JPH11297613A - ステージ装置およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法 - Google Patents

ステージ装置およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法

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JPH11297613A
JPH11297613A JP10114119A JP11411998A JPH11297613A JP H11297613 A JPH11297613 A JP H11297613A JP 10114119 A JP10114119 A JP 10114119A JP 11411998 A JP11411998 A JP 11411998A JP H11297613 A JPH11297613 A JP H11297613A
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stage
work stage
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vibration
belt
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JP10114119A
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Shin Matsui
紳 松井
Eiji Osanai
英司 小山内
Shinji Oishi
伸司 大石
Tadayuki Kubo
忠之 久保
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Original Assignee
Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70716Stages

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦型ステージの動特性を改善する。 【解決手段】 ウエハ等を保持するXステージ30を支
持するYステージ20はYリニアモータ40によってY
軸方向(鉛直方向)に駆動される。Yステージ20は、
ベルト62によって自重補償用のカウンターマス61に
連結され、Yステージ20とベルト62の間は、ベロフ
ラムやエアーシリンダ等のアクチュエータ70を介して
結合されている。Xステージ30の位置情報に基づいて
アクチュエータ70を制御することで回転モーメントを
補正し、Yガイド11にかかる負荷を低減するととも
に、アクチュエータ70の除振性を利用してベルト62
からYステージ20に伝播する振動を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス等
を製造するためのリソグラフィ工程で使用する露光装置
や各種精密加工機あるいは各種精密測定器等に搭載され
るステージ装置およびこれを用いた露光装置ならびにデ
バイス製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイス等の製造に用いら
れる露光装置として一般的にステッパと呼ばれる装置が
知られている。これは、レチクルやマスク等原版のパタ
ーンをウエハ等基板に投影する投影光学系に対して、基
板を2次元的にステップ移動させ、一枚の基板に原版の
パターン複数個分を焼き付けるものである。
【0003】ステッパの投影光学系に対してウエハ等基
板をステップ移動させて位置決めするステージ装置は、
半導体デバイス等の高集積化に伴なってより高精度のも
のが要求される。
【0004】また、近年では、1枚のウエハから得られ
るデバイス製品の数すなわち取り個数を増大させるため
にウエハが大型化する傾向にあり、これに伴なってステ
ッパ等のステージ装置は大型化かつ高重量化する。この
ような状態で必要な精度を得るにはステージの動特性を
より一層向上させなければならず、ガイド等の剛性強化
が望まれるが、このためにステージ全体がさらに高重量
化する結果となる。
【0005】加えて、半導体デバイス等の低価格化のた
めに露光サイクルタイムを短縮してスループットを向上
させることが要求されており、ウエハ等を移動させるス
テージも高速駆動することが望まれる。ところが、大型
でしかも高重量なステージを高速化するには、ステージ
を支える構造体の剛性をより一層強化しなければなら
ず、その結果、装置全体が著しく大型化かつ高重量化
し、コスト高になるおそれがある。
【0006】他方、最近開発の進んでいる軟X線(荷電
粒子蓄積リング放射光)等を露光光とするX線露光装置
では、ウエハ等基板を垂直に保持し、鉛直またはこれに
近似する基準面内で2次元的にステップ移動させる縦型
ステージが用いられる。このような縦型ステージにおい
ては、上記の大型化や高速化等に伴なう問題に加えて、
ステージを重力方向に移動させるものであるためにステ
ージの自重補償を行なうカウンターマス機構等を必要と
するが、カウンターマス等に振動が発生すればウエハ等
の位置決め精度を劣化させる外乱となり、ステージの動
特性等も著しく劣化して高速化が困難になる。
【0007】図17および図18は一従来例による縦型
ステージを示すものでこれは、台板1110a上に立設
された定盤1110に沿ってY軸方向(鉛直方向)に往
復移動自在であるYステージ1120と、Yステージ1
120上をX軸方向に往復移動自在であるXステージ1
130と、Yステージ1120をY軸方向に移動させる
シリンダ1140と、Xステージ1130をX軸方向に
移動させる図示しないリニアモータ等を有するXYステ
ージである。
【0008】定盤1110は、Yステージ1120の裏
面をエアパッド等を介して非接触で支持するガイド面を
有する。また、定盤1110の一端には、Yステージ1
120をY軸方向に案内するための図示しないYガイド
(ヨーガイド)が設けられ、このYガイドとYステージ
1120の間も、エアパッド等によって非接触に保たれ
る。
【0009】Yステージ1120とXステージ1130
およびこれに保持された図示しないウエハ等の重さを相
殺(キャンセル)する自重補償機構1160は、一端に
Yステージ1120、他端にカウンターマス1161を
吊り下げるベルト1162と、これを巻回支持する滑車
1163を有し、カウンターマス1161の重量は、Y
ステージ1120およびXステージ1130とこれに保
持されたウエハ等を含むステージ可動部の重量にバラン
スするように設定されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、ステージとカウンターマスを連結する
ベルトには一般的にスチールベルトやスチールワイヤー
等が用いられるが、ステージを移動させるときにスチー
ルベルト等の剛性不足に起因する数十Hzの固有振動を
発生する。加えてカウンターマス自体がもつ例えば50
Hz以上の固有振動がベルトを介して表側のステージに
伝播する。これらの振動は、ステージの位置決め精度を
著しく悪化させ、位置決め制御系の周波数応答特性を向
上させる際の大きな障害となる。
【0011】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、カウンターマス等の
自重補償機構を備えた縦型ステージの動特性等を改善
し、装置の大型化等を招くことなく位置決めの高速化や
高精度化を大幅に促進できる高性能なステージ装置およ
びこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法を提
供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のステージ装置は、基準面に沿って鉛直または
これに近似する方向に移動自在であるワークステージ
と、該ワークステージの重さにバランスするカウンター
マスと、該カウンターマスを前記ワークステージに連結
する複数の連結部材と、各連結部材を巻回支持する滑車
と、各連結部材から前記ワークステージに伝播する振動
を除去するための除振手段を有することを特徴とする。
【0013】また、基準面に沿って鉛直またはこれに近
似する方向に移動自在であるワークステージと、該ワー
クステージに連結された複数の連結部材と、各連結部材
を巻回支持する滑車と、これを回転駆動することで前記
ワークステージの重さにバランスする自重補償用のモー
タと、各連結部材から前記ワークステージに伝播する振
動を除去するための除振手段を有するものでもよい。
【0014】除振手段が、各連結部材とワークステージ
の連結部に配設されているとよい。
【0015】除振手段が、各連結部材とカウンターマス
の連結部に配設されていてもよい。
【0016】除振手段が、各連結部材を巻回支持する滑
車の支持部に配設されていてもよい。
【0017】
【作用】ワークステージとカウンターマスまたは自重補
償用のモータを連結する連結部材にはスチールベルト等
が用いられるが、スチールベルト等の剛性不足に起因す
る固有振動や、カウンターマスの固有振動が外乱となっ
てワークステージに伝播すると、位置決め制御系の周波
数応答特性を向上させることができない。
【0018】そこで、除振性を有する空気バネ、エアー
シリンダ、リニアモータ等のアクチュエータあるいは積
層ゴム等の弾性部材を除振手段としてワークステージと
連結部材の連結部や滑車の支持部等に配設し、自重補償
機構からワークステージに伝播する振動を除去する。こ
れによってステージの位置決め精度を向上させ、動特性
を大幅に改善することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0020】図1は第1の実施の形態によるステージ装
置を示すもので、これは、図示しない台板上に立設され
た定盤10に沿ってY軸方向(鉛直またはこれに近似す
る方向)に往復移動自在であるYステージ20と、Yス
テージ20上をX軸方向に往復移動自在であるXステー
ジ30と、Yステージ20をY軸方向に移動させる第1
の駆動手段である一対のYリニアモータ40と、Xステ
ージ30をX軸方向に移動させる第2の駆動手段である
Xリニアモータ50を有するXYステージである。図1
においては、後述するYガイド11を説明するために図
示左側のYリニアモータ40を省略する。
【0021】定盤10は、Yステージ20とXステージ
30の裏面を図示しない静圧軸受装置であるエアパッド
等を介して非接触で支持する基準面であるXYガイド面
10aを有する。
【0022】定盤10のX軸方向の一端には、Yステー
ジ20をY軸方向に案内するヨーガイドであるYガイド
11(破線で示す)が立設され、Yガイド11のYガイ
ド面11aとYステージ20の間は、ヨーガイド静圧軸
受装置であるエアパッド20a等によって非接触に保た
れている。両Yリニアモータ40が駆動されると、Yス
テージ20が定盤10のXYガイド面10a上をYガイ
ド11に沿って移動する。
【0023】Yステージ20は、一対のYスライダ2
1,22とこれらによって両端を支持されたXリニアモ
ータ固定子52からなる枠体によって構成されている。
両Yスライダ21,22の裏面が定盤10のXYガイド
面10aに面しており、前述のようにエアパッド等を介
して非接触に支持される。また、図示左側のYスライダ
22は他方より長尺であり、その側面22aがYガイド
11のYガイド面11aに面しており、前述のようにエ
アパッド20a等を介して非接触に案内される(図2の
(b)参照)。両Yスライダ21,22はそれぞれ、連
結板23によってYリニアモータ可動子41に一体的に
結合されている。
【0024】Xステージ30は、天板31を有する中空
枠体であり、その中空部をXリニアモータ固定子52が
貫通している。天板31の表面は図示しないワークであ
るウエハを吸着保持するワークステージを形成してい
る。
【0025】両Yリニアモータ40は、前述のように連
結板23を介してYステージ20のYスライダ21,2
2と一体的に結合されたYリニアモータ可動子41と、
その開口部を貫通するYリニアモータ固定子42を有す
る。
【0026】各Yリニアモータ固定子42に供給される
電流によって、各Yリニアモータ可動子41にY軸方向
の推力が発生し、Yステージ20とXステージ30をY
軸方向に移動させる。
【0027】Xステージ30をX軸方向に移動させるX
リニアモータ可動子は、Xステージ30の天板31の内
側に固着されている。
【0028】Xリニアモータ固定子52に供給される電
流によって、Xリニアモータ可動子にX軸方向の推力が
発生し、Xステージ30をYリニアモータ固定子52に
沿ってX軸方向に移動させる。
【0029】Yステージ20とXステージ30等の重さ
を相殺(キャンセル)する自重補償機構であるカウンタ
ーマス機構60は、一端にYスライダ21,22すなわ
ちYステージ20、他端にカウンターマス61を吊り下
げる複数の連結部材であるベルト62と、これを巻回支
持する滑車63を有し、カウンターマス61の重量は、
Yステージ20とXステージ30およびこれに保持され
たウエハ等を含むステージ可動部全体の重量にバランス
するように設定されている。
【0030】Xステージ30がX軸方向に移動すると、
Yステージ20とXステージ30を含むステージ可動部
の重心位置が変わるため、Z軸のまわり(ωZ軸方向)
の回転モーメントの釣り合いバランスが損われる。とこ
ろが、カウンターマス機構60のみではこのモーメント
を受けることができず、Yステージ20を案内するYガ
イド(ヨーガイド)11に過大な負荷がかかる。
【0031】このような大きな負荷を支えるためには、
Yガイド11の剛性を増大させる必要があるが、Yガイ
ド11の剛性強化にはYガイド11等の大型化を伴なう
ため、ステージ全体がさらに大型化、高重量化し、ステ
ージの動特性も悪化して、位置決めの高精度や高速化を
著しく妨げる結果となる。
【0032】また、Yステージ20とカウンターマス6
1を連結するベルト62にはスチールベルトやスチール
ワイヤー等が用いられるが、Yステージ20を移動させ
るときにスチールベルト等の剛性不足等に起因する固有
振動を発生する。また、カウンターマス61自体の固有
振動もベルト62を介してYステージ20に伝播する。
このような振動は、ステージの位置決め精度を著しく悪
化させ、位置決め制御系の周波数応答特性を向上させる
際の大きな障害となる。
【0033】そこで、ベルト62からYステージ20に
伝播する振動を除去し、かつ、前述の回転モーメントに
起因する未解決の課題を総合的に解決するために、Xス
テージ30の変位に応じてベルト62の張力または有効
長さを調節する除振手段であるアクチュエータ70をY
ステージ20と各ベルト62の連結部に設ける。アクチ
ュエータ70は、図4ないし図6にそれぞれ示すような
ベルト62の張力を制御するためのベロフラム(空気バ
ネ)71、エアーシリンダ72、リニアモータ73等を
用いる。あるいは図7に示すようにベルト62とYステ
ージ20の間を弾力的に連結する弾性部材である積層ゴ
ム74を用いる。
【0034】両Yスライダ21を吊り下げるベルト62
のそれぞれのアクチュエータ70の駆動量を、後述する
ように、Xステージ30の位置情報に基づいて個別に制
御することで、各ベルト62の張力または有効長さを調
節することができる。このようにして、Xステージ30
の移動に伴なって発生する回転モーメントを打ち消す
(補償する)ことで、Yステージ20がYガイド11に
与える負荷を低減する。
【0035】ベロフラム71、エアーシリンダ72およ
びリニアモータ73は除振性を有し、ベルト62の剛性
不足によって発生する固有振動や、カウンターマス61
自体の固有振動を吸収して減衰させる。すなわち、アク
チュエータ70によって、ベルト62からYステージ2
0に伝播する振動を除去し、位置決め精度や、位置決め
制御系の周波数応答特性を大幅に向上できる。
【0036】図7の積層ゴム74は、Yステージ20の
回転モーメントを補正する効果は期待できないが、ベル
ト62からYステージ20に伝播する振動を効果的に吸
収するものである。
【0037】Yガイド11のガイド面11aとこれに対
向するYステージ20(Yスライダ22)の間は、前述
のようにエアパッド20aによって非接触に保たれてい
る。Yステージ20は、エアパッド20aに加えて磁気
パッド20bを有し、これは、エアパッド20aと逆向
きの予圧を与えて、図2の(a)に示す軸受剛性k1
得るためのものである。
【0038】また、図3に示すように、Yガイド11と
平行して定盤10の裏面側にカウンターマスヨーガイド
64が配設されている。カウンターマスヨーガイド64
は、カウンターマス61の一端に設けられたカウンター
マスヨーガイド静圧軸受装置であるエアパッド61aお
よび磁気パッド61bに対向し、これらによって、カウ
ンターマス61を非接触でY軸方向に案内する。カウン
ターマス61の磁気パッド61bは、エアパッド61a
と逆向きの予圧を与えて、図2に示すようにYステージ
20側の軸受剛性k1 より大である軸受剛性k2 を得る
ように構成されている。
【0039】このようにカウンターマスヨーガイド64
の軸受剛性k2 をYガイド11の軸受剛性k1 より大き
くするのは、Xステージ30のX軸方向の移動に伴なっ
てYステージ20の重心位置が変化した場合に発生する
回転モーメントの影響が、カウンターマス61に及ぶの
を防ぐためである。
【0040】Xステージ30のY軸方向とX軸方向の位
置は、それぞれ、Xステージ30と一体であるY測長用
ミラー30a、X測長用ミラー30bの反射光を受光す
る位置センサ30c,30dによって計測される。
【0041】次に、各アクチュエータ70として、図4
に示すベロフラム71を用いた場合を説明する。ベロフ
ラム71は、給気口71aを備えたベローズ71bを有
し、ベローズ71bの上端は、Yステージ20と一体で
ある第1のハウジング71cに連結され、ベローズ71
bの下端は、ベルト62の下端に結合された第2のハウ
ジング71dに連結されている。給気口71aに供給さ
れる空気の圧力を変えることで、ベローズ71b内の空
気圧を変化させ、これによってベルト62の張力を変化
させる。
【0042】また、ベローズ71b内の空気圧のダンパ
ー効果により、ベルト62からYステージ20に伝播す
る振動を効果的に除去する。
【0043】図8は、Xステージ30のX軸方向の位置
情報に基づいてベローズ71bの空気圧を制御する制御
系を示すブロック図である。Xリニアモータ50の制御
を行なうサーボ系は、図示しないコンピュータから送ら
れる位置指令値と位置センサ30dからフィードバック
されるXステージ30のX軸方向の位置情報に基づいて
Xリニアモータ50の駆動量を制御する。また、上記の
位置指令値は、kp変換されてベロフラム制御系の圧力
指令値とともに制御手段であるコントローラ70aに送
信され、ベロフラム71の給気口71aに接続されたサ
ーボバルブを調節してベローズ71b内の空気圧を制御
する。
【0044】Xステージ30の位置指令値に変換係数k
pを乗じてベロフラム制御系の圧力指令値を加算してお
くことで、ステージ可動部の重心位置が変わるときに各
ベロフラム71内の空気圧を変化させ、各ベルト62の
張力を調節する。このようにして各ベルト62の張力を
個別に調節することで、Xステージ30の移動によって
発生する回転モーメントと逆向きの回転モーメントを発
生させ、Yガイド11にかかる負荷を低減する。
【0045】上記のモーメント補正を行なうことでYガ
イド11にかかる負荷が大幅に低減されるため、Yガイ
ド11を大型かつ高重量にすることなく、ステージの動
特性を大幅に向上させ、ステップ移動や位置決めの高速
化と高精度化に対応できる。
【0046】次に、ベロフラム71、エアーシリンダ7
2、リニアモータ73等のアクチュエータ70や積層ゴ
ム74等の弾性部材による除振効果について詳しく説明
する。
【0047】Yステージ20やXステージ30を駆動す
るYリニアモータ40やXリニアモータ50を制御する
位置決め制御系では、一般的にPID(比例Kp・積分
Ki・微分Kd)演算が行なわれ、図9のグラフに示す
ように、サーボ剛性Δd/Δeが最も低くなるゲイン交
差周波数が100Hz程度になるようにゲイン調整され
る。
【0048】アクチュエータや積層ゴム等を付加しない
場合は、カウンターマスとこれを吊り下げたベルトとの
共振等によって、例えば30Hzの振動が外乱として位
置決め制御系に入ると、図9のグラフから判るように数
十Hz付近のサーボ剛性が低いためにウエハ等を保持す
るワークステージが大きく揺れてしまう。
【0049】他方、アクチュエータや積層ゴム等の除振
手段を用いてベルトから伝播する数十Hzの振動を除去
すれば、ワークステージには例えば1Hzの振動のみが
伝達されることになる。数Hzの低い周波数の外乱のみ
であれば、位置決め制御系のサーボ剛性が高いために、
動特性等を悪化させるおそれはない。
【0050】このように、小型かつ高性能なステージ装
置の動特性を大幅に改善することで、半導体デバイス等
を製造するための露光装置の小型化および高性能化と生
産性の向上に大きく貢献できる。
【0051】各アクチュエータ70として、ベロフラム
71の替わりに図5に示すエアーシリンダ72を用いた
場合は、以下の通りである。給気口72aを備えたシリ
ンダ72bはYステージ20と一体であり、ベルト62
の下端にはピストン72cが連結されている。給気口7
2aに供給される空気の圧力を変えることで、ベルト6
2の張力を変化させる。シリンダ72bの空気圧を制御
する制御系は図8と同様である。
【0052】各アクチュエータ70として、図6に示す
リニアモータ73を用いた場合は、以下の通りである。
リニアモータ73のコイル73aはYステージ20と一
体であり、ベルト62の下端には駆動用のマグネット7
3bが連結されている。コイル73aに供給される電流
を変えることで、ベルト62の張力を変化させる。コイ
ル73aに供給される電流を制御する制御系は図8と同
様である。
【0053】図7に示す積層ゴム74は、その上端をY
ステージ20と一体であるハウジング74aに結合さ
れ、積層ゴム74の下端はベルト62に結合されたハウ
ジング74bに支持されている。積層ゴム74がその厚
さを弾力的に変化させることで、ベルト62からYステ
ージ20に伝播する振動を除去する。
【0054】図10は、第2の実施の形態を示すもの
で、これは、ベルト62とYステージ20の連結部にア
クチュエータ70等を設ける替わりに、定盤10の上端
に配設された滑車63の軸受部(支持部)にアクチュエ
ータ80を設けたものである。アクチュエータ80は、
図11に示すように、滑車63を回転支持するころがり
軸受63aを載置した軸受ベース63bと定盤10の間
に配設されたベロフラム81であり、該ベロフラム81
の内部構成は、図4のベロフラム71と同様であり、図
8と同様の制御系によって制御される。
【0055】ベロフラム81の替わりに、図5ないし図
7と同様のエアーシリンダ、リニアモータや積層ゴム等
を用いてもよい。
【0056】定盤10、Yガイド11、Yステージ2
0、Xステージ30、Yリニアモータ40、Xリニアモ
ータ50、カウンターマス機構60等については第1の
実施の形態と同様であるから同一符号で表わし、説明は
省略する。
【0057】このように、ベルトの張力や有効長さを調
節するアクチュエータや弾性部材である積層ゴムを滑車
の支持部に用いてもよい。また、同様のアクチュエータ
等を定盤の裏側のベルトとカウンターマスの連結部に設
けても、上記と同様の回転モーメントの補正や除振を効
果的に行なうことができることは言うまでもない。
【0058】あるいは、図11に示すころがり軸受63
aの替わりに、図12に示す回転型静圧軸受90を用い
て滑車63を回転支持するように構成してもよい。回転
型静圧軸受90は、滑車63の軸部を非接触でラジアル
方向とスラスト方向に支持する一対の軸受部材90aを
有し、各軸受部材90aの軸受間隙90bの許す範囲内
で滑車63の高さを弾力的に変化させることができる。
このようなダンパー効果によって、ベルト62からYス
テージ20に伝播する振動を除去する。
【0059】図13は第3の実施の形態を示すもので、
これは第1および第2の実施の形態のカウンターマス6
1の替わりに、Yステージ20やXステージ30を含む
ステージ可動部の重さにバランスするトルクを発生する
自重補償用のモータ103によって滑車63を回転駆動
するように構成した自重補償機構100を用いるもので
ある。すなわち、滑車63をモータ103によって回転
させてベルト62を巻き上げることで、ステージ可動部
の重さを相殺(キャンセル)する。
【0060】各ベルト62とYステージ20すなわちY
スライダ21の間は、除振手段であるアクチュエータ1
10を介して連結されている。
【0061】定盤10、Yガイド11、Yステージ2
0、Xステージ30、Yリニアモータ40、Xリニアモ
ータ50等については第1の実施の形態と同様であるか
ら同一符号で表わし、説明は省略する。
【0062】アクチュエータ110には、図4ないし図
6に示したベロフラム71、エアーシリンダ72、リニ
アモータ73を用いる。またアクチュエータ110の替
わりに、図7の積層ゴム74等の弾性部材を設けてもよ
い。
【0063】このように、カウンターマスのない自重補
償機構等であっても、ベルト等の連結部材によってYス
テージを吊り下げるものであれば、ベルト等の固有振動
がステージの動特性を劣化させる要因となるため、第1
および第2の実施の形態と同様に除振効果を有するアク
チュエータや弾性部材を配設すればステージ装置の高速
化や高精度化を大きく促進できる。
【0064】また、アクチュエータをXステージの位置
情報に基づいて制御し、回転モーメントを補正すること
で装置の小型化や動特性の向上に貢献できる点も第1お
よび第2の実施の形態と同様である。
【0065】アクチュエータや積層ゴム等の弾性部材
は、図13に示すようにベルトとYステージの連結部に
配設してもよいし、滑車の軸受部の支持部に配設するこ
ともできる。
【0066】あるいは、ベルトを巻き上げる滑車の表面
に積層ゴム層等の弾性材を設けて、これによってベルト
の振動を吸収するように構成してもよい。
【0067】次に、本発明によるステージ装置を用いた
X線露光装置の露光光学系について説明する。図14に
示すように、X線源であるSR発生装置(荷電粒子蓄積
リング)1から放射されたX線であるSR光(荷電粒子
蓄積リング放射光)はシートビーム状であるため、発光
点から所定の距離に設置されたミラー2によってY軸方
向に走査される。ミラー2は1枚に限らず、複数枚のミ
ラーを用いてもよい。
【0068】ミラー2によって反射されたSR光は、X
線透過膜上にX線吸収体からなるパターンが形成された
マスク等原版Mを透過し、感光材としてのレジストが塗
布されたウエハWに照射される。ウエハWは、前述のス
テージ装置上のウエハチャック(ワークステージ)に保
持され、ステージ装置によってステップ移動および位置
決めが行なわれる。
【0069】原版Mの上流側には露光時間を制御するた
めのシャッタ4が配設され、シャッタ4の駆動装置4a
はシャッタコントローラ4bによって制御される。ミラ
ー2とシャッタ4の間には図示しないベリリウム膜が設
けられており、ミラー側は超高真空、シャッタ側はヘリ
ウムガスの減圧雰囲気に制御される。
【0070】次に上記説明した露光装置を利用した半導
体デバイスの製造方法の実施例を説明する。図15は半
導体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、あるい
は液晶パネルやCCD等)の製造フローを示す。ステッ
プ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パター
ンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエハ製
造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。
ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記
用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術に
よってウエハ上に実際の回路を形成する。ステップ5
(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製さ
れたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、ア
ッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケ
ージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ
6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイス
の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こ
うした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷
(ステップ7)される。
【0071】図16は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置によって
マスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステッ
プ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステッ
プ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部
分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッ
チングが済んで不要となったレジストを取り除く。これ
らのステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上
に多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方
法を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の半導
体デバイスを製造することができる。
【0072】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0073】連結部材からワークステージに伝播する振
動が除去されるため、ステージの動特性を改善すること
ができ、位置決め精度を向上させ、かつステージの高速
化を促進できる。
【0074】このステージ装置を露光装置に用いれば、
生産性を向上させ、高精度化にも貢献できる。
【0075】このような露光装置を用いることで、半導
体デバイス等の高集積化や低価格化を大幅に促進でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるステージ装置を示す斜
視図である。
【図2】図1の装置のYガイド等を説明するもので、
(a)はYガイド等の軸受剛性を説明する図、(b)は
Yガイドの断面を示す図である。
【図3】図1の装置を裏側からみた斜視図である。
【図4】アクチュエータとして用いるベロフラムを説明
する図である。
【図5】アクチュエータとして用いるエアーシリンダを
説明する図である。
【図6】アクチュエータとして用いるリニアモータを説
明する図である。
【図7】アクチュエータの替わりに用いる積層ゴムを説
明する図である。
【図8】アクチュエータの制御系を示すブロック図であ
る。
【図9】位置決め制御系のサーボ剛性の周波数特性を示
すグラフである。
【図10】第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図11】図9のアクチュエータを説明する図である。
【図12】滑車の軸受部に用いる回転型静圧軸受を説明
する図である。
【図13】第3の実施の形態を示す斜視図である。
【図14】X線露光装置を説明する図である。
【図15】半導体製造工程を示すフローチャートであ
る。
【図16】ウエハプロセスを示すフローチャートであ
る。
【図17】一従来例による縦型ステージを示す側面図で
ある。
【図18】図17の装置を示す立面図である。
【符号の説明】
10 定盤 11 Yガイド 20 Yステージ 23 連結板 30 Xステージ 40 Yリニアモータ 50 Xリニアモータ 60 カウンターマス機構 61 カウンターマス 62 ベルト 63 滑車 70,80,110 アクチュエータ 70a コントローラ 71,81 ベロフラム 72 エアーシリンダ 73 リニアモータ 74 積層ゴム 90 回転型静圧軸受 100 自重補償機構 103 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G05D 3/00 H01L 21/68 K H01L 21/68 21/30 503F 515G B23Q 1/14 B (72)発明者 久保 忠之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準面に沿って鉛直またはこれに近似す
    る方向に移動自在であるワークステージと、該ワークス
    テージの重さにバランスするカウンターマスと、該カウ
    ンターマスを前記ワークステージに連結する複数の連結
    部材と、各連結部材を巻回支持する滑車と、各連結部材
    から前記ワークステージに伝播する振動を除去するため
    の除振手段を有するステージ装置。
  2. 【請求項2】 基準面に沿って鉛直またはこれに近似す
    る方向に移動自在であるワークステージと、該ワークス
    テージに連結された複数の連結部材と、各連結部材を巻
    回支持する滑車と、これを回転駆動することで前記ワー
    クステージの重さにバランスする自重補償用のモータ
    と、各連結部材から前記ワークステージに伝播する振動
    を除去するための除振手段を有するステージ装置。
  3. 【請求項3】 除振手段が、連結部材とカウンターマス
    の連結部に配設されていることを特徴とする請求項1記
    載のステージ装置。
  4. 【請求項4】 除振手段が、ワークステージと連結部材
    の連結部に配設されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のステージ装置。
  5. 【請求項5】 除振手段が、滑車の軸受部を支持する支
    持部に配設されていることを特徴とする請求項1または
    2記載のステージ装置。
  6. 【請求項6】 除振手段が、力を発生するアクチュエー
    タであることを特徴とする請求項1ないし5いずれか1
    項記載のステージ装置。
  7. 【請求項7】 除振手段が、各連結部材とワークステー
    ジの連結部に配設された弾性部材であることを特徴とす
    る請求項1または2記載のステージ装置。
  8. 【請求項8】 除振手段が、各連結部材とカウンターマ
    スの連結部に配設された弾性部材であることを特徴とす
    る請求項1記載のステージ装置。
  9. 【請求項9】 除振手段が、滑車の表面に設けられた弾
    性材であることを特徴とする請求項1または2記載のス
    テージ装置。
  10. 【請求項10】 除振手段が、滑車の軸部を回転支持す
    る回転型静圧軸受であることを特徴とする請求項1また
    は2記載のステージ装置。
  11. 【請求項11】 弾性部材が積層ゴムを有することを特
    徴とする請求項7または8記載のステージ装置。
  12. 【請求項12】 ワークステージを基準面に対して非接
    触に保つ静圧軸受装置が設けられていることを特徴とす
    る請求項1ないし11いずれか1項記載のステージ装
    置。
  13. 【請求項13】 基準面に沿ってワークステージを第1
    の方向に移動させる第1の駆動手段と、前記ワークステ
    ージを前記基準面に沿って第2の方向に移動させる第2
    の駆動手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    ないし12いずれか1項記載のステージ装置。
  14. 【請求項14】 第1および第2の駆動手段がリニアモ
    ータであることを特徴とする請求項13記載のステージ
    装置。
  15. 【請求項15】 ワークステージを第1の方向に案内す
    るヨーガイドと、前記ワークステージを前記ヨーガイド
    に対して非接触に保つヨーガイド静圧軸受装置が設けら
    れていることを特徴とする請求項13または14記載の
    ステージ装置。
  16. 【請求項16】 連結部材がスチールベルトもしくはス
    チールワイヤーであることを特徴とする請求項1ないし
    15いずれか1項記載のステージ装置。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし16いずれか1項記載
    のステージ装置と、これに保持されたワークを露光する
    露光光学系を有する露光装置。
  18. 【請求項18】 露光光がX線であることを特徴とする
    請求項17記載の露光装置。
  19. 【請求項19】 請求項17または18記載の露光装置
    によってウエハを露光する工程を有するデバイス製造方
    法。
JP10114119A 1997-11-11 1998-04-09 ステージ装置およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法 Withdrawn JPH11297613A (ja)

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EP98309167A EP0917004A3 (en) 1997-11-11 1998-11-10 Stage system and exposure apparatus with the same
KR1019980048200A KR100278263B1 (ko) 1997-11-11 1998-11-11 스테이지장치와 이것을 이용한 노광장치

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