JPH1129182A - 冷菓用容器、冷菓用容器収納具、及びその使用方法 - Google Patents

冷菓用容器、冷菓用容器収納具、及びその使用方法

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JPH1129182A
JPH1129182A JP9194903A JP19490397A JPH1129182A JP H1129182 A JPH1129182 A JP H1129182A JP 9194903 A JP9194903 A JP 9194903A JP 19490397 A JP19490397 A JP 19490397A JP H1129182 A JPH1129182 A JP H1129182A
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container
microwave
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side wall
area
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JP9194903A
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English (en)
Inventor
Mamoru Tomita
守 冨田
Kazuyoshi Toyama
一吉 外山
Sadayuki Kokubo
貞之 小久保
Kazumi Sakurai
一美 桜井
Michio Ikeda
三知男 池田
Shigeru Iwaki
茂 岩木
Mihoko Yamamoto
美穂子 山本
Masahiro Yamada
昌弘 山田
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Morinaga Milk Industry Co Ltd
Original Assignee
Morinaga Milk Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子レンジ解凍時に、冷菓全体を均一に加熱
解凍可能で、技術的に作成が容易であり、かつゴミの量
の低減が可能な冷菓用容器、冷菓用容器収納具、及びそ
の使用方法を提供する。 【解決手段】 マイクロ波透過部を設けた容器底面の周
縁部がマイクロ波遮蔽材からなり、前記マイクロ波遮蔽
材からなる周縁部の面積が容器全底面積の30〜80%
(面積率)であり、かつ容器の底部から容器の高さの少
なくとも1/10がマイクロ波遮蔽材からなる容器側壁
で構成された冷菓用容器、マイクロ波透過部を設けた容
器収納具底面の周縁部がマイクロ波遮蔽材からなり、前
記マイクロ波遮蔽材からなる周縁部の面積が容器収納具
全底面積の30〜80%(面積率)であり、かつ容器収
納具に収納される容器の底部から容器の高さの少なくと
も1/10がマイクロ波遮蔽材からなる容器収納具側壁
で構成された冷菓用容器収納具、及びこれらの使用方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シェイク等に代表
される冷菓の電子レンジ解凍時に、該冷菓全体を均一に
加熱解凍可能な冷菓用容器、冷菓用容器収納具、及びそ
の使用方法に関するものである。
【0002】なお、本明細書において、百分率(%)の
表示は、特に断りのない限り重量による値である。
【0003】
【従来の技術】従来、冷菓を収納し、その加熱解凍時に
使用される電子レンジ用容器としては、冷菓の内、その
チョコレートソース等の冷凍トッピングのみを特異的に
加熱し、アイスクリーム部分を非加熱とすることを目的
とした、蓋の上面中心部分をマイクロ波透過材で構成
し、アイスクリームが収納されるカップの底面及び側壁
面全体をマイクロ波遮蔽材で構成したアイスクリームサ
ンデー用容器が開示されている(実公平6−16538
号公報)。
【0004】更に、電子レンジにより半解凍状態にして
食されるシェイク等の冷菓を得ることを目的として、凍
結状態の冷菓を側壁及び底壁が内外二重構造とされた密
封容器に収納することが開示されている(実開平3−1
05288号公報)。
【0005】しかしながら、これらの従来技術には、次
に記載するとおりの不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のとおり、アイス
クリームサンデー用容器は、チョコレートソース等の冷
凍トッピングのみを特異的に加熱し、アイスクリーム部
分を非加熱とすることを目的としており、電子レンジ解
凍時に、全体を均一に加熱解凍するという課題は解決さ
れていなかった。
【0007】また、凍結状態の冷菓を側壁及び底壁が内
外二重構造とされた密封容器に収納する従来技術では、
側壁及び底壁が内外二重構造とする技術的困難性に加
え、コストが高く、また、カップが内外二重構造となる
ことによりゴミの量が倍増するという、好ましくない欠
点を有していた。
【0008】本発明者らは、前記従来技術に鑑みて、マ
イクロ波透過部を設けた容器底面の周縁部がマイクロ波
遮蔽材からなり、前記マイクロ波遮蔽材からなる周縁部
の面積が容器全底面積の30〜80%(面積率)であ
り、かつ容器の底部から容器の高さの少なくとも1/1
0に至るマイクロ波遮蔽材からなる容器側壁で構成され
た冷菓用容器、又はマイクロ波透過部を設けた容器収納
具底面の周縁部がマイクロ波遮蔽材からなり、前記マイ
クロ波遮蔽材からなる周縁部の面積が容器収納具全底面
積の30〜80%(面積率)であり、かつ容器収納具に
収納される容器の底部から容器の高さの少なくとも1/
10がマイクロ波遮蔽材からなる容器収納具側壁で構成
された冷菓用容器収納具に冷菓を収納することにより、
電子レンジ解凍時に、冷菓全体を均一に加熱解凍可能で
あることを見い出した。
【0009】本発明の目的は、従来の欠点を解消し、電
子レンジ解凍時に冷菓全体を均一に加熱解凍可能であ
り、技術的にも作成が容易であり、かつゴミの量の低減
が可能な冷菓用容器、冷菓用容器収納具、及びその使用
方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の第一の発明は、マイクロ波透過部を設けた容
器底面の周縁部がマイクロ波遮蔽材からなり、前記マイ
クロ波遮蔽材からなる周縁部の面積が容器全底面積の3
0〜80%(面積率)であり、かつ容器の底部から容器
の高さの少なくとも1/10がマイクロ波遮蔽材からな
る容器側壁で構成された冷菓用容器であり、前記容器
が、カップであること、及び前記冷菓用容器のマイクロ
波遮蔽材からなる容器側壁面積が、全側壁面積の7〜6
0%(面積率)であることを望ましい態様としてもい
る。
【0011】前記課題を解決するための本発明の第二の
発明は、マイクロ波透過部を設けた容器収納具底面の周
縁部がマイクロ波遮蔽材からなり、前記マイクロ波遮蔽
材からなる周縁部の面積が容器収納具全底面積の30〜
80%(面積率)であり、かつ容器収納具に収納される
容器の底部から容器の高さの少なくとも1/10がマイ
クロ波遮蔽材からなる容器収納具側壁で構成された冷菓
用容器収納具であり、前記容器収納具が、カップホルダ
ーであること、及び前記冷菓用容器収納具のマイクロ波
遮蔽材からなる容器収納具側壁面積が、前記容器収納具
に収納される容器の全側壁面積の7〜60%(面積率)
であることを望ましい態様としてもいる。
【0012】前記課題を解決するための本発明の第三の
発明は、前記冷菓用容器に冷菓を充填するか、又は冷菓
を充填した容器を前記冷菓用容器収納具に装着し、これ
らの容器に収納された冷菓を電子レンジで加熱すること
を特徴とする冷菓用容器又は冷菓用容器収納具の使用方
法である。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について詳述する
が、最初に本発明の第一の発明から説明する。
【0014】本発明の第一の発明の容器底面のマイクロ
波透過部には、マイクロ波を透過し、マイクロ波により
融解又は破壊することがなく、耐冷凍性、耐熱性、及び
水密性を備えており内容物が漏出することがなく、かつ
食品容器材料として無毒で官能的悪影響のないマイクロ
波透過材で構成される。マイクロ波透過材としては、
紙、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
リエチレンテレフタレート、セルロースアセテート等が
例示できる。
【0015】本発明の第一の発明の容器底面及び容器側
壁の一部を構成するマイクロ波遮蔽材としては、マイク
ロ波を遮蔽し、マイクロ波によりアーク放電を発生する
ことがなく、耐冷凍性、耐熱性、及び水密性を備えてお
り内容物が漏出することがなく、かつ食品容器材料とし
て無毒で官能的悪影響のない包装材が使用できる。具体
的には、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、セルロースアセテー
ト等のプラスチック製部材を、アルミニウム箔、アルミ
ニウム板、アルミニウム合金箔、アルミニウム合金板等
の導電性の金属部材に接着、ラミネート、若しくは膜厚
に蒸着したフィルム、シート等の包装材、又は前記プラ
スチック製部材に更に前記包装材を印刷、転写、貼着等
した包装材等を例示できる。
【0016】本発明の第一の発明においては、マイクロ
波透過部を設けた容器底面の周縁部をマイクロ波遮蔽材
で構成し、前記マイクロ波遮蔽材で構成した周縁部の面
積を容器全底面積の30〜80%(面積率)となし、か
つ容器側壁の一部を容器の底部から容器の高さの少なく
とも1/10をマイクロ波遮蔽材で構成することによ
り、電子レンジ解凍時に、内容物である冷菓の下面周辺
部が過溶解することなく、冷菓の中心部まで熱を伝導
し、冷菓全体をほぼ均一に加熱解凍することができる。
【0017】なお、本発明の第一の発明の冷菓用容器
は、前記のとおり本発明の冷菓用容器の前記各部分を前
記マイクロ波遮蔽材及びマイクロ波透過材でそれぞれ構
成した態様に限定されず、容器全体をマイクロ波透過材
で構成した後、前記容器底面及び容器側壁の一部に、マ
イクロ波遮蔽材を印刷、転写するか、マイクロ波遮蔽材
により構成されたフィルム若しくはシート等をシールと
して貼着するか、又はマイクロ波遮蔽材により構成され
たシュリンクフィルムを被覆すること等によっても構成
できる。特に、可燃物及び不燃物の分別廃棄の便宜、並
びにこれに伴うゴミの減量を考慮した場合、容器全体を
可燃性の紙等のマイクロ波透過材で構成し、前記容器底
面及び容器側壁の一部に、使用後剥離が容易な、マイク
ロ波遮蔽材により構成されたシールを貼着するか又はシ
ュリンクフィルムを被覆する構成が望ましい。
【0018】本発明の第一の発明の容器底面のマイクロ
波透過部の形状は、容器底面の周縁部がマイクロ波遮蔽
材からなり、前記マイクロ波遮蔽材からなる周縁部の面
積が容器全底面積の30〜80%(面積率)であれば特
に限定されず、円形、リング状、多角形等いずれであっ
てもよいが、容器底面の形状と略同形状とすることが望
ましい。特に、容器底面の形状が円形の場合には、マイ
クロ波透過部の形状は、円形、リング状、中心部を円形
とするとともにその外周を同心円状の複数のリング状と
した形状、又は複数のリング状とした形状とすることが
望ましい。
【0019】本発明の第一の発明の容器側壁は、容器側
壁の一部が、容器の底部から容器の高さの少なくとも1
/10がマイクロ波遮蔽材からなるものであれば特に限
定されず、容器側壁の残りの部分は、マイクロ波透過
材、又は必要に応じてマイクロ波遮蔽材により構成され
る。具体的には、容器側壁の残りの部分を全てマイクロ
波透過材で構成してもよいが、一部をマイクロ波遮蔽材
で構成してもよい。特に、容器側壁の残りの部分に横帯
状にマイクロ波遮蔽材を構成することが望ましい。な
お、不溶解物を残存させず冷菓全体を均一に加熱解凍す
るためには、容器側壁の一部を、容器の底部から容器の
高さの1/10〜5/10に至るマイクロ波遮蔽材で構
成することが好ましい。
【0020】本発明の第一の発明の冷菓用容器の形状
は、角部が少なくホットスポットが生じ難い形状であれ
ばいずれであってもよいが、円柱状、逆円錐台形、四隅
をアールとした四角柱状等が望ましい。従って、冷菓用
容器が、カップであることが望ましい。また、電子レン
ジ解凍時に、内容物である冷菓の中心部を加熱解凍する
ことができ、冷菓全体を均一に加熱解凍することができ
ることから、前記冷菓用容器の全側壁面積の7〜60%
(面積率)を、マイクロ波遮蔽材で構成することが望ま
しい。
【0021】以下に、本発明の第一の発明をその実施例
を示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0022】図1は、本発明の第一の発明の冷菓用容器
の一実施例を示す容器の底部方向から見た斜視図であ
り、図中、11は、マイクロ波透過部であり、12は、
マイクロ波遮蔽材であり、13は、マイクロ波透過材で
あり、14は、容器底面周縁部であり、15は、容器側
壁である。
【0023】次に、本発明の第二の発明について説明す
る。
【0024】本発明の第二の発明の容器収納具底面のマ
イクロ波透過部には、前記本発明の第一の発明の冷菓用
容器に使用されるマイクロ波透過材を使用することがで
きるが、マイクロ波を透過し、マイクロ波により融解又
は破壊することがなく、耐熱性を備えており、かつ食品
容器材料として無毒な包装材であれば特にこれらに限定
されない。なお、収納される容器を安定に保持できるこ
とを条件として、マイクロ波透過部を空洞とすることも
できる。
【0025】本発明の第二の発明の容器収納具底面及び
容器収納具側壁の一部を構成するマイクロ波遮蔽材とし
ては、前記本発明の第一の発明の冷菓用容器に使用され
るマイクロ波遮蔽材を使用することができる。
【0026】本発明の第二の発明においては、マイクロ
波透過部を設けた容器収納具底面の周縁部をマイクロ波
遮蔽材で構成し、前記マイクロ波遮蔽材で構成した周縁
部の面積を容器収納具全底面積の30〜80%(面積
率)とし、かつ容器収納具側壁の一部又は全部を容器収
納具に収納される容器の底部から容器の高さの少なくと
も1/10までを覆うマイクロ波遮蔽材で構成すること
により、電子レンジ解凍時に、収納される容器の内容物
である冷菓の下面周辺部が過溶解することなく、冷菓の
中心部を加熱解凍することができ、冷菓全体を均一に加
熱解凍することができる。なお、収納される容器は、全
体がマイクロ波透過材で構成され、かつ容器収納具にほ
ぼ当接する容器であることが、前記効果を発揮させるた
めに必要である。
【0027】なお、本発明の第二の発明の冷菓用容器収
納具は、前記のとおり本発明の冷菓用容器収納具の前記
各部分を前記マイクロ波遮蔽材及びマイクロ波透過材で
それぞれ構成した態様に限定されず、容器収納具全体を
マイクロ波透過材で構成した後、前記容器収納具底面及
び容器収納具側壁の一部に、マイクロ波遮蔽材を印刷、
転写するか、マイクロ波遮蔽材により構成されたフィル
ム若しくはシート等をシールとして貼着するか、又はマ
イクロ波遮蔽材により構成されたシュリンクフィルムを
被覆すること等によっても構成できる。特に、容器収納
具のデザインを状況に対応して変更できることから、容
器収納具全体をマイクロ波透過材で構成し、前記容器収
納具底面及び容器収納具側壁の一部に、適宜剥離が容易
な、マイクロ波遮蔽材により構成されたシールを貼着す
る構成が望ましい。
【0028】本発明の第二の発明の容器収納具底面のマ
イクロ波透過部の形状は、容器収納具底面の周縁部がマ
イクロ波遮蔽材からなり、前記マイクロ波遮蔽材からな
る周縁部の面積が容器収納具全底面積の30〜80%
(面積率)であれば特に限定されず、前記本発明の第一
の発明の冷菓用容器底面のマイクロ波透過部の形状と同
様の形状とすることができる。
【0029】本発明の第二の発明の容器収納具側壁は、
容器収納具側壁の一部又は全部が、容器収納具に収納さ
れる容器の底部から容器の高さの少なくとも1/10が
マイクロ波遮蔽材からなるものであれば特に限定され
ず、容器収納具側壁の残りの部分は、マイクロ波透過
材、又は必要に応じてマイクロ波遮蔽材により構成する
ことができる。具体的には、容器収納具側壁の残りの部
分を全てマイクロ波透過材で構成してもよいが、一部を
マイクロ波遮蔽材で構成してもよい。特に、容器収納具
側壁の残りの部分に横帯状にマイクロ波遮蔽材を構成す
ることが望ましい。なお、容器収納具側壁のマイクロ波
遮蔽材は、容器収納具底部から収納される容器の高さの
少なくとも1/10までを連続的に覆うものである必要
がある。なお、不溶解物を残存させず冷菓全体を均一に
加熱解凍するためには、容器収納具側壁の一部又は全部
を、容器収納具に収納される容器の底部から容器の高さ
の1/10〜5/10までを覆うマイクロ波遮蔽材で構
成することが好ましい。
【0030】本発明の第二の発明の冷菓用容器収納具の
形状は、角部が少なくホットスポットが生じ難い形状で
あり、かつ容器を収納可能な形状であればいずれであっ
てもよいが、上部に開口部を有する円柱状、逆円錐台
形、四隅をアールとした四角柱状等が望ましく、必要に
応じて把持が容易な把手を設けることができる。従っ
て、冷菓用容器収納具が、カップホルダーであることが
望ましい。また、電子レンジ解凍時に、収納される容器
の内容物である冷菓の中心部を加熱解凍することがで
き、冷菓全体を均一に加熱解凍することができることか
ら、前記冷菓用容器収納具の側壁を、前記容器収納具に
収納される容器の全側壁面積の7〜60%(面積率)を
覆うマイクロ波遮蔽材で構成することが望ましい。
【0031】以下に、本発明の第二の発明をその実施例
を示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0032】図2は、本発明の第二の発明の冷菓用容器
収納具の一実施例を示す容器収納具の底部方向から見た
斜視図であり、図中、21は、マイクロ波透過部であ
り、22は、マイクロ波遮蔽材であり、23は、容器収
納具に収納されるマイクロ波透過材により構成された容
器であり、24は、容器収納具底面周縁部であり、25
は、容器収納具側壁であり、26は、把手である。
【0033】次に、本発明の第三の発明について説明す
る。
【0034】前記本発明の第一の発明の冷菓用容器を使
用して、この中に、オーバーランを付与しない氷菓(例
えば、クラッシュアイス等)に代表される冷菓を充填し
て冷凍した本発明の冷菓用容器入り冷菓は、業務用、家
庭用等の各種電子レンジ(例えば東芝社製。ER−V7
7)を使用して、マイクロ波加熱することにより、冷菓
全体がほぼ均一に加熱解凍することができる。
【0035】また、本発明の第二の発明の冷菓用容器収
納具を使用して、この中に、前記と同様の冷菓を充填し
て冷凍した容器入り冷菓を収納し、前記と同様に各種電
子レンジを使用して、マイクロ波加熱することにより、
冷菓全体がほぼ均一に加熱解凍することができる。
【0036】次に試験例を示して本発明を詳記するが、
本発明においては、次の試験方法を採用した。
【0037】(1)電子レンジ解凍時の加熱状態の評価
方法 後記する実施例1と同一の条件で電子レンジ解凍を実施
した後、携帯用温度計(横河電機社製。IM2455)
を使用して、内容物である冷菓の中心部、上面周辺部、
上面中心部、下面周辺部、及び下面中心部の温度の分布
状態を測定し、次のとおりの指標で、内容物(冷菓)の
加熱状態を評価した。 A:測定各部の温度差が全て5℃未満であり、かつ測定
各部の温度が全て−6℃〜0℃の範囲内にある。;ほぼ
均一に加熱、かつ冷菓としての食温度として好適。 B:測定各部の温度差が全て5℃未満であり、かつ測定
各部の温度で0℃を超えるものがある。;ほぼ均一に加
熱、しかし、冷菓としての食温度として不適。 C:測定各部の温度差が全て5℃未満であり、かつ測定
各部の温度で−6℃未満のものがある。;ほぼ均一に加
熱、しかし、未解凍部分残存。 D:測定各部の温度差が5℃を超えるものがある。;不
均一に加熱。
【0038】(2)電子レンジ解凍状態の評価方法 後記する実施例1と同一の条件で電子レンジ解凍を実施
した試料300mlを直径3mm又は直径6mmの吸引
ノズルを使用して、アスピレーター(池本理化工業社
製)により、吸引不能となるまで吸引し、各ノズルで試
料全量が吸引可能か否かを観察し、次のとおりの指標
で、電子レンジ解凍状態を評価した。 a:直径6mmのノズルのみで試料全量が吸引可能;良
好な解凍状態 b:直径3mm及び6mmの全てのノズルで試料全量が
吸引可能;過溶解 c:直径3mm及び6mmの全てのノズルで試料全量が
吸引不能;不均一な溶解 試験例1 この試験は、冷菓用容器中に収納された冷菓の電子レン
ジ解凍時の加熱状態及び電子レンジ解凍状態を指標とし
て、冷菓用容器全底面積に対するマイクロ波遮蔽材で構
成される容器底面周縁部の適正な面積率及び容器の底部
からマイクロ波遮蔽材で構成される容器側壁の適正な高
さを調べるために行った。
【0039】(1)被検試料の調製 表1に示すとおり、冷菓用容器全底面積に対するマイク
ロ波遮蔽材で構成される容器底面周縁部の面積率及び容
器の底部からマイクロ波遮蔽材で構成される容器側壁の
高さを、容器側壁の全高の何分の1に至る高さであるか
を指標として、それぞれ変更したことを除き、実施例1
と同一の方法により、16種類の冷菓用容器試料を調製
した。
【0040】(2)試験方法 各試料の電子レンジ解凍時の加熱状態の評価、及び電子
レンジ解凍状態の評価を、いずれも前記の試験方法によ
り試験した。
【0041】(3)試験結果 この試験の結果は、表1に示すとおりである。表1から
明らかなとおり、電子レンジ解凍時の加熱状態の評価及
び電子レンジ解凍状態の評価の全てにおいて優れている
冷菓用容器を製造するためには、マイクロ波透過部を設
けた容器底面の周縁部がマイクロ波遮蔽材からなり、マ
イクロ波遮蔽材からなる周縁部の面積が容器全底面積の
30〜80%(面積率)であり、かつ容器の底部から容
器の高さの少なくとも1/10がマイクロ波遮蔽材から
なる容器側壁で構成されることが必要であることが判明
した。特に、容器側壁の一部を、容器の底部から容器の
高さの1/10〜5/10に至るマイクロ波遮蔽材で構
成することが好ましいことが判明した。
【0042】なお、マイクロ波透過材、マイクロ波遮蔽
材、及び冷菓用容器中に収納される冷菓の種類を適宜変
更して試験したが、ほぼ同様の結果が得られた。
【0043】
【表1】
【0044】試験例2 この試験は、冷菓用容器中に収納された冷菓の電子レン
ジ解凍時の加熱状態及び電子レンジ解凍状態を指標とし
て、冷菓用容器の全側壁面積に対するマイクロ波遮蔽材
で構成される側壁面積の適正な面積率を調べるために行
った。
【0045】(1)被検試料の調製 表2に示すとおり、冷菓用容器側壁の内、冷菓用容器の
底部から冷菓用カップの高さの1/10をマイクロ波遮
蔽材で構成し(前記試験例1で求めた容器の底部からマ
イクロ波遮蔽材で構成される容器側壁の適正な高さの下
限値であり、このマイクロ波遮蔽材で構成される側壁面
積の冷菓用容器の全側壁面積に対する面積率は7%に相
当する。)、冷菓用容器側壁の残りの部分に適宜横帯状
にマイクロ波遮蔽材を構成することにより、冷菓用容器
の全側壁面積に対するマイクロ波遮蔽材で構成される側
壁面積の面積率を変更したことを除き、実施例1と同一
の方法により、4種類の冷菓用容器試料を調製した。
【0046】(2)試験方法 各試料の電子レンジ解凍時の加熱状態の評価、及び電子
レンジ解凍状態の評価を、いずれも前記の試験方法によ
り試験した。
【0047】(3)試験結果 この試験の結果は、表2に示すとおりである。表2から
明らかなとおり、電子レンジ解凍時の加熱状態の評価及
び電子レンジ解凍状態の評価の全てにおいて優れている
冷菓用容器を製造するためには、冷菓用容器のマイクロ
波遮蔽材からなる容器側壁面積が、全側壁面積の7〜6
0%(面積率)であることが望ましいことが判明した。
【0048】なお、マイクロ波透過材、マイクロ波遮蔽
材、及び冷菓用容器中に収納される冷菓の種類を適宜変
更して試験したが、ほぼ同様の結果が得られた。
【0049】
【表2】 試験例3 この試験は、冷菓用容器収納具中に収納された容器入り
冷菓の電子レンジ解凍時の加熱状態及び電子レンジ解凍
状態を指標として、冷菓用容器収納具全底面積に対する
マイクロ波遮蔽材で構成される容器収納具底面周縁部の
適正な面積率及び容器収納具の底部からマイクロ波遮蔽
材で構成される容器収納具側壁の容器収納具に収納され
る容器に対する適正な高さを調べるために行った。
【0050】(1)被検試料の調製 表3に示すとおり、冷菓用容器収納具全底面積に対する
マイクロ波遮蔽材で構成される容器収納具底面周縁部の
面積率及び容器収納具の底部からマイクロ波遮蔽材で構
成される容器収納具側壁の容器収納具に収納される容器
に対する高さを、容器収納具に収納される容器の全高の
何分の1までを覆うかを指標として、それぞれ変更した
ことを除き、実施例2と同一の方法により、16種類の
冷菓用容器収納具試料を調製した。
【0051】(2)試験方法 各試料の電子レンジ解凍時の加熱状態の評価、及び電子
レンジ解凍状態の評価を、いずれも前記の試験方法によ
り試験した。
【0052】(3)試験結果 この試験の結果は、表3に示すとおりである。表3から
明らかなとおり、電子レンジ解凍時の加熱状態の評価及
び電子レンジ解凍状態の評価の全てにおいて優れている
冷菓用容器収納具を製造するためには、マイクロ波透過
部を設けた容器収納具底面の周縁部がマイクロ波遮蔽材
からなり、前記マイクロ波遮蔽材からなる周縁部の面積
が容器収納具全底面積の30〜80%(面積率)であ
り、かつ容器収納具に収納される容器の底部から容器の
高さの少なくとも1/10がマイクロ波遮蔽材からなる
容器収納具側壁で構成されることが必要であることが判
明した。特に、容器収納具側壁の一部又は全部を、容器
収納具に収納される容器の底部から容器の高さの1/1
0〜5/10までを覆うマイクロ波遮蔽材で構成するこ
とが好ましいことが判明した。
【0053】なお、マイクロ波透過材、マイクロ波遮蔽
材、及び容器中に収納される冷菓の種類を適宜変更して
試験したが、ほぼ同様の結果が得られた。
【0054】
【表3】
【0055】試験例4 この試験は、冷菓用容器収納具中に収納された容器入り
冷菓の電子レンジ解凍時の加熱状態及び電子レンジ解凍
状態を指標として、マイクロ波遮蔽材で構成される冷菓
用容器収納具側壁面積の、前記容器収納具に収納される
容器の全側壁面積に対する適正な面積率を調べるために
行った。
【0056】(1)被検試料の調製 表4に示すとおり、収納される容器と同一の高さを有す
る冷菓用容器収納具を形成し、前記冷菓用容器収納具側
壁の内、冷菓用容器収納具に収納される容器の底部から
容器の高さの1/10を覆う高さまでを冷菓用容器収納
具底部からマイクロ波遮蔽材で構成し(前記試験例3で
求めた容器収納具の底部からマイクロ波遮蔽材で構成さ
れる容器収納具側壁の容器収納具に収納される容器に対
する適正な高さの下限値であり、このマイクロ波遮蔽材
で構成される冷菓用容器収納具側壁面積の、前記容器収
納具に収納される容器の全側壁面積に対する面積率は7
%に相当する。)、冷菓用容器収納具側壁の残りの部分
に適宜横帯状にマイクロ波遮蔽材を構成することによ
り、マイクロ波遮蔽材で構成される容器収納具側壁面積
の、前記容器収納具に収納される容器の全側壁面積に対
する面積率を変更したことを除き、実施例2と同一の方
法により、4種類の冷菓用容器試料を調製した。
【0057】(2)試験方法 各試料の電子レンジ解凍時の加熱状態の評価、及び電子
レンジ解凍状態の評価を、いずれも前記の試験方法によ
り試験した。
【0058】(3)試験結果 この試験の結果は、表4に示すとおりである。表4から
明らかなとおり、電子レンジ解凍時の加熱状態の評価及
び電子レンジ解凍状態の評価の全てにおいて優れている
冷菓用容器収納具を製造するためには、冷菓用容器収納
具のマイクロ波遮蔽材からなる容器収納具側壁面積が、
前記容器収納具に収納される容器の全側壁面積の7〜6
0%(面積率)であることが望ましいことが判明した。
【0059】なお、マイクロ波透過材、マイクロ波遮蔽
材、及び容器中に収納される冷菓の種類を適宜変更して
試験したが、ほぼ同様の結果が得られた。
【0060】
【表4】
【0061】なお、各実施例で使用する冷菓は以下の参
考例のとおりに調製した。参考例 製氷機(東西工業社製)により製造された氷塊2000
kgをクラッシャー(大東食品機械社製)により、粉砕
した氷塊約1800kgの内の600kgと、次に示す
組成のシロップ400kgを混合し、更にラインクラッ
シャー(愛産製作所社製)により、粉砕し、孔径5mm
の篩(トーワテクノ社製)に掛け、透過するものを回収
し、粒径5mm以下の粒状氷塊を含有する冷菓約900
kgを製造した。この冷菓の内、容器への充填には、6
00kgを使用した。
【0062】なお、前記シロップは、次のとおりの組成
である。 (シロップ組成) 上白糖(大日本明治製糖社製) 45.0(%) 水あめ(昭和産業社製) 6.0 増粘多糖類(三栄源FFI社製) 0.5 ペクチン(三晶社製) 0.2 レモン果汁(サンキスト社製) 25.0 レモンフレーバー(クエストインタ-ナショナル 社製) 0.5 5%クチナシ黄色素(東京田辺製薬社製) 0.08 蒸留水 22.72 次に実施例を示して本発明を更に詳記するが、本発明は
以下の実施例に限定されるものではない。
【0063】
【実施例】
実施例1 市販の350ml容量のマイクロ波透過材13からなる
ポリスチレン製のカップ(生駒化学社製)の底面の周縁
部14に、前記カップ底面と同心円の略円形のマイクロ
波透過部11を設け、マイクロ波遮蔽材12であるアル
ミニウム箔にポリスチレンをラミネートした部材によ
り、前記カップの全底面積の60%(面積率)を占める
フィルムを貼着した。次いで、前記カップ側壁15のカ
ップの底部からカップの高さの3/10までの部分に、
前記アルミニウム箔にポリスチレンをラミネートしたフ
ィルムを貼着した。
【0064】なお、前記カップ底面の周縁部14と前記
カップ側壁15の底部との間に隙間が生じて、マイクロ
波が透過することのないように注意し、前記マイクロ波
遮蔽材12を連続的に貼着し、図1に示すとおりの本発
明の冷菓用カップ2000個を形成した。
【0065】次いで、前記参考例の冷菓300gずつ
を、350ml容量の前記本発明の冷菓用カップ中に、
カップ充填機(愛産製作所社製)を使用して充填し、−
35℃の雰囲気下で急速冷凍し、冷菓用カップ入り冷菓
2000個を製造した。
【0066】前記冷菓用カップ入り冷菓を無作為に10
個を採取し、電子レンジ(東芝社製。ER−V77)を
使用して、700Wで1分30秒のマイクロ波加熱を実
施した結果、いずれも冷菓全体がほぼ均一に加熱解凍さ
れた。
【0067】実施例2 市販の350ml容量のマイクロ波透過材であるポリス
チレン製のカップ23(生駒化学社製)を当接して収納
可能なカップホルダーを次のとおり形成した。
【0068】マイクロ波透過材であるポリプロピレンシ
ートをシート成型機(浅野研究所社製)を使用して、前
記カップ23を当接して収納可能で、かつ前記カップ2
3の底部から前記カップ23の高さの3/10までを覆
う側壁25を有するカップホルダーを形成した。次い
で、前記カップホルダーの底面の周縁部24に、前記カ
ップ底面と同心円の略円形のマイクロ波透過部21を設
け、マイクロ波遮蔽材22であるアルミニウム箔にポリ
スチレンをラミネートした、前記カップホルダーの全底
面積の60%(面積率)を占めるフィルムを貼着した。
次いで、前記カップホルダー側壁25の全部に、前記ア
ルミニウム箔にポリスチレンをラミネートしたフィルム
をシールとして貼着した。
【0069】なお、前記カップホルダー底面の周縁部2
4と前記カップホルダー側壁25の底部との間に隙間が
生じて、マイクロ波が透過することのないように注意
し、前記マイクロ波遮蔽材22を連続的に貼着した。
【0070】次いで、前記カップホルダー側壁25に、
把手26を接着し、図2に示すとおりの本発明の冷菓用
カップホルダーを形成した。
【0071】前記参考例の冷菓各300gを、前記35
0ml容量のポリスチレン製のカップ23中に、カップ
充填機(愛産製作所社製)を使用して充填し、−35℃
の雰囲気下で急速冷凍し、カップ23入り冷菓2000
個を製造した。
【0072】前記カップ23入り冷菓10個を無作為に
採取し、前記本発明の冷菓用カップホルダー中に保持さ
せ、前記実施例1と同一の条件で電子レンジ解凍を実施
した結果、いずれも冷菓全体がほぼ均一に加熱解凍され
た。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は冷菓用容
器、冷菓用容器収納具、及びその使用方法に関するもの
であり、本発明により奏せられる効果は次のとおりであ
る。1)電子レンジ解凍時に、冷菓全体を均一に加熱解
凍可能である。2)技術的に作成が容易であり、かつゴ
ミの量の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の冷菓用容器の一実施例を示す
容器の底部方向から見た斜視図である。
【図2】図2は、本発明の冷菓用容器収納具の一実施例
を示す容器収納具の底部方向から見た斜視図である。
【符号の説明】
11、21 マイクロ波透過部 12、22 マイクロ波遮蔽材 13 マイクロ波透過材 14 容器底面周縁部 15 容器側壁 23 容器収納具に収納されるマイクロ波透過材により
構成された容器 24 容器収納具底面周縁部 25 容器収納具側壁 26 把手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 一美 神奈川県座間市東原5−1−83 森永乳業 株式会社食品総合研究所内 (72)発明者 池田 三知男 神奈川県座間市東原5−1−83 森永乳業 株式会社食品総合研究所内 (72)発明者 岩木 茂 神奈川県座間市東原5−1−83 森永乳業 株式会社食品総合研究所内 (72)発明者 山本 美穂子 神奈川県座間市東原5−1−83 森永乳業 株式会社食品総合研究所内 (72)発明者 山田 昌弘 神奈川県座間市東原5−1−83 森永乳業 株式会社食品総合研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波透過部を設けた容器底面の周
    縁部がマイクロ波遮蔽材からなり、前記マイクロ波遮蔽
    材からなる周縁部の面積が容器全底面積の30〜80%
    (面積率)であり、かつ容器の底部から容器の高さの少
    なくとも1/10がマイクロ波遮蔽材からなる容器側壁
    で構成された冷菓用容器。
  2. 【請求項2】 前記容器が、カップである請求項1に記
    載の冷菓用容器。
  3. 【請求項3】 マイクロ波遮蔽材からなる容器側壁面積
    が、容器全側壁面積の7〜60%(面積率)である請求
    項1又は請求項2に記載の冷菓用容器。
  4. 【請求項4】 マイクロ波透過部を設けた容器収納具底
    面の周縁部がマイクロ波遮蔽材からなり、前記マイクロ
    波遮蔽材からなる周縁部の面積が容器収納具全底面積の
    30〜80%(面積率)であり、かつ容器収納具に収納
    される容器の底部から容器の高さの少なくとも1/10
    がマイクロ波遮蔽材からなる容器収納具側壁で構成され
    た冷菓用容器収納具。
  5. 【請求項5】 前記容器収納具が、カップホルダーであ
    る請求項4に記載の冷菓用容器収納具。
  6. 【請求項6】 マイクロ波遮蔽材からなる容器収納具側
    壁面積が、前記容器収納具に収納される容器の全側壁面
    積の7〜60%(面積率)である請求項4又は請求項5
    に記載の冷菓用容器収納具。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3に記載の冷菓用容器に冷
    菓を充填するか、又は冷菓を充填した容器を請求項4乃
    至6に記載の冷菓用容器収納具に装着し、これらの容器
    に収納された冷菓を電子レンジで加熱することを特徴と
    する冷菓用容器又は冷菓用容器収納具の使用方法。
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