JPH1129524A - ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法 - Google Patents
ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法Info
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- JPH1129524A JPH1129524A JP9194980A JP19498097A JPH1129524A JP H1129524 A JPH1129524 A JP H1129524A JP 9194980 A JP9194980 A JP 9194980A JP 19498097 A JP19498097 A JP 19498097A JP H1129524 A JPH1129524 A JP H1129524A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Abstract
剤や基剤として有用なポリグリセリンモノ脂肪酸エステ
ルの製造方法を提供する。 【解決手段】 脂肪酸とグリシドールとをリン酸系酸性
触媒の存在下で反応させポリグリセリンモノ脂肪酸エス
テルを製造する方法において、反応容器として接液部を
酸洗浄した金属反応容器、特にプロピオン酸で洗浄した
ステンレス製反応容器を使用することを特徴とするポリ
グリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法。
Description
グリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法に関し、食
品、化粧品、医薬等の乳化剤や基剤として有用なポリグ
リセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法に関する。
ルは食品添加物として認可され、使用量も次第に増加し
ている。一般にこのエステルは、原料として重合度の異
なるポリグリセリンと鎖長の異なる脂肪酸とを組み合わ
せ、広い範囲のHLB値のエステルを得ることができ
る。また、酸性領域で高い安定性を示すことから、特に
食品分野において、乳化剤や粘度調整剤として広く用い
られている。
方法としては、(1)ポリグリセリンと脂肪酸のエステ
ル化反応、(2)ポリグリセリンと脂肪酸エステルとの
エステル交換反応、(3)ポリグリセリンと油脂とのエ
ステル交換反応、(4)グリシドールと脂肪酸モノグリ
セライドとの付加重合反応、(5)グリシドールと脂肪
酸との付加重合反応等がある。なかでも、(5)の方法
として、特開平8−109153号公報に開示された方
法は、モノ脂肪酸エステル体含有率の高いポリグリセリ
ンモノ脂肪酸エステルを製造する方法として優れてい
る。
グリシドールと脂肪酸との付加重合反応によるポリグリ
セリンモノ脂肪酸エステルの製造方法は、モノ脂肪酸エ
ステル体含有率の高いポリグリセリンモノ脂肪酸エステ
ルを製造し得るが、得られた製品が着色する場合があ
る。前記特開平8−109153号公報には、ポリグリ
セリンモノ脂肪酸エステルの製品の脱色方法として、次
亜燐酸ソーダまたは過酸化水素による漂白等の脱色方法
等の精製方法が開示されている。
として、米国特許4383092号明細書には、反応器
の材質が製品に与える影響を検討した結果、反応器材質
にタンタル、ニッケルまたはクロムを用いて、ポリカー
ボネート製品の着色を防止する技術が開示されている。
よる脱色は、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造
と別個の精製工程が必要となる。また、反応容器の材質
にタンタル等の金属材料を使用する場合には、これらが
高価であることから、実用的ではない。なお、金属材料
の代りにガラスを用いた反応容器が考えられ、洗浄も容
易であるが、破損し易く、工業的規模とすると設備費が
高価となるなど難点がある。更に金属製容器の場合に、
クレンザーで内部を洗浄する方法もあるが、洗浄に多大
な労力がかかり、その後の水洗作業も繁雑である。従っ
て、本発明は、特殊な装置材質を必要とせず、かつ大型
化した場合にも洗浄工程が簡便で、しかも着色の少ない
ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法の提供を
目的とする。
セリンモノ脂肪酸エステル製品の着色に対して種々検討
を行った結果、汎用性があり、安価に使用できる金属反
応容器を使用し、反応容器の接液部を酸洗浄することに
よって、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステル製品の色相
を大幅に低減し得ることを見出し本発明を完成するに至
った。
をリン酸系酸性触媒の存在下で反応させ、ポリグリセリ
ンモノ脂肪酸エステルを製造する方法において、金属反
応容器を用い、その反応液と接触する部分(接液部)を
酸洗したものを用いることを特徴とするポリグリセリン
モノ脂肪酸エステルの製造方法を提供するものである。
肪酸は、天然の脂肪酸や合成した脂肪酸のいずれも使用
することができ、飽和脂肪酸でも不飽和脂肪酸でもよ
く、また直鎖状脂肪酸でも側鎖をもつ脂肪酸でも、更に
は炭素鎖がヒドロキシル基で置換された置換脂肪酸でも
よい。これらの中で、本発明では式(1):RCOOH
(Rは直鎖または分岐を有する炭素数6〜22のアルキ
ル基、アルケニル基またはヒドロキシル基で置換された
アルキル基を表わす。)で示される脂肪酸を使用するこ
とが好ましい。具体的には、飽和脂肪酸として、ヘキサ
ン酸、オクタン酸、2−エチルへキサン酸、デカン酸、
ラウリン酸、ミリスチン酸、イソトリデカン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸が、不飽和脂
肪酸としてオレイン酸、リノール酸、パルミトレイン
酸、エルカ酸、ベヘン酸が、水酸基を含む脂肪酸として
リシノール酸、ヒドロキシステアリン酸等が例示でき
る。これらは各単独で使用できるほか、2種以上を任意
に混合して反応に用いてもよい。
リン酸系酸性触媒を使用する。本発明で使用できるリン
酸系酸性触媒としては、リン酸類またはリン酸エステル
がある。リン酸類としては、リン酸、無水リン酸、ポリ
リン酸、オルトリン酸、メタリン酸、ピロリン酸、三リ
ン酸、四リン酸が例示できる。またリン酸エステルとし
ては、メチルアシッドホスフェート、エチルアシッドホ
スフェート、イソプロピルアシッドホスフェート、ブチ
ルアシッドホスフェート、2−エチルヘキシルアシッド
ホスフェートが例示できる。なおリン酸エステルは、モ
ノエステル体、ジエステル体、及びそれらの混合物のい
ずれも使用することができる。本発明では、上記触媒の
1種を単独で使用するほか、2種以上を併用することも
できる。本発明では、リン酸またはリン酸エステル類を
用いることが好ましい。なお、リン酸系酸性触媒の使用
量は、脂肪酸に対して0.01〜10重量%、より好ま
しくは0.01〜5重量%である。0.01重量%未満
では反応が遅く、その一方10重量%を越えても効果の
向上は期待できず、触媒自体が開始剤となってグリシド
ールの付加重合体を多く生成する場合があり好ましくな
い。
器中に脂肪酸を入れ、次いでリン酸系酸性触媒を添加
し、これにグリシドールを少量ずつ添加して反応させ
る。脂肪酸とグリシドールとの反応割合は特に限定され
ず、その割合によりグリシドールの平均量体数が決ま
る。通常、得られるポリグリセリンモノ脂肪酸エステル
の用途等から、脂肪酸1モルに対しグリシドールの使用
量は4モル以上であり、好ましくは4〜20モルであ
る。
くは70〜160℃、特には120〜140℃で行うこ
とが好ましい。50℃未満では反応速度が小さく、また
180℃を越えると着色が激しくなり、230℃以上で
はグリシドールが分解して副反応を起こし好ましくな
い。尚、反応温度の上昇を防止するために、グリシドー
ルと反応しない低沸点化合物を添加してもよい。尚、反
応は窒素ガス雰囲気下で行うことが望ましく、必要に応
じて加圧してもよい。
た金属反応容器を使用することを特徴とする。ここに金
属反応容器としては、鉄を0.1〜80重量%、クロム
を0.1〜20重量%含有する合金製であればよく、例
えばSUS304、SUS304L、SUS316、S
US316L等のステンレスが例示できる。これらSU
S304、SUS304L、SUS316、SUS31
6L等のステンレスは汎用性があり、安価に使用できる
ため好ましい。
を酸液に浸漬して行う。これにより反応容器に付着した
スケールが除去でき、また、金属表面を不動態化するこ
とができる。金属反応容器は、一般に、鍛造、熱間圧
延、熱処理等による熱的加工を受け、その受けた状態に
より反応容器表面に酸化物層、すなわち種々のスケール
を生じているが、反応容器を酸液に浸漬させると反応容
器の表面に付着したスケールを除去することができる。
これは酸洗浄によって反応容器を構成する鉄素地が陽極
(+)、スケール表面が陰極(−)となり、スケール表
面に生ずる水素ガスによって機械的にスケールを剥離す
ると考えられる。また、反応容器の酸洗浄により、反応
容器表面に形成された不動態化皮膜や表面の活性状態の
変化によって、高温下での熱分解や副反応を促進させる
因子の活性が抑制され、着色の程度が低減されたポリグ
リセリンモノ脂肪酸エステルが得られるものと考えられ
る。
機酸を使用することができる。無機酸としては、硝酸、
硫酸、ふっ酸、塩酸、りん酸等を例示することができ
る。また有機酸としては、洗浄効果、安価であること、
更には使用後の水洗が容易であることから、酢酸、プロ
ピオン酸等を好ましいものとして例示することができ
る。
温度を特に限定するものではないが、希釈せず用い、還
流温度で行うことが好ましい。特に好ましい洗浄温度
は、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造時の反応
温度と同等以上の温度であることが洗浄効果の点から好
ましい。なお、無機酸による一般的な酸洗浄として、塩
酸40〜45重量%、硝酸5〜15重量%を含有する溶
液に、常温から50℃でステンレスを浸漬させた後、ブ
ラッシング及び水洗し、乾燥する方法が挙げられる。ま
た、本発明では、反応容器をバフ研磨処理する等の方法
を組み合わせて行うこともよい。
肪酸とグリシドールとを反応させ、式(2)で表される
ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルを製造することがで
きる。式中、nは4以上の数値であることが好ましく、
通常は用途などから4〜20であることが好ましい。本
発明の製造方法で製造されるポリグリセリンモノ脂肪酸
エステルとして、具体的には、ヘキサグリセリンモノラ
ウリン酸エステル、デカグリセリンモノラウリン酸エス
テルが例示できる。
グリセリンモノ脂肪酸エステルは、着色が少なく、パ
ン、ケーキ、チョコレート等の食品、クレンジング、マ
ッサージ等の化粧品、医薬等の乳化剤や基剤として使用
することができる。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお
「%」は、特に示す場合を除くほか「重量%」を示す。
尚、下記実施例及び比較例の反応容器の洗浄方法と製品
の色相値(APHA)を表−1にまとめた。
製の1リットル反応容器にプロピオン酸を800gを仕
込み、約4時間還流させた後、水洗、乾燥を行った。こ
の反応容器内にラウリン酸200g(1モル)を加え、
140℃に加熱した。次いで、反応温度を140℃に保
ちながらグリシドール741g(10モル)を5時間か
けて滴下した。滴下終了後、リン酸(85%品)0.3
8gを添加し、系中のオキシラン酸素濃度が0.1%以
下になるまで反応を継続した。冷却後反応物を取り出
し、ポリグリセリンモノラウリン酸エステル940gを
得た。得られたポリグリセリンモノラウリン酸エステル
の色相は100APHAであった。
製の1リットル反応容器にプロピオン酸を800g仕込
み、約4時間還流させた後、水洗、乾燥を行った。この
反応容器内にラウリン酸180g(0.9モル)を加
え、130℃に加熱した。次いで、反応温度を130℃
に保ちながらグリシドール667g(9.0モル)を5
時間かけて滴下した。滴下終了後、リン酸(85%品)
0.34gを添加し、系中のオキシラン酸素濃度が0.
1%以下になるまで反応を継続した。冷却後反応物を取
り出し、ポリグリセリンモノラウリン酸エステル847
gを得た。得られたポリグリセリンモノラウリン酸エス
テルの色相は10APHAであった。
製の1リットル反応容器に酢酸を800g仕込み、約4
時間還流させた後、水洗、乾燥を行った。この反応容器
内にラウリン酸200g(1モル)を加え、140℃に
加熱した。次いで、反応温度を140℃に保ちながらグ
リシドール740g(10モル)を5時間かけて滴下し
た。滴下終了後、リン酸(85%品)0.38gを添加
し、系中のオキシラン酸素濃度が0.1%以下になるま
で反応を続けた。冷却後反応物を取り出し、ポリグリセ
リンモノラウリン酸エステル940gを得た。得られた
ポリグリセリンモノラウリン酸エステルの色相は160
APHAであった。
L)製の180リットル反応容器にプロピオン酸を15
0kg仕込み、約4時間還流させた後、水洗並びにMe
OHでの洗浄後、乾燥を行った。この反応容器内にラウ
リン酸27kg(135モル)を加え、130℃に加熱
した。次いで、反応温度を130℃に保ちながらグリシ
ドール100kg(1350モル)を5時間かけて滴下
した。滴下終了後、リン酸(85%品)51gを添加
し、系中のオキシラン酸素濃度が0.1%以下になるま
で反応を続けた。冷却後反応物を取り出し、ポリグリセ
リンモノラウリン酸エステル127kgを得た。得られ
たポリグリセリンモノラウリン酸エステルの色相は17
0APHAであった。
製の1リットル反応容器をクレンザー洗剤にて洗浄後、
乾燥を行った。この反応容器内にラウリン酸180g
(0.9モル)を仕込み、140℃に加熱した。次い
で、反応温度を140℃に保ちながらグリシドール66
7g(9モル)を5時間かけて滴下した。滴下終了後、
リン酸(85%品)0.34gを添加し、系中のオキシ
ラン酸素濃度が0.1%以下になるまで反応を継続し
た。冷却後反応物を取り出し、ポリグリセリンモノラウ
リン酸エステル847gを得た。得られたポリグリセリ
ンモノラウリン酸エステルの色相は180APHAであ
った。
製の1リットル反応容器をクレンザー洗剤にて洗浄後、
乾燥を行った。この反応容器内にラウリン酸180g
(0.9モル)を仕込み、130℃に加熱した。次い
で、反応温度を130℃に保ちながらグリシドール66
7g(9.0モル)を5時間かけて滴下した。滴下終了
後、リン酸(85%品)0.34gを添加し、系中のオ
キシラン酸素濃度が0.1%以下になるまで反応を継続
した。冷却後反応物を取り出し、ポリグリセリンモノラ
ウリン酸エステル847gを得た。得られたポリグリセ
リンモノラウリン酸エステルの色相は80APHAであ
った。
製の1リットル反応容器をクレンザー洗剤にて洗浄後、
乾燥を行った。この反応容器内にラウリン酸200g
(1モル)を仕込み、140℃に加熱した。次いで、反
応温度を140℃に保ちながらグリシドール741g
(10モル)を5時間かけて滴下した。滴下終了後、リ
ン酸(85%品)0.38gを添加し、系中のオキシラ
ン酸素濃度が0.1%以下になるまで反応を継続した。
冷却後反応物を取り出し、ポリグリセリンモノラウリン
酸エステル940gを得た。得られたポリグリセリンモ
ノラウリン酸エステルの色相は250APHAであっ
た。
施したステンレス(SUS316L)製の180リット
ル反応容器にラウリン酸27kg(135モル)を仕込
み、130℃に加熱した。次いで、反応温度を130℃
に保ちながらグリシドール100kg(1350モル)
を5時間かけて滴下した。滴下終了後、リン酸(85%
品)51gを添加し、系中のオキシラン酸素濃度が0.
1%以下になるまで反応を継続した。冷却後反応物を取
り出し、ポリグリセリンモノラウリン酸エステル127
kgを得た。得られたポリグリセリンモノラウリン酸エ
ステルの色相は500APHAであった。
施したガラス製反応容器内にラウリン酸581g(2.
9モル)を仕込み、140℃に加熱した。次いで、反応
温度を140℃に保ちながらグリシドール2148g
(29.0モル)を5時間かけて滴下した。滴下終了
後、リン酸(85%品)1.09gを添加し、系中のオ
キシラン酸素濃度が0.1%以下になるまで反応を続け
た。冷却後反応物を取り出し、ポリグリセリンモノラウ
リン酸エステル2729gを得た。得られたポリグリセ
リンモノラウリン酸エステルの色相は120APHAで
あった。
施したガラス製反応容器内にラウリン酸180g(0.
9モル)を仕込み、130℃に加熱した。次いで、反応
温度を130℃に保ちながらグリシドール667g
(9.0モル)を5時間かけて滴下した。滴下終了後、
リン酸(85%品)0.34gを添加し、系中のオキシ
ラン酸素濃度が0.1%以下になるまで反応を続けた。
冷却後反応物を取り出し、ポリグリセリンモノラウリン
酸エステル847gを得た。得られたポリグリセリンモ
ノラウリン酸エステルの色相は80APHAであった。
セリンモノ脂肪酸エステルを製造することができる。本
発明によって製造されたポリグリセリンモノ脂肪酸エス
テルは、着色が少ないため、食品、化粧品、医薬等の乳
化剤や基剤に使用することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 脂肪酸とグリシドールとをリン酸系酸性
触媒の存在下で反応させポリグリセリンモノ脂肪酸エス
テルを製造する方法において、反応容器として接液部を
酸洗浄した金属反応容器を使用することを特徴とするポ
リグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法。 - 【請求項2】 金属反応容器がステンレス製であること
を特徴とする請求項1記載のポリグリセリンモノ脂肪酸
エステルの製造方法。 - 【請求項3】 リン酸系酸性触媒が、リン酸またはリン
酸エステルであることを特徴とする請求項1または2記
載のポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法。 - 【請求項4】 接液部を洗浄する酸が、プロピオン酸で
あることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載
のポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法。 - 【請求項5】 式(1)で表される脂肪酸とグリシドー
ルとを反応させ、得られたポリグリセリンモノ脂肪酸エ
ステルが式(2)で表される化合物であることを特徴と
する請求項1〜4のいずれかに記載のポリグリセリンモ
ノ脂肪酸エステルの製造方法。 【化1】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9194980A JPH1129524A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9194980A JPH1129524A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1129524A true JPH1129524A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16333548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9194980A Pending JPH1129524A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1129524A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1127866A1 (de) * | 2000-02-24 | 2001-08-29 | Rhein Chemie Rheinau GmbH | Verfahren zur Veresterung ungesättigter Cabonsäuren mit ungesättigten Alkoholen unter Vermeidung von Schwarzfärbung und Niederschlagsbildung |
US6515734B1 (en) | 1999-12-06 | 2003-02-04 | Olympus Optical Co., Ltd. | Exposure apparatus |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP9194980A patent/JPH1129524A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6515734B1 (en) | 1999-12-06 | 2003-02-04 | Olympus Optical Co., Ltd. | Exposure apparatus |
EP1127866A1 (de) * | 2000-02-24 | 2001-08-29 | Rhein Chemie Rheinau GmbH | Verfahren zur Veresterung ungesättigter Cabonsäuren mit ungesättigten Alkoholen unter Vermeidung von Schwarzfärbung und Niederschlagsbildung |
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