JPH11291474A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH11291474A
JPH11291474A JP10114998A JP10114998A JPH11291474A JP H11291474 A JPH11291474 A JP H11291474A JP 10114998 A JP10114998 A JP 10114998A JP 10114998 A JP10114998 A JP 10114998A JP H11291474 A JPH11291474 A JP H11291474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
drying
recording
ink jet
drying liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10114998A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yasutomi
英雄 保富
Takamasa Ueda
隆正 上田
Kenichi Tabata
賢一 田畑
Noboru Ueda
昇 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10114998A priority Critical patent/JPH11291474A/ja
Publication of JPH11291474A publication Critical patent/JPH11291474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録装置において、信頼性を
維持しつつ、インク定着性を向上する。 【解決手段】 インクジェット記録装置は、記録液が充
填され、この記録液の液滴を記録媒体に吐出する記録液
用インクジェットヘッド7a〜7dと、記録媒体に付着
した記録液の乾燥を促進するための乾燥液が充填され、
この乾燥液の液滴を記録媒体に吐出する乾燥液用インク
ジェットヘッド8と、記録媒体に付着した乾燥液を加熱
する加熱装置65とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に応じて
インク滴を吐出し、このインク滴を記録紙等の記録媒体
に付着させて画像を記録するインクジェット記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決ようとする課題】従来よ
り、複数のインクキャビティに対応する圧電部材を備え
るインクジェット記録装置が知られている。このインク
ジェット記録装置では、印刷時には、ドライバから印加
される駆動電圧により圧電部材が厚み方向に変形し、こ
の変形により加圧されたインクキャビティ内のインクが
インク滴としてノズルより吐出されて記録紙等の記録媒
体に付着する。
【0003】近時、この種のインクジェット記録装置で
は、特にOA用機器として使用する場合に印刷速度の高
速化が要求されている。高速化に伴いインクが記録媒体
に短時間で確実に定着することが必要となる。インクの
定着性を向上するために、インク組成中に、例えばエタ
ノール等の乾燥性を高める成分を添加することが考えら
れる。しかし、インクに添加されたエタノール等は、ノ
ズルの近傍で蒸発し、析出物が形成される。この析出物
は、ノズル目詰まりの原因となり、信頼性を著しく損な
う。
【0004】本発明は、かかるインクジェット記録装置
における問題に鑑み、信頼性を維持しつつ、インクの定
着性を向上することを課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、記録
液が充填され、この記録液の液滴を記録媒体に吐出する
記録液用インクジェットヘッドと、記録媒体に付着した
前記記録液の乾燥を促進するための乾燥液が充填され、
この乾燥液の液滴を記録媒体に吐出する乾燥液用インク
ジェットヘッドと、記録媒体に付着した乾燥液を加熱す
る加熱装置とを備えるインクジェット記録装置を提供す
るものである。
【0006】本発明のインクジェット記録装置では、乾
燥液用インクジェットヘッドから記録媒体に吐出された
乾燥液が蒸発することにより、記録液の蒸発が促進され
るため、記録液の乾燥速度が速くなる。また、乾燥液を
記録液用インクジェットヘッドに充填された記録液に混
合するのではなく、記録液用インクジェットヘッドとは
別の乾燥液用インクジェットヘッドに充填しているた
め、乾燥液の蒸発時に生成される析出物に起因する記録
液用インクジェットヘッドの信頼性低下を防止すること
ができる。また、加熱装置により記録媒体に付着した乾
燥液を加熱するため、乾燥液の蒸発が促進され、乾燥液
の蒸発速度が速くなるため、記録液の蒸発が一層促進さ
れる。さらに、加熱装置は、乾燥液用インクジェットヘ
ッドに充填中の乾燥液を加熱するのではなく、記録媒体
に付着した乾燥液を加熱するものであるため、乾燥液用
インクジェットヘッドから吐出前の乾燥液が過度に蒸発
するのを防止することができる。
【0007】前記乾燥液は、少なくとも水溶性有機溶剤
と水とを含有するものであることが好ましい。
【0008】また、前記乾燥液に含有される水溶性有機
溶剤は、20℃における蒸気圧が−15mmHg以上1
00mmHg以下であることが好ましい。
【0009】水溶性有機溶剤の蒸気圧がこの範囲にあれ
ば、乾燥液の蒸発速度は記録液の蒸発を促進し得る速度
となり、かつ、吐出前の乾燥液が過度に蒸発するのを防
止することができる。
【0010】前記加熱装置は、具体的には、近赤外線光
を前記記録媒体に付着した乾燥液に照射するものであ
る。
【0011】前記加熱装置は、加熱した空気流を前記記
録媒体に付着した乾燥液に吹き付けるものであってもよ
い。
【0012】印刷時には、前記記録液用インクジェット
ヘッドから吐出される記録液よりも先に、前記乾燥液用
インクジェットヘッドから乾燥液が記録媒体に吐出され
ることが好ましい。
【0013】具体的には、前記乾燥液用インクジェット
ヘッドは、前記記録液用インクジェットヘッドよりも主
走査方向下流側に配置されていることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態に係る
インクジェット記録装置1を示している。このインクジ
ェット記録装置1は、キャリッジ2を矢印X1,X2で
示す主走査方向に移動させる移動機構3と、記録媒体で
ある記録紙4を矢印Yで示す副走査方向に移動させる送
り出し機構5とを備えている。なお、印刷時のキャリッ
ジ2は、インク及び乾燥液を記録紙4に対して吐出しつ
つ矢印X1方向に移動する動作と、矢印X2方向に移動
して図1に示す位置に戻る動作を繰り返す。
【0015】図2に示すように、キャリッジ2は、それ
ぞれイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックに対応
する異なる4色のインクが充填され、これらのインクの
液滴を吐出するための4つの記録液用インクジェットヘ
ッド7a,7b,7c,7dと、記録紙4に付着したイ
ンクの乾燥を促進するための乾燥液が充填され、この乾
燥液を吐出するための乾燥液用インクジェットヘッド8
とを備えている。また、キャリッジ2は記録紙4に付着
後の乾燥液を加熱するための非接触式の加熱装置65を
備えている。
【0016】キャリッジ2内には、前記矢印X1で示す
インク吐出時のキャリッジ2の移動方向下流側(主走査
方向下流側)から、乾燥液用インクジェットヘッド8、
加熱装置65、記録液用インクジェットヘッド7a〜7
dが順に配置されている。
【0017】4個の記録液用インクジェットヘッド7a
〜7dは互いに密接して配置されており、図3から図5
に示すように、それぞれ天板12、隔壁14、振動板1
6、及び基板18を一体的に組み合わせて構成されてい
る。
【0018】セラミック等からなる天板12の裏面に
は、微細加工により複数の溝状凹部が形成されている。
絶縁フィルムからなる隔壁14は天板12に接着されて
上記各凹部を覆っている。この隔壁14で覆われた各凹
部の内部がそれぞれ、インクを収容するキャビティ2
0、補給用インクを収容する供給室22、及び各キャビ
ティ20を供給室22に連通させるインレット24とし
て形成されている。また、天板12のインレット24の
反対側には、キャビティ20に連通するノズル26が形
成されている。
【0019】基板18はセラミック等の高剛性絶縁材料
からなる平板であり、この基板18と隔壁14との間に
振動板16及びスペーサ部材30が固定されている。振
動板16は周知の圧電材料からなり、図5に示すよう
に、溝32を設けることにより、隔壁14を介してキャ
ビティ20に対向する圧電部材34と、キャビティ20
の側壁部38に隔壁14を介して対向する立ち壁36と
に分断されている。スペーサ部材30は圧電部材34と
同じ厚みを有しており、隔壁14を介して天板12の一
端側を支持している。
【0020】前記圧電部材34のキャビティ20側の表
面には金属導電層からなる個別電極42が設けてある。
各個別電極42には接続線52が接続されている。接続
線52は圧電部材34とこれに駆動電圧を印加するため
の画像信号制御回路(電圧印加手段)54との間を電気
的に接続している。一方、基板18の表面には各圧電部
材34の下面に共通して接触し、かつアースに接続され
た金属導電層が形成されており、圧電部材34の共通電
極44として機能する。また、圧電部材34は個別電極
42と共通電極44とに挟まれたキャビティ20に対応
する領域を分極処理して活性部46としてあり、この活
性部46以外の後方領域を未分極状態の非活性部48と
してある。
【0021】前記供給室22は、流路60(図2に図示
する。)を介して着脱自在なカートリッジ式のタンク6
1に接続されており、このタンク61内に前記4色に対
応するインクが充填されている。タンク61から供給室
22に供給されたインクがインレット24を介して各キ
ャビティ20に収容されている。この状態で、画像信号
制御回路54から接続線52を介して個別電極42に電
圧が印加されると、圧電部材34の活性部46が厚み方
向に瞬時に変形して隔壁14をキャビティ20へ押し込
む。これにより加圧されたインクがノズル26から液滴
となって吐出され、これが記録媒体に付着して画像が記
録される。
【0022】乾燥液用インクジェットヘッド8の構造
は、タンク61の容量が記録液用インクジェットヘッド
7a〜7dよりも大きい点を除いて、記録液用インクジ
ェットヘッド7a〜7dと同様である。
【0023】乾燥液用インクジェットヘッド8のタンク
61内に充填された乾燥液としては、乾燥速度が前記イ
ンクよりも速い溶液が使用される。具体的には、少なく
とも水溶性有機溶剤と水とを含有する溶液が乾燥液とし
て好ましい。水溶性有機溶剤としては、下記の表1に示
すものが使用可能である。
【0024】
【表1】
【0025】なお、上記表1において1−プロパノール
は、プロピルアルコールないしはプロパノールと同一で
ある。また、2−プロパノールは、イソプロピルアルコ
ールと同一である。
【0026】水溶性有機溶剤は、20℃における蒸気圧
が−15mmHg以上100mmHg以下であることが
好ましい。これは水溶性有機溶剤の蒸気圧がこの範囲に
あれば、乾燥液の蒸発速度が記録液の蒸発を促進し得る
速度となり、かつ、吐出前の乾燥液が過度に蒸発するの
を防止することができるからである。すなわち、水溶性
有機溶剤の蒸気圧が−15mmHgを下回る場合には、
加熱装置65により加熱したとしても乾燥液の蒸発速度
が遅く、インクの乾燥が却って遅くなる。また、水溶性
有機溶剤の蒸気圧が100mmHgを上回る場合には、
図示しないヘッドキャップを装着しても常温状態で乾燥
液用インクジェットヘッド8に充填された乾燥液の大気
への蒸発が著しく、乾燥液を頻繁に補給する必要があ
り、実用上問題がある。
【0027】より好ましくは、水溶性有機溶剤は、20
℃における蒸気圧が3mmHg以上30mmHg以下の
範囲であることが望ましい。水溶性有機溶剤の蒸気圧を
この範囲に設定すれば、前記記録液の蒸発を促進する効
果と、吐出前の乾燥液の過度の蒸発を防止する効果が一
層良好となる。
【0028】乾燥液中の水溶性有機溶剤の含有量は20
wt%以上80wt%以下、より好ましくは、30wt
%以上70wt%以下であることが望ましい。水溶性有
機溶剤の含有量が20wt%を下回ると、インクの乾燥
を促進する効果が殆どない。また、水溶性有機溶剤の含
有量が80wt%を上回ると、加熱装置65により乾燥
液を加熱することにより、水溶性有機溶剤の蒸発が著し
くなる。その結果、乾燥液の組成が変化して、インクの
乾燥を促進する効果が低下する。また、組成の変化によ
り、乾燥液用インクジェットヘッド8から液滴が安定し
て飛翔しなくなり、記録紙4の所要位置に乾燥液を付着
できない場合が発生する。
【0029】乾燥液は、前記水溶性有機溶剤を一種類の
み含有していてもよく、二種類以上含有していてもよ
い。蒸気圧の異なる二種類以上の水溶性有機溶剤を含有
する場合には、温度に対する蒸発速度の分布が広がり、
乾燥液の蒸発の周囲温度に対する感度が低くなる。よっ
て、この場合には、乾燥液用インクジェットヘッド8か
らの乾燥液の蒸発を抑制することができ、タンク61の
交換周期が延びる。
【0030】また、乾燥液には、水溶性ウレタン樹脂等
の水溶性樹脂を含有していても良い。この場合、記録紙
4上のインクを樹脂により覆うことにより定着性と保存
性を向上することができる。ただし、水溶性樹脂の含有
量等はノズル26の目詰まりを生じないように設定する
必要がある。
【0031】さらに、乾燥液は、ノズル26の目詰まり
を起こさないものであれば、防カビ剤等の他の成分を含
有していてもよい。
【0032】前記加熱装置65は、赤外ランプ65aと
フード65bを備え、後述するように記録紙4の表面に
付着した乾燥液を、赤外ランプ65aの発生する近赤外
線光により加熱する。加熱装置65の出力は120W程
度であることが好ましい。図2に示すように、記録紙4
の印刷面の近傍には、温度センサ66が設けられてい
る。温度センサ66が検出した温度は、図2において概
略的に示す温度制御回路67に入力される。温度制御回
路67は、温度センサ66から入力された温度信号に基
づいて加熱装置65を制御する。第1実施形態では、温
度制御回路67は、温度センサ66により検出される記
録紙4の印刷面近傍の温度が45℃±2℃の範囲となる
ように加熱装置65を制御する。
【0033】次に、第1実施形態のインクジェット記録
装置の動作について説明する。図6のステップS1にお
いて、インクジェット記録装置の主電源がオンされる
と、ステップS2において図示しない加熱装置用電源が
オンされると共に、温度センサ66がオンされる。ステ
ップS3において、温度制御回路67が記録紙4の印刷
面近傍の温度が設定温度範囲(45℃±2℃)から外れ
ていることを検出すれば加熱装置65が作動し、この間
の印刷は停止される。一方、ステップS3において、温
度制御回路67が記録紙4の印刷面近傍の温度が設定温
度範囲内にあることを検出すると、印刷動作が開始され
る。
【0034】印刷時には、前記したようにキャリッジ2
が矢印X1方向に移動するときに、インクの吐出が行わ
れる。記録紙4の所要位置には、まず、乾燥液用インク
ジェットヘッド8のノズル26から加熱装置65によっ
て前記設定温度範囲内の温度に加熱された乾燥液の液滴
が吐出される。記録紙4の所要位置に付着した乾燥液は
乾燥を開始する。その直後に、前記キャリッジ2の矢印
X1方向の移動により、加熱装置65が乾燥液の付着位
置と対向する。このとき、加熱装置65の近赤外線光に
より乾燥液が加熱され、その結果、乾燥液の蒸発が促進
される。さらに、その直後に、前記キャリッジ2の矢印
X1方向の移動により、乾燥液の付着位置と対向する位
置に移動した記録液用インクジェットヘッド7a〜7d
のノズル26からインクの液滴が吐出される。
【0035】吐出されたインクの液滴は、乾燥液の上か
ら記録紙4上に付着するが、乾燥液が蒸発を開始してい
るため、乾燥液と共に蒸発することにより、インクの蒸
発が促進される。特に、前記のように乾燥液は記録紙に
付着した後に加熱装置65により加熱されているため、
常温状態よりも乾燥液の蒸発速度が速く、インクの蒸発
が効果的に促進される。また、加熱装置65からの放射
熱により乾燥液の温度が上昇しているため、インクの温
度も上昇し、この温度上昇によってもインクの蒸発が促
進される。
【0036】このように第1実施形態のインクジェット
記録装置1では、加熱装置65により記録紙4に付着後
に加熱した乾燥液によりインクの蒸発が促進されるた
め、インクの乾燥速度が速く、かつ、記録紙4へのイン
クの定着性が良好である。よって、画像が印刷された記
録紙を短い時間間隔で積層した場合でも、各記録紙の裏
面に、その記録紙の一つ下層の記録紙のインクが再転写
されてしまういわゆるオフセット現象の発生が防止され
る。そのため、第1実施形態のインクジェット記録装置
であれば、高速印刷が可能である。具体的には、A4紙
を縦送りした場合(長手方向が矢印yで示す副走査方向
と一致するように用紙を送りながら印刷した場合)、約
3枚/分以上の高速印刷が可能となる。
【0037】また、加熱装置65は、乾燥液用インクジ
ェットヘッド8に充填中の乾燥液を加熱するのではな
く、記録媒体4に付着した乾燥液を加熱するものである
ため、乾燥液用インクジェットヘッド8から吐出前の乾
燥液が過度に蒸発するのを防止することができる。その
結果、乾燥液用インクジェットヘッド8のタンク61の
交換周期が延びる。
【0038】さらに、第1実施形態では、記録紙4の所
要位置にインクが付着するより前に乾燥液が付着するた
め、記録紙4に付着したインクは乾燥液により直ちに蒸
発が促進され、インクの乾燥を促進する効果が高い。
【0039】(第2実施形態)図7に示す本発明の第2
実施形態では、乾燥液用インクジェットヘッド8の加熱
装置165は、フード165a内にファン165bと抵
抗線の発熱を利用する公知のタイプのヒータ165cと
を備えるドライヤーである。なお、ファン165bの送
風量は約1m3/分程度が好ましく、ヒータ165cの
出力は80W程度であることが好ましい。
【0040】加熱装置165をこのような構成とした場
合、ファン165bの発生する空気流がヒータ165c
により加熱されて、記録媒体4に付着した乾燥液に吹き
付けられる。よって、記録紙4の乾燥液は、空気流の有
する熱により加熱されることにより蒸発が促進されると
共に、空気流により乾燥液の周囲の空気が換気されるこ
とによっても蒸発が促進される。よって、このドライヤ
ー式の加熱装置165を使用した場合、前記第1実施形
態のように赤外ランプ65aの近赤外線光を利用する加
熱装置65を使用する場合と比較して、乾燥液の蒸発速
度が約30%程度向上する。第2実施形態のその他の構
成及び効果は前記第1実施形態と同様である。
【0041】(第3実施形態)図8に示す第3実施形態
では、キャリッジ2内に、矢印X1で示す前記インク吐
出時のキャリッジ2の移動方向下流側(主走査方向下流
側)から記録液用インクジェットヘッド7a〜7d、乾
燥液用インクジェットヘッド8及び加熱装置65が順に
配置されている。
【0042】加熱装置65は、第1実施形態と同様に赤
外ランプ65aの放射熱により乾燥液を加熱する方式の
ものであるが、赤外ランプ65aの出力は150Wであ
り、第1実施形態のものより高出力である。また、フー
ド65bの開口部には保護ガラス65cが取り付けられ
ている。この保護ガラス65cは、赤外ランプ65aの
放射する近赤外線光を透過する石英ガラスからなる。こ
の保護ガラス65cは、蒸発した乾燥液が赤外ランプ6
5aに付着して赤外ランプ65aが劣化するのを防止し
ている。
【0043】印刷時には、キャリッジ2が矢印X1方向
に移動するときに、インクの吐出が行われる。記録紙4
の所要位置には、まず、記録液用インクジェットヘッド
7a〜7dのノズル26からインクが吐出される。その
直後に、前記キャリッジ2の矢印X1方向の移動によ
り、インクの付着位置と対向する位置に移動した乾燥液
用インクジェットヘッド8のノズル26から乾燥液の液
滴が吐出される。さらに、その直後に、前記キャリッジ
2の矢印X1方向の移動により、加熱装置65が乾燥液
の付着位置と対向する。このとき、加熱装置65が放射
する近赤外線光により乾燥液が加熱され、その結果、乾
燥液の蒸発が促進される。インクの上から記録紙4の所
要位置に付着した乾燥液は蒸発を開始し、乾燥液と共に
蒸発することによりインクの蒸発が促進される。また、
乾燥液は記録紙4に付着すると直ちに加熱装置65によ
り加熱されるため蒸発が促進され、その結果、インクの
蒸発が一層促進される。よって、第3実施形態のインク
ジェット記録装置1では、インクの乾燥速度が速く記録
紙への定着性が良好であるため高速印刷が可能である。
【0044】また、第3実施形態では、記録紙4に付着
した4色のインクに対して均一に蒸発を促進できる。す
なわち、記録液用インクジェットヘッド7a〜7dと乾
燥液用インクジェットヘッド8を前記の配列としたこと
により、記録紙4の所要位置には、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの順でインクがすべて付着した後
に、前記記録紙4の所要位置に乾燥液が付着し、加熱装
置65により加熱されるため、4色のインクに対して一
斉に乾燥液による蒸発促進作用が働く。よって、第3実
施形態では、4色のインクの乾燥の速度と程度が均一化
され、良好な画質が得られる。第3実施形態のその他構
成及び効果は第1実施形態と同様である。
【0045】(第4実施形態)図9に示す本発明第4実
施形態のインクジェット記録装置は、加熱装置165が
ドライヤー式である点を除いて、前記第3実施形態と同
一の構造を有している。この第4実施形態のインクジェ
ット記録装置では、ドライヤー式の加熱装置165を作
用しているため、加熱された空気流の熱と換気作用によ
り乾燥液の乾燥を促進するため、乾燥液の乾燥速度が速
くなる。また、キャリッジ2には、主走査方向下流側か
ら記録液用インクジェットヘッド7a〜7d、乾燥液用
インクジェットヘッド8及び加熱装置165が順に配置
されているため、4色のインクに対して均一に蒸発促進
作用が働く。第4実施形態のその他の構成及び効果は第
1実施形態と同様である。
【0046】(第5実施形態)図10に示す第5実施形
態では、キャリッジ2内に前記記録液用インクジェット
ヘッド7a〜7d、乾燥液用インクジェットヘッド8及
び加熱装置65の他に定着液用インクジェットヘッド1
0が設けられている。
【0047】この定着液用インクジェットヘッド10
は、前記記録液用インクジェットヘッド7a〜7d及び
乾燥液用インクジェットヘッド8と同一構造であり、タ
ンク61内に定着液が充填されている。この定着液は、
記録紙4に対するインクの定着性及び保存性を向上する
ためのものであり、水と水溶性ウレタン樹脂等の水溶性
樹脂とを含有している。
【0048】キャリッジ2内には、主走査方向上流側か
ら、乾燥液用インクジェットヘッド8、加熱装置65、
記録液用インクジェットヘッド7a〜7d、定着液用イ
ンクジェットヘッド10の順で配列されている。なお、
加熱装置は第2実施形態のようなドライヤー式のもので
あってもよい。
【0049】印刷時には、まず、乾燥液用インクジェッ
トヘッド8のノズル26から乾燥液の液滴が記録紙4の
所要位置に吐出され、付着した乾燥液は直ちに乾燥を開
始する。その直後から、加熱装置65により付着した乾
燥液が加熱され、乾燥が促進される。さらに、その直後
に、記録液用インクジェットヘッド7a〜7dのノズル
26からインクの液滴が吐出され、乾燥液によるインク
の蒸発が促進される。さらに、定着液用インクジェット
ヘッド1から吐出された定着液の液滴が、前記乾燥液及
びインクが付着した記録紙4の所要位置に付着する。
【0050】この第5実施形態のように定着液用インク
ジェットヘッド10から吐出した定着液を付着させれ
ば、記録紙4に付着するインクの定着強度が一層向上す
る。また、定着液により記録紙4上のインクが覆われる
ため、記録紙4に対するインクの保存性が向上する。ま
た、第5実施形態では、定着液を乾燥液に含有させるの
ではなく、乾燥液用インクジェットヘッド8とは別に設
けた専用の定着液用インクジェットヘッド10により定
着液を吐出するようにしているため、乾燥液用インクジ
ェットヘッド8のノズル26の目詰まりを防止すること
ができる。第5実施形態のその他の構成及び効果は、第
1実施形態と同様である。
【0051】(第6実施形態)図11に示す第6実施形
態は、前記第5実施形態と同様に、定着液用インクジェ
ットヘッド10を備えており、キャリッジ2内には、主
走査方向下流側から記録液用インクジェットヘッド7a
〜7d、乾燥液用インクジェットヘッド8、加熱装置6
5及び定着液用インクジェットヘッド10が順に配列さ
れている。なお、加熱装置は第2実施形態のようなドラ
イヤー式のものであってもよい。
【0052】印刷時には、記録紙4の所要位置に、イン
ク、乾燥液、定着液の順で液滴が吐出される。よって、
乾燥液によりインクの乾燥が促進されると共に、定着液
により記録紙4に対するインクの定着性及び保存性が向
上する。また、定着液を専用の定着液用インクジェット
ヘッド10により吐出するようにしているため、乾燥液
用インクジェットヘッド8のノズル26の目詰まりを防
止することができる。第6実施形態のその他の構成及び
効果は第2実施形態と同様である。
【0053】本発明の効果を確認するための実験を行っ
た。この実験では、実験例1から実験例5及び比較例に
ついて、乾燥速度、裏写り、オフセット性及び定着隔離
強度の4項目について試験した。
【0054】実験例1から実験例5の乾燥液の組成は、
表2に示す通りである。なお、比較例は乾燥液を使用し
ない場合である。
【0055】
【表2】
【0056】前記実験例1から実験例5の乾燥液は、以
下の製造工程で作製した。まず、前記表2の組成物をフ
ラスコに当量入れ、市販のスターラーと撹拌子で約10
分撹拌した。ただし、実験例3及び実験例4では、添加
物を水に先に溶解・撹拌した状態で水溶性有機溶剤を添
加した。その後、孔径0.5μmのフィルターにより濾
過してゴミを除去した。
【0057】インクについては、実験例1から実験例5
及び比較例のすべてについて、表3に示す組成のものを
使用した。
【0058】
【表3】
【0059】乾燥速度の試験を除き、第1実施形態のイ
ンクジェット記録装置(図1から図5参照)を使用して
印刷を行った。
【0060】実験例及び比較例についての乾燥速度、裏
写り、オフセット性及び定着隔離強度の実験結果は、下
記の表4に示す通りである。
【0061】
【表4】
【0062】(乾燥速度)乾燥速度の試験は、実験例1
から実験例5については、45℃に加熱した乾燥液を、
市販のディスペンサー(液体定量供給装置)を使用して
記録紙(ミノルタ製EPペーパ)上に、約1ml滴下し
た後、表3のブラックのインクをその上に同じく約1m
l滴下し、乾燥時間を測定した。比較例1については前
記ディスペンサーを使用して前記記録紙上に、表3のブ
ラックのインクを約1ml滴下し、乾燥時間を測定し
た。乾燥時間は、ウレタンゴム製の厚さ1mmのブレー
ドをインク面に荷重50gで摺接し、にじみ(インクの
拡がり)が生じなくなるまでの時間である。従って、乾
燥時間が短い程インクの乾燥速度は速いことになる。
【0063】表4において、“○”は乾燥時間が1秒以
内、“△”は乾燥時間が1秒を越えて5秒以内、“×”
は乾燥時間5秒以上である。“○”は乾燥速度が良好で
あり、“△”は印刷速度に依存するがA4縦送りで10
枚/分までの印刷速度であれば、実用上問題のない程度
である。
【0064】表4に示すように、比較例では乾燥速度の
評価が“×”であるのに対して、実験例1から実験例5
ではいずれも乾燥速度の評価が“○”である。この実験
結果より、本発明によればインクの乾燥速度が速くなる
ことが確認できる。
【0065】(裏写り)裏写りとは、記録紙の印刷面と
は反対側の面(裏面)に印刷した画像が写る現象であ
る。裏写りの試験では、まず、第1実施形態のインクジ
ェット記録装置を使用して記録紙(ミノルタ製EPペー
パ)に、100μmドット径の印刷を85μmピッチで
行った。次に、記録紙の裏面から、印刷された画像の反
射光学濃度を市販の反射光学濃度計(コニカ(株)社製
PDA)を使用して測定した。反射光学濃度が小さい
程、裏写りが少ない良好な印刷である。
【0066】表4において、“○”は反射光学濃度が
0.2以下、“△”は反射光学濃度が0.2を越えて
0.3未満、“×”は反射光学濃度が0.3以上であ
る。表4に示すように、比較例では裏写りの評価が
“△”であるのに対して、実験例1から実験例5ではい
ずれも裏写りの評価が“○”である。この実験結果よ
り、本発明のインクジェット記録装置は裏写りに関して
も良好な印刷ができることを確認できる。
【0067】(オフセット性)オフセットとは、前記し
たように画像が印刷された記録紙を積層したときに、記
録紙の裏面にその記録紙の一つ下層の記録紙のインクが
再転写される現象をいう。オフセット性の試験では、前
記裏写りの試験と同様、まず、第1実施形態のインクジ
ェット記録ヘッドを使用して記録紙(ミノルタ製EPペ
ーパ)に、100μmドット径の印刷を85μmピッチ
で行った。次に、印刷面上に10cm四方の記録紙(ミ
ノルタ製EPペーパ)の紙片を載置し、その上から10
0gの荷重を負荷した。その後、紙片に転写されたイン
クの反射光学濃度を前記反射光学濃度計を使用して測定
した。
【0068】表4において、“○”は反射光学濃度が
0.2以下、“△”は反射光学濃度が0.2を越えて
0.3未満、“×”は反射光学濃度が0.3以上であ
る。表4に示すように、比較例ではオフセット性の評価
が“×”であるのに対して、実験例1から実験例5では
いずれもオフセット性の評価が“○”である。この実験
結果より、本発明のインクジェット記録装置では、前記
のようにインクの乾燥速度が速くなったことにより、オ
フセット現象の発生が効果的に抑制されることが確認で
きる。
【0069】(定着隔離強度)定着隔離強度の試験で
は、まず、第1実施形態のインクジェット記録ヘッドを
使用して記録紙(ミノルタ製EPペーパ)に、100μ
mドット径の印刷を85μmピッチで行い、反射光学濃
度を前記反射光学濃度計を使用して測定した。次に、図
12に示すように、角部が90゜となり、かつ、図示の
寸法となるように切断した市販の消しゴム(ライオン社
製の製図用消しゴムNo.502)68をホルダー69
に装着し、この消しゴム68を紙片上に対して接触角4
5゜、加圧荷重1kgで接触させ、片道行程10cmで
3往復させた。なお、1往復に約20秒を費やした。そ
の後、反射光学濃度を前記市販の反射光学濃度計を使用
して再度測定し、反射光学濃度の低下率を算出した。
【0070】表4において、“○”は反射光学濃度の低
下率が5%以下で定着隔離強度が良好であることを示し
ている。また、“△”は反射光学濃度の低下率が5%を
上回り10%未満であることを示し、“×”は反射光学
濃度の低下率が10%以上であることを示している。こ
の実験結果より、本発明のインクジェット記録装置で
は、前記のようにインクの乾燥速度が速くなったことに
より、インクの定着隔離強度が向上することが確認でき
る。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインクジェット記録装置は、記録液用インクジェット
ヘッドとは別に、乾燥液の液滴を記録媒体に吐出する乾
燥液用インクジェットヘッドを備え、かつ、記録媒体に
付着した乾燥液を加熱装置により加熱しているため、乾
燥液が蒸発することにより、記録液の蒸発が促進され、
記録液の乾燥速度が速くなる。よって、オフセット等の
発生を防止することができ、高速印刷を実行することが
できる。また、乾燥液を記録液用インクジェットヘッド
に充填された記録液に混合するのではなく、乾燥液用イ
ンクジェットヘッドに充填しているため、乾燥液の蒸発
時に生成される析出物に起因する記録液用インクジェッ
トヘッドの信頼性低下を防止することができる。さら
に、加熱装置は、乾燥液用インクジェットヘッドに充填
中の乾燥液を加熱するのではなく、記録媒体に付着した
乾燥液を加熱するものであるため、乾燥液用インクジェ
ットヘッドから吐出前の乾燥液が過度に蒸発するのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のインクジェット記録
装置を示す部分斜視図である。
【図2】 第1実施形態におけるキャリッジを示す概略
図である。
【図3】 記録液用インクジェットヘッドの底面図であ
る。
【図4】 記録液用インクジェットヘッドの縦断面図で
ある。
【図5】 図4のV−V線での断面図である。
【図6】 第1実施形態のインクジェット記録装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 第2実施形態のインクジェット記録装置のキ
ャリッジを示す概略図である。
【図8】 第3実施形態のインクジェット記録装置のキ
ャリッジを示す概略図である。
【図9】 第4実施形態のインクジェット記録装置のキ
ャリッジを示す概略図である。
【図10】 第5実施形態のインクジェット記録装置の
キャリッジを示す概略図である。
【図11】 第6実施形態のインクジェット記録装置の
キャリッジを示す概略図である。
【図12】 定着隔離強度の試験方法を説明するための
概略斜視図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 4 記録紙(記録媒体) 7a〜7d 記録液用インクジェット記録ヘッド 8 乾燥液用インクジェット記録ヘッド 10 定着用インクジェット記録ヘッド 20 キャビティ 24 インレット 22 供給室 26 ノズル 60 流路 61 タンク 65,165 加熱装置 66 温度センサ 67 温度制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田畑 賢一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 上田 昇 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録液が充填され、この記録液の液滴を
    記録媒体に吐出する記録液用インクジェットヘッドと、 記録媒体に付着した前記記録液の乾燥を促進するための
    乾燥液が充填され、この乾燥液の液滴を記録媒体に吐出
    する乾燥液用インクジェットヘッドと、 記録媒体に付着した乾燥液を加熱する加熱装置とを備え
    るインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記乾燥液は、少なくとも水溶性有機溶
    剤と水とを含有することを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥液に含有される水溶性有機溶剤
    は、20℃における蒸気圧が−15mmHg以上100
    mmHg以下であることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱装置は、近赤外線光を前記記録
    媒体に付着した乾燥液に照射するものである請求項1か
    ら請求項3のいずれか1項に記載のインクジェット記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱装置は、加熱した空気流を前記
    記録媒体に付着した乾燥液に吹き付けるものである請求
    項1から請求項3のいずれか1項に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  6. 【請求項6】 印刷時には、前記記録液用インクジェッ
    トヘッドから吐出される記録液よりも先に、前記乾燥液
    用インクジェットヘッドから乾燥液が記録媒体に吐出さ
    れることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
    1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記乾燥液用インクジェットヘッドは、
    前記記録液用インクジェットヘッドよりも主走査方向下
    流側に配置されていることを特徴とする請求項6に記載
    のインクジェット記録装置。
JP10114998A 1998-04-13 1998-04-13 インクジェット記録装置 Pending JPH11291474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10114998A JPH11291474A (ja) 1998-04-13 1998-04-13 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10114998A JPH11291474A (ja) 1998-04-13 1998-04-13 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11291474A true JPH11291474A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14293017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10114998A Pending JPH11291474A (ja) 1998-04-13 1998-04-13 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11291474A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272731A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2015024612A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272731A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP4701786B2 (ja) * 2005-03-29 2011-06-15 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2015024612A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070229611A1 (en) Liquid ejection head and image forming apparatus comprising same
KR20090047476A (ko) 가열된 기판상의 인쇄
JPH11268307A (ja) マルチカラ―液体インクプリンタ及び印刷方法
JP2008238485A (ja) インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP4815292B2 (ja) 液体吐出装置及び画像形成装置
JP2008034719A (ja) 電気配線構造、液体吐出ヘッド、液体吐出装置、及び画像形成装置
JP4950099B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP3835699B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像記録装置
JP2007001078A (ja) 液滴吐出装置及び液滴吐出方法
JPH08142321A (ja) インクジェットプリント装置
JPH11291474A (ja) インクジェット記録装置
JP2005104135A (ja) 液体吐出装置及びインクジェット記録装置
JPH11291473A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置に使用する乾燥液
JPH03234623A (ja) インクジェット記録装置
JP2003165203A (ja) インクジェット記録装置
JP2005313636A (ja) 打滴制御方法及び液吐出装置
JP3317322B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2761671B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3906846B2 (ja) インクジェット記録ヘッド及びこれを備えたインクジェット記録装置
JPH04197637A (ja) インクジェット式の記録方法および記録装置
US7066564B2 (en) Selection of printing conditions to reduce ink aerosol
JPH0752400A (ja) インクジェットカートリッジおよびインクジェット記録装置
JPH0485046A (ja) インクジェット記録装置
JPH05131616A (ja) インクジエツト記録装置
JPH06316086A (ja) インクジェットプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20040303

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712