JPH11291512A - インク残量検出方式 - Google Patents

インク残量検出方式

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JPH11291512A
JPH11291512A JP9300698A JP9300698A JPH11291512A JP H11291512 A JPH11291512 A JP H11291512A JP 9300698 A JP9300698 A JP 9300698A JP 9300698 A JP9300698 A JP 9300698A JP H11291512 A JPH11291512 A JP H11291512A
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JP
Japan
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heat
ink
remaining amount
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ink liquid
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Pending
Application number
JP9300698A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nakamura
浩二 中村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確なインク残容量を検出するインク残量検
出方法を提供する。 【解決手段】 インクタンク1の底の部分に設けられ、
インク液5を排出するインク排出部分6と、インクジェ
ットプリンタ装置の本体から供給される電気を熱に変換
する熱源2と、インク液5の深さに応じて配置され、熱
源2からの熱を伝導されたインク液5の熱を感知し、感
知した熱情報に応じて線形的に電流が発生する複数の熱
センサ3と、複数の熱センサ3の各々に対して設けら
れ、複数の熱センサ3が感知した熱情報を入力し、熱情
報からインク液5の残量を計算する複数の熱計算部4と
を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術範囲】本発明は、プリンタ装置内の
インク残量を検出する方法に関し、特に、インクジェッ
ト方式のプリンタ装置においてインク残量を検出する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット方式のプリンタ装
置ではインクの残容量を検出する手段として、噴出した
インクのドット数をプリンタF/Wが保存し、カウント
数が一定量を超えたときにインクの残容量が少なくなっ
たことを警告する信号を出すものが殆どであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例のよう
な検出方法では正確な検出ができないだけでなく、途中
でインクカートリッジを取り外された場合はカウンタに
リセットがかかるため、インクを使い切らずにインクカ
ートリッジを取り外してしまうと、以後そのインクカー
トリッジはインク残容量が少なくなっても残容量検出が
できなくなるという問題があった。
【0004】また、熱を使用したインクの残容量検出手
法としては、特開平4−041251号公報,特開平8
−11317号公報に記載されているが、温度検知素子
で温度を測定して全体のインク溶液の残容量を検出する
ため、誤差が大きくなり、正確な検出ができないという
問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記問題を解消
すべく、正確なインク残容量を検出するインク残量検出
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインク残量検出方法は、インクタンクに収
容されたインク液を噴射することによって印刷を行うイ
ンクジェットプリンタ装置のインク液の残量を検出する
インク残量検出方式において、インクタンクの底の部分
に設けられ、インク液を排出するインク排出部分と、イ
ンクジェットプリンタ装置の本体から供給される電気を
熱に変換する熱源と、インク液の深さに応じて配置さ
れ、熱源からの熱を伝導されたインク液の熱を感知し、
感知した熱情報に応じて線形的に電流が発生する複数の
熱センサと、複数の熱センサの各々に対して設けられ、
複数の熱センサが感知した熱情報を入力し、熱情報から
インク液の残量を計算する複数の熱計算部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】また、熱情報が、インク液の熱量情報を含
むのが好ましい。
【0008】さらに、熱情報が、インク液の位置情報を
含むのが好ましい。
【0009】またさらに、熱量情報または位置情報に、
あらかじめ警告域を設け、インク液の残量が少ないこと
を知らせるのが好ましい。
【0010】また、インクジェットプリンタ装置のイン
クの噴射方式がサーマル式の場合、熱源としてインクジ
ェットプリンタ装置の熱源を用いるのが好ましい。
【0011】さらに、熱計算部が、あらかじめ設定され
た対照熱情報を有し、対照熱情報と熱情報とを比較する
ことによりインク液の残量を即座に決定するのが好まし
い。
【0012】またさらに、インクジェットプリンタ装置
がインク液の残量を表示する機能を有する場合、熱源に
一定の時間ごとに電圧をかけ、インク液の残量をそのま
ま表示し、ほぼリアルタイムに近いインク液の残量を表
示できるのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施例について説明する。
【0014】図1は、本発明のインク残量検出方式の実
施例を示す概略図である。本実施例では、インクタンク
1の中にインク液5が入れられ、インクタンク1の底の
部分にインク液5を排出するインク排出部分6が設けら
れている。また、インク残量を検出するための熱源2,
熱センサ3,熱計算部4を配置している。熱源2は、プ
リンタ装置本体から供給される電気を変換することによ
り熱が発生する。熱センサ3は、熱に反応する素材から
構成され、感知した熱量に応じて線形的に電流が発生す
るセンサである。この複数の熱センサ3をインク液5の
減少方向に向かってほぼ直線上に配置する。これら複数
個の熱センサ3を、それぞれ熱センサ3a,3b,3
c,3d,3eとする。また、複数の熱センサ3は、熱
源2から発生した熱を感知するためにあり、感知した熱
情報を熱計算部4に送信する。熱計算部4は、熱センサ
3が感知した情報を計算する部分であり、熱センサ3a
〜3eのうちどの熱センサが感知しなくなったのかを知
ることができる。インクが十分溜まっているときは、熱
源2から発生した熱は熱伝導性のあるインク液5を伝わ
り、すべての熱センサ3a〜3eが感知する。しかしイ
ンク液5が減少し、熱源2と熱センサ3との間にインク
液5が存在しなくなった場合、その熱センサ3は感知し
なくなる。このとき、熱源2との間にインク液5が存在
する熱センサ3は感知している。すなわち、インク液5
が減少するにつれて、液位が下がり、まず熱センサ3a
の部分にインク液が無くなり、次に熱センサ3b、3
c、3d、3eと順次熱センサが感知しなくなる。この
ようにして、熱センサ3a〜3eのインク液の位置情報
をもとに熱計算部4は現在のインク境界面の位置を知る
ことが可能となる。また、警告域をあらかじめ設定して
おけば、ユーザに残り容量が少ないことを知らせること
が可能となる。
【0015】また、インクの噴射方式がサーマル式の場
合、本実施例の熱源2のようにインクを噴射するために
使用する熱源を用いれば特別に熱源を用意する必要がな
い。
【0016】図2は、本発明のインク残量検出方法を示
すフローチャートである。
【0017】この図を参照して、本発明のインク残量検
出動作について説明する。
【0018】まず、プリンタ装置からインクタンク1に
接触している熱源2に電圧をかける(ステップ2−1)
ことにより熱源2は熱を発生する(ステップ2−2)。
発生した熱は熱伝導性のあるインク液5を伝わり、熱源
2と熱センサ3との間にインク液5が存在するか否かに
よってインクタンク1内に配置された熱センサ3a〜3
eが熱を感知し反応するか否か判断する。すなわち、熱
源2と熱センサ3a〜3eとの間にインク液5が存在し
なかった部分の熱センサは熱を感知せず反応しない。感
知して(ステップ2−4)反応した熱センサ3a〜3e
は、プリンタ装置内の熱計算部4に熱情報を送信する
(ステップ2−5)。熱計算部4ではあらかじめ熱セン
サ3a〜3eの位置情報を保持しており、熱センサ3a
〜3eのうち、反応した熱センサと反応しなかった熱セ
ンサとの情報から、インク液5の表面位置を即座に決定
できる(ステップ2−5)。熱計算部4では、判断した
インク液5の表面位置情報からインク液5の残容量を計
算し(ステップ2−7)、プリンタF/Wに送信する。
プリンタF/Wでは、あらかじめ警告域を設定しておき
(ステップ2−8)、送信された残容量が警告域に達し
た場合、プリンタ装置に警告の表示を行う(ステップ2
−9)。警告域に達していない場合は、通常表示となる
(ステップ2−10)。また、プリンタ装置にインク液
5の残容量を表示する機能が存在する場合、熱源2に一
定の時間毎に電圧をかけ、プリンタF/Wでは送信され
た残容量をそのまま表示するようにすれば、ほぼリアル
タイムに近い残容量の表示が可能となる。
【0019】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。その基本的構成は上記の通りであるが、インク液5
の残容量検出についてさらに工夫している。各熱センサ
3a〜3eは単純に熱を感知したことを情報として持つ
だけでなく、感知した熱量の情報を持つようにする。熱
計算部4では各熱センサ3a〜3eから送信されてくる
熱量から総熱量を計算することによって、前述した実施
例と同様にインク液5の残容量を知ることができる。こ
の実施例では、前述した実施例に比べて、インク液5の
表面が水平になっていない場合のインク液5の残容量を
少ない誤差で検出することができる。
【0020】また、この実施例と前述した実施例とを合
わせて、熱計算部4で位置情報と熱量の計算とを同時に
行うようにすれば、より正確なインク残量の検出が可能
となる。
【0021】このように、インクタンク1の内部には複
数個の熱センサ3が配置され、熱源2から発生する熱が
インク液5を伝わり各々の熱センサ3が熱を感知する。
各々の熱センサ3が得た情報は熱計算部4に送信され
る。インク液5が減少し、インク液5が接触しなくなっ
た場合、接触しなくなった熱センサ3は熱を感知しな
い。よって熱計算部4で情報を監視すれば、インク液5
の残り容量を正確に知ることが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下に記載するような効果を奏する。
【0023】まず、インクの残容量検出に熱を使用する
ため、噴出したインクのドットカウントを減算するよう
な検出方法とは異なり、知りたいときに確実にインクの
残容量を検出することができるという効果を奏する。
【0024】また、熱センサを複数個配置し、熱センサ
の配置位置からインクの表面位置を検出するため、正確
なインクの残容量検出が行うことができるという効果を
奏する。
【0025】さらに、インクの噴射方式がサーマル式の
場合、特別に熱源を用意することなく本発明の実現が可
能になるため、プリンタ装置にかかるコストを抑えるこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す概略図である。
【図2】本発明の実施例の手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 インクタンク 2 熱源 3 熱センサ 4 熱計算部 5 インク液

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクタンクに収容されたインク液を噴射
    することによって印刷を行うインクジェットプリンタ装
    置の前記インク液の残量を検出するインク残量検出方式
    において、 前記インクタンクの底の部分に設けられ、前記インク液
    を排出するインク排出部分と、 前記インクジェットプリンタ装置の本体から供給される
    電気を熱に変換する熱源と、 前記インク液の深さに応じて配置され、前記熱源からの
    熱を伝導されたインク液の熱を感知し、感知した熱情報
    に応じて線形的に電流が発生する複数の熱センサと、 前記複数の熱センサの各々に対して設けられ、前記複数
    の熱センサが感知した熱情報を入力し、前記熱情報から
    前記インク液の残量を計算する複数の熱計算部と、 を備えたことを特徴とするインク残量検出方式。
  2. 【請求項2】前記熱情報が、前記インク液の熱量情報を
    含むことを特徴とする、請求項1に記載のインク残量検
    出方式。
  3. 【請求項3】前記熱情報が、前記インク液の位置情報を
    含むことを特徴とする、請求項1または2に記載のイン
    ク残量検出方式。
  4. 【請求項4】前記熱量情報または前記位置情報に、あら
    かじめ警告域を設け、前記インク液の残量が少ないこと
    を知らせることを特徴とする、請求項2または3に記載
    のインク残量検出方式。
  5. 【請求項5】前記インクジェットプリンタ装置のインク
    の噴射方式がサーマル式の場合、前記熱源として前記イ
    ンクジェットプリンタ装置の熱源を用いることを特徴と
    する、請求項1〜4のいずれかに記載のインク残量検出
    方式。
  6. 【請求項6】前記熱計算部が、あらかじめ設定された対
    照熱情報を有し、前記対照熱情報と前記熱情報とを比較
    することにより前記インク液の残量を即座に決定するこ
    とを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のイン
    ク残量検出方式。
  7. 【請求項7】前記インクジェットプリンタ装置が前記イ
    ンク液の残量を表示する機能を有する場合、前記熱源に
    一定の時間ごとに電圧をかけ、前記インク液の残量をそ
    のまま表示し、ほぼリアルタイムに近い前記インク液の
    残量を表示できることを特徴とする、請求項1〜6のい
    ずれかに記載のインク残量検出方式。
JP9300698A 1998-04-06 1998-04-06 インク残量検出方式 Pending JPH11291512A (ja)

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JPH11291512A true JPH11291512A (ja) 1999-10-26

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ID=14070315

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JP (1) JPH11291512A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076297A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Brother Industries Ltd インクカートリッジ及び記録装置
JP2012091507A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Brother Industries Ltd 記録装置
US11366000B2 (en) 2015-10-28 2022-06-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Fluid sensing

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076297A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Brother Industries Ltd インクカートリッジ及び記録装置
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