JPH11295097A - 入山管理システム - Google Patents

入山管理システム

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JPH11295097A
JPH11295097A JP10094562A JP9456298A JPH11295097A JP H11295097 A JPH11295097 A JP H11295097A JP 10094562 A JP10094562 A JP 10094562A JP 9456298 A JP9456298 A JP 9456298A JP H11295097 A JPH11295097 A JP H11295097A
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彦孝 多田
Koichi Maruoka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 登山者等、入山者の安全を管理でき、しか
も、登山者が登山の楽しみを害されることなく、登山を
満喫することができる入山管理システムを得る。 【解決手段】 登山者5が携帯装置50を携帯し、セン
タ管理事務所1、エリア管理事務所2、3、4におい
て、無線機11、71が携帯装置50と自動的な無線通
信を行い、携帯装置50が入山時に登録された予定の行
程ルートに従って各エリアを通過しているか否かを確認
し、所定の場合は警報を発するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、登山者等の入山者
の安全等を管理するための入山管理システムに関し、特
に入山者の行動をモニタし、予定行動から遅延している
入山者を把握し、またその遅延を知らせることができる
入山管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信機器、ネットワーク技
術、GPS技術の高度化に伴い、このような技術を組み
合わせて、運行機関の安全管理を行うようにした管理シ
ステムが考えられるようになってきた。
【0003】ところで、近年、登山等を趣味とする人口
の増加に伴い、登山経験の浅い者、あるいは高齢者によ
る登山が増加しつつあり、これらの人達が安全に登山を
行えるよう対策を講じる必要がある。従来、安全に登山
ができるよう、登山予定者、予定行程ルート、予定日時
等の予定表を山小屋等に届けておき、予定通り山小屋に
到達しなかった登山者に対しては、これら予定表に基づ
く捜索等が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の安全対策では、登山者をリアルタイムでモニタできな
いため、登山者の行方が分からなくなってから捜索が開
始されるまで、かなりの時間を要することとなり、安全
対策として不十分である。一方、安全対策のため、例え
ば、登山者に携帯無線機を持たせ、逐次登山者のルー
ト、状況等について管理側と連絡を取らせることが考え
られるが、このような安全管理対策の下では、登山者は
常に管理局側に管理されているという気持ちから、登山
の趣を十分に満喫することができない。
【0005】そこで、本発明は、通信機器、ネットワー
ク技術、GPS技術等を用いて、登山者等、入山者の行
動を略リアルタイムでモニタすることで、これらの者の
安全を管理でき、しかも、登山者が登山の楽しみを害さ
れることなく、登山を満喫することができる入山管理シ
ステムを得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、入山者が携帯し、前記入山者の位置を
モニタするための所定のデータを送受信する携帯装置
と、管理局側に設けられ、前記携帯装置との間で前記所
定のデータを送受信するための通信機器と、前記入山者
の入山ルート予定に関する項目を記憶する記憶手段と、
前記携帯装置と前記通信機器との間で送受信された前記
所定のデータと、前記記憶手段に記憶された入山ルート
予定とに基づいて前記入山者を管理する管理手段とを備
えてなるものである。
【0007】このような構成によれば、入山者を常時モ
ニタすることができ、その安全管理を優れたものとする
ことができる。
【0008】また、本発明において、前記記憶手段は前
記管理局側と前記携帯装置側とに設けられているもので
ある。
【0009】このような構成によれば、管理局側と携帯
装置の双方で、入山者のルート予定からのずれを簡単な
構成において検出することができる。
【0010】また、本発明において、前記入山ルート予
定に関する項目には、入山ルートを複数に分割してなる
エリアと該エリアの通過予定日または通過予定日時が含
まれる。
【0011】このような構成によれば、複数に分割され
た入山ルートの各エリア毎に入山者をチェックすること
ができる。
【0012】また、本発明において、前記通信機器は、
前記入山ルートに対応する複数のエリアに設けられて、
それぞれの通信機器がそれぞれのエリアの通信範囲をカ
バーし、前記携帯装置との間で送受信される前記所定の
データには、前記携帯装置を携帯した入山者による前記
エリアの通過を確認するためのデータが含まれる。
【0013】このような構成によれば、各エリア毎の入
山者のチェックを簡単な構成において、容易に行うこと
ができる。
【0014】また、本発明において、前記通信機器は、
前記入山ルートに対応する複数のエリアで使用される移
動体通信機器であり、前記携帯装置との間で送受信され
る前記所定のデータには、前記携帯装置を携帯した入山
者による前記エリアの通過を確認するためのデータが含
まれる。
【0015】このような構成によれば、さらに入山ルー
トをフレキシブルに設定することができる。
【0016】また、本発明において、前記通信機器は、
前記通過予定日または通過予定日時に基づく所定の期限
までに前記エリアを通過したことを確認しない遅延者に
対しては、前記遅延者の有する携帯装置に最終通過エリ
ア情報を送信させる。
【0017】このような構成によれば、該遅延者の状況
を把握することができる。例えば、遅延者が倒れたよう
な場合は、同じ最終通過エリア情報が送られてくること
となるので、遅延者に異常が発生していることが判断で
きる。
【0018】また、本発明において、前記通信機器が前
記携帯装置と通信ができなくなった場合は、前記管理手
段は警報を発令するようにしたものである。
【0019】このような構成によれば、入山者がルート
を外れたことが分かるので、即座に対応をとることがで
きる。
【0020】また、本発明において、前記携帯装置は、
該携帯装置の携帯者が前記通過予定日または通過予定日
時に基づく所定期限までに前記エリアを通過したことを
確認しない場合は、前記携帯装置が該携帯装置の携帯者
に遅延を報知するようにしたものである。
【0021】このような構成によれば、入山者が予定よ
り遅れていることを容易に認識できる。
【0022】また、本発明において、前記複数のエリア
に設けられる前記通信機器と、前記記憶手段と、前記管
理手段はネットワークで接続されているものである。
【0023】このような構成によれば、各エリア情報を
容易に有機的に総合することができ、安全管理のための
対策が採り易くなる。
【0024】また、本発明において、前記携帯装置はG
PS機能を備えるものである。
【0025】このような構成によれば、携帯装置は入山
者の位置をデータとして得ることができ、エリア情報よ
り詳細な入山者の位置データを得ることができる。
【0026】また、本発明において、前記通信機器と送
受信される前記所定のデータには、前記GPS機能で得
られる位置データが含まれる。
【0027】このような構成によれば、管理局側でも入
山者の位置を詳細に知ることができる。
【0028】また、本発明において、前記管理局側は前
記通信機器で受信された前記入山者の位置データに基づ
いて、前記入山者が危険エリアに接近した場合は、前記
入山者の携帯装置に注意信号を送信するようにしたもの
である。
【0029】このような構成によれば、入山者が危険地
帯に入るのを防止することができる。
【0030】また、本発明において、前記携帯装置に
は、前記GPS機能で得られた位置データを前記入山者
のルート履歴として記憶するためのルート履歴記憶手段
を備えるようにしたものである。
【0031】このような構成によれば、ルート履歴記憶
手段よりルート履歴を得ることにより、入山者の運行統
計を取ることができ、例えば、将来の安全対策を考える
上での重要なデータを得ることができる。
【0032】また、本発明において、前記通信機器は定
期的に信号を送出し、前記携帯装置は、該携帯装置が前
記通信機器からの信号を所定時間以上受信しない場合に
該携帯装置の携帯者に警報を発生し、または管理局側に
対して緊急発報を行うようにしたものである。
【0033】このような構成によれば、入山者がルート
を外れたことを入山者自身が即座に知ることができる。
また、管理局側にもその状態を知り得る。
【0034】また、本発明において、前記入山者には、
登山者または作業者が含まれる。
【0035】このような構成によれば、経験の浅い登山
者や、危険率の高い作業現場に入る作業者の安全管理を
効果的に高めることができる。
【0036】また、本発明において、前記管理手段に
は、前記管理局の位置を示すGPS機能を備え、該GP
S機能により得られた前記管理局の位置データの誤差に
基づいて前記携帯装置より送信された位置データを補正
する補正手段を備えるようにしたものである。
【0037】このような構成によれば、入山者の位置デ
ータを正確に得ることができる。
【0038】また、本発明において、前記携帯装置に
は、所定のスイッチ操作により、無線緊急信号を前記管
理局側に発信するエマージェンシーコール機能を備える
ようにしたものである。
【0039】このような構成によれば、入山者に異常が
生じ、例えば、発声不能となり、携帯装置において管理
局側と話をすることもできない事態が生じた場合でも、
スイッチ操作を行うことにより、管理局側にその異常を
報知することができる。
【0040】なお、所定のスイッチ操作は、オン/オフ
スイッチでも良いが、このオン/オフスイッチに代わ
り、ピンを抜いたり、カバーを破り、あるいは壊してボ
タン等を押圧操作することによりスイッチがオンするよ
うにすれば、異常が生じていないような場合にスイッチ
操作を行うという誤操作を防止することができる。
【0041】また、本発明において、前記携帯装置に
は、電池の残り電圧を検出し、電池電圧が所定値以下と
なった場合にアラームを発し、あるいはアラームを前記
管理局に無線通報するための電池電圧検出部を備えるよ
うにしたものである。
【0042】このような構成によれば、電池切れによ
り、入山者との通信が行われなくなることによる誤った
緊急態勢が未然に防止できる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を入山
者として登山者を管理する場合について説明する。図1
は、本発明の実施の形態における入山管理システムの全
体的運用を示す概略構成図である。図1において、1は
管理局側のセンタであるセンタ管理事務所、2、3、4
は分散して配置された管理局側のエリア管理事務所であ
る。センタ管理事務所1は、例えば登山ルートの登山口
に設けられている。エリア管理事務所2、3、4は登山
ルート6に沿って設けられ、各事務所2、3、4はそれ
ぞれ登山ルート6を複数領域に分割したときの、各エリ
アを管理する。
【0044】センタ管理事務所1は、10で示されるよ
うなシステム用設備機器を備える。設備機器10におい
て、11は登山者5が携帯する携帯装置50と無線通信
するための無線機、12はGPS衛星7からのGPS信
号を受信するGPS受信機、13は無線機11やGPS
受信機12に接続され、登山者5の位置を管理するため
の位置管理パソコン、14は登山者5の氏名や行程予
定、また登山者5が携帯する携帯装置50のID等を登
録するとともに、システム運用を指令するための登録/
運用パソコン、16はシステムのサーバ、17は停電時
にも電力供給が行える無停電電源装置、18は出力用の
プリンタである。
【0045】エリア管理事務所2、3、4は、70で示
されるようなシステム用設備機器を備える。設備機器7
0において、71〜74はそれぞれセンタ管理事務所1
の設備機器11〜14と同様の無線機、GPS受信機、
位置管理パソコン、登録/運用パソコンである。ここ
で、センタ管理事務所1と各エリア管理事務所2、3、
4に設備された上述のパソコンはネットワークにより接
続されている。
【0046】登山者5が携帯する携帯装置50は、管理
事務所1〜4の通信機器である無線機11、71と通信
を行うための無線機51と、GPS衛星7からのGPS
信号を受信するGPS受信機52と、これら無線機51
やGPS受信機52を制御するとともに送受信データを
処理するための制御装置53とを備える。
【0047】この携帯装置50の無線機51は、半径2
Kmの送信範囲を有する特定小電力無線機で構成され、
センタ管理事務所1、各エリア管理事務所2、3、4そ
れぞれのエリア領域において、主として、そのエリアに
存在する管理事務所とのみ(位置によって、オーバーラ
ップする場合もある)無線連絡を行うことができる。
【0048】図2は、登山者と管理事務所が行う一般的
手続きの流れを示すフローチャートである。まず、ステ
ップS1において、登山者は登山口において入山登録を
行う。この入山登録には、氏名、登山予定(予定行程ル
ートとして、各エリア(通過ポイント)と通過予定
日)、住所等連絡先を登録する。次に、ステップS2に
おいて、管理局センタ(センタ管理事務所)は入山登録
された入山情報をシステムに入力し、各管理事務所1、
2、3、4の位置管理パソコン13、73にネットワー
クにより配信するとともに、登山者5に携帯させる携帯
装置50に同様の入山情報を登録記憶させる。配信され
る入山情報には、貸し出される携帯装置のIDも含めら
れる。
【0049】そして、ステップS3において、入山情報
が登録された携帯装置50がその登山者5に貸し出され
る。その後はステップS4に示されるように、登山者5
は、登山終了時に下山口で携帯装置50を返却し、下山
登録を済ませる。
【0050】一方、下山口にある管理局(管理事務所)
4では、ステップS5において、携帯装置50に記憶さ
れているルートについてのデータ収集を行い、ステップ
S6において収集されたデータより登山者が辿ったルー
トの運行統計をとる。この運行統計は、GPS信号によ
るデータ(登山中に例えば1時間毎に記録される)に基
づいて行われる。なお、このデータ収集及び運行統計
は、後述するように、登山者5の登山中に送られるデー
タを収集し、それに基づいて運行統計を行うようにして
も良い。
【0051】また、ステップS3とステップS4の間で
は、管理局側システムと携帯装置の間で、登山者の位置
を確認するためのデータが送受信されるが、このデータ
の送受信に関して、通常は携帯者(登山者)が直接通信
を行う必要はなく、携帯装置と管理局側システムの通信
機器との間で自動的に通信が行われる。従って、登山者
は本システムにおいて、携帯装置を所持するだけで良
く、緊急状態等の非常時を除いて携帯装置から指示を受
けたり、或いは携帯装置を操作する必要はなく、よっ
て、管理局より管理されているという気分を味わうこと
なく、登山の面白さを満喫することができる。
【0052】図3は、携帯装置の構成を示すブロック図
である。この携帯装置50において、55はGPSアン
テナ、56はGPSアンテナ55に接続されたGPS受
信部、57は無線通信用のアンテナ、58はアンテナ5
7に接続された結合器、59、60はそれぞれ結合器5
8に接続された受信部、および送信部である。また、携
帯装置50において、61は入山口で登録されたデータ
及びGPS信号より得られた位置データが記憶されるメ
モリであり、予定ルート行程(通過ポイントとしての各
エリア番号と通過予定日)、氏名等が記憶される。ま
た、GPS信号より得られる位置データは例えば1時間
毎に記憶される。
【0053】さらに、携帯装置50において、62は信
号処理部であり、この信号処理部62はGPS受信部5
6、無線通信用の受信部59より得られた無線信号より
データを得、また、データを送信部60より送信する信
号に変換する。そして、63はタイマ、64は携帯装置
の登録IDを記憶するIDメモリ、65は緊急時に管理
局から音声連絡が行われるスピーカ、66は緊急時に管
理局に対して音声連絡を行うためのマイク、67は緊急
時に管理局に対して無線緊急信号を発信するためのエマ
ージェンシーコールスイッチ、68は携帯装置の図示し
ない電池の電池電圧検出部、54は装置全体を制御する
制御部である。
【0054】図4は、管理局側システムの構成を示すブ
ロック図である。図4において、75はGPSアンテ
ナ、76はGPSアンテナ75に接続されたGPS受信
部であり、これらGPS設備は、後述する登山者の位置
の補正用に備えられている。また、77は携帯装置50
との無線通信用のアンテナ、78はアンテナ77に接続
された結合器、79、80はそれぞれ結合器78に接続
された受信部、および送信部である。さらに、74Bは
入山口で登録されたデータを管理するとともに、その運
用を行うための登録/運用処理部であり、この登録/運
用処理部74B(登録/運用パソコン14、74に対応
する)は、システム全体のハードを主体とした制御を行
う制御部74Aと共に、装置全体の制御装置を構成して
いる。
【0055】また、73Bは位置管理部であり、この位
置管理部73B(位置管理パソコン13、73に対応す
る)は、携帯装置50より送信された位置データ(GP
S信号より得られる)に基づいて登山者の位置を管理す
る。そして、81は登録/運用処理部74Bと位置管理
部73Bで記憶されるデータ以外のデータを記憶するた
めのメモリ、82は通信信号とデータとの変換を行う信
号処理部、83はタイマ、84はデータ出力用のプリン
タ、85は登山者からの緊急時の音声連絡、他の管理局
からの音声連絡を受けるためのスピーカ、86は登山者
(緊急時)又は他の管理局と音声連絡を行うためのマイ
ク、87はディスプレイである。ディスプレイ87はパ
ソコン等のディスプレイの他に、後述するように、位置
管理部73Bの出力に基づいて、地図等などに登山者位
置を表示するためのディスプレイも含められる。以上の
構成において、登録/運用処理部74Bと位置管理部7
3Bは本発明の管理手段を構成している。なお、88は
本システムで得られた情報をネットワークラインへ出力
するためのネットワーク入出力部である。
【0056】図5は、管理局側システムが行う一斉同報
処理を示すフローチャートである。この一斉同報処理
は、各管理事務所1、2、3、4から、すべての携帯装
置に対してオールマイティIDを送出することによって
行われ、すべての携帯装置より、それぞれのID(個別
ID)を返信させるために行われる。この一斉同報は一
定時間毎(例えば10分毎)に行われる。
【0057】まず、ステップS51において一斉同報を
行い、個別IDの送信指令を全携帯装置に発信する。ス
テップS52では、一斉同報に応答してきたIDの中か
ら、そのエリア(各管理事務所)において、初めてID
を送信してきた携帯装置のIDを選別し、図6において
後述するデータ収集処理の送信IDに使用する。その
後、ステップS53、ステップS54において、(一
定)所定時間(10分)が経過した後、処理を終了する
特別な場合を除いて、同じ処理を繰り返す。
【0058】図6は、データ収集処理を示すフローチャ
ートである。このデータ収集処理は、一斉同報処理に対
して、ある管理事務所(通常、ルートに沿って配設され
た順に特定される)に初めてIDを送出してきた携帯装
置に対して、管理局システムがデータ収集のために行う
処理である。まず、ステップS61において、未収集デ
ータに係る携帯装置のIDを送信し、それらの携帯装置
から個別にデータを返信させる。そして、ステップS6
2において、受信データを登録することによりデータ収
集を行う。
【0059】このデータには、携帯装置に記憶された、
登山者の氏名、住所等、また、現在までの通過エリア
(通過ポイント)、GPSによる実行程に関する位置デ
ータ等が含まれる。
【0060】以上の処理により、管理局側システムは、
登山者が予定行程ルートの各エリア(通過ポイント)を
予定通り進行しているか否かを確認することができる。
【0061】図7は、管理局側システムが行う、警報、
警告処理を示すフローチャートである。まず、ステップ
S71において、受信した携帯装置のIDの中から、予
定行程から遅れている遅延者を検索し、自動返信を行う
よう、その携帯装置を呼び出しす。この自動返信におい
ては、例えば、最終通過エリア情報を送信させる。ステ
ップS72では、自動返信の有無を判断し、自動返信が
あった場合は、そのデータを登録する(ステップS7
3)。
【0062】一方、自動返信が無い場合は、ステップS
74において、所定期限を経過するまで、自動返信の呼
び出しを繰り返し、所定期限を越えた場合は、当該携帯
装置を携帯する登山者に異常が発生したものとして、ス
テップS75において警報を発令する。なお、ステップ
S72における自動返信があり、ステップS73におけ
るデータ登録がなされた場合でも、その後長時間に渡り
同じデータが自動返信される場合は異常が発生したと判
断し、警報を発令することができる。このような異常状
況は、例えば、管理エリア内で登山者が倒れたような場
合が考えられる。
【0063】そして、上述した警報発令は、ネットワー
クを介して全ての管理事務所1、2、3、4に通信さ
れ、管理局側はこの警報発令に対して捜索を開始するこ
ととなる。この捜索においては、管理端末を携帯し、捜
索に係る登山者の携帯する携帯装置の自動返信の有無を
サーチしながら行うことができる。また、それまでに携
帯装置から管理局側に送られた収集データに基づき、例
えば、それまでの行程ルート(GPS信号に基づく位置
データ)に基づいて捜索を行うことができる。さらに、
この場合、管理局側は携帯装置への通信を音声信号通信
に切替え、登山者が携帯装置で応答をするよう呼びかけ
ることもできる。
【0064】上述してきた位置データについては、管理
局側システムでは、各事務所が有するGPSにより得ら
れる事務所位置と、事務所の実際位置との誤差(誤差ベ
クトル)に基づいて、各登山者の携帯装置から送られる
位置データ(GPSにより得られるデータ)を補正す
る。この技術は本出願人と同一出願人による特願平8−
323197に記載された発明を適用するもので、GP
Sより事務所位置が得られる時刻と略同時刻に得られた
登山者の位置データから、事務所位置の誤差ベクトルを
差し引くようにするものである。このように位置データ
を補正することにより、GPSの変動誤差から登山者の
行程ルートを、データとして正確に把握することがで
き、正確な運行統計をとることができ、また捜索時にお
いては、より的確な捜索ルートを得ることができる。
【0065】また、管理局側システムでは、各携帯装置
から送られてくる、登山者の位置データ(又はその補正
結果)に基づき、各登山者の位置をディスプレイの地図
上にモニタさせることもできる。そして、さらにこの場
合、地図上で危険な場所に登山者が近づいていることが
検出された場合は、管理局側システムは無線通信を利用
して携帯装置に危険を知らせる。このような危険の報知
によれば、例えば登山に不慣れな者が地図等を読み違え
て危険地帯に迷い込むような場合を未然に防止すること
ができる。
【0066】図8は携帯装置の動作を示すフローチャー
トである。この動作は登山開始時より、登山者の意志と
は関係なく自動的にスタートされる。まず、ステップS
81において、管理事務所(管理局側システム)からの
一斉同報の受信の有無を判定する。ステップS85にお
いて所定時間待っても一斉同報を受信しない場合は、ス
テップS86において、登山者に警報を発し、又は管理
事務所に対して緊急発報を行う。警報は登山者にルート
を外れていることを認識させるために発せられる。ま
た、緊急発報は管理局側(管理事務所)に警戒を促すた
めに行われる。この緊急発報は携帯装置からの移動携帯
端末を有する管理局側に対して有効である。なお、この
緊急発報は登山者への警報を発した後、さらに一定時間
経過しても一斉同報を受信しない場合に初めて行われる
ようにしても良い。
【0067】一方、ステップS81において、一斉同報
を受信した場合は、ステップS82において、その携帯
装置のIDを送信すると共に、一斉同報の発信エリア
(エリア番号)をチェックする。なお、一斉同報の後で
送信される個別呼び出しに対しては、収集データを送信
する。
【0068】ステップS83においては、チェックされ
た発信エリア(エリア管理事務所に対応するエリア番
号)より、予定期限が守られているか否かが判定され、
予定期限が守られている場合は、ステップS87におい
て、例えば下山により処理を終了する場合を除いて、以
上の処理を繰り返す。一方、ステップS83において、
予定期限が守られていない場合はステップS84におい
て、携帯者(登山者)に対してアラームを発生して、行
程の遅れを認識させてからステップS87に進む。
【0069】なお、携帯装置50におけるエマージェン
シーコールスイッチ67は、入山者に異常が生じ、例え
ば、発声不能となり、携帯装置において管理局側と話を
することもできない事態が生じた場合に操作を行うこと
により、管理局側にその緊急無線信号を発信し、異常を
報知するために備えられている。
【0070】なお、所定のスイッチ操作は、オン/オフ
スイッチの他、このオン/オフスイッチに代わり、ピン
を抜いたり、カバーを破り、あるいは壊してボタン等を
押圧することにより行われる。このような構成によれ
ば、異常が生じていないような場合にスイッチ操作を行
うという誤操作を防止することができる。
【0071】また、携帯装置50における電池電圧検出
部68は、携帯装置50の電池電圧を監視し、電池の残
り電圧が所定値以下となった場合に、管理局側にアラー
ムを無線報知させるために設けられている。なお、この
アラームは携帯者に対しても発せられ、電池切れに対す
る注意を予め促すこともできる。この電池電圧検出部6
8の作用によれば、電池切れにより入山者との通信が不
能となり、このため誤った緊急態勢がとられることを未
然に防止することができる。
【0072】以上に説明した実施の形態においては、入
山者として登山者を例にとって説明したが、登山者に代
わり、山中において森林調査、伐採、電力線の調査等を
行う作業者を対象としても本発明は適用できる。この場
合、安全管理だけでなく、例えば、所定の作業ポイント
(エリア)での滞在時間等、作業内容管理としても本発
明を適用できる。
【0073】また、上述した実施の形態において、管理
局側の無線通信機器はセンタ管理事務所やエリア管理事
務所に配設するようにしたが、無線通信機器を移動体通
信機器で構成し、ヘリコプタや車両等の移動体をエリア
管理事務所代わりに使用するようにしても良い。このよ
うな移動体通信機器を用いるようにすれば、登山ルート
を固定することなく、フレキシブルに変更できるという
利点を有する。
【0074】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、通信機器、ネットワーク技術、GPS技術等を用い
て、登山者等、入山者の行動を略リアルタイムでモニタ
することで、これらの者の安全を管理でき、しかも、登
山者が登山の楽しみを害されることなく、登山を満喫す
ることができる入山管理システムを得ることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における入山管理システム
の全体的運用を示す概略構成図である。
【図2】登山者と管理事務所が行う一般的な手続きの流
れを示すフローチャートである。
【図3】携帯装置の構成を示すブロック図である。
【図4】管理局側システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】管理局側システムが行う一斉同報処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】管理局側システムが行うデータ収集処理を示す
フローチャートである。
【図7】管理局側システムが行う、警報、警告処理を示
すフローチャートである。
【図8】携帯装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 センタ管理事務所 2、3、4 エリア管理事務所 11、51、71 無線機 12、52、72 GPS受信機 13、73 位置管理パソコン 14、74 登録/運用パソコン 67 エマージェンシーコールスイッチ 68 電池電圧検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸岡 浩一 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 鈴木 富夫 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入山者が携帯し、前記入山者の位置をモ
    ニタするための所定のデータを送受信する携帯装置と、 管理局側に設けられ、前記携帯装置との間で前記所定の
    データを送受信するための通信機器と、 前記入山者の入山ルート予定に関する項目を記憶する記
    憶手段と、 前記携帯装置と前記通信機器との間で送受信された前記
    所定のデータと、前記記憶手段に記憶された入山ルート
    予定とに基づいて前記入山者を管理する管理手段とを備
    えてなる入山管理システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は前記管理局側と前記携帯
    装置側とに設けられている請求項1に記載の入山管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記入山ルート予定に関する項目には、
    入山ルートを複数に分割してなるエリアと該エリアの通
    過予定日または通過予定日時が含まれる請求項1または
    請求項2に記載の入山管理システム。
  4. 【請求項4】 前記通信機器は、前記入山ルートに対応
    する複数のエリアに設けられて、それぞれの通信機器が
    それぞれのエリアの通信範囲をカバーし、前記携帯装置
    との間で送受信される前記所定のデータには、前記携帯
    装置を携帯した入山者による前記エリアの通過を確認す
    るためのデータが含まれる請求項3に記載の入山管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記通信機器は、前記入山ルートに対応
    する複数のエリアで使用される移動体通信機器であり、
    前記携帯装置との間で送受信される前記所定のデータに
    は、前記携帯装置を携帯した入山者による前記エリアの
    通過を確認するためのデータが含まれる請求項3に記載
    の入山管理システム。
  6. 【請求項6】 前記通信機器は、前記通過予定日または
    通過予定日時に基づく所定の期限までに前記エリアを通
    過したことを確認しない遅延者に対しては、前記遅延者
    の有する携帯装置に最終通過エリア情報を送信させる請
    求項4または請求項5に記載の入山管理システム。
  7. 【請求項7】 前記通信機器が前記携帯装置と通信がで
    きなくなった場合は、前記管理手段は警報を発令する請
    求項1乃至請求項6のいずれかに記載の入山管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記携帯装置は、該携帯装置の携帯者が
    前記通過予定日または通過予定日時に基づく所定期限ま
    でに前記エリアを通過したことを確認しない場合は、前
    記携帯装置が該携帯装置の携帯者に遅延を報知する請求
    項4乃至請求項7のいずれかに記載の入山管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記複数のエリアに設けられる前記通信
    機器と、前記記憶手段と、前記管理手段はネットワーク
    で接続されている請求項4乃至請求項8のいずれかに記
    載の入山管理システム。
  10. 【請求項10】 前記携帯装置にはGPS機能を備える
    請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の入山管理シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記通信機器と送受信される前記所定
    のデータには、前記GPS機能で得られる位置データが
    含まれる請求項10に記載の入山管理システム。
  12. 【請求項12】 前記管理局側は前記通信機器で受信さ
    れた前記入山者の位置データに基づいて、前記入山者が
    危険エリアに接近した場合は、前記入山者の携帯装置に
    注意信号を送信する請求項11に記載の入山管理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記携帯装置には、前記GPS機能で
    得られた位置データを前記入山者のルート履歴として記
    憶するためのルート履歴記憶手段を備えている請求項1
    0または請求項11に記載の入山管理システム。
  14. 【請求項14】 前記通信機器は定期的に信号を送出
    し、前記携帯装置は、該携帯装置が前記通信機器からの
    信号を所定時間以上受信しない場合に該携帯装置の携帯
    者に警報を発生し、または管理局側に対して緊急発報を
    行う請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の入山管
    理システム。
  15. 【請求項15】 前記入山者には、登山者または作業者
    が含まれる請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の
    入山管理システム。
  16. 【請求項16】 前記管理手段には、前記管理局の位置
    を示すGPS機能を備え、該GPS機能により得られた
    前記管理局の位置データの誤差に基づいて前記携帯装置
    より送信された位置データを補正する補正手段を備える
    請求項11乃至請求項15のいずれかに記載の入山管理
    システム。
  17. 【請求項17】 前記携帯装置には、所定のスイッチ操
    作により、無線緊急信号を前記管理局側に発信するエマ
    ージェンシーコール機能を備える請求項1乃至請求項1
    6のいずれかに記載の入山管理システム。
  18. 【請求項18】 前記携帯装置には、電池の残り電圧を
    検出し、電池電圧が所定値以下となった場合にアラーム
    を発し、あるいはアラームを前記管理局に無線通報する
    ための電池電圧検出部を備えている請求項1乃至請求項
    17のいずれかに記載の入山管理システム。
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