JPH11290414A - 車椅子入浴装置 - Google Patents

車椅子入浴装置

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JPH11290414A
JPH11290414A JP11425798A JP11425798A JPH11290414A JP H11290414 A JPH11290414 A JP H11290414A JP 11425798 A JP11425798 A JP 11425798A JP 11425798 A JP11425798 A JP 11425798A JP H11290414 A JPH11290414 A JP H11290414A
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JP
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plate
wheelchair
bathtub
elevating
bathing
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JP11425798A
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Kougoro Yokota
幸五郎 横田
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MERIKO KK
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MERIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、消防用ホースの如き軟性体シリンダ
に、水道水を給・排水させることによって昇降板の昇降
動を行う車椅子入浴装置を提供する。 【解決方法】 掘込型の浴槽U内に設けた昇降装置20
0の昇降板1を介して車椅子Kごと入浴者を昇降動させ
て肢体不自由者等を入浴させる車椅子入浴装置にして、
上記昇降装置200は、折りたたみ可能な袋状を呈する
複数の軟性体シリンダCと、この軟性体シリンダの伸縮
動に連動する昇降板付きパンタグラフ機構PGとによっ
て主要部材を形成せしめ、上記軟性体シリンダCには、
切換弁V1を介して水道水Wを供給・排水する配管Po
を接続し、上記切換弁の切換操作に応動して軟性体シリ
ンダCを膨張又は収縮させることにより昇降板1上の入
浴者を車椅子ごと昇降させる車椅子入浴装置100であ
る。これにより、掘込浴槽の深さは昇降板のストローク
量より僅かに深目に設定するだけで済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自力では入浴でき
ない高齢者や身体的なハンディを持った人のための入浴
装置に係るもので、入浴者は入浴専用の車椅子に乗った
ままの状態で車椅子ごと入浴するタイプの入浴装置に関
するものである。又、本発明は、一度に数名乃至10数
名が入浴できる広さを備えた一般浴槽内に、車椅子を自
由に移動させて複数の車椅子入浴者を同時に入浴出来る
ようにした入浴装置にも適用される車椅子入浴装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】老人や肢体不自由者用の入浴装置におい
て、座位を保てる人のための入浴装置は、担架上に寝か
された状態で入浴するタイプ、即ち、寝浴型の「特浴」
とは区別されて「中間浴」と呼ばれ、近時、各種の中間
浴が開発され、実用化に至っている。こうした中間浴の
一方式として、堀込型の浴槽を設け、この浴槽内を油圧
又は水圧シリンダ等により昇降する昇降板を設置し、こ
の昇降板の上昇端停止位置にて車椅子に乗った入浴者を
車椅子ごと昇降板上に誘導した後、所定量降下させるこ
とによって、入浴を行う方式の車椅子入浴装置がある。
【0003】この種の車椅子入浴装置にあっては、昇降
板を駆動するシリンダの一端は昇降板下面に直接又は間
接的に剛結され、他端は下方に延びて深さの深い所で適
宜固定されることになる。このため、例えば、昇降板の
ストロークが600mm程度必要の場合、少なくともそ
の倍以上の1500mm程度の堀込み工事が必要とな
る。この結果、浴槽自体の工事費が予想以上に嵩むばか
りでなく、シリンダをはじめとする昇降機構のメンテナ
ンス性能が著しく悪く、一旦故障を来すと、その修理に
相当な熟練と作業工数および経費を要する。又、浴槽底
面やシリンダ周りおよび昇降板下面の清掃作業は、深さ
が深いことや昇降板の取り外し作業が極めて厄介なるが
故に、最初から諦めているのが現状である。
【0004】更に、上記車椅子入浴装置は、一人専用浴
槽であるため、入浴者数が多い時など、もう少しゆっく
り入浴させてやりたいと思っても、次の入浴者が予洗を
終えて待機している状況では、十分満足感を与えるまで
入れてやることの出来ない場合がしばしばある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな従来の問題点を一挙に解消せんとしたもので、その
最たる解決要因は、従来のような長大なメカシリンダ機
構を廃し、例えば消防用ホースの如き軟性体シリンダ
に、水道水を給・排水させることによって昇降板の昇降
動を行わんとした点にある。
【0006】上記軟性体シリンダは、後述するように、
特殊な態様のもとに装着されていて、昇降板上昇時にお
ける推力は、予め平たく折りたたまれた軟性体シリンダ
内に一般家庭用等の水道水を導入することにより、当該
シリンダが膨張し、且つ伸長しようとする際に得られる
もので、実際には、直径10cm前後の単一シリンダ内
に、一般家庭へ供給されている1.2kg/cm前後の
水圧の水道水を導入すると、大略150kg程度の推力
が得られるよう形成されている。又、シリンダ内に導入
された水道水を外部に排出することにより、シリンダを
折りたたみながら縮小して昇降板を所定量降下せんとし
たものである。
【0007】本発明は、こうした軟性体シリンダを巧み
に使い一般の水道水により昇降動する水圧式の簡易リフ
トを採用することによって、掘込浴槽の深さは昇降板の
ストローク量より僅かに深目に設定するだけで済み、工
事費の大幅削減とメンテナンス性能を著しく向上させる
のみならず、昇降装置の製作費も大きく軽減出来ると云
った実用価値大なる車椅子入浴装置を提供せんとしたも
のである。
【0008】又、本発明は、昇降装置における昇降板の
下面に清水噴射孔を多数備えた配管を装着して、昇降装
置はもとより浴槽底面の汚れを簡単に洗い流せるよう形
成したものである。
【0009】更に、本発明は、上記昇降板が上下動する
車椅子入浴専用浴槽の一部と一般浴槽の一部を連接設置
し、車椅子が専用浴槽と一般浴槽との間を自由に出入り
出来るように形成して複数の車椅子入浴者を同時に入浴
可能とした入浴装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の車椅
子入浴装置は、掘込型の浴槽内に設けた昇降装置の昇降
板を介して車椅子ごと入浴者を昇降動させて肢体不自由
者等を入浴させる車椅子入浴装置において、上記昇降装
置は、折りたたみ可能な袋状を呈する複数の軟性体シリ
ンダと、この軟性体シリンダの伸縮動に連動する昇降板
付きパンタグラフ機構とによって主要部材を形成せし
め、上記軟性体シリンダには、切換弁を介して水道水を
供給・排水する配管を接続し、上記切換弁の切換操作に
応動して軟性体シリンダを膨張又は収縮させることによ
り昇降板上の入浴者を車椅子ごと昇降させることを特徴
とする。
【0011】請求項2は、請求項1記載の車椅子入浴装
置において、上記昇降板の下面に、清水噴射孔を多数備
えた配管を装着し、昇降装置及び掘込浴槽の底面を洗浄
可能としたことを特徴とする。
【0012】請求項3は、請求項1または2記載の車椅
子入浴装置において、上記昇降板上における浴槽側位置
及び浴室側位置に、車椅子の前車輪及び後車輪を前方移
動又は後方移動に対して止めるストップ板を各々配置
し、上記各ストップ板には必要に応じて回避部材を備
え、この回避部材は昇降板が最上昇端位置にて浴室側位
置のストップ板を回避させ、昇降板が最下降端位置にて
浴槽側のストップ板を回避させることを特徴とする。
【0013】請求項4は、請求項1または2記載の車椅
子入浴装置において、上記昇降板の一部に開閉部を設
け、上記開閉部をこの直下の浴槽底面に残留するお湯の
排水栓と対面させたことを特徴とする。
【0014】請求項5は、請求項2記載の車椅子入浴装
置において、上記清水噴射孔を多数備えた配管は、底板
と昇降板との隙間に配設したことを特徴とする。
【0015】請求項6は、請求項1または2または3ま
たは4または5記載の車椅子入浴装置において、掘込型
浴槽と、広い一般浴槽とを接続して入浴者が自由に出入
り出来るようにしたことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の請求項1によると、昇降板の上昇時に
おける推力は、予め平たく折りたたまれた軟性体シリン
ダ内に水道水を導入することにより、当該軟性体シリン
ダが膨張し、且つ伸長しようとする際にパンタグラフ機
構を介して得られる。この推力によりパンタグラフ機構
の上面に敷設した昇降板は上昇する。そして、軟性体シ
リンダ内に導入された水道水を外部に排出することによ
り、軟性体シリンダは、昇降板およびこれに載せた車椅
子の重量にて自動的に折りたたまれながら縮小して昇降
板を所定位置まで降下させる。
【0017】これにより、浴槽深さは昇降板のストロー
ク量より僅かに深目(通常、20cm前後)に設定する
だけで済み、工事費の大幅削減とメンテナンス性能を著
しく向上させるのみならず、小型コンパクト化された昇
降装置の製作費も大きく軽減出来る。更に、掘込工事が
浅くて簡単なことから、既存の浴室内に本装置を容易に
後取付することが出来ると同時に、電気系統を一切使用
しないので、極めて安全性が高い。
【0018】請求項2によると、浴槽底面内の所定位置
まで昇降板を降下させた状態にて、昇降板下面の外周囲
に配置した配管の清水噴射孔から水道水を噴射させる。
この噴射水は、昇降装置及び昇降板の下面はもとより浴
槽底面に対して一斉に噴射し、これらに付着した汚れを
簡単に洗い流す。
【0019】請求項3によると、昇降板が最上昇端位置
にて停止すると、一般浴槽と連結した場合には、浴室側
位置のストップ板が車椅子の前車輪から回避して車椅子
を浴室の床面との出入りを可能とし、昇降板が最下降端
位置にて浴槽側のストップ板が車椅子の前車輪から回避
して車椅子を一般浴槽との間の出入りを可能とし、スト
ップ板の手動操作をしなくても良く安全である。
【0020】請求項4によると、昇降板を浴槽底面内の
所定位置まで降下させた状態にて、昇降板上の開閉部か
らこの直下にある排水栓を抜き、浴槽底面に残留するお
湯が簡単に排水できる。
【0021】請求項5によると、清水噴射孔を多数備え
た配管配管を、底板と昇降板との隙間に配設しているか
ら、昇降板の昇降動に対して邪魔にならず、最小限の浴
槽が形成され、湯量の節約効果が得られる。
【0022】請求項6によると、掘込型浴槽から一度に
数名乃至10数名が入浴できる広さを備えた一般浴槽内
に、車椅子を自由に移動させて複数の車椅子入浴者を同
時に入浴出来、ゆったりした気分で入浴を楽しむことが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面の実施形態に
基づいて説明する。本発明の第1実施形態の車椅子入浴
装置100は、図1乃至図4に示すように、浴室内BL
内に設備された車椅子入浴装置専用の掘込型浴槽U内に
設置される。即ち、車椅子入浴装置100は、入浴者を
乗せた車椅子Kを、この車椅子Kごと掘込型浴槽Uを利
用して入浴させるものである。一般に、車椅子に座って
入浴する際に必要な湯の深さは、600mm程度とされ
ているが、本発明に係る上記掘込型浴槽Uの深さ、即
ち、浴室床面Yと、浴槽底面U1との間は、上記必要水
深より僅かに深く、例えば、620mm程度に設定され
ている。そして、この掘込型浴槽U内には、後記する昇
降装置200が配置されている。尚、掘込型浴槽Uの縦
・横寸法は、車椅子Kを搭載する昇降板1の寸法(例え
ば、幅800mm、長さ1200mm)より、若干大き
目に設定されている。
【0024】続いて、上記車椅子入浴装置100に採用
されている昇降装置200の詳細構成を説明する。先
ず、昇降装置200の主要構成部材は、掘込型浴槽U内
を所定ストロークで上下する昇降板1と、浴槽底面U1
に適宜固定されるフレームF1と、このフレームと一体
となった底板20及び昇降板1と、底板20との間に配
設されるパンタグラフ機構PG並びに袋状シリンダC等
から形成されている。
【0025】上記昇降板1は、その周囲が下方に垂下し
た折曲部1aを有し、上面に多数の水抜孔2が穿設され
ている。又、この昇降板1の左右には、ガードバー3,
4が立設され、このガードバーの幅Dは、車椅子Kの最
大幅D1より若干広目に設定されている。
【0026】又、昇降板1の下面1bと、底板20に
は、各々上レール5,6及び下レール7,8が左右に平
行して配設されるとともに、この上レール及び下レール
に各々案内されて転動するローラRを一端に持ち、他端
は固定ブロックBに軸着されるとともに、中腹部を枢軸
21を介して互いに交叉する配置のもとに接続される4
本の連結棒12,13から成るパンタグラフ機構PGが
設置されている。
【0027】又、2本の袋状を呈する軟性体シリンダ
(以下、袋状シリンダと称する)Cは、消防用ホースの
如き軟性材から成り、その上端10を図示のごとく、パ
ンタグラフ機構PGの連結棒13間を架絡する固定板2
2か、又は図示しないが直接昇降板1の下面1bに、下
端10を上記底板20に各々取付金具及び止めビスBを
介して取付けられている。
【0028】更に、袋状シリンダCには、その全長をほ
ぼ四等分し、弾力性のあるゴム紐11,11(連結棒で
も良い)や連結棒13間に架絡する保持棒14により折
曲部が保持されている。上記ゴム紐11,11は、その
両端に設けたフックを、昇降装置200の適当な部材に
各々係止されている。これにより、袋状シリンダCに圧
入される水道水Wにより袋状シリンダCが伸長時にパン
タグラフ機構PGの連結棒12,13を上伸させること
で昇降板1を上昇させる。又、袋状シリンダCに圧入さ
れる水道水Wを排水すると、図9のように、昇降板1や
パンタグラフ機構PGの自重で袋状シリンダCが萎みつ
つ各部材11,14の助けにより四等分に折りたたま
れ、昇降板1が下降する。
【0029】尚、上記袋状シリンダCは、織布の内面又
は両面にゴム引き又は樹脂コーティングした消防用ホー
スと酷似するものとか、ゴムと織布の2層構造のもの
等、要するに水密性が保持出来ること及び常態におい
て、扁平でその長手方向で折りたたみ可能な軟性態物質
から構成されるものである。更に、上記袋状シリンダC
には、図8に示すように、給水口・排水口を形成する継
手30,30が設けられている。
【0030】また、上記昇降板1には、車椅子Kの前車
輪HF及び後車HRの移動を制限するる一対のストップ
板S1,S1及びS2,S2を各々配置している。上記
各ストップ板S1には、車椅子Kが昇降板1上に進入し
たり退出する際の進退動に支障を及ぼさないよう回避部
材K1を備え、この回避部材K1は昇降板1が最上昇端
位置H付近にてストップ板S1,S1を回避させるよう
になっている。
【0031】即ち、図4に示すように、ストップ板S1
(片側のみを図示する)の回避部材K1は、昇降板1上
に装着した軸受体G2と、この軸受体G2内に支持され
た支軸K3(軸方向を昇降板1の前後方向に向けてい
る)と、この支軸K3の中間位置に軸着した支持棒K4
等から構成され、上記ストップ板S1は、支持棒K4と
一体に連結されている。また、支軸K3の一端には、こ
の支軸K3の中心軸と距離Xだけ偏心した位置に引張ボ
ルトK5が枢支されている。この引張ボルトは、昇降板
1を貫通して下方に吊り下げられ、この下端に調節筒K
6を螺合させている。
【0032】上記調節筒に結合したワイヤーW1の下端
は、昇降装置200における底板20の下面に連結した
フレームF1に、調節可能に螺合させたネジ管K7を通
し、下端の止具K8に結合されている。尚、復帰バネK
9を引張ボルトK5の上部と、昇降板1との間に着座す
るよう圧装し、この弾発力で常時ストップ板S1を図示
の時計方向、即ち、車椅子の進退通路内に突出する方向
に旋回させる力が与えられている。
【0033】これにより、昇降板1が最上昇端位置H付
近まで上昇すると、ワイヤーW1が引張られて、復帰バ
ネK9を縮めるとともに、支軸K3を強制的に旋回さ
せ、ストップ板S1を起立させて車椅子Kの移動を自由
にする。そして、昇降板1が最上昇端位置Hから下降す
ると、復帰バネK9でストップ板S1が倒立した2点鎖
線の状態のように自動復帰する。尚、後車HRの移動を
制限する一対のストップ板S2,S2は、倒立した状態
を常に維持している。従って、車椅子Kが昇降板1上に
乗り移る時、或いは昇降板1から退出する時のみ、一対
のストップ板S1,S1が開放して、その進退動を自由
とし、それ以外は車椅子Kの前後間の動きを拘束するも
のである。
【0034】続いて、各部の構成を説明する。先ず、上
記昇降板1の下面1bの例えば外周囲側1Cには、配管
Pを装着しており、これには多方向に向いた清水噴射孔
P1を多数備えている。上記配管Pへの水道水Wの供給
で、昇降装置200や昇降板1及び浴槽内底面U1を洗
浄可能としている。勿論、上記配管Pは、枠体フレーム
の底板20と昇降板1との間に配置すれば良いから、そ
の取付位置は、底板側であっても良い。
【0035】次に、上記昇降板1の一部に開閉部1K
(蝶番により開閉する蓋)を設け、上記開閉部1Kをこ
の直下の浴槽内底面U1に残留するお湯W1の排水栓V
と対面する関係位置をなしている。
【0036】更に、上記袋状シリンダCや清水噴射孔P
1に水道水Wを供給・排水する水圧供給回路50を説明
する。図5に示すように、水圧源となる水道管Poが配
管P2を介して三方切換弁V1に接続されている。三方
切換弁V1は分配器60から常開のストップ弁V2を介
して分配器62に行き、ここからホース61により2つ
の袋状シリンダCの2つの継手30に接続されている。
【0037】従って、三方切換弁V1のレバー65が
「給水位置」にあるとき、水道水Wは「三方切換弁V1
→分配器60→ストップ弁V2→分配器62→継手3
0,30→袋状シリンダC」の経路で袋状シリンダCに
供給され、袋状シリンダCを水風船のように膨張させ
る。また、三方切換弁V1のレバー65が「排水位置」
にあるとき、水道水Wは三方切換弁V1によって遮断さ
れるとともに、三方切換弁V1は排出管P3が分配器6
2に接続される。これにより、袋状シリンダC内の水道
水Wは「継手30,30→分配器62→ホース61→三
方切換弁V1→排出管P3」の経路で外部へ排出され
る。
【0038】水道水Wは、三方切換弁V1から常開のス
トップ弁V2を介して袋状シリンダCに供給される時、
昇降板1が最上昇端位置Hに接近すると、図6の部分平
面に示すように、昇降板1の下面位置に付設したストッ
プボルト70が連結棒12と衝突して上昇動を止めると
ともに、パンタグラフ機構PGの連結棒12に付設した
押体71がストップ弁V2のプランジャー73を押し込
み、水道水Wの流通を遮断する。この遮断状態で、袋状
シリンダC内に水道水Wが密閉され、昇降板1を最上昇
端位置Hに保持する。この最上昇端位置Hでは、昇降板
1が浴室BLの床面Yと面一となり、一対のストップ板
S1,S1が回避部材K1により開放して、車椅子Kの
進退動を自由とする。これにより、昇降板1上に車椅子
Kを乗降させる。
【0039】そして、三方切換弁V1のレバー65を
「排水位置」に操作すると、袋状シリンダC内が排出管
P3に接続され、これにたまる水道水Wが排出され、袋
状シリンダC内の萎みに合わせて昇降板1が下降動をは
じめる。この昇降板1の下降動は最下降端位置Lで機械
的に停止する。尚、後記の第2実施形態(図13)で
は、その上面が一般浴槽の床面U2と面一となるように
構成されている。
【0040】更に、上記水道管Poの配管P2は、開閉
弁V3を介して清水噴射孔P1を多数備えた配管Pに接
続されている。従って、適時に開閉弁V3を開閉操作す
れば、水道水Wが開閉弁V3から配管Pの清水噴射孔P
1に供給出来、昇降装置200及び浴槽内床面U1等が
一斉に洗浄されるように構成されている。このため、各
々の清水噴射孔P1の噴射方向は、任意な方向に向けら
れている。
【0041】本発明の車椅子入浴装置100及びこの昇
降装置200は、以上のように構成されており、次のよ
うに作用する。先ず、図3,8に示すように、昇降板1
の上昇時における推力は、予め平たく折りたたまれた軟
性体シリンダである袋状シリンダC内に水道水Wを導入
することにより、当該袋状シリンダCが折りたたまれた
状態から膨張し、且つ、伸長しようとする際に得られ
る。この推力により昇降板1は上昇する。
【0042】尚、上記袋状シリンダC内に発生する推力
は、直径10cm前後の単一シリンダ内に、一般家庭へ
供給されている1.2kg/cm前後の水圧の水道水W
を導入すると、大略150kg程度となる。
【0043】上記昇降板1の上昇操作は、三方切換弁V
1のレバーを「給水位置」に移動させると、水道水Wは
「三方切換弁V1→分配器60→ストップ弁V2→分配
器62→継手30,30→袋状シリンダC」の経路で袋
状シリンダCに供給され、袋状シリンダCを水風船のよ
うに膨張させる。そして、昇降板1が最上昇端位置Hに
接近すると、図6のように、ストップボルト70が連結
棒12と衝突して上昇動を止めるとともに、パンタグラ
フ機構PGの連結棒12に付設した押体71がストップ
弁V2のプランジャー73を押し込み、水道水Wの流通
を遮断する。この遮断状態で、袋状シリンダC内に水道
水Wが密閉され、昇降板1を最上昇端位置Hに保持す
る。上記昇降板1が最上昇端位置Hにあるとき、一対の
ストップ板S1,S1が回避部材K1により開放し、車
椅子Kを昇降板1へ搬入させたり、浴室の床面Yへ搬出
させられる。
【0044】次に、最上昇端位置Hにある昇降板1を車
椅子Kとともに、最下降端位置Lへの下降動は、三方切
換弁V1のレバー65を「排水位置」に操作することで
行われる。三方切換弁V1のレバー65を「排水位置」
にすると、袋状シリンダC内が排出管P3に接続され、
これにたまる水道水Wが排出され、袋状シリンダC内の
萎みに合わせて昇降板1が下降動をはじめる。この昇降
板1の下降動は最下降端位置Lで強制停止する。尚、昇
降板1が最上昇端位置Hから下降をはじめると、復帰バ
ネK9でストップ板S1が倒立した2点鎖線の状態のよ
うに自動復帰する。
【0045】上記昇降板1が最下降端位置Lにあると
き、図7に示すように、車椅子Kは、浴槽床面U1へ下
降される。この状態で入浴が行われる。上記昇降板1が
最下降端位置Lへの下降動に際して、袋状シリンダCは
扁平状に折りたたまれるから、浴槽深さ620mmは昇
降板1のストローク量600mmより僅か(約20cm
前後)に深目に設定するだけで済み、工事費の大幅削減
とメンテナンス性能を著しく向上させるのみならず、昇
降装置の製作費も大きく軽減出来る。
【0046】また、図10に示すように、清掃時には、
浴槽内底面U1内の所定位置{最下降端位置L}まで昇
降板1を降下させた状態にて、昇降板1の下面1bの外
周囲1cに配置した配管Pの清水噴射孔P1から水道水
Wを開閉弁V3の開口で噴射させる。この噴射水Wは、
昇降装置200及び昇降板1の下面1bはもとより浴槽
内底面U1に対して一斉に噴射し、これらに付着した汚
れが簡単に洗い流される。
【0047】尚、上記洗浄作業は、図7及び図10に示
すように、昇降板1を浴槽内底面U1の所定位置{最下
降端位置L)まで降下させた状態にて、昇降板1上の開
閉部1Kからこの直下にある排水栓Vを抜き、浴槽内底
面U1に残留するお湯W´を排水した状態にて行われ
る。この排水状態にて、昇降装置200及び昇降板の下
面1bはもとより浴槽内底面U1が一斉に洗浄される。
【0048】上記のように本発明の車椅子入浴装置10
0の昇降装置200によると、下記の効果を奏する。先
ず、袋状シリンダCに水道水Wを供給することで昇降す
る水圧式の簡易リフトとなり、袋状シリンダはこの収縮
時に折りたたまれ、浴槽深さは昇降板のストローク量よ
り僅かに深目に設定するだけで済む。これにより、工事
費の大幅削減とメンテナンス性能を著しく向上するとと
もに、昇降装置の製作費も大きく軽減出来る効果があ
る。
【0049】更に、昇降板1が最上昇端位置Hにて停止
すると、浴室側位置のストップ板S1,S1が車椅子K
の後車輪HRから回避して車椅子を浴室BLの床面Yと
の出入りを可能とする。また、昇降板1が下降すると、
ストップ板S1,S1が車椅子の後車輪側へ移動すると
ともに、前車輪HF側のストップ板S2,S2とで車椅
子の前後移動を拘束し、安全を確保する。
【0050】そして、昇降板を浴槽底面内の所定位置ま
で降下させた状態にて、昇降板上の開閉部1Kからこの
直下にある排水栓Vを抜き、浴槽底面U1に残留するお
湯W´が簡単に排水できる。
【0051】更に、昇降装置200の昇降板の周囲1c
に清水噴射孔P1を多数備えた配管Pを装着して、昇降
装置200はもとより浴槽内底面U1も簡単に洗い流せ
る。上記配管配管Pは、底板と昇降板との隙間に配設し
ているから、昇降板の昇降動に対して邪魔にならず、昇
降板1をコンパクトに最下降位置Lに折りたためられ
る。
【0052】以上は、本発明の限られた実施形態を紹介
したものであり、この実施形態に限定されず本発明の要
旨内での設計変更が可能である。例えば、袋状シリンダ
は、左右に配置したが、これを前後しても良い。また、
水圧が十分な場合や加圧ポンプを使用すればシリンダは
単一であっても良い。更に、この収縮時に折りたたんで
いるが蛇腹式に伸縮させる手段によっても良い。パンタ
グラフ機構に替えて、その他のスライドガイド手段に設
計変更しても良い。
【0053】更に、水道水Wの配管及びバルブ構成も、
上記実施形態に限定されず、適宜に回路変更される。上
記実施形態では、昇降装置200を一段式で図示した
が、深い浴槽の場合には、これを2段積みとした方式で
も使用されること、勿論である。更に、複列式の配置と
しても使用出来る。
【0054】そして、図11と図12と図13に示す第
2実施形態のように、車椅子入浴装置100を一般浴槽
U2と接続した掘込型浴槽U内に配置しても良い。この
第2実施形態においては、浴室BLには、歩行可能な人
や健康者が入る一般浴槽U2と、車椅子入浴者専用の掘
込型浴槽Uとが連接した浴槽を形成している。
【0055】そして、掘込型浴槽Uと一般浴槽U2との
間は、図13に示すように、僅かな段差(通常20c
m)だけ掘込型浴槽Uが深く掘込まれている。その昇降
板1は、その最上昇時において、床面Yの高さと同一ま
で伸長し、入浴時には一般浴槽U2の底面U3と同一高
さ迄降下するように配置されるものである。上記一般浴
槽の深さは600mm程度が妥当とされているため、昇
降板1のストロークも大略600mmに設定されてい
る。
【0056】上記第2実施形態に使用される昇降装置2
00の昇降板1は、浴室BLの床面Yと、一般浴槽U2
の底面U3とに車椅子Kを搬出・搬入させる関係から、
上記第1実施形態の一対のストップ板S1とこの回避部
材K1を備える他、昇降板1の一般浴槽U2側にも一対
のストップ板S2とこの回避部材K2を備える。
【0057】その詳細構成は、図12に示すようになっ
ている。上記回避部材K2(片側のみ図示する)は、軸
受体G10に支持された支軸K11(軸方向を昇降板1
の前後方向に向けている)の中間位置に支持棒K12を
介してストップ板S2が取付けられている。また、支軸
K11の一端には、その中心部から偏心位置(X)に引
張ボルトK13が枢着されている。この引張ボルトK1
3は、昇降板1を貫通して下方に吊り下げられ、この下
端にロックナットK14を螺合させ、昇降板1の下面1
bとの間に弾発バネK15を圧装させている。上記弾発
バネK15の弾発力でストップ板S2を水平姿勢に前車
輪HF側へ、常時突出させている。
【0058】そして、昇降板1が最下降端位置Lへと下
がると、ロックナットK14が連結棒12上に付設した
押体K16に押し上げられる。この結果、昇降板1が最
下降端位置Lにあるとき、弾発バネK15に抵抗して引
張ボルトK13を突き上げ、偏心枢着した支軸K11を
旋回させ、ストップ板S2を垂直上方向へ回避させる。
これで、昇降板1上ある車椅子Kを図13に示すよう
に、一般浴槽U2の底面U3との間に搬出・搬入させら
れる。尚、昇降板1が最下降端位置Lから上昇をはじめ
ると、ストップ板S2は弾発バネK15で水平姿勢に後
車輪HR側へ自動突出されるから、操作性と安全性とが
保証される。
【0059】上記のように、第2実施形態に使用される
昇降装置200の昇降板1は、浴室BLの床面Yと、一
般浴槽U2の底面U3とに車椅子Kを搬出・搬入させら
れる。従って、車椅子を一般浴槽U2の底面U3へと自
由に出入できるから、操作性と安全性とが保証される。
その他の作用・効果は、上記第1実施形態と同様につ
き、説明を省略する。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、軟性体シリ
ンダを巧みに使い一般の水道水により昇降する水圧式の
簡易リフトとしたから、浴槽深さは昇降板のストローク
量より僅かに深目に設定するだけで済み、工事費の大幅
削減とメンテナンス性能を著しく向上させるのみなら
ず、昇降装置の製作費も大きく軽減出来ると云った実用
価値大なる車椅子入浴装置を提供できる効果がある。
【0061】そして、請求項2によるときは、清水噴射
孔を昇降板の裏面に多数備えたから、昇降装置及び昇降
板の裏面はもとより浴槽底面に付着した汚れを簡単に洗
い流せる効果が発揮される。
【0062】請求項3によるときは、昇降板が最上昇位
置にて停止すると、浴室側位置のストップ板が車椅子の
車輪から回避して車椅子を浴室の床面との出入りを可能
とし、昇降板が最下降位置にて浴槽側のストップ板が車
椅子の車輪から回避して車椅子を浴槽との出入りを可能
とし、ストップ板の手動操作をしなくても良く、操作性
と安全性とが高められる効果が発揮される。
【0063】請求項4によるときは、昇降板を浴槽内底
面の所定位置まで降下させた状態にて、昇降板上の開閉
部からこの直下にある排水栓を抜くことができるから、
浴槽内底面に残留するお湯が簡単に排水でき、且つ、請
求項2の洗浄作用時の効率の良い排水効果が発揮され
る。
【0064】請求項5によるときは、清水噴射孔を多数
備えた配管配管を、底板と昇降板との隙間に配設してい
るから、昇降板の昇降動に対して邪魔にならず、昇降板
をコンパクトに最下降位置に折りたためられる効果が発
揮される。
【0065】請求項6によるときは、掘込型浴槽から一
度に数名乃至10数名が入浴できる広さを備えた一般浴
槽内に、車椅子を安全にして自由に移動させられ、且つ
複数の車椅子入浴者を同時に入浴出来るので、ゆったり
した気分で入浴を楽しめる効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、車椅子入浴装置
を掘込型の浴槽内に設けた全体の平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、車椅子入浴装置
を示す全体の展開斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、昇降装置の断面
図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、ストップ板とそ
の回避部材を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、昇降装置に使用
される水圧回路図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、ストップ弁の部
分図である。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、昇降装置の昇降
作用を示す断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示し、袋状シリンダの
作用を示す背面図である。
【図9】本発明の第1実施形態を示し、袋状シリンダの
作用を示す背面図である。
【図10】本発明の第1実施形態を示し、清水噴射状態
の部分断面図である。
【図11】本発明の第2実施形態を示し、車椅子入浴装
置を一般浴槽と接続した掘込型浴槽内に設けた平面図で
ある。
【図12】本発明の第2実施形態を示し、トップ板とそ
の回避部材を示す斜視図である。
【図13】本発明の第2実施形態を示し、車椅子入浴装
置の作用の断面図である。
【符号の説明】
1 昇降板 1b 下面 1c 外周囲 1K 開閉部 3,4 ガードバー 5,6,7,8 上レール,下レール 12,13 連結棒 20 底板 30 継手 50 水圧供給回路 60,62 分配器 70 ストップボルト 71 押体 73 プランジャー BL 浴室 S ストップ手段 C 袋状シリンダ(軟性体シリン
ダ) K 車椅子 S ストップ手段 S1,S2 ストップ板 K1,K2 回避部材 PG パンタグラフ機構 P 配管 P1 清水噴射孔 R ローラ V 排水弁 V1 三方切換弁 V2 ストップ弁 V3 開閉弁 Y 浴室床面 U 堀込型浴槽 U1 浴槽床面 U2 一般浴槽 U3 浴槽底面 W 水道水 W´ お湯 H 最上昇端位置 L 最下降端位置 100 車椅子入浴装置 200 昇降装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘込型の浴槽内に設けた昇降装置の昇降
    板を介して車椅子ごと入浴者を昇降動させて肢体不自由
    者等を入浴させる車椅子入浴装置において、上記昇降装
    置は、折りたたみ可能な袋状を呈する複数の軟性体シリ
    ンダと、この軟性体シリンダの伸縮動に連動する昇降板
    付きパンタグラフ機構とによって主要部材を形成せし
    め、上記軟性体シリンダには、切換弁を介して水道水を
    供給・排水する配管を接続し、上記切換弁の切換操作に
    応動して軟性体シリンダを膨張又は収縮させることによ
    り昇降板上の入浴者を車椅子ごと昇降させることを特徴
    とする車椅子入浴装置。
  2. 【請求項2】 上記昇降板の下面に、清水噴射孔を多数
    備えた配管を配設し、昇降装置及び掘込浴槽の底面を洗
    浄可能としたことを特徴とする請求項1記載の車椅子入
    浴装置。
  3. 【請求項3】 上記昇降板上における浴槽側位置及び浴
    室側位置に、車椅子の前車輪及び後車輪を前方移動又は
    後方移動に対して止めるストップ板を各々配置し、上記
    各ストップ板には必要に応じて回避部材を備え、この回
    避部材は昇降板が最上昇端位置にて浴室側位置のストッ
    プ板を回避させ、昇降板が最下降端位置にて浴槽側のス
    トップ板を回避させることを特徴とする請求項1または
    2記載の車椅子入浴装置。
  4. 【請求項4】 上記昇降板の一部に開閉部を設け、上記
    開閉部をこの直下の浴槽底面に残留するお湯の排水栓と
    対面させたことを特徴とする請求項1または2記載の車
    椅子入浴装置。
  5. 【請求項5】 上記清水噴射孔を多数備えた配管配管
    は、底板と昇降板との隙間に配設したことを特徴とする
    請求項2記載の車椅子入浴装置。
  6. 【請求項6】 掘込型浴槽と、広い一般浴槽とを接続し
    て入浴者が自由に出入り出来るようにしたことを特徴と
    する請求項1または2または3または4または5記載の
    車椅子入浴装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012066009A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Sakai Medical Co Ltd 入浴用設備のロック解除装置
JP2017080166A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 株式会社ハイレックスコーポレーション 膨縮装置および該膨縮装置を備えた昇降装置
JP2020050282A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社Subaru エアバッグ装置

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JP2017080166A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 株式会社ハイレックスコーポレーション 膨縮装置および該膨縮装置を備えた昇降装置
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