッパ16取付け側に天
部19cを設ける必要があり、そのためピストン19の
内側空間をダイアフラムの内側空間に連通する空気室と
して利用できなくなり、バネ定数が図6の空圧装置に比
べて大きくなり、またダイアフラム10とピストン19
の接続にビード押さえ21を必要とし、その接続構造が
複雑になるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、円筒状ダ
イアフラムの少なくとも一端にピストンを設けたローリ
ングスリーブ型空圧装置において、上記ピストンをダイ
アフラム自体で構成することにより、錆発生の恐れをな
くし、ピストンの底部に対する端板のかしめ止めを可能
にして従来の溶接を不要とし、しかもピストンを中空体
とし、その内側空間をダイアフラムの内側空間と連通す
る空気室に形成することを可能にするものである。
イアフラムの少なくとも一端にピストンを設けたローリ
ングスリーブ型空圧装置において、上記ピストンをダイ
アフラム自体で構成することにより、錆発生の恐れをな
くし、ピストンの底部に対する端板のかしめ止めを可能
にして従来の溶接を不要とし、しかもピストンを中空体
とし、その内側空間をダイアフラムの内側空間と連通す
る空気室に形成することを可能にするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のローリングス
リーブ型空圧装置は、ゴムと補強コードからなる円筒状
ダイアフラムの少なくとも一端にピストンを設け、この
ピストンの昇降に伴ってピストン表面をダイアフラムの
一部が転がり接触するようにしたローリングスリーブ型
空圧装置において、上記ダイアフラムの少なくとも一端
側をピストン長に相当する長さだけ延長し、この延長部
をほぼ円筒状に保持するための拘束部材を設けて上記の
延長部をピストンに形成し、このピストンの一端側開口
端に形成したビード部を用いてピストンの端部開口を塞
ぐ端板を固定したことを特徴とする。
リーブ型空圧装置は、ゴムと補強コードからなる円筒状
ダイアフラムの少なくとも一端にピストンを設け、この
ピストンの昇降に伴ってピストン表面をダイアフラムの
一部が転がり接触するようにしたローリングスリーブ型
空圧装置において、上記ダイアフラムの少なくとも一端
側をピストン長に相当する長さだけ延長し、この延長部
をほぼ円筒状に保持するための拘束部材を設けて上記の
延長部をピストンに形成し、このピストンの一端側開口
端に形成したビード部を用いてピストンの端部開口を塞
ぐ端板を固定したことを特徴とする。
【0009】すなわち、従来は、ダイアフラムの一端に
ピストンを取付ける場合、ダイアフラムを延長する方向
にダイアフラムとは別に剛体で作られたピストンを接続
していたが、この発明では、ダイアフラムをピストンの
長さに相当する分だけ従来よりも長く作り、この延長部
をピストンに形成する。すなわち、ダイアフラムの延長
部自体がピストンとして機能するように拘束部材を設け
る。したがって、ピストンの昇降に伴ってピストン表面
をダイアフラムの一部が転がり接触する場合、ピストン
を構成する延長部のゴム層表面をダイアフラム本体部
(従来のダイアフラムに相当する部分)が転がり接触を
する。すなわち、ゴム層同士が接触するので、ピストン
の防錆処理は不要であり、また錆発生の恐れがなく、ピ
ストンが軽量化される。そして、ピストンの一端側開口
端となる延長部の開口端には、常法にしたがってビード
部が形成されるので、このビード部を用いることによ
り、ピストンベース用の端板をかしめ等で固定すること
が可能になり、従来の溶接が不要になる。
ピストンを取付ける場合、ダイアフラムを延長する方向
にダイアフラムとは別に剛体で作られたピストンを接続
していたが、この発明では、ダイアフラムをピストンの
長さに相当する分だけ従来よりも長く作り、この延長部
をピストンに形成する。すなわち、ダイアフラムの延長
部自体がピストンとして機能するように拘束部材を設け
る。したがって、ピストンの昇降に伴ってピストン表面
をダイアフラムの一部が転がり接触する場合、ピストン
を構成する延長部のゴム層表面をダイアフラム本体部
(従来のダイアフラムに相当する部分)が転がり接触を
する。すなわち、ゴム層同士が接触するので、ピストン
の防錆処理は不要であり、また錆発生の恐れがなく、ピ
ストンが軽量化される。そして、ピストンの一端側開口
端となる延長部の開口端には、常法にしたがってビード
部が形成されるので、このビード部を用いることによ
り、ピストンベース用の端板をかしめ等で固定すること
が可能になり、従来の溶接が不要になる。
【0010】上記ダイアフラムの延長部をピストンとし
て機能させる拘束部材は、上記延長部を端板に対して直
立円筒状に保持できるものであれば任意であるが、ダイ
アフラムの延長部に隣接するダイアフラムの本体部外面
に嵌め込んだ外側リングと、上記本体部の内側に挿入さ
れて上記外側リングとの間でダイアフラムの本体部を挟
持する内側リングと、この内側リングをピストンの端板
上の所定の高さに支持するための支持部材とで構成する
ことができ、この場合は内側リングおよび支持部材とし
て従来のゴム製ストッパ支持用台板およびその支脚を用
いることができ、ダイアフラムを従来よりも長く成形す
るだけでよい。
て機能させる拘束部材は、上記延長部を端板に対して直
立円筒状に保持できるものであれば任意であるが、ダイ
アフラムの延長部に隣接するダイアフラムの本体部外面
に嵌め込んだ外側リングと、上記本体部の内側に挿入さ
れて上記外側リングとの間でダイアフラムの本体部を挟
持する内側リングと、この内側リングをピストンの端板
上の所定の高さに支持するための支持部材とで構成する
ことができ、この場合は内側リングおよび支持部材とし
て従来のゴム製ストッパ支持用台板およびその支脚を用
いることができ、ダイアフラムを従来よりも長く成形す
るだけでよい。
【0011】また、ダイアフラムの延長部のゴム層内に
円筒状の補強層を埋設し、延長部の厚みおよび剛性をそ
れぞれ本体部よりも大きくして構成することもできる。
この円筒状の補強層は、本体部を構成するゴム中の補強
コードを囲むように設けられるが、ダイアフラムの成形
時に上記補強コードの回りに繊維コードやスチールコー
ドを巻回して作ることができ、また合成樹脂であらかじ
め成形した円筒を被着して作ることもでき、この場合は
上記の外側リング、内側リングおよび支持部材等を必要
としない。
円筒状の補強層を埋設し、延長部の厚みおよび剛性をそ
れぞれ本体部よりも大きくして構成することもできる。
この円筒状の補強層は、本体部を構成するゴム中の補強
コードを囲むように設けられるが、ダイアフラムの成形
時に上記補強コードの回りに繊維コードやスチールコー
ドを巻回して作ることができ、また合成樹脂であらかじ
め成形した円筒を被着して作ることもでき、この場合は
上記の外側リング、内側リングおよび支持部材等を必要
としない。
【0012】
【発明の実施の形態】実施形態1 図1において、ダイアフラム30は、従来と同様に複数
層の補強コードを含むゴムで円筒状に成形され、その上
端に外向きに膨れて成形された上端ビード部30aに鋼
板からなる上部端板11の周縁が上記ビード部30aを
包むようにかしめ止めされて玉縁11aを形成してい
る。そして、この端板11に空気バネやアクチュエータ
としての取付け用および給気用を兼ねた中空ボルト18
が上向きに固定されている。
層の補強コードを含むゴムで円筒状に成形され、その上
端に外向きに膨れて成形された上端ビード部30aに鋼
板からなる上部端板11の周縁が上記ビード部30aを
包むようにかしめ止めされて玉縁11aを形成してい
る。そして、この端板11に空気バネやアクチュエータ
としての取付け用および給気用を兼ねた中空ボルト18
が上向きに固定されている。
【0013】上記のダイアフラム30は、下端側にピス
トンの高さに相当する延長部30dを備えている。そし
て、この実施形態1では、延長部30dがゴムと補強コ
ードとで上方の本体部30cと同じ構造に成形され、延
長部30dの下端に下端ビード部30bが成形されてい
る。この下端ビード部30bは、上端ビード部30aと
同様に外向きに膨れて成形され、この下端ビード部30
bに下部端板31の周縁が上記下端ビード部30bを包
むようにかしめ止めされて玉縁31aを形成し、上記下
部端板31がダイアフラム30の下端開口を閉塞してい
る。
トンの高さに相当する延長部30dを備えている。そし
て、この実施形態1では、延長部30dがゴムと補強コ
ードとで上方の本体部30cと同じ構造に成形され、延
長部30dの下端に下端ビード部30bが成形されてい
る。この下端ビード部30bは、上端ビード部30aと
同様に外向きに膨れて成形され、この下端ビード部30
bに下部端板31の周縁が上記下端ビード部30bを包
むようにかしめ止めされて玉縁31aを形成し、上記下
部端板31がダイアフラム30の下端開口を閉塞してい
る。
【0014】上記の下部端板31上には、前記図6の下
部端板13におけると同様に、円筒状の支脚32が上向
きに、また取付け用ボルト17が下向きにそれぞれ固定
され、上記支脚32上に台板33が固定され、その上に
ゴム製ストッパ16がボルト16aで固定される。な
お、円筒状の支脚32の下部には、通気口32aが開口
する。
部端板13におけると同様に、円筒状の支脚32が上向
きに、また取付け用ボルト17が下向きにそれぞれ固定
され、上記支脚32上に台板33が固定され、その上に
ゴム製ストッパ16がボルト16aで固定される。な
お、円筒状の支脚32の下部には、通気口32aが開口
する。
【0015】上記の台板33には、中央に下向きのねじ
円筒33aが、外周に下向きの内側リング33bがそれ
ぞれ成形され、両者の間に通気口33dが開口し、ねじ
円筒33aに上記のボルト16aがねじ込まれ、内側リ
ング33bの下端に外向きに広がる受け部33cが形成
される。そして、この内側リング33bに上記ダイアフ
ラム30の本体部30cの延長部30d側端部を被着
し、上記本体部30cの上部にあらかじめ嵌め込んであ
る外側リング34を降ろし、該外側リング34と上記内
側リング33bとの間で上記本体部30cの下端付近を
挟持し、上記の受け部33cで外側リング34を係止し
て延長部30dを円筒状に保持することにより、この延
長部30dをピストンとして機能させる。すなわち、こ
の実施形態では、上記ゴム製ストッパ16の台板33お
よび支脚32が内側リング33bをピストンベース用端
板31上の所定の高さに支持する支持部材を兼ねる。
円筒33aが、外周に下向きの内側リング33bがそれ
ぞれ成形され、両者の間に通気口33dが開口し、ねじ
円筒33aに上記のボルト16aがねじ込まれ、内側リ
ング33bの下端に外向きに広がる受け部33cが形成
される。そして、この内側リング33bに上記ダイアフ
ラム30の本体部30cの延長部30d側端部を被着
し、上記本体部30cの上部にあらかじめ嵌め込んであ
る外側リング34を降ろし、該外側リング34と上記内
側リング33bとの間で上記本体部30cの下端付近を
挟持し、上記の受け部33cで外側リング34を係止し
て延長部30dを円筒状に保持することにより、この延
長部30dをピストンとして機能させる。すなわち、こ
の実施形態では、上記ゴム製ストッパ16の台板33お
よび支脚32が内側リング33bをピストンベース用端
板31上の所定の高さに支持する支持部材を兼ねる。
【0016】上記のローリングスリーブ型空圧装置は、
車両の車体と車軸との間に介在させてサスペンション用
空気バネとして使用することも、また空気ブレーキ等の
アクチュエータとしても使用することができる。その場
合、ダイアフラム30の本体部30cの下方屈曲部がピ
ストン(ダイアフラム30の延長部)30dの外面に沿
って転動するが、ピストン30dの表面が本体部30c
と同じゴムであるため、図6の鋼板製のもののように表
面の塗料やメッキ層が剥離して錆が発生することはな
く、しかも台板33には通気孔33dが、また円筒状の
支脚32には通気口32aがそれぞれ開口しているた
め、ダイアフラム30の本体部30cの作動に利用可能
な空気容積が図7の装置に比べて増大する。また、ダイ
アフラム30の下端ビード部30bに下部端板31の玉
縁31aがかしめ止めされるため、図6の装置に比べて
シール性が向上し、かつ図7の装置に比べて取付けが容
易である。
車両の車体と車軸との間に介在させてサスペンション用
空気バネとして使用することも、また空気ブレーキ等の
アクチュエータとしても使用することができる。その場
合、ダイアフラム30の本体部30cの下方屈曲部がピ
ストン(ダイアフラム30の延長部)30dの外面に沿
って転動するが、ピストン30dの表面が本体部30c
と同じゴムであるため、図6の鋼板製のもののように表
面の塗料やメッキ層が剥離して錆が発生することはな
く、しかも台板33には通気孔33dが、また円筒状の
支脚32には通気口32aがそれぞれ開口しているた
め、ダイアフラム30の本体部30cの作動に利用可能
な空気容積が図7の装置に比べて増大する。また、ダイ
アフラム30の下端ビード部30bに下部端板31の玉
縁31aがかしめ止めされるため、図6の装置に比べて
シール性が向上し、かつ図7の装置に比べて取付けが容
易である。
【0017】実施形態2 図2に示す実施形態2は、図1の台板33に代えて2枚
重ねの皿形台板35、36を用いたものである。上の皿
形台板35は、中心にボルト孔35aを、外周に上向き
の丸縁35bを、その間の平坦な底部に通気孔35cを
それぞれ有している。一方、下の皿形台板36は、中心
に下向きのねじ円筒36aを、外周に下向きの丸縁36
bを、その間の平坦な底部に通気孔36cをそれぞれ有
している。そして、前記の支脚32上に下の皿形台板3
6が固着され、その上に上の皿形台板36を介してゴム
製ストッパ16が重ねられ、ボルト16aで固定され、
上下の丸縁35a、36aの合わせ部と前記の外側リン
グ34との間にダイアフラム30の本体部30cの下端
付近が挟持される。この実施形態2では、上下の皿形台
板35、36の丸縁35a、36aが内側リングとして
機能し、その底部が支持部材の一部として機能する。
重ねの皿形台板35、36を用いたものである。上の皿
形台板35は、中心にボルト孔35aを、外周に上向き
の丸縁35bを、その間の平坦な底部に通気孔35cを
それぞれ有している。一方、下の皿形台板36は、中心
に下向きのねじ円筒36aを、外周に下向きの丸縁36
bを、その間の平坦な底部に通気孔36cをそれぞれ有
している。そして、前記の支脚32上に下の皿形台板3
6が固着され、その上に上の皿形台板36を介してゴム
製ストッパ16が重ねられ、ボルト16aで固定され、
上下の丸縁35a、36aの合わせ部と前記の外側リン
グ34との間にダイアフラム30の本体部30cの下端
付近が挟持される。この実施形態2では、上下の皿形台
板35、36の丸縁35a、36aが内側リングとして
機能し、その底部が支持部材の一部として機能する。
【0018】実施形態3 図3に示す実施形態3は、ダイアフラム30の延長部3
0dに、本体部30cと同様に配置されているバイアス
方向の通常の補強コード30e以外に、この補強コード
30eの外層側にスチールコード30fをラジアル方向
に配置して強固な補強層を形成し、延長部30dの厚み
および剛性を本体部30cよりも大きくしたものであ
る。この実施形態3は、延長部30dにスチールコード
30fからなる補強層を有するので、空気圧による延長
部(ピストン)30dの変形が実施形態1、2に比べて
減少し、延長部30dのピストンとしての機能が安定す
る。なお、この実施形態3では、下部端板31上に実施
形態1と同様に支脚32および台板33を介してゴム製
ストッパ(図示されていない)が取付けれら、台板33
の周縁の内側リング33bと外側リング34との間にダ
イアフラム30の本体部30cの下端が挟持される。ま
た、上記の台板33に代えて実施形態2の上下1組の台
板35、36を用いることができる。
0dに、本体部30cと同様に配置されているバイアス
方向の通常の補強コード30e以外に、この補強コード
30eの外層側にスチールコード30fをラジアル方向
に配置して強固な補強層を形成し、延長部30dの厚み
および剛性を本体部30cよりも大きくしたものであ
る。この実施形態3は、延長部30dにスチールコード
30fからなる補強層を有するので、空気圧による延長
部(ピストン)30dの変形が実施形態1、2に比べて
減少し、延長部30dのピストンとしての機能が安定す
る。なお、この実施形態3では、下部端板31上に実施
形態1と同様に支脚32および台板33を介してゴム製
ストッパ(図示されていない)が取付けれら、台板33
の周縁の内側リング33bと外側リング34との間にダ
イアフラム30の本体部30cの下端が挟持される。ま
た、上記の台板33に代えて実施形態2の上下1組の台
板35、36を用いることができる。
【0019】実施形態4 図3に示す実施形態3において、その台板33、支脚3
2および外側リング34を省略し、その他は実施形態3
と同様に延長部30dにスチールコード30fからなる
補強層を設けることにより、延長部30dをピストンと
して機能させることができる。この場合は、台板33、
35、36等を用いないので、ゴム製ストッパを用いな
い型の空気ばねのピストンの構造を簡略化することがで
きる。なお、上記のスチールコード30fに代えて繊維
コードを用いてもよい。
2および外側リング34を省略し、その他は実施形態3
と同様に延長部30dにスチールコード30fからなる
補強層を設けることにより、延長部30dをピストンと
して機能させることができる。この場合は、台板33、
35、36等を用いないので、ゴム製ストッパを用いな
い型の空気ばねのピストンの構造を簡略化することがで
きる。なお、上記のスチールコード30fに代えて繊維
コードを用いてもよい。
【0020】実施形態5 図4示す実施形態5は、実施形態4のスチールコード3
0fに代えて合成樹脂製の円筒37を前記通常の補強コ
ード30eの外層に配して延長部30dの剛性および厚
みを増大し、前記の硬質リング34等を不要にしたもの
である。また、下端ビード部30bは、内外両側に脹ら
みを有し、この内側の脹らみが延長部30dの内側に挿
入した皿形押さえ板38の外周の断面かぎ形のビード押
さえ38aと延長部30dの下面を塞ぐ車体側受け台3
9との間に挟まれ、中央のボルト17の締付けで固定さ
れる。なお、延長部30dの下面に該下面の開口を塞ぐ
端板を当て、これを皿形押さえ板38にあらかじめ結合
することもできる。
0fに代えて合成樹脂製の円筒37を前記通常の補強コ
ード30eの外層に配して延長部30dの剛性および厚
みを増大し、前記の硬質リング34等を不要にしたもの
である。また、下端ビード部30bは、内外両側に脹ら
みを有し、この内側の脹らみが延長部30dの内側に挿
入した皿形押さえ板38の外周の断面かぎ形のビード押
さえ38aと延長部30dの下面を塞ぐ車体側受け台3
9との間に挟まれ、中央のボルト17の締付けで固定さ
れる。なお、延長部30dの下面に該下面の開口を塞ぐ
端板を当て、これを皿形押さえ板38にあらかじめ結合
することもできる。
【0021】実施形態6 図5に示す実施形態6は、上記図4の実施形態5におい
て、その合成樹脂製の円筒37に代えてスチールコード
30fをラジアル方向に、かつ密に配置して円筒状の補
強層を形成したものである。なお、30eは通常の補強
コードで、2層に配置されている。また、40はビード
ワイヤを示す。
て、その合成樹脂製の円筒37に代えてスチールコード
30fをラジアル方向に、かつ密に配置して円筒状の補
強層を形成したものである。なお、30eは通常の補強
コードで、2層に配置されている。また、40はビード
ワイヤを示す。
【0022】
【発明の効果】上記のとおり、この発明に係るローリン
グスリーブ型空圧装置では、円筒状ダイアフラムの一端
に設けたピストンをゴム製のダイアフラム自体で構成し
たものであるから、錆発生の恐れがなく、ピストンの底
部に対する端板のかしめ止めが可能であり、そのため従
来の溶接が不要となり、しかもピストンが中空体に形成
されるため、その内側空間をダイアフラムの内側空間と
連通する空気室に形成することができる。特に請求項2
に記載の発明は、ダイアフラム内に配設したゴム製スト
ッパ支持用の支脚および台板を利用してダイアフラムの
延長部をピストンに形成できるので、ダイアフラムの成
形に際し、長さだけを増大して作ることができる。ま
た、請求項3に記載の発明は、ダイアフラムの成形時に
その延長部を補強して作ることができ、上記のゴム製ス
トッパの支持用の支脚および台板が不要である。
グスリーブ型空圧装置では、円筒状ダイアフラムの一端
に設けたピストンをゴム製のダイアフラム自体で構成し
たものであるから、錆発生の恐れがなく、ピストンの底
部に対する端板のかしめ止めが可能であり、そのため従
来の溶接が不要となり、しかもピストンが中空体に形成
されるため、その内側空間をダイアフラムの内側空間と
連通する空気室に形成することができる。特に請求項2
に記載の発明は、ダイアフラム内に配設したゴム製スト
ッパ支持用の支脚および台板を利用してダイアフラムの
延長部をピストンに形成できるので、ダイアフラムの成
形に際し、長さだけを増大して作ることができる。ま
た、請求項3に記載の発明は、ダイアフラムの成形時に
その延長部を補強して作ることができ、上記のゴム製ス
トッパの支持用の支脚および台板が不要である。
【図1】実施形態1の縦断面図である。
【図2】実施形態2の要部の縦断面図である。
【図3】実施形態3の要部の縦断面図である。
【図4】実施形態5の要部の縦断面図である。
【図5】実施形態6の要部の縦断面図である。
【図6】従来装置の縦断面図である。
【図7】他の従来装置の縦断面図である。
30:ダイアフラム 30a、30b:ビード部 30c:本体部 30d:延長部 30e:補強コード 30f:スチールコード 11、31:端板 11a、31a:玉縁 16:ゴム製のストッパ 16a、17:ボルト 18:中空ボルト 32:支脚 32a:通気口 33:台板 33a:ねじ円筒 33b:内側リング 33c:受け部 33d:通気口 34:外側リング 35、36:台板 35a、36b:丸縁(内側リング) 37:合成樹脂製円筒 38:皿形押さえ板 38a:ビード押さえ 39:車体側受け台 40:ビードワイヤ
Claims (3)
- 【請求項1】 ゴムと補強コードからなる円筒状ダイア
フラムの少なくとも一端にピストンを設け、このピスト
ンの昇降に伴ってピストン表面をダイアフラムの一部が
転がり接触するようにしたローリングスリーブ型空圧装
置において、上記ダイアフラムの少なくとも一端側をピ
ストン長に相当する長さだけ延長し、この延長部をほぼ
円筒状に保持するための拘束部材を設けて上記の延長部
をピストンに形成し、このピストンの一端側開口端に形
成したビード部を用いてピストンの端部開口を塞ぐ端板
を固定したことを特徴とするローリングスリーブ型空圧
装置。 - 【請求項2】 拘束部材がダイアフラムの延長部に隣接
するダイアフラムの本体部外面に嵌め込んだ外側リング
と、上記本体部の内側に挿入されて上記硬質リングとの
間でダイアフラムの本体部を挟持する内側リングと、こ
の内側リングをピストンの端板上の所定の高さに支持す
るための支持部材とからなる請求項1記載のローリング
スリーブ型空圧装置。 - 【請求項3】 拘束部材がダイアフラムの延長部のゴム
層内に埋設され、延長部の厚みおよび剛性をそれぞれ本
体部よりも大きくする円筒状の補強層である請求項1記
載のローリングスリーブ型空圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12425698A JPH11303919A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | ローリングスリーブ型空圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12425698A JPH11303919A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | ローリングスリーブ型空圧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11303919A true JPH11303919A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14880838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12425698A Pending JPH11303919A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | ローリングスリーブ型空圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11303919A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2402180A1 (de) * | 2010-06-30 | 2012-01-04 | BPW Bergische Achsen KG | Luftfeder für eine luftgefederte Fahrzeugachse |
WO2013050385A1 (de) * | 2011-10-06 | 2013-04-11 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Luftfederdeckel mit zuschaltbarem luftvolumen |
JP2014534389A (ja) * | 2011-10-05 | 2014-12-18 | ファイヤーストーン インダストリアル プロダクツ カンパニー エルエルシー | ガススプリングおよびガスダンパーアセンブリおよび方法 |
JP2017020658A (ja) * | 2010-10-21 | 2017-01-26 | カーボン エア リミテッドCarbon Air Limited | 空気ばね |
US10343478B2 (en) | 2014-03-28 | 2019-07-09 | Carbon Air Limited | Transfer method and apparatus |
KR20200051328A (ko) * | 2018-11-05 | 2020-05-13 | 정재원 | 소형화 에어 서스펜션 장치 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP12425698A patent/JPH11303919A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2402180A1 (de) * | 2010-06-30 | 2012-01-04 | BPW Bergische Achsen KG | Luftfeder für eine luftgefederte Fahrzeugachse |
JP2017020658A (ja) * | 2010-10-21 | 2017-01-26 | カーボン エア リミテッドCarbon Air Limited | 空気ばね |
US9784330B2 (en) | 2010-10-21 | 2017-10-10 | Carbon Air Limited | Air spring |
US10533621B2 (en) | 2010-10-21 | 2020-01-14 | Carbon Air Limited | Gas strut air spring |
JP2014534389A (ja) * | 2011-10-05 | 2014-12-18 | ファイヤーストーン インダストリアル プロダクツ カンパニー エルエルシー | ガススプリングおよびガスダンパーアセンブリおよび方法 |
WO2013050385A1 (de) * | 2011-10-06 | 2013-04-11 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Luftfederdeckel mit zuschaltbarem luftvolumen |
CN103842191A (zh) * | 2011-10-06 | 2014-06-04 | 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 | 带有可接通的空气容积的空气弹簧盖 |
US8973932B2 (en) | 2011-10-06 | 2015-03-10 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Air spring cover with switch-based air volume |
CN103842191B (zh) * | 2011-10-06 | 2016-02-10 | 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 | 带有可接通的空气容积的空气弹簧盖 |
US10343478B2 (en) | 2014-03-28 | 2019-07-09 | Carbon Air Limited | Transfer method and apparatus |
KR20200051328A (ko) * | 2018-11-05 | 2020-05-13 | 정재원 | 소형화 에어 서스펜션 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050311 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070816 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071204 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |