JPH11294329A - エアコンプレッサ - Google Patents

エアコンプレッサ

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JPH11294329A
JPH11294329A JP10165098A JP10165098A JPH11294329A JP H11294329 A JPH11294329 A JP H11294329A JP 10165098 A JP10165098 A JP 10165098A JP 10165098 A JP10165098 A JP 10165098A JP H11294329 A JPH11294329 A JP H11294329A
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JP
Japan
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large gear
gear
cylinder
air compressor
motor
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JP10165098A
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Inventor
Yoshiaki Kondo
義昭 近藤
Hirotsugu Kitamura
洋次 北村
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤパンク等の応急時に使用するエアコン
プレッサを小型・軽量化する。 【解決手段】 モータ31の回転軸33に小歯車34
(平行軸歯車)を嵌着し、この小歯車34に噛合する大
歯車35(平行軸歯車)の軸36をモータ31の近傍で
軸受37を介してハウジング32に支持させる。大歯車
35の偏心位置にクランクピン40を設け、この大歯車
35に部分的に開口部41を形成することで、この大歯
車35にカウンタウェイトとしての機能(大歯車35の
軸心の周りの荷重を釣り合わせて回転運動を円滑にする
機能)を持たせる。クランクピン40にコンロッド42
を介してピストン45を連結する。このピストン45
は、大歯車35の回転に伴うクランクピン40の旋回運
動によってシリンダ46内を往復運動し、シリンダ46
内に吸入した空気を圧縮して吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のタイヤパン
ク等の応急時にタイヤに高圧空気を注入するのに用いら
れる車載タイプのエアコンプレッサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車載タイプのエアコンプレッサと
しては、図6に示すような構成のものが市販されてい
る。このものは、ハウジング11にモータ12が取り付
けられ、このモータ12の回転軸13に嵌着した小歯車
14に大歯車15が噛合されている。この大歯車15
は、ハウジング11の軸孔16に挿通支持されたクラン
クシャフト17の一端に圧入等で固定され、このクラン
クシャフト17の他端には、カウンタウェイト18が圧
入等で固定され、このカウンタウェイト18の偏心位置
にクランクピン19が圧入等で固定されている。このク
ランクピン19には、軸受20を介してコンロッド21
が連結され、このコンロッド21の先端には、シリンダ
22内に収納されたピストン23が連結されている。カ
ウンタウェイト18は、クランクシャフト17の周りの
荷重を釣り合わせて回転運動を円滑にする役割を果た
す。
【0003】この場合、モータ12が回転すると、その
回転が小歯車14と大歯車15で減速されてクランクシ
ャフト17に伝達され、クランクシャフト17が回転す
る。これにより、クランクシャフト17の周りをクラン
クピン19が旋回し、その旋回運動がコンロッド21に
よってピストン23の往復運動に変換される。そして、
ピストン23が下降する行程(吸入行程)では、シリン
ダカバー24の逆止弁付きの吸入口(図示せず)から外
部の空気をシリンダ22内に吸入し、ピストン23が上
昇する行程(吐出行程)では、シリンダ22内の空気を
圧縮して、シリンダカバー24の吐出口25から逆止弁
26を経て吐出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タイヤパン
ク等の応急時に使用する車載タイプのエアコンプレッサ
は、持ち運びに便利なように、小型・軽量であることが
要求される。しかしながら、上記従来のエアコンプレッ
サは、大歯車15の回転をクランクシャフト17とカウ
ンタウェイト18を介してクランクピン19に伝達する
ため、動力伝達系の組付部品の数が多くなり、その分、
動力伝達系が大型化すると共に、重量が重くなり、小型
・軽量化の要求を十分に満たすことができない。しか
も、動力伝達系の組付部品の数が多くなれば、動力伝達
系の組立が面倒で組立能率が悪くなり、コスト高になる
という欠点もある。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、小型・軽量化の要求
を満たすことができると共に、組立能率向上、低コスト
化の要求も満たすことができるエアコンプレッサを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のエアコンプレッサは、モータの
回転軸に嵌着された小歯車によって駆動される大歯車
と、この大歯車の偏心位置に設けられたクランクピン
と、このクランクピンとピストンとを連結するコンロッ
ドとを備え、前記大歯車を、その軸心から見て前記クラ
ンクピン側よりもその反対側が重くなるように形成した
ものである。このような重量配分で大歯車を形成すれ
ば、大歯車自体にカウンタウェイトとしての機能(大歯
車の軸心の周りの荷重を釣り合わせて回転運動を円滑に
する機能)を持たせることができ、しかも、大歯車の偏
心位置にクランクピンを設けることで、大歯車の回転運
動をクランクピンの旋回運動に直接変換することができ
る。このため、従来のクランクシャフトと別体のカウン
タウェイトが不要となり、その分、動力伝達系を小型化
できると共に、重量を軽量化することができる。しか
も、動力伝達系の部品点数が少なくなるため、組立能率
も向上でき、部品コストと共に組立コストも低減するこ
とができる。
【0007】この場合、小歯車と大歯車は、種々の種類
の歯車を用いることが可能であるが、請求項2のよう
に、小歯車と大歯車とを平行軸歯車(例えば平歯車等)
で構成し、大歯車の軸を支持する軸受をモータの近傍に
配置すると共に、大歯車の側面部に、前記軸受の少なく
とも一部を入り込ませる凹部を形成した構成としても良
い。このようにすれば、モータとピストン(シリンダ)
とを直角に配置した構成となると共に、大歯車の側面部
に形成した凹部を大歯車の軸受の設置スペースとして利
用することができ、エアコンプレッサの軸方向(モータ
の軸方向)の長さを短くすることができる。
【0008】また、請求項3のように、小歯車と大歯車
とを交差軸歯車(例えばかさ歯車等)で構成し、モー
タ、小歯車、大歯車、ピストン及びシリンダをほぼ一直
線状に配置した構成としても良い。このようにすれば、
エアコンプレッサの径方向(モータの径方向)の寸法を
最小にすることができる。
【0009】ところで、空気の吐出圧を高めるには、圧
縮比を大きくする必要がある。ピストンのストロークが
同じでも、ピストンが上死点に位置する時のシリンダ内
容積を小さくすれば、圧縮比を大きくすることができ
る。従って、本発明のように、小型化されたエアコンプ
レッサにおいては、十分な圧縮比を確保するために、ピ
ストンの上死点時のシリンダ内容積をできるだけ小さく
することが望ましい。
【0010】従来のエアコンプレッサでは、シリンダカ
バーの内面側に、吸入口を開閉する逆止弁をねじ止め等
により設けているため、ピストンの上死点を逆止弁に接
近させて上死点時のシリンダ内容積を小さくするように
しているが、ピストンの上死点をいくら逆止弁に接近さ
せても、逆止弁の周囲に、少なくとも逆止弁の厚み分の
空間ができてしまうため、上死点時のシリンダ内容積を
十分に小さくすることができず、圧縮比を十分に大きく
することができない。特に、逆止弁の取付ねじ等が逆止
弁より下方に突出する場合には、取付ねじ等でピストン
の上死点の位置が制限されてしまい、上死点時のシリン
ダ内容積が益々大きくなってしまう。
【0011】この点を考慮し、請求項4のように、シリ
ンダカバーの内面とほぼ同じ大きさの弾性板に、U字状
のスリットを形成することで、シリンダカバーの吸入口
を開閉する舌片状の逆止弁を一体に形成し、且つ、該弾
性板のうちのシリンダカバーの吐出口に対応する部分に
開口部を形成し、この弾性板をシリンダとシリンダカバ
ーとの間に挟み込むようにしても良い。このように、弾
性板に一体に形成された舌片状の逆止弁は、ピストンが
下降する行程(吸入行程)で、シリンダ内に生じる負圧
によって開放される。そして、ピストンが上昇する行程
(吐出行程)では、シリンダ内の圧力が正圧になるた
め、逆止弁は自身の弾性力により閉鎖状態に戻ると共
に、シリンダ内で圧縮された空気が弾性板の開口部を通
ってシリンダカバーの吐出口から吐出される。
【0012】この場合、逆止弁は、シリンダカバーの内
面とほぼ同じ大きさの弾性板に一体に形成されているた
め、逆止弁の周囲にも、これと同じ厚みの弾性板が存在
し、逆止弁の周囲に、圧縮比を低下させるような余分な
空間ができない。しかも、弾性板をシリンダとシリンダ
カバーとの間に挟み込むため、弾性板をねじ止め等で固
定する必要がなく、取付ねじ等が弾性板の下方に突出す
ることはない。この結果、ピストンの上死点を弾性板に
十分に接近させることができると共に、逆止弁の周囲に
余分な空間ができないため、ピストンの上死点時のシリ
ンダ内容積を十分に小さくすることができ、圧縮比を十
分に大きくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施形態(1)]以下、本発明
の実施形態(1)を図1乃至図3に基づいて説明する。
エアコンプレッサの駆動源となるモータ31は、車載バ
ッテリ(図示せず)の電圧で動作する直流モータにより
構成され、ハウジング32に取り付けられている。この
モータ31の回転軸33には、小歯車34が圧入等によ
り嵌着され、この小歯車34に噛合する大歯車35の中
心には、軸36がモータ31側(左方向)に突出するよ
うに圧入等により固定され、或は一体に形成されてい
る。この大歯車35の軸36を支持する軸受37は、ハ
ウジング32のうちのモータ31の近傍部分に形成され
たスリーブ38に圧入等により嵌着されている。小歯車
34と大歯車35は、両者の軸33,36が互いに平行
な平行軸歯車(例えば平歯車、はすば歯車等)で構成さ
れている。
【0014】大歯車35のモータ31側の側面部(左側
面部)の中央部分には、軸受37やスリーブ38の少な
くとも一部を入り込ませる凹部39が形成されている。
この大歯車35の右側面部の偏心位置には、クランクピ
ン40が圧入等により固定され、或は一体に形成されて
いる。更に、この大歯車35は、クランクピン40の両
側下方に開口部41を形成することで、軸心から見てク
ランクピン40側よりもその反対側が重くなるように形
成され、それによって、この大歯車35にカウンタウェ
イトとしての機能(大歯車35の軸心の周りの荷重を釣
り合わせて回転運動を円滑にする機能)を持たせてい
る。
【0015】一方、クランクピン40には、コンロッド
42の下端部に形成された軸孔57が回転自在に挿通さ
れ、止め輪43によって抜け止めされている。尚、コン
ロッド42は、軸受を介してクランクピン40に連結す
るようにしても良い。コンロッド42の上端部には軸ピ
ン44を介してピストン45が連結されている。このピ
ストン45は、ハウジング32に上向きに固定されたシ
リンダ46内に上下方向に往復運動自在に収納されてい
る。
【0016】シリンダ46の上端面部は、シリンダカバ
ー47によって閉鎖されている。このシリンダカバー4
7には、吸入口48(図2参照)と吐出口49(図1参
照)が形成され、この吐出口49には、スプリング50
によって閉鎖方向に付勢された逆止弁51が設けられて
いる。
【0017】シリンダ46とシリンダカバー47との間
には、該シリンダカバー47の内面とほぼ同じ大きさの
弾性板52が挟み込まれている。この弾性板52には、
図3に示すように、U字状のスリット53を形成するこ
とで、吸入口48を開閉する舌片状の逆止弁54が一体
に形成されている。更に、この弾性板52のうちの吐出
口49に対応する部分には、開口部55が形成されてい
る。弾性板52の外周部には位置決め凸部56が形成さ
れ、この位置決め凸部56をシリンダカバー47の凹部
(図示せず)に嵌め込むことで、シリンダカバー47に
対して弾性板52が位置決めされる。
【0018】次に、上記構成のエアコンプレッサの動作
を説明する。モータ31が回転すると、その回転が小歯
車34と大歯車35で減速され、大歯車35の回転運動
と一体的にクランクピン40が旋回運動する。このクラ
ンクピン40の旋回運動がコンロッド42によってピス
トン45の往復運動に変換される。そして、ピストン4
5が下降する行程(吸入行程)では、シリンダ46内に
生じる負圧によって逆止弁54が下方に弾性変形して吸
入口48が開放され、外部の空気が吸入口48からシリ
ンダ46内に吸入される。一方、ピストン45が上昇す
る行程(吐出行程)では、シリンダ46内の空気圧が正
圧になるため、逆止弁54は自身の弾性力により閉鎖状
態に戻り、シリンダ46内の空気が圧縮される。これに
より、シリンダ46内の空気圧が上昇して吐出口49の
逆止弁51がスプリング50に抗して開放され、シリン
ダ46内で圧縮された空気が弾性板52の開口部55を
通って吐出口49から吐出される。
【0019】以上説明した本実施形態(1)では、大歯
車35に開口部41を形成することで、大歯車35自体
にカウンタウェイトとしての機能を持たせると共に、大
歯車35の偏心位置にクランクピン40を設けて、大歯
車35の回転運動をクランクピン40の旋回運動に直接
変換するようにしたので、従来のクランクシャフトと別
体のカウンタウェイトが不要となり、その分、動力伝達
系を小型化できると共に、重量を軽量化することができ
る。しかも、動力伝達系の部品点数が少なくなるため、
組立能率も向上でき、部品コストと共に組立コストも低
減することができる。
【0020】更に、本実施形態(1)では、小歯車34
と大歯車35を平行軸歯車で構成することで、モータ3
1とピストン45(シリンダ46)とを直角に配置する
と共に、大歯車35の側面部に形成した凹部39に、大
歯車35の軸受37の少なくとも一部を入り込ませるこ
とで、大歯車35とその軸受37とをコンパクトに配置
することができ、エアコンプレッサの軸方向(モータ3
1の軸方向)の長さを短くすることができる。
【0021】また、本実施形態(1)では、シリンダカ
バー47の内面とほぼ同じ大きさの弾性板52に、U字
状のスリット53を形成することで、舌片状の逆止弁5
4を一体に形成したので、逆止弁54の周囲に、圧縮比
を低下させるような余分な空間ができない。しかも、弾
性板52をシリンダ46とシリンダカバー47との間に
挟み込むため、弾性板52をねじ止め等で固定する必要
がなく、取付ねじ等が弾性板52の下方に突出すること
はない。この結果、ピストン45の上死点を弾性板52
に十分に接近させることができると共に、逆止弁54の
周囲に余分な空間ができないため、ピストン45の上死
点時のシリンダ内容積をほぼ最小にすることができる。
これにより、圧縮比を十分に大きくすることができて、
吐出圧を十分に高めることができる。
【0022】[実施形態(2)]前記実施形態(1)で
は、小歯車34と大歯車35を平行軸歯車で構成するこ
とで、モータ31とピストン45(シリンダ46)とを
直角に配置したが、図4及び図5に示す本発明の実施形
態(2)では、小歯車61と大歯車62を交差軸歯車
(例えばかさ歯車、交差軸フェースギヤ等)で構成する
ことで、モータ31、小歯車61、大歯車62、ピスト
ン45及びシリンダ46をほぼ一直線状に配置してい
る。以下、この構成を具体的に説明する。但し、前記実
施形態(1)と実質的に同じ部分については、同一符号
を付して説明を簡略化する。
【0023】モータ31とシリンダ46とがハウジング
63を挟んで一直線状に組み付けられている。モータ3
1の回転軸33には、小歯車61(交差軸歯車)が圧入
等により嵌着され、この小歯車61に噛合する大歯車6
2(交差軸歯車)の左側面部中心には、軸64が小歯車
61の軸33と直角となるように圧入等により固定さ
れ、或は一体に形成されている。この大歯車62の軸6
4を支持する軸受65はハウジング63に形成されたス
リーブ66に圧入等により嵌着されている。
【0024】大歯車62の右側面部の偏心位置には、ク
ランクピン40がモータ31の回転軸33の上方に突出
するように圧入等により固定されている。更に、この大
歯車62は、前記実施形態(1)と同じく、クランクピ
ン40の両側下方に開口部67を形成することで、軸心
から見てクランクピン40側よりもその反対側が重くな
るように形成され、それによって、この大歯車62にカ
ウンタウェイトとしての機能を持たせている。クランク
ピン40にはコンロッド42を介してピストン45が連
結されている。その他の構成は、前記実施形態(1)と
同じである。
【0025】以上説明した本実施形態(2)では、小歯
車61と大歯車62を交差軸歯車で構成することで、モ
ータ31、小歯車61、大歯車62、ピストン45及び
シリンダ46をほぼ一直線状に配置しているので、エア
コンプレッサの径方向(モータ31の径方向)の寸法を
最小にすることができる。
【0026】尚、実施形態(1)の直角配置と実施形態
(2)の直線配置との間の変更は、小歯車34,61、
大歯車35,62、ハウジング32,63の3つの部品
を取り替えるだけで、直角配置と直線配置のいずれにも
変更可能である。従って、エアコンプレッサの収納スペ
ースに応じて直角配置と直線配置を適宜使い分ければ良
い。
【0027】尚、本発明で用いる小歯車と大歯車の種類
は、平行軸歯車、交差軸歯車に限定されず、ウォームギ
ア、ハイポイドギア等の食い違い軸歯車を用いても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)を示すエアコンプレッ
サの縦断正面図
【図2】実施形態(1)のエアコンプレッサの縦断右側
面図
【図3】弾性板の平面図
【図4】本発明の実施形態(2)を示すエアコンプレッ
サの縦断正面図
【図5】実施形態(2)のエアコンプレッサの縦断右側
面図
【図6】従来のエアコンプレッサの縦断正面図
【符号の説明】
31…モータ、32…ハウジング、33…回転軸、34
…小歯車(平行軸歯車)、35…大歯車(平行軸歯
車)、36…軸、37…軸受、39…凹部、40…クラ
ンクピン、41…開口部、42…コンロッド、45…ピ
ストン、46…シリンダ、47…シリンダカバー、48
…吸入口、49…吐出口、52…弾性板、53…スリッ
ト、54…逆止弁、55…開口部、56…位置決め凸
部、61…小歯車(交差軸歯車)、62…大歯車(交差
軸歯車)、63…ハウジング、64…軸、65…軸受、
67…開口部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを駆動源とし、シリンダ内に収納
    されたピストンを往復動させることで、該シリンダ内に
    吸入した空気を圧縮して吐出するエアコンプレッサにお
    いて、 前記モータの回転軸に嵌着された小歯車によって駆動さ
    れる大歯車と、この大歯車の偏心位置に設けられたクラ
    ンクピンと、このクランクピンと前記ピストンとを連結
    するコンロッドとを備え、前記大歯車を、その軸心から
    見て前記クランクピン側よりもその反対側が重くなるよ
    うに形成したことを特徴とするエアコンプレッサ。
  2. 【請求項2】 前記小歯車と前記大歯車とを平行軸歯車
    で構成し、前記大歯車の軸を支持する軸受を前記モータ
    の近傍に配置すると共に、前記大歯車の側面部には、前
    記軸受の少なくとも一部を入り込ませる凹部を形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のエアコンプレッサ。
  3. 【請求項3】 前記小歯車と前記大歯車とを交差軸歯車
    で構成し、前記モータ、前記小歯車、前記大歯車、前記
    ピストン及び前記シリンダをほぼ一直線状に配置したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のエアコンプレッサ。
  4. 【請求項4】 前記シリンダの端面部は、吸入口と吐出
    口を有するシリンダカバーによって閉鎖されると共に、
    前記シリンダと前記シリンダカバーとの間に、該シリン
    ダカバーの内面とほぼ同じ大きさの弾性板が挟み込ま
    れ、この弾性板には、U字状のスリットを形成すること
    で、前記吸入口を開閉する舌片状の逆止弁が一体に形成
    され、且つ、該弾性板のうちの前記吐出口に対応する部
    分に開口部が形成されていることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載のエアコンプレッサ。
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