JPH11299551A - 昇降式収納棚 - Google Patents

昇降式収納棚

Info

Publication number
JPH11299551A
JPH11299551A JP11386498A JP11386498A JPH11299551A JP H11299551 A JPH11299551 A JP H11299551A JP 11386498 A JP11386498 A JP 11386498A JP 11386498 A JP11386498 A JP 11386498A JP H11299551 A JPH11299551 A JP H11299551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
storage shelf
arm
link arm
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11386498A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Niihori
信義 新堀
Kazuhiko Fujii
和彦 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Cleanup Corp
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
Cleanup Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OI SEISAKUSHO CO Ltd, Ohi Seisakusho Co Ltd, Cleanup Corp filed Critical OI SEISAKUSHO CO Ltd
Priority to JP11386498A priority Critical patent/JPH11299551A/ja
Publication of JPH11299551A publication Critical patent/JPH11299551A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンク機構の強度剛性の向上を図ると共に収
納棚の円滑な昇降作動を確保する。 【解決手段】 第1のリンクアーム7と第2のリンクア
ーム9の一端を、ベース部材15に、他端を、収納棚1
にそれぞれ支持軸17により回転自在に支持したリンク
機構5を左右対称に設ける一方、2箇所の取付部を有す
る補助リンク21を設け、その補助リンク21の一方の
取付部23を、前記第1のリンクアーム7に、補助リン
ク21の他方の取付部23を、第2のリンクアーム9に
それぞれ前記支持軸17から等距離の位置に連結し、前
記補助リンク21に、少なくとも引張り手段により常時
上方へ引き上げ作用が働くようにし、第1,第2のリン
クアーム7,9に引張り手段29による引上げ作用がほ
ぼ均一に働くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇降式収納棚に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、昇降式収納棚の概要は、左右一
対の平行リンクによって収納棚が支持され、収納棚は、
平行リンクによるリンク機構によって同一姿勢の状態で
昇降が可能となっている。
【0003】リンク機構を構成する平行リンクの内、上
位側のリンクには、上方へ常時引き上げる引張りばねが
作用し、収納棚を上昇させる時の補助力として前記引張
りばねは機能している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】収納棚は、平行リンク
によって支持される一方、収納棚を上昇させる補助力と
して引張りばねが作用しているが、引張りばねは、2本
ある平行リンクの内、1本にのみ作用しているため、引
張りばねが作用しないリンクには、収納棚の自重及び収
納物の重量が直接働くようになる。
【0005】このために、引張りばねが作用するリンク
と、引張りばねが作用しないリンクの違いによって、一
方に大きな力が働くため、平行リンク運動のバランス崩
れが起き易く、円滑な昇降は難しくなる。特に、収納棚
に重量のある収納物が収納された時、大きな荷重がリン
クに作用するため、円滑な昇降作動はさらに望めなくな
ると共に、リンク機構の剛性の面でも望ましくない。
【0006】そこで、この発明は、大きな荷重が作用し
ても平行リンク運動のバランス崩れは起こらず、円滑な
昇降作動が得られると共に、強度剛性の面で優れる昇降
式収納棚を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、第1のリンクアームと第2の
リンクアームの一端を、ベース部材に、他端を、収納棚
にそれぞれ支持軸により回転自在に支持したリンク機構
を左右対称に設ける一方、2箇所の取付部を有する補助
リンクを設け、その補助リンクの一方の取付部を、前記
第1のリンクアームに、補助リンクの他方の取付部を、
第2のリンクアームにそれぞれ前記支持軸から等距離の
位置に連結し、前記補助リンクに、少なくとも引張り手
段により常時上方へ引き上げ作用が働くようにする。
【0008】第2に、第1のリンクアームと第2のリン
クアームの一端を、ベース部材に、他端を、収納棚にそ
れぞれ支持軸により回転自在に支持したリンク機構を左
右対称に設ける一方、2箇所の取付部を有する補助リン
クを設け、その補助リンクの一方の取付部を、前記第1
のリンクアームに、補助リンクの他方の取付部を、第2
のリンクアームにそれぞれ前記支持軸から等距離の位置
に連結し、前記補助リンクに、常時上方へ引き上げ作用
が働く引張り手段と収納棚の昇降時に減衰作用が働く減
衰装置を設ける。
【0009】かかる昇降式収納棚によれば、引張り手段
による上方へ常時引き上げる引上げ作用は、補助リンク
を介して第1のリンクアームと第2のリンクアームにほ
ぼ均一に働く結果、平行リンク運動のバランスの崩れは
起こらず、収納棚の円滑な昇降動作が得られる。また、
減衰装置の働きで、収納棚のソフトダウンが得られる。
【0010】一方、第1のリンクアームと第2のリンク
アームとは、補助リンクを介してリンク機構を構成して
いるため、補助リンクが補強部材として働き、リンク機
構の強度剛性のアップが図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5の図面を参照
しながらこの発明の実施の形態について具体的に説明す
る。
【0012】図1において、1はロッカ3の上に設置さ
れた収納棚を示しており、左右対称のリンク機構5,5
(以下、同一構成のため片側のみ説明する)によって昇
降自在に支持されている。
【0013】リンク機構5は、第1のリンクアーム7と
第2のリンクアーム9を有し、第1のリンクアーム7の
一端は、収納棚1の側壁に設けられたブラケット13
に、他端は、前記ロッカ3の上面に固定支持されたベー
ス部材15に支持軸17によってそれぞれ回動自在に支
持されている。
【0014】第2のリンクアーム9は、図2に示す如く
略直角三角形に形成され、一端は収納棚1のブラケット
13に、他端となる底辺直角部分はベース部材15に支
持軸17によってそれぞれ回動自在に支持されている。
また、連結ロッド19によって左右の第2のリンクアー
ム9,9は一体に連結されている。
【0015】第1のリンクアーム7にはアングル状に形
成され2箇所の取付部を有する補助リンク21の一方の
取付部が、第2のリンクアーム9には、補助リンク21
の他方の取付部がそれぞれ結合ピン23によって回動自
在に取付けられている。第1,第2のリンクアーム7,
9は、ベース部材15に設けられた下降位置ストッパ2
5と収納位置ストッパ27に当るまで回動可能となって
いる。これにより、収納棚1の収納状態(図4)と下降
した使用状態(図5)との切換えが可能となる。
【0016】第1のリンクアーム7と第2のリンクアー
ム9に対する補助リンク21の両端部の取付位置は、図
3に示す如くベース部材15側の支持軸17から等距離
Dに設定され、リンク運動に支障が起きないようになっ
ている。
【0017】第2のリンクアーム9に取付けられた補助
リンク21は、結合ピン23よりさらに延長され、その
延長部には、引張り手段となる常時上方へ向けて引上げ
作用が働く引張りばね29の一端が係止されている。引
張りばね29の他端は、ベース部材15側に係止されて
いる。
【0018】また、第2のリンクアーム9と補助リンク
21が取付けられた結合ピン23の部位は減衰装置31
によって支持されている。
【0019】減衰装置31は、ピストン33とシリンダ
35とから成り、ピストン33が伸長する時、即ち、収
納棚1が引張りばね29に抗して下降する時に減衰作用
が働く直動式となっている。減衰装置31を構成するピ
ストン33は、前記結合ピン23に、シリンダ35は、
ベース部材15から延長された取付部37にそれぞれ装
着されている。
【0020】このように構成された昇降式収納棚によれ
ば、収納棚11を、収納位置ストッパ27に当るまで上
方へ回動させることで、リンク機構5,5によって収納
棚1は同一姿勢の状態で収納状態(図4)に位置決めセ
ットされるようになる。この時、上方への作動は、引張
りばね29が働いているため、収納棚11内に重い収納
物が入っていても容易に収納棚1を上方の収納位置へセ
ットすることができる。
【0021】次に、収納状態にある収納棚1を下降位置
ストッパ25に当るまで下方へ回動させることで、リン
ク機構5,5によって収納棚1は同一姿勢の状態で下降
し、使用状態(図5)に位置決めされる。この時、収納
棚11は重い収納物が入っていても、減衰装置31と引
張りばね29とにより減衰作用が働き、ゆっくりと下降
しソフトダウンが得られるようになる。
【0022】同時に、収納棚1の下方への作動時、引張
りばね29による上方への引上げ作用は、補助リンク2
1を介して第1のリンクアーム7と第2のリンクアーム
9に略均一に作用するため、平行リンク運動のバランス
崩れは起こらず、円滑に無理なく下降するようになる。
【0023】また、補助リンク21は、第1のリンクア
ーム7と第2のリンクアーム9とをつなぐ補助部材とし
て機能するため、各リンクアームを肉厚にしたり、太く
しなくても強度剛性のアップを図ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1に記載
する発明の昇降式収納棚によれば、引張り手段による上
方への引上げ作用を、補助リンクを介して第1のリンク
アームと第2のリンクアームとに略均一に作用させるこ
とが出来るため、バランス崩れを起こすことなく収納棚
を無理なく円滑に昇降作動することができる。
【0025】また、補助リンクは補強部材として機能す
るため、第1,第2のリンクアームの強度剛性の向上を
図ることができる。
【0026】また、請求項2に記載する発明の昇降式収
納棚によれば、収納棚内に、より重い荷物が入っていて
も、ゆっくりと下降しソフトダウンが得られるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる昇降式収納棚を下降した使用
状態を示す斜視図。
【図2】収納棚とリンク機構の拡大斜視図。
【図3】収納棚の途中の作動位置を示した説明図。
【図4】収納状態を示した説明図。
【図5】使用状態を示した説明図。
【符号の説明】
1 収納棚 5 リンク機構 7 第1のリンクアーム 9 第2のリンクアーム 15 ベース部材 17 支持軸 21 補助リンク 23 結合ピン(取付部) 29 引張りばね(引張り手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のリンクアームと第2のリンクアー
    ムの一端を、ベース部材に、他端を、収納棚にそれぞれ
    支持軸により回転自在に支持したリンク機構を左右対称
    に設ける一方、2箇所の取付部を有する補助リンクを設
    け、その補助リンクの一方の取付部を、前記第1のリン
    クアームに、補助リンクの他方の取付部を、第2のリン
    クアームにそれぞれ前記支持軸から等距離の位置に連結
    し、前記補助リンクに、少なくとも引張り手段により常
    時上方へ引き上げ作用が働くようにしたことを特徴とす
    る昇降式収納棚。
  2. 【請求項2】 第1のリンクアームと第2のリンクアー
    ムの一端を、ベース部材に、他端を、収納棚にそれぞれ
    支持軸により回転自在に支持したリンク機構を左右対称
    に設ける一方、2箇所の取付部を有する補助リンクを設
    け、その補助リンクの一方の取付部を、前記第1のリン
    クアームに、補助リンクの他方の取付部を、第2のリン
    クアームにそれぞれ前記支持軸から等距離の位置に連結
    し、前記補助リンクに、常時上方へ引き上げ作用が働く
    引張り手段と収納棚の昇降時に減衰作用が働く減衰装置
    を設けたことを特徴とする昇降式収納棚。
JP11386498A 1998-04-23 1998-04-23 昇降式収納棚 Pending JPH11299551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11386498A JPH11299551A (ja) 1998-04-23 1998-04-23 昇降式収納棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11386498A JPH11299551A (ja) 1998-04-23 1998-04-23 昇降式収納棚

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11299551A true JPH11299551A (ja) 1999-11-02

Family

ID=14623019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11386498A Pending JPH11299551A (ja) 1998-04-23 1998-04-23 昇降式収納棚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11299551A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100356561B1 (ko) * 2000-07-19 2002-10-18 최철호 장롱의 상부 수납장치
KR100617899B1 (ko) 2005-05-10 2006-09-06 씨티엠(주) 의류건조기의 랙 출몰 구조
CN108553054A (zh) * 2018-03-07 2018-09-21 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 厨房电器和组合式厨房电器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100356561B1 (ko) * 2000-07-19 2002-10-18 최철호 장롱의 상부 수납장치
KR100617899B1 (ko) 2005-05-10 2006-09-06 씨티엠(주) 의류건조기의 랙 출몰 구조
CN108553054A (zh) * 2018-03-07 2018-09-21 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 厨房电器和组合式厨房电器
CN108553054B (zh) * 2018-03-07 2023-06-02 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 厨房电器和组合式厨房电器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100787521B1 (ko) 자립식 수동 승강 스크린
US5590483A (en) Implement attatching device for construction equipment
JPH11124298A (ja) 移載装置
JPH11299551A (ja) 昇降式収納棚
JP2007107678A (ja) リンクバネ装置
KR102476247B1 (ko) 실린더 작용점 이동 방식 핸드크레인
JP6814471B2 (ja) 組立式クレーン
JPS5927162Y2 (ja) 折畳式テ−ブル
JPH08333094A (ja) 車輛整備用リフト
JP2917220B1 (ja) 天井収納庫用梯子装置
JPH05253031A (ja) 支持台
JPH065360Y2 (ja) 荷吊下リンク機構
JP3515489B2 (ja) 吊り棚
JPH0510658Y2 (ja)
JP2001064000A (ja) ハンガー杆の昇降機構
JP2626366B2 (ja) クレーン用吊荷装置
KR0117520Y1 (ko) 에어스프링 장착지그
KR930005959Y1 (ko) 리프트 장치
JP3795179B2 (ja) テーブル天板昇降装置
JP4552048B2 (ja) ベッド
JP2537777Y2 (ja) 荷役用バランサ
JP2000118650A (ja) 設置物の移動用支持構造
JP3480666B2 (ja) 多段スライドアーム
JPH1158287A (ja) ロボットのためのバランス装置
JPH04994Y2 (ja)