JPH11298937A - ハンドオフ制御方式、ハンドオフ制御方法及びこれが書き込まれた記憶媒体 - Google Patents

ハンドオフ制御方式、ハンドオフ制御方法及びこれが書き込まれた記憶媒体

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JPH11298937A
JPH11298937A JP10099211A JP9921198A JPH11298937A JP H11298937 A JPH11298937 A JP H11298937A JP 10099211 A JP10099211 A JP 10099211A JP 9921198 A JP9921198 A JP 9921198A JP H11298937 A JPH11298937 A JP H11298937A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信の強制切断の発生率を低減させる。 【解決手段】 端末10において、セル30a内の基地
局20aからの受信信号の強度を周期的に測定し、受信
信号の強度の測定時間毎の相対変化量を算出し、該算出
結果を基地局20aに対して送信するとともに、基地局
20aから基地局20bに対してもその旨を通知し、端
末10からハンドオフが要求された場合、基地局20b
において、端末10の呼を、端末10における受信信号
の強度の相対変化量に基づいて、予め前記相対変化量に
よる優先順位が付与された待ち行列のうち、該当する待
ち行列に分配し、端末10の移動先のセル30b内に空
きチャネルがあるかどうかを監視し、セル30b内に空
きチャネルがある場合に、待ち行列の優先順位に基づい
た順序で該待ち行列内に分配された呼を空きチャネルに
割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラー通信シス
テムにおけるハンドオフ制御方式に関し、特に、優先順
位を付与してハンドオフ処理を行うハンドオフ制御方式
及びハンドオフ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムにおける加入者
は増加の一途を辿っており、加入者容量の増加が求めら
れている。
【0003】そこで、移動通信システムにおける加入者
容量を増加させるために、セル半径を縮小することが考
えられている。セル半径を縮小した場合、その領域にお
ける基地局の数が増え、それにより、加入者が利用する
チャネル数を増やすことができる。
【0004】図8は、一般的な移動通信システムにおけ
るハンドオフ制御方式を説明する図であり、(a)はセ
ル半径が任意に設定された場合を示す図、(b)は
(a)に示したものよりもセル半径が縮小された場合を
示す図である。
【0005】図8(a)に示すように、端末110が、
基地局120aのセル130a内に存在して基地局12
0aからサービスを受けている状態において、基地局1
20bのセル130b方向に移動する場合を考える。
【0006】端末110が基地局120aから遠ざかっ
ていくと、端末110における基地局120aからの受
信信号強度が徐々に弱くなっていく。ここで、受信信号
強度とは、基地局から受信する電力の大きさを示す。
【0007】端末110においては基地局120aから
の受信信号強度が周期的に測定されており、測定された
受信信号強度が予め決められたしきい値以下になると、
端末110から、基地局120aに対してハンドオフ要
求が送出され、それにより、端末110は基地局120
bからもサービスを受けることができる状態となる。
【0008】ここで、端末110から基地局120aに
対して送出されたハンドオフ要求においては、ネットワ
ーク(不図示)を介して基地局120aから基地局12
0bに通知されている。
【0009】すると、この時点では、端末110は、基
地局120a,120bの両方からサービスを受けるこ
とができる。
【0010】その後、端末110がさらに、基地局12
0aから遠ざかると、基地局120aからのサービスが
停止され、端末110は基地局120bに切り替えてサ
ービスのみを受けることになる。
【0011】なお、端末110が基地局120a,12
0bの両方からサービスを受けることができる領域は、
セル130aとセル130bとが交わる領域であるエリ
ア140である。
【0012】図8(b)に示すように、セル半径が縮小
された場合、上述したハンドオフ動作が多く行われるよ
うになる。
【0013】そのため、セル半径が縮小された場合、ハ
ンドオフのトラヒックが増大し、通信の強制切断が発生
しやすくなってしまう。
【0014】これを避けるために、ハンドオフが必要な
端末からの要求に対して待ち行列を持つ方法が、例え
ば、D. Hong, S. S. Rappaport, “Traffic model and
performance analysis for cellular mobile radio tel
ephone systems with prioritized and nonproritized
handoff prcedures”, IEE proc. I, vol.136, no.5, 1
989.と、Q. A. Zeng, K. Mukumoto, A. Fukuda, “Perf
ormance analysis of mobile cellular rado system wi
th priority reservation handoff procedures”, IEEE
Proc. VTC-94, vol.3, 1994とにおいて開示されてい
る。
【0015】前者の論文においては、設定されたチャネ
ルのうち、ハンドオフ専用のチャネルを常にいくつか確
保し、そのチャネルは新規の呼に対して使用しないよう
にしている。それにより、ハンドオフ時の呼損の発生率
を低減させている。
【0016】また、後者の論文においては、前者の論文
に記載された技術にさらに、新規呼用のバッファを設け
ることにより、ハンドオフ呼の切断率をあまり上げずに
新規呼の呼損率を低減させている。
【0017】また、特開平7−264656号公報にお
いては、移動する端末の速度や移動方向を考慮した算出
式に基づいて、端末からのハンドオフ処理に優先順位を
付与し、その優先順位にしたがってハンドオフ処理を行
う技術が開示されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】セル間を移動している
端末においては、移動する速度が様々であり、例えば、
車により移動する端末と徒歩により移動する端末とでは
移動速度が互いに異なっている。
【0019】上述したように移動速度が異なる場合、ハ
ンドオフが要求されてからハンドオフの処理を終了する
までに許される時間が異なるため、単にハンドオフが必
要な端末からの要求に対して順次ハンドオフ処理を行う
と、高速に移動する端末においては、ハンドオフが要求
されてからハンドオフの処理を終了するまでの時間が長
くなった場合、通信の強制切断が発生してしまう虞れが
ある。
【0020】また、高速に移動する端末においては、所
定の時間に多くのセルを通過するため、通信の間に要求
されるハンドオフの回数が多くなり、通信の強制切断が
多くなる傾向がある。
【0021】また、セル間を移動している端末において
は、移動する経路が様々であり、現在サービスを受けて
いる基地局に対して、離れていくだけのものもあれば、
一定の距離を保つように移動するものもある。
【0022】上述したように移動経路が異なる場合にお
いても、ハンドオフが要求されてからハンドオフの処理
を終了するまでに許される時間が異なるため、単にハン
ドオフが必要な端末からの要求に対して順次ハンドオフ
処理を行うと、現在サービスを受けている基地局に対し
て、離れていくだけの端末においては、ハンドオフが要
求されてからハンドオフの処理が遅れた場合に、処理が
間に合わず、通信の強制切断が発生してしまう虞れがあ
る。
【0023】また、特開平7−264656号公報に開
示されたものにおいては、優先順位を付与するための演
算が複雑となり、また、優先順位が呼のそれぞれに付与
されるため、ハンドオフが要求された場合の処理が頻繁
に行われ、処理が複雑になってしまうという問題点があ
る。
【0024】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、端末がハン
ドオフを要求してからハンドオフの処理が終了するまで
に許される時間を考慮することにより、通信の強制切断
の発生率を低減させることができるハンドオフ制御方式
及びハンドオフ制御方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、セル内の基地局を介して通信動作を行う端
末が複数のセル間を移動する際に、該端末のハンドオフ
処理を行うハンドオフ制御方式であって、前記端末にお
ける前記基地局からの受信信号の強度を周期的に測定す
る測定手段と、該測定手段にて測定された受信信号の強
度の測定時間毎の相対変化量を算出する算出手段と、該
算出手段にて算出された受信信号の相対変化量に基づい
て優先順位が付与された待ち行列が格納される待ち行列
格納手段と、ハンドオフが要求された場合、ハンドオフ
を要求した端末における受信信号の強度の相対変化量に
基づいて該端末の呼を該当する待ち行列に分配する要求
処理手段と、前記端末の移動先のセル内に空きチャネル
があるかどうかを監視し、該セル内に空きチャネルがあ
る場合に、前記待ち行列の優先順位に基づいた順序で該
待ち行列内に分配された呼を前記空きチャネルに割り当
てる待ち行列制御手段とを有することを特徴とする。
【0026】セル内の基地局を介して通信動作を行う端
末が複数のセル間を移動する際に、該端末のハンドオフ
処理を行うハンドオフ制御方式であって、前記端末は、
前記基地局からの受信信号の強度を周期的に測定する測
定手段と、該測定手段にて測定された受信信号の強度の
測定時間毎の相対変化量を算出する算出手段と、該算出
手段における算出結果を前記基地局に対して送信する送
信手段とを有し、前記基地局は、前記端末から送信され
た受信信号の強度の相対変化量を隣接するセル内の基地
局に通知するとともに、前記端末からハンドオフが要求
された場合に該ハンドオフ要求を隣接するセル内の基地
局に通知するインタフェース手段と、該インタフェース
手段を介して通知された、受信信号の強度の相対変化量
に基づいて優先順位が付与された待ち行列が格納される
待ち行列格納手段と、前記インタフェース手段を介して
ハンドオフ要求が通知された場合、ハンドオフを要求し
た端末における受信信号の強度の相対変化量に基づいて
該端末の呼を該当する待ち行列に分配する要求処理手段
と、前記端末の移動先のセル内に空きチャネルがあるか
どうかを監視し、該セル内に空きチャネルがある場合
に、前記待ち行列の優先順位に基づいた順序で該待ち行
列内に分配された呼を前記空きチャネルに割り当てる待
ち行列制御手段とを有することを特徴とする。
【0027】また、セル内の基地局を介して通信動作を
行う端末が複数のセル間を移動する際に、該端末のハン
ドオフ処理を行うハンドオフ制御方式であって、前記端
末は、前記基地局からの受信信号の強度を周期的に測定
する測定手段と、該測定手段における測定結果を前記基
地局に対して送信する送信手段とを有し、前記基地局
は、前記端末から送信された受信信号の強度を隣接する
セル内の基地局に通知するとともに、前記端末からハン
ドオフが要求された場合に該ハンドオフ要求を隣接する
セル内の基地局に通知するインタフェース手段と、該イ
ンタフェース手段を介して通知された、受信信号の強度
の測定時間毎の相対変化量を算出する算出手段と、該算
出手段における算出結果に基づいて優先順位が付与され
た待ち行列が格納される待ち行列格納手段と、前記イン
タフェース手段を介してハンドオフ要求が通知された場
合、ハンドオフを要求した端末における受信信号の強度
の相対変化量に基づいて該端末の呼を該当する待ち行列
に分配する要求処理手段と、前記端末の移動先のセル内
に空きチャネルがあるかどうかを監視し、該セル内に空
きチャネルがある場合に、前記待ち行列の優先順位に基
づいた順序で該待ち行列内に分配された呼を前記空きチ
ャネルに割り当てる待ち行列制御手段とを有することを
特徴とする。
【0028】また、前記基地局は、前記インタフェース
手段を介して通知された受信信号の強度の相対変化量を
格納するための格納手段を有し、前記要求処理手段は、
前記インタフェース手段を介してハンドオフ要求が通知
された場合、前記格納手段に格納された該当端末の受信
信号強度の相対変化量に基づいて該端末の呼を該当する
待ち行列に分配することを特徴とする。
【0029】また、前記待ち行列格納手段は、前記受信
信号の強度の相対変化量が大きなほど優先順位を高く設
定されていることを特徴とする。
【0030】また、前記待ち行列格納手段は、前記受信
信号の強度の相対変化量が予め決められたレベル毎に分
割され、分割されたクラス毎に前記待ち行列が格納され
ていることを特徴とする。
【0031】また、前記受信信号の強度は、前記端末が
前記基地局から遠ざかるほど弱くなることを特徴とす
る。
【0032】また、セル内の基地局を介して通信動作を
行う端末が複数のセル間を移動する際に行うハンドオフ
制御方法であって、前記端末における前記基地局からの
受信信号の強度を周期的に測定し、測定された受信信号
の強度の測定時間毎の相対変化量を算出し、ハンドオフ
が要求された場合、ハンドオフを要求した端末の呼を、
該端末における受信信号の強度の相対変化量に基づい
て、予め前記相対変化量による優先順位が付与された待
ち行列のうち、該当する待ち行列に分配し、前記端末の
移動先のセル内に空きチャネルがあるかどうかを監視
し、該セル内に空きチャネルがある場合に、前記待ち行
列の優先順位に基づいた順序で該待ち行列内に分配され
た呼を前記空きチャネルに割り当てることを特徴とす
る。
【0033】また、予め前記端末における前記基地局の
受信信号の強度の相対変化量を格納し、ハンドオフが要
求された場合、格納された該当端末の受信信号強度の相
対変化量に基づいて該端末の呼を所定の待ち行列に分配
することを特徴とする。
【0034】また、前記受信信号の強度の相対変化量が
大きなほど優先順位を高く設定することを特徴とする。
【0035】また、前記受信信号の強度の相対変化量を
予め決められたレベル毎に分割し、分割されたクラス毎
に前記待ち行列を作成することを特徴とする。
【0036】また、前記受信信号の強度の相対変化量
は、時刻t0における受信信号の強度がP0であった端末
が移動し、時刻t1において受信信号の強度がP1になっ
た場合、 (P1−P0)/(P1+P0) で定義することを特徴とする。
【0037】また、前記受信信号の強度の相対変化量
は、時刻t0における受信信号の強度がP0であった端末
が移動し、時刻t1において受信信号の強度がP1になっ
た場合、 (P1−P0)/P1 で定義することを特徴とする。
【0038】また、前記受信信号の強度の相対変化量
は、時刻t0における受信信号の強度がP0であった端末
が移動し、時刻t1において受信信号の強度がP1になっ
た場合、 (P1−P0)/P0 で定義することを特徴とする。
【0039】また、前記受信信号の強度の相対変化量
は、時刻t0における受信信号の強度がP0であった端末
が移動し、時刻t1において受信信号の強度がP1になっ
た場合、 (P1−P0)/(t1−t0) で定義することを特徴とする。
【0040】また、記憶媒体であって、前記ハンドオフ
制御方法が書き込まれたことを特徴とする。
【0041】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、測定手段において、端末における基地局から
の受信信号の強度が周期的に測定され、算出手段におい
て、測定手段にて測定された受信信号の強度の測定時間
毎の相対変化量が算出されており、ハンドオフが要求さ
れた場合、要求処理手段において、ハンドオフを要求し
た端末の呼が、該端末における受信信号の強度の相対変
化量に基づいて、予め相対変化量による優先順位が付与
された待ち行列のうち、該当する待ち行列に分配され
る。一方、待ち行列制御手段においては、端末の移動先
のセル内に空きチャネルがあるかどうかが監視されてお
り、該セル内に空きチャネルがある場合に、待ち行列の
優先順位に基づいた順序で該待ち行列内に分配された呼
が空きチャネルに割り当てられる。
【0042】このように、端末における受信信号の強度
の相対変化量に基づいた順序でハンドオフ処理が行われ
るので、受信信号の強度の相対変化量が大きな端末であ
るハンドオフを要求してからハンドオフ処理が終了する
までに許される時間が短い端末は、相対変化量が小さな
端末であるハンドオフを要求してからハンドオフ処理が
終了するまでに許される時間が長い端末よりも先に処理
される。
【0043】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0044】図1は、本発明のハンドオフ制御方式の実
施の一形態を示す図である。
【0045】図1に示すように本形態においては、端末
10が、基地局20aのセル30a内に存在して基地局
20aからサービスを受けている状態において、基地局
20bのセル30b方向に移動している。
【0046】ここで、端末10においては、基地局20
aからの受信信号強度が周期的に測定されており、受信
信号強度の測定時間毎の相対変化量が基地局20aに通
知されている。
【0047】また、受信信号強度の相対変化量において
は、基地局20aのセル30aに隣接するセル30b内
の基地局20bにも、ネットワーク(不図示)を介して
基地局20aから通知されている。
【0048】また、基地局20a,20bにおいては、
端末10から通知された受信信号強度の相対変化量が格
納されるとともに、予め、受信信号強度の相対変化量に
基づいて優先順位が付与された待ち行列が作成されてお
り、端末10からハンドオフの要求が送出された場合、
端末10の受信信号強度の相対変化量に基づいて、端末
10が、該当する待ち行列に分配される。その後、優先
順位に基づいてハンドオフ制御が行われる。
【0049】以下に、本形態における受信信号強度の相
対変化量の算出方法と優先順位の決定方法について説明
する。
【0050】図2は、図1に示したハンドオフ制御方式
における受信信号強度の算出方法を説明するための図で
あり、(a)は2つの端末が同じ受信信号強度を有する
位置から移動した場合を説明する図、(b)は2つの端
末が互いに異なる受信信号強度を有する位置から受信信
号強度がハンドオフしきい値になる位置まで移動した場
合を説明する図である。なお、図2においては、横軸に
時間、縦軸に受信信号強度がそれぞれ示されている。
【0051】図2(a)において、時刻t0における受
信信号強度がP0であった端末が移動し、時刻t1におい
て受信信号強度がPL1になったとする。その場合の相対
変化量は、(PL1−P0)/(PL1+P0)で定義され
る。
【0052】また、時刻t0における受信信号強度がP0
であった端末が移動し、時刻t1において受信信号強度
がPH1になったとする。その場合の相対変化量は、(P
H1−P0)/(PH1+P0)で定義される。
【0053】ここで、時刻t1において受信信号強度が
L1になった端末の受信電界信号強度の絶対変化量はΔ
L1となり、また、時刻t1において受信信号強度がP
H1になった端末の受信電界信号強度の絶対変化量は、時
刻t1において受信信号強度がPL1になった端末の受信
電界信号強度の絶対変化量のΔPL1よりも大きなΔP H1
となり、時刻t1において受信信号強度がPH1になった
端末は、時刻t1において受信信号強度がPL1になった
端末よりも基地局からの遠ざかり方が速いことになる。
【0054】なお、上述した相対変化量は、時刻t0
おける受信信号強度がP0であった端末が移動し、時刻
1において受信信号強度がPL1になった場合、(PL1
−P0)/PL1、または、(PL1−P0)/P0で定義す
ることもでき、また、時刻t0における受信信号強度が
0であった端末が移動し、時刻t1において受信信号強
度がPH1になったとする。その場合の相対変化量は、
(PH1−P0)/PH1、または、(PH1−P0)/P0
定義することもできる。
【0055】また、図2(b)において、時刻t0にお
ける受信信号強度がPL2であった端末が移動し、時刻t
1において受信信号強度がハンドオフしきい値P1になっ
たとする。その場合の相対変化量は、(P1−PL2)/
(t1−t0)で定義される。
【0056】また、時刻t0における受信信号強度がP
H2であった端末が移動し、時刻t1において受信信号強
度がハンドオフしきい値P1になったとする。その場合
の相対変化量は、(P1−PH2)/(t1−t0)で定義
される。
【0057】ここで、時刻t0において受信信号強度が
L2であった端末の受信電界信号強度の絶対変化量はΔ
L2となり、また、時刻t0において受信信号強度がP
H2であった端末の受信電界信号強度の絶対変化量は、時
刻t0において受信信号強度がPL2であった端末の受信
電界信号強度の絶対変化量のΔPL2よりも大きなΔP H2
となり、時刻t0において受信信号強度がPH2であった
端末は、時刻t0において受信信号強度がPL2であった
端末よりも基地局からの遠ざかり方が速いことになる。
【0058】図3は、図1に示したハンドオフ制御方式
における端末のハンドオフ処理の優先順位の決定方法を
説明するための図である。
【0059】図3に示すように本形態における端末の優
先順位は、その端末の受信信号強度の相対変化量の大き
さに基づいて決定される。受信信号強度の相対変化量が
その大きさによって4つのクラスに分けられており、各
端末の受信信号強度の相対変化量がどのクラスに入るか
によって端末の優先順位が決定する。
【0060】例えば、端末10aはクラス2に入り、端
末10bはクラス3に入り、端末cはクラス4に入る。
【0061】優先順位は、クラス4が最も高く、クラス
1が最も低くなっている。
【0062】以下に、本形態における端末及び基地局の
詳細な構成について説明する。
【0063】図4は、図1に示したハンドオフ制御方式
における端末10の一構成例を示すブロック図である。
【0064】本形態における端末10は図4に示すよう
に、電波の受信及び送信を行うためのアンテナ部11
と、アンテナ部11を介して受信された受信RF信号及
びアンテナ部11を介して送信される送信RF信号を増
幅するとともに受信RF信号と送信RF信号とを多重分
離する送受信増幅部12と、送受信増幅部12にて増幅
された受信RF信号を準同期検波し、デジタル信号に変
換するとともに、アンテナ部11を介して送信される送
信信号をアナログ信号に変換し、直交変調により送信R
F信号に変換する無線部13と、無線部13にてデジタ
ル信号に変換された受信信号の復調、同期、誤り訂正複
号化及びデータの多重分離やアンテナ部11を介して送
信される送信信号の誤り訂正符号化、フレーム化及びデ
ータ変調等のベースバンド信号処理を行うとともに、基
地局20aからの受信信号の強度を周期的に測定する測
定手段を具備し、該受信信号の強度を測定するベースバ
ンド信号処理部14と、ベースバンド処理部14におい
て測定された受信信号の強度の測定時間毎の相対変化量
を算出する算出手段である相対変化量算出部15と、音
声CODEC及びデータ用アダプタ機能を有し、外部に
接続されたハンドセットや外部データ端末(不図示)と
のインタフェースを行う端末インタフェース部16と、
制御信号の送受信を行う無線制御機能を有し、送受信増
幅部12、無線部13、ベースバンド信号処理部14、
相対変化量算出部15及び端末インタフェース部16の
動作を制御する制御部17とから構成されている。
【0065】上記のように構成された端末10において
は、基地局20aに対して信号が送信される場合、ま
ず、端末インタフェース部16を介して入力された信号
がベースバンド信号処理部14においてベースバンド信
号処理され、その後、無線部13においてアナログ信号
に変換される。
【0066】次に、送受信増幅部12において、無線部
13にてアナログ信号に変換された信号が増幅され、増
幅された信号がアンテナ部11を介して基地局20aに
対して送信される。
【0067】一方、基地局20aから送信された信号が
受信される場合、まず、アンテナ部11を介して受信さ
れた信号が送受信増幅部12において増幅され、増幅さ
れた信号が無線部13において準同期検波されてデジタ
ル信号に変換され、その後、ベースバンド信号処理部1
4において、無線部にてデジタル信号に変換された信号
がベースバンド処理され、端末インタフェース部16を
介して出力される。
【0068】また、ベースバンド信号処理部14におい
ては、基地局20aからの受信信号の強度が周期的に測
定されており、相対変化算出部15において、ベースバ
ンド処理部14にて測定された受信信号の強度の測定時
間毎の相対変化量が算出されている。
【0069】ベースバンド信号処理部14において測定
された受信信号の強度と、相対変化算出部15において
算出された受信信号の強度の相対変化量とは、所定の周
期毎に同時に基地局20aに通知されている。
【0070】図5は、図1に示したハンドオフ制御方式
における基地局20a,20bの一構成例を示すブロッ
ク図である。
【0071】本形態における基地局20a,20bは図
5に示すように、電波の受信及び送信を行うためのアン
テナ部21と、アンテナ部21を介して受信された受信
RF信号信号及びアンテナ部21を介して送信される送
信RF信号を増幅するとともに受信RF信号と送信RF
信号とを多重分離する送受信増幅部22と、送受信増幅
部22にて増幅された受信RF信号を準同期検波し、デ
ジタル信号に変換するとともに、アンテナ部21を介し
て送信される信号をアナログ信号に変換し、直交変調に
より送信RF信号に変換する無線部23と、無線部23
にてデジタル信号に変換された受信信号の復調、同期、
誤り訂正複号化及びデータの多重分離やアンテナ部21
を介して送信される送信信号の誤り訂正符号化、フレー
ム化及びデータ変調等のベースバンド信号処理を行うベ
ースバンド信号処理部24と、ベースバンド処理部24
において処理された信号のうち、端末10から通知され
た受信信号強度の相対変化量を格納するための格納手段
である相対変化量テーブル25と、外部に接続された上
位装置50とのインタフェースを行う有線伝送路インタ
フェース部26と、受信信号強度の相対変化量に基づい
て優先順位が付与された待ち行列31−1〜31−nが
格納された待ち行列部31と、端末からハンドオフが要
求された場合、相対変化量テーブル25に格納された該
当端末の受信信号強度の相対変化量に基づいて該当端末
の呼を待ち行列部31内の待ち行列31−1〜31−n
に分配するハンドオフ要求処理部28と、ハンドオフ要
求処理部28における判断に基づいて待ち行列部31内
の待ち行列31−1〜31−nの処理を切り替えるため
のスイッチ29と、セル内に空きチャネルがあるかどう
かを監視するとともに、空きチャネルがある場合、待ち
行列31−1〜31−n内にハンドオフ要求の呼が存在
するかどうかを監視し、ハンドオフ要求の呼がある場
合、該ハンドオフ要求の呼を待ち行列31−1〜31−
nの優先順位に基づいて空きチャネルに割り当てる待ち
行列制御部32と、送受信増幅部22、無線部23、ベ
ースバンド信号処理部24、有線伝送路インタフェース
部26及び待ち行列制御部32の動作を制御するととも
に、上位装置50との制御信号の送受信を行い、無線回
線管理及び無線回線の設定解放等を行う制御部27とか
ら構成されている。なお、待ち行列部31内の待ち行列
31−1〜31−nの優先順位は、待ち行列31−1の
優先順位が最も高く、待ち行列31−nの優先順位が最
も低い。
【0072】以下に、上記のように構成されたハンドオ
フ制御方式における動作について説明する。
【0073】図6は、図1〜図5に示したハンドオフ制
御方式における動作を説明するためのフローチャートで
あり、(a)はハンドオフ要求処理部28における処理
動作を示す図、(b)は待ち行列制御部32における処
理動作を示す図である。
【0074】まず、ハンドオフ要求処理部28における
処理動作について説明する。
【0075】端末10においては、基地局20aからの
受信信号強度が周期的に測定されており、受信信号強度
の測定時間毎の相対変化量が基地局20aに通知されて
いる。
【0076】基地局20aに通知された端末10の受信
信号強度の相対変化量は、基地局20a内の相対変化量
テーブル25に格納される。
【0077】ここで、受信信号強度の相対変化量におい
ては、有線伝送路インタフェース部26及びネットワー
クを介して基地局20aから基地局20bにも通知され
ており、基地局20b内の相対変化量テーブル25にも
格納される。
【0078】また、端末の受信信号強度の相対変化量が
その値に応じて複数のクラスに分割され、それぞれに優
先順位が付与された待ち行列31−1〜31−nが予め
作成されており、待ち行列部31内に格納されている。
なお、待ち行列31−1〜31−nにおいては、受信信
号強度の相対変化量が最も大きなクラスが待ち行列31
−1となって最も優先順位が高くなり、受信信号強度の
相対変化量が最も小さなクラスが待ち行列31−nとな
って最も優先順位が低くなる。
【0079】ここで、端末10が基地局20aから遠ざ
かっていくと、端末10における基地局20aからの受
信信号強度が徐々に弱くなっていく。端末10において
は基地局20aからの受信信号強度が周期的に測定され
ており、測定された受信信号強度が予め決められたハン
ドオフしきい値以下になると、端末10から、基地局2
0aに対してハンドオフ要求が送出される。なお、端末
10から基地局20aに対して送出されたハンドオフ要
求においては、有線伝送路インタフェース部26及びネ
ットワークを介して基地局20aから基地局20bに通
知される。
【0080】端末10から基地局20aに対してハンド
オフ処理が要求された場合、そのハンドオフ要求は基地
局20bに送出され(ステップS1)、基地局20b内
のハンドオフ要求処理部28においてまず、ハンドオフ
処理を要求した端末10の受信信号強度の相対変化量が
相対変化量テーブル25から抽出される(ステップS
2)。
【0081】その後、ハンドオフ要求処理部28におい
て、待ち行列31内の待ち行列のうち、ステップS2に
て抽出された受信信号強度の相対変化量に対応するクラ
スの待ち行列に、端末10によるハンドオフ要求の呼が
分配される(ステップS3)。
【0082】一方、待ち行列制御部32においては、ま
ず、セル30b内に空きチャネルがあるかどうかが確認
される(ステップS11)。
【0083】ステップS11において空きチャネルがあ
ることが確認された場合、待ち行列部31内の待ち行列
31−1〜31−nにハンドオフ要求の呼が存在するか
どうかが確認される(ステップS12)。
【0084】ステップS12において待ち行列部31内
の待ち行列31−1〜31−nにハンドオフ要求の呼が
存在することが確認された場合、待ち行列31−1〜3
1−n内に存在するハンドオフ要求の呼が優先順位に基
づいた順序でセル30b内の空きチャネルに割り当てら
れる(ステップS13)。
【0085】ここで、待ち行列31−1〜31−nの優
先順位においては、待ち行列31−1の優先順位が最も
高く、待ち行列31−nの優先順位が最も低いため、待
ち行列31−1内のハンドオフ要求の呼が最も先に処理
され、その後、待ち行列31−2内のハンドオフ要求の
呼、待ち行列31−3内のハンドオフ要求の呼、・・
・、待ち行列31−n内のハンドオフ要求の呼というよ
うに順次処理される。また、同じ待ち行列内に複数の呼
が存在する場合、その待ち行列に分配された順序で処理
される。
【0086】また、ある待ち行列内のハンドオフ要求の
呼を処理している際に、現在処理している呼が存在する
待ち行列よりも優先順位の高い待ち行列内に新たなハン
ドオフ要求の呼が分配された場合、現在のハンドオフ要
求の呼の処理が終わるまで新たに分配されたハンドオフ
要求の呼は待ち状態になる。その後、現在行われている
ハンドオフ要求の呼の処理が終ると、同じ待ち行列内に
他のハンドオフ要求の呼が存在する場合においても優先
順位の高い待ち行列内のハンドオフ要求の呼の処理が優
先的に行われる。
【0087】また、端末10から受信信号強度の相対変
化量が通知されなくなった状態にて、該端末10による
ハンドオフ要求の呼が待ち行列31−1〜31−n内に
残っている場合、待ち行列制御部32において、残って
いる呼の処理は行われず、待ち行列から廃棄され、次の
優先順位が付与された待ち行列31−1〜31−n内の
ハンドオフ要求の呼の処理が行われる。
【0088】また、端末10がハンドオフエリア内でハ
ンドオフを行うことができなかった場合は、待ち行列制
御部32において、該端末10によるハンドオフ要求の
呼の処理は行われず、次の優先順位が付与された待ち行
列31−1〜31−n内のハンドオフ要求の呼の処理が
行われる。
【0089】なお、新規の呼が発生した場合は、通常の
処理が行われる。
【0090】また、本形態においては、端末10におけ
る受信信号強度の相対変化量が、端末10内の相対変化
量算出部15にて算出され、端末10における受信信号
強度とともに基地局20a,20bに通知されていた
が、基地局20a,20bあるいは基地局20a,20
bの上位装置50となる交換局内に、端末10から通知
された受信信号強度から、端末10における受信信号強
度の測定時間毎の相対変化量を算出する手段を設け、端
末10からは受信信号強度のみが基地局20a,20b
に通知され、基地局あるいは交換局にて、端末10にお
ける受信信号強度の測定時間毎の相対変化量を算出する
ことも考えられる。
【0091】(他の実施の形態)上述した実施の形態に
おいては、端末の移動速度に基づいた順序でハンドオフ
処理が行われるように説明したが、本発明においては、
その端末の受信信号強度の相対変化量に基づいて優先順
位が決定されているため、端末の移動経路を考慮し、基
地局からの遠ざかり方の速さに基づいた順序でハンドオ
フ処理が行われることも可能である。
【0092】図7は、本発明のハンドオフ制御方式にお
いて端末の移動経路による制御を説明するための図であ
る。
【0093】図7に示すように、端末10aは基地局2
0のセル30を直線的に移動し、端末10bは、所定の
間、セル20内を基地局20との距離がほぼ一定となる
ように移動するものとする。なお、端末10aと端末1
0bの移動速度は、互いに等しいものとする。
【0094】すると、端末10aの受信信号強度は変化
するが、端末10bの受信信号強度は所定の間、ほぼ一
定となる。
【0095】そのため、端末10a,10bにおいてハ
ンドオフ処理が要求された場合、受信信号強度の相対変
化量が大きな端末10aによるハンドオフ要求の呼の方
が、端末10bによるハンドオフ要求の呼よりも優先順
位が高くなり、先に処理されるようになる。
【0096】なお、上述したハンドオフ制御方法におい
ては、ROM等の記憶媒体に書き込まれ、実施する際に
該記憶媒体から読み出される。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
端末における基地局からの受信信号の強度を周期的に測
定する測定手段と、測定手段にて測定された受信信号の
強度の測定時間毎の相対変化量を算出する算出手段と、
算出手段にて算出された受信信号の相対変化量に基づい
て優先順位が付与された待ち行列が格納される待ち行列
格納手段と、ハンドオフが要求された場合、ハンドオフ
を要求した端末における受信信号の強度の相対変化量に
基づいて該端末の呼を該当する待ち行列に分配する要求
処理手段と、端末の移動先のセル内に空きチャネルがあ
るかどうかを監視し、該セル内に空きチャネルがある場
合に、待ち行列の優先順位に基づいた順序で該待ち行列
内に分配された呼を空きチャネルに割り当てる待ち行列
制御手段とを設け、端末における受信信号の強度の相対
変化量に基づいた順序でハンドオフ処理を行う構成とし
たため、受信信号の強度の相対変化量が大きな端末であ
るハンドオフを要求してからハンドオフ処理が終了する
までに許される時間が短い端末を、相対変化量が小さな
端末であるハンドオフを要求してからハンドオフ処理が
終了するまでに許される時間が長い端末よりも先に処理
することができる。ここで、移動速度が速い端末は移動
速度が遅い端末よりも、ハンドオフを要求してからハン
ドオフ処理が終了するまでに許される時間が短く、ま
た、現在サービスを受けている基地局に対して離れてい
く経路で移動する端末は、一定の距離を保つように移動
する端末よりもハンドオフを要求してからハンドオフ処
理が終了するまでに許される時間が短いため、移動速度
が速い端末や、現在サービスを受けている基地局に対し
て離れていく経路で移動する端末における通信の強制切
断の発生率を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンドオフ制御方式の実施の一形態を
示す図である。
【図2】図1に示したハンドオフ制御方式における受信
信号強度の算出方法を説明するための図であり、(a)
は2つの端末が同じ受信信号強度を有する位置から移動
した場合を説明する図、(b)は2つの端末が互いに異
なる受信信号強度を有する位置から受信信号強度がハン
ドオフしきい値になる位置まで移動した場合を説明する
図である。
【図3】図1に示したハンドオフ制御方式における端末
のハンドオフ処理の優先順位の決定方法を説明するため
の図である。
【図4】図1に示したハンドオフ制御方式における端末
の一構成例を示すブロック図である。
【図5】図1に示したハンドオフ制御方式における基地
局の一構成例を示すブロック図である。
【図6】図1〜図5に示したハンドオフ制御方式におけ
る動作を説明するためのフローチャートであり、(a)
はハンドオフ要求処理部における処理動作を示す図、
(b)は待ち行列制御部における処理動作を示す図であ
る。
【図7】本発明のハンドオフ制御方式において端末の移
動経路による制御を説明するための図である。
【図8】一般的な移動通信システムにおけるハンドオフ
制御方式を説明する図であり、(a)はセル半径が任意
に設定された場合を示す図、(b)は(a)に示したも
のよりもセル半径が縮小された場合を示す図である。
【符号の説明】
10,10a〜10n 端末 11,21 アンテナ部 12,22 送受信増幅部 13,23 無線部 14,24 ベースバンド信号処理部 15 相対変化量算出部 16 端末インタフェース部 17,27 制御部 20,20a,20b 基地局 25 相対変化量テーブル 26 有線伝送路インタフェース部 28 ハンドオフ要求処理部 29 スイッチ 30,30a,30b セル 31 待ち行列部 31−1〜31−n 待ち行列 32 待ち行列制御部 40 エリア 50 上位装置
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】これを避けるために、ハンドオフが必要な
端末からの要求に対して待ち行列を持つ方法が、例え
ば、D. Hong, S. S. Rappaport, “Traffic model and
performance analysis for cellular mobile radio tel
ephone systems with prioritized and nonprioritized
handoff prcedures”, IEEE Trans. Vef. Technol., v
ol. VT-35, 1986.と、Q. A. Zeng, K. Mukumoto, A. Fu
kuda, “Performance analysis of mobile cellular ra
do system with priority reservation handoffprocedu
res”, IEEE Proc. VTC-94, vol.3, 1984とにおいて開
示されている。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル内の基地局を介して通信動作を行う
    端末が複数のセル間を移動する際に、該端末のハンドオ
    フ処理を行うハンドオフ制御方式であって、 前記端末における前記基地局からの受信信号の強度を周
    期的に測定する測定手段と、 該測定手段にて測定された受信信号の強度の測定時間毎
    の相対変化量を算出する算出手段と、 該算出手段にて算出された受信信号の相対変化量に基づ
    いて優先順位が付与された待ち行列が格納される待ち行
    列格納手段と、 ハンドオフが要求された場合、ハンドオフを要求した端
    末における受信信号の強度の相対変化量に基づいて該端
    末の呼を該当する待ち行列に分配する要求処理手段と、 前記端末の移動先のセル内に空きチャネルがあるかどう
    かを監視し、該セル内に空きチャネルがある場合に、前
    記待ち行列の優先順位に基づいた順序で該待ち行列内に
    分配された呼を前記空きチャネルに割り当てる待ち行列
    制御手段とを有することを特徴とするハンドオフ制御方
    式。
  2. 【請求項2】 セル内の基地局を介して通信動作を行う
    端末が複数のセル間を移動する際に、該端末のハンドオ
    フ処理を行うハンドオフ制御方式であって、 前記端末は、 前記基地局からの受信信号の強度を周期的に測定する測
    定手段と、 該測定手段にて測定された受信信号の強度の測定時間毎
    の相対変化量を算出する算出手段と、 該算出手段における算出結果を前記基地局に対して送信
    する送信手段とを有し、 前記基地局は、 前記端末から送信された受信信号の強度の相対変化量を
    隣接するセル内の基地局に通知するとともに、前記端末
    からハンドオフが要求された場合に該ハンドオフ要求を
    隣接するセル内の基地局に通知するインタフェース手段
    と、該インタフェース手段を介して通知された、受信信
    号の強度の相対変化量に基 づいて優先順位が付与された待ち行列が格納される待ち
    行列格納手段と、 前記インタフェース手段を介してハンドオフ要求が通知
    された場合、ハンドオフを要求した端末における受信信
    号の強度の相対変化量に基づいて該端末の呼を該当する
    待ち行列に分配する要求処理手段と、 前記端末の移動先のセル内に空きチャネルがあるかどう
    かを監視し、該セル内に空きチャネルがある場合に、前
    記待ち行列の優先順位に基づいた順序で該待ち行列内に
    分配された呼を前記空きチャネルに割り当てる待ち行列
    制御手段とを有することを特徴とするハンドオフ制御方
    式。
  3. 【請求項3】 セル内の基地局を介して通信動作を行う
    端末が複数のセル間を移動する際に、該端末のハンドオ
    フ処理を行うハンドオフ制御方式であって、 前記端末は、 前記基地局からの受信信号の強度を周期的に測定する測
    定手段と、 該測定手段における測定結果を前記基地局に対して送信
    する送信手段とを有し、 前記基地局は、 前記端末から送信された受信信号の強度を隣接するセル
    内の基地局に通知するとともに、前記端末からハンドオ
    フが要求された場合に該ハンドオフ要求を隣接するセル
    内の基地局に通知するインタフェース手段と、 該インタフェース手段を介して通知された、受信信号の
    強度の測定時間毎の相対変化量を算出する算出手段と、 該算出手段における算出結果に基づいて優先順位が付与
    された待ち行列が格納される待ち行列格納手段と、 前記インタフェース手段を介してハンドオフ要求が通知
    された場合、ハンドオフを要求した端末における受信信
    号の強度の相対変化量に基づいて該端末の呼を該当する
    待ち行列に分配する要求処理手段と、 前記端末の移動先のセル内に空きチャネルがあるかどう
    かを監視し、該セル内に空きチャネルがある場合に、前
    記待ち行列の優先順位に基づいた順序で該待ち行列内に
    分配された呼を前記空きチャネルに割り当てる待ち行列
    制御手段とを有することを特徴とするハンドオフ制御方
    式。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のハンドオフ制御方式に
    おいて、 前記基地局は、 前記インタフェース手段を介して通知された受信信号の
    強度の相対変化量を格納するための格納手段を有し、 前記要求処理手段は、前記インタフェース手段を介して
    ハンドオフ要求が通知された場合、前記格納手段に格納
    された該当端末の受信信号強度の相対変化量に基づいて
    該端末の呼を該当する待ち行列に分配することを特徴と
    するハンドオフ制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    ハンドオフ制御方式において、 前記待ち行列格納手段は、前記受信信号の強度の相対変
    化量が大きなほど優先順位を高く設定されていることを
    特徴とするハンドオフ制御方式。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    ハンドオフ制御方式において、 前記待ち行列格納手段は、前記受信信号の強度の相対変
    化量が予め決められたレベル毎に分割され、分割された
    クラス毎に前記待ち行列が格納されていることを特徴と
    するハンドオフ制御方式。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6いずれか1項に記載のハ
    ンドオフ制御方式において、 前記受信信号の強度は、前記端末が前記基地局から遠ざ
    かるほど弱くなることを特徴とするハンドオフ制御方
    式。
  8. 【請求項8】 セル内の基地局を介して通信動作を行う
    端末が複数のセル間を移動する際に行うハンドオフ制御
    方法であって、 前記端末における前記基地局からの受信信号の強度を周
    期的に測定し、 測定された受信信号の強度の測定時間毎の相対変化量を
    算出し、 ハンドオフが要求された場合、ハンドオフを要求した端
    末の呼を、該端末における受信信号の強度の相対変化量
    に基づいて、予め前記相対変化量による優先順位が付与
    された待ち行列のうち、該当する待ち行列に分配し、 前記端末の移動先のセル内に空きチャネルがあるかどう
    かを監視し、該セル内に空きチャネルがある場合に、前
    記待ち行列の優先順位に基づいた順序で該待ち行列内に
    分配された呼を前記空きチャネルに割り当てることを特
    徴とするハンドオフ制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のハンドオフ制御方法に
    おいて、 予め前記端末における前記基地局の受信信号の強度の相
    対変化量を格納し、 ハンドオフが要求された場合、格納された該当端末の受
    信信号強度の相対変化量に基づいて該端末の呼を所定の
    待ち行列に分配することを特徴とするハンドオフ制御方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載のハン
    ドオフ制御方法において、 前記受信信号の強度の相対変化量が大きなほど優先順位
    を高く設定することを特徴とするハンドオフ制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10のいずれか1項に記
    載のハンドオフ制御方式において、 前記受信信号の強度の相対変化量を予め決められたレベ
    ル毎に分割し、分割されたクラス毎に前記待ち行列を作
    成することを特徴とするハンドオフ制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11のいずれか1項に記
    載のハンドオフ制御方法において、 前記受信信号の強度の相対変化量は、時刻t0における
    受信信号の強度がP0であった端末が移動し、時刻t1
    おいて受信信号の強度がP1になった場合、 (P1−P0)/(P1+P0) で定義することを特徴とするハンドオフ制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項8乃至11のいずれか1項に記
    載のハンドオフ制御方法において、 前記受信信号の強度の相対変化量は、時刻t0における
    受信信号の強度がP0であった端末が移動し、時刻t1
    おいて受信信号の強度がP1になった場合、 (P1−P0)/P1 で定義することを特徴とするハンドオフ制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至11のいずれか1項に記
    載のハンドオフ制御方法において、 前記受信信号の強度の相対変化量は、時刻t0における
    受信信号の強度がP0であった端末が移動し、時刻t1
    おいて受信信号の強度がP1になった場合、 (P1−P0)/P0 で定義することを特徴とするハンドオフ制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項8乃至11のいずれか1項に記
    載のハンドオフ制御方法において、 前記受信信号の強度の相対変化量は、時刻t0における
    受信信号の強度がP0であった端末が移動し、時刻t1
    おいて受信信号の強度がP1になった場合、 (P1−P0)/(t1−t0) で定義することを特徴とするハンドオフ制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項8乃至15のいずれか1項に記
    載のハンドオフ制御方法が書き込まれたことを特徴とす
    る記憶媒体。
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