JPH112957A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH112957A
JPH112957A JP9168137A JP16813797A JPH112957A JP H112957 A JPH112957 A JP H112957A JP 9168137 A JP9168137 A JP 9168137A JP 16813797 A JP16813797 A JP 16813797A JP H112957 A JPH112957 A JP H112957A
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developing device
image forming
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developing
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JP9168137A
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Tomoji Ishikawa
知司 石川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像器の回転時の基準位置を検出するための
検知手段の検知タイミングのずれ及び誤作動や破損をな
くし、また、該検知手段の検知光路を容易且つ正確に位
置決めできるようにすること。 【解決手段】 現像器と共に回転する回転体としてのリ
ボルバギヤ403に設けた被検知部404を検出する検
知手段として、該被検知部404からの反射光を受光し
て検知信号を出力する反射型センサ405を用いる。ま
た、反射型センサ405の筐体406の貫通孔406a
と現像装置支持体200の後側板202の位置決め孔2
02aとに、センサ取付け治具407の位置決めピン4
07aを挿通させた状態で、プリンタ装置本体100の
後側板102に反射型センサ405を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
所定の現像位置に該現像器を順次回転させて像担持体上
の潜像を現像する回転型現像装置を備えた画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、回
転軸線の周りに配設された複数の現像器の回転により、
任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に変位さ
せて、該潜像担持体上に形成された潜像を現像する回転
型現像装置を用いたものが知られている(例えば、特開
昭62−251772号公報、特開昭63−78170
号公報、実開昭63−41164号公報参照)。
【0003】また、上記現像器の現像剤の交換などとい
ったメンテナンスの作業性を向上させるために、上記回
転型現像装置を、画像形成装置本体に対してスライドに
より引き出し可能な現像装置支持体に支持させた画像形
成装置が知られている(例えば、特開昭61−5803
5号公報、特開昭62−37392号公報、特開平3−
34070号公報、特開昭58−54392号公報、特
開平3−50268号公報参照)。
【0004】ところで、上記画像形成装置では、その潜
像担持体としての感光体ドラムの線速などの条件から、
回転型現像装置の各現像器の位置を比較的高速度で切換
える(例えば、約0.3secで現像器を90度回転さ
せる)必要がある。また、この種の画像形成装置では、
感光体ドラムに対する現像器の位置ずれにより現像器の
現像能力が低下して画像濃度が低くなるなどの異常画像
が発生するため、感光体ドラムに対する各現像器の回転
変位時の位置決め精度が、現像時の画像品質を左右する
重要な要因となる。
【0005】こうしたことから、現像器を所定の現像位
置に回転させる回転駆動手段として、例えばステッピン
グモータを励磁して固定する方式を採用し、現像器の回
転時の基準位置を、該現像器と共に回転する回転体に設
けた被検知部を検出する検知手段の検知信号により決定
し、該検知信号に基づいて、該回転駆動手段の駆動量を
制御することにより、該現像器を所定の現像位置に高精
度に位置決めできるように構成した画像形成装置が提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
画像形成装置では、現像器の回転時の基準位置を検出す
る検知手段として透過型検知素子を用いていた。この透
過型検知素子は、周知のように、LEDなどからなる発
光素子とCDSなどからなる受光素子とが互いに対向す
るように配置されることにより検知光路が形成され、板
状の検知片からなる被検知部が、該発光素子と受光素子
との間の検知光路を遮ることにより検知信号を出力する
ように構成されている。このため、従来の画像形成装置
では、現像器の清掃や現像剤の交換と言ったメンテナン
ス時に板状の検知片からなる被検知部が誤って曲げられ
て変形することにより、検知手段の検知タイミングに狂
いが生じ、実際の現像器の回転時の基準位置と、検知手
段が検出した基準位置との間にずれが発生して、感光体
ドラムに対する現像器の停止位置が所定の位置からずれ
て異常画像が発生したり、変形した被検知部が検知手段
に衝突して、検知手段が誤作動したり破損する不具合が
あった。
【0007】また、上述の検知手段の検知タイミングの
狂い、つまり、現像器の基準位置と検知手段により検出
される基準位置とのずれは、検知手段の検知光路もしく
は被検知部の被検知部位の何れかがずれている場合にも
発生する。従って、この現像器の基準位置と検知手段に
より検出される基準位置とのずれをなくすためには、検
知手段の検知光路及び被検知部の被検知部位をそれぞれ
正確に位置決めする必要がある。ここで、被検知部の被
検知部位は、現像器の基準位置から現像位置までの回転
角度により決定されるので比較的精度良く位置決めでき
るが、通常の検知手段には、その検知光路を特定するよ
うな取付け時の基準となるものがないため、その検知光
路を精度良く位置決めするためには、現像器を回転させ
ながら被検知部の検知タイミングが適正となるまで検知
手段の取付け位置を微調整しなければならず、その位置
決めに多大な労力を要していた。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像器の回転時の基
準位置を検出するための検知手段の検知タイミングのず
れ及び誤作動や破損がない画像形成装置を提供すること
である。また、他の目的とするところは、現像器と共に
回転する回転体に設けた被検知部を検出する検知手段の
検知光路を容易且つ正確に位置決めすることができる画
像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、回転軸線の回りに配設された複
数の現像器の該回転軸線を中心とする回転時の基準位置
を、該現像器と共に回転する回転体に設けた被検知部を
検知する検知手段の検知信号により決定し、該検知信号
に基づいて、該現像器を回転軸線の回りで回転させる回
転駆動手段の駆動量を制御することにより、該基準位置
より所定の現像位置に該現像器を順次回転させて、潜像
担持体上の潜像を現像する回転型現像装置を備えた画像
形成装置において、上記被検知部を検出する検知手段と
して、該被検知部からの反射光を受光して検知信号を出
力する反射型検知素子を用いることを特徴とするもので
ある。この画像形成装置においては、上記被検知部を検
出する検知手段として、該被検知部からの反射光を受光
して検知信号を出力する反射型検知素子を用いることに
より、その被検知部が光反射性のシールや塗布マークな
どで形成されるので、この被検知部と検知手段との物理
的な干渉に起因する該検知手段の検知タイミングのずれ
及び誤作動や破損が解消される。
【0010】請求項2の発明は、回転軸線の回りに配設
された複数の現像器の該回転軸線を中心とする回転時の
基準位置を、該現像器と共に回転する回転体に設けた被
検知部を検出する検知手段の検知信号により決定し、該
検知信号に基づいて、該現像器を回転軸線の回りで回転
させる回転駆動手段の駆動量を制御することにより、該
基準位置より所定の現像位置に該現像器を順次回転させ
て、潜像担持体上の潜像を現像する回転型現像装置を備
えた画像形成装置において、上記検知手段の筐体に、該
検知手段の取付け時に用いられる検知素子取付け治具の
位置決めピンが貫通する貫通孔を設けると共に、該検知
手段の取付け部位または該取付け部位に対して所定の位
置関係を保つ位置決め部位に、該検知手段が上記被検知
部に対して正しく対応した状態で該検知手段の貫通孔を
貫通した位置決めピンが嵌合する位置決め孔を設け、該
検知手段の貫通孔と該取付け部位または位置決め部位の
位置決め孔とに、該検知素子取付け治具の位置決めピン
を挿通させた状態で、該取付け部位に該検知手段を固定
することを特徴とするものである。この画像形成装置に
おいては、上記検知手段の取付け部位または該取付け部
位に対して所定の位置関係を保つ位置決め部位に設けら
れた位置決め孔に、該検知手段が上記被検知部に対して
正しく対応した状態で、該検知手段の貫通孔を貫通した
検知素子取付け治具の位置決めピンが嵌合するので、該
検知手段の貫通孔と該取付け部位または位置決め部位の
位置決め孔とに該位置決めピンを挿通させた状態で、該
取付け部位に該検知手段を固定することにより、該検知
手段が容易且つ正確に位置決めされる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、画像形成装置本体に対して引き出し可能な
現像装置支持体に上記回転型現像装置を支持し、該現像
装置支持体の引き出し方向上流側の側面に、上記検知素
子取付け治具の位置決めピンが嵌合する位置決め孔を設
けると共に、該位置決め孔が設けられた現像装置支持体
の側面と対向する画像形成装置本体の側面に上記検知手
段の取付け部を設けたことを特徴とするものである。こ
の画像形成装置においては、上記位置決め孔が設けられ
た現像装置支持体の側面と対向する画像形成装置本体の
側面に上記検知手段が取付けられることにより、画像形
成装置本体から該現像装置支持体が引き出される際に、
この現像装置支持体と共に該検知手段が引き出されるこ
とがなくなるので、該検知手段に対する配線処理を容易
にでき、また、該現像装置支持体と共に引き出された現
像器のメンテナンス時に該検知手段が現像器と触れて損
傷されたり位置ずれを起こす虞れも解消される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るカラー電子写真プリンタ(以下、プリンタという)に
適用した一実施形態について説明する。図1は本実施形
態に係るプリンタの概略構成図である。潜像担持体とし
ての感光体ドラム1は、矢印A向きに回転駆動されなが
ら、その表面が帯電手段としての帯電チャージャ2によ
り一様に帯電された後、レーザ光学装置3により画像情
報に基づき走査露光されて表面に静電潜像が形成され
る。ここで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像
をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解
した単色の画像情報である。感光体ドラム1上に形成さ
れた静電潜像は、回転型現像装置(以下、リボルバ現像
装置という)4により各々所定の現像剤としてのイエロ
ー、マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現像され、これ
により、感光体ドラム1上に各色画像が形成される。
【0013】感光体ドラム1上に形成された各色画像
は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の単色毎に順次重ね合わされて転写される。
この中間転写ベルト5上への各色画像の転写は、感光体
ドラム1と中間転写ベルト5の接触状態において転写バ
イアスローラ51に所定のバイアス電圧を印加すること
で行なわれる。中間転写ベルト5上に重ね合わされて転
写されたイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像
は、両面複写兼用の自動給紙カセット7あるいは手差し
給紙トレイ7aから、給紙ローラ8または8a、及びレ
ジストローラ9を経て、転写部へ搬送された転写紙10
または10a上に、2次転写チャージャ11により一括
転写される。転写終了後の転写紙10または10aは、
定着装置12によりトナー像が定着されフルカラープリ
ントとして機外に排出される。
【0014】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13
により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙10
または10a上に転写されなかった中間転写ベルト5上
のトナーは、図示しない中間転写ベルトクリーナにより
中間転写ベルト5から除去される。
【0015】図2は、上記リボルバ現像装置4の概略構
成図である。該リボルバ現像装置4は、感光体ドラム1
に対向した開口部を有するケーシング(不図示)内で、
回転軸4aを中心として矢印C方向に回転される略同型
の4つの現像器40、40Y、40M、40Cと、該4
つの現像器に補給用のトナーをそれぞれ補給するための
4つのトナー補給装置45、45Y,45M,45Cと
を有している。なお、図示のリボルバ現像装置4では、
感光体ドラム1に対向する現像位置に、黒トナーとキャ
リアを収容した黒現像器40が臨んでおり、この黒現像
器40から図中反時計回りの順に、イエロートナーとキ
ャリアを収容したイエロー現像器40Y、マゼンタトナ
ーとキャリアを収容したマゼンタ現像器40M、シアン
トナーとキャリアを収容したシアン現像器40Cが配置
されている。
【0016】ここで、4つの現像器40、40Y、40
M、40Cの内部構造は、それぞれ同様であるので、以
下、現像位置にある黒現像器40を例にとってその内部
構造を説明し、他の現像器の内部構造については、それ
ぞれの黒現像器に対応する部材の符号として、黒現像器
における符号と同じ数字に、イエロー、マゼンタ、シア
ンの各現像器を区別するためY、M、Cの添字を付した
符号を図中に示し、その説明を省略する。
【0017】上記現像器40は、現像剤担持体としての
現像ローラ41と、該ケーシング部内に収容される黒ト
ナー及びキャリアからなる二成分現像剤(以下、現像剤
という)を撹拌する第1、第2撹拌スクリュウ42、4
3とを備えている。
【0018】以上の構成のリボルバ現像装置4は、矢印
C方向の回転により、各現像器を順次感光体ドラム1に
対向する現像位置に移動させて、該感光体ドラム1上の
静電潜像を可視像化する。
【0019】現像器40内の現像剤のうち、トナーは現
像の度に消費されていく。そして、該現像剤のトナー濃
度の低下が図示しないトナー濃度センサにより検知され
た場合には、トナー補給装置45のトナー容器としての
トナーボトル46からトナーが現像器内へ供給される。
これにより、現像剤のトナー濃度が所定の濃度に保たれ
て、転写紙上の画像濃度が一定に保たれる。
【0020】上記リボルバ現像装置4は、図3及び図4
に示すように、プリンタ装置本体100からスライドに
よって引き出し可能な現像装置支持体200に支持され
ている。ここで、黒現像器への補給用トナーを収容する
トナーボトル46以外のトナーボトルについては図示を
省略した。図示の例における現像装置支持体200は、
感光体ドラム1を備えた感光体ユニット300の支持体
としても機能し、該感光体ユニット300は、図3中矢
印Dで示すように現像装置支持体200に搭載される。
【0021】上記現像装置支持体200は、前側板20
1と、後側板202と、左右及び中央部の上下の計4つ
のステー部材とを有している。該現像装置支持体200
のリボルバ現像装置4が装着される現像装置装着部の下
方には、撓ますことにより簡単に着脱できるように構成
されたトナー受け203が設けられている。また、該現
像装置支持体200の両サイド部には、アキュライドス
ライドレール204が取り付けられており(図4参
照)、これにより該現像装置支持体200の装置本体手
前側へのスライド移動が可能になっている。上述の現像
器40は、該現像装置支持体200に支持されているリ
ボルバ現像装置4の支持体に対して着脱自在になってお
り、該支持体に対し図3に矢印Eで示すように搭載され
る。また、この現像装置支持体200は、図3に示すよ
うに、装置手前側に引き出された状態で、これに支持さ
れたリボルバ現像装置4の現像器40が、機外に完全に
露出されるように、該現像器40の全長以上のスライド
引き出しが可能となるように構成されている。具体的に
は、現像装置支持体200を引き出し自在に保持するた
めのアキュライドスライドレール204として、レール
の収納時の長さが500mmで、スライド量が650mmに
なる2段アキュライドスライドレールが採用されてい
る。 (以下、余白)
【0022】次に、上記リボルバ現像装置4の各現像器
を所定の現像位置に回転させる回転駆動手段としての現
像器駆動機構について説明する。この現像器駆動機構
は、図5に示すように、駆動源としてのステッピングモ
ータ401の回転を、駆動ギヤ402を介して、リボル
バギヤ403に伝達し、このリボルバギヤ403が固定
された回転軸4aを駆動することにより、リボルバ現像
装置4の各現像器40,40Y,40M,40Cを矢印
C方向に回転させる。
【0023】このリボルバ現像装置4の4つの現像器4
0,40Y,40M,40Cは、図6に示すように、互
いに90度ずつ変位した位置に配置されており、ステッ
ピングモータ401によってリボルバ現像装置4が矢印
C方向に所定の作像工程に従って90度ずつ回転される
ことにより、各現像器の現像ローラ41,41C,41
M,41Yが、黒現像器40、シアン現像器40C、マ
ゼンタ現像器40M、イエロー現像器40Yの順に、感
光体ドラム1に対向する現像位置に移動されて、該感光
体ドラム1上の静電潜像を可視像化する。
【0024】ここで、上述の各現像器の回転量(回転
角)は、ステッピングモータ401を所定のステップ量
分駆動した後励磁固定することにより正確に設定するこ
とができる。従って、感光体ドラム1に対して最初に対
向される黒現像器40以外の各現像器40C,40M,
40Yに関しては、この黒現像器40の停止位置を基準
にして、それぞれ90度ずつ回転させることにより、そ
の現像ローラを41C,41M,41Yを所定の現像位
置に正確に位置決めさせることができる。
【0025】しかしながら、黒現像器40に関しては、
これを予め設定した角度(例えば、45度)分だけ正確
に回転させたとしても、その回転開始位置がずれている
と、現像ローラ41を所定の現像位置に正確に位置決め
することはできない。従って、この黒現像器40の現像
ローラ41を所定の現像位置に正確に位置決めするため
には、その正確な回転開始位置(以下、この位置を「基
準位置」という)を検知(以下、この基準位置の検知を
「ホーム検知」という)し、このホーム検知タイミング
をステッピングモータ401の駆動開始タイミングとし
て黒現像器40の回転を開始させる必要がある。
【0026】上記ホーム検知の一般的な検知方法として
は、該現像器と共に回転する回転体としてのリボルバギ
ヤ403に被検知部を設け、この被検知部をセンサなど
の検知手段で検知する方法が採られている。
【0027】ところが、従来の回転型現像装置では、被
検知部の検知手段として、発光素子と受光素子の間の検
知光路を、被検知部としての板状の検知片が横切ること
により検知信号を出力する透過型センサを用いていたた
め、その検知片の変形により、検知手段の検知タイミン
グに狂いが生じて、実際の現像器の回転時の基準位置
と、検知手段が検出した基準位置との間にずれが発生し
たり、変形した検知片と透過型センサとの衝突により検
知手段が誤作動したり破損する不具合があった。
【0028】そこで、本実施形態における画像形成装置
では、図5及び図6に示すように、現像器と共に回転す
る回転体としてのリボルバギヤ403に設ける被検知部
404を、光反射性のシールや塗布マークなどで形成
し、上記被検知部404を検出する検知手段として、該
被検知部404からの反射光を受光して検知信号を出力
する反射型センサ405を用いる。
【0029】この画像形成装置では、上記被検知部40
4を検出する検知手段として反射型センサ405を用い
ているので、その被検知部404が光反射性のシールや
塗布マークなどで形成され、この被検知部404が変形
したり、反射型センサ405と干渉することがなく、こ
の被検知部404の変形や反射型センサ405との干渉
に起因する該検知手段の検知タイミングのずれ及び誤作
動や破損を解消できる。
【0030】ところで、被検知部404の被検知部位
は、現像器の基準位置から現像位置までの回転角度によ
り決定されるので比較的精度良く位置決めできるが、通
常の検知手段には、その検知光路を特定するような取付
け時の基準となるものがない。このため、検知手段の検
知光路を精度良く位置決めするためには、一般的には、
現像器を回転させながら被検知部404の検知タイミン
グが適正となるまで検知手段の取付け位置を微調整しな
ければならず、その位置決めに多大な労力を要する。こ
の検知手段の取付け位置精度の良否は、そのままホーム
検知タイミングの適否となって現われるため非常に重要
な問題となる。
【0031】そこで、本実施形態における画像形成装置
では、図7及び図8に示すように、矩形のブロック40
7aの側面に2本の位置決めピン407bを互いに平行
に植設して構成したセンサ取付け治具407を使用し
て、該反射型センサ405の取付けを行なうようにし、
反射型センサ405の筐体406に、該反射型センサ4
05の取付け時に用いるセンサ取付け治具407の位置
決めピン407aが貫通する貫通孔406aを設けると
共に、該反射型センサ405の取付け部位としてのプリ
ンタ装置本体100の後側板102に対して所定の位置
関係を保つ位置決め部位としての現像装置支持体200
の後側板202に、反射型センサ405が被検知部40
4に対して正しく対応した状態で貫通孔406aを貫通
した位置決めピン407aが嵌合する位置決め孔202
aを設ける。
【0032】そして、反射型センサ405の筐体406
の貫通孔406aと現像装置支持体200の後側板20
2の位置決め孔202aとに、センサ取付け治具407
の位置決めピン407aを挿通させた状態で、図7に示
すように、反射型センサ405の筐体406に固定され
たセンサブラケット408の取付け孔408aを通し
て、プリンタ装置本体100の後側板102に設けたね
じ孔102aに、ビス409を螺合させることにより、
プリンタ装置本体100の後側板102に反射型センサ
405を固定する。
【0033】これにより、反射型センサ405が被検知
部404に対して正しく対応した状態で、現像装置支持
体200の後側板202の位置決め孔202aに、反射
型センサ405の筐体406の貫通孔406aを貫通し
たセンサ取付け治具407の位置決めピン407aが嵌
合するので、上述のように、反射型センサ405の筐体
406の貫通孔406aと現像装置支持体200の後側
板202の位置決め孔202aとに、センサ取付け治具
407の位置決めピン407aを挿通させた状態で、プ
リンタ装置本体100の後側板102に反射型センサ4
05を固定することにより、この反射型センサ405を
容易且つ正確に位置決めすることができる。
【0034】このように、本実施形態における画像形成
装置では、その検知手段としての反射型センサ405
が、その取付け部位としてのプリンタ装置本体100の
後側板102に、被検知部404に対して正しく対応し
た状態で取り付けられるので、図8に示すように、プリ
ンタ装置本体100の後側板102に設けられた開口1
02b、及び、現像装置支持体200の後側板202に
設けられた開口202bを通して、反射型センサ405
の発光素子405aにより照明されたリボルバギヤ40
3上の被検知部404からの反射光が、反射型センサ4
05の受光素子405bに入射されることにより、上記
のホーム検知が極めて正確に行なわれるようになる。
【0035】なお、上述のような検知手段の位置決め構
造は、上記の反射型センサ405に限らず、透過型セン
サなどの他の検知手段の位置決め構造としても応用でき
ることは言うまでもない。また、反射型センサ405の
筐体406の貫通孔406aは、反射型センサ405の
発光素子405aと受光素子405bとで形成される検
知光路を含む平面上に、その中心軸線が位置するように
形成することにより、現像装置支持体200の後側板2
02の位置決め孔202aの位置の設定を容易にするこ
とができるが、この貫通孔406aの反射型センサ40
5の筐体406上の位置は、反射型センサ405が被検
知部404に対して正しく対応した状態で、この貫通孔
406aと位置決め孔202aとが1本の中心軸線上に
形成されていれば、反射型センサ405の筐体406上
のどこに位置していてもよい。
【0036】また、上記反射型センサ405は、プリン
タ装置本体100の後側板102、または、現像装置支
持体200の後側板202のどちらに固定されていて
も、そのホーム検知機能が変化することはないが、現像
装置支持体200は、前述したように、プリンタ装置本
体100から引き出されるように構成されているため、
この現像装置支持体200の後側板202に反射型セン
サ405を固定した場合には、プリンタ装置本体100
に対する現像装置支持体200の引き出し時と収納時と
での反射型センサ405の変位に対応できるように、こ
の反射型センサ405のハーネスを長くする必要があ
り、また、現像装置支持体200の移動時の妨げとなら
ないように該ハーネスを伸縮あるいは可撓するように構
成する必要がある。
【0037】これに対して、図7及び図8に示すよう
に、この反射型センサ405をプリンタ装置本体100
の後側板102に固定した場合には、前者のように反射
型センサ405がプリンタ装置本体100に対して変位
することがないので、そのハーネスが短くて済み、且
つ、該ハーネスを伸縮あるいは可撓するように構成する
必要もないので、反射型センサ405の取付け構造を簡
素且つ安価にできる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回転軸線の回
りに配設された複数の現像器の該回転軸線を中心とする
回転時の基準位置を、該現像器と共に回転する回転体に
設けた被検知部を検知する検知手段の検知信号により決
定し、該検知信号に基づいて、該現像器を回転軸線の回
りで回転させる回転駆動手段の駆動量を制御することに
より、該基準位置より所定の現像位置に該現像器を順次
回転させて、潜像担持体上の潜像を現像する回転型現像
装置を備えた画像形成装置において、上記被検知部を検
出する検知手段として、該被検知部からの反射光を受光
して検知信号を出力する反射型検知素子を用いることに
より、その被検知部を光反射性のシールや塗布マークな
どで形成できるので、この被検知部と検知手段との物理
的な干渉に起因する該検知手段の検知タイミングのずれ
及び誤作動や破損を解消でき、該現像器を所定の現像位
置に常に精度良く位置決めできるという優れた効果があ
る。
【0039】請求項2の発明によれば、上記検知手段の
取付け部位または該取付け部位に対して所定の位置関係
を保つ位置決め部位に設けられた位置決め孔に、該検知
手段が上記被検知部に対して正しく対応した状態で、該
検知手段の貫通孔を貫通した検知素子取付け治具の位置
決めピンが嵌合するので、該検知手段の貫通孔と該取付
け部位または位置決め部位の位置決め孔とに該位置決め
ピンを挿通させた状態で、該取付け部位に該検知手段を
固定することにより、該検知手段を容易且つ正確に位置
決めできるという優れた効果がある。
【0040】請求項3の発明によれば、上記位置決め孔
が設けられた現像装置支持体の側面と対向する画像形成
装置本体の側面に上記検知手段が取付けられるので、画
像形成装置本体から該現像装置支持体が引き出される際
に、この現像装置支持体と共に該検知手段が引き出され
ることがなく、該検知手段に対する配線処理を容易にで
き、また、該現像装置支持体と共に引き出された現像器
のメンテナンス時に該検知手段が現像器と触れて損傷さ
れたり位置ずれを起こす虞れも解消されるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの概略構成を示す正面
図。
【図2】同プリンタのリボルバ現像装置の概略構成構成
を示す断面図。
【図3】同プリンタの現像装置支持体の概略構成を示す
斜視図。
【図4】同現像装置支持体の正面図。
【図5】同リボルバ現像装置の駆動機構の概略構成を示
す要部斜視図。
【図6】同リボルバ現像装置の駆動のタイミングを説明
するための説明図。
【図7】同リボルバ現像装置の回転時の基準位置を検出
する検知手段としての反射型センサの取付け構造を示す
要部斜視図。
【図8】同反射型センサの取付け構造を示す要部断面
図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 転写チャージャ 3 レーザ光学装置 4 リボルバ現像装置 4a 回転軸 5 中間転写ベルト 7 自動給紙カセット 8 給紙ローラ 9 レジストローラ 10 転写紙 11 2次転写チャージャ 12 定着装置 13 感光体クリーナ 40,40Y,40M,40C 現像器 41,41Y,41M,41C 現像ローラ 100 プリンタ装置本体 102 プリンタ装置本体の後側板 102a プリンタ装置本体の後側板のねじ孔 102b プリンタ装置本体の後側板の開口 200 現像装置支持体 202 現像装置支持体の後側板 202a 現像装置支持体の後側板の位置決め孔 202b 現像装置支持体の後側板の開口 401 ステッピングモータ 402 駆動ギヤ 403 リボルバギヤ 404 被検知部 405 反射型センサ 405a 発光素子 405b 受光素子 406 反射型センサの筐体 406a 反射型センサの筐体の貫通孔 407 センサ取付け治具 407b センサ取付け治具の位置決めピン 408 センサブラケット 409 センサブラケット取付け用のビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸線の回りに配設された複数の現像器
    の該回転軸線を中心とする回転時の基準位置を、該現像
    器と共に回転する回転体に設けた被検知部を検出する検
    知手段の検知信号により決定し、該検知信号に基づい
    て、該現像器を回転軸線の回りで回転させる回転駆動手
    段の駆動量を制御することにより、該基準位置より所定
    の現像位置に該現像器を順次回転させて、潜像担持体上
    の潜像を現像する回転型現像装置を備えた画像形成装置
    において、上記被検知部を検出する検知手段として、該
    被検知部からの反射光を受光して検知信号を出力する反
    射型検知素子を用いることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】回転軸線の回りに配設された複数の現像器
    の該回転軸線を中心とする回転時の基準位置を、該現像
    器と共に回転する回転体に設けた被検知部を検出する検
    知手段の検知信号により決定し、該検知信号に基づい
    て、該現像器を回転軸線の回りで回転させる回転駆動手
    段の駆動量を制御することにより、該基準位置より所定
    の現像位置に該現像器を順次回転させて、潜像担持体上
    の潜像を現像する回転型現像装置を備えた画像形成装置
    において、上記検知手段の筐体に、該検知手段の取付け
    時に用いられる検知素子取付け治具の位置決めピンが貫
    通する貫通孔を設けると共に、該検知手段の取付け部位
    または該取付け部位に対して所定の位置関係を保つ位置
    決め部位に、該検知手段が上記被検知部に対して正しく
    対応した状態で該検知手段の貫通孔を貫通した位置決め
    ピンが嵌合する位置決め孔を設け、該検知手段の貫通孔
    と該取付け部位または位置決め部位の位置決め孔とに、
    該検知素子取付け治具の位置決めピンを挿通させた状態
    で、該取付け部位に該検知手段を固定することを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、画像形
    成装置本体に対して引き出し可能な現像装置支持体に上
    記回転型現像装置を支持し、該現像装置支持体の引き出
    し方向上流側の側面に、上記検知素子取付け治具の位置
    決めピンが嵌合する位置決め孔を設けると共に、該位置
    決め孔が設けられた現像装置支持体の側面と対向する画
    像形成装置本体の側面に上記検知手段の取付け部を設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
JP9168137A 1997-06-10 1997-06-10 画像形成装置 Withdrawn JPH112957A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074610A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Sharp Corp 台座位置調整治具およびセンサ取付方法

Cited By (2)

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JP2008074610A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Sharp Corp 台座位置調整治具およびセンサ取付方法
JP4594912B2 (ja) * 2006-09-25 2010-12-08 シャープ株式会社 台座位置調整治具およびセンサ取付方法

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