JPH11292900A - ヒト悪性腫瘍の診断および治療の基礎としてのe−カドヘリンの突然変異体 - Google Patents
ヒト悪性腫瘍の診断および治療の基礎としてのe−カドヘリンの突然変異体Info
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- JPH11292900A JPH11292900A JP10042794A JP4279498A JPH11292900A JP H11292900 A JPH11292900 A JP H11292900A JP 10042794 A JP10042794 A JP 10042794A JP 4279498 A JP4279498 A JP 4279498A JP H11292900 A JPH11292900 A JP H11292900A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 胃癌、特に散在性胃癌の検出に特に適したモ
ノクローナル抗体を提供する。 【解決手段】 塩基トリプレットもしくはその多量体の
欠失または塩基トリプレットの1もしくは2のヌクレオ
チドの交換による枠内突然変異したE−カドヘリンのア
ミノ酸配列に特異的に向けられたモノクローナル抗体。
ノクローナル抗体を提供する。 【解決手段】 塩基トリプレットもしくはその多量体の
欠失または塩基トリプレットの1もしくは2のヌクレオ
チドの交換による枠内突然変異したE−カドヘリンのア
ミノ酸配列に特異的に向けられたモノクローナル抗体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、突然変異した膜貫
通E−カドヘリンに対して特異的に向けられ、胃癌の測
定に有用なモノクローナル抗体に関する。
通E−カドヘリンに対して特異的に向けられ、胃癌の測
定に有用なモノクローナル抗体に関する。
【0002】
【従来の技術】死亡原因の統計的見積りは悪性腫瘍が世
界的に第一位であることを示す。これらの腫瘍のうち、
国際的に胃癌は死に至る腫瘍の第二位を占める。ミクロ
サテライトの不安定性および遺伝子p53 APC D
CCの改変を含めたいくつかの遺伝的改変が胃癌に関連
して報告されている(Tahara E:ヒト胃腸管癌
における遺伝子改変 Cancer 1995;75:
1410−1417)。組織形態学的には、2つのタイ
プの胃癌が区別され得る(Lauren P.:「胃癌
の2つの組織学的主要タイプ:散在性およびいわゆる腸
−タイプの癌」Acta Pathol.Microb
iol.Scand.1965:64:31−49):
1つのタイプは腺分化を有する腸癌であり、他のタイプ
は組織構造が破壊された散在性癌からなる。これまで、
この二元的進展および形態についての遺伝的基礎は明確
とはされていない。恐らくは、E−カドヘリン(E−c
adherin)分子の改変がこの点で重要であろう:
E−カドヘリンは上皮組織の相互作用で鍵となる役割を
演じる血友病膜貫通(transmembrane)細
胞接着分子である。16のエクソンからなるE−カドヘ
リン遺伝子の初期の分子生物学研究は、突然変異が胃癌
の形態および成長のタイプに寄与し得ることを示した
(Becker K−F,Atkinson MJ,R
eichU,Becker I,Nekarda H,
Siewert JR,Hofler H:「E−カド
ヘリン遺伝子突然変異は散在性タイプの胃癌に対する糸
口を与える」Cancer Res.1994:54
(14):3845−3852)。
界的に第一位であることを示す。これらの腫瘍のうち、
国際的に胃癌は死に至る腫瘍の第二位を占める。ミクロ
サテライトの不安定性および遺伝子p53 APC D
CCの改変を含めたいくつかの遺伝的改変が胃癌に関連
して報告されている(Tahara E:ヒト胃腸管癌
における遺伝子改変 Cancer 1995;75:
1410−1417)。組織形態学的には、2つのタイ
プの胃癌が区別され得る(Lauren P.:「胃癌
の2つの組織学的主要タイプ:散在性およびいわゆる腸
−タイプの癌」Acta Pathol.Microb
iol.Scand.1965:64:31−49):
1つのタイプは腺分化を有する腸癌であり、他のタイプ
は組織構造が破壊された散在性癌からなる。これまで、
この二元的進展および形態についての遺伝的基礎は明確
とはされていない。恐らくは、E−カドヘリン(E−c
adherin)分子の改変がこの点で重要であろう:
E−カドヘリンは上皮組織の相互作用で鍵となる役割を
演じる血友病膜貫通(transmembrane)細
胞接着分子である。16のエクソンからなるE−カドヘ
リン遺伝子の初期の分子生物学研究は、突然変異が胃癌
の形態および成長のタイプに寄与し得ることを示した
(Becker K−F,Atkinson MJ,R
eichU,Becker I,Nekarda H,
Siewert JR,Hofler H:「E−カド
ヘリン遺伝子突然変異は散在性タイプの胃癌に対する糸
口を与える」Cancer Res.1994:54
(14):3845−3852)。
【0003】基本的には、悪性腫瘍の改変は挙動のある
種の生物学的パターンの説明で興味がある;これらの現
象は特別の特徴として、従って、腫瘍マーカーとして使
用できる。これらの特徴は、直接的または間接的に評価
できる細胞産物および細胞表面の典型的な特性を含む。
今日まで、腫瘍細胞のみに制限された表面抗原または細
胞産物の単離は成功していない。現在まで、正常組織に
対する身体におけるある種の細胞特性(表面抗原、細胞
内蛋白質、分泌された細胞産物)の増大した出現が悪性
疾患の診断および治療の基礎として使用されてきた。
種の生物学的パターンの説明で興味がある;これらの現
象は特別の特徴として、従って、腫瘍マーカーとして使
用できる。これらの特徴は、直接的または間接的に評価
できる細胞産物および細胞表面の典型的な特性を含む。
今日まで、腫瘍細胞のみに制限された表面抗原または細
胞産物の単離は成功していない。現在まで、正常組織に
対する身体におけるある種の細胞特性(表面抗原、細胞
内蛋白質、分泌された細胞産物)の増大した出現が悪性
疾患の診断および治療の基礎として使用されてきた。
【0004】診断および治療におけるE−カドヘリンの
使用状態 最初の公表は、特異的抗体を用いる免疫組織化学によっ
て検出されたE−カドヘリンは腫瘍細胞において改変さ
れた発現パターンを示したことを報告している。E−カ
ドヘリンの免疫反応性は腫瘍組織では部分的に低下して
いるか、あるいは存在しない(表1参照)。他の著者
は、この事実は腫瘍における蛋白質の生産の減少(「下
降調節」)の原因であると考えた(Birchmeie
r,DE−A−41 10 405 A1参照)。
使用状態 最初の公表は、特異的抗体を用いる免疫組織化学によっ
て検出されたE−カドヘリンは腫瘍細胞において改変さ
れた発現パターンを示したことを報告している。E−カ
ドヘリンの免疫反応性は腫瘍組織では部分的に低下して
いるか、あるいは存在しない(表1参照)。他の著者
は、この事実は腫瘍における蛋白質の生産の減少(「下
降調節」)の原因であると考えた(Birchmeie
r,DE−A−41 10 405 A1参照)。
【0005】
【表1】
【0006】表1において、a 調べた患者の数を示すb 「正常」組織と同様のE−カドヘリンの免疫反応性示
す。c 減少したまたは存在しない腫瘍におけるE−カドヘリ
ン免疫反応性を示す。 表1の文献: 1:Shino Y.,Watanabe A.,Ya
mada Y.,Tanabe M.,Yamada
T.,Hatsuda M.,Yamashita
J.,Tatsumi M.,Miwa T.,Nak
ano H.:「ヒト胃癌における免疫組織化学的E−
カドヘリン発現の臨床病理学的評価」 Cancer 1995;76:2193−2201 2:Brito M.J.,Jacinto L.,J
ankowski J.,Pignatelli
M.,Filipe M.T.: 「胃癌におけるE−カドヘリン(細胞接着分子)」 Path.res.Pract.1995;191:6
28(アブストラクト) 3:Matsui S.,SHiozaki H.,I
noue M.,Tamura S.,Doki
Y.,Kadpwaki T.,Iwazawa
T.,Shimaya K.,Nagafuchi
A.,Tsukita S.,Mori T.: 「ヒト胃癌におけるアルファ−カテニンの免疫組織化学
的評価」 Virchows Archiv 1994:424:
375−381 4:Mayer B.,Johnson J.P.,L
eitl F.,Jauch K.W.,Keiss
M.M.,Schidberg F.W.,Birch
meier W.,Funke I: 「主要な転移性胃癌におけるE−カドヘリン発現:下降
調節は細胞分化および腺崩壊と相関する」 Cancer Res.1993;53:1690−1
695 5:Shimoyama Y.,Hirohashi
S.: 「胃癌におけるE−およびP−カドヘリンの発現」 Cancer Res.1991:51(8):218
5−2192
す。c 減少したまたは存在しない腫瘍におけるE−カドヘリ
ン免疫反応性を示す。 表1の文献: 1:Shino Y.,Watanabe A.,Ya
mada Y.,Tanabe M.,Yamada
T.,Hatsuda M.,Yamashita
J.,Tatsumi M.,Miwa T.,Nak
ano H.:「ヒト胃癌における免疫組織化学的E−
カドヘリン発現の臨床病理学的評価」 Cancer 1995;76:2193−2201 2:Brito M.J.,Jacinto L.,J
ankowski J.,Pignatelli
M.,Filipe M.T.: 「胃癌におけるE−カドヘリン(細胞接着分子)」 Path.res.Pract.1995;191:6
28(アブストラクト) 3:Matsui S.,SHiozaki H.,I
noue M.,Tamura S.,Doki
Y.,Kadpwaki T.,Iwazawa
T.,Shimaya K.,Nagafuchi
A.,Tsukita S.,Mori T.: 「ヒト胃癌におけるアルファ−カテニンの免疫組織化学
的評価」 Virchows Archiv 1994:424:
375−381 4:Mayer B.,Johnson J.P.,L
eitl F.,Jauch K.W.,Keiss
M.M.,Schidberg F.W.,Birch
meier W.,Funke I: 「主要な転移性胃癌におけるE−カドヘリン発現:下降
調節は細胞分化および腺崩壊と相関する」 Cancer Res.1993;53:1690−1
695 5:Shimoyama Y.,Hirohashi
S.: 「胃癌におけるE−およびP−カドヘリンの発現」 Cancer Res.1991:51(8):218
5−2192
【0007】これらの現象に関する我々自身の考えは、
まず、完全無欠のE−カドヘリン遺伝子を目指した。R
NA抽出、逆転写および直接DNA配列決定の後、胃癌
組織の分子生物学調査はE−カドヘリン遺伝子における
欠陥を明らかとした。散在性サブタイプの胃癌をE−カ
ドヘリン遺伝子の一部(エクソン6−10および13−
16)における遺伝子改変につき調べた。エクソン8お
よび9の喪失、エクソン10の部分的喪失、またはエク
ソン8の領域における点突然変異が観察された(Bec
ker K−F,Atkinson M.J.,Rei
ch U.,Becker I.,Nekarda
H.,Siewert J.R.,Hofler H:
「E−カドヘリン遺伝子突然変異は散在性胃癌に対する
糸口を提供する」Cancer Res.1994;5
4(14):3845−3852)。腸サブタイプ腫瘍
は構造的改変に導く突然変異を示さなかった。見い出さ
れた突然変異の解析は、いくぶん高い頻度で個々の欠失
が起こったが、点突然変異またはより小さい欠失が観察
できたことを明らかとした。突然変異したE−カドヘリ
ンに関するケースのいくつかの免疫組織化学的染色(抗
体:HECD−1、Takara Biochemic
als,日本国、形態学セクション参照)は、腫瘍細胞
の膜貫通染色および非腫瘍粘膜の染色を顕著に示した。
本発明者らは、腫瘍細胞の標識が野生型E−カドヘリン
または突然変異E−カドヘリンの検出に対応するのかを
区別することができなかった。一方、突然変異蛋白質が
継続的に細胞膜に取り込まれ、E−カドヘリンに対する
抗体(HECD−1)が突然変異領域から離れたエピト
ープを認識する可能性があった。さらなる説明は、第2
の突然変異していない対立遺伝子によって生成し、腫瘍
細胞でやはり生産されている野生型E−カドヘリンへの
該抗体の結合であり得た。まず、腫瘍のいくつかが染色
を示さなかったという事実は、蛋白質の翻訳または安定
性に影響を有するかも知れない、調べたエクソン6−1
0および13−16から離れたさらなる突然変異の存在
を我々に示唆した。
まず、完全無欠のE−カドヘリン遺伝子を目指した。R
NA抽出、逆転写および直接DNA配列決定の後、胃癌
組織の分子生物学調査はE−カドヘリン遺伝子における
欠陥を明らかとした。散在性サブタイプの胃癌をE−カ
ドヘリン遺伝子の一部(エクソン6−10および13−
16)における遺伝子改変につき調べた。エクソン8お
よび9の喪失、エクソン10の部分的喪失、またはエク
ソン8の領域における点突然変異が観察された(Bec
ker K−F,Atkinson M.J.,Rei
ch U.,Becker I.,Nekarda
H.,Siewert J.R.,Hofler H:
「E−カドヘリン遺伝子突然変異は散在性胃癌に対する
糸口を提供する」Cancer Res.1994;5
4(14):3845−3852)。腸サブタイプ腫瘍
は構造的改変に導く突然変異を示さなかった。見い出さ
れた突然変異の解析は、いくぶん高い頻度で個々の欠失
が起こったが、点突然変異またはより小さい欠失が観察
できたことを明らかとした。突然変異したE−カドヘリ
ンに関するケースのいくつかの免疫組織化学的染色(抗
体:HECD−1、Takara Biochemic
als,日本国、形態学セクション参照)は、腫瘍細胞
の膜貫通染色および非腫瘍粘膜の染色を顕著に示した。
本発明者らは、腫瘍細胞の標識が野生型E−カドヘリン
または突然変異E−カドヘリンの検出に対応するのかを
区別することができなかった。一方、突然変異蛋白質が
継続的に細胞膜に取り込まれ、E−カドヘリンに対する
抗体(HECD−1)が突然変異領域から離れたエピト
ープを認識する可能性があった。さらなる説明は、第2
の突然変異していない対立遺伝子によって生成し、腫瘍
細胞でやはり生産されている野生型E−カドヘリンへの
該抗体の結合であり得た。まず、腫瘍のいくつかが染色
を示さなかったという事実は、蛋白質の翻訳または安定
性に影響を有するかも知れない、調べたエクソン6−1
0および13−16から離れたさらなる突然変異の存在
を我々に示唆した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、胃
癌、特に散在性胃癌の検出に特に適したモノクローナル
抗体を提供することにある。
癌、特に散在性胃癌の検出に特に適したモノクローナル
抗体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は請求項1によ
り詳しく特徴付けたモノクローナル抗体に係る本発明に
よって達成される。本発明の好ましい実施態様は従属し
た二次的な請求項群に従って示される。
り詳しく特徴付けたモノクローナル抗体に係る本発明に
よって達成される。本発明の好ましい実施態様は従属し
た二次的な請求項群に従って示される。
【0010】
【発明の実施の形態】これまで調べられていなかったE
−カドヘリンの領域(エクソン1−5、11および1
2)の解析、および散在性胃癌の10のさらなるケース
のE−カドヘリンのcDNAの配列決定は、散在性胃癌
においてさらなる突然変異を明らかとした(「方法セク
ション」参照)。これらの新しく見い出された突然変異
(表2)は、驚くべきことに、典型的なパターンを継続
的に示した。全てのケースにおいて、これらの突然変異
は読枠に影響しない塩基トリプレットの多重体である
か、あるいはそれらは点突然変異であった。これらの研
究によって、本発明者らは、免疫反応性の喪失が翻訳−
破壊突然変異によって引き起こされ得るという免疫組織
化学的調査の後になされた示唆を排除することができ
た。胃癌の調査と平行して、他の上皮腫瘍も解析した。
乳癌、食道ガン、および大腸癌のケースは胃癌のそれに
対応するパターンは示さなかった。
−カドヘリンの領域(エクソン1−5、11および1
2)の解析、および散在性胃癌の10のさらなるケース
のE−カドヘリンのcDNAの配列決定は、散在性胃癌
においてさらなる突然変異を明らかとした(「方法セク
ション」参照)。これらの新しく見い出された突然変異
(表2)は、驚くべきことに、典型的なパターンを継続
的に示した。全てのケースにおいて、これらの突然変異
は読枠に影響しない塩基トリプレットの多重体である
か、あるいはそれらは点突然変異であった。これらの研
究によって、本発明者らは、免疫反応性の喪失が翻訳−
破壊突然変異によって引き起こされ得るという免疫組織
化学的調査の後になされた示唆を排除することができ
た。胃癌の調査と平行して、他の上皮腫瘍も解析した。
乳癌、食道ガン、および大腸癌のケースは胃癌のそれに
対応するパターンは示さなかった。
【0011】
【表2】
【0012】突然変異の特徴付けならびにさらなる腫瘍
の配列決定に関して行ったさらなる研究は、未だ報告さ
れておらず、癌のケースではユニークである原理に導い
た:散在性胃癌におけるE−カドヘリンの改変は枠内突
然変異であって(読枠の破壊ではない)。この結果は診
断および治療目的で有用である。
の配列決定に関して行ったさらなる研究は、未だ報告さ
れておらず、癌のケースではユニークである原理に導い
た:散在性胃癌におけるE−カドヘリンの改変は枠内突
然変異であって(読枠の破壊ではない)。この結果は診
断および治療目的で有用である。
【0013】以下、図面を参照して、本発明をさらに詳
しく説明する。
しく説明する。
【0014】図1は、現在まで公知の散在性胃癌におけ
るE−カドヘリン突然変異を表す図である。散在性胃癌
におけるE−カドヘリン突然変異は、典型的には、枠内
欠失である。突然変異は以下のものを表す:矢印は検出
された突然変異を表す;翻訳されたE−カドヘリン配列
は陰影を付した;数字を付したボックスはエクソンを表
す;アミノ酸、続いてのコドン位置は「ミスセンス突然
変異」を表す;接頭辞のない数字は欠失(del)の位
置を示し、「del」の後の数字は失われた塩基対の数
である。
るE−カドヘリン突然変異を表す図である。散在性胃癌
におけるE−カドヘリン突然変異は、典型的には、枠内
欠失である。突然変異は以下のものを表す:矢印は検出
された突然変異を表す;翻訳されたE−カドヘリン配列
は陰影を付した;数字を付したボックスはエクソンを表
す;アミノ酸、続いてのコドン位置は「ミスセンス突然
変異」を表す;接頭辞のない数字は欠失(del)の位
置を示し、「del」の後の数字は失われた塩基対の数
である。
【0015】図2は、免疫蛍光による突然変異E−カド
ヘリンの膜位置の決定を表す。突然変異E−カドヘリン
蛋白質(エクソン9欠失)はトランスフェクトされた細
胞の細胞結合部(明るい線)で検出することができる。
ヘリンの膜位置の決定を表す。突然変異E−カドヘリン
蛋白質(エクソン9欠失)はトランスフェクトされた細
胞の細胞結合部(明るい線)で検出することができる。
【0016】図3は、免疫電子顕微鏡検による突然変異
E−カドヘリンの膜位置の決定を表す。突然変異E−カ
ドヘリン蛋白質(矢印)はトランスフェクトされた細胞
の膜で検出することができる。
E−カドヘリンの膜位置の決定を表す。突然変異E−カ
ドヘリン蛋白質(矢印)はトランスフェクトされた細胞
の膜で検出することができる。
【0017】図4は、本発明によるE−カドヘリン突然
変異の迅速な診断のフローダイアグラムである。
変異の迅速な診断のフローダイアグラムである。
【0018】図5は、突然変異−特異的E−カドヘリン
抗体7E6によって染色されたウェスタンブロット図で
ある。突然変異−特異的ではないE−カドヘリン抗体H
ECD−1とは対照的に、突然変異−特異的抗体7E6
は突然変異E−カドヘリン蛋白質del9、エクソン9
欠失E−カドヘリンを絶対的に検出する。WT,野生
型;−、トランスフェクトされていないもの。
抗体7E6によって染色されたウェスタンブロット図で
ある。突然変異−特異的ではないE−カドヘリン抗体H
ECD−1とは対照的に、突然変異−特異的抗体7E6
は突然変異E−カドヘリン蛋白質del9、エクソン9
欠失E−カドヘリンを絶対的に検出する。WT,野生
型;−、トランスフェクトされていないもの。
【0019】図6は、突然変異−特異的E−カドヘリン
抗体7E6によって染色された免疫組織化学を表す。突
然変異−特異的7E6は散在型胃癌の腫瘍細胞(矢印)
を絶対的に検出する。非腫瘍腺(矢印の頭)は標識され
ていない。
抗体7E6によって染色された免疫組織化学を表す。突
然変異−特異的7E6は散在型胃癌の腫瘍細胞(矢印)
を絶対的に検出する。非腫瘍腺(矢印の頭)は標識され
ていない。
【0020】本発明者らは、散在性胃癌において突然変
異の典型的な形態−枠内突然変異(各々、塩基トリプレ
ットの多量体の欠失または点突然変異)の証拠を供する
に成功した(図1参照)。
異の典型的な形態−枠内突然変異(各々、塩基トリプレ
ットの多量体の欠失または点突然変異)の証拠を供する
に成功した(図1参照)。
【0021】これらの特徴的突然変異により、我々は、
改変された蛋白質が全てのケースで生じ、さらに細胞に
よって発現されると結論することができた。この示唆の
証拠はE−カドヘリンを欠く細胞系(MDA乳癌細胞)
(方法についての補足参照)への突然変異遺伝子のトラ
ンスフェクションによって得られた。安定にトランスフ
ェクトした細胞は細胞膜において突然変異蛋白質を発現
し;突然変異蛋白質の膜への位置付けは、試料としてエ
クソン9欠失を用いる免疫蛍光(図2)および電子顕微
鏡検(図3)によって明確に証明された。突然変異蛋白
質の乱されない膜への位置付けは診断および治療におけ
るさらなる使用で非常に重要である。
改変された蛋白質が全てのケースで生じ、さらに細胞に
よって発現されると結論することができた。この示唆の
証拠はE−カドヘリンを欠く細胞系(MDA乳癌細胞)
(方法についての補足参照)への突然変異遺伝子のトラ
ンスフェクションによって得られた。安定にトランスフ
ェクトした細胞は細胞膜において突然変異蛋白質を発現
し;突然変異蛋白質の膜への位置付けは、試料としてエ
クソン9欠失を用いる免疫蛍光(図2)および電子顕微
鏡検(図3)によって明確に証明された。突然変異蛋白
質の乱されない膜への位置付けは診断および治療におけ
るさらなる使用で非常に重要である。
【0022】塩基配列の喪失または点突然変異の存在
は、各々、転写の連続性を維持しつつ新しくてユニーク
で誤りのないRNA配列を生じる。次いで、この「誤
り」は引き続いての転写の間に改変されたアミノ酸配列
によって蛋白質中に繋ぎ止められる。突然変異によって
生じた新しい蛋白質配列は表3に詳細にリストする。
は、各々、転写の連続性を維持しつつ新しくてユニーク
で誤りのないRNA配列を生じる。次いで、この「誤
り」は引き続いての転写の間に改変されたアミノ酸配列
によって蛋白質中に繋ぎ止められる。突然変異によって
生じた新しい蛋白質配列は表3に詳細にリストする。
【0023】個々の腫瘍細胞はこれらの配列によって、
すなわちそれらの突然変異したE−カドヘリン遺伝子に
よって誤りなく標識される。いくつかの遺伝子データバ
ンク(EMBL/GenBank/SWISS−PRO
T/PDBを介する、リリース32.0)で行ったサー
チ(相同性の比較)により、現在までに知られているい
ずれの配列に対する類似性も供されなかった。初期の胃
癌を突然変異事象のクローン性に関して調べた。これら
のケースにおいても突然変異は検出できたので(自身の
観察)、E−カドヘリンにおける突然変異は腫瘍進展の
経過における初期の事象であるに違いなく、恐らくは元
の悪性クローンに復帰する。
すなわちそれらの突然変異したE−カドヘリン遺伝子に
よって誤りなく標識される。いくつかの遺伝子データバ
ンク(EMBL/GenBank/SWISS−PRO
T/PDBを介する、リリース32.0)で行ったサー
チ(相同性の比較)により、現在までに知られているい
ずれの配列に対する類似性も供されなかった。初期の胃
癌を突然変異事象のクローン性に関して調べた。これら
のケースにおいても突然変異は検出できたので(自身の
観察)、E−カドヘリンにおける突然変異は腫瘍進展の
経過における初期の事象であるに違いなく、恐らくは元
の悪性クローンに復帰する。
【0024】
【表3】
【0025】表3において、ダッシュ(/)は欠失の位
置を示し;蛋白質配列はこの位置から出発して改変され
る;下線を施した文字は点突然変異によって変化したア
ミノ酸を示す。
置を示し;蛋白質配列はこの位置から出発して改変され
る;下線を施した文字は点突然変異によって変化したア
ミノ酸を示す。
【0026】表3に示したE−カドヘリン突然変異なら
びにさらに未だ未知の突然変異を例えば以下の診断およ
び治療目的で使用できる。
びにさらに未だ未知の突然変異を例えば以下の診断およ
び治療目的で使用できる。
【0027】迅速なRNA抽出およびそれに続くPCR
による突然変異の検出:記載した突然変異の特徴(主と
して欠失)は迅速な特異的テストに極めて適する:迅速
なRNA抽出(「方法」参照)と組み合わせた、突然変
異したエクソン領域を含む適当なプライマー(「方法」
参照)によるcDNAの分泌の増幅は、本発明の臨床的
利用を可能とする(時間因子)。この場合において、検
出は組織(例えば、バイオプシー、刺穿、サイトロジ
ー)および体液(例えば、血液)につき行うことができ
る。
による突然変異の検出:記載した突然変異の特徴(主と
して欠失)は迅速な特異的テストに極めて適する:迅速
なRNA抽出(「方法」参照)と組み合わせた、突然変
異したエクソン領域を含む適当なプライマー(「方法」
参照)によるcDNAの分泌の増幅は、本発明の臨床的
利用を可能とする(時間因子)。この場合において、検
出は組織(例えば、バイオプシー、刺穿、サイトロジ
ー)および体液(例えば、血液)につき行うことができ
る。
【0028】例として、胃癌患者のバイオプシーおよび
腹腔洗浄をE−カドヘリン遺伝子の突然変異につき調べ
た。8時間内に(図4参照)、E−カドヘリンにおける
改変を特異的に測定し、それにより、臨床問題に対して
イン−タイム情報を供することが可能である。ここに、
さらなる説明(「抗体/療法」参照)の文脈から分かる
ように、治療計画を迅速に行うことが可能であろう。基
本的には、この方法は胃癌の特異的初期検出に使用する
こともできる。また、それを未知の一次腫瘍(例えば、
乳癌)の場合において他の悪性腫瘍の異なる診断(例え
ば、転移のバイオプシー)で使用することが可能であ
る。
腹腔洗浄をE−カドヘリン遺伝子の突然変異につき調べ
た。8時間内に(図4参照)、E−カドヘリンにおける
改変を特異的に測定し、それにより、臨床問題に対して
イン−タイム情報を供することが可能である。ここに、
さらなる説明(「抗体/療法」参照)の文脈から分かる
ように、治療計画を迅速に行うことが可能であろう。基
本的には、この方法は胃癌の特異的初期検出に使用する
こともできる。また、それを未知の一次腫瘍(例えば、
乳癌)の場合において他の悪性腫瘍の異なる診断(例え
ば、転移のバイオプシー)で使用することが可能であ
る。
【0029】抗体 突然変異したE−カドヘリン蛋白質の膜位置決めおよび
腫瘍特異性の組合せは、まず、腫瘍細胞に排他的に向け
られたモノクローナル抗体の特異的生産を可能とした。
腫瘍特異性の組合せは、まず、腫瘍細胞に排他的に向け
られたモノクローナル抗体の特異的生産を可能とした。
【0030】本発明によって提供される腫瘍−特異的遺
伝子配列によって、まず、その配列が腫瘍細胞に排他的
に制限される対応する蛋白質を表すアミノ酸を検出する
ことが可能である。これによって、E−カドヘリンの突
然変異した領域に選択的に向けられた抗体を生成させる
ことができる。この仮説を証明するために、本発明者ら
は、例としてエクソン9欠失を用いて新しく生じた配列
を介して、短鎖化された膜貫通蛋白質に対するモノクロ
ーナル抗体を得ようとまず試みた(方法についての補足
参照)。この場合、突然変異領域が抗原決定基として適
しているか否かは明らかでなかった。というのは、この
エピトープの立体配置は未知だからである。23のハイ
ブリドーマ(抗体産生クローン)が得られ、それらの特
異性をイン・ビトロでテストした(補足参照)。1のク
ローン(7E6−1)はエクソン9−欠失E−カドヘリ
ン蛋白質を認識することがウェスタンブロットでおよび
免疫蛍光によって判明した。7E6抗体は「正常」E−
カドヘリンを検出しない(図5)。7E6抗体を産生す
るこの細胞系はDSMに寄託されている(受託番号DS
M ACC 2277)(参照記号:デルタCAD−
9、クローン7E6−1)。7E6抗体は突然変異した
1232del183を認識する。
伝子配列によって、まず、その配列が腫瘍細胞に排他的
に制限される対応する蛋白質を表すアミノ酸を検出する
ことが可能である。これによって、E−カドヘリンの突
然変異した領域に選択的に向けられた抗体を生成させる
ことができる。この仮説を証明するために、本発明者ら
は、例としてエクソン9欠失を用いて新しく生じた配列
を介して、短鎖化された膜貫通蛋白質に対するモノクロ
ーナル抗体を得ようとまず試みた(方法についての補足
参照)。この場合、突然変異領域が抗原決定基として適
しているか否かは明らかでなかった。というのは、この
エピトープの立体配置は未知だからである。23のハイ
ブリドーマ(抗体産生クローン)が得られ、それらの特
異性をイン・ビトロでテストした(補足参照)。1のク
ローン(7E6−1)はエクソン9−欠失E−カドヘリ
ン蛋白質を認識することがウェスタンブロットでおよび
免疫蛍光によって判明した。7E6抗体は「正常」E−
カドヘリンを検出しない(図5)。7E6抗体を産生す
るこの細胞系はDSMに寄託されている(受託番号DS
M ACC 2277)(参照記号:デルタCAD−
9、クローン7E6−1)。7E6抗体は突然変異した
1232del183を認識する。
【0031】この抗体がホルマリン中に固定され、パラ
フィン中に封埋された物質に関して機能的であろうこと
は予測できなかった。まず、これは免疫組織化学的方法
による組織学的切片上の腫瘍細胞の特異的検出を可能と
する(図6)。同一切片上の非腫瘍細胞は標識されなか
った。それにより、突然変異分子を個々の細胞に割り当
てることが可能となった。本発明者らの知識によると、
匹敵する特異性を持つ腫瘍マーカーは未だ記載されてい
ない。
フィン中に封埋された物質に関して機能的であろうこと
は予測できなかった。まず、これは免疫組織化学的方法
による組織学的切片上の腫瘍細胞の特異的検出を可能と
する(図6)。同一切片上の非腫瘍細胞は標識されなか
った。それにより、突然変異分子を個々の細胞に割り当
てることが可能となった。本発明者らの知識によると、
匹敵する特異性を持つ腫瘍マーカーは未だ記載されてい
ない。
【0032】受託番号ACC 2277の下でDSMに
寄託されたハイブリドーマ細胞系は、本発明によって提
供されるモノクローナル抗体を産生する細胞系について
の例を表すに過ぎない。本発明によると、枠内突然変異
を認識するさらなる抗体が既に産生された。これらの抗
体を供することは当該分野で働く当業者の技量の範囲内
のものである。7E6モノクローナル抗体ならびにE−
カドヘリン突然変異に特異的に向けられた産生されたい
ずれの他の抗体も以下に記載する診断および治療で用い
ることができる。
寄託されたハイブリドーマ細胞系は、本発明によって提
供されるモノクローナル抗体を産生する細胞系について
の例を表すに過ぎない。本発明によると、枠内突然変異
を認識するさらなる抗体が既に産生された。これらの抗
体を供することは当該分野で働く当業者の技量の範囲内
のものである。7E6モノクローナル抗体ならびにE−
カドヘリン突然変異に特異的に向けられた産生されたい
ずれの他の抗体も以下に記載する診断および治療で用い
ることができる。
【0033】突然変異−特異的E−カドヘリン抗体を用
いる診断 免疫組織化学によるE−カドヘリンにおける欠陥に関す
るホルマリン固定されパラフィン封埋された組織の遡及
的調査 見込みのある以下のイン・ビトロ試験:病気の進行の間
の可能なマーカーとしての腫瘍細胞の手術前、中、後の
播種性の評価のための散在性胃CAについての基礎的ス
クリーニングとしての循環腫瘍細胞の検出用の血液;手
術前(ネオアジュバント)、手術中(腹膜、門静脈)お
よび手術後(添加剤またはアジュバント)治療にための
計画に関する突然変異E−カドヘリンの治療前検出のた
めの腫瘍バイオプシー;腫瘍細胞の測定(例えば、切除
の程度を保証する、除去の縁)のためのOP調製;転移
および腫瘍細胞の検出(例えば、ミクロエンボルブメン
ト(microenvolvement))のためのリ
ンパ節;腹腔における播種性腫瘍細胞の測定のための洗
浄;播種性腫瘍細胞の測定(免疫組織化学)のための組
織;疑われる組織試料の鑑別診断評価のための特徴的E
−カドヘリン突然変異の免疫組織化学的測定のための癌
の鑑別診断;血液細胞(DNA)におけるE−カドヘリ
ン突然変異の高危険群(「癌家系」)測定のスクーニン
グ; イン・ビボ前提要件:イムノシンチグラフィーによる腫
瘍細胞の治療使用特異的測定のための抗体のヒト化:治
療の間の対照のための、または、各々、成功した治療の
確認のためのおよび病気の治療後の対照のための手術計
画/治療計画の設定のための予備治療; 突然変異−特異的E−カドヘリン抗体による治療:突然
変異−特異的抗体に対する照射源の免疫照射治療カップ
リング;抗体に対するトキシン(例えば、シュードモナ
ス・トキシン)のイムノトキシン治療カップリング。 突然変異−特異的E−カドヘリン抗体による体細胞遺伝
子治療:ウイルス遺伝子発現系(例えば、アデノウイル
ス、またはMVA、ワクシニア−誘導発現ベクターとカ
ップリングさせた;非ウイルス遺伝子発現系(例えば、
T7 RNAポリメラーゼ+T7 DNAベクター)と
カップリングさせた;特異的遺伝子導入のための可能な
方法;遺伝子工学:内因性免疫系についての腫瘍細胞を
標識するための補因子(例えば、B7)の取り込み;内
因性T細胞を活性化し、突然変異E−カドヘリン「少数
抗原」を有する腫瘍細胞に対する免疫反応を開始させる
ためのアロ抗原(外来性HLA抗原、「主要抗原」)の
取り込み;アポトーシスを誘導する因子(例えば、p5
3)の特異的取り込みによる腫瘍細胞の殺傷;野生型癌
遺伝子/サプレッサー遺伝子(例えば、E−カドヘリン
それ自体)の特異的取り込みによる悪性表現型の変換;
酵素の特異的包含により毒性を形成させるためのプロト
キシンの活性化(例えば、デアミナーゼ、5−フルオロ
シトシンの毒性5−フルオロウラシルへの変換)を用い
る可能な治療アプローチ。 リボザイム 例えば、マルチ薬物−耐性トランスポーターをコードす
るRNAの部位特異的破壊 E−カドヘリン突然変異の使用の分野を示すさらなる例 骨髄パーチング:イン・ビトロ処理した骨髄における腫
瘍細胞の特異的測定および(例えば、抗体に結合したト
キシンによる)骨髄からの腫瘍細胞の特異的排除のため
の抗体の同時使用;抗原提示のための(腫瘍細胞に特異
的に向けられたT細胞クローンの活性化)突然変異E−
カドヘリンペプチド配列(表3参照)を樹状細胞にチャ
ージする免疫治療。
いる診断 免疫組織化学によるE−カドヘリンにおける欠陥に関す
るホルマリン固定されパラフィン封埋された組織の遡及
的調査 見込みのある以下のイン・ビトロ試験:病気の進行の間
の可能なマーカーとしての腫瘍細胞の手術前、中、後の
播種性の評価のための散在性胃CAについての基礎的ス
クリーニングとしての循環腫瘍細胞の検出用の血液;手
術前(ネオアジュバント)、手術中(腹膜、門静脈)お
よび手術後(添加剤またはアジュバント)治療にための
計画に関する突然変異E−カドヘリンの治療前検出のた
めの腫瘍バイオプシー;腫瘍細胞の測定(例えば、切除
の程度を保証する、除去の縁)のためのOP調製;転移
および腫瘍細胞の検出(例えば、ミクロエンボルブメン
ト(microenvolvement))のためのリ
ンパ節;腹腔における播種性腫瘍細胞の測定のための洗
浄;播種性腫瘍細胞の測定(免疫組織化学)のための組
織;疑われる組織試料の鑑別診断評価のための特徴的E
−カドヘリン突然変異の免疫組織化学的測定のための癌
の鑑別診断;血液細胞(DNA)におけるE−カドヘリ
ン突然変異の高危険群(「癌家系」)測定のスクーニン
グ; イン・ビボ前提要件:イムノシンチグラフィーによる腫
瘍細胞の治療使用特異的測定のための抗体のヒト化:治
療の間の対照のための、または、各々、成功した治療の
確認のためのおよび病気の治療後の対照のための手術計
画/治療計画の設定のための予備治療; 突然変異−特異的E−カドヘリン抗体による治療:突然
変異−特異的抗体に対する照射源の免疫照射治療カップ
リング;抗体に対するトキシン(例えば、シュードモナ
ス・トキシン)のイムノトキシン治療カップリング。 突然変異−特異的E−カドヘリン抗体による体細胞遺伝
子治療:ウイルス遺伝子発現系(例えば、アデノウイル
ス、またはMVA、ワクシニア−誘導発現ベクターとカ
ップリングさせた;非ウイルス遺伝子発現系(例えば、
T7 RNAポリメラーゼ+T7 DNAベクター)と
カップリングさせた;特異的遺伝子導入のための可能な
方法;遺伝子工学:内因性免疫系についての腫瘍細胞を
標識するための補因子(例えば、B7)の取り込み;内
因性T細胞を活性化し、突然変異E−カドヘリン「少数
抗原」を有する腫瘍細胞に対する免疫反応を開始させる
ためのアロ抗原(外来性HLA抗原、「主要抗原」)の
取り込み;アポトーシスを誘導する因子(例えば、p5
3)の特異的取り込みによる腫瘍細胞の殺傷;野生型癌
遺伝子/サプレッサー遺伝子(例えば、E−カドヘリン
それ自体)の特異的取り込みによる悪性表現型の変換;
酵素の特異的包含により毒性を形成させるためのプロト
キシンの活性化(例えば、デアミナーゼ、5−フルオロ
シトシンの毒性5−フルオロウラシルへの変換)を用い
る可能な治療アプローチ。 リボザイム 例えば、マルチ薬物−耐性トランスポーターをコードす
るRNAの部位特異的破壊 E−カドヘリン突然変異の使用の分野を示すさらなる例 骨髄パーチング:イン・ビトロ処理した骨髄における腫
瘍細胞の特異的測定および(例えば、抗体に結合したト
キシンによる)骨髄からの腫瘍細胞の特異的排除のため
の抗体の同時使用;抗原提示のための(腫瘍細胞に特異
的に向けられたT細胞クローンの活性化)突然変異E−
カドヘリンペプチド配列(表3参照)を樹状細胞にチャ
ージする免疫治療。
【0034】蛋白質の細胞内変性は異なる長さを有する
ペプチドを生じさせる。9−11アミノ酸の長さを持つ
ペプチドは細胞のMHCによって「チェックされ」(ペ
プチド結合領域における結合能力は、個々のアミノ酸の
特定の配置に依存し、「非自己」および「自己」の間を
識別する)、もし特定の配列が非自己として認識されれ
ば、細胞表面に提示される。共刺激体の作用によって、
これは免疫反応に至り得る。本発明者らによって初めて
記載された突然変異E−カドヘリンおよび突然変異によ
って生じる他のペプチドのペプチド配列については、そ
れらのいくつかは非自己ペプチドとしてMHCによって
提示されることが予測できる。この事象は患者において
免疫反応を刺激しないという事実は、抗原を提示するの
が乏しい腫瘍細胞の特性によって説明できるであろう。
見い出された突然変異スキャンニングペプチドを専門的
な抗原提示細胞(樹状細胞)に種々の長さで取り付ける
ことができる。この細胞に全ての必要な共刺激体が存在
するため、かかるMHC−ペプチド複合体に対する対応
するT細胞刺激が達成される。このようにして、免疫系
によって最初は無視された腫瘍細胞も次いで非自己とし
て認識され、排除される。
ペプチドを生じさせる。9−11アミノ酸の長さを持つ
ペプチドは細胞のMHCによって「チェックされ」(ペ
プチド結合領域における結合能力は、個々のアミノ酸の
特定の配置に依存し、「非自己」および「自己」の間を
識別する)、もし特定の配列が非自己として認識されれ
ば、細胞表面に提示される。共刺激体の作用によって、
これは免疫反応に至り得る。本発明者らによって初めて
記載された突然変異E−カドヘリンおよび突然変異によ
って生じる他のペプチドのペプチド配列については、そ
れらのいくつかは非自己ペプチドとしてMHCによって
提示されることが予測できる。この事象は患者において
免疫反応を刺激しないという事実は、抗原を提示するの
が乏しい腫瘍細胞の特性によって説明できるであろう。
見い出された突然変異スキャンニングペプチドを専門的
な抗原提示細胞(樹状細胞)に種々の長さで取り付ける
ことができる。この細胞に全ての必要な共刺激体が存在
するため、かかるMHC−ペプチド複合体に対する対応
するT細胞刺激が達成される。このようにして、免疫系
によって最初は無視された腫瘍細胞も次いで非自己とし
て認識され、排除される。
【0035】この使用は特定の突然変異−特異的抗体を
必要としないが、本発明により記載される新しく生成し
たペプチドの配列についての知識を必要とする。
必要としないが、本発明により記載される新しく生成し
たペプチドの配列についての知識を必要とする。
【0036】本発明によると、以下の目的および方法
は、DNAレベルで枠内突然変異によって生じ、 a.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットまたはその多量体の喪失に導き、引き続い
て野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくとも1つのアミ
ノ酸の欠失に導く、および/または b.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットの1または2のヌクレオチドの交換に導
き、引き続いて野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくと
も1つのアミノ酸の交換に導く; 突然変異したE−カドヘリンのアミノ酸配列に特異的に
向けられたモノクローナル抗体よりなる。
は、DNAレベルで枠内突然変異によって生じ、 a.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットまたはその多量体の喪失に導き、引き続い
て野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくとも1つのアミ
ノ酸の欠失に導く、および/または b.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットの1または2のヌクレオチドの交換に導
き、引き続いて野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくと
も1つのアミノ酸の交換に導く; 突然変異したE−カドヘリンのアミノ酸配列に特異的に
向けられたモノクローナル抗体よりなる。
【0037】DNAレベルで枠内突然変異によって生
じ、RNAレベルでエクソン8、エクソン9、またはオ
クソン10における少なくとも1つの塩基トリプレット
またはその多量体の喪失に導く突然変異E−カドヘリン
の配列に向けられたモノクローナル抗体。
じ、RNAレベルでエクソン8、エクソン9、またはオ
クソン10における少なくとも1つの塩基トリプレット
またはその多量体の喪失に導く突然変異E−カドヘリン
の配列に向けられたモノクローナル抗体。
【0038】以下の群: (式中、「/」は欠失の位置を示し、下線を施した文字
は点突然変異によって変化したアミノ酸を示し、各々は
野生型E−カドヘリン蛋白質と比較したものである)の
少なくとも1つから選択された、野生型E−カドヘリン
と比較して欠失またはアミノ酸変化によって生じた前記
アミノ酸配列の1以上の内の少なくとも1つの配列領域
を認識するモノクローナル抗体。
は点突然変異によって変化したアミノ酸を示し、各々は
野生型E−カドヘリン蛋白質と比較したものである)の
少なくとも1つから選択された、野生型E−カドヘリン
と比較して欠失またはアミノ酸変化によって生じた前記
アミノ酸配列の1以上の内の少なくとも1つの配列領域
を認識するモノクローナル抗体。
【0039】また、本発明は、前記したモノクローナル
の少なくとも2種の混合物よりなる。
の少なくとも2種の混合物よりなる。
【0040】本発明は、特に、突然変異した膜貫通E−
カドヘリンのアミノ酸配列に特異的に向けられた前記モ
ノクローナル抗体よりなる。
カドヘリンのアミノ酸配列に特異的に向けられた前記モ
ノクローナル抗体よりなる。
【0041】本発明のさらなる具体例は、本発明の少な
くとも1つのモノクローナル抗体を含む胃癌細胞の検出
用免疫テストよりなる。
くとも1つのモノクローナル抗体を含む胃癌細胞の検出
用免疫テストよりなる。
【0042】さらに、本発明は以下の実施態様を含む:
DNAレベルで枠内突然変異によって生じ、 a.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットまたはその多量体の喪失に導き、引き続い
て野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくとも1つのアミ
ノ酸の欠失に導く、および/または b.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットの1または2のヌクレオチドの交換に導
き、引き続いて野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくと
も1つのアミノ酸の交換に導く; 突然変異した配列を特異的に含むように選択されたE−
カドヘリンの突然変異したエクソン領域のDNAおよび
cDNA配列の増幅のためのPCRプロセス用のプライ
マーよりなる。
DNAレベルで枠内突然変異によって生じ、 a.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットまたはその多量体の喪失に導き、引き続い
て野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくとも1つのアミ
ノ酸の欠失に導く、および/または b.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットの1または2のヌクレオチドの交換に導
き、引き続いて野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくと
も1つのアミノ酸の交換に導く; 突然変異した配列を特異的に含むように選択されたE−
カドヘリンの突然変異したエクソン領域のDNAおよび
cDNA配列の増幅のためのPCRプロセス用のプライ
マーよりなる。
【0043】突然変異した配列を特異的に含むように選
択され、かつ以下の群: の少なくとも1つのプライマーから遣択されたE−カド
ヘリンの突然変異したエクソンのDNAおよびcDNA
配列の増幅のためのPCRプロセス用のプライマー。
択され、かつ以下の群: の少なくとも1つのプライマーから遣択されたE−カド
ヘリンの突然変異したエクソンのDNAおよびcDNA
配列の増幅のためのPCRプロセス用のプライマー。
【0044】本発明は、突然変異したE−カドヘリンの
DNAもしくはcDNAまたはそれから誘導されたRN
Aに特異的にハイブリダイズする少なくとも1つの核酸
を有効物質として含有し、ここに該DNAまたはcDN
Aが、 a.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットまたはその多量体の喪失に導き、引き続い
て野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくとも1つのアミ
ノ酸の欠失に導く、および/または b.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットの1または2のヌクレオチドの交換に導
き、引き続いて野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくと
も1つのアミノ酸の交換に導く; 枠内突然変異を示す治療または診断手段よりなるのが特
に好ましい。
DNAもしくはcDNAまたはそれから誘導されたRN
Aに特異的にハイブリダイズする少なくとも1つの核酸
を有効物質として含有し、ここに該DNAまたはcDN
Aが、 a.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットまたはその多量体の喪失に導き、引き続い
て野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくとも1つのアミ
ノ酸の欠失に導く、および/または b.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットの1または2のヌクレオチドの交換に導
き、引き続いて野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくと
も1つのアミノ酸の交換に導く; 枠内突然変異を示す治療または診断手段よりなるのが特
に好ましい。
【0045】さらに、本発明は、ストレンジェント条件
下で、以下のDNA配列もしくはその相補的鎖またはそ
れから誘導されるRNA配列の少なくともいくつかにハ
イブリダイズする核酸を含有し、ここに、少なくとも枠
内突然変異によって生じる配列領域も含まれる治療また
は診断手段よりなる。
下で、以下のDNA配列もしくはその相補的鎖またはそ
れから誘導されるRNA配列の少なくともいくつかにハ
イブリダイズする核酸を含有し、ここに、少なくとも枠
内突然変異によって生じる配列領域も含まれる治療また
は診断手段よりなる。
【0046】さらに、本発明により、ストリンジェント
条件下で前記核酸にハイブリダイズする核酸を有効物質
として含有する治療または診断手段よりなる。
条件下で前記核酸にハイブリダイズする核酸を有効物質
として含有する治療または診断手段よりなる。
【0047】本発明の精神内にあるストレンジェント条
件は、本発明により定義された核酸への核酸の選択的か
つ検出可能な特異的結合を可能とする条件と定義され
る。ストレンジェント条件下でのこの種のハイブリダイ
ゼーションは、好ましくは、水性溶液中にて68℃で、
あるいは50%ホルムアミド中にて42℃で行われるハ
イブリダイゼーション、および続いての水性溶液中での
65℃の温度におけるフィルターの洗浄を意味し、しか
る後に、本発明により定義される核酸またはそれから誘
導されるRNAへのプローブの結合を依然検出すること
ができる。要すれば、厳格さが低いハイブリダイゼーシ
ョンおよび/または洗浄条件を使用することもできる。
件は、本発明により定義された核酸への核酸の選択的か
つ検出可能な特異的結合を可能とする条件と定義され
る。ストレンジェント条件下でのこの種のハイブリダイ
ゼーションは、好ましくは、水性溶液中にて68℃で、
あるいは50%ホルムアミド中にて42℃で行われるハ
イブリダイゼーション、および続いての水性溶液中での
65℃の温度におけるフィルターの洗浄を意味し、しか
る後に、本発明により定義される核酸またはそれから誘
導されるRNAへのプローブの結合を依然検出すること
ができる。要すれば、厳格さが低いハイブリダイゼーシ
ョンおよび/または洗浄条件を使用することもできる。
【0048】本発明によって提供されるモノクローナル
抗体は胃癌、特に散在性胃癌の診断および治療に有用で
ある。
抗体は胃癌、特に散在性胃癌の診断および治療に有用で
ある。
【0049】治療では、本発明のモノクローナル抗体
を、例えば、胃癌細胞のすくなくともいくらかの選択的
排除のための手段に結合させることができる。この手段
は、好ましくは、トキシンまたは照射源を含むことがで
きる。
を、例えば、胃癌細胞のすくなくともいくらかの選択的
排除のための手段に結合させることができる。この手段
は、好ましくは、トキシンまたは照射源を含むことがで
きる。
【0050】また、本発明は、請求項でより詳細に特徴
付けたDNAオリゴヌクレオチドおよびオリゴペプチド
よりなる。これらは腫瘍、特に胃癌の免疫治療に有用で
ある。
付けたDNAオリゴヌクレオチドおよびオリゴペプチド
よりなる。これらは腫瘍、特に胃癌の免疫治療に有用で
ある。
【0051】本発明のさらなる実施態様において、以下
の工程: a.ヒト細胞を含有する試料物質を供し、 b.ヒト細胞からmRNAを回収し、 c.mRNAを逆転写し、 d.請求項8または9記載のプライマーを用いてポリメ
ラーゼ鎖反応を行い、 e.ポリメラーゼ鎖反応の反応生成物を分離し分析す
る; ことによってヒト細胞を含有する試料物質中の腫瘍細胞
を測定する方法が記載される。
の工程: a.ヒト細胞を含有する試料物質を供し、 b.ヒト細胞からmRNAを回収し、 c.mRNAを逆転写し、 d.請求項8または9記載のプライマーを用いてポリメ
ラーゼ鎖反応を行い、 e.ポリメラーゼ鎖反応の反応生成物を分離し分析す
る; ことによってヒト細胞を含有する試料物質中の腫瘍細胞
を測定する方法が記載される。
【0052】また、本発明は、本発明によって提供され
るオリゴヌクレオチド配列を含有するベクターよりな
る。
るオリゴヌクレオチド配列を含有するベクターよりな
る。
【0053】かくして、E−カドヘリンの枠内突然変異
を胃癌の診断および治療で使用できることが本発明によ
って判明した。「枠内突然変異」なる用語は、DNAレ
ベルで起こるE−カドヘリンにおける突然変異または欠
失を意味することを意図し、これはRNAレベルで欠失
または塩基交換に導くが、該欠失または該突然変異も読
枠置換には至らない。
を胃癌の診断および治療で使用できることが本発明によ
って判明した。「枠内突然変異」なる用語は、DNAレ
ベルで起こるE−カドヘリンにおける突然変異または欠
失を意味することを意図し、これはRNAレベルで欠失
または塩基交換に導くが、該欠失または該突然変異も読
枠置換には至らない。
【0054】方法 1.新しいE−カドヘリン突然変異についての調査 胃癌に罹った63人の患者の組織を調べた。切除後の新
鮮な腫瘍組織を液体窒素中で深−凍結した。深−凍結組
織試料の全RNAを標準的な手法(シソチオシアン酸グ
アニジウム抽出およびCsCl遠心)を用いて単離し
た。2μgのRNAの逆転写に続き、PCRによってE
−カドヘリンcDNAの全暗号領域を増幅した。使用し
たPCRプライマーを表4にリストする。全てのPCR
反応についての増幅条件は以下の通りである:94℃に
おける1分間の変性;55℃における1分間のプライマ
ーアニーリング;および72℃における1分間の伸長。
Taqポリメラーゼおよび増幅緩衝液(1.5mM M
gCl2)はPerkinElmer Corp.,F
oster City,CA,USAから入手した。B
iomed PCRデバイス(Biomed−Labo
rdiagnostil,Oberschleisse
im)を用いた。増幅の産物はアガロースゲル電気泳動
によってチェックし、引き続いてガラスミルク(Gen
eCleanII,Bio101 Inc.,La J
olla,CA,USA)を用いて精製した。しかる
後、単離したDNA増幅体の全長を配列決定した(Se
quenase Version 2.0/USB,C
leveland,OH,USA)。
鮮な腫瘍組織を液体窒素中で深−凍結した。深−凍結組
織試料の全RNAを標準的な手法(シソチオシアン酸グ
アニジウム抽出およびCsCl遠心)を用いて単離し
た。2μgのRNAの逆転写に続き、PCRによってE
−カドヘリンcDNAの全暗号領域を増幅した。使用し
たPCRプライマーを表4にリストする。全てのPCR
反応についての増幅条件は以下の通りである:94℃に
おける1分間の変性;55℃における1分間のプライマ
ーアニーリング;および72℃における1分間の伸長。
Taqポリメラーゼおよび増幅緩衝液(1.5mM M
gCl2)はPerkinElmer Corp.,F
oster City,CA,USAから入手した。B
iomed PCRデバイス(Biomed−Labo
rdiagnostil,Oberschleisse
im)を用いた。増幅の産物はアガロースゲル電気泳動
によってチェックし、引き続いてガラスミルク(Gen
eCleanII,Bio101 Inc.,La J
olla,CA,USA)を用いて精製した。しかる
後、単離したDNA増幅体の全長を配列決定した(Se
quenase Version 2.0/USB,C
leveland,OH,USA)。
【0055】
【表4】
【0056】「ヌクレオチド位置」はEMBL/Gen
Bankデータバンク、アクセス番号Z13009で利
用できるE−カドヘリン配列をいう。
Bankデータバンク、アクセス番号Z13009で利
用できるE−カドヘリン配列をいう。
【0057】2.免疫組織化学的試験(突然変異−特異
的ではない) ホルマリン中に固定し、パラフィン中に封埋された組織
の保存物質を脱パラフィンおよび脱水に付した。クエン
酸およびマイクロ波での処理に続き、組織試料を1%H
2O2中にて15分間インキュベートして、内因性ペル
オキシダーゼをブロックした。E−カドヘリン−特異的
免疫反応性の測定のために、組織をモノクローナル抗体
HECD−1(Takara Biomedical
s,日本国,1:500希釈)と共に4℃で16時間イ
ンキュベートした。抗体結合の可視化はアビジン−ビオ
チン複合体(ABC)およびペルオキシダーゼ方法(A
BCEliteキット、Vector,Burling
game,CA;Sigma Fast DAB,Si
gman Deisenhofen)を用いて行った。
核小体の逆染色にはhemalumを用いた。また、全
ての腫瘍切片は対照としての非悪性粘膜の一部を示し
た。陰性対照はHECD−1抗体をリン酸緩衝化NaC
lによって置き換えることによって行った。
的ではない) ホルマリン中に固定し、パラフィン中に封埋された組織
の保存物質を脱パラフィンおよび脱水に付した。クエン
酸およびマイクロ波での処理に続き、組織試料を1%H
2O2中にて15分間インキュベートして、内因性ペル
オキシダーゼをブロックした。E−カドヘリン−特異的
免疫反応性の測定のために、組織をモノクローナル抗体
HECD−1(Takara Biomedical
s,日本国,1:500希釈)と共に4℃で16時間イ
ンキュベートした。抗体結合の可視化はアビジン−ビオ
チン複合体(ABC)およびペルオキシダーゼ方法(A
BCEliteキット、Vector,Burling
game,CA;Sigma Fast DAB,Si
gman Deisenhofen)を用いて行った。
核小体の逆染色にはhemalumを用いた。また、全
ての腫瘍切片は対照としての非悪性粘膜の一部を示し
た。陰性対照はHECD−1抗体をリン酸緩衝化NaC
lによって置き換えることによって行った。
【0058】3.E−カドヘリンの発現ベクターへのク
ローニング 突然変異E−カドヘリンの細胞内位置を調べるために、
突然変異分子を発現ベクターにクローン化した。例とし
て、ヒト野生型E−カドヘリンに加えてE−カドヘリン
mRNAの4つの異なる突然変異体を発現ベクターにク
ローン化した。これらの4つの突然変異のうち2つがエ
クソンのうちの1つの完全に喪失、エクソン8(129
bp)の欠失またはエクソン9(183bp)の欠失い
ずれかを呈した。もう1つの突然変異はエクソン10
(63bp)の部分的欠失を示す。第4の突然変異はエ
クソン8における塩基交換よりなり、これは潜在的なカ
ルシウム結合部位破壊する。発現クローニングニ考えら
れた突然変異の全てはE−カドヘリンの細胞内領域にあ
る(全ての突然変異につき図1参照)。
ローニング 突然変異E−カドヘリンの細胞内位置を調べるために、
突然変異分子を発現ベクターにクローン化した。例とし
て、ヒト野生型E−カドヘリンに加えてE−カドヘリン
mRNAの4つの異なる突然変異体を発現ベクターにク
ローン化した。これらの4つの突然変異のうち2つがエ
クソンのうちの1つの完全に喪失、エクソン8(129
bp)の欠失またはエクソン9(183bp)の欠失い
ずれかを呈した。もう1つの突然変異はエクソン10
(63bp)の部分的欠失を示す。第4の突然変異はエ
クソン8における塩基交換よりなり、これは潜在的なカ
ルシウム結合部位破壊する。発現クローニングニ考えら
れた突然変異の全てはE−カドヘリンの細胞内領域にあ
る(全ての突然変異につき図1参照)。
【0059】クローニングのための出発物質は、各突然
変異(前記参照)が同定された散在性胃癌の新鮮な物質
から単離した全RNAであった。逆転写の後に得られた
野生型E−カドヘリンおよび突然変異の各cDNAを2
つの部分的断片(A+B)の形態で増幅した(図7参
照)。一緒にすると、2つの部分的断片は2649bp
(野生型)よりなるE−カドヘリンの完全な暗号領域よ
りなる。断片A(5’領域)の増幅はプライマーATG
およびrEX10を用いて行った(表5参照)。野生型
mRNAの3’断片(B)、エクソン9欠失、エクソン
10における部分的欠失、およびエクソン8における点
突然変異の増幅には、プライマーEx8−r3’/2/
neuの対を使用した。エクソン8欠失突然変異体の断
片B’の増幅は対Ex9/1−r3’/2/neuを用
いて行った。
変異(前記参照)が同定された散在性胃癌の新鮮な物質
から単離した全RNAであった。逆転写の後に得られた
野生型E−カドヘリンおよび突然変異の各cDNAを2
つの部分的断片(A+B)の形態で増幅した(図7参
照)。一緒にすると、2つの部分的断片は2649bp
(野生型)よりなるE−カドヘリンの完全な暗号領域よ
りなる。断片A(5’領域)の増幅はプライマーATG
およびrEX10を用いて行った(表5参照)。野生型
mRNAの3’断片(B)、エクソン9欠失、エクソン
10における部分的欠失、およびエクソン8における点
突然変異の増幅には、プライマーEx8−r3’/2/
neuの対を使用した。エクソン8欠失突然変異体の断
片B’の増幅は対Ex9/1−r3’/2/neuを用
いて行った。
【0060】増幅された部分的断片AおよびBを、各
々、PCRIIベクター(Invitrogen)にク
ローン化した。これらのベクターを用い、特異的TA塩
基対合によって生じたPCRの直接的かつ効果的なクロ
ーニングが達成された。全ての5つのカドヘリンcDN
A(野生型+4つの突然変異体)の2つの部分的cDN
A断片を、本明細書には詳細に記載しないが十分に当業
者の技量内にある異なるクローニング戦略を用いるクロ
ーニングによって一緒に適当に連結した。このようにし
て、PCRIIベクターにおける全ての5つのcDNA
の構築体が得られた。
々、PCRIIベクター(Invitrogen)にク
ローン化した。これらのベクターを用い、特異的TA塩
基対合によって生じたPCRの直接的かつ効果的なクロ
ーニングが達成された。全ての5つのカドヘリンcDN
A(野生型+4つの突然変異体)の2つの部分的cDN
A断片を、本明細書には詳細に記載しないが十分に当業
者の技量内にある異なるクローニング戦略を用いるクロ
ーニングによって一緒に適当に連結した。このようにし
て、PCRIIベクターにおける全ての5つのcDNA
の構築体が得られた。
【0061】増幅の間に主として生成したかも知れない
クローニング人工物(Taqの誤り)を排除するため
に、全ての5つのcDNAを、ベクター/カドヘリン連
結領域を含めたそれらの全長の配列を決定することによ
って調べた。
クローニング人工物(Taqの誤り)を排除するため
に、全ての5つのcDNAを、ベクター/カドヘリン連
結領域を含めたそれらの全長の配列を決定することによ
って調べた。
【0062】[以下余白]
【表5】
【0063】さらなる工程において、配列決定によって
確認されたカドヘリン構築体を真核生物発現ベクターに
クローン化した。一方、所望のcDNAの発現に加え
て、発現された細胞クローンの選択(ネオマイシン耐性
遺伝子の発現)を可能とする商業的に入手可能なベクタ
ーpBK−CMV(Stratagene)を選択し、
他方、第2のベクターとして、ネズミ野生型E−カドヘ
リン構築体のトランスフェクションで既に成功して使用
たれpBATベクターを用いた(Nose,A.,Na
gafuchi,A.,Takeichi,M.,「発
現された組換えカドヘリンはモデル系において細胞ソー
ティングを媒介する」Cell 1988,54:99
3−1001)。
確認されたカドヘリン構築体を真核生物発現ベクターに
クローン化した。一方、所望のcDNAの発現に加え
て、発現された細胞クローンの選択(ネオマイシン耐性
遺伝子の発現)を可能とする商業的に入手可能なベクタ
ーpBK−CMV(Stratagene)を選択し、
他方、第2のベクターとして、ネズミ野生型E−カドヘ
リン構築体のトランスフェクションで既に成功して使用
たれpBATベクターを用いた(Nose,A.,Na
gafuchi,A.,Takeichi,M.,「発
現された組換えカドヘリンはモデル系において細胞ソー
ティングを媒介する」Cell 1988,54:99
3−1001)。
【0064】4.一過性トランスフェクションおよびウ
ェスタンブロッティング、免疫蛍光および免疫電子顕微
鏡検によるE−カドヘリンの検出 トランスフェクションのためにCaPO4沈殿が確立さ
れている。該方法のトランスフェクション効率は対照と
してpCMVプラスミド(Stratagene)を用
いて評価した。該ベクターは、色素X−gal(青色)
への変換後に該ベクターが取り込まれた細胞の検出を可
能とするβ−ガラクトシダーゼ遺伝子を含有する。該方
法の効率は10%の範囲にあり、これは一過性トランス
フェクションには非常に良好な値である。
ェスタンブロッティング、免疫蛍光および免疫電子顕微
鏡検によるE−カドヘリンの検出 トランスフェクションのためにCaPO4沈殿が確立さ
れている。該方法のトランスフェクション効率は対照と
してpCMVプラスミド(Stratagene)を用
いて評価した。該ベクターは、色素X−gal(青色)
への変換後に該ベクターが取り込まれた細胞の検出を可
能とするβ−ガラクトシダーゼ遺伝子を含有する。該方
法の効率は10%の範囲にあり、これは一過性トランス
フェクションには非常に良好な値である。
【0065】cDNAの上流に転写認識領域(Koza
k配列)およびそのクローニング部位を含有する5’非
翻訳領域の増幅後の発現実験において、MDA−MB−
435S細胞、MIA PaCa−2、E−カドヘリン
を欠く膵臓細胞系において、およびNeuro 2A
(神経繊維芽細胞)細胞において、一過的に改変したE
−カドヘリンcDNA構築体を発現させることができ
た。
k配列)およびそのクローニング部位を含有する5’非
翻訳領域の増幅後の発現実験において、MDA−MB−
435S細胞、MIA PaCa−2、E−カドヘリン
を欠く膵臓細胞系において、およびNeuro 2A
(神経繊維芽細胞)細胞において、一過的に改変したE
−カドヘリンcDNA構築体を発現させることができ
た。
【0066】細胞培養におけるE−カドヘリンの測定
は、ウェスタンブロッティング、免疫蛍光および免疫電
子顕微鏡検によって行った。まず、(トランスフェクト
したまたはトランスフェクトしてない)細胞のSDS溶
解を行って、ウェスタンブロッティング用の全細胞溶解
物を調製した。これを行うのに、本発明者らは、引き続
いてのゲル泳動の間に溶解物の調査に必要な不規則電解
質移動度を得た。別法として、トリトンX−100溶解
による細胞抽出物をテストした。ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動およびクーマシー染色による抽出物の調査
は、細胞の破壊が効果的であることを示した。従って、
トリトン溶解を全ての引き続いての実験で用いた。
は、ウェスタンブロッティング、免疫蛍光および免疫電
子顕微鏡検によって行った。まず、(トランスフェクト
したまたはトランスフェクトしてない)細胞のSDS溶
解を行って、ウェスタンブロッティング用の全細胞溶解
物を調製した。これを行うのに、本発明者らは、引き続
いてのゲル泳動の間に溶解物の調査に必要な不規則電解
質移動度を得た。別法として、トリトンX−100溶解
による細胞抽出物をテストした。ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動およびクーマシー染色による抽出物の調査
は、細胞の破壊が効果的であることを示した。従って、
トリトン溶解を全ての引き続いての実験で用いた。
【0067】本発明者らは、E−カドヘリンの特異的測
定のためにE−カドヘリンに対する4つの異なるモノク
ローナル抗体(HECD−1,Takara Biom
edicals,日本;AMST10,Saxon B
iomedicals;DECMA−1,Sigma;
ANTI−E−CADHERIN,AffinityR
esearch Product Limited)を
用いた。ウェスタンブロッティングの間の抗原−抗体複
合体の検出は第2のペルオキシダーゼ標識抗体を用いて
ルミネッセンス反応(ECL−Western,Ame
rsham)によって行った。それらは異なる強度で反
応したが、テストした抗体の全ては、E−カドヘリン陽
性対照細胞系A431(類表皮癌、ATCC)を含む、
および野生型E−カドヘリンによってトランスフェクト
されたMDA−MB−435S細胞を含む細胞抽出物に
おいて特異的反応を示した。トランスフェクトしていな
い系MDA−MB−435S、MIA PaCa−2お
よびNeuro 2Aの抽出物では陽性シグナルは検出
できなかった。
定のためにE−カドヘリンに対する4つの異なるモノク
ローナル抗体(HECD−1,Takara Biom
edicals,日本;AMST10,Saxon B
iomedicals;DECMA−1,Sigma;
ANTI−E−CADHERIN,AffinityR
esearch Product Limited)を
用いた。ウェスタンブロッティングの間の抗原−抗体複
合体の検出は第2のペルオキシダーゼ標識抗体を用いて
ルミネッセンス反応(ECL−Western,Ame
rsham)によって行った。それらは異なる強度で反
応したが、テストした抗体の全ては、E−カドヘリン陽
性対照細胞系A431(類表皮癌、ATCC)を含む、
および野生型E−カドヘリンによってトランスフェクト
されたMDA−MB−435S細胞を含む細胞抽出物に
おいて特異的反応を示した。トランスフェクトしていな
い系MDA−MB−435S、MIA PaCa−2お
よびNeuro 2Aの抽出物では陽性シグナルは検出
できなかった。
【0068】免疫蛍光を行うためには、カバーグラス上
に撒いた細胞をメタノールによって固定し、E−カドヘ
リンに特異的な抗体HECD−1(野生型E−カドヘリ
ンおよび突然変異した、例えばエクソン9が欠失したE
−カドヘリンを認識)によって標識した。二次抗体とし
て、ローダミン−(TRITC−)カップリングのヤギ
抗−マウス抗体(Dianova)を用いた。
に撒いた細胞をメタノールによって固定し、E−カドヘ
リンに特異的な抗体HECD−1(野生型E−カドヘリ
ンおよび突然変異した、例えばエクソン9が欠失したE
−カドヘリンを認識)によって標識した。二次抗体とし
て、ローダミン−(TRITC−)カップリングのヤギ
抗−マウス抗体(Dianova)を用いた。
【0069】トランスフェクションが成功したか否かを
免疫蛍光によって判断するために、トランスフェクトし
ていないMDA−MB−435S細胞、および突然変異
E−カドヘリンによって、および野生型E−カドヘリン
によってトランスフェクトした細胞を同時に調べた。固
定およびE−カドヘリンに特異的な金標識抗体(HEC
D−1)とのインキュベーションの後、標識細胞をep
on中に封埋し、酢酸ウラニル/鉛でコントラストを着
けた。トランスフェクトしていないMDA−MB−43
5S細胞では標識は検出されず、他方、トランスフェク
トした細胞系は膜と結合した金標識を示した。すなわ
ち、野生型E−カドヘリンならびに突然変異したE−カ
ドヘリン(例えば、エクソン9欠失を有する、図3参
照)が膜に繋ぎ止められた。
免疫蛍光によって判断するために、トランスフェクトし
ていないMDA−MB−435S細胞、および突然変異
E−カドヘリンによって、および野生型E−カドヘリン
によってトランスフェクトした細胞を同時に調べた。固
定およびE−カドヘリンに特異的な金標識抗体(HEC
D−1)とのインキュベーションの後、標識細胞をep
on中に封埋し、酢酸ウラニル/鉛でコントラストを着
けた。トランスフェクトしていないMDA−MB−43
5S細胞では標識は検出されず、他方、トランスフェク
トした細胞系は膜と結合した金標識を示した。すなわ
ち、野生型E−カドヘリンならびに突然変異したE−カ
ドヘリン(例えば、エクソン9欠失を有する、図3参
照)が膜に繋ぎ止められた。
【0070】5.E−カドヘリンを安定に発現する細胞
系 本発明者らは野生型ならびに突然変異したE−カドヘリ
ンを一過的にトランスフェクトした細胞で同定するのに
成功した後、E−カドヘリンを安定に発現する細胞の調
製を開始した。これは、各pBAT構築(「クローニン
グ」参照)およびE−カドヘリンを含まないが代わりに
ネオマイシン耐性遺伝子を含むpBATベクターでMD
A−MB−435S細胞を共トランスフェクトするこに
よって行った。ヒトE−カドヘリン遺伝子のエクソン9
の欠失を呈する3つの細胞系(Del9)および野生型
ヒトE−カトヘリンを保有する3つの系(WT)が確立
された。Del9系およびWT系のRT−PCRによる
mRNAの調査は、予期された断片サイズ(野生型につ
いての正常サイズのmRNA(779bp);Del−
9系についての短鎖化mRNA(596bp)、この場
合、野生型E−カドヘリンmRNAは発現されなかっ
た)を示した。PCR増幅はプライマーEx7およびr
EX11(表5参照)を用いて行った。安定にトランス
フェクトされたDel−9系の、およびWT系のうちの
1つの抽出物のウェスタンブロッティングは明らかにE
−カドヘリン蛋白質を検出した。
系 本発明者らは野生型ならびに突然変異したE−カドヘリ
ンを一過的にトランスフェクトした細胞で同定するのに
成功した後、E−カドヘリンを安定に発現する細胞の調
製を開始した。これは、各pBAT構築(「クローニン
グ」参照)およびE−カドヘリンを含まないが代わりに
ネオマイシン耐性遺伝子を含むpBATベクターでMD
A−MB−435S細胞を共トランスフェクトするこに
よって行った。ヒトE−カドヘリン遺伝子のエクソン9
の欠失を呈する3つの細胞系(Del9)および野生型
ヒトE−カトヘリンを保有する3つの系(WT)が確立
された。Del9系およびWT系のRT−PCRによる
mRNAの調査は、予期された断片サイズ(野生型につ
いての正常サイズのmRNA(779bp);Del−
9系についての短鎖化mRNA(596bp)、この場
合、野生型E−カドヘリンmRNAは発現されなかっ
た)を示した。PCR増幅はプライマーEx7およびr
EX11(表5参照)を用いて行った。安定にトランス
フェクトされたDel−9系の、およびWT系のうちの
1つの抽出物のウェスタンブロッティングは明らかにE
−カドヘリン蛋白質を検出した。
【0071】免疫蛍光を用いるWT系におけるE−カド
ヘリン発現の調査は、隣接細胞への接触部位において予
期された特徴の分布を明らかにした。HECD−1抗体
を用い、Del−9細胞系も細胞−細胞結合においてE
−カドヘリンの標識を示した(図2)。
ヘリン発現の調査は、隣接細胞への接触部位において予
期された特徴の分布を明らかにした。HECD−1抗体
を用い、Del−9細胞系も細胞−細胞結合においてE
−カドヘリンの標識を示した(図2)。
【0072】6.(例として腹腔洗浄を用いる)迅速な
RNA抽出および引き続くPCRによる突然変異の測定 洗浄凋製物中の細胞の沈降およびRNA抽出(Rnea
sy Rapid抽出キット、Quiagen)の後、
RNAを逆転写し、得られたE−カドヘリンcDNAの
全長をPCR(プライマーおよび条件は前記)によって
増幅する。E−カドヘリン突然変異は主として枠内欠失
を含むので、これらはアガロースゲル電気泳動によって
迅速かつ安全に検出される。かくして、洗浄を受容して
既に9時間経った後、E−カドヘリンにおける可能な欠
失、例えば、エクソン8またはエクソン9の喪失が検出
でき、それにより、腹腔中の播種性腫瘍細胞の検出が可
能である。この情報のため、臨床判断のクールに直接影
響し得る(例えば、さらなる腹腔内治療)。
RNA抽出および引き続くPCRによる突然変異の測定 洗浄凋製物中の細胞の沈降およびRNA抽出(Rnea
sy Rapid抽出キット、Quiagen)の後、
RNAを逆転写し、得られたE−カドヘリンcDNAの
全長をPCR(プライマーおよび条件は前記)によって
増幅する。E−カドヘリン突然変異は主として枠内欠失
を含むので、これらはアガロースゲル電気泳動によって
迅速かつ安全に検出される。かくして、洗浄を受容して
既に9時間経った後、E−カドヘリンにおける可能な欠
失、例えば、エクソン8またはエクソン9の喪失が検出
でき、それにより、腹腔中の播種性腫瘍細胞の検出が可
能である。この情報のため、臨床判断のクールに直接影
響し得る(例えば、さらなる腹腔内治療)。
【0073】これにより、検出の高度に特異的な方法を
迅速かつ安全に、また少量の腫瘍細胞でもって行うこと
ができる。E−カドヘリン突然変異の腫瘍特異性は、炎
症中皮細胞のごとき「腫瘍様」形態を持つ細胞に関する
曖昧性を排除することを可能とする。
迅速かつ安全に、また少量の腫瘍細胞でもって行うこと
ができる。E−カドヘリン突然変異の腫瘍特異性は、炎
症中皮細胞のごとき「腫瘍様」形態を持つ細胞に関する
曖昧性を排除することを可能とする。
【0074】7.(例としてエクソン9欠失に特異的な
抗体7E6を用いる)突然変異−特異的E−カドヘリン
抗体の調製およびテスト ペプチド合成。モデル430Aペプチド合成器(App
lied Biosystems,Foster Ci
ty,CA,速−Fmoc修飾に適合)(ペプチド配
列:エクソン9のE−カドヘリン欠失、表3 1232
del183参照)を用いて以下のペプチドを合成し
た:Pro−Ile−Phe−Asn−Pro−Thr
−Thr−Gly−Leu−Asp−Phe−Glu−
Ala。アミノ酸Asn、Thr、AspおよびGlu
は側鎖を保護して合成した。95%トリフルオロ酢酸中
でペプチドを合成樹脂から切り離し、tert−ブチル
エーテルで沈殿させ、凍結乾燥した。しかる後、原料生
成物を0.1%トリフルオロ酢酸に溶解させ、70%ア
セトニトリル中の直線グラジエントにての逆相カラム
(Aquapore 300A,CS,Applied
Biosystems)を用いて精製した。生成物の
純度を電気スプレイイオン化によってモデルAP100
マススペクトロメーター(Perkin Elmer)
でテストした。
抗体7E6を用いる)突然変異−特異的E−カドヘリン
抗体の調製およびテスト ペプチド合成。モデル430Aペプチド合成器(App
lied Biosystems,Foster Ci
ty,CA,速−Fmoc修飾に適合)(ペプチド配
列:エクソン9のE−カドヘリン欠失、表3 1232
del183参照)を用いて以下のペプチドを合成し
た:Pro−Ile−Phe−Asn−Pro−Thr
−Thr−Gly−Leu−Asp−Phe−Glu−
Ala。アミノ酸Asn、Thr、AspおよびGlu
は側鎖を保護して合成した。95%トリフルオロ酢酸中
でペプチドを合成樹脂から切り離し、tert−ブチル
エーテルで沈殿させ、凍結乾燥した。しかる後、原料生
成物を0.1%トリフルオロ酢酸に溶解させ、70%ア
セトニトリル中の直線グラジエントにての逆相カラム
(Aquapore 300A,CS,Applied
Biosystems)を用いて精製した。生成物の
純度を電気スプレイイオン化によってモデルAP100
マススペクトロメーター(Perkin Elmer)
でテストした。
【0075】担体へのカップリングおよび免疫化:Me
gathura crenulataからのキイホール
リンペットヘモシアニン(Galbiochem,Ba
dSoden)を免疫化のための担体蛋白質として用
い、室温にて1−エチル−3−(ジメチルアミノ−プロ
ピル)カルボジイミドを用い、0.5M N−メチルイ
ミダゾール緩衝液(Sgima−Aldrich,St
einheim)pH7.0中でペプチドに結合させ
た。合計して、2.8mgのペプチドを2.0mgのヘ
モシアニンにカップリングさせた。リン酸緩衝化生理食
塩水(PBS)に対する透析の後、得られた溶液を免疫
化に用いた。同一の方法を、2mgのペプチドの2mg
の4×結晶化ウシ血清アルブミン(Behringwe
rke,Marburg)へのカップリングに用い、こ
れをELISAテストにおけるハイブリドーマ培養上清
をテストするのに用いた。免疫化はLou/Cラットで
行い、50μgのKLHがカップリングしたヘプチドを
500μl PBSを用いて希釈し、同一量のCFAに
よって乳化した。500μlの得られたエマルジョン
を、各々、腹腔内および皮下適用した。3カ月後、CF
A無しでKLHにカップリングしたペプチドを用いてブ
ースター注射を行った。ブースター注射の3日後に注入
を行った。ネズミ形質細胞腫細胞系P3×63 Ag
8.653を注入細胞系として供した。ELISAを行
って、特異的ペプチドについて、および対照として供す
る同一のカップリング化学を用いてBSAにカップリン
グさせた無関係ペプチドにつきテストした。特異的ペプ
チドと絶対的に反応するハイブリドーマを凍結し、その
上清をさらなる分析に付した。サブクラス−特異的モノ
クローナル抗体を用いてサブクラスを測定した。
gathura crenulataからのキイホール
リンペットヘモシアニン(Galbiochem,Ba
dSoden)を免疫化のための担体蛋白質として用
い、室温にて1−エチル−3−(ジメチルアミノ−プロ
ピル)カルボジイミドを用い、0.5M N−メチルイ
ミダゾール緩衝液(Sgima−Aldrich,St
einheim)pH7.0中でペプチドに結合させ
た。合計して、2.8mgのペプチドを2.0mgのヘ
モシアニンにカップリングさせた。リン酸緩衝化生理食
塩水(PBS)に対する透析の後、得られた溶液を免疫
化に用いた。同一の方法を、2mgのペプチドの2mg
の4×結晶化ウシ血清アルブミン(Behringwe
rke,Marburg)へのカップリングに用い、こ
れをELISAテストにおけるハイブリドーマ培養上清
をテストするのに用いた。免疫化はLou/Cラットで
行い、50μgのKLHがカップリングしたヘプチドを
500μl PBSを用いて希釈し、同一量のCFAに
よって乳化した。500μlの得られたエマルジョン
を、各々、腹腔内および皮下適用した。3カ月後、CF
A無しでKLHにカップリングしたペプチドを用いてブ
ースター注射を行った。ブースター注射の3日後に注入
を行った。ネズミ形質細胞腫細胞系P3×63 Ag
8.653を注入細胞系として供した。ELISAを行
って、特異的ペプチドについて、および対照として供す
る同一のカップリング化学を用いてBSAにカップリン
グさせた無関係ペプチドにつきテストした。特異的ペプ
チドと絶対的に反応するハイブリドーマを凍結し、その
上清をさらなる分析に付した。サブクラス−特異的モノ
クローナル抗体を用いてサブクラスを測定した。
【0076】FACS分析:エクソン9欠失E−カドヘ
リン(前記参照)でトランスフェクトした200,00
0のMDA−MB−435S細胞またはトランスフェク
トしなかった200,000ののMDA−MB−435
S細胞を、各々、50μlのハイブリドーマ上清と一緒
にインキュベートした。50μlの安定に希釈したヤギ
−抗−ラットFITCを30分間で添加して、結合抗体
を検出した。細胞をFACscan(Becton)で
分析した。mab 7E6は「ラットIgG1」サブク
ラスに属し、FACscanで最高の強度を示す。
リン(前記参照)でトランスフェクトした200,00
0のMDA−MB−435S細胞またはトランスフェク
トしなかった200,000ののMDA−MB−435
S細胞を、各々、50μlのハイブリドーマ上清と一緒
にインキュベートした。50μlの安定に希釈したヤギ
−抗−ラットFITCを30分間で添加して、結合抗体
を検出した。細胞をFACscan(Becton)で
分析した。mab 7E6は「ラットIgG1」サブク
ラスに属し、FACscanで最高の強度を示す。
【0077】免疫蛍光:免疫蛍光を行うため、カバーグ
ラス上に撒いた細胞(各々、エクソン9欠失E−カドヘ
リンでトランスフェクトしたMDA−MB−435S細
胞、またはトランスフェクトしなかったMDA−MB−
435S細胞)をメタノールで固定し、E−カドヘリン
突然変異につき特異的な抗体7E6によって標識した。
二次抗体として、FITCがカップリングしたヤギ−抗
−ラット抗体(Dianova)を用いた。
ラス上に撒いた細胞(各々、エクソン9欠失E−カドヘ
リンでトランスフェクトしたMDA−MB−435S細
胞、またはトランスフェクトしなかったMDA−MB−
435S細胞)をメタノールで固定し、E−カドヘリン
突然変異につき特異的な抗体7E6によって標識した。
二次抗体として、FITCがカップリングしたヤギ−抗
−ラット抗体(Dianova)を用いた。
【0078】ウェスタン−ブロッティング:E−カドヘ
リンでトランスフェクトしたMDA−MB−435S細
胞(野生型またはエクソン9欠失E−カドヘリンいずれ
かでトランスフェクトしたもの)の、およびさらなる細
胞系の細胞抽出物を、ウェスタンブロット上にて突然変
異−特異的抗体によって調べた。抗体7E6を用い、ト
ランスフェクトしなかった系MDA−MB−435S、
MIA PaCa−2(ヒト膵臓癌)、Neuro 2
A、およびA431(類表皮癌、ATCC)の抽出物で
は陽性シグナルは検出できなかった。また、野生型E−
カドヘリンでトランスフェクトした細胞は7E6でシグ
ナルを示さなかった。突然変異−特異的E−カドヘリン
抗体7E6と反応した唯一の細胞系はエクソン9欠失E
−カドヘリンによってトランスフェクトしたMDA−M
B−435Sであった。
リンでトランスフェクトしたMDA−MB−435S細
胞(野生型またはエクソン9欠失E−カドヘリンいずれ
かでトランスフェクトしたもの)の、およびさらなる細
胞系の細胞抽出物を、ウェスタンブロット上にて突然変
異−特異的抗体によって調べた。抗体7E6を用い、ト
ランスフェクトしなかった系MDA−MB−435S、
MIA PaCa−2(ヒト膵臓癌)、Neuro 2
A、およびA431(類表皮癌、ATCC)の抽出物で
は陽性シグナルは検出できなかった。また、野生型E−
カドヘリンでトランスフェクトした細胞は7E6でシグ
ナルを示さなかった。突然変異−特異的E−カドヘリン
抗体7E6と反応した唯一の細胞系はエクソン9欠失E
−カドヘリンによってトランスフェクトしたMDA−M
B−435Sであった。
【0079】免疫組織化学:E−カドヘリンのエクソン
9の喪失が分子生物学によって検出された、胃癌患者の
保存物質(ホルマリン固定し、パラフィン封埋した組
織)を脱パラフィンおよび脱水に付した。クエン酸およ
びマイクロ波での処理の後、組織試料を1%H2O2中
で15分間インキュベートして内因性ペルオキシダーゼ
をブロックした。E−カドヘリン突然変異−特異的免疫
反応性の検出には、組織を4℃で7E6モノクローナル
抗体と共に16時間にわたってインキュベートした。抗
体の結合をアビジン−ビオチン複合体(ABC)および
ペルオキシダーゼ方法(ABC Eliteキット、V
ector,Burlingame,CA;Sigma
Fast DAB,Sigma,Deisemhof
en)を用いて可視化した。核小体の逆染色はhema
lumを用いて行った。腫瘍切片の全ては対照としての
非悪性粘膜の部分を示した。陰性対照はリン酸緩衝化N
aClによって7E6抗体を置き換えることによって行
った。
9の喪失が分子生物学によって検出された、胃癌患者の
保存物質(ホルマリン固定し、パラフィン封埋した組
織)を脱パラフィンおよび脱水に付した。クエン酸およ
びマイクロ波での処理の後、組織試料を1%H2O2中
で15分間インキュベートして内因性ペルオキシダーゼ
をブロックした。E−カドヘリン突然変異−特異的免疫
反応性の検出には、組織を4℃で7E6モノクローナル
抗体と共に16時間にわたってインキュベートした。抗
体の結合をアビジン−ビオチン複合体(ABC)および
ペルオキシダーゼ方法(ABC Eliteキット、V
ector,Burlingame,CA;Sigma
Fast DAB,Sigma,Deisemhof
en)を用いて可視化した。核小体の逆染色はhema
lumを用いて行った。腫瘍切片の全ては対照としての
非悪性粘膜の部分を示した。陰性対照はリン酸緩衝化N
aClによって7E6抗体を置き換えることによって行
った。
【0080】
【発明の効果】本発明により、散在性胃癌の特異的検出
に有用なモノクローナル抗体が提供される。また、散在
性胃癌の検出および治療に有用な治療および診断手段が
提供される。[以下余白]
に有用なモノクローナル抗体が提供される。また、散在
性胃癌の検出および治療に有用な治療および診断手段が
提供される。[以下余白]
【0081】
(1)一般情報 (i)出願人: (A)名称:GSF−Forschungszentr
um fuerUmwelt und Gesundh
eit GmbH (B)通り: Ingolstaedter Land
str.1 (C)都市名: Oberschleissheim (E)国名: ドイツ国 (F)郵便番号: 85764 (ii)発明の名称: ヒト悪性腫瘍の診断および治療
の基礎としてのE−カドヘリンの突然変異体 (iii)配列の数: 41 (v)コンピューターが読み込むことのできる形態: (A)媒体種: フロッピーディスク (B)コンピューター: IBM PC互換機 (C)オペレーティングシステム: PC−DOS/M
S−DOS (D)ソフトウェア: パテントイン(PatentI
n) リリース #1.0、バージョン#1.30(EPO) (vi)前出願の情報: (A)出願番号: DE196 29 938.1 (B)出願日: 1996年7月24日
um fuerUmwelt und Gesundh
eit GmbH (B)通り: Ingolstaedter Land
str.1 (C)都市名: Oberschleissheim (E)国名: ドイツ国 (F)郵便番号: 85764 (ii)発明の名称: ヒト悪性腫瘍の診断および治療
の基礎としてのE−カドヘリンの突然変異体 (iii)配列の数: 41 (v)コンピューターが読み込むことのできる形態: (A)媒体種: フロッピーディスク (B)コンピューター: IBM PC互換機 (C)オペレーティングシステム: PC−DOS/M
S−DOS (D)ソフトウェア: パテントイン(PatentI
n) リリース #1.0、バージョン#1.30(EPO) (vi)前出願の情報: (A)出願番号: DE196 29 938.1 (B)出願日: 1996年7月24日
【0082】(2)配列番号(SEQ ID NO):
1の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:1:
1の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:1:
【0083】(2)配列番号(SEQ ID NO):
2の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:2:
2の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:2:
【0084】(2)配列番号(SEQ ID NO):
3の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”突然変異”E−カド
ヘリン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1036del15 (xi)配列: SEQ ID NO:3:
3の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”突然変異”E−カド
ヘリン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1036del15 (xi)配列: SEQ ID NO:3:
【0085】(2)配列番号(SEQ ID NO):
4の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1103del129 (xi)配列: SEQ ID NO:4:
4の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1103del129 (xi)配列: SEQ ID NO:4:
【0086】(2)配列番号(SEQ ID NO):
5の情報: (1)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1232del183 (xi)配列: SEQ ID NO:5:
5の情報: (1)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1232del183 (xi)配列: SEQ ID NO:5:
【0087】(2)配列番号(SEQ ID NO):
6の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1414del69 (xi)配列: SEQ ID NO:6:
6の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1414del69 (xi)配列: SEQ ID NO:6:
【0088】(2)配列番号(SEQ ID NO):
7の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Asp370Ala (xi)配列: SEQ ID NO:7:
7の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Asp370Ala (xi)配列: SEQ ID NO:7:
【0089】(2)配列番号(SEQ ID NO):
8の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Val598Gln (xi)配列: SEQ ID NO:8:
8の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Val598Gln (xi)配列: SEQ ID NO:8:
【0090】(2)配列番号(SEQ ID NO):
9の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Arg598Gln (xi)配列: SEQ ID NO:9:
9の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Arg598Gln (xi)配列: SEQ ID NO:9:
【0091】(2)配列番号(SEQ ID NO):
10の情報 (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:826del9 (xi)配列: SEQ ID NO:10:
10の情報 (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:826del9 (xi)配列: SEQ ID NO:10:
【0092】(2)配列番号(SEQ ID NO):
11の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 17塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: atg (xi)配列: SEQ ID NO:11:
11の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 17塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: atg (xi)配列: SEQ ID NO:11:
【0093】(2)配列番号(SEQ ID NO):
12の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (Vii)直接の起源: (B)ライブラリー名: Ex8(xi)配列: SE
Q ID NO:12:
12の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (Vii)直接の起源: (B)ライブラリー名: Ex8(xi)配列: SE
Q ID NO:12:
【0094】(2)配列番号(SEQ ID NO):
13の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 21塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex9/1 (xi)配列: SEQ ID NO:13:
13の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 21塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex9/1 (xi)配列: SEQ ID NO:13:
【0095】(2)配列番号(SEQ ID NO):
14の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx10 (xi)配列: SEQ ID NO:14:
14の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx10 (xi)配列: SEQ ID NO:14:
【0096】(2)配列番号(SEQ ID NO):
15の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー : 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: r3’/2/neu (xi)配列: SEQ ID NO:15:
15の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー : 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: r3’/2/neu (xi)配列: SEQ ID NO:15:
【0097】(2)配列番号(SEQ ID NO):
16の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)類の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex7 (xi)配列: SEQ ID NO:16:
16の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)類の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex7 (xi)配列: SEQ ID NO:16:
【0098】(2)配列番号(SEQ ID NO):
17の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 24塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx11 (xi)配列: SEQ ID NO:17:
17の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 24塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”プライマー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx11 (xi)配列: SEQ ID NO:17:
【0099】(2)配列番号(SEQ ID NO):
18の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: ATG (xi)配列: SEQ ID NO:18:
18の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: ATG (xi)配列: SEQ ID NO:18:
【0100】(2)配列番号(SEQ ID NO):
19の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ 24塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex5 (xi)配列: SEQ ID NO:19:
19の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ 24塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex5 (xi)配列: SEQ ID NO:19:
【0101】(2)配列番号(SEQ ID NO):
20の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 22塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex9/2a (xi)配列: SEQ ID NO:20:
20の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 22塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex9/2a (xi)配列: SEQ ID NO:20:
【0102】(2)配列番号(SEQ ID NO):
21の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 21塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex10/2 (xi)配列: SEQ ID NO:21:
21の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 21塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex10/2 (xi)配列: SEQ ID NO:21:
【0103】(2)配列番号(SEQ ID NO):
22の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 21塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex13 (xi)配列: SEQ ID NO:22:
22の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 21塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”順方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: Ex13 (xi)配列: SEQ ID NO:22:
【0104】(2)配列番号(SEQ ID NO):
23の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 22塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx6 (xi)配列: SEQ ID NO:23:
23の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 22塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx6 (xi)配列: SEQ ID NO:23:
【0105】(2)配列番号(SEQ ID NO):
24の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx10/2 (xi)配列: SEQ ID NO:24:
24の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx10/2 (xi)配列: SEQ ID NO:24:
【0106】(2)配列番号(SEQ ID NO):
25の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 21塩基対 (B)型 : 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx11 (xi)配列: SEQ ID NO:25:
25の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 21塩基対 (B)型 : 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx11 (xi)配列: SEQ ID NO:25:
【0107】(2)配列番号(SEQ ID NO):
26の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 25塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx13 (xi)配列: SEQ ID NO:26:
26の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 25塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: rEx13 (xi)配列: SEQ ID NO:26:
【0108】(2)配列番号(SEQ ID NO):
27の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: r3prime (xi)配列: SEQ ID NO:27:
27の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 18塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: 他の核酸 (A)配列の種類: /desc=”逆方向プライマ
ー” (vii)直接の起源: (B)クローン名: r3prime (xi)配列: SEQ ID NO:27:
【0109】(2)配列番号(SEQ ID NO):
28の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:563del63 (xi)配列: SEQ ID NO:28:
28の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:563del63 (xi)配列: SEQ ID NO:28:
【0110】(2)配列番号(SEQ ID NO):
29の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:706del19 (xi)配列: SEQ ID NO:29:
29の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:706del19 (xi)配列: SEQ ID NO:29:
【0111】(2)配列番号(SEQ ID NO):
30の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1036del15 (xi)配列: SEQ ID NO:30:
30の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1036del15 (xi)配列: SEQ ID NO:30:
【0112】(2)配列番号(SEQ ID NO):
31の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1103del129 (xi)配列: SEQ ID NO:31:
31の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1103del129 (xi)配列: SEQ ID NO:31:
【0113】(2)配列番号(SEQ ID NO):
32の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1232del183 (xi)配列: SEQ ID NO:32:
32の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1232del183 (xi)配列: SEQ ID NO:32:
【0114】(2)配列番号(SEQ ID NO):
33の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 57塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1414del69 (xi)配列: SEQ ID NO:33:
33の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 57塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:1414del69 (xi)配列: SEQ ID NO:33:
【0115】(2)配列番号(SEQ ID NO):
34の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体土の位置:Asp370Ala (xi)配列: SEQ ID NO:34:
34の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体土の位置:Asp370Ala (xi)配列: SEQ ID NO:34:
【0116】(2)配列番号(SEQ ID NO):
35の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Val473Asp (xi)配列: SEQ ID NO:35:
35の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Val473Asp (xi)配列: SEQ ID NO:35:
【0117】(2)配列番号(SEQ ID NO):
36の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Arg598Gln (xi)配列: SEQ ID NO:36:
36の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:Arg598Gln (xi)配列: SEQ ID NO:36:
【0118】(2)配列番号(SEQ ID NO):
37の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎮状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:826del9 (xi)配列: SEQ ID NO:37:
37の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 60塩基対 (B)型: 核酸 (C)鎖の数: 一本鎖 (D)トポロジー: 直鎮状 (ii)配列の種類: DNA(genomic) (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:826del9 (xi)配列: SEQ ID NO:37:
【0119】(2)配列番号(SEQ ID NO):
38の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:563del63 (xi)配列: SEQ ID NO:38:
38の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:563del63 (xi)配列: SEQ ID NO:38:
【0120】(2)配列番号(SEQ ID NO):
39の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:706del9 (xi)配列: SEQ ID NO:39:
39の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: 突然変異E−カドヘリ
ン (viii):ゲノム内での位置: (B):染色体上の位置:706del9 (xi)配列: SEQ ID NO:39:
【0121】(2)配列番号(SEQ ID NO):
40の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:40:
40の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:40:
【0122】(2)配列番号(SEQ ID NO):
41の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:41:
41の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:41:
【0123】(2)配列番号(SEQ ID NO):
42の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源 (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:42:
42の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源 (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:42:
【0124】(2)配列番号(SEQ ID NO):
43の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:43:
43の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:43:
【0125】(2)配列番号(SEQ ID NO):
44の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:44:
44の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:44:
【0126】(2)配列番号(SEQ ID NO):
45の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:45:
45の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:45:
【0127】(2)配列番号(SEQ ID NO):
46の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:46:
46の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型: アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:46:
【0128】(2)配列番号(SEQ ID NO):
47の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:47: [以下余白]
47の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ: 20アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トポロジー: 直鎖状 (ii)配列の種類: ペプチド (vi)起源: (A)生物名: ヒト (C)個体.単離クローン名: ”正常”E−カドヘリ
ン (xi)配列: SEQ ID NO:47: [以下余白]
【図1】 典型的には枠内欠失である散在性胃癌におけ
るE−カドヘリン突然変異を表す図である。
るE−カドヘリン突然変異を表す図である。
【図2】 免疫蛍光による突然変異E−カドヘリンの膜
位置を表す顕微鏡写真である。
位置を表す顕微鏡写真である。
【図3】 免疫電子顕微鏡検による突然変異E−カドヘ
リンの膜位置を表す顕微鏡写真である。
リンの膜位置を表す顕微鏡写真である。
【図4】 本発明によるE−カドヘリン突然変異の迅速
な診断のフローダイアグラムである。
な診断のフローダイアグラムである。
【図5】 突然変異−特異的E−カドヘリン抗体7E6
によって染色されたウェスタンブロットを示す写真であ
る。
によって染色されたウェスタンブロットを示す写真であ
る。
【図6】 突然変異−特異的E−カドヘリン抗体7E6
によって染色された免疫組織を表す顕微鏡写真である。
によって染色された免疫組織を表す顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12N 15/02 G01N 33/53 D 15/09 ZNA 33/574 D C12P 21/08 A C12Q 1/68 33/577 B G01N 33/53 A61K 37/02 ADU 33/574 C12N 5/00 B 15/00 C 33/577 ZNAA //(C12N 5/10 C12R 1:91) (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 カール−フリードリッヒ・ベッカー ドイツ・D−85748・ガルシング・バイ・ ミュンヘン・ローゼンシュトラーセ・37 (72)発明者 エリーザベト・クレマー ドイツ・D−85354・フライジング・ウン テレ・ハウプトシュトラーセ・28 (72)発明者 マンフレート・オイリッツ ドイツ・D−81677・ミュンヘン・ツァウ バーシュトラーセ・39 (72)発明者 クリストーフ・シューマッハー ドイツ・D−80639・ミュンヘン・ローマ ンシュトラーセ・4
Claims (22)
- 【請求項1】 DNAレベルでの枠内突然変異によって
生じ、少なくとも、 a.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットまたはその多量体の喪失に導き、引き続い
て野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくとも1つのアミ
ノ酸の欠失に導く、または b.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットの1または2のヌクレオチドの交換に導
き、引き続いて野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくと
も1つのアミノ酸の交換に導く、突然変異したE−カド
ヘリンのアミノ酸配列に特異的に向けられたモノクロー
ナル抗体。 - 【請求項2】 前記抗体が、DNAレベルでの枠内突然
変異によって生じ、RNAレベルでエクソン8、エクソ
ン9、またはエクソン10における少なくとも1つの塩
基トリプレットまたはその多量体の喪失に導く突然変異
したE−カドヘリンのアミノ酸配列に向けられたことを
特徴とする請求項1記載のモノクローナル抗体。 - 【請求項3】 該抗体が、以下の群: (式中、「/」は欠失の位置を示し、下線を施した文字
は点突然変異によって変化したアミノ酸を示し、各々は
野生型E−カドヘリン蛋白質と比較したものである)の
少なくとも1つから選択される、野生型E−カドヘリン
と比較して欠失またはアミノ酸変化によって生じた前記
アミノ酸配列の少なくとも1つ内の配列領域を認識する
ことを特徴とする請求項1または2記載のモノクローナ
ル抗体。 - 【請求項4】 請求項3記載の少なくとも1のアミノ酸
配列に特異的に向けられた少なくとも2つのモノクロー
ナル抗体の混合物からなるモノクローナル抗体。 - 【請求項5】 前記抗体が突然変異した膜貫通E−カド
ヘリンのアミノ酸配列に特異的に向けられたことを特徴
とする請求項1記載のモノクローナル抗体。 - 【請求項6】 細胞系がハイブリドーマ細胞系デルタC
AD−9、クローン7E6−1、受託番号DSM AC
C 2277であることを特徴とする請求項1記載のモ
ノクローナル抗体を産生する細胞系。 - 【請求項7】 請求項1記載の少なくとも1つのモノク
ローナル抗体を含む胃癌細胞の検出用免疫試験方法。 - 【請求項8】 DNAレベルでの枠内突然変異によって
生じ、少なくとも a.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットまたはその多量体の喪失に導ぎ、引き続い
て野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくとも1つのアミ
ノ酸の欠失に導く、または b.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットの1または2のヌクレオチドの交換に導
き、引き続いて野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくと
も1つのアミノ酸の交換に導く、突然変異した配列を特
異的に含むように選択されたE−カドヘリンの突然変異
したエクソン領域のDNAおよびcDNA配列の増幅の
ためのPCRプロセス用プライマー。 - 【請求項9】 突然変異したE−カドヘリン配列を特異
的に含むように選択され、かつ以下の群: の少なくとも1つのプライマーから選択されるE−カド
ヘリンの突然変異したエクソンのDNAおよびcDNA
配列の増幅のための請求項8記載のPCRプロセス用プ
ライマー。 - 【請求項10】 突然変異したE−カドヘリンのDNA
もしくはcDNAまたはそれから誘導されたRNAに特
異的にハイブリダイズする少なくとも1つの核酸を有効
物質として含有し、該DNAまたはcDNAか、少なく
とも a.RNAレベルでエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットまたはその多量体の喪失に導き、引き続い
て野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくとも1つのアミ
ノ酸の欠失に導く、または b.RNAレベルてエクソン中に少なくとも1つの塩基
トリプレットの1または2のヌクレオチドの交換に導
き、引き続いて野生型E−カドヘリン蛋白質の少なくと
も1つのアミノ酸の交換に導く、枠内突然変異に導くこ
とを特徴とする治療または診断手段。 - 【請求項11】 前記手段が、少なくともストレンジェ
ント条件下で、下記のDNA配列: もしくはその相補的鎖またはそれから誘導されるRNA
配列の少なくともいくつかにハイブリダイズする少なく
とも1の核酸を有効物質として含有し、少なくとも枠内
突然変異によって生じる配列領域も含まれることを特徴
とする請求項10記載の手段。 - 【請求項12】 前記核酸がストリンジェント条件下で
ハイブリダイズすることを特徴とする請求項10または
11記載の手段。 - 【請求項13】 胃癌の診断および治療のための1以上
の請求項1から5のいずれかに記載のモノクローナル抗
体の使用。 - 【請求項14】 治療用のモノクローナル抗体が少なく
とも複数の胃癌細胞の選択的排除のための手段に結合す
ることを特徴とする請求項13記載の使用。 - 【請求項15】 モノクローナル抗休をトキシンまたは
照射源に結合することを特徴とする請求項14記載の使
用。 - 【請求項16】 以下の群: (式中、「/」は欠失の位置を示し、下線を施した文字
は点突然変異によって変化したアミノ酸を示し、各々は
野生型E−カドヘリン蛋白質と比較したものである)の
少なくとも1つの配列から選択される、野生型E−カド
ヘリンと比較して欠失またはアミノ酸変化によって生じ
た前記オリゴヌクレオチドの1つの少なくともアミノ酸
配列領域をコードすることを特徴とするDNAオリゴヌ
クレオチド。 - 【請求項17】 請求項16記載のDNAオリゴヌクレ
オチドの1つに少なくともストリンジェント条件下でハ
イブリダイズすることを特徴とするDNAオリゴヌタレ
オチド。 - 【請求項18】 以下の群: (式中、「/」は欠失の位置を示し、下線を施した文字
は点突然変異によって変化したアミノ酸を示し、各々は
野生型E−カドヘリン蛋白質と比較したものである)の
少なくとも1つの配列から選択される、野生型E−カド
ヘリンと比較して欠失またはアミノ酸変化によって生じ
た前記アミノ酸配列の少なくとも1つの少なくとも配列
領域を含有することを特徴とするオリゴペプチド。 - 【請求項19】 a.ヒト細胞を含有する試料物質を供
し、 b.ヒト細胞からmRNAを回収し、 c.mRNAを逆転写し、 d.請求項8または9記載のプライマーを用いてポリメ
ラーゼ連鎖反応を行い、 e.ポリメラーゼ連鎖反応の反応生成物を分離し分析す
る; 工程からなるヒト細胞を含む試料物質中の腫瘍細胞の検
出方法。 - 【請求項20】 腫瘍細胞が胃癌細胞であることを特徴
とする請求項19記載の方法。 - 【請求項21】 腫瘍の免疫療法のための請求項16ま
たは17記載のオリゴヌクレオチドの使用。 - 【請求項22】 胃癌細胞の免疫療法のための請求項2
1記載の使用。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10042794A JPH11292900A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | ヒト悪性腫瘍の診断および治療の基礎としてのe−カドヘリンの突然変異体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10042794A JPH11292900A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | ヒト悪性腫瘍の診断および治療の基礎としてのe−カドヘリンの突然変異体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11292900A true JPH11292900A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=12645884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10042794A Withdrawn JPH11292900A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | ヒト悪性腫瘍の診断および治療の基礎としてのe−カドヘリンの突然変異体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11292900A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7452537B2 (en) | 2005-04-26 | 2008-11-18 | Agouron Pharmaceuticals, Inc. | P-cadherin antibodies |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP10042794A patent/JPH11292900A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7452537B2 (en) | 2005-04-26 | 2008-11-18 | Agouron Pharmaceuticals, Inc. | P-cadherin antibodies |
US7928214B2 (en) | 2005-04-26 | 2011-04-19 | Agouron Pharmaceuticals, Inc. | P-cadherin antibodies |
US8974781B2 (en) | 2005-04-26 | 2015-03-10 | Pfizer Inc. | P-cadherin antibodies |
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