JPH11296182A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH11296182A
JPH11296182A JP10096337A JP9633798A JPH11296182A JP H11296182 A JPH11296182 A JP H11296182A JP 10096337 A JP10096337 A JP 10096337A JP 9633798 A JP9633798 A JP 9633798A JP H11296182 A JPH11296182 A JP H11296182A
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JP
Japan
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voice
karaoke
input
unit
search
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Application number
JP10096337A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Hatae
英一 波多江
Ikuji Shimizu
郁二 志水
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11296182A publication Critical patent/JPH11296182A/ja
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のカラオケ装置では、歌を歌っている本
人がカラオケの操作を行うことは困難であるという課題
と、曲を選曲する際に不慣れな利用者にとっては操作が
難しいという課題がある。 【解決手段】カラオケ操作のための命令を音声として入
力する入力手段1と、前記音声を認識する音声認識手段
3と、前記音声認識手段3の結果を受けて、カラオケの
操作を制御する制御手段6と、前記制御手段によって制
御され、歌声と演奏音を合成して出力するカラオケ手段
4と、を備えたことを特徴とするカラオケ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケの操作と
カラオケの曲の検索を行うカラオケ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のカラオケ装置について図2を用い
て説明する。
【0003】まず、図2において、カラオケ装置は、マ
イク21、カラオケ本体22、レーザーディスク23、
リモコン24、冊子25を備えている。マイク21は歌
声を入力する手段である。カラオケ本体22は歌声と演
奏音を合成し、また自らが持つディスプレイに歌詞や映
像を表示する手段である。レーザーディスク23は演奏
ファイルを記憶する手段である。リモコン24はカラオ
ケを操作するためのいろいろなキーを有するものであ
る。冊子25は曲名のリストが記載されているものであ
る。
【0004】次にこのような構成のカラオケ装置の動作
を説明する。利用者がリモコン24を用いて、演奏開始
というキーを押すと、レーザーディスク23から演奏フ
ァイルがカラオケ本体22に読み込まれる。そうすると
カラオケ本体は演奏ファイルの内容に従って、演奏を開
始し、それと同時に自らが持つディスプレイに歌詞や映
像等を表示する。利用者は前記ディスプレイに表示され
た歌詞を見ながら、マイク21に向かって、歌を歌う。
その歌声はマイク21に入力され、カラオケ本体22に
送られる。カラオケ本体は、前記歌声を演奏音と合成し
て自らが持つスピーカーから出力する。利用者は、リモ
コン24の操作キーを押すことによってカラオケを操作
する。例えば、スピーカーから出力される演奏音を大き
くするかまたは小さくする。スピーカーから出力される
歌声を大きくするかまたは小さくする。スピーカーから
出力される演奏音の音階を上げるかまたは下げる。歌声
を加工して、残響音(エコー)をつける。またその残響
音の強弱を調整する。歌声を加工して、一人で歌ってい
るのに、二人で歌っているような感じを出す。歌声を加
工して、男性が歌っている歌声を女性の歌声に加工す
る。女性が歌っている歌声を男性の歌声に加工する。演
奏を開始する。演奏を中断する等がある。このように、
いろいろな種類のカラオケの操作をリモコン21の操作
キーを押すことによって行う。
【0005】次に、曲の選曲においては、冊子25を見
ながら歌いたい曲を探しだし、その曲名に割り振られた
番号をリモコン24から入力する。
【0006】また、最近では、いわゆるインターネット
カラオケと呼ばれるカラオケ装置がある。インターネッ
トを介してパソコンにダウンロードされた演奏データを
再生し、歌声と合成して出力するものである。パソコン
のディスプレイには歌詞と映像が表示され、利用者はデ
ィスプレイに表示された歌詞を見ながら歌を歌う。カラ
オケの操作は、本装置の場合、パソコンのディスプレイ
に操作メニューとして表示されたものをマウスでクリッ
クして行うか、あるいはキーボードから操作コマンドを
入力することによって行う。カラオケの操作コマンドの
内容は図2のカラオケ装置と同様である。
【0007】次に、曲の選曲においては、パソコンのデ
ィスプレイに表示された、選曲メニューをマウスでクリ
ックして行うか、曲に割り振られた番号をキーボードか
ら入力することによって行う。曲が選曲されると、イン
ターネットを介して、管理センターから演奏データがパ
ソコンにダウンロードされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】演奏音の音階を調整す
る場合などは、他の人に操作を頼むよりも歌を歌ってい
る本人が調整する方がより便利である。また、演奏音や
歌声の強弱を調整する場合も、他の人に操作を頼むより
も歌を歌っている本人が調整する方がより便利である。
このようにカラオケの操作においては、歌を歌っている
本人が操作する方が便利な場合がある。しかしながら、
カラオケの操作を歌を歌っている本人が行う場合は、本
人がリモコンの操作キーを押さねばならず、歌を歌って
いる最中には、マイクを一旦置いてからリモコンを持ち
直し、それから操作キーを押さねばならず、操作が困難
になる。インターネットカラオケの場合も同様で、歌を
歌っている本人がマウスやキーボードを使ってカラオケ
の操作コマンドを入力するのは困難である。
【0009】また、曲の選曲においては、冊子を見なが
らリモコンキーを押して番号を入力しなくてはならず、
不慣れな利用者にとっては操作が難しく、また正確に番
号を入力出来ないことがある。インターネットカラオケ
の場合も、マウスやキーボードを使って、選曲しなくて
はならず、不慣れな利用者にとっては操作が難しい。
【0010】本発明はこのような従来のカラオケ装置で
歌を歌っている本人がカラオケの操作を行うことは困難
であるという課題と、曲を選曲する際に不慣れな利用者
にとっては操作が難しいという課題を考慮し、歌を歌っ
ている本人でも容易にカラオケの操作を行える装置を提
供することと、曲を選曲する際に不慣れな利用者でも容
易に選曲出来る装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、カ
ラオケ操作のための命令を音声として入力する入力手段
と、前記音声を認識する音声認識手段と、前記音声認識
手段の結果を受けて、カラオケの操作を制御する制御手
段と、前記制御手段によって制御され、歌声と演奏音を
合成して出力するカラオケ手段と、を備えたことを特徴
とするカラオケ装置である。
【0012】また請求項2の本発明は、前記入力手段
は、前記歌声を入力する手段を兼ねており、更にその入
力手段には、命令を入力する場合と歌声を入力する場合
とを切り替える切り替え手段が設けられていることを特
徴とする請求項1記載のカラオケ装置である。
【0013】また請求項3の本発明は、歌声を入力する
歌声入力手段が、前記入力手段とは別のものとして設け
られていることを特徴とする請求項1記載のカラオケ装
置である。
【0014】また請求項4の本発明は、前記命令を入力
する際に、前記制御手段は、前記演奏音の進行を一時停
止することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置で
ある。
【0015】また請求項5の本発明は、曲を検索する条
件を音声として入力する入力手段と、前記音声を認識す
る音声認識手段と、演奏ファイル及び演奏ファイルを検
索するための検索データを記憶したデータ記憶手段と、
前記音声認識手段の結果を受けて、前記記憶手段に対し
て、曲の検索ないしは曲の選曲を行う検索手段と、前記
検索手段によって選曲された前記演奏ファイルを演奏
し、歌声と演奏音を合成して出力するカラオケ手段と、
を備えたことを特徴とするカラオケ装置である。
【0016】また請求項6の本発明は、前記入力手段の
他に歌声を入力する歌声入力手段が設けられていること
を特徴とする請求項5記載のカラオケ装置である。
【0017】また請求項7の本発明は、前記入力手段、
音声認識手段及びカラオケ手段側と、前記データ記憶手
段及び検索手段側は、通信ネットワークで接続されてい
ることを特徴とする請求項5記載のカラオケ装置であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0019】まず第一の実施の形態について、図1を用
いて概要を説明する。本実施の形態では、カラオケを操
作する場合を説明する。また詳細な説明は後述する。マ
イク1は、歌声ないしはカラオケの操作を入力する手段
である。切り替え手段2は、マイク1から入力された音
声を、命令を入力する場合と歌声を入力する場合とに切
り替える手段である。音声認識手段3は、マイク1から
入力された音声命令を認識する手段である。カラオケ手
段4は、歌声と演奏音を合成して出力する手段である。
表示手段5は、カラオケ操作のためのコマンドまたは、
歌詞と背景映像を表示する手段である。入出力制御部6
は、カラオケの操作を制御し、またカラオケ手段4を制
御する手段である。
【0020】なお、マイク1は本発明の入力手段の一例
であり、入出力制御部6は本発明の制御手段の一例であ
る。
【0021】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0022】演奏する曲の選曲はすでに終わっているも
のとする。また始めに切り替え手段2を命令を入力する
側に切り替えてあるものとする。従って、マイク1から
入力される音声はカラオケの操作のための音声命令とし
て捉えられる。この状態では、表示手段5にカラオケの
操作のための命令が表示されている。その中の命令の一
つである「エンソウカイシ」を利用者がマイク1にむか
って発語した場合、マイク1からその命令が入力され、
音声認識手段3に渡される。音声認識手段3で、前記音
声命令が認識され、入出力制御部6に認識結果が渡され
る。入出力制御部からカラオケ手段4と表示手段5に演
奏を開始する命令がとどく。利用者は切り替え手段2を
歌声を入力する側に切り替える。すると実際に演奏が開
始される。ここで、利用者はマイク1に向かい、演奏音
にあわせて歌を歌う。
【0023】また利用者が歌を歌っている途中で、切り
替え手段2を、命令を入力する側に切り替えると、演奏
の進行はその時点で一時停止し、表示手段5にカラオケ
の操作のための命令が表示される。ここで、利用者は、
表示手段5に表示されている命令の中から所望の命令を
マイク1に向かって発語する。例えば「オンカイヲアゲ
ル」という命令を発語すれば、命令「エンソウカイシ」
で説明した場合と同じ手続きを経て入出力制御部6がカ
ラオケ手段4に演奏音の音階を上げるよう制御する。利
用者は切り替え手段2を歌声を入力する側に切り替え
る。すると、中断していた演奏が再会され、音階のレベ
ルが一つ上がり、利用者は、自分の音階にあった演奏音
で、引き続き歌を歌うことが出来る。
【0024】さらに、詳細な説明を、図4を用いて行
う。
【0025】マイク100は、歌声ないしはカラオケの
操作を入力する手段である。切り替え手段200は、マ
イク100から入力された音声を、命令を入力する場合
と歌声を入力する場合とに切り替える手段である。命令
を入力する場合は音声認識手段300にマイク100の
入力を伝え、また歌声を入力する場合はカラオケ手段4
00にマイク100の入力を伝える手段である。音声認
識手段300は、マイク100から入力された音声命令
を認識し、テキスト形式で認識結果を出力する手段であ
る。音声認識手段300は、音声認識処理301と認識
辞書データ302から構成される。音声認識処理301
は、入力された音声と発音が一致する単語を、認識辞書
データ302の中から抽出する手段である。認識辞書デ
ータ302は、単語の発音と単語のテキスト表記が1対
1に対応して記録されているものである。カラオケ手段
400は、マイク100から入力された歌声と演奏音を
合成して出力する手段である。表示手段500は、カラ
オケの操作コマンドおよび歌詞や映像を表示する手段で
ある。入出力制御部600は、音声認識手段300の認
識結果に基づいて、カラオケ手段400、表示手段50
0の動作制御を行う手段である。入出力制御部600
は、操作内容決定処理601、カラオケ制御処理60
2、表示内容作成処理604から構成される。操作内容
決定処理601は、音声認識手段300の認識結果と表
示内容作成処理604で決定した表示内容とから、カラ
オケ制御処理602を行うか、曲の検索を行うかを決定
する手段である。ただし、曲の検索については、第二の
実施例で記述する。カラオケ制御処理602は、操作内
容決定処理601の結果に基づき、カラオケ手段400
の制御、例えば、演奏を止めたり、演奏音の音量を小さ
くしたりするなどの制御を行う手段である。表示内容作
成処理604は、表示手段500に表示させる内容を決
定する手段である。
【0026】なお、マイク100は本発明の入力手段の
ことである。
【0027】さらに、入出力制御部600は本発明の制
御手段のことである。
【0028】次にこのような本実施の形態の動作を図6
と図7のフローチャートを用いて説明する。
【0029】演奏する曲の選曲はすでに終わっているも
のとする。表示手段500には、カラオケの操作コマン
ドが表示されている。操作コマンドとしては、従来の技
術で記述したごとく、次のようなものがある。
【0030】「エンソウオンヲオオキク」、「エンソウ
オンヲチイサク」。これは、出力される演奏音を大きく
するかまたは小さくするものである。「ウタゴエヲオオ
キク」、「ウタゴエヲチイサク」。これは、出力される
歌声を大きくするかまたは小さくするものである。「オ
ンカイヲアゲル」、「オンカイヲサゲル」。これは、演
奏音の音階を上げるかまたは下げるものである。「エコ
ーヲツケル」、「エコーヲケス」。これは、歌声を加工
して、残響音(エコー)をつけるかまたは残響音を消す
ものである。「エコーヲツヨク」、「エコーヲヨワ
ク」。これは、歌声の残響音の強弱を調整するものであ
る。「ハモリング」、「ハモリングカイジョ」。これ
は、歌声を加工して、一人で歌っているのに、二人で歌
っているような感じを出すかまたはその状態を解除する
ものである。「オトコカラオンナ」、「オトコカラオン
ナカイジョ」。これは歌声を加工して、男性が歌ってい
る歌声を女性の歌声に加工するかまたはその状態を解除
するものである。「オンナカラオトコ」、「オンナカラ
オトコカイジョ」。これは、女性が歌っている歌声を男
性の歌声に加工するかまたはその状態を解除するもので
ある。「エンソウカイシ」。これは、演奏を開始するも
のである。「エンソウチュウダン」、「エンソウサイカ
イ」。これは、演奏を中断するか再開するものである。
「エンソウチュウシ」。これは、エンソウを中止するも
のである。
【0031】これらの操作コマンドは図5のように認識
辞書データ302に登録されている。また、図9のよう
に制御コマンドとして、表示手段500に表示されてい
る。
【0032】そこで、「エンソウカイシ」と利用者がマ
イク100に向かって発語すると(図6、S110
1)、その音声が切り替え手段200に入力される(図
6、S1102)。ここで切り替え手段200は音声認
識側に切り替えられているとする(図6、S110
2)。この場合、利用者が発語した音声は、音声認識手
段300に渡される。そこで、音声認識処理301(図
6、S1104)で、認識辞書データ302を利用して
音声認識が行われる。その結果、音声がテキスト表記に
変換される。また、本実施の形態では、カラオケ操作の
場合を説明しているので、操作内容決定処理601(図
6、S1105)からカラオケ制御処理602に処理が
移る(図6,1106)。ここで、利用者が切り替え手
段を歌声入力側に切り替えると、「エンソウカイシ」と
発語した内容から演奏が実際に開始される。
【0033】さらに、操作内容決定処理601(図6,
S1105)の詳細について説明する。
【0034】まず、音声認識処理301が認識した音声
命令のテキスト情報を受け取る(図7、S2001)。
次に受け取ったテキスト情報の内容と、表示内容作成処
理604で保持している表示内容との比較を行う(図
7、S2002)。この時、操作コマンドの内容とテキ
スト情報の内容が一致すれば、一致する操作コマンドを
カラオケ制御処理602に渡す(図7、S2003)。
カラオケ制御処理602においては、該当するカラオケ
制御処理602を行う(図6、S1106)。カラオケ
制御処理602の内容は、前述した、カラオケ操作コマ
ンドに準じる。例えば、「オンカイヲアゲル」という操
作コマンドであれば、カラオケ制御処理602が、カラ
オケ手段400に演奏音の音階を上げるよう制御する。
【0035】また、音階を上げる等の処理は、演奏中に
行われることが多く、そのような場合、カラオケ制御処
理602は、切り替え手段200が音声命令側に切り替
えられているときに、演奏を一時停止する。そして、切
り替え手段200が歌声入力側に切り替えられたとき、
曲の演奏を再開する。
【0036】次に第二の実施の形態について、図1を参
照してまず概要を説明する。本実施の形態では、曲を検
索する場合を説明する。また詳細については後述する。
【0037】本実施の形態では、マイク1、切り替え手
段2、音声認識手段3、カラオケ手段4を備えている。
これらは、第一の実施の形態で説明したのと同じ機能を
有する手段である。さらに、表示手段5は曲の選曲のた
めの条件や歌詞と背景画像を表示する手段である。入出
力制御部6は、音声認識手段の結果を受けて、データ検
索手段7を制御する手段である。データ記憶手段8は、
検索データ81と演奏ファイル82を有する手段であ
る。検索データ81は、演奏ファイル82を検索するた
めの情報と演奏ファイルが格納されたアドレスが1対1
に対応して格納されているものである。例えば、演奏フ
ァイルのジャンル、年代、歌詞、歌手、曲名などであ
る。演奏ファイル82は、演奏される演奏曲が記憶され
ているものである。
【0038】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0039】切り替え手段2は音声命令入力側に切り替
えてあるものとする。従ってマイク1から入力される音
声は、選曲の条件のための音声命令として捉えられる。
この状態では、表示手段5に選曲のための条件が表示さ
れている。その中の条件の一つである「カシュ」を利用
者が発語した場合、マイク1からその命令が入力され、
音声認識手段3に渡される。音声認識手段3で、前記音
声命令が認識され、入出力制御部6に、認識結果が渡さ
れる。入出力制御部6は、データ検索手段7に、検索条
件として、歌手で検索するように命令を発する。すると
データ検索手段7は、データ記憶手段8の検索データ8
1を参照して、歌手の一覧を取り出す。この歌手の一覧
は、データ検索手段7から入出力制御手段6に渡され
る。入出力制御手段6は、表示手段5に歌手の一覧を表
示する。さらに利用者は、表示手段5に表示された歌手
の一覧を見て、検索条件を絞り込むためにマイク1に向
かって検索条件絞り込みのための条件を、音声によって
命令する。このようにして、検索条件を絞り込んでい
き、最終的には選曲ができることになる。
【0040】さらに詳細な説明を、図4を用いて行う。
【0041】本実施の形態では、第一の実施の形態で説
明したごとく、マイク100,切り替え手段200、音
声認識手段300、音声認識処理301、認識辞書デー
タ302、カラオケ手段400を有する。これらの機能
は第一の実施の形態で説明したのと同じである。音声認
識手段300に関して、認識辞書データ302の例を図
5に示す。表示手段500は、選曲のための条件と歌詞
や背景映像を表示する手段である。入出力制御部600
は、音声認識手段300の結果を受けて、カラオケ手段
400、表示手段500、データ検索手段700の制御
を行う手段である。さらに、入出力制御部600は、操
作内容決定処理601、カラオケ制御処理602、デー
タ取得処理603、表示内容作成処理604から構成さ
れる。操作内容決定処理601、カラオケ制御処理60
2は、第一の実施の形態で説明したのと同じ処理を行う
手段である。また、データ取得処理603は、データ検
索手段700とやりとりを行い、曲の検索条件の取得
や、演奏ファイルの取得、データ検索手段700の制御
を行う手段である。表示内容作成処理604はデータ取
得処理603で取得された曲を検索する条件を、表示手
段500に表示するための制御を行う手段である。また
データ検索手段700は、データ記憶手段800に記憶
されている検索データ81をもとに演奏ファイルの検索
を行う手段である。検索データ81は前述したごとく、
演奏ファイル82を検索するための情報と演奏ファイル
が格納されたアドレスが1対1に対応して記憶されてい
るものである。演奏ファイルを検索するための情報とし
ては、例えば、演奏ファイルのジャンル、年代、歌詞、
歌手、曲名等である。図3の場合、一番目の演奏ファイ
ルを検索するための情報として、ジャンルが「ロッ
ク」、年代が「1980」、歌詞が「雨が...」、歌
手が「ABCバンド」、曲名が「雨」、演奏ファイルの
アドレスには、A01203が記録されている。
【0042】次にこのような本実施の形態の動作を図6
〜図8のフローチャートを用いて説明する。図6が本実
施例の全体の処理を示すフローチャートであり、図7、
図8が入出力制御部600内での処理を詳細に説明した
ものである。
【0043】まず、初期状態において、表示手段500
には、曲名を検索するキーワードが表示されている。図
9は、その表示例を示したものである。初期状態の表示
内容は、表示内容作成処理604によって保持されてい
る。
【0044】利用者は、表示手段500に表示された検
索キーワードを、マイク100より入力する(図6、S
1101)。
【0045】次に切り替え手段200が音声認識側に切
り替えられているとする(図6,S1102)。
【0046】S1102において、音声認識手段300
に音声が伝えられた場合、音声認識処理301が起動さ
れる。音声認識処理301では、伝えられた音声と発音
が一番近い単語を、認識辞書データ302の中から抽出
し、そのテキスト表記を入出力制御部600へ伝える。
例えば、音声で「エンソウヲヤメル」と入力された場
合、認識辞書データ302にある「エンソウヲヤメル」
の発音のテキスト表記「演奏をやめる」が、テキスト情
報として、入出力制御部600に伝えられる。なお、音
声認識処理301については、公知の技術であるので、
詳細な説明は、省略する(図6,S1104)。
【0047】入出力制御部600にテキスト情報が伝え
られると、操作内容決定処理601が起動される。ここ
では、データの取得処理を行うか、カラオケの制御処理
を行うかを決定する(図6、S1105)。以下、操作
内容決定処理(図6、S1105)の詳細について、図
7のフローチャートに従って説明する。この部分は第一
の実施の形態で説明したものとほぼ同じである。相違点
はカラオケを制御するのではなく、曲を検索するという
点である。
【0048】まず、音声認識処理301が認識した音声
のテキスト情報を受け取る(図7、S2001)。次に
受け取ったテキスト情報の内容と、表示内容作成処理6
04で保持している表示内容との比較処理を行う(図
7、S2002)。この時、検索キーワードの内容と、
テキストの内容が一致すれば、一致した検索キーワード
をデータ取得処理603に渡す(図7、2004)。図
6,S1105において、データ取得処理603が起動
されるとデータ検索手段700を通して必要なデータを
取得する(図6、S1107)。データの取得(図6,
S1107)の詳細について、図8のフローチャートに
従って説明する。
【0049】まず、検索キーワードを操作内容決定処理
601より受け取る(図8、S3001)。受け取った
検索キーワードから、その検索キーワードに一致するデ
ータを、データ検索手段700に依頼する。
【0050】以下、検索キーワードが「歌手」である場
合を例にとり説明する(図8、S3002)。
【0051】次に、データ検索手段700が、データ記
憶手段800に記憶された検索データから、「歌手」の
欄にある歌手の名前を検索する。例えば、図3に示した
検索データの中で歌手のデータは、「ABCバンド」、
「松下太郎」、「D合唱団」である(図8、S300
3)。
【0052】データ検索手段700が検索を終了すると
その検索した結果をデータ取得処理に返す(図8、S3
004)。
【0053】なお、データ検索手段700及びデータ記
憶手段800は、既存の関係データベースやオブジェク
ト指向データベースを用いる。これらのデータベースを
使用すれば、表形式の検索データと演奏ファイルをリン
クして保存し、必要なデータを抽出することは容易に実
現できる。よってデータ記憶手段800、及び検索手段
700の詳細な動作説明については省略する。また関係
データベースやオブジェクト指向データベースの代わり
に、既存のファイルシステムなどを使用することもでき
る。
【0054】次に、データ取得処理603で、取得した
データが演奏ファイルそのものか、検索データ内の値か
を判別する(図6、S1108)。
【0055】S1108において、取得したデータが演
奏ファイルではなく、検索データ内のデータである場
合、表示内容決定処理604が起動され、表示内容を決
定して表示手段500にその内容を出力する。例えば、
歌手名のデータがデータ取得処理603より送られてき
た場合、図10のような内容を表示手段500に表示す
る(図6、S1109)。
【0056】利用者は再びS1001に戻り、表示手段
500をみながらマイク100より音声を入力する(図
6、S1001)。例えば、図10のような歌手名が表
示されている場合、マイクから「ABCバンド」と入力
する。すると、S1002〜S1109を繰り返して、
図11のように再び表示手段500にABCバンドが歌
った曲名すべてが表示される。S1001に戻り、再度
その表示手段に表示された曲名から自分の好きな曲を音
声で入力する。
【0057】再び、S1002〜S1108までが繰り
返され、曲名に一致する演奏ファイルが検索される。デ
ータが演奏ファイルなので、カラオケ手段400に演奏
ファイルが転送され、演奏を開始する準備が整う(図
6、S1110)。
【0058】利用者は、第一の実施の形態で説明したご
とく「エンソウカイシ」と発語し、切替え手段200を
カラオケ手段400側に切替えて(図6、S111
1)、演奏曲に合わせて歌を歌う。
【0059】以上のように、利用者は表示手段500に
表示される検索キーワードを音声で入力することによ
り、曲の検索を行うことができる。
【0060】次に第三の実施の形態について図面を参照
して説明する。
【0061】図12において、その構成は、基本的に第
二の実施例と同じであるが、入出力制御部6と、データ
検索手段7の間をネットワーク手段9で接続している点
が異なっている。ネットワーク手段9はデータ検索手段
と入出力制御部6が互いに遠隔地にあっても、演奏ファ
イルや検索データのやりとりができる手段である。
【0062】なお、ネットワーク手段9は、本発明の通
信ネットワークのことである。
【0063】図13においても、入出力制御部600の
データ取得処理603とデータ検索手段700の間をネ
ットワーク手段900によって接続している点が異な
る。ネットワーク手段900は、送受信装置901、送
受信装置902と、双方を接続する公衆回線網903か
ら構成される。送受信装置901は、データ取得処理6
03と公衆回線網903を接続する手段である。送受信
装置902は、公衆回線網903とデータ検索手段70
0を接続する手段である。公衆回線網903は、インタ
ーネットや、電話回線、パソコン通信の回線などが利用
出来る。
【0064】次に、このような本実施の形態の動作は、
データ取得処理603をネットワーク手段900を介し
て行うこと以外第二の実施の形態と同様である。
【0065】なお、本発明のマイクは、上述した実施の
形態におけるマイクに限らず、要するに、音声を入力出
来る入力手段でありさえすればよい。
【0066】さらに、本発明のマイクは、上述した実施
の形態におけるマイクに限らず、切り替え手段と一体と
なったマイクや、歌声と音声命令を別々に入力する複数
のマイクなど、要するに、歌声と音声命令を入力できる
ものでありさえすればよい。
【0067】さらに、本発明のネットワーク手段を構成
する公衆回線網は、上述した実施の形態におけるインタ
ーネットや、電話回線、パソコン通信の回線に限らず、
専用回線や無線など、要するに、通信してデータのやり
とりができるものでありさえすればよい。
【0068】さらに、本発明の表示手段は、上述した実
施の形態における視覚用の表示手段に限らず、聴覚用に
音声で表示するなど、要するに、利用者に情報が伝わる
ものでありさえすればよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、歌を歌っている本人でも容易にカラオケ
の操作を行うことが出来る装置を提供することができ
る。また曲を選曲する際に不慣れな利用者でも容易に選
曲出来る装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一及び第二の実施例の構成図
【図2】従来のカラオケ装置の構成図
【図3】本発明の第二の実施例の検索データ及び演奏フ
ァイルの例の図
【図4】本発明の第一及び第二の実施例のブロック図
【図5】本発明の第一及び第二の実施例の認識辞書デー
タの例の図
【図6】本発明の第一及び第二の実施例の流れ図
【図7】本発明の第一及び第二の実施例の操作内容決定
処理の流れ図
【図8】本発明の第二の実施例のデータ取得処理の流れ
【図9】本発明の第一及び第二の実施例の初期状態での
表示例の図
【図10】本発明の第二の実施例の検索キーワード「歌
手」での検索結果の表示例の図
【図11】本発明の第二の実施例の検索キーワード「A
BCバンド」での検索結果の表示例の図
【図12】本発明の第三の実施例の構成図
【図13】本発明の第三の実施例のブロック図
【符号の説明】
1 マイク 2 切り替え手段 3 音声認識手段 4 カラオケ手段 5 表示手段 6 入出力制御部 7 データ検索手段 8 データ記憶手段 81 検索データ 82 演奏ファイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ操作のための命令を音声として
    入力する入力手段と、 前記音声を認識する音声認識手段と、 前記音声認識手段の結果を受けて、カラオケの操作を制
    御する制御手段と、 前記制御手段によって制御され、歌声と演奏音を合成し
    て出力するカラオケ手段と、を備えたことを特徴とする
    カラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記歌声を入力する手
    段を兼ねており、更にその入力手段には、命令を入力す
    る場合と歌声を入力する場合とを切り替える切り替え手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラオケ装置。
  3. 【請求項3】 歌声を入力する歌声入力手段が、前記入
    力手段とは別のものとして設けられていることを特徴と
    する請求項1記載のカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 前記命令を入力する際に、前記制御手段
    は、前記演奏音の進行を一時停止することを特徴とする
    請求項1記載のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 曲を検索する条件を音声として入力する
    入力手段と、 前記音声を認識する音声認識手段と、 演奏ファイル及び演奏ファイルを検索するための検索デ
    ータを記憶したデータ記憶手段と、 前記音声認識手段の結果を受けて、前記記憶手段に対し
    て、曲の検索ないしは曲の選曲を行う検索手段と、 前記検索手段によって選曲された前記演奏ファイルを演
    奏し、歌声と演奏音を合成して出力するカラオケ手段
    と、を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段の他に歌声を入力する歌声
    入力手段が設けられていることを特徴とする請求項5記
    載のカラオケ装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段、音声認識手段及びカラオ
    ケ手段側と、前記データ記憶手段及び検索手段側は、通
    信ネットワークで接続されていることを特徴とする請求
    項5記載のカラオケ装置。
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