JPH11290342A - 歯科用予防アングル - Google Patents

歯科用予防アングル

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JPH11290342A
JPH11290342A JP11052822A JP5282299A JPH11290342A JP H11290342 A JPH11290342 A JP H11290342A JP 11052822 A JP11052822 A JP 11052822A JP 5282299 A JP5282299 A JP 5282299A JP H11290342 A JPH11290342 A JP H11290342A
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hole
angle
cap
gear
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JP11052822A
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Ray Roderick Jerald
レイ ロディック ジェラルド
R Surman James Iii
アール サーマン ザ サード ジェイムズ
M Rose Mark
エム ローズ マーク
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Young Dental Manufacturing Co
Original Assignee
Young Dental Manufacturing Co
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/005Devices for dental prophylaxis

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間に亘り潤滑剤を供給したり破片を除去
したりする必要のない歯科用予防アングルを提供する。 【解決手段】 アングル1はスリーブ部4とヘッド部7
とを含むワンピース型の本体3を含んでいる。拡大され
た軸受支持部19と前方の歯車部17とを含む駆動歯車
13がスリーブ部内に直接支承され、保持リング31と
ボール60との間に軸線方向に保持されている。従動歯
車50がキャップ70内に支承され、キャップはヘッド
部の孔に圧入されている。従動歯車は駆動歯車により駆
動される。従動歯車はバーチューブ51と歯車部53と
を含み、歯車部はボールに当接し、キャップ及びボール
により軸線方向に移動しないよう拘束され、ボールは従
動歯車用のスラスト軸受を形成している。歯科用ツール
がバーチューブに接続され、キャップと共働してシール
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用予防アング
ル(一般に予防用アングルと呼ばれる)に係り、特に繰
り返しオートクレーブ処理された後にも潤滑される必要
がない低廉な予防用アングルに係る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在入
手可能な大抵の予防用アングルは、使用される度毎に廃
棄される低廉な使い捨ての予防用アングル、又はメンテ
ナンスに多大の注意が払われる必要がある再使用可能な
高価な金属製の予防用アングルである。再使用可能なア
ングルは、その後の手術に備えてアングルが殺菌された
状態にあるよう、手術に使用される度毎にオートクレー
ブ処理されなければならないだけでなく、メンテナンス
されなければならない。再使用可能なアングルは円滑に
作動するよう潤滑されなければならない。しかしアング
ルが長時間使用される過程に於いて、またオートクレー
ブ処理されることにより、潤滑は破壊され失われる。製
造業者によっては予防用アングルが10時間使用される
度毎にアングルを潤滑することを推奨している。アング
ルは潤滑されなければ、いずれ固着した状態になり、作
動不可能になる。アングルの使用中にアングルのヘッド
内に破片が侵入する。かかる破片はアングルの歯車の作
動を阻害し、最終的に歯車を破壊することがある。従っ
て再使用可能なアングルはクリーニングや潤滑の目的で
定期的に分解されなければならない。しかし多くの歯科
医や衛生士は予防用アングルを定期的に潤滑したりクリ
ーニングしたりしない。アングルが定期的に潤滑されク
リーニングされなければ、アングルはいずれ故障する。
【0003】高価で高品質の再使用可能な予防用アング
ルの一例として、本願出願人であるアメリカ合衆国、ミ
ズーリ州、アースシィティ所在のヤング・デンタル・マ
ニュファクチュアリング・カンパニー(Young Dental M
anufacturing Company)により販売されているTS2
(登録商標)がある。このアングルはヤング・デンタル
・マニュファクチュアリング・カンパニーに譲渡された
米国特許第5,683,247号公報の第1図に従来技
術として記載され説明されている。
【0004】低廉な予防用アングルを製造するための初
期の試みが「Model C」の再使用可能な予防用アングル
としてヤング・デンタル・マニュファクチュアリング・
カンパニーにより行われた。キャップがヘッドに圧入さ
れた。アングルの従動歯車はバーチューブを含んでいる
が、下側の軸部は含んでいなかった。従動歯車はその全
体がキャップ内に回転可能に配置され、ヘッドに形成さ
れた平坦な棚部に当接していた。この構造は商業的には
受け入れられず、市場より引き上げられた。
【0005】上記米国特許第5,683,247号公報
には、メンテナンスすることなく1年又はそれ以上の長
期間に亘り使用可能な比較的低廉な予防用アングルが記
載されている。上記米国特許に従って形成された市販の
装置が二年間に亘りCARE-FREE(登録商標)なる商品名
にてヤング・デンタル・マニュファクチュアリング・カ
ンパニーにより販売され、商業的成功を収めた。しかし
このアングルの製造コストは望ましいコストよりも高か
った。
【0006】一回使用の使い捨ての予防用アングルや高
価な再使用可能なアングルに代わる一つのアングルが米
国特許第3,163,934号公報に記載されている。
この米国特許公報には、本体、キャップ、駆動シャフト
の軸受がポリプロピレンにて形成され、駆動歯車、従動
歯車、軸受ロックカラー、ボールスラスト軸受が金属に
て形成された比較的低廉な予防用アングルが記載されて
いる。少量のシリコーン潤滑剤がアングルのヘッド(ノ
ーズ)内に充填される。このアングルはシールされ繰り
返し殺菌されるよう構成されているが、使用中に患者の
口より異物が侵入したり潤滑が破壊されたりすることが
ないよう十分にはシールされず、繰り返しオートクレー
ブ処理することができない。更にこのアングルの構造に
よっては可動部品を正確に整合させることができず、そ
のためアングルを円滑に且つ静粛に且つ信頼性よく作動
させることができない。
【0007】
【発明の概要】本発明の一つの目的は、長時間に亘り潤
滑したり破片を除去したりする必要がない歯科用予防ア
ングルを提供することである。
【0008】本発明の他の一つの目的は、使用中アング
ルをシールする効果的な手段を含む上述の如きアングル
を提供することである。
【0009】本発明の他の一つの目的は、非常に低廉に
製造可能であり、従って3ヵ月、6ヶ月、一年の如きあ
る期間の後に経済的に交換可能な上述の如きアングルを
提供することである。
【0010】本発明の他の一つの目的は、棒材より機械
加工により容易に製造可能な本体を含む上述の如きアン
グルを提供することである。
【0011】本発明の一つの局面によれば、概説すれ
ば、スリーブ部とネック部とヘッド部とを有するワンピ
ース型の本体を含む歯科用予防アングルが提供される。
スリーブ部及びネック部はヘッド部に設けられた孔と交
差する連続的な孔を郭定している。駆動歯車がスリーブ
部及びネック部内に回転可能に配置されている。駆動歯
車は一つの部材を機械加工することにより形成された歯
車部とシャフト部とを含んでいる。歯車部はシャフト部
よりも大きい。エアモータ式のハンドピースのDoriotノ
ーズの如き歯科用ハンドピースのコレットにより把持さ
れるよう、シャフト部はアングルの後端を僅かに越えて
延在している。従動歯車が駆動歯車によって駆動される
ようヘッド部の孔内に受け入れられている。従動歯車は
アッパシャフト、即ちバーチューブと歯車部とを含んで
いる。特に断らない限り、「バーチューブ」なる用語は
中空であると否とに拘らず、任意のシャフトを含むもの
として使用される。スラスト軸受(硬質ボールの形態を
なしていることが好ましい)が孔の交点の領域に於いて
本体内に挿入されている。駆動歯車及び従動歯車はボー
ルにより軸線方向へ移動しないよう拘束される。アング
ルの全ての部材は金属にて形成されることが好ましい。
特に本体及びキャップは機械加工により形成され、キャ
ップは本体のヘッド部に圧入されることが好ましい。
【0012】好ましい実施形態のヘッド部は従来より公
知のアングルのヘッド部よりも高さが小さく形成される
ので、アングルを形成する材料の大きさも小さくてよ
く、本体を形成するために使用される工具も単純なもの
であってよい。この方法によれば、キャップの高さによ
ってアングルの組立てられた状態に於けるヘッド部の高
さを決定することができる。
【0013】本発明の他の一つの局面によれば、アング
ルの駆動歯車のためのスラスト軸受が設けられ、スラス
ト軸受は複数個の実質的に半径方向に延在するアームを
有するシート金属製の保持リングを含み、アームは本体
のスリーブ部の内壁面に係合するようになっている。一
つの実施形態に於いては、アングルの駆動歯車の歯車部
はネック部に設けられた孔の小径部内に直接支承され、
歯車部の後端に設けられた後向きの肩部はシート金属製
の保持リングにより保持される。ワッシャが保持リング
と駆動歯車の肩部との間に介装されることが好ましい。
ネック部の孔の後端に設けられた後向きの肩部が保持リ
ングのためのストッパを郭定している。シート金属製の
保持リング及びワッシャは前述の米国特許第5,68
3,247号公報に記載された独立のブッシングよりも
遥かに低廉である。更にスリーブ部の小径部を形成する
ことにより一つの段差部しか必要でなく、駆動歯車のシ
ャフト部のための完全に整合され完全な大きさに設定さ
れた軸受を形成する際の誤差発生の恐れが低減される。
駆動歯車のシャフト部は軸受支持部を含み、該軸受支持
部の直径は歯車部よりも大きく、実質的に米国特許第
5,683,247号公報に記載されたブッシングの直
径と同一である。軸受支持部は凹状の中央部を含み、該
中央部は駆動歯車を長期間に亘り潤滑するためのグリー
スを保持する大きい空間を郭定している。
【0014】他の一つの実施形態に於いては、本体はア
ルミニウムの如き低廉な材料にて形成され、独立のブッ
シングが挿入され、複数個の実質的に半径を方向に延在
するアームを有するシート金属製の保持リングにより保
持され、アームはスリーブ部の内壁面に係合するように
なっている。独立のブッシングは駆動歯車及びブッシン
グの組立体がワンピース型の本体内に配置される前に駆
動歯車及びブッシングの組立体に潤滑剤を供給すること
ができるよう、潤滑剤供給孔を有している。ブッシング
はその外面に形成された一体的な環状のかかりにより保
持されることが好ましい。またブッシングはアングルの
寿命を増大させるよう黄銅の如き良好な軸受材料にて形
成される。本体を形成するために低廉な材料を使用する
ことにより独立のブッシングに必要なコストが相殺され
る。
【0015】本発明の他の一つの局面によれば、金属製
のキャップがヘッド部の孔内に好ましくは圧入により配
置され、これによりヘッド部の孔が閉ざされると共に従
動歯車がヘッド部内の所定の位置に保持される。従動歯
車はキャップ内に支承され、キャップは従動歯車のため
の半径方向(回転方向)のみの軸受を構成している。キ
ャップの内部は従動歯車の拡大された歯車部及びバーチ
ューブのための回転軸受を構成する大きさに設定される
ことが好ましい。従動歯車はその全体がキャップ内に回
転可能に配置され、スラスト軸受としてのボールと実質
的に点接触するので、本体に対するキャップの僅かな非
整合による悪影響を実質的に受けない。本体に低廉な材
料を使用する実施形態に於いては、この構造により従動
歯車のための独立のブッシングの必要性が排除される。
【0016】予防用カップの如き歯科用ツールが従動歯
車のバーチューブに接続され、ツールのエラストマ部が
キャップと共働してシールを形成する。前述の米国特許
第5,484,284号公報に記載された構造に従っ
て、キャップはバーチューブを囲繞する中空の軸部を含
み、該軸部に設けられたナイフエッジが歯科用ツールに
設けられたエラストマリングを切り込むようになってい
ることが好ましい。キャップは米国特許第5,642,
995号公報に記載されている如く中空の軸部の周りに
保護壁が設けられていることが好ましい。キャップは本
体に圧入嵌合する。歯科用ツールとキャップとの間のシ
ールは実質的に異物が本体内に侵入することを阻止し、
アングルの内部をクリーニングする必要性を低減し又は
排除する。またこのシールはアングルよりグリースが漏
洩することを防止する。
【0017】ボールの周りのヘッド部内の空間は潤滑剤
リザーバとして作用する。また潤滑剤リザーバはキャッ
プ内の空間であってキャップ内の凹状部とバーチューブ
との間の空間及び本体のネック部内の空間であって駆動
歯車の軸受支持部の凹状空間の周りの空間によっても形
成される。多数回のオートクレーブ処理に耐えることが
できる食品用等級の潤滑剤が使用されることが好まし
い。かくしてアングルはその有効寿命の間潤滑剤が供給
される必要がない。
【0018】アングルは容易には分解できないことが好
ましく、メンテナンスを要することなく例えば3ヶ月、
6ヶ月、又は1年の如き長期間に亘り使用可能であるこ
とが好ましい。本発明の構造によればアングルを低廉に
製造することができるので、アングルの寿命が来た段階
に於いてアングルを新しいアングルと交換することがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0020】添付の図面、特に図1乃至図5に於いて、
符号1は本発明による歯科用予防アングルの一つの好ま
しい実施形態を示している。アングル1は開いた後端5
を備えたスリーブ部4とネック部6とヘッド部7とを有
するワンピース型の金属製の本体3を含んでいる。
【0021】スリーブ部4及びネック部6は駆動組立体
11を受け入れる軸線方向に延在する本体孔9を郭定し
ている。ヘッド部7は後に詳細に説明する如く上向きに
開いた孔12を郭定している。これらの孔9及び12は
ヘッド部7内に於いて互いに90°の角度にて交差して
いる。
【0022】駆動組立体11は駆動歯車13とスラスト
軸受組立体15とを含んでいる。
【0023】駆動歯車13は駆動歯車部17と軸受支持
部19と後方へ延在するシャフト部21とを含んでい
る。特に図4に示されている如く、歯車部17の平坦な
前面23には10個の歯車歯24が形成されている。歯
車歯24は市販のCARE-FREE(登録商標)アングルの歯
と同様の要領にて形成された修正された傘歯車歯であ
る。
【0024】軸受支持部19は歯車部17よりも大き
く、歯車部17より本体のネック部6に設けられた孔3
9を貫通して後方へ延在している。軸受支持部19は駆
動組立体11のための軸受支持面を郭定する直径の大き
い二つの互いに隔置された軸受支持部25a及び25b
と、直径の小さい中央部26とを含んでいる。後側の軸
受支持部25bは半径方向に延在し後方へ面する肩部2
7にて終っている。軸受支持部25a及び25bは前述
の米国特許第5,683,247号公報に記載されたブ
ッシングと実質的に同一の直径を有し、従ってこれらの
軸受支持部は駆動歯車13の歯車部17よりも大きい。
【0025】シャフト部21は本体3の開口端5を越え
て延在し、Doriot型のハンドピースの如きハンドピース
のコレットにより受けられる大きさに設定されている。
【0026】スラスト軸受組立体15は青銅製のワッシ
ャ29と保持リング31とを含んでいる。ワッシャ29
は公称で0.028inch(0.71mm)の厚さ、0.3
14inch(7.98mm)の外径、0.133inch(3.
38mm)の内径を有している。保持リング31は例えば
3/16inch(4.8mm)の孔に嵌合する大きさに設定
され0.136inch(3.45mm)の内径を有するWald
es Truarc(登録商標)5005−31の円形のプッシ
ュオン型のインターナルシリーズのリングである。また
保持リング31は6個の突起33を含んでおり、突起3
3はリング31が本体孔9内に配置されると後方へ湾曲
変形する。リング31はステンレス鋼(PH15−7M
o又はこれと同等の材料、AISI632−AMS55
20)にて形成されており、約0.012inch(0.3
0mm)の厚さを有している。このリングは冷間圧延され
た軟鋼の孔内に配置されると80ポンド(36kg)のス
ラスト荷重に耐えるよう設計されている。
【0027】本体孔9はその開口端5の側より見て歯科
用ハンドピースのDoriotノーズに嵌合する大きさに設定
された円筒部35と、テーパ部36と、スラスト軸受組
立体15を受ける大きさに設定された小径の円筒部37
と、ネック部6に設けられ駆動歯車の軸受支持部25a
及び25bを支承する大きさに設定された更に小径の円
筒部39とを含んでいる。円筒部39の後面40は肩部
を郭定しており、該肩部に対しスラスト軸受組立体のワ
ッシャ28が保持リング31により当接した状態に保持
されている。円筒部39は本体3のヘッド部7内へ延在
し、ヘッド部の孔12の軸線の直前にて終っている。
【0028】本体のスリーブ部4の後端には標準的な位
置決め溝41及び一対の拡張用スリット42が形成され
ている。位置決め溝41は長さ0.187inch(4.7
5mm)、幅0.100inch(2.54mm)のものであっ
てよい。また拡張用スリット42は長さ0.250inch
(6.35mm)、幅0.016inch(0.41mm)のも
のであってよい。拡張スリット42が設けられているこ
とにより、アングルがハンドピースに取り付けられる際
にスリーブ部4の端部が僅かに拡張することができ、こ
れによりハンドピースのノーズ部と締り嵌め係合する。
位置決め溝41はDoriotノーズに設けられたピン又は突
起を受け入れ、当技術分野に於いて一般的である如く、
アングルの本体をハンドピースに対し相対的に回転しな
いよう保持する。
【0029】ヘッド部7の平坦な上面43は図1に示さ
れている如くスリーブ4の最も高い位置よりも低い。図
示の実施形態に於いては、スリーブ部4は約0.21in
ch(5.3mm)の半径を有し、正面図で見てヘッド部の
上側の角部は本体孔9の軸線より約0.225inch
(5.72mm)の位置まで延在し、これにより本体3を
構成する材料の最小半径の部分を郭定している。本体孔
9の軸線より測定した場合について見てヘッド部の最大
の半径方向の部分はスリーブ部4の半径より10%大き
い値よりも小さい。
【0030】ヘッド部の孔12は拡大された上方部45
と傾斜した中間部47と小径の下方部49とを含んでい
る。ヘッド部の孔12及び本体孔9の軸線は下方部49
内に於いて90°の角度にて互いに交差している。
【0031】ヘッド部の孔12は従動歯車50を受け入
れている。従動歯車50は一つの金属片より機械加工に
よって形成されたアッパシャフト、即ちバーチューブ5
1と歯車部53とを含んでいる。バーチューブ51には
孔が形成されており、予防用カップの如き歯科用ツール
のシャフトを受け入れるよう符合55にて示されている
如くねじが形成されている。図5に示されている如く、
歯車部53の平坦な下面57には11個の歯車歯59が
形成されている。歯車歯59は、駆動歯車の歯車部17
の同様の歯車歯20と円滑に係合しこれと共に回転する
よう、市販のCARE-FREE(登録商標)アングルの歯と同
一の要領にて形成された修正された傘歯車歯である。
【0032】ヘッド部の孔12の下方部49内にはボー
ル60が圧入されている。ボール60はC60〜67の
ロックウェル硬さ及び7.833の比重を有するグレー
ド25のクロム鋼(SAE52100又はこれと同等な
材料)にて形成された直径0.1563inch(3.97
0mm)のボール(0.000025inch(0.0006
4mm)球形度)であることが好ましい。ボール60の幾
何学的中心は本体孔9の軸線とヘッド部の孔12の軸線
との交点に位置している。ボール60は駆動歯車20及
び従動歯車50のためのスラスト軸受として作用する。
【0033】キャップ70がヘッド部の孔12の上方部
45内に受け入れられている。キャップ70は従動歯車
50を半径方向(回転方向)についてのみ支持し、ヘッ
ド部7に対し相対的に歯車50が軸線方向に過剰に運動
することがないよう歯車50をヘッド部の孔内に固定し
ている。キャップ70はその下端より見て下端に僅かに
小径のリード部73を含む本体部71と、環状フランジ
74と、軸部75とを含んでいる。本体部71はヘッド
部の孔12の上方部45内に圧入されている。リード部
73はキャップを孔12内へ案内する。例えば本体部7
1は0.251inch(6.38mm)の公称直径を有し、
リード部73は0.249inch(6.32mm)の公称直
径を有し、ヘッド部の孔の上方部45は0.250inch
(6.35mm)の公称直径を有する。環状フランジ74
は本体部71よりヘッド部7の上面43を越えて半径方
向外方へ延在している。
【0034】キャップ70内にはキャップ孔76、肩部
77、中間孔78、軸部孔79が形成されている。キャ
ップ孔76は従動歯車50の歯車部53を支承する大き
さに設定されており、軸部孔79は従動歯車50のバー
チューブ51を支承する大きさに設定されている。歯車
部53の上面は肩部77に隣接している。肩部77及び
フランジ74の下面の軸線方向の相対位置は、従動歯車
50が軸線に沿って上方へ移動し得る距離を決定するの
で注意深く設定される。
【0035】駆動歯車13の平坦な端部23及び従動歯
車50の平坦な端部57はボール60に係合している。
かくしてボール60は二つの歯車のための軸線方向の歯
車として作用する。従動歯車50は荷重を受けるとボー
ル60に対し押し付けられ、これによりボール60は従
動歯車50のためのスラスト軸受として作用する。ヘッ
ド部の孔の下方部49の深さはボール60の位置、従っ
て従動歯車50が下方へ移動し得る距離を決定するの
で、注意深く設定される。従動歯車及び駆動歯車の軸線
方向の合計の遊びは数千分の1inch(1inch=25.4
mm)であることが好ましい。
【0036】キャップ70の軸部75の上縁は、米国特
許第5,642,995号公報に詳細に記載されている
如く、軸部孔79の開いた上端を囲繞するナイフエッジ
81と該ナイフエッジを囲繞する保護壁83とを含んで
いる。従動歯車50のバーチューブ51は軸部75の上
端近傍まで孔79を貫通して上方へ延在している。
【0037】本体3はCA360の黄銅棒を機械加工し
クロムめっきすることにより形成されることが好まし
い。駆動歯車13及びキャップ70は303ステンレス
鋼の棒を機械加工することにより形成される。従動歯車
50はリン酸塩にて被覆された青銅の棒を機械加工する
ことにより形成される。
【0038】アングル1はまずヘッド部の孔12の下方
部49の下端にボール60を押し付けることによって組
立てられる。潤滑剤がキャップ70の内側に適用され、
中間孔78の領域に厚い潤滑剤の被覆が形成され、従動
歯車50がキャップ70へ押し込まれる。次いでかくし
て形成された組立体が、キャップのフランジ74がヘッ
ド部の上面43に当接するまでヘッド部の孔12の上方
部45内へ押し込まれる。過剰の潤滑剤がボール60の
周りの空間を充填するようボールの周りに適用される。
潤滑剤は駆動歯車13の軸受支持部19の周りにも適用
され、これにより中央部26内に潤滑剤の厚い層が形成
され、駆動歯車13がボール60に係合するよう押し込
まれる。次いでワッシャ29が肩部40に当接するよう
配置され、保持リング31がワッシャに当接するよう押
し込まれ、これにより駆動歯車が所定の位置に固定され
る。もし必要ならば、予防用カップの如き歯科用ツール
が従動歯車のバーチューブ51のねじ55にねじ込まれ
る。アングル1がナイフエッジ81と共働してシールを
形成するカップや他のツールを用いることなく使用され
る場合には、潤滑剤が軸部75の上端より押し出される
ことが判っている。従ってアングルがナイフエッジ81
と共働してシールを形成するカップや他のツールと共に
使用される限り、アングルの有効寿命の間アングルに潤
滑剤を供給する必要はない。
【0039】キャップとカップとの間のシールにより、
歯車を損傷したり歯車を汚染したりすることがある異物
が本体内に侵入することが防止される。従ってアングル
1は歯科医や衛生士によるメンテナンスを要することな
く長期間に亘り使用可能である。本体がワンピース型に
形成されることにより、アングル内のジョイントの数が
低減され、これにより異物がアングル内に侵入する虞れ
が低減される。
【0040】またアングル1の本体はワンピース型に形
成されるので、アングル1の製造及び組立てはマルチピ
ース型の本体の場合よりも低廉である。更にキャップ7
0及び保持リング31は現在一般的である如く本体にね
じ止めされるのではなく、本体に圧入されるので、キャ
ップ、ブッシング及び本体に互いに係合するねじを形成
する必要がない。このことにより更にアングルの製造コ
ストが低減される。本発明のアングルはメンテナンスさ
れる必要がなく、また現在使用されている金属製のアン
グルよりも低廉に製造可能であるので、例えば1年の如
き期間の経過後にアングル1を新しいアングルと交換す
ることができる。
【0041】本発明の歯科用アングルの第二の実施形態
が図6及び図7に図示されている。この実施形態は多く
の点に於いて第一の実施形態と同様である。保持リング
131、従動歯車150、ボール160、キャップ17
0はそれぞれ第一の実施形態に於ける対応する部材3
1、50、60、70と同一であってよい。ワッシャ2
9は設けられていない。
【0042】本体103は二つの主要な点に於いて第一
の実施形態の本体3とは異なっている。まず第一に、本
体103は6061−T6アルミニウム原料を機械加工
し陽極酸化処理することにより形成される。第二に、本
体103には使用者が本体を良好に把持することができ
るようスリーブ部104の周りに一連の環状溝105が
設けられている。
【0043】駆動組立体111は保持リング131に加
えて駆動歯車113及びブッシング191を含んでい
る。
【0044】駆動歯車113は歯車部117と後方へ延
在するシャフト部121とを含み、歯車部117及びシ
ャフト部121は第一の実施形態の駆動歯車13の対応
する部分と同一である。軸受支持部119が駆動歯車の
ための軸受支持面を郭定する直径の大きい二つの互いに
隔置された軸受支持部125a及び125bと、小径の
中央部126とを含んでいる。後側の軸受支持部125
bは円錐形のテーパ部127にて終っている。軸受支持
部125a及び125bは前述の米国特許第5,68
3,247号公報に記載されたものと実質的に同一の直
径を有しているが、軸受支持部119の全長は第一の実
施形態や前述の米国特許公報に記載された軸受支持部よ
りも僅かに小さい。
【0045】ブッシング191が該ブッシング、従って
駆動組立体111が本体103内の所定の位置に摩擦に
よって保持されるようネック部の孔139内に圧入され
る。ブッシング191はその前端部及び後端部に環状の
かかり192を含んでいる。各かかり192は約0.0
06inch(0.15mm)の厚さを有し、環状溝193に
より互いに隔置されている。各かかりはそのリーディン
グエッジに沿って面取りされている。また各かかり19
2はブッシング191がネック部の孔139内に圧入さ
れた後に駆動組立体111がアングルの本体103より
抜け出すことがないよう、ブッシングの外面よりも約
0.002〜0.004inch(0.051〜0.010
mm)外方へ延在している。例えばブッシング191は
0.227inch(5.77mm)の公称直径を有し、各か
かり192は0.231inch(5.87mm)の公称直径
を有し、ネック部の孔139は0.229inch(5.8
2mm)の公称直径を有する。かかるかかり及び環状溝の
構造は市販のCARE-FREE(登録商標)予防用アングルに
既に使用されている。
【0046】またブッシング191はその後端部にフラ
ンジ194を含んでいる。フランジ194はネック部の
孔139の後端140に係合し、ブッシング191をネ
ック部の孔139内に軸線方向に位置決めする。保持リ
ング131はブッシングの後端に係合し、フランジ19
4をネック部の孔139の端部140と密に係合した状
態に保持する。かくしてブッシング191はかかり19
2及び保持リング131により所定の位置に保持され
る。もし必要ならば、かかり192又は保持リング13
1が省略されてもよい。
【0047】かくして駆動歯車の歯車部117はブッシ
ング191の前端及びボール160により千分の数イン
チ(1inch=25.4mm)以上軸線方向に運動すること
がないよう拘束される。
【0048】またブッシング191はその側壁に設けら
れた潤滑剤供給孔195と孔197の後端に設けられた
段差部196とを含んでいる。段差部196は駆動歯車
のシャフト部に対する半径方向のクリアランスを約0.
001inch(0.025mm)に低減している。また段差
部196はブッシング191の後端に潤滑剤リザーバを
郭定している。
【0049】駆動組立体111を組み立てる際には、潤
滑剤がブッシング191の後側に配置され、駆動歯車1
13が挿入され、しかる後潤滑剤が供給孔195を経て
注入される。次いでこの組立体がネック部の孔139内
に圧入され、保持リング131がブッシング191の後
端に当接するよう押し込まれる。
【0050】ボール160、従動歯車150、キャップ
170は第一の実施形態の場合と同一の要領にて組み立
てられる。
【0051】以上の説明は説明の目的でなされたもので
あり、本発明を限定するものではない。本発明の範囲内
にて種々の変更が可能であることは当業者にとって明ら
かであろう。例えば従動歯車及びその室をクリーニング
したり潤滑したりする目的でキャップを取り外すことが
可能な予防用アングルを提供すべく、本体のヘッド部に
設けられた孔に雌ねじが形成され、キャップに雄ねじが
形成されてよい。本体は駆動歯車と同様繰返し行われる
オートクレーブ処理に耐えることができる適当なプラス
チックにて形成されてもよい。また本体やアングルの他
の部材が鋳造や成形によって形成されてもよい。キャッ
プ及び従動歯車は軸部のエッジの鋭敏性、バーチューブ
の重要な軸線方向の寸法及び雌ねじを維持することがで
きる材料にて形成されることが好ましい。予防用カップ
以外のブラシの如き歯科用ツールが使用されてもよく、
かかるツールはキャップの軸部と共働してシールを形成
することができるエラストマ製の根元部を有しているこ
とが好ましい。米国特許第3,407,502号公報の
図1乃至図6に示されたシールの如く、キャップと歯科
用ツールの如く、キャップと歯科用ツールとの間に他の
シールが使用されてもよいが、特に図示の好ましいシー
ルによれば長期間に亘り持続し確実にシールを達成する
シールが得られる。尚これらの例は例示に過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歯科用予防アングルの断面図であ
る。
【図2】図1に示されたアングルを一部破断して示す分
解斜視図である。
【図3】図1及び図2に示された組み立てられた状態の
アングルを示す斜視図である。
【図4】アングルの駆動歯車を示す端面図である。
【図5】アングルの従動歯車を示す底面図である。
【図6】本発明による歯科用予防アングルの他の一つの
実施形態を示す断面図である。
【図7】図6に示されたアングルに使用されるブッシン
グの斜視図である。
【符号の説明】
1…アングル 3…本体 4…スリーブ部 6…ネック部 7…ヘッド部 11…駆動組立体 13…駆動歯車 15…スラスト軸受組立体 17…歯車部 19…軸受支持部 21…シャフト部 29…ワッシャ 31…保持リング 50…従動歯車 51…バーチューブ 60…ボール 70…キャップ 81…ナイフエッジ
フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ アール サーマン ザ サー ド アメリカ合衆国 63630 ミズーリ州 カ デット ピーオーボックス 169 (72)発明者 マーク エム ローズ アメリカ合衆国 63019−1828 ミズーリ 州 クリスタル シティ ヴァージニア アヴェニュー 28

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリーブ部とネック部とヘッド部とを郭定
    するワンピース型の本体と、 前記ネック部及び前記スリーブ部を貫通して延在する本
    体孔と、 前記ヘッド部に設けられ、前記本体孔と連通するヘッド
    孔と、 前記ヘッド孔内に回転可能に配置された従動部材と、 前記スリーブ部の前記本体孔内に回転可能に配置され、
    前記従動部材に駆動係合する駆動部材と、 前記ヘッド部に受けられたキャップと、 前記本体内に配置されたボールであって、前記駆動部材
    及び前記従動部材に係合し前記駆動部材及び前記従動部
    材の軸線方向への移動を制限するボールと、を含んでい
    ることを特徴とする歯科用予防アングル。
  2. 【請求項2】前記ヘッド孔及び前記本体孔は互いに交差
    する中心軸線を有し、前記ボールは実質的に前記中心軸
    線の交点に位置する中心を有することを特徴とする請求
    項1に記載のアングル。
  3. 【請求項3】前記キャップは前記ヘッド孔に挿入され、
    前記従動部材は前記キャップ内にて回転可能に支承され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のアングル。
  4. 【請求項4】前記駆動部材は歯車部とシャフト部とを含
    み、前記従動部材は歯車部とバーチューブ部とを含んで
    いることを特徴とする請求項1に記載のアングル。
  5. 【請求項5】各歯車部は前記ボールに係合する実質的に
    平坦な面を含んでいることを特徴とする請求項4に記載
    のアングル。
  6. 【請求項6】前記駆動部材は前記歯車部と前記シャフト
    部との間に軸受支持部を含み、前記軸受支持部の直径は
    前記歯車部よりも大きいことを特徴とする請求項4に記
    載のアングル。
  7. 【請求項7】前記本体、前記キャップ、前記駆動部材、
    前記従動部材、前記ボールは金属にて形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアングル。
  8. 【請求項8】前記本体及び前記キャップは一つの金属片
    を加工することにより形成されており、前記キャップは
    前記本体の前記ヘッド部内に圧入されていることを特徴
    とする請求項1に記載のアングル。
  9. 【請求項9】前記駆動部材及び前記従動部材は一つの金
    属片を加工することにより形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のアングル。
  10. 【請求項10】前記駆動部材は前記スリーブ部の前記本
    体孔内に直接支承されていることを特徴とする請求項1
    に記載のアングル。
  11. 【請求項11】スリーブ部及びヘッド部を郭定するワン
    ピース型の本体であって、前記スリーブ部は前記駆動部
    材を受け入れる孔を郭定しており、前記ヘッド部は前記
    従動部材を受け入れる孔を郭定しており、前記ヘッド部
    の前記孔及び前記スリーブ部の前記孔は互いに連通して
    おり、前記従動部材は前記駆動部材により駆動されるワ
    ンピース型の本体と、 前記ヘッド部の前記孔に受けられたキャップであって、
    前記従動部材は前記キャップ内に支承され、前記従動部
    材は前記キャップのみにより回転可能に支持されたキャ
    ップと、 を含んでいることを特徴とする歯科用予防アングル。
  12. 【請求項12】前記駆動部材及び前記従動部材の軸線方
    向の移動を阻止する位置決め手段を含んでいることを特
    徴とする請求項11に記載のアングル。
  13. 【請求項13】前記位置決め手段は前記本体とは別の要
    素であり、前記本体内に挿入されていることを特徴とす
    る請求項12に記載のアングル。
  14. 【請求項14】前記位置決め手段はボールであることを
    特徴とする請求項13に記載のアングル。
  15. 【請求項15】前記キャップは前記ヘッド部の前記孔内
    に締り嵌めされた金属キャップであることを特徴とする
    請求項11に記載のアングル。
  16. 【請求項16】前記従動部材は上側のバーチューブと下
    側の歯車部とを含み、前記歯車部の直径は前記バーチュ
    ーブよりも大きく、前記キャップの内部は前記下側の歯
    車部のための回転軸受を構成する大きさに設定されてい
    ることを特徴とする請求項11に記載のアングル。
  17. 【請求項17】前記従動部材に駆動接続された歯科用ツ
    ールを含み、前記歯科用ツールは前記キャップと共働し
    てシールを形成していることを特徴とする請求項11に
    記載のアングル。
  18. 【請求項18】スリーブ部とネック部とヘッド部とを郭
    定するワンピース型の本体と、 前記ネック部及び前記スリーブ部を貫通して延在する本
    体孔と、 前記ヘッド部に設けられ、前記本体孔と連通するヘッド
    孔と、 前記ヘッド孔内に回転可能に配置された従動部材と、 前記スリーブ部の前記本体孔内に配置された駆動組立体
    であって、駆動歯車とスラスト軸受とを含み、前記駆動
    歯車は前記駆動組立体の前端に設けられ且つ前記従動部
    材に駆動接続された歯車部と、前記歯車部より後方へ延
    在し且つハンドピースのコレットにより把持される大き
    さに設定されたシャフト部とを含み、前記スラスト軸受
    は実質的に半径方向に延在する複数個のアームを有する
    シート金属製の保持リングを含み、前記アームは前記ス
    リーブ部の前記本体孔を郭定する壁に係合しており、前
    記スラスト軸受は前記駆動組立体の軸線方向後方への移
    動を制限する駆動組立体と、を含んでいることを特徴と
    する歯科用予防アングル。
  19. 【請求項19】前記駆動歯車は一つの金属片を加工する
    ことにより形成されており、前記駆動歯車は更に前記歯
    車部と前記シャフト部との間に軸受支持部を含み、前記
    駆動歯車の前記軸受支持部の直径は前記歯車部よりも大
    きく、前記軸受支持部は凹状の中央部を含み、前記アン
    グルは更に前記凹状の中央部と前記本体孔との間に収容
    された潤滑剤を含んでいることを特徴とする請求項18
    に記載のアングル。
  20. 【請求項20】前記駆動歯車は前記スリーブ部の前記本
    体孔内に直接支承されており、前記軸受支持部は後ろ向
    きの肩部を含み、前記スラスト軸受は前記軸受支持部の
    前記後ろ向きの肩部に係合していることを特徴とする請
    求項19に記載のアングル。
  21. 【請求項21】前記スラスト軸受は更に前記保持リング
    と前記駆動歯車の前記肩部との間に介装されたワッシャ
    を含んでいることを特徴とする請求項18に記載のアン
    グル。
  22. 【請求項22】前記本体孔は前方の円筒形の軸受孔と、
    大径の後方の円筒形のスカート孔と、前記軸受孔の後端
    に位置する軸受孔肩部とを含み、前記スラスト軸受は前
    記軸受孔肩部に当接した状態にて配置されていることを
    特徴とする請求項18に記載のアングル。
  23. 【請求項23】前記本体孔は更に前記軸受孔肩部に隣接
    する中間の円筒形の孔と、前記中間の孔と前記スカート
    孔との間に位置するテーパ孔とを含み、前記スラスト軸
    受は前記中間の円筒形の孔内に配置されていることを特
    徴とする請求項22に記載のアングル。
  24. 【請求項24】前記駆動組立体はブッシングを含み、前
    記駆動歯車の前記軸受支持部は前記ブッシング内に支承
    されており、前記ブッシングはその後端にフランジを含
    み、前記フランジは前記軸受孔肩部に当接していること
    を特徴とする請求項22に記載のアングル。
  25. 【請求項25】前記ヘッド部に取り付けられたキャップ
    を含み、前記従動部材は前記キャップ内に回転可能に配
    置されており、前記キャップは孔を含み、前記アングル
    は前記従動部材に取り付けられた歯科用ツールを含み、
    前記歯科用ツールは弾性材料よりなる底面を有し、前記
    キャップは前記孔を囲繞するナイフエッジを含み、前記
    ナイフエッジは前記ツールの前記底面に切り込んで前記
    ツールと前記キャップとの間にシールを形成するよう構
    成されていることを特徴とする請求項18に記載のアン
    グル。
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