JPH11292797A - テクネチウム−99mジエチレントリアミン五酢酸ジエステルの製造方法 - Google Patents
テクネチウム−99mジエチレントリアミン五酢酸ジエステルの製造方法Info
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Abstract
チレントリアミン五酢酸ジエステルキットを提供するこ
と。 【解決手段】腎障害診断用のテクネチウム-99mで放射能
ラベルされたジエチレントリアミン五酢酸ジエステルキ
ットであって、このテクネチウム-99mジエチレントリア
ミン五酢酸ジエステルは、シリカゲル/アセトンTLC
システムにおいてRf値=ゼロを有し、シリカゲル/ア
セトニトリル・水(1:1)TLCシステムにおいてR
f値=1を有し、ペーパー電気泳動に際して標準化合物
(テクネチウム-99mジエチレントリアミン五酢酸)に比
較して1/2 オーダーで移動するキット。
Description
ウム99m で放射能ラベルされたジエチレントリアミン五
酢酸ジエステルキットに関する。
ウム-99mジエチレントリアミン五酢酸およびヨード-131
オルトヨード馬尿酸塩のような幾つかの特定の物質につ
いて、イヌの血液から尿への移行速度が測定されてい
る。これらの化合物は、糸球体濾過または尿細管分泌に
よって血液から除去されることができる。
酢酸は、広く入手可能で前記評価に用いられているが、
糸球体濾過によって除去されるので、抽出効率は20%に
すぎない。従って、この試薬を用いると、低いターゲッ
ト/バックグラウンド比を生じるため、多くの場合に、
腎機能の損傷した患者について非診断的画像が得られ
る。
-131またはヨード-123でラベルされたオルトヨード馬尿
酸塩は、主に尿細管分泌によって除去され、そのため非
常に高い抽出効率(87%)を有する。この化合物は、腎
機能の低い患者にとって極めて有用である。しかし、ヨ
ード-131は患者に対して高い放射線量を与えるだけでな
く、最適でないエネルギー特性に起因して低い空間分解
能を示す。一方、ヨード-123は理想的なエネルギーを有
しているが、非常に高価で且つ広く入手可能ではない。
これらの問題が、オルトヨード馬尿酸塩と同様の腎特性
を有するが、テクネチウム-99mのような最適エネルギー
特性をもった放射性核種でラベルされている薬剤の研究
へと導いている。
クネチウム-99mメルカプトアセチルグリシルグリシルグ
リシンが臨床的用途のために提供された。しかし、この
化合物は下記の点において、ヨード-131オルトヨード馬
尿酸塩の略最適な腎特性から著しく外れていた。
グリシルグリシルグリシンの腎抽出は、ヨード-131オル
トヨードイヌ塩の腎抽出が79%であるのに比較して、
僅か53%にしか過ぎない。
グリシルグリシルグリシンの高い結合性(77%)は、
ヨード-131オルトヨード馬尿酸塩の穏和な値(32%)
に比較して高い。
グリシルグリシルグリシンは、著しく高価であり、この
国(インド)では入手できない。
グリシルグリシルグリシンのキットは、再生に著しい熟
練を要し、さもなければ結果が変動する。
異なり、テクネチウム-99mメルカプトアセチルグリシル
グリシルグリシンについては、肝胆系に望ましくない蓄
積が観察される。
規化合物、即ち、テクネチウム-99mジメチレントリアミ
ン五酢酸ジエステルと、該化合物の製造方法を開発し
た。
ネチウム-99mで放射能ラベルされたジエチレントリアミ
ン五酢酸ジエステルキットであって、該テクネチウム-9
9mジエチレントリアミン五酢酸ジエステルはシリカゲル
/アセトンTLCシステムにおいてRf値=ゼロを有
し、該テクネチウム-99mジエチレントリアミン五酢酸ジ
エステルはシリカゲル/アセトニトリル・水(1:1)
TLCシステムにおいてRf値=1を有し、該テクネチ
ウム-99mジエチレントリアミン五酢酸ジエステルは、ペ
ーパー電気泳動に際して標準化合物(テクネチウム-99m
ジエチレントリアミン五酢酸)に比較して1/2 オーダー
で移動するキットを提供する。
ム-99 m放射能ラベルされたジエチレントリアミン五酢
酸の製造法であって、(a)適切な量の第一スズイオン
を、公知の方法で製造されたジエチレントリアミン五酢
酸ジエステルの希釈水溶液に添加する工程と、(b)工
程(a) で得られた溶液を、窒素でフラッシュされ且つゴ
ムでシールされた空の注射瓶の中に維持する工程と、
(c)前記キットを凍結乾燥し、工程(b) で得られたよ
うにして4℃で保存する工程と、(d)99m TcO4 を
添加する前に前記キットを室温にすることによって、前
記凍結乾燥した生成物をTc-99mで放射能ラベルする工
程と、(e)前記キットを激しく震盪させて、1時間以
内に使用可能な放射能ラベルされた製品を得る工程とを
具備した方法を提供する。
レントリアミン五酢酸ジエステルは次のようにして製造
される: [a]従来の方法で、ジエチレントリアミン五酢酸の二
無水物をエステル化し、[b]得られた半固体マスを蒸
発させ、[c]有機溶媒と共に粉砕して粗製ジエステル
を得、[d]アルコールからの再結晶化によって、粗製
ジエステルを精製する。
は、ジエチレントリアミン五酢酸の二無水物を、溶媒の
存在下でアルコールと共に加熱することにより行われ
る。
媒は、ピリジン、ピペリジンおよびピコリン等から選択
される。
用する溶媒は、石油エーテル、ベンゼン、トルエン等か
ら選択される。
用いる溶媒は、メタノール、エタノールプロパノール、
イソプロパノール等から選択される。
たジエチレントリアミン五酢酸ジエステルキットの製造
においては、二水和物の形の塩化第一スズを窒素ガスで
パージしたHCl希釈水に溶解することにより調製され
た、塩化第二スズを使用することによって第一スズが導
入される。
することにより本発明を更に詳細に説明するが、これら
の実施例は、本発明の範囲を限定するものと解釈されて
はならない。テクネチウム-99mジエチレントリアミン五
酢酸ジエステルは次のようにして製造される。
のエステル化; 2.放射能ラベルのための、ジエチレントリアミン五酢
酸ジメチルエステルおよび第一スズイオンを含む凍結さ
れたキットの調合;および 3.上記の凍結された99m TcO4 キットの放射能ラベ
ル化。
W.C.エッケルマン等の方法に従って(J. Pharm. Sc
i. 64, 704-706, 1975)、ジメチレントリアミン五酢酸
無水物から製造される。
でアルコールと共に加熱することにより、ジエチレント
リアミン五酢酸ジエステルに変換した。次いで、この混
合物を蒸発させ、半固体マスを溶媒と共に粉砕して、粗
製ジエステルを得た。次いで、これを水性アルコールか
ら再結晶化することにより精製し、所望の物質を得た。
この物質は、融点の測定、元素分析および核磁気共鳴ス
ペクトル分析によって同定された。
放射能ラベルするためのキットを、適切な量の第一スズ
イオンを添加した上記リガンドの希釈水溶液から調製し
た。次いで、このキットの瓶を凍結乾燥し、4℃で保存
した。テクネチウム-99mで放射能ラベルする際には、キ
ットを室温にして、所望量の水性99m-TcO4 をキット
瓶に注入する。こうして得られた放射能ラベル生成物を
薄層クロマトグラフィーおよびペーパー電気泳動によっ
て同定し、短時間のうちに消費した。
製造:乾燥ピリジン(120 ml)中のジエチレントリアミ
ン五酢酸二無水物(7.2 g)の溶液を、乾燥メタノール
(3ml)に添加し、この混合物を環流下で18時間加熱
した。次いで、この物質を蒸発させ、残渣の半固体マス
をジエチルエーテルと共に粉砕し、固体の粗製エステル
(7g)を得た。次いで、これをエタノール−水(1:
1)からの再結晶によって精製し、融点m.p.が176-178
℃の純粋な物質を得た。PMR(D2 O):δ 3.20-
3.56 (br, 8H,>N-CH 2 -CH 2 -N-CH 2 -CH 2 -N<);
3.48(s,6H,2×CO2 CH 3 );3.94-4.28 (m, 1 OH,
3×CH 2 CO2 H および 2×CH 2 COCH3 ) C16H27N
3 O10から計算された分析値:C,45.60 %;H,6.46
%;N,9.97%、実測値:C,45.34 %;H,6.78%;
N,9.76%。
ントリアミン五酢酸ジメチルエステルのキット処方 窒素でフラッシュし、ゴムでシールされた空の注射瓶
に、水(1ml)中のジエチレントリアミン五酢酸ジメチ
ルエステル(10mg)の溶液を加え、そこに水酸化ナトリ
ウム溶液を丁度溶解するように添加し、塩酸によりpH
を4に調節し、次いで塩化第一スズ二水和物(10 mg )
をN2 パージ水(10 ml )で希釈した塩酸(6N、50μ
l)に溶解することにより調製した塩化スズ溶液(50μ
l)を加え、pHを4に調節して凍結乾燥した。
ルエステルキットの、テクネチウム-99mによる放射能ラ
ベリング 上記のようにして製造されたキットを室温にして、テク
ネチウム-99m過テクネチウム酸(99m TcO4 )(0.1-
0.2 mlの水中、2.20 mCi)を添加し、激しく震盪して1
時間以内に使用した。
五酢酸ジメチルエステルの、完全な化学的および生物学
的詳細>: [a]薄層クロマトグラフィー:二つのTLC系、即ち
(a)シリカゲル/アセトン系および(b)シリカゲル
/アセトニトリル- 水(1:1)系を用いた。これらの
二つの系において、テクネチウム-99mジエチレントリア
ミン五酢酸ジメチルエステルは、それぞれ、0および1
のRf値を示した。
浸漬したワットマン紙片上で行われた。この紙片には、
テクネチウム-99m- ジエチレントリアミン五酢酸ジメチ
ルエステルを、標準としてのテクネチウム-99mジエチレ
ントリアミン五酢酸と共にスポットした。この紙を横切
って3.000 ボルトの電位差を印加し、システムを60分間
実行させた。テクネチウム-99mジエチレントリアミン五
酢酸ジメチルエステルは8cm移動する一方、標準化合物
は16cm移動し、両者共に上記の実験条件下でアノード
の方向に移動した。
テクネチウム-99mメルカプトアセチルグリシルグリシル
グリシンとの生体内分布の比較による、テクネチウム-9
9mジエチレントリアミン五酢酸ジエステルの生物学的評
価>マウスおよびラットにおいて、生体内分布の比較実
験を行った。マウスでは、テクネチウム-99mジエチレン
トリアミン五酢酸ジエステルまたはテクネチウム99m メ
ルカプトアセチルグリシルグリシルグリシンを、ヨード
-131オルトヨード馬尿酸塩と共に尾静脈を介して注入し
た。ラットはウレタンで麻酔し、上記の放射性化学物質
を大腿静脈を介して注入した。所定の時間をおいた後
に、動物を致死させ、臓器を計量瓶の中に採取した。そ
の課程で尿を喪失しないように多大の注意を払った。生
体内分布の結果を、表1に要約した。
エチレントリアミン五酢酸ジメチルエステルの腎血漿ク
リアランスを研究した。二つの血漿サンプルを、20分
および30分の時点で採取した。1コンパートメントモ
デルを用いて、クリアランスを計算した。ヨード-131オ
ルトヨードイ馬尿酸塩を標準として同時に注射した。ま
た、テクネチウム-99mメルカプトアセチルグリシルグリ
シルグリシンを用いて、この実験を行った。クリアラン
ス値は、上記二つの化合物について、それぞれ1.39およ
び1.45 ml /min /100gであり、ヨード-131オルトヨー
ド馬尿酸塩の値は2.68 ml /min /100gであった。テク
ネチウム-99mジエチレントリアミン五酢酸ジメチルエス
テルおよびテクネチウム-99mメルカプトアセチルグリシ
ルグリシルグリシン、並びに同時注入された馬尿酸塩に
ついてのイヌ(10-12 kg)における対応の値は、それぞ
れ、72、80 および157 ml/min であった。これらの値
は、ラット(0.82 ml /min /100g)またはイヌ(43 m
l /min )におけるテクネチウム-99mジエチレントリア
ミン五酢酸よりも大幅に高かった。
ントタールナトリウム(pentothal sodium)で麻酔したイ
ヌに対して、この動物をコンピュータ化されたガンマカ
メラの下に置いて、何れかの化合物を大腿静脈を介して
導入した。コンピュータテープの適切な窓を用いて、連
続的な画像を記録した。腎臓の周りの問題の領域を配置
することによって、上記のフレームから時間活性曲線を
作成した。問題の領域および曲線が図1、図2および図
3に示されており、これらの図は、上記二つの放射性薬
剤の腎臓からの放射能クリアランスが略匹敵することを
示している。
或いはイヌに対するシンチグラフィー実験から、テクネ
チウム-99mジエチレントリアミン五酢酸ジエステルは、
現在入手可能な(西側諸国のみ)テクネチウム-99mメル
カプトアセチルグリシルグリシルグリシンよりも優れた
腎機能剤である。何故なら、テクネチウム-99mメルカプ
トアセチルグリシルグリシルグリシンはかなりの量が肝
胆系に蓄積するのに対して、テクネチウム-99mジエチレ
ントリアミン五酢酸ジエステルは、肝胆系の蓄積がない
からである。更に、ジエチレントリアミン五酢酸のジエ
ステルは、トリペプチド誘導体のメルカプトアセチルグ
リシルグリシルグリシンに比較して容易に合成すること
ができ、従って、前者は臨床的用途に供し易い。繰り返
しになるが、ジエチレントリアミン五酢酸ジエステルの
テクネチウム-99mによるラベリングは、メルカプトアセ
チルグリシルグリシルグリシンよりも遥かに容易であ
り、従って、その前駆体であるジエチレントリアミン五
酢酸のラベリングと同様に、均一にラベルされた生成物
を容易に製造できると思われる。逆に、テクネチウム-9
9mメルカプトアセチルグリシルグリシルグリシンの生物
学的な結果における変動は、文献でよく知られているも
のである。
イヌに対するシンチグラフィー実験の結果を示す写真お
よび図である。
ウサギに対するシンチグラフィー実験の結果を示す写真
である。
ウサギに対するシンチグラフィー実験の結果を示す図で
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 腎障害診断用のテクネチウム-99mで放射
能ラベルされたジエチレントリアミン五酢酸ジエステル
キットであって、テクネチウム-99mジエチレントリアミ
ン五酢酸ジエステルは、シリカゲル/アセトンTLCシ
ステムおにいてRf値=ゼロを有し、シリカゲル/アセ
トニトリル・水(1:1)TLCシステムにおいてRf
値=1を有し、ペーパー電気泳動に際して標準化合物
(テクネチウム-99mジエチレントリアミン五酢酸)に比
較して1/2 オーダーで移動するキット。 - 【請求項2】 腎障害診断用のテクネチウム-99 m放射
能ラベルされたジエチレントリアミン五酢酸の製造法で
あって、 (a)適切な量の第一スズイオンを公知の方法で製造さ
れたジエチレントリアミン五酢酸ジエステルの希釈水溶
液に添加する工程と、 (b)工程(a) で得られた溶液を、窒素でフラッシュさ
れ且つゴムでシールされた空の注射瓶の中に維持する工
程と、 (c)前記キットを凍結乾燥し、工程(b) で得られたよ
うにして、該凍結乾燥した製品を4℃で保存する工程
と、 (d)99m TcO4 を添加する前に前記キットを室温に
することによって、前記凍結乾燥した生成物をTc-99m
で放射能ラベルする工程と、 (e)前記キットを激しく震盪させて、1時間以内に使
用可能な放射能ラベルされた製品を得る工程とを具備し
た方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の方法であって、前記ジ
エチレントリアミン五酢酸ジエステルが、 [a]ジエチレントリアミン五酢酸の二無水物を公知の
方法でエステル化し、 [b]得られた半固体マスを蒸発させ、 [c]有機溶媒と共に粉砕して粗製ジエステルを得、 [d]この粗製ジエステルを、アルコールからの再結晶
化により精製することによって製造される方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の方法であって、前記エ
ステル化が、ジエチレントリアミン五酢酸の二無水物を
溶媒の存在下でアルコールと共に加熱することにより行
われる方法。 - 【請求項5】 請求項3に記載の方法であって、使用す
る前記アルコールはメタノール、エタノール、プロパノ
ール、イソプロパノール等から選択される方法。 - 【請求項6】 請求項3に記載の方法であって、使用す
る前記溶媒は、ピリジン、ピペリジン、ピコリン等から
選択される方法。 - 【請求項7】 請求項3に記載の方法であって、使用す
る前記粉砕のために溶媒は、石油エーテル、ベンゼン、
トルエン等から選択される方法。 - 【請求項8】 請求項3に記載の方法であって、前記結
晶化のために使用するアルコールは、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、イソプロパノール等から選択さ
れる方法。 - 【請求項9】 腎障害診断用のテクネチウム-99m放射能
ラベルされたジエチレントリアミン五酢酸ジエステルキ
ットであって、二水和物の形の塩化第一スズを窒素パー
ジされた水で希釈したHCl中に溶解することにより調
製された、塩化第一スズを用いることによってスズが導
入されるキット。
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