JPH11293063A - 抗ブル―ミング剤を含有する熱可塑性エラストマ―組成物 - Google Patents
抗ブル―ミング剤を含有する熱可塑性エラストマ―組成物Info
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- JPH11293063A JPH11293063A JP11053460A JP5346099A JPH11293063A JP H11293063 A JPH11293063 A JP H11293063A JP 11053460 A JP11053460 A JP 11053460A JP 5346099 A JP5346099 A JP 5346099A JP H11293063 A JPH11293063 A JP H11293063A
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Abstract
した場合にブルーミングを示さない熱可塑性エラストマ
ー組成物を提供する 【解決手段】動的に架橋された熱可塑性エラストマ−組
成物は、(1)熱可塑性オレフィン、(2)エチレンと
C3〜C8のアルファ−オレフィンとの、任意にジエンを
含有するエラストマーコポリマー、(3)錫、亜鉛、又
はカルシウムのハロゲン化物、及び(4)(a)芳香族
過酸化物及び(b)芳香族及び脂肪族過酸化物の組合わ
せから選ばれる有機過酸化物硬化剤から成る。この組成
物から造られた射出成形及び押出し製品はブルーミング
を示さない。
Description
熱可塑性エラストマー組成物に関する。
可塑性樹脂の再加工性を示すポリマーブレンドは、様々
な用途に使用する事が出来、熱可塑性材料用に設計され
た装置で加工する事が出来る。ブレンド中の1成分が、
全体に或いは部分的に架橋される加硫できるエラストマ
ーである時は、エラストマー性が高められる。これらポ
リマーブレンドの多くは、有機過酸化物硬化系を使用す
る。芳香族過酸化物の使用が、架橋度を増加して、その
他の熱可塑性エラストマー組成物と比べて良好な圧縮永
久歪をつくり出す事は公知である。然しながら、芳香族
過酸化物が解離すると、未反応のラジカルがアルコール
及びケトンを形成し、これらが射出成形及び押出し成形
品の表面に「ブルーミング」を生成する。
硬化系の触媒として少量の塩化錫一水和物を使用する事
は、例えば、米国特許第5,073,597号明細書及
び第5,157,081号明細書で公知である。これら
2つの特許は、(a)第一のエラストマーとしてブロモ
ブチルゴム、(b)第二のエラストマーとしてEPM及
び/又はEPDM、及び(c)結晶性ポリプロピレンポ
リマーのプラスチックマトリックスから成る、動的に加
硫された熱可塑性組成物を開示する。米国特許第5,1
96,462号明細書は、ハロゲン化又は非ハロゲン化
フェノール系樹脂と、金属酸化物とハロゲンドナー、例
えばSnCl2・2H2O又はZnCl2との組合せから
成るフェノール系硬化系を使用する、完全に架橋した熱
可塑性エラストマーの製造を開示する。この熱可塑性エ
ラストマーは、(i)プロピレンホモポリマー又はエチ
レン/プロピレンコポリマー、(ii)エチレンコポリ
マー又はターポリマーゴム、(iii)室温でキシレン
不溶の半結晶エチレンコポリマー、及び任意に(iv)
ポリブテン−1から成る。
酸化物が、単独で又は脂肪族過酸化物との組合せで硬化
系で使用される場合には、ブルーミングを防ぐ為の添加
剤の必要性が未だ存在する。
た熱可塑性エラストマー組成物は、(1)(a)90よ
り大きいアイソタクチック指数を有するプロピレンホモ
ポリマー、又は85%より多いプロピレン含有量と85
より大きいアイソタクチック指数を有する、エチレン及
び/又はC4〜C8のアルファ−オレフィンとの結晶性プ
ロピレンコポリマー約20%〜約70%、(b)任意
に、約1%〜約10%のジエンを含み、室温でキシレン
可溶であり、約30%〜約70%のエチレンを含む、無
定形エチレン−プロピレン又はエチレン−ブテン−1ポ
リマー約30%〜約75%、及び(c)室温でキシレン
不溶であり、90%より多いエチレンを含む、半結晶性
エチレン−プロピレン又はエチレン−ブテン−1コポリ
マー約3%〜約30%、から成る熱可塑性オレフィン約
30重量部〜約60重量部、(2)任意に、約1%〜約
10%のジエンを含み、約30%〜約70%のエチレン
含有量を有する、エチレンとC3〜C8のアルファ−オレ
フィンとのエラストマーポリマー約30重量部〜約10
0重量部、(ここで、(1)+(2)=100重量部で
ある)、(3)錫、亜鉛及びカルシウムのハロゲン化物
から成る群から選ばれた金属ハロゲン化物を、(1)+
(2)の100重量部当たり約0.4重量部〜約6.0
重量部、及び(4)(a)芳香族過酸化物を、(1)+
(2)の100重量部当たり約0.5重量部〜約4.0
重量部、及び(b)(1)+(2)の100重量部当た
り、芳香族過酸化物約0.3重量部〜約2.0重量部と
脂肪族過酸化物約0.2重量部〜約1.5重量部との組
合せ、から成る群から選ばれた有機過酸化物架橋剤、
(ここで、金属ハロゲン化物対芳香族過酸化物の重量比
は少なくとも0.6である)、から成る。本発明の組成
物から造られた射出成形及び押出し品は、良好な圧縮永
久歪を有し、室温で光りに暴露した場合に、ブルーミン
グを示さない。
(a)90より大きいアイソタクチック指数を有するプ
ロピレンホモポリマー、又は85%より多いプロピレン
含有量と85より大きいアイソタクチック指数を有す
る、エチレン及び/又はC4〜C8のアルファ−オレフィ
ンとの結晶性プロピレンコポリマー約20%〜約70
%、好ましくは約20%〜約50%、(b)任意に、約
1%〜約10%、好ましくは約1%〜約5%のジエンを
含み、室温でキシレン可溶であり、約30%〜約70%
のエチレンを含む、無定形エチレン−プロピレン又はエ
チレン−ブテン−1ポリマー約30%〜約75%、好ま
しくは約30%〜約50%、及び(c)室温でキシレン
不溶であり、90%より多いエチレンを含む、半結晶性
エチレン−プロピレン又はエチレン−ブテン−1コポリ
マー約3%〜約30%、好ましくは約5%〜約20%か
ら成る熱可塑性オレフィンである。成分(1)(a)の
調製に有用なC4〜C10のアルファ−オレフィンとして
は、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、1,4
−メチルペンテン−1及びオクテン−1が挙げられる。
場合は、一般に、ブタジエン、1,4−ヘキサジエン、
1,5−ヘキサジエン又はエチリデンノルボルネンであ
る。
部、好ましくは約35重量部〜約45重量部の量で存在
する。好ましくは、成分(1)の(a)、(b)及び
(c)は、反応器又は少なくとも2段階の反応器系列
で、最初にプロピレンを重合して成分(a)を形成し、
次いで(a)及び第一段階で使用した触媒の存在下でエ
チレンとプロピレン又はエチテンとブテン−1を重合す
る事によって成分(b)及び(c)を形成する。重合は、
液相又は気相又は液−気相で行う事が出来る。或いは、
(a)、(b)及び(c)を別々に調製し、次いで溶融
混練又は溶融ブレンドによって混合する事が出来る。成
分(2)は、エチレンとC3〜C8のアルファ−オレフィ
ンのエラストマーポリマーであり、任意に、約1%〜約
10%、好ましくは約1%〜約4%のジエンを含み、約
30%〜約70%、好ましくは約40%〜約60%のエ
チレン含有量を有する。このコポリマーは、約30重量
部〜約100重量部、好ましくは約60重量部〜約70
重量部の量で存在する。
に等しい。成分(3)は、金属ハロゲン化物であり、好
ましくは無水物であり、錫、亜鉛、及びカルシウムから
成る群から選ばれる。塩化物が好ましいハロゲン化物で
ある。塩化錫は、最も好ましい。金属ハロゲン化物は、
(1)+(2)の100重量部当たり、約0.4重量部
〜約6.0重量部、好ましくは約1.5重量部〜約2.
5重量部の量で存在する。成分(4)は、有機過酸化物
架橋剤であって、(a)芳香族過酸化物、及び(b)芳
香族及び脂肪族過酸化物の組合せから成る群から選ばれ
る。芳香族過酸化物の量と、従って、必要とされる金属
ハロゲン化物抗ブルーミング剤の量は、芳香族過酸化物
と脂肪族過酸化物の組合せを使用する事によって減らす
事が出来る。脂肪族過酸化物はブルーミングを減らす事
はしない。
/ジエンモノマーゴム(EPDM)中で、160℃で
3.3〜20分、好ましくは7〜18分の半減期を持た
なければならない。本発明で使用する事の出来る芳香族
過酸化物の適当な例としては、1,1′−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼン、ジクミルパ
ーオキサイド、フェニレンビス(1−メチルエチリデ
ン)ビス(1,1−ジメチルエチル)パーオキサイド及
びn−ブチル−4,4’−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)バレレートが挙げられる。芳香族過酸化物と組合す
事の出来る適当な脂肪族過酸化物としては、2,5−ジ
−(t−ブチルパーオキシ)−2,5−ジメチルヘキサ
ンが挙げられる。単独で使用される場合は、芳香族過酸
化物硬化剤は、(1)+(2)の100重量部当たり、
0.5重量部〜約4.0重量部、好ましくは約1.0重
量部〜約1.5重量部の量で存在する。芳香族と脂肪族
過酸化物の組合せが使用される場合は、(1)+(2)
の100重量部当たり、芳香族過酸化物は約0.3重量
部〜約2.0重量部、好ましくは約0.5重量部〜約
1.0重量部の量で存在し、脂肪族過酸化物は、約0.
2重量部〜約1.5重量部、好ましくは約1.0重量部
〜約1.5重量部の量で存在する。
比は、少なくとも0.6、好ましくは少なくとも2.0
である。組成物の架橋は、上述の過酸化物硬化系と、
1,2−ポリブタジエン及び式:
H2、−CN、−NO2、−CH2COCH2COOR、−
CH(COOR)2(ここで、Rは、6〜8個の炭素原
子を含むアリール基又は1〜4個の炭素原子を含むアル
キル基である)のラジカルであり、nは1又は2であ
り、R1及びR2は、同じか異なるものであり、水素、1
〜4個の炭素原子を含むアルキル基又は5〜8個の炭素
原子を含むシクロアルキル基である)のフラン誘導体か
ら選ばれる少なくとも一種の架橋助剤を使用して行われ
る。
300〜約13,000、好ましくは少なくとも240
0〜約13,000の分子量を有する。1,2−ビニル
含有量は、少なくとも50%、好ましくは50%〜約9
0%、最も好ましくは約70%〜約90%である。存在
する1,2−ポリブタジエンの量は、成分(1)+
(2)の100重量部当たり、約2〜約20重量部、好
ましくは約4重量部〜約12重量部である。1,2−ポ
リブタジエンは、液体又は、固体支持形態で使用する事
が出来、両形態で市販されている。本発明で使用できる
上記に記載の式のフラン誘導体は、公知であり、米国特
許第2,738,338号明細書に記載の方法で調製す
る事が出来る(この方法は、ここに参照によって導入さ
れる)。適当な例としては、1,5−ジフルフリル−
1,4−ペンタジエン−3−オン、β−(α−フリル)
アクロレイン、5−(α−フリル)ペンタジエナール、
α−フリルアクリルアミド、α−フリルアクリロニトリ
ル、及びβ−(α−フリル)アクリル酸及びそのエステ
ルが挙げられる。フラン誘導体は、(1)+(2)の1
00重量部当たり、0.15〜3重量部、好ましくは
0.17重量部〜2重量部の量で使用される。
トマーは、過酸化物硬化系を熱可塑性オレフィン及びゴ
ムに添加し、この混合物を、所望の動的硬化をもたらす
為に混練しながら硬化条件に掛ける事によって得られ
る。この熱可塑性エラストマー組成物は、一般に、約8
0%〜約99%、好ましくは約85%〜約97%、最も
好ましくは約90%〜約95%のゲル含有量まで硬化さ
れる。ゲル含有量の決定方法は、以下に記述される。混
合及び混練は、160℃〜240℃、好ましくは180
℃〜220℃の温度で、約2〜約30分間、好ましくは
約3〜20分間で行われる。上記の硬化条件では、EP
DM中160℃での理論半減期を基準にして少なくとも
97%の硬化剤が、一般には98%〜99%の硬化剤が
消費される。混練又は剪断加工は、オープンロール、密
閉式ミキサー(例えば、バンバリー又はハークミキサ
ー)及び単軸又は二軸スクリュー押出し機で行う事が出
来る。
t)、例えば、フェニレン−ビス−マレイミド及び/又
はメルカプトベンゾチアゾール、ベンゾチアジルジスル
フィド、テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラ
メチルチウラムジスルフィド、ジペンタメチレンチウラ
ムヘキサスルフィド、N,N′−ジエチルチオユリア、
アミルフェノールジスルフィド及び亜鉛ジブチルジチオ
カーバメートの様な硫黄ドナーを含む事が出来る。使用
されるその他の助剤の量は、(1)+(2)の100重
量部当たり、約0.5〜3重量部、好ましくは約1〜約
2.5重量部であり、硫黄ドナーの量は、約0.15〜
約3重量部、好ましくは約0.17〜約2重量部であ
る。この硬化系が追加の助剤及び/又は硫黄ドナーを含
む場合は、助剤は、一般に、架橋助剤と一緒に添加さ
れ、硫黄ドナーは、一般に、過酸化物成分との組合せで
添加される。
に、(1)+(2)の100重量部当たり、約0.1〜
約0.9重量部の量で存在する。使用できる耐酸化剤の
適当な例としては、4,4′−チオ−ビス−(6−t−
ブチル−m−クレゾール)の様なチオフェノール、トリ
スノニルフェニルホスファイトの様なホスファイト、テ
トラキスメチレン−3−(3,5’−ジ−t−ブチル−
4′−ヒドロキシル−プロピオネート)−メタンの様な
フェノール系エステル、ジラウリルチオプロピオネート
の様なジチオプロピオネート、2,5−ジ−t−ブチル
ヒドロキノンの様なヒドロキノン及び2,2,4−トリ
メチル−1,2−ジヒドロキノリンが挙げられ、これら
全ては市販されている。本発明の組成物は、又、その他
の通常の添加剤、例えば、パラフィン系及びナフテン系
エキステンダー油を、ゴム100重量部当たり、約20
〜約100重量部、好ましくは約25〜約60重量部、
最も好ましくは約25〜約50重量部の量で、又は
(1)+(2)の100重量部当たり、酸化亜鉛を約
1.5〜約6重量部含む事が出来る。
使用される装置、例えば、押出し、射出及び圧縮成形、
熱成形及びブロー成形で使用される装置で加工する事が
出来る。%ゲル含有量は、秤量した38.1mmx1
9.05mmx2.03mm(1.5インチx0.75
インチx0.08インチ)のテストピースを、約100
mlのシクロヘキサンに、約23℃で48時間浸漬し、
サンプルを取り出して、80℃で真空オーブン中で一定
重量まで乾燥(約72時間)する事によって決められ
る。%ゲルは、次の様にして計算される: %ゲル=(ゴムの初期重量−抽出されたゴム重量/サン
プル中のゴムの初期重量)x100% 抗ブルーミング剤が存在しない場合には、二種類のブル
ーミング、即ち、白色粉末と結晶が観察された。両方と
も、成形或いは押出し後に異なる時間で現れる異なる形
態の同じ材料であると考えられる。理論に拘泥する積も
りはないが、ブルーミングの原因となっている物質は、
芳香族過酸化物のケトン及びアルコール分解生成物であ
ると考えられる。シートを押出すと、抗ブルーミング剤
が存在しないとブルーミングが直に起る。白色粉末と結
晶はシート上及び引取りロール上に見る事が出来る。押
出しシートのサンプルは、表では、それらが室温で2時
間光に暴露後、倍率15xの光学顕微鏡で観察してもブ
ルーミングを示さなかった場合に、「ブルーミングな
し」とされた。成形したプラークは、それらが、室温で
3週間光に暴露後、ブルーミングを示さなかった場合
に、「ブルーミングなし」とされた。
物の物性を測定する為に使用した。 ショアーA硬度 ASTM D−2240 100%モジュラス ASTM D−412 200%モジュラス ASTM D-412 引張り強度 ASTM D-638−89 降伏点伸び ASTM D-638−89 メルトインデックス ASTM D-1238(230℃、2. 16kg) 圧縮永久歪 ASTM D-395 明細書において、部及びパーセントは、特に断らない限
り、全て重量である。
実施例及び比較例は、芳香族及び脂肪族過酸化物の両方
を含む、動的に架橋された熱可塑性エラストマー組成物
で造られた押出しシート及び射出成形プラークでのブル
ーミング防止における種々の金属塩化物の有効性を示す
ものである。組成物の各成分の量は、表1に示す。表1
において、TPO及びDutral4038PLゴムの量は、重量
部で与えられ、2つの合計は100重量部である。その
他の成分の量は、TPO+Dutral4038PLゴムの100
重量部当たりの重量部で与えられる。熱可塑性オレフィ
ン(TPO)は、(i)キシレン不溶溜分として定義され
るアイソタクチック指数97.5を有するプロピレンホ
モポリマー35%、(ii)室温でキシレン不溶の半結
晶性エチレン/プロピレンコポリマー6.9%、及び
(iii)室温でキシレン可溶の無定形エチレン/プロ
ピレンコポリマーゴム58.1%を含む組成物である。
Dutral4038PLは、エチリデンノルボルネン4%を含むエ
チレン/プロピレン/エチリデンノルボルネンターポリ
マーゴムであり、Enichem America Inc.から市販され
ている。
t−ブチル−m−クレゾール)耐酸化剤は、Monsanto
Co.から市販されている。Ricon154低分子量ポリブタ
ジエンは、Ricon Resins,Inc.から市販されている。
芳香族過酸化物は、VC−60過酸化物で、エチレン/プ
ロピレン/ジエンゴム中の1,1−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ)ジイソプロピルベンゼンの40%分散体であ
り、Rein Chemie Inc.から市販されている。(*表1
において、VC-60中の過酸化物の実際の量は、与えら
れた量の40%であった)。脂肪族過酸化物は、VaroxD
BPH−50過酸化物であって、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンの粘土上の5
0%濃縮物であり、R.T. Vanderbilt Co. Inc.から
市販されている(**表1において、VaroxDBPH50中の過
酸化物の実際の量は、与えられた量の50%であっ
た)。脂肪酸誘導体で、主として亜鉛石鹸のブレンドで
あるEF44A加工助剤は、Struktol Company of Amer
icaから市販されている。Flexon815石油蒸留物は、E
xxon Co.(USA)から市販されている。Irganox1035チ
オジエチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシヒドロシンナメート)は、CIBA Specialty Che
micals Corp.から市販されている。Zetaxメルカプトベ
ンゾチアゾールの亜鉛塩は、R.T. Vanderbilt Co.,I
nc.から市販されている。
設定した混合ボールの周りの循環油の温度で、1.1k
g(2.5ポンド)バンバリーミキサーで配合した。初
期スクリュー速度は、200rpmに設定した。TPO、Dutr
al4038PLrubber、Santonox R耐酸化剤、ZnO、Rico
n154液体ポリブタジエン、芳香族過酸化物、脂肪族
過酸化物、CaCO3及びEF44A加工助剤が混合ボールに供給
され、内容物が約5分間混合された。次いで、Flexon81
5が添加され、混合を、約2分間続けて材料を均質化し
た。Irganox1035耐酸化剤、Zetaxメルカプトベンゾチア
ゾール亜鉛塩及び金属ハロゲン化物を最後に添加した。
材料を混合ボールから取り出す前に、材料を別に2分間
混合した。材料が未だ暖かい内に、テーブルの上に置
き、小片に切断し、冷却した。この材料を、次いで、ド
ライアイスで冷凍して粉砕に掛けた。粉砕した材料部分
を、ブラベンダー4.7mm(3/16“)単軸スクリ
ュー押出し機で、厚さ21mm(0.83”)、巾44
mm(1.75“)のシートを押出す為に使用した。加
工温度は、全てのゾーンで170℃一定であった。冷却
は、循環空気により、シートを引き取りロール上に通す
事によって行った。テスト用のサンプルは、シートの機
械方向に沿ってダイカットした。
ルト射出成形機で、76.2x76.2x20mm(3
x3x0.8“)の射出成形プラークを造る為に使用し
た。加工温度は、ゾーン1、2及びダイにおいて、それ
ぞれ、198°、204°及び215℃(390°、4
00°及び420°F)であった。金型温度は、29〜
46℃(85〜115°F)であり、ショット当たりの
サイクル時間は、25秒未満であった。使用されたASTM
試験方法で必要とされる寸法及び形状にダイでカットす
る前に、全ての射出成形サンプルを一定温度、一定湿度
で少なくとも24時間状態調節した。テスト用のサンプ
ルを、ゲートから5cm(2”)離して、流れに対して
直角にダイカットした。各サンプルについて試験する物
性の結果を表2に示す。表2において、「NB」は、「ブ
ルーミングなし」を、「Bloom」は「ブルーミング」を
意味する。
有効な抗ブルーミング剤である事を示す一方で、FeCl3
及びNiCl2は有効でない事を示す。30〜45の圧縮永
久歪は、受入れる事のできるものであった。 〔実施例4〜10及び比較例3〜5〕これらの実施例及
び比較例は、脂肪族過酸化物を伴う場合と伴わない場合
の、種々の量の芳香族過酸化物を含む動的に架橋された
熱可塑性エラストマー組成物における抗ブルーミング剤
としての塩化錫の有効性を示すものである。サンプルの
成分は、実施例1〜3のものと同じである。サンプルを
配合して、実施例1〜3に記載の様にして押出しシート
を形成した。各成分の量、ブルーミング決定の結果及び
圧縮永久歪値は、表3に示される。TPO及びDutral4038P
L rubberの量は、重量部で与えられ、2つの合計は1
00重量部である。その他の成分の量は、TPO+Dutral40
38PL rubberの100重量部当たり(pph)の重量部で与
えられる。
し」を、「Bloom」は「ブルーミング」を意味する。VC-
60芳香族過酸化物中の過酸化物の実際の量は、表で与え
られた量の40%であり、VaroxDBPH50脂肪族過酸化物
中の過酸化物の実際の量は、表で与えられた量の50%
である。
ングが存在しない事を示す。
脂肪族過酸化物を伴う場合と伴わない場合の、種々の量
の芳香族過酸化物を含む動的に架橋された熱可塑性エラ
ストマー組成物における抗ブルーミング剤としての塩化
錫の種々の量を使用した場合の物性における効果を示す
ものである。サンプルの成分は、前の実施例のものと同
じである。サンプルを配合して、実施例1〜3に記載の
様にして押出しシートと成形プラークを形成した。各成
分の量は、表4に示される。TPO及びDutral4038PLrubbe
rの量は、重量部で与えられ、2つの合計は100重量
部である。その他の成分の量は、TPO+Dutral4038PLrubb
erの100重量部当たりの重量部で与えられる。物性値
テストの結果は表5で与えられる。「NB」は「ブルーミ
ングなし」を意味する。VC-60芳香族過酸化物中の過酸
化物の実際の量は、表で示された量の40%であり、Va
roxDBPH50脂肪族過酸化物中の過酸化物の実際の量は、
表で示された量の50%である。
ングは起らない事を示す。ここに開示の本発明のその他
の特徴、利点及び実施態様は、先の開示内容を読む事に
よって当業者には容易に明らかとなるであろう。これに
関して、本発明の特定の実施態様が、極めて詳細に記述
されたが、これらの実施態様の変形及び変更は、開示の
本発明の精神と範囲及びクレームから逸脱する事無しに
有効なものである。
Claims (5)
- 【請求項1】動的に架橋した熱可塑性エラストマー組成
物であって、(1)(a)90より大きいアイソタクチ
ック指数を有するプロピレンホモポリマー、又は85%
より多いプロピレン含有量と85より大きいアイソタク
チック指数を有する、エチレン及び/又はC4〜C8のア
ルファ−オレフィンとの結晶性プロピレンコポリマー約
20%〜約70%、(b)任意に、約1%〜約10%の
ジエンを含み、室温でキシレン可溶であり、約30%〜
約70%のエチレンを含む、無定形エチレン−プロピレ
ン又はエチレン−ブテン−1ポリマー約30%〜約75
%、及び(c)室温でキシレン不溶であり、90%より
多いエチレンを含む、半結晶性エチレン−プロピレン又
はエチレン−ブテン−1コポリマー約3%〜約30%、
から成る熱可塑性オレフィン約30重量部〜約60重量
部、(2)任意に、約1%〜約10%のジエンを含み、
約30%〜約70%のエチレン含有量を有する、エチレ
ンとC3〜C8のアルファ−オレフィンとのエラストマー
ポリマー約30重量部〜約100重量部、(ここで、
(1)+(2)=100重量部である)、(3)錫、亜
鉛及びカルシウムのハロゲン化物から成る群から選ばれ
た金属ハロゲン化物を、(1)+(2)の100重量部
当たり約0.4重量部〜約6.0重量部、及び(4)
(a)芳香族過酸化物を、(1)+(2)の100重量
部当たり約0.5重量部〜約4.0重量部、及び(b)
(1)+(2)の100重量部当たり、芳香族過酸化物
約0.3重量部〜約2.0重量部と脂肪族過酸化物約
0.2重量部〜約1.5重量部との組合せ、から成る群
から選ばれた有機過酸化物架橋剤、(ここで、金属ハロ
ゲン化物対芳香族過酸化物の重量比は少なくとも0.6
である)、から成ることを特徴とする組成物。 - 【請求項2】成分(1)(a)が、プロピレンホモポリ
マーであり、成分(1)(b)及び(1)(c)が、エ
チレン/プロピレンコポリマーである、請求項1に記載
の組成物。 - 【請求項3】エラストマーエチレンポリマーが、エチレ
ン/プロピレン/エチリデンノルボルネンターポリマー
である、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項4】金属ハロゲン化物が塩化錫である、請求項
1に記載の組成物。 - 【請求項5】金属ハロゲン化物対芳香族過酸化物の重量
比が少なくとも2.0である、請求項1に記載の組成
物。
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