JPH11289442A - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents
インターネットファクシミリ装置Info
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- JPH11289442A JPH11289442A JP10092929A JP9292998A JPH11289442A JP H11289442 A JPH11289442 A JP H11289442A JP 10092929 A JP10092929 A JP 10092929A JP 9292998 A JP9292998 A JP 9292998A JP H11289442 A JPH11289442 A JP H11289442A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 相手端末がインターネットファクシミリ
機能を有するか否かを公衆回線による通信の過程で認識
し、メッセージデータの送信経路を自動的に決定する。 【解決手段】 公衆回線制御部5は、通信の制御手順中
の信号にインターネットファクシミリ機能を有する旨の
情報をのせる。保有機能識別部24は、目盛に保存され
たデータから相手端末102がインターネットファクシ
ミリ機能を有する旨の情報を読取り、保有機能テーブル
9に保存する。通信経路決定部23は、保有機能テーブ
ル9に保存された情報に基づいてメッセージデータの送
信経路を決定する。
機能を有するか否かを公衆回線による通信の過程で認識
し、メッセージデータの送信経路を自動的に決定する。 【解決手段】 公衆回線制御部5は、通信の制御手順中
の信号にインターネットファクシミリ機能を有する旨の
情報をのせる。保有機能識別部24は、目盛に保存され
たデータから相手端末102がインターネットファクシ
ミリ機能を有する旨の情報を読取り、保有機能テーブル
9に保存する。通信経路決定部23は、保有機能テーブ
ル9に保存された情報に基づいてメッセージデータの送
信経路を決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、G3ファクシミリ
機能又はG4ファクシミリ機能に加えて、インターネッ
トファクシミリ機能を保有するインターネットファクシ
ミリ装置に関する。
機能又はG4ファクシミリ機能に加えて、インターネッ
トファクシミリ機能を保有するインターネットファクシ
ミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】旧来のファクシミリ装置は、アナログ回
線網を利用してデータ通信を行うG3ファクシミリやI
SDN等のディジタル回線網を利用してデータ通信を行
うG4ファクシミリが一般的であった。これに対し、近
年、G3ファクシミリ又はG4ファクシミリに加えて、
インターネットを利用してデータ通信を行うインターネ
ットファクシミリ装置が製品化されている。
線網を利用してデータ通信を行うG3ファクシミリやI
SDN等のディジタル回線網を利用してデータ通信を行
うG4ファクシミリが一般的であった。これに対し、近
年、G3ファクシミリ又はG4ファクシミリに加えて、
インターネットを利用してデータ通信を行うインターネ
ットファクシミリ装置が製品化されている。
【0003】従来のインターネットファクシミリ装置
は、通信相手がインターネットファクシミリ機能を有す
る場合、インターネットを利用してデータ通信を行い、
通信相手がインターネットファクシミリ機能を有しない
場合、アナログ回線網やディジタル回線網(以下、合わ
せて「公衆回線網」という)を利用してデータ通信を行
っている。
は、通信相手がインターネットファクシミリ機能を有す
る場合、インターネットを利用してデータ通信を行い、
通信相手がインターネットファクシミリ機能を有しない
場合、アナログ回線網やディジタル回線網(以下、合わ
せて「公衆回線網」という)を利用してデータ通信を行
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のインタ
ーネットファクシミリ装置は、相手端末がインターネッ
ト機能を保有するか否かを自動的に認識できないため、
インターネットを利用してデータ通信を行いたい場合、
オペレータは、相手通信がインターネットファクシミリ
機能を保有していることを予め調べておく必要があっ
た。
ーネットファクシミリ装置は、相手端末がインターネッ
ト機能を保有するか否かを自動的に認識できないため、
インターネットを利用してデータ通信を行いたい場合、
オペレータは、相手通信がインターネットファクシミリ
機能を保有していることを予め調べておく必要があっ
た。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、相手端末がインターネットファクシミリ機能を
保有するか否かを自動的に認識できるインターネットフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
であり、相手端末がインターネットファクシミリ機能を
保有するか否かを自動的に認識できるインターネットフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下のような手段を講じた。請求項1記
載のインターネットファクシミリ装置は、公衆回線網及
びインターネットを通じて通信されるデータの制御を行
う回線制御手段と、公衆回線網を使用した通信の制御手
順中に相手端末に関する内容を識別する識別手段と、こ
の識別手段の識別結果に基づいてデータの通信経路を決
定する通信経路決定手段とを具備する構成を採る。
決するために、以下のような手段を講じた。請求項1記
載のインターネットファクシミリ装置は、公衆回線網及
びインターネットを通じて通信されるデータの制御を行
う回線制御手段と、公衆回線網を使用した通信の制御手
順中に相手端末に関する内容を識別する識別手段と、こ
の識別手段の識別結果に基づいてデータの通信経路を決
定する通信経路決定手段とを具備する構成を採る。
【0007】この構成により、公衆回線網を通じて通信
を行う際に、その制御手順中に非標準コマンドを用い
て、通信端末相互に相手が保有する内容を認識すること
ができる。
を行う際に、その制御手順中に非標準コマンドを用い
て、通信端末相互に相手が保有する内容を認識すること
ができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のインターネットファクシミリ装置において、回線制
御手段は、公衆回線網を使用した通信の制御手順中に自
局がインターネットファクシミリ機能を有する旨の情報
を送信制御信号にのせる構成を採る。
載のインターネットファクシミリ装置において、回線制
御手段は、公衆回線網を使用した通信の制御手順中に自
局がインターネットファクシミリ機能を有する旨の情報
を送信制御信号にのせる構成を採る。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、識別手段は、公衆回線網を使用した
通信の制御手順中に相手端末がインターネットファクシ
ミリ機能を有するか否かを識別する構成を採る。
至請求項4のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、識別手段は、公衆回線網を使用した
通信の制御手順中に相手端末がインターネットファクシ
ミリ機能を有するか否かを識別する構成を採る。
【0010】また、請求項8記載の発明は、請求項1乃
至請求項7のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、識別手段は、相手端末の保有機能を
テーブルに格納し、通信経路決定手段は、格納された相
手端末の保有機能に基づいて、自動的に通信経路を決定
する構成を採る。
至請求項7のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、識別手段は、相手端末の保有機能を
テーブルに格納し、通信経路決定手段は、格納された相
手端末の保有機能に基づいて、自動的に通信経路を決定
する構成を採る。
【0011】これらの構成により、相手端末がインター
ネットファクシミリ機能を有している場合、次回以降の
通信においてオペレータが送信種類を指定しなくても、
安価なインターネットによる通信を自動的に選択でき
る。
ネットファクシミリ機能を有している場合、次回以降の
通信においてオペレータが送信種類を指定しなくても、
安価なインターネットによる通信を自動的に選択でき
る。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は請求項2記載のインターネットファクシミリ装置にお
いて、回線制御手段は、公衆回線網を使用した通信の制
御手順中に自局のメールアドレスを送信制御信号にのせ
る構成を採る。
は請求項2記載のインターネットファクシミリ装置にお
いて、回線制御手段は、公衆回線網を使用した通信の制
御手順中に自局のメールアドレスを送信制御信号にのせ
る構成を採る。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、識別手段は、公衆回線網を使用した
通信の制御手順中に相手端末のメールアドレスを識別す
る構成を採る。
至請求項5のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、識別手段は、公衆回線網を使用した
通信の制御手順中に相手端末のメールアドレスを識別す
る構成を採る。
【0014】これらの構成により、相手端末のメールア
ドレスを認識できるため、次回以降の通信において相手
端末のメールアドレスを表示させることにより、オペレ
ータはメールアドレスを調べる必要がなくなる。
ドレスを認識できるため、次回以降の通信において相手
端末のメールアドレスを表示させることにより、オペレ
ータはメールアドレスを調べる必要がなくなる。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、回線制御手段は、公衆回線網を使用
した通信の制御手順中に自局の装置保有能力を送信制御
信号にのせる構成を採る。
至請求項3のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、回線制御手段は、公衆回線網を使用
した通信の制御手順中に自局の装置保有能力を送信制御
信号にのせる構成を採る。
【0016】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃
至請求項6のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、識別手段は、公衆回線網を使用した
通信の制御手順中に相手端末の装置保有能力を識別する
構成を採る。
至請求項6のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、識別手段は、公衆回線網を使用した
通信の制御手順中に相手端末の装置保有能力を識別する
構成を採る。
【0017】これらの構成により、相手端末の装置保有
能力を認識できるため、相手能力に合わせた適切な送信
情報を選択でき、従来から懸案であった、送信側が相手
能力を越える情報で送信を行うと、受信側でその送信情
報を処理できずエラー終了してしまうため、あらかじめ
決められたミニマムセットの能力まで落として送信しな
ければならない問題を解決できる。
能力を認識できるため、相手能力に合わせた適切な送信
情報を選択でき、従来から懸案であった、送信側が相手
能力を越える情報で送信を行うと、受信側でその送信情
報を処理できずエラー終了してしまうため、あらかじめ
決められたミニマムセットの能力まで落として送信しな
ければならない問題を解決できる。
【0018】また、請求項9記載の発明は、請求項1乃
至請求項8のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、公衆回線網を使用した通信の制御手
順中に相手端末がインターネットファクシミリ機能を保
有することが判明した場合、通信経路決定手段は、通信
経路を公衆回線からインターネットに切り替える構成を
採る。
至請求項8のいずれかに記載のインターネットファクシ
ミリ装置において、公衆回線網を使用した通信の制御手
順中に相手端末がインターネットファクシミリ機能を保
有することが判明した場合、通信経路決定手段は、通信
経路を公衆回線からインターネットに切り替える構成を
採る。
【0019】この構成により、メッセージデータを送信
する前に通信経路を公衆回線網からインターネットに切
り替えることができるため、公衆回線網の利用は制御手
順部分のみとなり、より安価なファクシミリ通信を実現
することができる。
する前に通信経路を公衆回線網からインターネットに切
り替えることができるため、公衆回線網の利用は制御手
順部分のみとなり、より安価なファクシミリ通信を実現
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発
明の一実施の形態におけるインターネットファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。
いて、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発
明の一実施の形態におけるインターネットファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。
【0021】図1に示すインターネットファクシミリ装
置(以下、「本装置」という)101において、操作パ
ネル1は、オペレータからの指示入力を電気信号に変換
し、装置制御部2に出力する。装置制御部2は、操作パ
ネル1から入力された電気信号に基づき各部の制御を行
う。ファクシミリ部3は、装置制御部2の指示により原
稿を読取り、読取データをメモリ4に保存し、メモリ4
に保存されたデータを記録紙に出力する。公衆回線制御
部5は、公衆回線網6を通じて、メモリ4に保存された
データを相手端末102に送信し、相手端末から送信さ
れたデータをメモリ4に保存する。ネットワーク制御部
7は、インターネット8を通じて、メモリ4に保存され
たデータを相手端末102に送信し、相手端末から送信
されたデータをメモリ4に保存する。保有機能テーブル
9は、通信相手の保有機能データを保存する保存領域で
ある。
置(以下、「本装置」という)101において、操作パ
ネル1は、オペレータからの指示入力を電気信号に変換
し、装置制御部2に出力する。装置制御部2は、操作パ
ネル1から入力された電気信号に基づき各部の制御を行
う。ファクシミリ部3は、装置制御部2の指示により原
稿を読取り、読取データをメモリ4に保存し、メモリ4
に保存されたデータを記録紙に出力する。公衆回線制御
部5は、公衆回線網6を通じて、メモリ4に保存された
データを相手端末102に送信し、相手端末から送信さ
れたデータをメモリ4に保存する。ネットワーク制御部
7は、インターネット8を通じて、メモリ4に保存され
たデータを相手端末102に送信し、相手端末から送信
されたデータをメモリ4に保存する。保有機能テーブル
9は、通信相手の保有機能データを保存する保存領域で
ある。
【0022】装置制御部2は、操作パネル1から入力さ
れた電気信号により操作種類を判別する操作種類判別部
21と、操作種類判別部21からの指示によりファクシ
ミリ部3を制御するファクシミリ制御部22と、保有機
能テーブル9の情報に基づいてデータの通信経路を決定
する通信経路決定部23と、メモリに保存されたデータ
から相手端末の保有機能を判別し、判別結果をデータと
して保有機能テーブル9に保存する保有機能識別部24
とを有する。
れた電気信号により操作種類を判別する操作種類判別部
21と、操作種類判別部21からの指示によりファクシ
ミリ部3を制御するファクシミリ制御部22と、保有機
能テーブル9の情報に基づいてデータの通信経路を決定
する通信経路決定部23と、メモリに保存されたデータ
から相手端末の保有機能を判別し、判別結果をデータと
して保有機能テーブル9に保存する保有機能識別部24
とを有する。
【0023】このなかで、通信経路決定部23は、保有
機能テーブル9の情報により、操作種類判別部21から
指示された相手端末がインターネットファクシミリ機能
を有しない場合、公衆回線制御部5に対し、公衆回線網
6を通じてメモリ4に保存されたデータを送信するよう
に指示する。また、相手端末が、インターネットファク
シミリ機能を有する場合、ネットワーク制御部7に対
し、インターネット8を通じて送信するように指示す
る。
機能テーブル9の情報により、操作種類判別部21から
指示された相手端末がインターネットファクシミリ機能
を有しない場合、公衆回線制御部5に対し、公衆回線網
6を通じてメモリ4に保存されたデータを送信するよう
に指示する。また、相手端末が、インターネットファク
シミリ機能を有する場合、ネットワーク制御部7に対
し、インターネット8を通じて送信するように指示す
る。
【0024】また、保有機能識別部24は、相手端末か
ら送信されてメモリ4に保存された制御信号から、相手
端末のインターネットファクシミリ機能を保有する旨の
情報(以下、「IFAX機能」という)の有無、メール
アドレス及び装置保有能力等の内容を識別し、保有機能
テーブル9に書き込む。
ら送信されてメモリ4に保存された制御信号から、相手
端末のインターネットファクシミリ機能を保有する旨の
情報(以下、「IFAX機能」という)の有無、メール
アドレス及び装置保有能力等の内容を識別し、保有機能
テーブル9に書き込む。
【0025】次に、本発明の実施の形態1におけるイン
ターネットファクシミリ装置の通信手順について、図2
のシーケンス図を用いて説明する。ここで、本装置10
1がメッセージデータを送信する側であり、受信する側
の相手端末102は、本装置101と同様の構成をもつ
インターネットファクシミリ装置とし、本装置101
は、相手端末102が保有する機能をまだ認識していな
いものとする。また、公衆回線制御部5は、G3ファク
シミリの通信手順を用いてデータの送受信を行うものと
する。
ターネットファクシミリ装置の通信手順について、図2
のシーケンス図を用いて説明する。ここで、本装置10
1がメッセージデータを送信する側であり、受信する側
の相手端末102は、本装置101と同様の構成をもつ
インターネットファクシミリ装置とし、本装置101
は、相手端末102が保有する機能をまだ認識していな
いものとする。また、公衆回線制御部5は、G3ファク
シミリの通信手順を用いてデータの送受信を行うものと
する。
【0026】まず、相手端末102に発呼するまでの本
装置101各部の処理について説明する。オペレータ
が、操作パネル1から相手端末の電話番号を入力して送
信を指示入力し、ファクシミリ制御部22の制御により
ファクシミリ部3にて原稿が読み込まれ、電気信号に変
換されたデータがメモリ4に保存される。
装置101各部の処理について説明する。オペレータ
が、操作パネル1から相手端末の電話番号を入力して送
信を指示入力し、ファクシミリ制御部22の制御により
ファクシミリ部3にて原稿が読み込まれ、電気信号に変
換されたデータがメモリ4に保存される。
【0027】そして、通信経路決定部23にて、保有機
能テーブル9に保存された情報に基づいて、相手端末1
02がインターネットファクシミリ機能を有するか否か
判別される。本例の場合、本装置101は、相手端末1
02が保有する機能をまだ認識していないので、通信経
路決定部23から公衆回線制御部5に対し、G3ファク
シミリの通信手順にしたがって通信を実行する指示命令
が出される。
能テーブル9に保存された情報に基づいて、相手端末1
02がインターネットファクシミリ機能を有するか否か
判別される。本例の場合、本装置101は、相手端末1
02が保有する機能をまだ認識していないので、通信経
路決定部23から公衆回線制御部5に対し、G3ファク
シミリの通信手順にしたがって通信を実行する指示命令
が出される。
【0028】以上の送信準備が整うと、公衆回線制御部
5から、公衆回線網6を経由して相手端末102に対し
発呼が行われ、G3ファクシミリ手順による通信が開始
される(F201)。
5から、公衆回線網6を経由して相手端末102に対し
発呼が行われ、G3ファクシミリ手順による通信が開始
される(F201)。
【0029】相手端末102にて着信が検出され、自動
着信であれば、相手端末102から本装置101に対
し、CED(Called Station Identification)が送信
される(F202)。なお、CEDは、オプション信号
であり必ず送信されるとは限られない。
着信であれば、相手端末102から本装置101に対
し、CED(Called Station Identification)が送信
される(F202)。なお、CEDは、オプション信号
であり必ず送信されるとは限られない。
【0030】次に、相手端末102から本装置101に
対し、非標準機能を表すNSF(Non‐Standard Facili
ties)、DIS(Digital Command Signal)を含む制御
信号(以下、「NSF信号」という)が送信される(F
203、F204)。
対し、非標準機能を表すNSF(Non‐Standard Facili
ties)、DIS(Digital Command Signal)を含む制御
信号(以下、「NSF信号」という)が送信される(F
203、F204)。
【0031】図3は、本実施の形態におけるインターネ
ットファクシミリ装置から送信されるNSF信号のフレ
ーム構成図である。図3に示すように、NSF信号は、
フラグシーケンス(F)と、アドレスフィールド(A)
と、制御フィールド(C)と、NSFを用いたファクシ
ミリ制御フィールド(FCF)と、ファクシミリ情報フ
ィールド(FIF)と、フレームチェックシーケンス
(FCS)と、フラグシーケンス(F)とから構成され
る。
ットファクシミリ装置から送信されるNSF信号のフレ
ーム構成図である。図3に示すように、NSF信号は、
フラグシーケンス(F)と、アドレスフィールド(A)
と、制御フィールド(C)と、NSFを用いたファクシ
ミリ制御フィールド(FCF)と、ファクシミリ情報フ
ィールド(FIF)と、フレームチェックシーケンス
(FCS)と、フラグシーケンス(F)とから構成され
る。
【0032】本実施の形態では、FIF内に、既存のフ
ァクシミリ機能に加え、IFAX機能、メールアドレス
及び装置保有能力がのせられる。装置保有能力とは、フ
ァクシミリ通信に必要な、版サイズ、線密度、符号化方
式などである。
ァクシミリ機能に加え、IFAX機能、メールアドレス
及び装置保有能力がのせられる。装置保有能力とは、フ
ァクシミリ通信に必要な、版サイズ、線密度、符号化方
式などである。
【0033】相手端末102から送信されたNSF信号
は、公衆回線網6を経由して、本装置101の公衆回線
制御部5を通じてメモリ4に保存される。そして、保有
機能識別部24にて、メモリ4に保存されたデータか
ら、相手端末102のインターネットファクシミリ機能
の有無、メールアドレス及び装置保有能力が識別され、
保有機能テーブル9に識別した内容が書き込まれる。
は、公衆回線網6を経由して、本装置101の公衆回線
制御部5を通じてメモリ4に保存される。そして、保有
機能識別部24にて、メモリ4に保存されたデータか
ら、相手端末102のインターネットファクシミリ機能
の有無、メールアドレス及び装置保有能力が識別され、
保有機能テーブル9に識別した内容が書き込まれる。
【0034】これにより、相手端末102がインターネ
ットファクシミリ機能を有している場合、本装置101
は、次回以降の通信においてオペレータが送信種類を指
定しなくても、自動的にインターネットによる通信を選
択できる。
ットファクシミリ機能を有している場合、本装置101
は、次回以降の通信においてオペレータが送信種類を指
定しなくても、自動的にインターネットによる通信を選
択できる。
【0035】また、本装置101は、相手端末102の
メールアドレスを認識できるため、次回以降の通信にお
いて図示しない表示部に相手端末102のメールアドレ
スを表示させれば、オペレータは相手端末102のメー
ルアドレスを調べる必要がなくなる。
メールアドレスを認識できるため、次回以降の通信にお
いて図示しない表示部に相手端末102のメールアドレ
スを表示させれば、オペレータは相手端末102のメー
ルアドレスを調べる必要がなくなる。
【0036】さらに、相手端末の装置保有能力を認識で
きるため、本装置101は、相手能力に合わせた適切な
送信情報を選択でき、従来から懸案であった、送信側が
相手能力を越える情報で送信を行うと、受信側でその送
信情報を処理できずエラー終了してしまうため、あらか
じめ決められたミニマムセットの能力まで落として送信
しなければならない問題を解決できる。
きるため、本装置101は、相手能力に合わせた適切な
送信情報を選択でき、従来から懸案であった、送信側が
相手能力を越える情報で送信を行うと、受信側でその送
信情報を処理できずエラー終了してしまうため、あらか
じめ決められたミニマムセットの能力まで落として送信
しなければならない問題を解決できる。
【0037】なお、F204以降、通信が途中でエラー
となった場合、メッセージデータをインターネットファ
クシミリ通信で再送信できる。
となった場合、メッセージデータをインターネットファ
クシミリ通信で再送信できる。
【0038】図2に戻り、NSF信号送信した後、本装
置101から相手端末102に対し、NSF信号に対す
る送信命令であるNSS(Non‐Standard Set‐up)を
含む制御信号(以下、「NSS信号」という)が送信さ
れる(F205)。NSS信号のフレーム構成は、NS
F信号と同様であり、FIF内に自局のIFAX機能、
自局メールアドレス及び自局の保有能力がのせられる。
置101から相手端末102に対し、NSF信号に対す
る送信命令であるNSS(Non‐Standard Set‐up)を
含む制御信号(以下、「NSS信号」という)が送信さ
れる(F205)。NSS信号のフレーム構成は、NS
F信号と同様であり、FIF内に自局のIFAX機能、
自局メールアドレス及び自局の保有能力がのせられる。
【0039】相手端末102にてNSS信号が正常に受
信されると、本装置101に対して受信準備確認信号C
FR(Confirmation to Receive)が返送される(F2
06)。
信されると、本装置101に対して受信準備確認信号C
FR(Confirmation to Receive)が返送される(F2
06)。
【0040】本装置101にてCFRが受信されると、
公衆回線制御部5から切断命令DCN(Disconnect)が
送信され、一旦回線が切断される(F207)。
公衆回線制御部5から切断命令DCN(Disconnect)が
送信され、一旦回線が切断される(F207)。
【0041】そして、通信形態がインターネットファク
シミリ通信に切り替えられ、ネットワーク制御部7から
インターネット8を通じてメッセージデータの送信が開
始され、メッセージデータをすべて送信すると通信が終
了する(F208)。
シミリ通信に切り替えられ、ネットワーク制御部7から
インターネット8を通じてメッセージデータの送信が開
始され、メッセージデータをすべて送信すると通信が終
了する(F208)。
【0042】これにより、通信料金が高いG3ファクシ
ミリの通信手順による動作時間を、能力交換の前手順の
みに押さえることができ、通信料金を削減できる。
ミリの通信手順による動作時間を、能力交換の前手順の
みに押さえることができ、通信料金を削減できる。
【0043】なお、本装置101は、通信形態を切替え
ず、G3ファクシミリ通信にてメッセージデータを送信
し、次回の通信からインターネットファクシミリ通信を
行うように設定することも可能である。
ず、G3ファクシミリ通信にてメッセージデータを送信
し、次回の通信からインターネットファクシミリ通信を
行うように設定することも可能である。
【0044】また、本装置101は、通信終了後に相手
端末のIFAX機能、メールアドレス及び装置保有能力
を、図示しない表示部に表示させたり、プリンタ3にジ
ャーナル出力させることもできる。これにより、オペレ
ータは、相手端末がインターネットファクシミリ機能を
保有することを認識でき、次回以降の通信にてインター
ネットファクシミリ機能を利用できる。
端末のIFAX機能、メールアドレス及び装置保有能力
を、図示しない表示部に表示させたり、プリンタ3にジ
ャーナル出力させることもできる。これにより、オペレ
ータは、相手端末がインターネットファクシミリ機能を
保有することを認識でき、次回以降の通信にてインター
ネットファクシミリ機能を利用できる。
【0045】なお、上記実施の形態では、現在の規約に
則り、NSF信号及びNSS信号にて、自局のIFAX
機能、自局メールアドレス及び自局の保有能力をのせて
送信したが、今後規約が変更された場合には、他の信号
にのせて送信することも可能である。
則り、NSF信号及びNSS信号にて、自局のIFAX
機能、自局メールアドレス及び自局の保有能力をのせて
送信したが、今後規約が変更された場合には、他の信号
にのせて送信することも可能である。
【0046】また、上記実施の形態では、G3ファクシ
ミリ通信を例にとり説明したが、G4ファクシミリ通信
等、他のプロトコルによってファクシミリ通信を行う場
合も同様の効果を得ることができる。
ミリ通信を例にとり説明したが、G4ファクシミリ通信
等、他のプロトコルによってファクシミリ通信を行う場
合も同様の効果を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、G3ファクシミリ又はG4ファクシミリ通信
と、インターネットファクシミリ通信を有機的に結びつ
け、G3ファクシミリ又はG4ファクシミリの通信手順
中に、相互に通信相手のインターネットファクシミリ機
能の有無、メールアドレス及び装置保有能力を伝達で
き、通信方法の切替えにより通信料金の削減を図ること
ができる。
によれば、G3ファクシミリ又はG4ファクシミリ通信
と、インターネットファクシミリ通信を有機的に結びつ
け、G3ファクシミリ又はG4ファクシミリの通信手順
中に、相互に通信相手のインターネットファクシミリ機
能の有無、メールアドレス及び装置保有能力を伝達で
き、通信方法の切替えにより通信料金の削減を図ること
ができる。
【図1】本発明の一実施の形態におけるインターネット
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態におけるインターネットファク
シミリ装置の信号の送受信を示すシーケンス図
シミリ装置の信号の送受信を示すシーケンス図
【図3】上記実施の形態におけるインターネットファク
シミリ装置のNSFを含む制御信号の構成を示すフレー
ム構成図
シミリ装置のNSFを含む制御信号の構成を示すフレー
ム構成図
1 操作パネル部 2 装置制御部 3 ファクシミリ部 4 メモリ 5 公衆回線制御部 6 公衆回線網 7 ネットワーク制御部 8 インターネット 9 保有機能テーブル
Claims (9)
- 【請求項1】 公衆回線網及びインターネットを通じて
通信されるデータの制御を行う回線制御手段と、公衆回
線網を使用した通信の制御手順中に相手端末に関する内
容を識別する識別手段と、この識別手段の識別結果に基
づいてデータの通信経路を決定する通信経路決定手段と
を具備することを特徴とするインターネットファクシミ
リ装置。 - 【請求項2】 回線制御手段は、公衆回線網を使用した
通信の制御手順中に自局がインターネットファクシミリ
機能を有する旨の情報を送信制御信号にのせることを特
徴とする請求項1記載のインターネットファクシミリ装
置。 - 【請求項3】 回線制御手段は、公衆回線網を使用した
通信の制御手順中に自局のメールアドレスを送信制御信
号にのせることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
のインターネットファクシミリ装置。 - 【請求項4】 回線制御手段は、公衆回線網を使用した
通信の制御手順中に自局の装置保有能力を送信制御信号
にのせることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載のインターネットファクシミリ装置。 - 【請求項5】 識別手段は、公衆回線網を使用した通信
の制御手順中に相手端末がインターネットファクシミリ
機能を有するか否かを識別することを特徴とする請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載のインターネットファ
クシミリ装置。 - 【請求項6】 識別手段は、公衆回線網を使用した通信
の制御手順中に相手端末のメールアドレスを識別するこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
のインターネットファクシミリ装置。 - 【請求項7】 識別手段は、公衆回線網を使用した通信
の制御手順中に相手端末の装置保有能力を識別すること
を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
インターネットファクシミリ装置。 - 【請求項8】 識別手段は、相手端末の保有機能をテー
ブルに格納し、通信経路決定手段は、格納された相手端
末の保有機能に基づいて、自動的に通信経路を決定する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記
載のインターネットファクシミリ装置。 - 【請求項9】 公衆回線網を使用した通信の制御手順中
に相手端末がインターネットファクシミリ機能を保有す
ることが判明した場合、通信経路決定手段は、通信経路
を公衆回線からインターネットに切り替えることを特徴
とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のインタ
ーネットファクシミリ装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092929A JPH11289442A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | インターネットファクシミリ装置 |
EP99910801A EP0987877B1 (en) | 1998-04-06 | 1999-03-31 | Image communication device and image communication method |
DE69927454T DE69927454T2 (de) | 1998-04-06 | 1999-03-31 | Bildkommunikationsvorrichtung und verfahren |
PCT/JP1999/001716 WO1999052270A1 (fr) | 1998-04-06 | 1999-03-31 | Dispositif et procede de transmission d'images |
CA002290651A CA2290651C (en) | 1998-04-06 | 1999-03-31 | Image communication device and image communication method |
US09/285,700 US6972858B1 (en) | 1998-04-06 | 1999-04-05 | Image communication apparatus and image communication method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092929A JPH11289442A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | インターネットファクシミリ装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04808599A Division JP3267947B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11289442A true JPH11289442A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14068196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10092929A Pending JPH11289442A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | インターネットファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11289442A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003167809A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-13 | Murata Mach Ltd | 通信装置 |
US7400714B2 (en) | 2002-12-09 | 2008-07-15 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Communication device and management server |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP10092929A patent/JPH11289442A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003167809A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-13 | Murata Mach Ltd | 通信装置 |
US7400714B2 (en) | 2002-12-09 | 2008-07-15 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Communication device and management server |
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