JPH11301278A - 車両のスライディングル―フ用のスライド式天窓 - Google Patents

車両のスライディングル―フ用のスライド式天窓

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JPH11301278A
JPH11301278A JP11053171A JP5317199A JPH11301278A JP H11301278 A JPH11301278 A JP H11301278A JP 11053171 A JP11053171 A JP 11053171A JP 5317199 A JP5317199 A JP 5317199A JP H11301278 A JPH11301278 A JP H11301278A
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JP
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skylight
ventilation
opening
edge
sliding
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Pending
Application number
JP11053171A
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English (en)
Inventor
Kai Stehning
カイ・シュテーニング
Frank Niehbur
フランク・ニーブール
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Meritor Automotive GmbH
Original Assignee
Meritor Automotive GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/0007Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs moveable head-liners, screens, curtains or blinds for ceilings
    • B60J7/003Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs moveable head-liners, screens, curtains or blinds for ceilings one or more sliding rigid plate or lammellae
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】組立を容易にする天窓本体と換気用ストリップ
とのロックを維持して換気用ストリップの波状の変形が
生じないスライド式天窓を提供する。 【解決手段】換気流路(7)は、換気用ストリップ
(4)に4つの壁要素(8,9,10)によって形成さ
れており、後方の壁要素(9)が、フランジ縁部(1
1)と共に、開口部の後縁(15)に換気用ストリップ
を取り付けるための側方に開いた収容空間(14)を有
し、前方の壁要素(8)の上方領域の中央に、複数の嵌
込み用突起(16)が設けられており、これらの嵌込み
用突起は、複数の嵌込み面(19)と共に、天窓本体
(1)に、嵌込み式結合部を形成し、換気用ストリップ
は、開口部に長手方向の遊び(20)をもって嵌め込ま
れ、嵌込み用突起は嵌込み面に沿って長手方向に移動可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレート状又はフ
レーム状に剛性をもって形成されている天窓本体よりな
り、この天窓本体の両方の側縁は、移動可能な支持のた
めに、スライディングルーフのガイドレールに沿うよう
に構成されており、天窓本体は、その前縁の領域で、こ
の前縁に沿って延びる少なくとも1つの開口部を有し、
この開口部に適合され、把持用凹部を有する換気用スト
リップは開口部へ嵌込み可能であり、複数の嵌込み式結
合部によって固定されることができ、換気用ストリップ
は、天窓本体の前縁に対し平行に整列されかつ連続的に
配列された複数のスリット状の換気用開口部を有し、こ
れらの換気用開口部は天窓本体の下側とほぼ整列してい
る換気用ストリップの下側において始まっており、それ
に続いて、換気用ストリップの壁要素によって区画され
かつ上方へ開いており後方に向いている複数の換気流路
として形成されており、換気用ストリップは、少なくと
も1つの開口部の取り囲み縁部に宛てがわれている、取
り囲むフランジ縁部を有してなる、車両のスライディン
グルーフ用のスライド式天窓にに関する。
【0002】
【従来技術】このような公知のスライド式天窓(DE 35 2
7 839 C1) では、換気用ストリップの前縁及び後縁は、
開口部の、付属の縁部と共に、嵌込み式結合部を形成す
る溝を有する。この場合、開口部の縁部は全長に亘って
2つの溝とロックするように係合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、特に、開
口部と換気用ストリップの全長に亘ってロックを行なう
必要があるので、組立の際には、嵌込み係合を行なうの
が非常に困難であることが明らかとなった。更に、換気
用ストリップには、下記に詳述する望ましくない波状の
変形が生じた。
【0004】或る実際の実施の形態では、換気用ストリ
ップの後縁しか、開口部の、付属の縁部へ、押し被され
なかったが、換気用ストリップの前縁では、天窓本体と
の結合は、互いに間隔をあけておりかつ換気用ストリッ
プの材料から形成された一連のサーモリベット(Thermon
iete) によってなされた。このことは換気用ストリップ
を天窓本体に取り付けるのを容易にするが、同様に、換
気用ストリップにおける望ましくない波状の変形、つま
り、一方では換気用ストリップ及び他方では天窓本体用
に用いられる種々の合成樹脂材料の種々の熱膨張係数に
よって引き起こされる変形が生じた。
【0005】同一の熱膨張係数を有する合成樹脂の使用
は種々の理由から不可能である。特別な理由は、天窓本
体が比較的肉厚に形成され、グラスファイバ及び金属イ
ンサートで補強されていることがあるからである。但
し、天窓本体の下方の見える面がいずれにせよ天窓の材
料で覆われているからといって、同質に見える表面が重
要という訳ではない。これに対し、換気用ストリップの
射出成形のために用いられる補強されていない合成樹脂
は比較的肉薄の成形を被る。この場合、換気用ストリッ
プの、目に見える領域に大部分あって上張りされていな
い表面は、同質の外観を得るべきである。
【0006】本発明の課題は、請求項1の上位概念に記
載のスライド式天窓を、組立を容易にする天窓本体と換
気用ストリップとのロックを維持して換気用ストリップ
の波状の変形が生じないようにして、提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、換気流路
が、記換気用ストリップの、その時々に4つの対で相対
する壁要素によって区画されており、これらのうちの、
後方の壁要素が、その時々にフランジ縁部と共に、少な
くとも1つの開口部の後縁に換気用ストリップを取り付
けるための側方に開いた収容空間を有するのに対し、複
数の前方の壁要素に、これらの壁要素の上方領域にかつ
壁要素のほぼ中央に、複数の嵌込み用突起が設けられて
おり、これらの嵌込み用突起は、これらに関連して設け
られた複数の嵌込み面と共に、天窓本体において、嵌込
み式結合部を形成すること、及び換気用ストリップは、
少なくとも1つの開口部へ、長手方向の遊びをもって嵌
め込まれ、嵌込み用突起は嵌込み面に沿って長手方向に
移動可能であること、によって解決される。
【0008】好ましい及び/又は適切な他の構成は従属
請求項から生じる。これらの構成を以下に同様に詳述す
る。
【0009】本発明のスライド式天窓では、嵌込み式結
合部は、換気用ストリップの平面にではなく、換気用ス
トリップの、僅かに弾性的に変形可能な前方の壁要素の
領域で、天窓本体プレートの平面の上にある。更に、こ
の場合、天窓本体に設けられた開口部の縁部の長さに亘
ってロックはなされなず、前方の壁要素における嵌込み
用突起の短い長さ亘ってのみなされる。嵌込み用突起の
取着領域における前方の壁要素の弾性は組立を容易にす
るのみならず、嵌込み用突起に関連して設けられかつ同
様に天窓本体プレートの平面の上にある、天窓本体の嵌
込み面の上に、嵌込み用突起を遊びなく載せることもで
きる。しかし、嵌込み用突起と嵌込み面との間の押圧力
及び摩擦力は、天窓本体を全部又は部分的に金属材料で
製造しようとするときでも、用いられた材料の種々の熱
膨張係数の故に、嵌込み要素と嵌込み面との間、つま
り、換気用ストリップと天体本体との間で、長さを補償
するように相対移動を可能にする位に僅かである。換気
用ストリップと天窓本体との間の、僅かな制限において
のみ必要な相対移動のための重要な前提は、換気用スト
リップと天窓本体の開口部との間に生じる本発明で規定
される長手方向の遊びである。
【0010】請求項2に記載のように、換気用ストリッ
プが嵌込み用突起と一体的に形成されており、嵌込み用
突起が既に換気用ストリップの製造の際に天窓本体の平
面に対し正しい整列を得るときは、換気用ストリップは
特に経済的に製造される。
【0011】換気用ストリップの嵌込み用突起に関連し
て設けられた嵌込み面を、既に天窓本体の形成中にも、
請求項3に記載の構成によって、天窓本体の端に形成す
ることができる。この際に形成されるリブは、天窓本体
の横方向剛性を高めると同時に、天窓本体の平面の上で
の嵌込み面の高さを、種々の厚さの、製造用型に入れら
れる成形小型プレートによって規定する可能性を開く。
後者の方法では、換気用ストリップ及び換気用ストリッ
プの成形用型の変更を必要とすることなく、嵌込み用突
起と嵌込み面との間の押圧力及び摩擦力を変えることが
できる。
【0012】一方では換気流路の後方の壁要素とフラン
ジ縁部との間の収容空間と、他方では天窓本体における
開口部の後縁とが、請求項4に記載のように、相補的に
形成されるときは、換気用ストリップは、互いに係合し
合う諸要素の形状係合によって、開口部の、嵌込み式結
合部に向かい合う側においても、実際に遊ぶなしに取り
付けられる。結果として、換気用ストリップは確実にか
つ遊びなしに天窓本体に固定されているが、自らの長手
方向において、用いられる材料の種々の熱膨張係数の故
に必要となる(僅かな)補償移動を実行することができ
る。換気用ストリップは、発生する如何なる温度であっ
ても、目に見える変形を全然被らず、換気用ストリップ
の、取り囲みのフランジ縁部は、天窓本体と常に平面で
接触している。
【0013】以下に、1つの実施の形態を示す図面を参
照して、本発明のその他の詳細を詳述する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳述する。図1,2及び4の平面図がスライ
ド式天窓(Schiebehimmel) 及び換気用ストリップを上か
ら見た図であるのに対し、図6に示した底面図はスライ
ド式天窓の組立後に車両の内部空間に向いた側から見た
換気用ストリップを示している。
【0015】いわゆるスライディングリフティングルー
フを含めたすべての知られたスライディングリフティン
グの実施の形態において用いられるスライド式天窓は、
ルーフが閉じられているときは、ルーフ開口部に関連し
て設けられたスライドパネルの内側を覆っている。複数
のスライド式天窓は、薄板で製造されたパネルの場合に
も、ガラスパネルの場合にも、用いられる。これらのス
ライド式天窓は、開いているパネルの場合でも、ガラス
パネル付きのルーフの場合でも、閉じているパネルの場
合でも、光の入射を緩和し、換気を調整するという課題
を有する。スライド式天窓が車両の内部空間の目に見え
る領域にあるので、スライド式天窓の表面の性質、少な
くともスライド式天窓の彩色を、車両のその他の天窓に
適合することができる。スライド式天窓はプレート状又
はフレーム状に剛性をもって形成された天窓本体1によ
り構成されている。この天窓本体1の2つの側縁は、ス
ライディングルーフのガイドレールに沿って移動可能に
支持されるように構成されており、つまり、側縁に対応
のガイドエレメント2を有している。スライド式天窓の
知られた構造的な周辺区域を図面に示さず、詳述もしな
い。何故ならば、本発明はこの周辺区域に関連しないか
らである。
【0016】天窓本体1の前縁の領域には,実施の形態
では、前縁に沿って延びる2つの開口部3が設けられて
いる。これらの開口部3に適合され、中央に把持用凹部
5を有し、全体として参照符号4が付された換気用スト
リップが、後述のように、開口部3へ嵌め込まれ、嵌込
み式結合部によって固定されている。換気用ストリップ
4は、天窓本体1の前縁に対し平行に整列されかつ連続
的に配列された、複数の(図示した実施の形態では6個
の)スリット状の換気用開口部6を有する(図6)。図
3から最も良く見て取れるように、換気用開口部6は、
天窓本体1の下側とほぼ整列している換気用ストリップ
4の下側で始まっている。
【0017】換気用開口部6には、上方へと開いており
後方へと向いている複数の換気流路7が接続されてお
り、換気用ストリップ4の壁要素によって区画されてい
る。各換気流路7は4つの壁要素によって、つまり、1
つの前方の壁要素8と、1つの後方の壁要素9と、2つ
の側方の壁要素10とによって区画されている。換気流
路7が接続されている換気用開口部6は、自らの構造的
な構成及び配置に基づいて、以下のこと、すなわち、車
両操作中にスライド式天窓の上方で僅かな低圧が生じる
と、車両内部から換気用開口部6及び換気流路7を介し
て外へ向けられる空気流が生じて、車両の内部空間を効
果的に換気すること、を引き起こす。
【0018】換気用ストリップ4は取り囲むフランジ縁
部11を有する。フランジ縁部11は、開口部3の、よ
り低くなっている取り囲み縁部に、下から宛てがわれて
いる。この場合、フランジ縁部11は直接に天窓本体1
に載っているのでなくて、スライド式天窓の下側及びそ
の側縁を覆う上張り層に載っている。上張り層は、例え
ば、軟らかい発泡層12と、繊維製の織物層13とから
なっている。この織物層13は見える面を形成し、織物
層13の構造及び/又は色は車両のインテリアに適合し
ている。同様に図3が示すように、フランジ縁部11の
接触面では、軟らかい発泡層12が圧縮されて、層の厚
さがより薄くなっている。
【0019】複数の換気流路7の後方の壁要素9は、換
気用ストリップ4を開口部3の後縁15に取り付けるた
めの側方に開いた収容空間14を形成している。図3及
び7に明示するように、後方の壁要素9とフランジ縁部
11との間の収容空間14は、外側に拡張する鋭角の横
断面を有する。開口部3の後縁15は、少なくとも収容
空間14との係合領域において、収容空間14に対応す
る鋭角の横断面を有する。このような構成に基づいて、
換気用ストリップ4を、後縁15に取り付ける際に、軟
らかい発泡層12を圧縮しつつ、楔状にかつ遊びなしに
天窓本体1に取着する。
【0020】換気流路7の前方の壁要素8に、しかも壁
要素8の上方領域のほぼ中央に、複数の嵌込み用突起1
6が設けられている。これらの嵌込み用突起16が、そ
の取着箇所に基づいて、換気用ストリップ4の比較的弾
性がある領域設けられていることが見て取れる。図示し
た例では、把持用凹部5の各側に夫々3つの嵌込み用突
起16があって、把持用凹部5の各側では、ほぼ同一の
相互の間隔をあけて取着されている。嵌込み用突起16
は、適切な熱可遡性樹脂、例えばABS製の換気用スト
リップ4の全部分と一体的に射出成形されており、換気
流路7の前方の壁要素8の上端付近において、天窓本体
1の面に対しほぼ平行に設けられている。嵌込み用突起
16の前面には、装着を容易にする夫々の傾斜面17が
形成されている。
【0021】図3から最も良く見て取れるように、天窓
本体1は、その前縁と開口部3との間に、上方に突出し
かつ隣接の開口部縁部に対し平行の向けられたリブ18
を有する。このリブ18には、複数の嵌込み用突起16
に関連して設けられた複数の嵌込み面19があって、嵌
込み用突起16に対し平行に整列されている。これらの
嵌込み面19は、適切な熱可遡性樹脂、例えば硬質のポ
リウレタンフォームでの天窓本体1の成形の際に、形成
される。
【0022】複数の換気用ストリップ4は長手方向の遊
びをもって開口部3に嵌め込まれているので、複数の嵌
込み用突起16は、用いられた材料の熱膨張係数と支配
的な温度比とに従って、応力を補償しつつ、嵌込み面1
9に沿って移動することができる。長手方向の遊びは、
図2では、参照符号20が付された隙間の寸法によって
示されている。相応の隙間の寸法は、当然ながら、把持
用凹部5の両側でかつ換気用ストリップ4の他端にもあ
る。
【0023】記述及び図示した好ましい実施の形態で
は、少なくとも1つの開口部3がスライド式天窓の前縁
の領域に設けられている。しかし乍ら、この開口部3
を、スライド式天窓の、これにとって適切な他方の領
域、例えば後縁の領域にも、設けることができる。同様
のことがリブ18及びそれの嵌込み面19にも当てはま
る。把持用凹部5は、好ましい実施の形態の場合のよう
に、必ずしも換気用ストリップ4の構成要素である必要
はない。スライド式天窓が電気モータで駆動される場合
には、把持用凹部5の設置を全く省くことができる。
【0024】ここで記述かつ図示されたスライド式天窓
であって、スライディングルーフ構造のスライドパネル
を下側で覆うためであり、スライドパネルを開口部にお
いて部分的に移動するか後方で押して開けて、車両内部
空間を換気するためのスライド式天窓は、剛性の天窓本
体1と、前方に取着された換気用ストリップ4とからな
る。この換気用ストリップ4は長手方向の遊びをもって
天窓本体1の開口部に嵌め込まれ、そこに、特別の方法
で固定されているので、天窓本体1及び換気用ストリッ
プ4のために用いられる種々の材料の種々の熱膨張係数
が、対応の温度条件下での換気用ストリップ4の望まし
くない起伏をもたらすことはない。何故ならば、固定箇
所では、嵌込み要素、すなわち嵌込み用突起16と嵌込
み面19との間の摺動によって、応力が補償されるから
である。従って、換気用ストリップ4は,スライド式天
窓の、上張りをした下方の見える側(発泡層、繊維層)
12,13に、常に滑らかな面で接触している。天窓本
体1への換気用ストリップ4の組立は、まず、換気用ス
トリップ4の収容空間14を天窓本体1の後縁15に取
り付け、次に、嵌込み用突起16が嵌込み面19の上方
で弾性をもってスナップ止めして、嵌込み面19に接触
しているまで、換気用ストリップ4の前方領域を上方へ
回動するように、なされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はスライド式天窓の平面図である。
【図2】図2は図1の切抜き円IIに対応する平面図の
部分拡大図である。
【図3】図3は、図2の線III−IIIに沿った、図
2に比べて拡大された一部の断面図である。
【図4】図4は換気用ストリップの一部の平面図であ
る。
【図5】図5は換気用ストリップの一部の側面図であ
る。
【図6】図6は換気用ストリップの一部の底面図であ
る。
【図7】図7は、図4の線VII−VIIに沿った、換
気用ストリップの、図4に比べて拡大された一部の断面
図である。
【符号の説明】
1 天窓本体 3 開口部 4 換気用ストリップ 5 把持用凹部 6 換気用開口部 7 換気流路 8 壁要素 9 壁要素 10 壁要素 11 フランジ縁部 14 収容空間 15 後縁 16 嵌込み用突起 18 リブ 19 嵌込み面 20 長手方向の遊び。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート状又はフレーム状に剛性をもっ
    て形成されている天窓本体(1)よりなり、この天窓本
    体(1)の両方の側縁は、移動可能な支持のために、ス
    ライディングルーフのガイドレールに沿うよに構成され
    ており、前記天窓本体(1)は、その前縁の領域で、こ
    の前縁に沿って延びる少なくとも1つの開口部(3)を
    有し、この開口部(3)に適合され、把持用凹部(5)
    を有する換気用ストリップ(4)は前記開口部(3)へ
    嵌込み可能であり、複数の嵌込み式結合部によって固定
    されることができ、前記換気用ストリップ(4)は、前
    記天窓本体(1)の前縁に対し平行に整列されかつ連続
    的に配列された複数のスリット状の換気用開口部(6)
    を有し、これらの換気用開口部(6)は前記天窓本体
    (1)の下側とほぼ整列している前記換気用ストリップ
    (4)の下側において始まっており、それに続いて、前
    記換気用ストリップ(4)の壁要素(8,9,10)に
    よって区画されかつ上方へ開いており後方に向いている
    複数の換気流路(7)として形成されており、前記換気
    用ストリップ(4)は、少なくとも1つの開口部(3)
    の取り囲み縁部に宛てがわれている、取り囲むフランジ
    縁部(11)を有してなる、車両のスライディングルー
    フ用のスライド式天窓において、前記換気流路(7)
    は、前記換気用ストリップ(4)の、4つの相対する壁
    要素(8,9,10)によって区画されており、これら
    のうちの、後方の壁要素(9)が、前記フランジ縁部
    (11)と共に、少なくとも1つの開口部(3)の後縁
    (15)に前記換気用ストリップ(4)を取り付けるた
    めの側方に開いた収容空間(14)を有するのに対し、
    複数の前方の壁要素(8)に、これらの壁要素(8)の
    上方領域にかつ前記壁要素(8)のほぼ中央に、複数の
    嵌込み用突起(16)が設けられており、これらの嵌込
    み用突起(16)は、これらに関連して設けられた複数
    の嵌込み面(19)と共に、前記天窓本体(1)におい
    て、嵌込み式結合部を形成すること、及び前記換気用ス
    トリップ(4)は、少なくとも1つの前記開口部(3)
    へ、長手方向の遊び(20)をもって嵌め込まれ、前記
    嵌込み用突起(16)は前記嵌込み面(19)に沿って
    長手方向に移動可能であること、を特徴とするスライド
    式天窓。
  2. 【請求項2】 前記嵌込み用突起(16)は、前記換気
    用ストリップ(4)の全部分と一体的に射出成形されて
    おり、前記換気流路(7)の前記前方の壁要素(8)の
    上端付近で、前記天窓本体(1)の面に対しほぼ平行に
    設けられていること、を特徴とする請求項1に記載のス
    ライド式天窓。
  3. 【請求項3】 前記天窓本体(1)は、その前縁と前記
    少なくとも1つの開口部(3)との間に、上方に突出し
    かつ隣接の開口部縁部に対し平行に向けられたリブ(1
    8)を有し、このリブ(18)には前記嵌込み面(1
    9)が設けられていること、を特徴とする請求項1又は
    2に記載のスライド式天窓。
  4. 【請求項4】 各換気用流路(7)の、前記後方の壁要
    素(9)と前記フランジ縁部(11)との間の前記収容
    空間(14)は、外側に拡張する鋭角の横断面を有する
    こと、及び前記少なくとも1つの開口部(3)の前記後
    縁(15)は、少なくとも、前記収容空間(14)との
    係合領域で、この収容空間(14)に対応する鋭角の横
    断面を有すること、を特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1に記載のスライド式天窓。
JP11053171A 1998-03-11 1999-03-01 車両のスライディングル―フ用のスライド式天窓 Pending JPH11301278A (ja)

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DE19810505.3 1998-03-11
DE19810505A DE19810505C1 (de) 1998-03-11 1998-03-11 Schiebehimmel für ein Kraftfahrzeug-Schiebedach

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Country Status (4)

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US (1) US6155636A (ja)
EP (1) EP0941881B1 (ja)
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