JPH11301011A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11301011A
JPH11301011A JP11329398A JP11329398A JPH11301011A JP H11301011 A JPH11301011 A JP H11301011A JP 11329398 A JP11329398 A JP 11329398A JP 11329398 A JP11329398 A JP 11329398A JP H11301011 A JPH11301011 A JP H11301011A
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JP
Japan
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voltage
toner
control
control electrode
supply source
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Application number
JP11329398A
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English (en)
Inventor
Yukito Nishio
幸人 西尾
Nobuhiko Nakano
暢彦 中野
Atsushi Ueda
篤 上田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像のカブリや画素の欠落を生じることがな
く、十分なコントラストを有する画像を形成する。 【構成】制御部7に、−180Vの電源に接続されたフ
ォトスイッチ72aと+270Vの電源及び+20Vの
電源に接続されたフォトスイッチ72bとを備えたトナ
ー担持体電圧印加回路72を設けた。電圧印加回路72
は、信号作成部7aから出力される駆動信号に基づくフ
ォトスイッチ72a及び72bのオン/オフの組み合わ
せに応じて、制御電極23に+300Vの制御電圧が印
加されている間にトナー担持体31に対する印加電圧を
+20Vから−180Vに切り換えてトナーTの飛翔を
促進し、制御電極23の印加電圧が+300Vから+0
Vに切り換わるタイミングから所定期間において+27
0Vの電圧をトナー担持体31に印加してベース基板2
5に当接したトナーTやトナー担持体31とベース基板
25との間に浮遊しているトナーTをトナー担持体31
の表面に吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、飛翔電界を形成した
貫通孔を経由してトナー供給源からトナーを記録媒体に
飛翔させて画像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像信号を記録媒体上に可視像として形
成する画像形成装置として、所定の電荷を帯電したトナ
ー粒子を画像信号に応じて選択的に飛翔制御する所謂直
接記録方式の画像形成装置が多数提案されている。この
直接記録方式の画像形成装置では、微細な通過孔の近傍
に配置した制御電極に対する電圧の印加状態を制御し、
通過孔を経由する飛翔電界を選択的に形成することによ
り、画像信号に応じた選択的なトナーの飛翔制御が行わ
れる。
【0003】即ち、直接記録方式の画像形成装置では、
トナー供給源のトナーを通過孔を経由して記録媒体に飛
翔させるために、トナー供給源のトナーを通過孔に吸引
する電界、通過孔においてトナーを記録媒体側に飛翔さ
せる電界、及び、トナーを記録媒体に吸着させる電界を
形成する必要がある。特に、トナー供給源のトナーを通
過孔に吸引する電界、及び、通過孔においてトナーを記
録媒体側に飛翔させる電界の強度はトナー供給源から記
録媒体へのトナーの飛翔量に与える影響が大きく、記録
媒体上における画像濃度を高くすべくトナー供給源から
のトナーの飛翔量を多くするためにはこれらのトナー供
給源と通過孔に形成した制御電極との間の電位差を大き
くする必要がある。
【0004】ところが、制御電極に対する印加電圧は制
御電極に対する電圧の印加を制御する高圧ドライバの耐
圧特性によって制限されるため、制御電極への印加電圧
を大きくすることによってトナー供給源と制御電極との
間の電位差を大きくすることには限界がある。一方、ト
ナー供給源に制御電極への印加電圧と逆極性の電圧を印
加して制御電極との電位差を大きくしようとした場合、
画像の白画素に対応する通過孔においてトナーの通過を
規制するために制御電極への電圧の印加をオフした際に
も、トナー供給源と制御電極との間に電位差を生じ、記
録媒体へのトナーの吸着を確実に規制することができ
ず、記録媒体に形成される画像にカブリを生じてコント
ラストが低下する。
【0005】そこで、従来の直接記録方式の画像形成装
置として、例えば、特開昭58−44457号公報に
は、トナー供給源と制御手段との間に交番電界を作用さ
せることにより、トナーの往復移動によって通過孔をク
リーニングし、トナーの飛翔を促進するようにした構成
が開示されている。また、特開昭58−96570号公
報には、トナー供給源と制御手段との間に交番電界を作
用させるとともに、非印字時においてトナー供給源にト
ナーと逆極性の電圧を印加し、制御手段のトナーのトナ
ー供給源に戻すようにした構成が開示されている。さら
に、特開平4−344263号公報には、上下2層の制
御手段の相互作用によっトナーの制御電極の通過を制御
する構成において、トナー供給源とトナー供給源側の制
御電極との間に印字時には制御電極側にトナーが吸引さ
れるような電界を発生させ、非印字時にはトナー供給源
側にトナーが吸引されるような電界を発生させるように
した構成が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
58−44457号公報及び特開昭58−96570号
公報に開示された構成では、トナー供給源と制御手段と
の間に交番電界を作用させるようにしているため、トナ
ーの躍動が安定せず、非印字部において飛翔を抑制でき
ないトナーが発生し、交番電圧の振動周期に同期した画
像のカブリを生じる問題がある。また、特開平4−34
4263号公報に開示された構成でも、非印字部におい
て飛翔を抑制できないトナーが発生し、制御電極へのト
ナーの付着や画像のカブリが生じ、また、非印字時にト
ナーをトナー供給源側に吸引する電界が生じることによ
り、トナー供給源において逆帯電したトナーが制御手段
に吸引され、通過孔の目詰まりを発生する等の問題が生
じ、いずれの構成においても画像形成状態を良好に維持
することができない問題がある。
【0007】この発明の目的は、トナー供給源のトナー
を複数の通過孔を選択的に経由して記録媒体に飛翔させ
て画像を形成する際に、画像の黒画素に対応する印字時
の通過孔に多量のトナーを通過させる一方、画像の白画
素に対応する非印字時の通過孔におけるトナーの通過を
確実に規制するとともに、通過孔におけるトナーの目詰
まりを確実に防止し、画像のカブリや画素の欠落を生じ
ることがなく、十分なコントラストを有する画像を形成
することができる画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、通過孔に配置した制御電極に印字時又は非印字時の
制御電圧を選択的に印加して飛翔電界を形成し、トナー
供給源のトナーを飛翔電界が形成された通過孔を経由し
て記録媒体に飛翔させる画像形成装置において、トナー
供給源に対して、非印字時の制御電圧との間に電位差を
生じない第1の電圧と、トナーの帯電極性と同極性の電
圧であって第1の電圧よりも絶対値の大きい第2の電圧
と、トナーの帯電極性と逆極性の電圧であって第1の電
圧よりも絶対値の大きい第3の電圧と、前記第1の電圧
と、をこの順に印加するとともに、制御電圧の印加タイ
ミングの各周期に含まれる印字時の制御電圧の印加期間
に少なくとも第2の電圧を印加する電圧制御手段を設け
たことを特徴とする。
【0009】請求項1に記載した発明においては、電圧
制御手段からトナー供給源に対して、先ず、非印字時の
制御電圧との間に電位差を生じない第1の電圧が印加さ
れ、次に、トナーの帯電極性と同極性の電圧であって第
1の電圧よりも絶対値の大きい第2の電圧が印加され、
さらに、トナーの帯電極性と逆極性の電圧であって第1
の電圧よりも絶対値の大きい第3の電圧が印加され、最
後に、非印字時の制御電圧との間に電位差を生じない第
1の電圧が印加され、制御電圧の印加タイミングの各周
期に含まれる印字時の制御電圧の印加期間に少なくとも
第2の電圧が印加される。
【0010】通過孔に配置した制御電極に印字時の制御
電圧が印加された状態で、トナー供給源に第1の電圧が
印加されると制御電極とトナー供給源との間に制御電極
側への電界が形成されてトナー供給源からある程度のト
ナーが通過孔に吸引され、トナー供給源に第2の電圧が
印加されると制御電極とトナー供給源との間に制御電極
側への電界強度の大きい電界が形成されてトナー供給源
から多量のトナーが通過孔に吸引され、第3の電圧が印
加されると制御電極とトナー供給源との間には電界が形
成されずトナー供給源から通過孔にトナーが吸引されな
い。
【0011】一方、通過孔に配置した制御電極に非印字
時の制御電圧が印加された状態で、トナー供給源に第1
の電圧が印加されると制御電極とトナー供給源との間に
電界が形成されないためにトナー供給源から通過孔にト
ナーが吸引されず、トナー供給源に第2の電圧が印加さ
れると制御電極とトナー供給源との間に制御電極側への
電界が形成されてトナー供給源からある程度のトナーが
通過孔に吸引され、トナー供給源に第3の電圧が印加さ
れると制御電極とトナー供給源との間にトナー供給源側
への電界が形成されてこの間に位置するトナーがトナー
供給源に吸引される。
【0012】したがって、制御電圧の印加タイミングの
1周期に含まれる印字時の制御電圧の印加期間において
制御電極に印字時の制御電圧が印加されている状態で、
トナー供給源に少なくとも第2の電圧が印加されること
により、トナー供給源から制御電極側に電界強度の大き
い電界が形成され、多量のトナーが通過孔を経由して記
録媒体に吸着し、この後、トナー供給源に第3の電圧が
印加されることにより、制御電極に印字時の制御電圧が
印加されている場合にはトナー供給源から制御電極側へ
の電界が形成されなくなってトナーの飛翔が停止し、制
御電極に非印字時の制御電圧が印加されている場合に
は、制御電極からトナー供給源側への電界が形成されて
トナー供給源と制御電極との間に位置するトナーがトナ
ー供給源に戻され、制御電極に印字時の制御電圧が印加
されている間に記録媒体に対して多量のトナーが飛翔す
るとともに、制御電極に非印字時の制御電圧が印加され
ている間に記録媒体に対するトナーの飛翔が確実に規制
される。
【0013】請求項2に記載した発明は、前記電圧制御
手段が、制御電圧の印加タイミングの各周期に含まれる
非印字時の制御電圧の印加期間に第3の電圧と第1の電
圧とをこの順に印加することを特徴とする。
【0014】請求項2に記載した発明においては、制御
電圧の印加タイミングの各周期に含まれる印字時の制御
電圧の印加期間においてトナー供給源に第2の電圧が印
加された後、制御電圧の印加タイミングの各周期に含ま
れる非印字時の制御電圧の印加期間においてトナー供給
源に第3の電圧が印加される。したがって、制御電圧の
印加タイミングの1周期を印字時の制御電圧の印加期間
と非印字時の制御電圧の印加期間とによって構成した場
合に、印字時の制御電圧の印加期間にトナー供給源に第
2の電圧が印加されることによってトナー供給源から制
御電極側に吸引されたトナーのうちトナー供給源と制御
電極との間に位置するトナーが、非印字時の制御電圧の
印加期間にトナー供給源に第3の電圧が印加されること
によってトナー供給源に戻され、画像形成状態の劣化の
原因となる制御電極や通過孔におけるトナーの付着を生
じることがない。
【0015】請求項3に記載した発明は、前記電圧制御
手段が、第3の電圧として第2の電圧よりも絶対値の大
きい電圧を印加することを特徴とする。
【0016】請求項3に記載した発明においては、トナ
ー供給源から制御電極側に形成される電界の電界強度を
大きくする第2の電圧がトナー供給源に印加された後、
第2の電圧に対して逆極性で且つ絶対値が大きい第3の
電圧が印加される。したがって、トナー供給源から通過
孔へのトナーの吸引の停止、又は、制御電極とトナー供
給源との間に位置するトナーのトナー供給源への吸引が
確実に行われる。
【0017】請求項4に記載した発明は、前記電圧制御
手段が、第3の電圧を第2の電圧よりも長い期間にわた
って印加することを特徴とする。
【0018】請求項4に記載した発明においては、トナ
ー供給源から制御電極側に形成される電界の電界強度を
大きくする第2の電圧がトナー供給源に印加された後、
第2の電圧に対して逆極性で且つ印加期間の長い第3の
電圧が印加される。したがって、トナー供給源から通過
孔へのトナーの吸引の停止、又は、制御電極とトナー供
給源との間に位置するトナーのトナー供給源への吸引が
確実に行われる。
【0019】請求項5に記載した発明は、前記制御電極
のトナー供給源側に絶縁層を介して導電層を形成し、こ
の導電層に対して前記電圧制御手段からトナー供給源と
同一の電圧を印加することを特徴とする。
【0020】請求項5に記載した発明においては、トナ
ー供給源と制御電極との間にトナー供給源と同一の電圧
が印加される導電層が形成される。したがって、トナー
供給源に対して印加される第1乃至第3の電圧の影響が
トナー供給源において制御電極に対向する範囲のみに作
用する。
【0021】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態に係る
画像形成装置の構成を示す概略図であり、図2は同画像
形成装置の印字部を含む要部の構成を示す図であり、図
3は印字部に含まれる制御基板の平面図及び部分断面斜
視図である。画像形成装置10は、印字部1、給紙部
4、定着部6及び制御部7から構成されている。給紙部
4は、画像形成装置10の本体の上面に装着された給紙
カセット40、給紙カセット40に収納されている記録
媒体Pを1枚ずつ送り出すピックアップローラ41、及
び、送り出された記録媒体Pを所定のタイミングで印字
部1内に導くレジストローラ42を備えている。ピック
アップローラ41及びレジストローラ42は、制御部7
から出力される駆動信号に基づいて図外の駆動機構を介
して所定のタイミングで駆動される。
【0022】定着部6は、内部にハロゲンランプ等のヒ
ータ61を収納した円筒状のヒートローラ62、ヒート
ローラ62に所定の圧力で当接する圧力ローラ63、及
び、ヒートローラ62の温度を検出する温度センサ64
を備えており、温度センサ64の検出信号に基づいてヒ
ータ61をオン/オフ制御することにより、ヒートロー
ラ62の表面温度をトナーを溶融可能な温度に維持す
る。印字部1を通過した記録媒体Pは、定着部6におい
てヒートローラ62と圧力ローラ63との間に導かれ、
加熱及び加圧を受ける。これによって、記録媒体Pの表
面に付着したトナーが溶融して記録媒体Pの表面に定着
する。
【0023】印字部1は、所定の極性及び所定の値に帯
電させた所定量のトナーTを供給するトナー帯電器3、
トナー帯電器3によって供給されたトナーの飛翔制御を
行う制御基板2、制御基板2に一定の間隙を挟んで対向
する対向電極11を、下方から上方に向かってこの順に
配置して構成されている。対向電極11は、トナー帯電
器3に備えられたトナー担持体31の周面に対して例え
ば1mmの間隙を設けて配置されており、制御部7の対
向電極電圧印加回路71から例えば2kVの電圧が印加
される。
【0024】トナーTを収納するトナー帯電器3は、ト
ナー担持体31、ブレード32、供給ローラ33及び攪
拌部材34を備えている。トナー担持体31は、図外の
駆動機構を介して駆動され、図2中に矢印で示す方向に
例えば周速60mm/secで回転する。トナー帯電器
3、特に、トナー担持体31、ブレード32及び供給ロ
ーラ33がこの発明のトナー供給源に相当する。
【0025】トナー担持体31の表面には、数μm程度
の凹凸が形成されており、ブレード32の端部が圧接す
る。このブレード32の圧接により、トナー担持体31
の表面にトナーTが担持される。トナー担持体31に
は、制御部7のトナー担持体電圧印加回路72から後述
する電圧が印加される。供給ローラ33は、図外の駆動
機構を介して駆動され、図2中に矢印で示す方向に回転
し、トナー帯電器3内に収納されたトナーTをトナー担
持体31の表面にに供給する。トナーTは、例えばスチ
レンアクリルを主体とする粒径10μm程度の粉体であ
り、攪拌部材34による攪拌を受けて所定の電荷を帯電
する。この実施形態では、一例として負の電荷を帯電す
るトナーTを用いる。
【0026】制御基板2は、トナー帯電器3の上面の開
口部に形成された取付台21に止めネジ21aを介して
トナー担持体31との間に例えば100μmの間隙を設
けて取り付けられている。この制御基板2は、例えば厚
さ25μmのポリイミド樹脂を素材とするベース基板2
5に、複数の通過孔22、制御電極23及び給電電極2
4を形成して構成されている。制御電極23のそれぞれ
には給電電極24を介して制御部7の制御電極電圧印加
回路73から制御電圧が画像情報に応じて選択的に印加
される。
【0027】リング状の制御電極23は例えば厚さ18
μmの銅箔により直径約200μmにして、開口径が約
160μmの通過孔22の縁部に形成されている。通過
孔22は、一例として、ベース基板25において、記録
媒体Pの搬送方向に対して所定角度傾斜した方向に4個
ずつ、記録媒体Pの搬送方向に直交する方向に640個
ずつ形成されており、合計2560個形成されている。
即ち、この例では、制御基板2において、長手方向に搬
送されるA4サイズの記録媒体Pに対して、300DP
Iの解像度に対応する個数の通過孔22が形成されてお
り、各通過孔22の記録媒体Pの搬送方向に直交する方
向の間隔は、1/300インチ(85μm)にされてい
る。
【0028】なお、トナー担持体31と制御基板2及び
対向電極11との距離、通過孔22の開口径、制御電極
23の電極径、対向電極11に印加する電圧、並びに、
ベース基板25の構成は、トナーTの組成や記録媒体P
の種類等によって適宜決定することができる。例えば、
ベース基板25に、制御電極23のそれぞれに対応する
レンズ電極を設け、制御電極23の位置を通過した後に
おけるトナーTの飛翔方向を整流するようにしてもよ
い。
【0029】給紙部4からレジストローラ43の回転に
より印字部1に導かれた記録媒体Pは、吸引装置51の
吸引力により対向電極11及びガイド部材43の下面に
吸着した状態で、対向電極11と制御基板2との間に搬
送される。この間において記録媒体Pの下面にトナー担
持体31から選択的に飛翔したトナーTが付着する。下
面にトナーTが付着した記録媒体Pは、ヒートローラ6
2と圧力ローラ63との間において加熱及び加圧され、
トナーTが溶融して記録媒体Pの下面に定着する。
【0030】図4は、上記画像形成装置の制御部に含ま
れるトナー担持体電圧印加回路及び制御電極電圧印加回
路の構成を示す図である。トナー担持体31に電圧を印
加するトナー担持体電圧印加回路72、及び、制御電極
23に電圧を印加する制御電極電圧印加回路73を備え
た制御部7は、印字クロックパルス、画像信号及び制御
信号が入力される信号作成部7aを備えている。
【0031】トナー担持体電圧印加回路72は−180
Vの第1電源に接続されたフォトスイッチ72aと+2
70Vの第3電源及び+20Vの第1電源に接続された
フォトスイッチ72bとを備えており、制御電極電圧印
加回路73は+300Vの第4電源に接続されたフォト
スイッチ73aを備えている。信号作成部7aは、印字
クロックパルス及び画像信号に基づいてフォトスイッチ
73aの駆動信号を作成するとともに、印字クロックパ
ルス及び制御信号に基づいてフォトスイッチ72a及び
72bのそれぞれの駆動信号を作成し、作成した駆動信
号をフォトスイッチ72a,72b及び73aに出力す
る。
【0032】トナー担持体電圧印加回路72は、信号作
成部7aから出力される駆動信号に基づくフォトスイッ
チ72a及び72bのオン/オフの組み合わせに応じて
第1電源、第2電源又は第3電源のいずれかをトナー担
持体31に接続する。即ち、トナー担持体電圧印加回路
72は、フォトスイッチ72aがオンしている状態では
フォトスイッチ72bのオン/オフに拘らずトナー担持
体31に−180Vの第2電源を接続し、フォトスイッ
チ72aがオフしている状態ではフォトスイッチ72b
のオン/オフに応じてトナー担持体31に+270Vの
第3電源又は+20Vの第1電源を接続する。
【0033】制御電極電圧印加回路73は、信号作成部
7aから出力される駆動信号に基づいてオン/オフする
フォトスイッチ73aを介して第4電源を制御電極23
に選択的に接続する。なお、前述のように、対向電極1
1は、図外の対向電極電圧印加回路71により印字動作
時において常に+2kVの電源に接続される。また、ト
ナー帯電器3内において負の電荷を帯電したトナーT
は、トナー担持体31の周面に層状に担持される。
【0034】図5は、上記トナー担持体電圧印加回路及
び制御電極電圧印加回路によるトナー担持体及び制御電
極に対する電圧の印加状態を示すタイミングチャートで
ある。制御部7の信号作成部7aは、制御基板2に対す
る記録媒体Pの相対的な移動に同期した周期tの矩形波
である印字クロックパルスに基づいてトナー担持体電圧
印加回路72及び制御電極電圧印加回路73に入力すべ
き駆動信号を作成する。即ち、印字クロックパルスは、
記録媒体Pに形成される画像の記録媒体Pの搬送方向に
おける解像度を決定する。
【0035】信号作成部7aは、印字クロックパルス及
び画像信号に基づいて印字期間tB、非印字期間tWの
駆動信号を制御電極電圧印加回路73のフォトスイッチ
73aに出力する。即ち、記録媒体Pに形成する画像の
黒画素に対向する制御電極23に対して、制御電極電圧
印加回路73から印字期間tBの間において+300V
の制御電圧が印字クロックパルスに同期して印加され
る。
【0036】また、信号作成部7aは、印字クロックパ
ルス及び制御信号に基づいてトナー担持体電圧印加回路
72のフォトスイッチ72a,72bに駆動信号を出力
する。これによって、トナー担持体31に対して、印字
クロックパルスから時間tAだけ遅れたタイミングから
時間tBが経過するまでの間において−180Vの第2
の電圧V2が印加され、時間tBから時間tCまでの間
において+270Vの第3の電圧V3が印加され、その
他の期間において+20Vの第1の電圧V1が印加され
る。即ち、印字期間tBの開始時から時間tAが経過し
た時にトナー担持体31に対する印加電圧が第1の電圧
V1から第2の電圧V2に切り換わり、さらに、印字期
間tBが経過した非印字期間tWの開始時に第2の電圧
V2から第2の電圧V3に切り換わり、さらに、非印字
期間tWの開始時から時間tCが経過した時に第3の電
圧V3から第1の電圧V1に切り換わる。
【0037】画像の黒画素に対向する制御電極23に対
して印字期間tBにおける+300Vの制御電圧の印加
が開始された時には、トナー担持体31には+20Vの
電圧が印加されており、トナー担持体31から制御電極
23に対して280Vの電位差による電界が形成され、
トナー担持体31に担持されたトナーTが制御電極23
側に飛翔する。
【0038】この状態で時間tAが経過してトナー担持
体31に印加される電圧が−180Vの第2の電圧V2
に切り換わると、トナー担持体31と制御電極23との
間に480Vの電位差が生じ、トナー担持体31から制
御電極23に形成される電界の電界強度が高くなり、ト
ナー担持体31からのトナーTの飛翔が促進されるとと
もに、トナー担持体31から飛翔したトナーTのうち、
制御電極23に接近したトナーTが通過孔22を経由し
て対向電極11方向に飛翔し、制御電極23と対向電極
11との間に位置する記録媒体Pの表面に付着する。
【0039】印字期間tBが終了して制御電極23に+
300Vの電圧が印加されなくなると、同時にトナー担
持体31に対する印加電圧は+270Vに切り換わり、
非印字期間tWにおける時間tCの間において制御電極
23とトナー担持体31との間に270Vの電位差によ
ってトナー担持体31の表面方向の電界が形成され、ベ
ース基板25に当接したトナーT、及び、トナー担持体
31とベース基板25との間に浮遊しているトナーTが
トナー担持体31の表面に吸引される。
【0040】さらに、非印字期間tWにおける時間tC
が経過すると、トナー担持体31に対する印加電圧は+
20Vに切り換わり、トナー担持体31と制御電極23
との間の電位差が殆どなくなり、トナー担持体31の表
面に対するトナーTの移動を生じなくなる。
【0041】画像の白画素に対向する制御電極23に対
しては印字期間tBにおいて+300Vの制御電圧は印
加されず、トナー担持体31に+20Vの電圧が印加さ
れている状態では、トナー担持体31と制御電極23と
の間の電位差が殆どなくなり、トナー担持体31の表面
に対するトナーTの移動を生じない。
【0042】この状態で、時間tAが経過してトナー担
持体31に印加される電圧が−180Vの第2の電圧V
2に切り換わると、トナー担持体31と制御電極23と
の間に180Vの電位差が生じ、トナー担持体31から
制御電極23に対して電界強度の比較的弱い電界が形成
される。これによって、トナー担持体31からトナーT
が浮遊する。
【0043】さらに、時間tBが経過すると、トナー担
持体31に対する印加電圧は+270Vに切り換わり、
非印字期間tWにおける時間tCの間において制御電極
23とトナー担持体31との間に270Vの電位差によ
ってトナー担持体31の表面方向の電界が形成され、ト
ナー担持体31から浮遊したトナーTがトナー担持体3
1の表面に吸引される。
【0044】この後、非印字期間tWにおける時間tC
が経過すると、トナー担持体31に対する印加電圧は+
20Vに切り換わり、トナー担持体31と制御電極23
との間の電位差が殆どなくなり、トナー担持体31の表
面に対するトナーTの移動を生じなくなる。
【0045】上記の構成により、トナーTの飛翔を抑制
するためにトナー担持体31に印加する第3の電圧の絶
対値をトナーTの飛翔を促進するためにトナー担持体3
1に印加する第2の電圧の絶対値よりも大きくすること
ができ、例えば、印字期間tBを500μsec、非印
字期間tWを1500μsec、時間tAを380μs
ec、時間tCを120μsecとし、第2の電圧V2
の印加時間と第3の電圧V3の印加時間とを同一にして
画像形成動作を実行することにより、記録媒体Pの表面
において画像の黒画素に対応する印字部に十分なトナー
Tを付着させることができるとともに、画像の白画素に
対応する非印字部にトナーTが付着することを確実に規
制して、カブリのない良好な画像を形成することができ
た。
【0046】なお、図5に示した第3の電圧V3の印加
時間tCを第2の電圧V2の印加時間(tB−tA)に
比較して十分に長くすることにより、第3の電圧V3の
絶対値が第2の電圧V2に比較して十分に大きくない場
合にも、ベース基板25に当接したトナーTやトナー担
持体31とベース基板25との間に浮遊しているトナー
Tを確実にトナー担持体31の周面に吸着させることが
できる。例えば、図6に示すように、トナー担持体31
に第3の電圧V3を印加する第3電源が例えば220V
である場合にも、第3の電圧V3の印加時間(tB−t
A)を240μsecとすることによって画像のカブリ
の発生や記録媒体Pの汚損を確実に防止することができ
た。
【0047】また、図7に示すように、図4に示した構
成において画像の黒画素に対向する制御電極23に対し
て印字期間tBにおける+300Vの制御電圧の印加が
開始されると同時に、トナー担持体31に対する印加電
圧を+20Vの第1の電圧V1から−180Vの第2の
電圧V2に切り換え、印字期間tB内における所定時間
経過後に第2の電圧V2から+270Vの第3の電圧V
3に切り換える。
【0048】この処理により、印字期間tBの当初から
トナー担持体31と制御電極23との間に480Vの電
位差が生じ、トナー担持体31から制御電極23に電界
強度が十分に大きい電界が形成され、トナー担持体31
から多量のトナーTが飛翔する。また、印字期間tB内
における所定時間の経過後に+270Vの第3の電圧V
3に切り換えた場合、トナー担持体31と制御電極23
との電位差が30Vになることから、トナー担持体31
の表面からのトナーTの飛翔は略停止するが、トナー担
持体31と記録媒体Pとの間に浮遊しているトナーTは
対向電極11側への飛翔を継続し、さらに、+20の第
1の電圧V1に切り換えられると、トナー担持体31と
制御電極23との電位差が280Vになって、トナー担
持体31からトナーTの飛翔が再開される。したがっ
て、トナー担持体31に第3の電圧V3を印加すること
によって記録媒体Pの印字部に対するトナーTの付着に
支障を生じることはない。
【0049】一方、画像の白画素に対向する制御電極2
3に対して+300Vの制御電圧が印加されていない状
態では、トナー担持体31に−180Vの第2の電圧V
2が印加されることにより、トナー担持体31と制御電
極23との間に180Vの電位差により制御電極23方
向への電界が形成され、トナー担持体31からトナーT
が飛翔するが、この後にトナー担持体31に+270V
の第3の電圧V3が印加されることにより、トナー担持
体31と制御電極23との間に270Vの電位差により
トナー担持体31方向への電界が形成され、トナー担持
体31から飛翔したトナーTがトナー担持体31に戻さ
れる。この結果、記録媒体Pの非印字部にトナーTが付
着することがなく、画像のカブリや記録媒体Pの汚損を
生じることがない。なお、トナー担持体31に対する第
2の電圧V2及び第3の電圧V3の印加時間は、例え
ば、120μmとすることができる。
【0050】図8はこの発明の別の実施形態に係る画像
形成装置の制御部に含まれるトナー担持体電圧印加回路
及び制御電極電圧印加回路の構成を示す図であり、図9
は同トナー担持体電圧印加回路及び制御電極電圧印加回
路による電圧の印加状態を示すタイミングチャートであ
る。この実施形態に係る画像形成装置では、図4に示し
た構成に加えて、制御基板2を構成するベース基板25
のトナー担持体31に対向する面に、トナー担持体31
に電気的に接続されたシールド電極27を設けたもので
ある。ベース基板25においてシールド電極27は制御
電極23との間に絶縁層を備えている。この構成におい
て、例えば、図5に示した状態で制御電極23及びトナ
ー担持体31に電圧を印加すると、トナー担持体31と
同一の電圧がシールド電極27に印加され、トナー担持
体31と制御電極23との間の電位差によって形成され
る電界の影響は、トナー担持体31の周面において通過
孔22の下方のみに限定される。このため、トナー担持
体31に担持されたトナーTのうち、印字部に対向する
範囲以外の部分のトナーTに電気的なストレスを与える
ことがなく、トナーTの劣化を防止して寿命を長期化す
ることができる。
【0051】なお、トナー帯電器3内において、トナー
担持体31、ブレード32及び供給ローラ33を電気的
に接続することにより、トナー担持体31とブレード3
3及び供給ローラ33との間で振動電界が発生すること
を防止し、トナー担持体31の周面にトナーTを均一に
担持させることができる。
【0052】また、トナー帯電器3内に例えば止めネジ
21a等の他の導電部材が存在する場合に、他の導電部
材とトナー担持体31との距離をトナー担持体31と制
御電極23との距離よりも長くすることにより、トナー
担持体31から飛翔したトナーTが他の導電部材に付着
しないようにし、記録媒体Pの印字部におけるトナーT
の付着量が減少することによる画像の抜けを防止するこ
とができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、制御
電圧の印加タイミングの1周期に含まれる印字時の制御
電圧の印加期間において制御電極に印字時の制御電圧を
印加している状態で、トナー供給源に少なくとも第2の
電圧を印加することにより、トナー供給源から制御電極
側に電界強度の大きい電界を形成して多量のトナーが通
過孔を経由して記録媒体に吸着するようにするととも
に、この後にトナー供給源に第3の電圧を印加すること
により、制御電極に印字時の制御電圧が印加されている
場合にはトナー供給源から制御電極側への電界を形成し
ないようにしてトナーの飛翔を停止させることができ、
また、制御電極に非印字時の制御電圧が印加されている
場合には制御電極からトナー供給源側への電界を形成し
てトナー供給源と制御電極との間に位置するトナーをト
ナー供給源に戻すことができ、制御電極に印字時の制御
電圧が印加されている間に記録媒体に対して多量のトナ
ーを飛翔させることができるとともに、制御電極に非印
字時の制御電圧が印加されている間に記録媒体に対する
トナーの飛翔を確実に規制することができ、画像形成状
態を常に良好に維持することができる。
【0054】請求項2に記載した発明によれば、制御電
圧の印加タイミングの各周期に含まれる印字時の制御電
圧の印加期間においてトナー供給源に第2の電圧を印加
した後、制御電圧の印加タイミングの各周期に含まれる
非印字時の制御電圧の印加期間においてトナー供給源に
第3の電圧を印加することにより、制御電圧の印加タイ
ミングの1周期を印字時の制御電圧の印加期間と非印字
時の制御電圧の印加期間とによって構成した場合に、印
字時の制御電圧の印加期間にトナー供給源に第2の電圧
を印加することによってトナー供給源から制御電極側に
吸引されたトナーのうちトナー供給源と制御電極との間
に位置するトナーを、非印字時の制御電圧の印加期間に
トナー供給源に第3の電圧を印加することによってトナ
ー供給源に戻し、画像形成状態の劣化の原因となる制御
電極や通過孔におけるトナーの付着を確実に防止するこ
とができる。
【0055】請求項3に記載した発明によれば、トナー
供給源から制御電極側に形成される電界の電界強度を大
きくする第2の電圧をトナー供給源に印加した後、第2
の電圧に対して逆極性で且つ絶対値が大きい第3の電圧
を印加することにより、トナー供給源から通過孔へのト
ナーの吸引の停止、及び、制御電極とトナー供給源との
間に位置するトナーのトナー供給源への吸引を確実に行
わせることができる。請求項4に記載した発明によれ
ば、トナー供給源から制御電極側に形成される電界の電
界強度を大きくする第2の電圧をトナー供給源に印加し
た後、第2の電圧に対して逆極性で且つ印加期間の長い
第3の電圧を印加することにより、トナー供給源から通
過孔へのトナーの吸引の停止、及び、制御電極とトナー
供給源との間に位置するトナーのトナー供給源への吸引
を確実に行わせることができる。請求項5に記載した発
明によれば、トナー供給源と制御電極との間にトナー供
給源と同一の電圧を印加する導電層を形成することによ
り、トナー供給源に対して印加される第1乃至第3の電
圧の影響がトナー供給源において制御電極に対向する部
分のみに作用させることができ、トナー供給源において
制御電極に対向しない部分のトナーに電気的なストレス
が生じないようにしてトナーの寿命を長期化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成
を示す概略図である。
【図2】同画像形成装置の印字部を含む要部の構成を示
す図である。
【図3】印字部に含まれる制御基板の平面図及び部分断
面斜視図である。
【図4】上記画像形成装置の制御部に含まれるトナー担
持体電圧印加回路及び制御電極電圧印加回路の構成を示
す図である。
【図5】上記トナー担持体電圧印加回路及び制御電極電
圧印加回路によるトナー担持体及び制御電極に対する電
圧の印加状態を示すタイミングチャートである。
【図6】同トナー担持体電圧印加回路及び制御電極電圧
印加回路による別の電圧印加状態を示すタイミングチャ
ートである。
【図7】同トナー担持体電圧印加回路及び制御電極電圧
印加回路によるさらに別の電圧印加状態を示すタイミン
グチャートである。
【図8】この発明の別の実施形態に係る画像形成装置の
制御部に含まれるトナー担持体電圧印加回路及び制御電
極電圧印加回路の構成を示す図である。
【図9】同トナー担持体電圧印加回路及び制御電極電圧
印加回路による電圧印加状態を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1−印字部 2−制御基板 3−トナー帯電器 4−給紙部 7−制御部 10−画像形成装置 11−対向電極 22−通過孔 23−制御電極 25−ベース基板 31−トナー担持体 32−ブレード 33−供給ローラ 71−対向電極電源 72−トナー担持体電圧印加回路 73−制御電極電圧印加回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通過孔に配置した制御電極に印字時又は非
    印字時の制御電圧を選択的に印加して飛翔電界を形成
    し、トナー供給源のトナーを飛翔電界が形成された通過
    孔を経由して記録媒体に飛翔させる画像形成装置におい
    て、 トナー供給源に対して、非印字時の制御電圧が印加され
    た制御電極との間に飛翔電界を形成しない第1の電圧
    と、トナーの帯電極性と同極性の電圧であって第1の電
    圧よりも絶対値の大きい第2の電圧と、トナーの帯電極
    性と逆極性の電圧であって第1の電圧よりも絶対値の大
    きい第3の電圧と、前記第1の電圧と、をこの順に印加
    するとともに、制御電圧の印加タイミングの各周期にお
    ける印字時の制御電圧の印加期間に少なくとも第2の電
    圧を印加する電圧制御手段を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】前記電圧制御手段が、制御電圧の印加タイ
    ミングの各周期における非印字時の制御電圧の印加期間
    に第3の電圧と第1の電圧とをこの順に印加する請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記電圧制御手段が、第3の電圧として第
    2の電圧よりも絶対値の大きい電圧を印加する請求項1
    又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記電圧制御手段が、第3の電圧を第2の
    電圧よりも長い期間にわたって印加する請求項1又は2
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記制御電極のトナー供給源側に絶縁層を
    介して導電層を形成し、この導電層に対して前記電圧制
    御手段からトナー供給源と同一の電圧を印加する請求項
    1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066766A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010089439A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066766A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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