JPH11294125A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPH11294125A
JPH11294125A JP10098031A JP9803198A JPH11294125A JP H11294125 A JPH11294125 A JP H11294125A JP 10098031 A JP10098031 A JP 10098031A JP 9803198 A JP9803198 A JP 9803198A JP H11294125 A JPH11294125 A JP H11294125A
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rocker arm
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信 中村
Seinosuke Hara
誠之助 原
Yoshihiko Yamada
吉彦 山田
Keisuke Takeda
敬介 武田
Katsuya Mogi
克也 茂木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機関始動時における駆動軸の起動トルクを低
減させて始動性の向上と始動装置の小型化及び簡素化を
図る。 【解決手段】 駆動軸13に固定された駆動カム15
と、同じ駆動軸に揺動自在に支持された揺動カム17と
を、リンクアーム24とロッカアーム23及びリンクロ
ッド25によって連係し、揺動カムのカム面22がバル
ブリフター16の上面16aを摺動することにより、吸
気弁12を開閉作動させる。また、可変機構19の制御
カム33によってロッカアームの揺動支点を変化させて
バルブリフト特性を可変にする動弁装置である。リンク
アームとロッカアームの連結ピン26の軸心Zと駆動カ
ムの中心Xとを結ぶ直線Sに対して制御カムの中心P1
から延びた垂線Qの長さを、下り区間の中間リフト位置
での垂線長L2よりも上り区間の中間リフト位置での垂
線長L1の方を長くなるように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の動弁装
置、とりわけ駆動カムからリンクアームやロッカアーム
などの伝達機構を介して所定角度範囲で揺動する揺動カ
ムによって機関弁を開閉作動させる内燃機関の動弁装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】機関低速低負荷時における燃費の改善や
安定した運転性並びに高速高負荷時における吸気の充填
効率の向上による十分な出力を確保する等のために、吸
気・排気バルブの開閉時期とバルブリフト量を機関運転
状態に応じて可変制御する動弁装置は従来から種々提供
されており、その一例として本出願人が先に出願した特
願平9−212831号の明細書及び図面に記載された
ものがある。
【0003】図13に基づいて概略を説明すれば、シリ
ンダヘッド51に図外のバルブガイドを介して摺動自在
に設けられた一対の吸気弁52と、シリンダヘッド51
上部の軸受53に回転自在に支持されて、機関のクラン
ク軸から回転力が伝達される駆動軸54と、該駆動軸5
4の軸心に対して中心を所定量偏心させて固定された2
つの駆動カム55と、同じく駆動軸54に揺動自在に支
持されて、各吸気弁52の上端部に設けられたバルブリ
フター56の上面に摺接して各吸気弁52をバルブスプ
リング57のばね力との相対圧で開閉作動させる揺動カ
ム58と、該揺動カム58と駆動カム55との間に介装
されて駆動カム55の偏心回転を揺動カム58に伝達し
て揺動させる伝達機構59と、該伝達機構59を介して
揺動カム58のバルブリフター上面に対する揺動位置を
変化させてバルブリフト特性を可変にする可変機構60
とを備えている。
【0004】前記伝達機構59は、ほぼ円環状の基端部
61aの嵌合孔61cが駆動カム55の外周面に回転自
在に嵌合したリンクアーム61と、前記軸受53の上端
部に制御軸67を介して揺動自在に支持され、一端部6
2aが連結ピン63によってリンクアーム61の突出端
部61bに相対回転自在に連結されたロッカアーム62
と、両端部64a,64bがロッカアーム62の他端部
62bと揺動カム58のカムノーズ部58aに夫々ピン
65,66を介して相対回転自在に連結されたリンクロ
ッド64とから構成されている。
【0005】また、可変機構60は、図外のアクチュエ
ータによって回転位置を制御される前記制御軸67と、
該制御軸67の外周に中心P1を制御軸67の軸心P2
から所定量α偏心した状態で固定されて、ロッカアーム
62のほぼ中央に穿設されたカム孔62d内に摺動自在
に設けられた偏心制御カム68とから構成されている。
【0006】そして、機関の始動とともに駆動軸54及
び駆動カム55が回転し始めると、該駆動カム55の偏
心回転によりリンクアーム61が上下動してロッカアー
ム62を制御カム68を支点として揺動させ、この揺動
力がリンクロッド64に伝達されて揺動カム58を図中
上下方向へ揺動させることによりカム面58bでバルブ
リフター56を下方へ押圧あるいは押圧を解除して吸気
弁52を開閉作動させるようになっている。
【0007】また、機関運転状態の変化に伴い制御軸6
7が所定量回転して制御カム68を偏心回動させること
によりロッカアーム62の揺動支点P1を変化させる。
これによって、揺動カム58は、リンクロッド64を介
してバルブリフター56の上面上での揺動支点位置が図
中左あるいは右方向へ変化し、これによって吸気弁52
のバルブリフト特性を大小可変するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記先願に
係る動弁装置のような駆動カム55からリンクアーム6
1やロッカアーム62などのリンク機構(伝達機構6
4)によって揺動カム58を揺動させるものにあって
は、構造上、駆動カム55の径が比較的大きいことやバ
ルブリフトアップ時(上り時)における駆動カム55が
リンクアーム61から受ける荷重が大きいことなどに起
因して機関始動時の起動トルクが増大し、機関始動性が
悪化するといった問題がある。
【0009】すなわち、本出願人の発明者の精査研究に
よれば、駆動カム55がリンクアーム61から受ける荷
重Fについて考察すると、例えばロッカアーム64の揺
動支点が変化しない状態であるバルブリフトアップ時と
ダウン時のそれぞれ同一リフトでは、揺動カム58に対
するバルブスプリング57からのばね反力は同一である
が、前記荷重Fについてみると、リフトのアップ(上
り)区間とダウン(下り)区間とではロッカー比によっ
てその荷重Fの大きさが異なっており、リフトアップ区
間では荷重Fは大きくなっている。
【0010】次に、機関始動時について考えてみると、
エンジン回転が安定的に立上がる迄の間は、駆動カム5
5とリンクアーム61との間の相対回転がほとんどない
ため、両者55,61の内外周面間に大きな静摩擦係数
μの摩擦抵抗が作用している。また、バルブリフトの上
り区間では、前述の大きな静摩擦抵抗力が働いている上
に、前記荷重Fが大きくなり、さらに駆動カム径が大き
いことと相俟って駆動軸54を回転させるための起動ト
ルクが増大してしまう。したがって、全体的に機関始動
性が悪化するおそれがあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記先願に係
る動弁装置の実情に鑑みて案出されたもので、請求項1
記載の発明は、機関のクランク軸によって回転駆動する
駆動軸と、該駆動軸の外周に固定され、中心が駆動軸の
軸心から所定量偏倚した駆動カムと、一端部が前記駆動
カムの外周に回転自在に連係したリンクアームと、支軸
に揺動自在に支持され、一端部が該リンクアームの他端
部に連結ピンを介して回転自在に連係されたロッカアー
ムと、該ロッカアームの他端部に揺動自在に連係され
て、カム面が機関弁の上端部に有するフォロア部に摺接
しつつ機関弁を開閉作動させる揺動カムとを備えた内燃
機関の動弁装置において、前記リンクアームとロッカア
ームとを連結する前記連結ピンの軸心と前記駆動カムの
中心点とを結ぶ直線に対して前記ロッカアームの揺動支
点から延びた垂線の長さを、前記揺動カムによる機関弁
のバルブリフト下り区間における前記垂線長さよりもバ
ルブリフト上り区間における前記垂線長さを長くなるよ
うに設定したことを特徴としている。
【0012】この発明によれば、リフト上り区間の方の
垂線長さL1をリフト下り区間の方の垂線長さL2よりも
長く設定したため、上り側荷重がF1=M/L1、下り側
荷重がF2=M/L2となり(M:バルブスプリングがロ
ッカアームを回すモーメント)、F1<F2となるから、
上り区間の駆動軸の起動トルクを小さくすることができ
る。
【0013】請求項2記載の発明は、前記揺動カムを駆
動軸の外周に揺動自在に支持すると共に、該駆動軸の回
転方向と揺動カムのカムリフト側の揺動方向とを同一に
設定したことを特徴としている。
【0014】この発明によれば、駆動軸の外径と揺動カ
ムの内径の摩擦モーメントが、揺動カムをリフトダウン
方向ではなくリフトアップ方向に働くため、前記起動ト
ルクを減少させることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、前記駆動軸の回転
方向をクランク軸の回転方向と同一に設定したことを特
徴としている。
【0016】したがって、通常の一般的なカムシャフト
の駆動と同様にタイミングチェーンやタイミングベルト
を介してクランク軸により回転方向反転プーリ等を用い
ずに直接的に駆動することができるため、駆動軸を容易
に回転駆動させることができる。
【0017】請求項4記載の発明は、前記ロッカアーム
の揺動支点を変化させることにより前記揺動カムのフォ
ロワ部に対する相対位置を変化させてバルブリフト特性
を可変にする可変機構を設けたことを特徴としている。
【0018】したがって、可変機構の例えば制御カムの
比較的小さな偏心回動によってロッカアームの揺動支点
位置を変えるだけで、バルブリフト特性を可変にでき、
特に小さなバルブリフト特性が得られるため、起動トル
クをさらに低減させることができる。
【0019】請求項5記載の発明は、前記バルブリフト
特性を機関始動時には、前記可変機構によって小バルブ
リフトとなるように制御したことを特徴としている。
【0020】したがって、機関始動時は常に小バルブリ
フト特性になっているため、バルブスプリングのばね反
力が小さくなり、始動時の起動トルクを常に低減でき
る。
【0021】請求項6記載の発明は、前記ロッカアーム
と揺動カムとをリンクロッドによって連係したことを特
徴としている。
【0022】したがって、ロッカアームと揺動カムとの
間のリンクロッドの存在によって、バルブリフト特性の
可変の自由度が向上し、この結果、より小さなバルブリ
フト特性を得ることができるため、始動性の向上をさら
に高めることができる。
【0023】請求項7記載の発明は、前記駆動カムとリ
ンクアームの一端部との間に、ベアリングを介装したこ
とを特徴としている。
【0024】したがって、機関始動時における駆動カム
とリンクアームとの間に静摩擦係数を小さくできるた
め、駆動軸の起動トルクを大巾に低減できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の動弁装置の第1の
実施形態を図1〜図3に基づいて詳述する。この実施形
態の動弁装置は、先願のものと同じく1気筒あたり2つ
の吸気弁を備えかつ該吸気弁のバルブリフトを機関運転
状態に応じて可変にする可変機構を備えたものを示して
いる。
【0026】すなわち、この動弁装置は、シリンダヘッ
ド11に図外のバルブガイドを介して摺動自在に設けら
れた一対の吸気弁12,12と、シリンダヘッド11上
部の軸受14に回転自在に支持された中空状の駆動軸1
3と、該駆動軸13に、圧入等により固定された偏心回
転カムである2つの駆動カム15,15と、駆動軸13
に揺動自在に支持されて、各吸気弁12,12の上端部
に配設されたフォロワであるバルブリフター16,16
の平坦な上面16a,16aに摺接して各吸気弁12,
12を開作動させる揺動カム17,17と、駆動カム1
5と揺動カム17,17との間に連係されて、駆動カム
15の回転力を揺動カム17,17の揺動力として伝達
する伝達機構18と、該伝達機構18の作動位置を可変
にする可変機構19とを備えている。
【0027】前記駆動軸13は、機関前後方向に沿って
配置されていると共に、一端部に設けられた図外の従動
スプロケットや該従動スプロケットに巻装されたタイミ
ングチェーン等を介して機関のクランク軸から回転力が
伝達されており、この回転方向は図1中、時計方向(矢
印方向)に設定されている。
【0028】前記軸受14は、図2に示すように、シリ
ンダヘッド11の上端部に設けられて駆動軸13の上部
を支持するメインブラケット14aと、該メインブラケ
ット14aの上端部に設けられて後述する制御軸32を
回転自在に支持するサブブラケット14bとを有し、両
ブラケット14a,14bが一対のボルト14c,14
cによって上方から共締め固定されている。
【0029】前記両駆動カム15は、図1〜図3に示す
ようにほぼリング状を呈し、小径なカム本体15aと、
該カム本体15aの外端面に一体に設けられたフランジ
部15bとからなり、内部軸方向に駆動軸挿通孔15c
が貫通形成されていると共に、カム本体15aの軸心X
が駆動軸13の軸心Yから径方向へ所定量だけオフセッ
トしている。また、この各駆動カム15は、駆動軸13
に対し前記両バルブリフター16,16に干渉しない両
外側に駆動軸挿通孔15cを介して圧入固定されている
と共に、両方のカム本体15a,15aの外周面15
d,15dが同一のカムプロフィールに形成されてい
る。
【0030】前記揺動カム17は、図1,図4〜図6に
示すようにほぼ横雨滴状を呈し、ほぼ円環状の基端部2
0に駆動軸13が嵌挿されて回転自在に支持される支持
孔20aが貫通形成されていると共に、一端部のカムノ
ーズ部21にピン孔21aが貫通形成されている。ま
た、揺動カム17の下面には、カム面22が形成され、
基端部20側の基円面22aと該基円面22aからカム
ノーズ部21側に円弧状に延びるランプ面22bと該ラ
ンプ面22bの先端側に有する最大リフトの頂面22c
とが形成されており、該基円面22aとランプ面22b
及び頂面22cとが、揺動カム17の揺動位置に応じて
各バルブリフター16の上面16a所定位置に当接する
ようになっている。また、揺動カム17は、基円面22
aから頂面22c方向へ摺動するカムリフト側の揺動方
向が前記駆動軸13の回転方向と同一方向に設定されて
いる。
【0031】前記伝達機構18は、図1に示すように駆
動軸13の上方に配置されたロッカアーム23と、該ロ
ッカアーム23の一端部23aと駆動カム15とを連係
するリンクアーム24と、ロッカアーム23の他端部2
3bと揺動カム17とを連係するリンクロッド25とを
備えている。
【0032】前記各ロッカアーム23は、図3に示すよ
うに平面からみてほぼクランク状に折曲形成され、中央
に有する筒状基部23cが後述する制御カム33に回転
自在に支持されている。また、各基部23cの各外端部
に突設された前記一端部23aには、リンクアーム24
と相対回転自在に連結するピン26が圧入されるピン孔
23dが貫通形成されている一方、各基部23cの各内
端部に夫々突設された前記他端部23bには、各リンク
ロッド25の一端部25aと相対回転自在に連結するピ
ン27が圧入されるピン孔23eが形成されている。
【0033】また、前記リンクアーム24は、比較的大
径な円環状の基部24aと、該基部24aの外周面所定
位置に突設された突出端24bとを備え、基部24aの
中央位置には、前記駆動カム15のカム本体15aの外
周面に回転自在に嵌合する嵌合孔24cが形成されてい
る一方、突出端24bには、前記ピン26が回転自在に
挿通するピン孔24dが貫通形成されている。
【0034】さらに、前記リンクロッド25は、図1に
も示すように所定長さの平板状を呈し、ほぼ中央がく字
形状に折曲形成され、円形状の両端部25a,25bに
は前記ロッカアーム23の他端部23bと揺動カム17
の端部21の各ピン孔23e,21aに圧入した各ピン
27,28の端部が回転自在に挿通するピン挿通孔25
c,25dが貫通形成されている。
【0035】尚、各ピン26,27,28の一端部に
は、リンクアーム24やリンクロッド25の軸方向の移
動を規制するスナップリング29,30,31,が設け
られている。
【0036】前記可変機構19は、駆動軸13の上方位
置に同じ軸受14に回転自在に支持された制御軸32
と、該制御軸32の外周に固定されてロッカアーム23
の揺動支点となる制御カム33とを備えている。
【0037】前記各制御カム33は、夫々円筒状を呈
し、図1に示すように軸心P1位置が制御軸32の軸心
P2からα分だけ偏倚している。
【0038】前記制御軸32は、駆動軸13と並行に延
設されて、一端部に設けられた図外の電磁アクチュエー
タによって所定回転角度範囲内で回転するように制御さ
れており、前記電磁アクチュエータは、機関の運転状態
を検出する図外のコントローラからの制御信号によって
駆動するようになっている。コントローラは、クランク
角センサやエアーフローメータ,水温センサ等の各種の
センサからの検出信号に基づいて現在の機関運転状態を
演算等により検出して、前記電磁アクチュエータに制御
信号を出力している。
【0039】そして、図4及び図6に示すように前記駆
動カム13の軸心Xと、前記リンクアーム24とロッカ
アーム23とを連結するピン26の軸心Zとを結ぶ直線
Sに対して、前記ロッカアーム23の揺動支点中心つま
り制御カム33の中心P1から延びた垂線Qの長さ
1,L2を、揺動カム17によるバルブリフトの上り
(リフトアップ)区間(図4状態)と下り(リフトダウ
ン)区間(図6状態)における各中間バルブリフト位置
で変えるように設定した。つまり、上り時の中間リフト
位置の垂線Qの長さL1を、下り時の中間リフト位置に
おける垂線Qの長さL2よりも長くなるように設定し
た。尚、この時点では、バルブリフト量は両者とも同一
になっている。
【0040】以下、本実施形態の作用を説明すれば、ま
ず、機関始動時及び低回転低負荷時には、機関運転を検
出したコントローラからの制御信号によって、電磁アク
チュエータが一方向に回転駆動されて、制御軸32が制
御カム33を図1及び図4〜図6に示す位置に回転させ
て厚肉部33aを左下方向へ回動させる。このため、ロ
ッカアーム23は、その揺動支点中心P1位置が図示の
ように左側へ移動して他端部23bが揺動カム17のカ
ムノーズ部21をリンクロッド25を介して上方へわず
かに引き上げて該揺動カム17全体を所定量だけ図示の
反時計方向の位置に回動させる。
【0041】この状態で揺動カム17の揺動作用、つま
り駆動カム15と伝達機構18による揺動カム17のカ
ムリフト作用を図1及び図4〜図6に基づいて説明する
と、まず図1に示すように揺動カム17の基円面22a
がバルブリフター16の上面16aに位置している場合
は、ベースサークル領域であって吸気弁12が閉作動状
態にある。
【0042】この状態から図4に示すように、駆動カム
15の回転駆動に伴いリンクアーム24が左上方向へ移
動してロッカアーム23の一端部23aを押し上げる。
したがって、ロッカアーム23は、図示のように時計方
向へ揺動して他端部23bでリンクロッド25を下方へ
押圧し、これによって揺動カム17が時計方向へ揺動す
ることによりカムリフトが開始されてリフト上り区間に
なる。ここから、駆動カム15がさらに回転すると、揺
動カム17は図5に示す位置に時計方向へ揺動して頂面
22cがバルブリフター16の上面16aに当接した段
階で、最大リフトとなる。駆動カム15がさらに回転す
ると、揺動カム17図6に示すように反転してリフト下
り区間になり、さらに揺動カム17の同方向の揺動によ
って図1に示すベースサークル領域(閉弁領域)にな
る。
【0043】したがって、この吸気弁12のバルブリフ
ト特性は、図11の破線に示すような小リフト特性とな
るため、吸気のガス流動が強化されて、燃費が改善され
る。
【0044】そして、前記上り区間と下り区間の中間リ
フト位置(図4,図6に示す位置)では、前述のように
上り区間の垂線Qが下り区間の垂線Qよりも長く設定さ
れているため、駆動軸13を駆動させるための起動トル
クを低減させることが可能になる。すなわち、図4及び
図6を参照して説明すれば、図4に示す上り区間の中間
リフト位置における直線Sとピン26軸心Zと制御カム
33の中心P1との結線S2間で形成される角度(リン
クアーム24とロッカアーム23との開き角度)θ
1は、図6に示す対応する角度θ2よりも大きく、かつ両
者θ1,θ2はともに90°以下であるため、L1>L2
なっている。
【0045】また、図4,図6に示す中間リフト位置で
はバルブリフト量が同一であるため、バルブスプリング
34からのばね反力は同一である。したがって、バルブ
スプリング34がロッカアーム23を揺動カム17とリ
ンクロッド25を介して反時計方向へ回転させるモーメ
ントMも両者ともに同一になっている。そして、ロッカ
アーム23からリンクアーム24を介して駆動カム15
の中心Xに作用する荷重をF(上り側をF1,下り側を
2)とすれば、F=M/Lであるので、上り側荷重F1
はF1=M/L1となり、下り側荷重F2は、F2=M/L
2となる。したがって、F1<F2となり、上り側の荷重
1の方が下り側の荷重F2よりも小さくなる。
【0046】一方、駆動カム15(駆動軸13)に対す
る起動トルクについて考察すると、リフト上り区間で
は、図4に示すようにバルブスプリング34のばね力が
伝達機構18を介して駆動軸13の回転方向とは逆の方
向に作用し、その計算値はTS1=F1×l1(エル) と
なり、このF1が前述のようにL1の長尺化に起因してF
2よりも十分に小さくなっているため、駆動軸13の回
転方向とは逆方向のトルクが低減される。ここで、l1
(エル)は直線Sに対して駆動カム15の中心Xから延
ばした垂線の長さである。
【0047】また、機関始動時には、その回転が安定的
に立上るまでの間は、駆動カム15とリンクアーム24
とは相対回転がほとんどないため、両者15,24の内
外周面間に比較的大きな静摩擦係数μが作用し、その摩
擦トルクμF1×D/2 も付加されるが、F1が小さいため
比較的小さな値となる。この摩擦トルク低減効果及び前
記TS1の低減効果により、起動トルクTKを低減でき
る。ここでTK=FS1+μF1×D/2 となり、 D は駆動
カムの直径である。
【0048】また、リフト下り区間では、図6に示すよ
うにバルブスプリング34のばね力が伝達機構18を介
して駆動軸13の回転方向と同方向に作用するため、こ
のばね力によって駆動軸13の回転力をアシストする。
つまり、その計算値は、TS2= F2×l2(エル)とな
り、F2Tの効果、すなわち、その大きなトルク(ばね
力)が駆動軸13の回転力をアシストする。
【0049】(尚、リフト上り区間におけるl1とリフ
ト下り区間におけるl2は、同一バルブリフト量の時は
1=l2となっている。)以上のように、リフト上り区
間では、起動トルクTKが低減し、リフト下り区間で
は、駆動軸13と同方向の比較的大きな回転アシスト力
が作用するため、駆動軸13の始動初期(起動初期)及
び始動直後の回転の立上りが良好となる。この結果、機
関始動性の向上が図れると共に、セルモータ等の始動装
置の小型化及び簡素化が図れる。
【0050】しかも、本実施形態では、可変機構19に
よる吸気弁12の可変バルブリフト特性を機関始動時に
最小リフトとなるように設定してあるため、この小バル
ブリフト状態ではバルブスプリング34のばね反力が小
さくなるので、前記起動トルクTK をさらに小さくする
ことが可能となり、始動時には常にかかる作用効果が得
られ、始動性能が一層向上する。また、駆動軸13の回
転方向と揺動カム17のリフト上り時の揺動方向(矢印
方向)とを同一に設定しているため、駆動軸13の外周
面と揺動カム17の支持孔20a内周面との間の摩擦モ
ーメントが、揺動カムをリフト上昇方向へ作用する。し
たがって、駆動軸13の起動トルクを低減できる。
【0051】さらにリンクロッド25の存在によってそ
の長さを変更するなどにより、バルブリフト特性の可変
幅を自由に変えることができるため、さらに小バルブリ
フト特性に設定して駆動軸13の起動トルクを小さくす
ることができる。
【0052】図7〜図10は本発明の第2実施形態を示
し、バルブリフトを可変機構19によって最大リフトに
制御した際における上り区間の中間リフト位置のL1
下り区間の中間リフト位置のL2よりも長く設定したも
のである。すなわち、コントローラからの制御信号によ
って電磁アクチュエータが他方向に回転駆動されて、制
御軸32が制御カム33を図7〜図10に示す位置に回
転させて厚肉部33aを右下方へ回動させる。このた
め、ロッカアーム23は、その揺動支点中心P1位置が
図示のように右側へ移動して他端部23bが揺動カム1
7のカムノーズ部21を下方へわずかに押し下げて、揺
動カム17全体を所定量だけ図示の時計方向の位置に回
動させる。
【0053】したがって、かかる可変機構19によって
揺動カム17の位置制御の状態において、駆動軸13,
駆動カム15の回転に伴うバルブリフトは図7に示すベ
ースサークル域から図8に示すリフト上り区間を経て図
9に示すようにバルブリフター16を押圧する位置がカ
ムノーズ部21の頂面22c端縁側になるため、バルブ
リフト量は図11の実線に示すように最大リフトにな
る。その後、揺動カム17が反転して図10に示すよう
にリフト下り区間の中間リフト域を通過して元のベース
サークル域に移行する。
【0054】そして、このバルブリフト特性状態即ち、
最大リフトに制御した状態にあっても垂線SのL1の長
さをL2よりも長く設定してあるため、前述の式に基づ
きF1<F2の関係により上り区間における駆動軸13の
機関始動時における起動トルクの低減が図れ、したがっ
て、エンジン出力を重視し、大リフトに制御した場合で
あっても始動性を向上できる。
【0055】図12は、第1の実施形態を基本とした本
発明の第3の実施形態を示し、駆動カム15の外周面と
リンクアーム24の嵌合孔24cの内周面との間にころ
がり軸受であるニードルベアリング40を介装したもの
である。
【0056】したがって、駆動カム15とリンクアーム
24との間の摺動摩擦抵抗が大巾に減少し、特に静摩擦
係数μを十分低減できるため、前述のような始動時にお
ける駆動軸13の起動トルクを大巾に低減でき、始動性
をさらに向上させることが可能になる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、機関始動時における駆動軸の起動
トルクを低減することができるため、始動性の向上が図
れると共に、始動用セルモータ等の始動装置を小形化と
簡素化が図れる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、駆動軸の外
周面と揺動カムの駆動軸挿通孔の内周面に発生する摩耗
モーメントが揺動カムのリフト下り側ではなくリフト上
り側に作用するため、始動時における駆動軸の起動トル
クをさらに低減できる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、駆動軸をク
ランク軸の回転方向と同方向に回転させるため、駆動軸
を容易に回転させることができるため、駆動軸の回転駆
動性が良好になる。
【0060】請求項4記載の発明によれば、ロッカアー
ムの揺動支点を制御カムの回転によってわずかに変化さ
せるだけでバルブリフトを大きく変化させることができ
るため、機関性能を十分に発揮させることができること
は勿論のこと、小バルブリフトに制御することによって
駆動軸の起動トルクをさらに低減することが可能にな
る。
【0061】請求項5記載の発明によれば、機関始動時
には常に小バルブリフトに制御してあるため、駆動軸の
起動トルクを低減できるので常時良好な始動性を得るこ
とができる。
【0062】請求項6記載の発明によれば、リンクロッ
ドを設けることにより、その長さ等を変えることにより
揺動カムによるバルブリフト特性の可変巾の自由度が向
上し、より小さなバルブリフトに設定することにより、
起動トルクの大巾な低減が図れ、始動性を一層向上させ
ることができる。
【0063】請求項7記載の発明によれば、ニードルベ
アリングによって駆動カムとリンクアームとの間の摺動
摩擦抵抗が大巾に減少させることができ、特に静摩擦係
数を十分低減できるため、機関始動時における駆動軸の
起動トルクを大巾に低減でき、始動性をさらに向上させ
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図2のA−A線断面
図。
【図2】本実施形態の側面図。
【図3】本実施形態の平面図。
【図4】本実施形態における小バルブリフト制御時の上
り区間の中間リフト状態を示す断面図。
【図5】本実施形態における小バルブリフト制御時の最
大リフト状態を示す断面図。
【図6】本実施形態における小バルブリフト制御時の下
り区間の中間リフト状態を示す断面図。
【図7】第2の実施形態における大バルブリフト制御時
のベースサークル時のリフト状態を示す断面図。
【図8】第2の実施形態における大バルブリフト制御時
の上り区間の中間リフト状態を示す断面図。
【図9】第2の実施形態における大バルブリフト制御時
の最大リフト状態を示す断面図。
【図10】第2の実施形態における大バルブリフト制御
時の下り区間の中間リフト状態を示す断面図。
【図11】第1,第2実施形態のバルブリフト特性図。
【図12】第3の実施形態を示す断面図。
【図13】先願に係る動弁装置を示す断面図。
【符号の説明】
11…シリンダヘッド 12…吸気弁 13…駆動軸 15…駆動カム 16…バルブリフター 17…揺動カム 18…伝達機構 19…可変機構 21…カムノーズ部 22…カム面 23…ロッカアーム 23a,23b…端部 24…リンクアーム 24a…基端部 24b…突出端部 25…リンクロッド 25a,25b…両端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 吉彦 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 武田 敬介 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 茂木 克也 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関のクランク軸によって回転駆動する
    駆動軸と、該駆動軸の外周に固定され、中心が駆動軸の
    軸心から所定量偏倚した駆動カムと、一端部が前記駆動
    カムの外周に回転自在に連係したリンクアームと、支軸
    に揺動自在に支持されて、一端部が該リンクアームの他
    端部に連結ピンを介して回転自在に連係されたロッカア
    ームと、該ロッカアームの他端部に揺動自在に連係され
    て、カム面が機関弁の上端部に有するフォロア部に摺接
    しつつ機関弁を開閉作動させる揺動カムとを備えた内燃
    機関の動弁装置において、 前記リンクアームとロッカアームとを連結する前記連結
    ピンの軸心と前記駆動カムの中心点とを結ぶ直線に対し
    て前記ロッカアームの揺動支点から延びた垂線の長さ
    を、前記揺動カムによる機関弁のバルブリフト下り区間
    における前記垂線長さよりもバルブリフト上り区間にお
    ける前記垂線長さを長くなるように設定したことを特徴
    とする内燃機関の動弁装置。
  2. 【請求項2】 前記揺動カムを駆動軸の外周に揺動自在
    に支持すると共に、該駆動軸の回転方向と揺動カムのカ
    ムリフト側の揺動方向とを同一に設定したことを特徴と
    する請求項1記載の内燃機関の動弁装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸の回転方向をクランク軸の回
    転方向と同一に設定したことを特徴とする請求項1また
    は2記載の内燃機関の動弁装置。
  4. 【請求項4】 前記ロッカアームの揺動支点を変化させ
    ることにより前記揺動カムのフォロワ部に対する相対位
    置を変化させてバルブリフト特性を可変にする可変機構
    を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の内燃機関の動弁装置。
  5. 【請求項5】 前記バルブリフト特性を機関始動時に
    は、前記可変機構によって小バルブリフトとなるように
    制御したことを特徴とする請求項4記載の内燃機関の動
    弁装置。
  6. 【請求項6】 前記ロッカアームと揺動カムとをリンク
    ロッドによって連係したことを特徴とする請求項4また
    は5記載の内燃機関の動弁装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動カムとリンクアームの一端部と
    の間に、ベアリングを介装したことを特徴とする請求項
    1〜6記載の内燃機関の動弁装置。
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