JPH11290630A - フィルタの目詰まり検出装置 - Google Patents

フィルタの目詰まり検出装置

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JPH11290630A
JPH11290630A JP10446098A JP10446098A JPH11290630A JP H11290630 A JPH11290630 A JP H11290630A JP 10446098 A JP10446098 A JP 10446098A JP 10446098 A JP10446098 A JP 10446098A JP H11290630 A JPH11290630 A JP H11290630A
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revolutions
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタの目詰まり状態を知るために使用さ
れるフィルタの目詰まり検出装置とその検知方法におい
て、フィルタの目詰まりによる回転数変動のみを検出し
て精度良くフィルタの目詰まり状態を検知できることが
でき、また、モータの回転数が不安定な状態での誤判定
を防止することができ、また、電源の電圧変動の影響を
除いた状態で精度良くフィルタの目詰まり状態を検知で
きることを目的とする。 【解決手段】 回転数記憶手段1を備えたフィルタの目
詰まり検出装置105は、目詰まり状態の判断基準とな
るモータの回転数N0と現在のモータの回転数N2の比較
から目詰まり状態の判定を行なう。任意の期間の回転数
の変化傾向を記憶しておくことで、精度よく目詰まり状
態を検知することができるフィルタの目詰まり検出装置
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタの目詰ま
り状態を知るために使用されるフィルタの目詰まり検出
装置とその検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフィルタの目詰まり検出
装置は、特開平8−285348号公報に記載されたも
のが知られている。
【0003】以下、そのフィルタの目詰まり検出装置に
ついて、図11を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、空気調和機101内には
フィルタ102とファン103とモータ104が備えら
れフィルタ102を介して空気を吸込んでいる。フィル
タの目詰まり検出装置105は回転数検知手段106と
設定値記憶手段107と判定手段108から構成されて
いる。
【0005】上記構成において、フィルタ102は空気
調和機101の運転に伴い空気中に浮遊する粉塵等を捕
集する。フィルタ102の目詰まりに伴い、空気調和機
内のファン103を駆動しているモータ104の回転数
が変化する。その回転数を回転数検知手段106によっ
て検出し、この検出値と設定値記憶手段107にあらか
じめ設定されているデータと比較してフィルタが目詰ま
り状態にあると判定手段108が判定したとき、目詰ま
り表示器109に出力してこれを表示させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のフィ
ルタの目詰まり検出装置では、フィルタの目詰まり以外
の要因、すなわち、機器に供給されている電源の電圧変
動などの要因で変動した回転数変動であっても、フィル
タの目詰まりによる変動であると誤判断してしまうの
で、高精度な目詰まり判定ができないという課題があ
り、フィルタの目詰まりによる回転数変動のみを検出し
て精度良くフィルタの目詰まり状態を検知できることが
要求されている。
【0007】また、機器の運転開始時には、モータの特
性によっては、回転数が安定するまでに時間がかかり、
モータの回転数が不安定な状態では、フィルタが目詰ま
りしていないのに、目詰まりしているという誤判定をす
る可能性があるという課題があり、モータの回転数が不
安定な状態での誤判定を防止することが要求されてい
る。
【0008】また、機器に供給されている商用電源の電
圧変動によりモータの回転数が変動するので、電圧変動
による回転数変動であっても、フィルタの目詰まりによ
る変動であると判断してしまうので、高精度な目詰まり
判定ができないという課題があり、電源の電圧変動の影
響を除いた状態で精度良くフィルタの目詰まり状態を検
知できることが要求されている。
【0009】また、機器に装着されているフィルタに
は、集塵機能の他にも、脱臭機能、抗菌機能、抗ウィル
ス機能などが付加されている場合が多く、フィルタの目
詰まり状態のみでフィルタの寿命を判断することができ
ないという課題があり、総合的にフィルタの寿命を適切
に判断できることが要求されている。
【0010】また、機器に装着されているモータの特性
は1台ごとに微妙に異なるものであり、フィルタが目詰
まりした場合の回転数変動幅は、1台ごとに異なる値を
示す。そのため目詰まりの判定規準となる値を一律に設
定した場合、同一のフィルタの目詰まり状態であっても
1台ごとに異なる判定結果が示される可能性があるとい
う課題があり、1台ごとのモータの特性のばらつきに影
響されないで精度良くフィルタの目詰まり状態を検知で
きることが要求されている。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、フィルタの目詰まりによる回転数変動の
みを検出して精度良くフィルタの目詰まり状態を検知す
ることができ、また、モータの回転数が不安定な状態で
の誤判定を防止することができ、また、電源の電圧変動
の影響を補正することによりフィルタの目詰まりによる
回転数変動のみを検出して精度良くフィルタの目詰まり
状態を検知でき、また、フィルタの総合的な寿命を適切
に判断でき、また、1台ごとのモータの特性のばらつき
に影響されないで精度良くフィルタの目詰まり状態を検
知できるフィルタの目詰まり検出装置を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルタの目詰
まり検出装置は上記目的を達成するために、モータの回
転数の変化傾向を記憶することにより、高精度なフィル
タの目詰まり状態検知をする構成としたものである。
【0013】本発明によれば、フィルタの目詰まりによ
る回転数変動のみを検出して精度良くフィルタの目詰ま
り状態を検知できるフィルタの目詰まり検出装置が得ら
れる。
【0014】また他の手段は、回転数の変化傾向から、
モータの回転数の安定度を推定することにより目詰まり
検知精度を向上する構成としたものである。
【0015】そして本発明によれば、モータの回転数が
不安定な状態での誤判定を防止することができるフィル
タの目詰まり検出装置が得られる。
【0016】また他の手段は、回転数の変化傾向から、
現在の電源電圧を推定することにより目詰まり検知精度
を向上する構成としたものである。
【0017】そして本発明によれば、フィルタの目詰ま
りによる回転数変動のみを検出して精度良くフィルタの
目詰まり状態を検知することのできるフィルタの目詰ま
り検出装置が得られる。
【0018】また他の手段は、運転時間の積算記憶手段
を備え、運転履歴を参照することにより目詰まり検知精
度を向上する構成としたものである。
【0019】そして本発明によれば、総合的にフィルタ
の寿命を適切に判断することのできるフィルタの目詰ま
り検出装置が得られる。
【0020】また他の手段は、風路の圧力損失変化手段
を備え、目詰まり検知精度を向上する構成としたもので
ある。
【0021】そして本発明によれば、1台ごとのモータ
の特性のばらつきに影響されないで精度良くフィルタの
目詰まり状態を検知することのできるフィルタの目詰ま
り検出装置が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明は、回転数検知手段、およ
び回転数記憶手段を備え、回転数の変化傾向を記憶して
おくことにより、高精度なフィルタの目詰まり状態検知
をするようにしたものであり、一定期間内の回転数の平
均値を求めることで短期的な回転数の変動の影響を除く
ことができるという作用を有する。
【0023】また、回転数の変化傾向から、モータの回
転数の安定度を推定することで目詰まり検知精度を向上
するようにしたものであり、モータの回転数が安定して
いる状態を確認することで精度良く目詰まり状態の判定
を行なうことができる。
【0024】また、回転数の変化傾向から、現在の電源
電圧を推定することで目詰まり検知精度を向上するよう
にしたものであり、回転数を検出したタイミングにおい
てその時点の推定された電源電圧の値に基づいて回転数
の値を補正することで精度良く目詰まり状態の判定を行
なうことができる。
【0025】また、運転時間の積算記憶手段を備え、運
転履歴を参照することで、回転数の変化による目詰まり
検知精度を向上するようにしたものであり、運転時間の
積算値の増加に応じて目詰まり状態を判定する基準の回
転数の値を補正することで総合的にフィルタの寿命を適
切に判断することができる。
【0026】また、風路の圧力損失変化手段を備え、回
転数の変化による目詰まり検知精度を向上するようにし
たものであり、1台ごとにフィルタの目詰まり状態を再
現して、目詰まり状態を判定する基準の回転数の値を補
正することで精度良く目詰まり状態の判定を行なうこと
ができる。
【0027】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0028】
【実施例】(実施例1)図1に示すように、フィルタの
目詰まり検出装置105は回転数検知手段106と回転
数記憶手段1と設定値記憶手段107と判定手段108
から構成されている。空気調和機101内にはフィルタ
102とファン103とモータ104が備えられフィル
タ102を介して空気を吸込んでいる。
【0029】上記構成において、フィルタ102は空気
調和機101の運転に伴い空気中に浮遊する粉塵等を捕
集する。図2に示すように、フィルタ102が目詰まり
していない初期の状態では、空気調和機101は複数段
階の風量設定が可能な場合、風量を最大に設定するとモ
ータ104の回転数はN1で安定する。空気調和機10
1の運転を継続すると、フィルタ102上には空気中に
浮遊している粉塵等が捕集されていく。さらに運転を継
続していくと、フィルタ102上に粉塵等が多量に蓄積
され空気に対する流通抵抗が増えていき、いわゆるフィ
ルタが目詰まりした状態となる。フィルタ102が目詰
まりしている場合は初期の目詰まりしていない状態に比
較して高い回転数N2で安定することとなる。
【0030】しかし、図3に示すように、空気調和機の
運転中においてはモータの回転数は雰囲気の温度変動
や、供給されている電源電圧の変動などの影響を受け、
回転数が変動していることが多い。そこで回転数の検出
を任意の時間間隔で複数回行ない、回転数記憶手段1に
複数の回転数を記憶させる。運転開始からn回にわたっ
て回転数検知を行なった場合、n回の回転数の平均値N
aveを求めることにより、雰囲気の温度変動の影響や、
電源電圧変動の影響を少なくすることができる。なぜな
ら、フィルタの目詰まりによる回転数の変化の度合い
は、長期間にわたって変化するものであり、比較的、短
期的な変動である電源電圧の変動は短い期間に複数の回
転数の値を検出することにより、平均化されると考えら
れる。雰囲気の温度変動についても同様のことが考えら
れる。フィルタの交換の目安となる回転数N0をあらか
じめ目詰まり検出装置105の設定値記憶手段107に
記憶させておき、N0とNaveとの比較を判定手段108
にて行ない、Nave>N0の場合にはフィルタの交換が必
要であるという意味の表示を目詰まり表示器109にて
行なう。
【0031】本実施例では、n回の回転数の検知結果か
ら平均値を求めることとしたが、n回の回転数値を全て
平均するのではなく、一旦求めた平均値と比較して極端
に差が大きい値を除く方法、または最大値、最小値を除
く方法を行なってから、再度平均値を求めれば、さらに
精度よく目詰まり状態の判定を行なうことができる。
【0032】また、本実施例ではN0とNaveの比較によ
り目詰まり状態の判定を行なうとしたが、Naveの値
が、1日の平均値を示しているとするならば、1週間の
各日の平均値をさらに平均化することにより、さらに精
度よく目詰まり状態の判定を行なうことができる。一般
的にフィルタの目詰まりの進行速度は遅いものであり、
1週間おきに目詰まり状態の判定を行なうくらいの頻度
であれば、目詰まり検出装置として実用上の問題は無い
ものとする。目詰まりの進行速度に比較して、電源電圧
の変動などは変動周期が短いと考えられるので、平均化
を繰り返すことで、電源電圧の変動などの影響を除くこ
とができるものである。
【0033】また、本実施例では回転数検知手段106
について詳しく説明しなかったが、モータの回転軸に固
定されたとチョッパとフォトインタラプタなどで構成す
ることができる。また、この方法に限ったものではな
く、回転数を検出できる構成であれば、フォトリフレク
タと反射板の組合せまたはホール素子と磁石の組合せな
どを使用してもその作用効果に差異を生じない。
【0034】また、本実施例では目詰まり検知の判定
を、最大風量時の回転数としたが、この方法に限ったも
のではなく、中間風量時の回転数または最小風量時の回
転数を判定基準としてもその作用効果に差異を生じな
い。ただし目詰まりした場合とそうでない場合との回転
数の変化量が大きくなる風量で判定をしたほうが目詰ま
り状態の検出精度を向上することができる。
【0035】また、本実施例ではフィルタ交換の目安と
なる回転数N0をあらかじめ設定値記憶手段107に記
憶させるものとしたが、この方法に限ったものではな
く、回転数N1の値から計算によってN0を求めてもその
作用効果に差異を生じない。
【0036】また、本実施例ではファン103の構造を
詳しく説明しなかったが、図1ではシロッコファンを示
している。しかし、これに限ったものでなく、フィルタ
の目詰まりにともない、モータの回転数が変化する特性
を有するのであれば、クロスフローファン等を使用して
もその作用効果に差異を生じない。ただし、その場合に
図2に相当するモータ回転数と経過時間の関係は異なる
形状を示すことがある。またフィルタの交換の必要性の
判断基準がN0>Naveとなる場合もある。
【0037】また、本実施例では回転数の平均値Nave
の値を求めるために任意の間隔でn回の回転数検知を行
なうとしたが、検知間隔および検知回数については特に
限定しない。短い間隔でより多くの回数について回転数
を検知して平均値を求めたほうが、平均値としての正確
さを向上させることができる。
【0038】また、本実施例では目詰まり表示器109
の表示方法については詳しく説明しなかったが、フィル
タ102が目詰まりしていることをLEDなどで表示す
るなどの方法が考えられる。しかし、その方法に限った
ものではなく使用者にフィルタ102が目詰まりしたこ
とを知らしめることができれば、音を発生させるなどの
方法を用いても同様の効果を得ることができる。
【0039】(実施例2)図1に示すように、フィルタ
の目詰まり検出装置105は回転数検知手段106と回
転数記憶手段1と設定値記憶手段107と判定手段10
8から構成されている。空気調和機101内にはフィル
タ102とファン103とモータ104が備えられフィ
ルタ102を介して空気を吸込んでいる。
【0040】上記構成において、フィルタ102は空気
調和機101の運転に伴い空気中に浮遊する粉塵等を捕
集する。図2に示すように、フィルタ102が目詰まり
していない初期の状態では、空気調和機101は複数段
階の風量設定が可能な場合、風量を最大に設定するとモ
ータ104の回転数はN1で安定する。空気調和機10
1の運転を継続すると、フィルタ102上には空気中に
浮遊している粉塵等が捕集されていく。さらに運転を継
続していくと、フィルタ102上に粉塵等が多量に蓄積
され空気に対する流通抵抗が増えていき、いわゆるフィ
ルタが目詰まりした状態となる。フィルタ102が目詰
まりしている場合は初期の目詰まりしていない状態に比
較して高い回転数N2で安定することとなる。
【0041】しかし、図4に示すように、空気調和機の
運転開始直後はモータの回転数はすぐに安定しない。そ
こで回転数の検出を任意の時間間隔で複数回行ない、回
転数記憶手段1に複数の回転数を記憶させる。運転開始
からn回の回転数検知を行なった場合、n回目に得られ
た回転数の値NnとN-1回目に得られた回転数の値Nn -1
を比較してNnとNn-1の差が少なかった場合にのみモー
タの回転数が安定していると判断し、目詰まり度合いの
判定を行なうこととする。フィルタの交換の目安となる
回転数N0をあらかじめ目詰まり検出装置105の設定
値記憶手段107に記憶させておき、N0とNnとの比較
を判定手段108にて行ない、Nn>N0の場合にはフィ
ルタの交換が必要であるという意味の表示をする。
【0042】本実施例ではNnとNn-1の比較方法につい
て詳しく説明しなかったが、(Nn- 1)−(Nn)があら
かじめ設定しておいた値以下の場合、または(Nn-1
/(Nn)があらかじめ設定しておいた値の範囲内であ
る場合に、モータの回転数が安定していると判断すれば
よい。安定度の判断基準としてあらかじめ設定しておく
値については、正常な状態と目詰まりした状態の回転数
の違いに比べて検知誤差として容認できる値に設定すれ
ばよい。
【0043】また、本実施例では回転数が安定している
と判断された場合に目詰まり度合いの判定を行なうこと
としたが、その方法に限ったものではなく、安定度すな
わち(Nn-1)−(Nn)または(Nn-1)/(Nn)の値
から係数βを求め、Nn×βをモータの回転数が安定し
た場合の値として推定することができる。そこでNn×
βとN0の比較を行なうことで、さらに高精度な目詰ま
り度合いの判定を行なうことができる。
【0044】また、本実施例では回転数の安定度を知る
ためにNnとNn-1の回転数の比較を行なうとしたが、そ
の方法に限ったものではなく、NnとNn-1およびNn-2
の値の比較を行なうことでも安定度を知ることができ
る。Nnを検知したタイミングの近傍の回転数データを
増やすことで、より正確な安定度の判定を行なうことが
できる。
【0045】また、本実施例では回転数検知手段106
について詳しく説明しなかったが、モータの回転軸に固
定されたチョッパとフォトインタラプタなどで構成する
ことができる。また、この方法に限ったものではなく、
回転数を検出できる構成であれば、フォトリフレクタと
反射板の組合せまたはホール素子と磁石の組合せなどを
使用してもその作用効果に差異を生じない。
【0046】また、本実施例では目詰まり検知の判定
を、最大風量時の回転数としたが、この方法に限ったも
のではなく、中間風量時の回転数または最小風量時の回
転数を判定基準としてもその作用効果に差異を生じな
い。ただし目詰まりした場合とそうでない場合との回転
数の差が大きくなる風量で判定をしたほうが目詰まり状
態の検出精度を向上することができる。
【0047】また、本実施例ではフィルタ交換の目安と
なる回転数N0をあらかじめ設定値記憶手段107に記
憶させるものとしたが、この方法に限ったものではな
く、回転数N1の値から計算によってN0を求めてもその
作用効果に差異を生じない。
【0048】また、本実施例ではファン103の構造を
詳しく説明しなかったが、図1ではシロッコファンを示
している。しかし、これに限ったものでなく、フィルタ
の目詰まりに伴い、モータの回転数が変化する特性を有
するのであれば、クロスフローファン等を使用してもそ
の作用効果に差異を生じない。ただし、その場合に図2
および図4に相当するモータ回転数と経過時間の関係は
異なる形状を示すことがある。またフィルタの交換の必
要性の判断基準がN0>N2となる場合もある。
【0049】(実施例3)図1に示すように、フィルタ
の目詰まり検出装置105は回転数検知手段106と回
転数記憶手段1と設定値記憶手段107と判定手段10
8から構成されている。空気調和機101内にはフィル
タ102とファン103とモータ104が備えられフィ
ルタ102を介して空気を吸込んでいる。
【0050】上記構成において、フィルタ102は空気
調和機101の運転に伴い空気中に浮遊する粉塵等を捕
集する。図2に示すように、フィルタ102が目詰まり
していない初期の状態では、空気調和機101は複数段
階の風量設定が可能な場合、風量を最大に設定するとモ
ータ104の回転数はN1で安定する。空気調和機10
1の運転を継続すると、フィルタ102上には空気中に
浮遊している粉塵等が捕集されていく。さらに運転を継
続していくと、フィルタ102上に粉塵等が多量に蓄積
され空気に対する流通抵抗が増えていき、いわゆるフィ
ルタが目詰まりした状態となる。フィルタ102が目詰
まりしている場合は初期の目詰まりしていない状態に比
較して高い回転数N2で安定することとなる。
【0051】実施例1と同様に回転数の変化からフィル
タの目詰まりを判定するものであるが、図5に示すよう
に、モータの回転数は空気調和機に供給されている電源
の電圧にも影響されて変動する。そこで回転数の検出を
任意の時間間隔で複数回行ない、回転数記憶手段1に複
数の回転数を記憶させる。記憶した複数の回転数の平均
値Naveの値を求める。
【0052】また、空気調和機は異なる風量設定が可能
である場合が多く、たとえば、弱と中と強の三段階に風
量を可変できる設定の空気調和機もある。風量を強に設
定した場合が最もフィルタの目詰まりの影響を受けやす
いのであれば、風量を強にした場合の回転数に基づいて
目詰まり状態の判断を行なえばよい。しかし、一般的に
風量を増やした場合には、回転数が増加し、騒音も増え
る傾向にあるので、目詰まり検知の精度向上を目的とし
て、一定期間の平均値Naveを求めるために頻繁に風量
を強にするのは使用感において問題がある。そこで、風
量が少なく、かつ騒音も低レベルである、風量=弱の回
転数においてNaveを求める。NnとNav eの比較を行な
い係数α=Nn/Naveを求める。回転数と電源電圧の間
には相関性があるので、係数αを知ることにより、回転
数Nnの値が得られた時点での電源電圧Vnが、一定期
間の電源電圧の平均値Vaveに対してどの程度変化して
いるかを知ることができる。
【0053】風量が弱の場合は、風量が強の場合に比べ
てフィルタの目詰まりによる回転数の変化の割合が少な
いので、目詰まり検知精度を向上するためには、風量が
強の状態で目詰まり状態の判定を行なう必要がある。そ
こで、風量が弱の状態で回転数Nnを検知した直後に風
量を強に変化させ、回転数Nnhを検知する。風量を変化
させる間には、ほとんど電源電圧の変動が起こらないと
するならば、先に求めておいた係数αを用いて、Nnh
補正することにより、風量が強の場合の回転数の平均値
avehを知ることができる。フィルタの交換の目安とな
る回転数N0をあらかじめ目詰まり検出装置105の設
定値記憶手段107に記憶させておき、N0とNaveh
の比較を判定手段108にて行ない、Naveh>N0の場
合にはフィルタの交換が必要であるという意味の表示を
目詰まり表示器109にて行なう。
【0054】本実施例では風量=弱の場合の回転数の一
定期間での平均値を求めることにより風量=強の場合の
回転数を補正したが、風量の組合せはこの場合に限った
ものでなく、風量=弱の場合の回転数の一定期間の平均
値を用いて風量=中の場合の回転数を補正するなどして
もよく、各風量の使用頻度や騒音の大きさなどの使用感
からその組合せを決定すればよい。
【0055】(実施例4)図6に示すように、フィルタ
の目詰まり検出装置105は回転数検知手段106と回
転数記憶手段1と運転時間積算手段2と設定値記憶手段
107と判定手段108から構成されている。空気調和
機101内にはフィルタ102とファン103とモータ
104が備えられフィルタ102を介して空気を吸込ん
でいる。
【0056】上記構成において、フィルタ102は空気
調和機101の運転に伴い空気中に浮遊する粉塵等を捕
集する。図2に示すように、フィルタ102が目詰まり
していない初期の状態では、空気調和機101は複数段
階の風量設定が可能な場合、風量を最大に設定するとモ
ータ104の回転数はN1で安定する。空気調和機10
1の運転を継続すると、フィルタ102上には空気中に
浮遊している粉塵等が捕集されていく。さらに運転を継
続していくと、フィルタ102上に粉塵等が多量に蓄積
され空気に対する流通抵抗が増えていき、いわゆるフィ
ルタが目詰まりした状態となる。フィルタ102が目詰
まりしている場合は初期の目詰まりしていない状態に比
較して高い回転数N2で安定することとなる。
【0057】実施例1と同様に回転数の変化からフィル
タの目詰まりを判定するものであるが、一般的にフィル
タの機能としては集塵機能の他に、脱臭機能や抗菌機
能、抗ウィルス機能などを有していることがある。その
ため、集塵機能の低下だけでフィルタの交換時期を判断
する場合、集塵機能が低下する以前に脱臭機能が交換を
必要とするレベルまで低下しているといったことが起こ
る可能性がある。そこで図7に示すように、運転時間に
応じて回転数の判断基準N0の値を変化させることによ
って、総合的なフィルタの寿命を適切に判断することが
できるものである。機械的な集塵方式であれば、フィル
タの集塵性能は時間的にほとんど変化せず、フィルタの
目詰まり度合いから、そのフィルタの性能を判断するこ
とができる。しかし活性炭などの脱臭剤や抗菌剤など
は、たとえ汚れの少ない環境で使用したとしても、一定
の割合で性能の劣化が進むものと考えられる。そのた
め、運転時間が長期間経過している場合は、脱臭機能や
抗菌機能などが低下している可能性が高いと考えられる
ので、回転数の判断基準N0の値を低くすることによ
り、脱臭機能や抗菌機能が大幅に低下しているのに寿命
ではないと誤判断してしまうことを防止することができ
る。
【0058】本実施例では、回転数の判断基準N0の値
を徐々に低くするものとしたが、この方法に限ったもの
ではなく、ある期間を境に段階的に低くする方法、また
はある期間を経過した時点で回転数の値に関わらず寿命
であるという判定を行なうという方法を用いてもよい。
一般的に、脱臭剤などの性能は使用開始から1年間経過
した頃から、劣化すると判断するならば、使用開始から
1年経過した時点で、目詰まりの判断基準N0を低くす
る方法も考えられる。また、どのような使用環境におい
ても、脱臭剤、または抗菌剤の性能を2年以上保証する
ことができないのであれば、使用開始から2年経過した
時点で、フィルタの目詰まり度合いに関わらず、フィル
タの交換が必要であるという意味の表示をすればよい。
【0059】(実施例5)図9に示すように、フィルタ
の目詰まり検出装置105は回転数検知手段106と回
転数記憶手段1と設定値記憶手段107と判定手段10
8から構成されている。空気調和機101内にはフィル
タ102とファン103とモータ104が備えられフィ
ルタ102を介して空気を吸込んでいる。
【0060】上記構成において、フィルタ102は空気
調和機101の運転に伴い空気中に浮遊する粉塵等を捕
集する。図2に示すように、フィルタ102が目詰まり
していない初期の状態では、空気調和機101は複数段
階の風量設定が可能な場合、風量を最大に設定するとモ
ータ104の回転数はN1で安定する。空気調和機10
1の運転を継続すると、フィルタ102上には空気中に
浮遊している粉塵等が捕集されていく。さらに運転を継
続していくと、フィルタ102上に粉塵等が多量に蓄積
され空気に対する流通抵抗が増えていき、いわゆるフィ
ルタが目詰まりした状態となる。フィルタ102が目詰
まりしている場合は初期の目詰まりしていない状態に比
較して高い回転数N2で安定することとなる。
【0061】実施例1と同様に回転数の変化からフィル
タの目詰まりを判定するものであるが、図8に示すよう
に、一般的に空気調和機に使用されているモータは1台
ごとに特性が異なるので、任意の3台の空気調和機の特
性について比較した場合、同一の期間後に同一の目詰ま
り状態に達したとしても、空気調和機Aの示す回転数N
2に比べて、空気調和機Bは高めの回転数を示し、空気
調和機Cは低めの回転数を示すといったことが起こる可
能性がある。目詰まり度合いの判定基準N0を一律に決
定した場合、空気調和機Aに比べて、空気調和機Bは早
めに目詰まりの表示がなされ、逆に空気調和機Cは遅め
に目詰まりの表示がなされることとなる。
【0062】そのため、目詰まり度合いの判定基準とな
る回転数N0の値は1台ごとに個別に設定したほうが、
より高精度に目詰まりの判定を行なうことができる。そ
こで図9および図10に示すように、正常なフィルタが
装着されている状態において吸込み側のダクト径を細く
する形で、風路の圧力損失変化手段3を用いて、そのフ
ィルタが目詰まりした場合の状態を再現する。その場合
の回転数をN0として記憶することで、その本体固有の
目詰まり判定値を知ることができるので、より高精度に
目詰まりの判定を行なうことができる。フィルタの目詰
まり状態の判定方法、および回転数の検出方法について
は実施例1と同様である。
【0063】本実施例では、風路の圧力損失変化手段と
して、吸込み側のダクト径を狭くする方式を用いたが、
この方法に限ったものではなく、圧力損失の高いフィル
タ状のものを装着するなどすれば同様の効果を得ること
ができる。目詰まりによりフィルタの圧力損失が増加し
た状態と同等の変化をもたらす方法であれば、その効果
は同様である。
【0064】また、本実施例では、風路の圧力損失変化
手段を用いて、そのフィルタが目詰まりした場合の状態
を再現することとしたが、フィルタが目詰まりして交換
が必要な状態を再現する方法だけでなく、交換が必要な
ほど目詰まりするまでの途中の段階の、目詰まり度合い
が少ない状態を再現してもよい。その場合は検知された
回転数N0とあらかじめ設定しておいた係数γによりN0
=γ×N0として、N0を求めても同様の効果を得ること
ができる。
【0065】また、本実施例では、正常な状態のフィル
タに加えて、圧力損失変化手段を装着する方法とした
が、この方法に限ったものではなく、正常なフィルタと
置き換えるかたちで、圧力損失手段を装着しても同様の
効果を得ることができる。またその方法のほうが、すで
に使用しているフィルタの状態に関わらず、目詰まり判
定値を正確に知ることができる。
【0066】また、本実施例では、圧力損失変化手段を
空気調和機本体とは別の構造としているが、この方法に
限ったものではなく、空気調和機本体の構造の一部とし
て圧力損失変化手段を内蔵する方法であっても、同様の
効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればフィルタの目詰まりによる回転数変動のみを
検出して精度良くフィルタの目詰まり状態を検知するこ
とができるという効果のあるフィルタの目詰まり検出装
置を提供することができる。
【0068】また、モータの回転数が不安定な状態での
誤判定を防止することができるという効果のあるフィル
タの目詰まり検出装置を提供することができる。
【0069】また、電源の電圧変動の影響を補正するこ
とによりフィルタの目詰まりによる回転数変動のみを検
出して精度良くフィルタの目詰まり状態を検知できると
いう効果のあるフィルタの目詰まり検出装置を提供する
ことができる。
【0070】また、フィルタの総合的な寿命を適切に判
断できるという効果のあるフィルタの目詰まり検出装置
を提供することができる。
【0071】また、1台ごとのモータの特性のばらつき
に影響されないで精度良くフィルタの目詰まり状態を検
知できるフィルタの目詰まり検出装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1、2、および3のフィルタの
目詰まり検出装置の構成図
【図2】同実施例1、2、3、および4のモータの回転
数と経過時間の関係を示す図
【図3】同実施例1のモータの回転数と経過時間の関係
を示す図
【図4】同実施例2のモータの回転数と経過時間の関係
を示す図
【図5】同実施例3のモータの回転数と経過時間の関係
を示す図
【図6】同実施例4のフィルタの目詰まり検出装置の構
成図
【図7】同目詰まり判断基準と経過時間の関係を示す図
【図8】同実施例5の各空気調和機の特性を示す図
【図9】同実施例5のフィルタの目詰まり検出装置の構
成図
【図10】同モータ回転数と経過時間の関係を示す図
【図11】従来のフィルタの目詰まり検出装置の構成を
示す図
【符号の説明】
1 回転数記憶手段 2 運転時間積算手段 3 圧力損失変化手段 102 フィルタ 104 モータ 105 目詰まり検出装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転数検知手段、および回転数記憶手段を
    備え、回転数の変化傾向を記憶しておくことにより、高
    精度なフィルタの目詰まり状態検知をすることのできる
    フィルタの目詰まり検出装置。
  2. 【請求項2】任意の時間間隔で検知した複数の回転数の
    値を回転数記憶手段に記憶し、一定時間内の回転数の変
    化傾向から、モータの回転数の安定度を推定することで
    目詰まり検知精度を向上することを特徴とする請求項1
    記載のフィルタの目詰まり検出装置。
  3. 【請求項3】任意の時間間隔で検知した複数の回転数の
    値から、電源電圧の変動による回転数の変動を補正する
    ことで目詰まり検知精度を向上することを特徴とする請
    求項1記載のフィルタの目詰まり検出装置。
  4. 【請求項4】運転時間積算手段を備え、運転時間の積算
    値に応じて、目詰まり判定の基準値を変化させることに
    より、回転数の検知による目詰まり検知精度を向上する
    ことを特徴とするフィルタの目詰まり検出装置。
  5. 【請求項5】風路の圧力損失変化手段を備え、回転数の
    検知による目詰まり検知精度を向上することを特徴とす
    るフィルタの目詰まり検出装置。
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