JPH11289230A - 電子ボリューム - Google Patents

電子ボリューム

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JPH11289230A
JPH11289230A JP10106994A JP10699498A JPH11289230A JP H11289230 A JPH11289230 A JP H11289230A JP 10106994 A JP10106994 A JP 10106994A JP 10699498 A JP10699498 A JP 10699498A JP H11289230 A JPH11289230 A JP H11289230A
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JP
Japan
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volume
signal
semiconductor switch
resistor
control
Prior art date
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Withdrawn
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JP10106994A
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English (en)
Inventor
Hironori Miura
浩則 三浦
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11289230A publication Critical patent/JPH11289230A/ja
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歪の発生が少ない電子ボリュームを得る。 【解決手段】 オーディオ機器の音量等の調節を半導体
スイッチを制御して行う電子ボリュームにおいて、信号
が入力された入力端から抵抗を介し信号を出力する出力
端と、出力端から複数直列に接続された抵抗と、抵抗の
接続点から接地点へ接続する導体スイッチと、ボリュー
ムの操作をする操作手段と、操作手段が操作されたこと
を検出し半導体スイッチをON又はOFFする制御手段
を具備し、半導体スイッチにより減衰抵抗を接地するよ
うにしたので、半導体スイッチ回路による雑音が出力端
へ漏れるのを抑え歪の発生が少ない電子ボリュームを得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオ機器
において、電子制御により、音量等を調節する電子ボリ
ュームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電子ボリュームを示す回路
図である。オーディオ装置の最も重要な基本機能の1つ
である音量等、信号のレベルを調節する電子ボリューム
において、その電子回路はボリューム操作と連動とし
て、抵抗値を制御し調節を行っている。
【0003】図7に示す従来の電子ボリュームにおける
半導体スイッチ回路の動作を説明する。信号源から入力
端1へ入力された信号は、直列に接続された抵抗Rn〜
R1の抵抗3’’に供給され、そして抵抗R1が接地さ
れ、各抵抗Rn〜R1の接続点からスイッチ回路4’’
の各半導体スイッチ回路So〜S1を介し出力端2へ接
続される。
【0004】入力端1から抵抗3’’及びスイッチ回路
4’’を介し出力端2へ接続されるスイッチ回路4’’
の半導体スイッチ回路So〜S1の各トランジスタは、
各回路に加わる信号の電圧によりそのエミッタ−コレク
タ間の電位が変動するため、半導体の動作抵抗が信号の
レベル(電圧)によって変動して、各出力信号に歪が生
じ、半導体スイッチ回路So〜S1の各回路の歪が加算
され、出力端から出力される信号に歪が付加される。ま
た、半導体スイッチ回路So〜S1がOFFに制御され
た状態でインピーダンスが高くなり、外来雑音によるノ
イズが混入する欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、半導体スイッチ
回路を使用した場合、半導体スイッチが信号電圧により
励振されてしまい、動作抵抗値の変動を発生し、出力信
号に歪みを発生させる。本発明の目的は、歪の発生が少
なくノイズの加算も少ない半導体スイッチ回路による電
子ボリュームを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、オーディオ機
器の音量等の調節を半導体スイッチを制御して行う電子
ボリュームにおいて、信号が入力される入力端と、前記
入力端から抵抗を介し信号を出力する出力端と、前記出
力端に直列接続された複数の抵抗の接続点と接地点とを
接続する導体スイッチと、ボリュームの操作をする操作
手段と、前記操作手段が操作されたことを検出し前記半
導体スイッチをON又はOFF制御する制御手段を具備
する電子ボリュームである。
【0007】また、本発明は、オーディオ機器の音量等
の調節を半導体スイッチを制御して行う電子ボリューム
において、信号が入力される入力端と、前記入力端から
抵抗を介し信号を出力する出力端と、前記出力端に直列
接続された複数の抵抗の接続点と接地点とを接続する導
体スイッチと、ボリュームの操作をする操作手段と、前
記操作手段が操作されたことを検出する検出手段と、前
記検出手段で検出された結果予め記憶装置に記憶された
制御データによって前記記半導体スイッチをON又はO
FF制御する制御手段を具備する電子ボリュームであ
る。
【0008】また、本発明は、オーディオ機器の音量等
の調節を半導体スイッチを制御して行う電子ボリューム
において、信号が入力される入力端と、前記入力端から
抵抗を介し信号を出力する出力端と、前記出力端に並列
に一端が接続された複数の抵抗と、前記抵抗の他端と接
地点とを接続する導体スイッチと、ボリュームの操作を
する操作手段と、前記操作手段が操作されたことを検出
し前記半導体スイッチをON又はOFF制御する制御手
段を具備する電子ボリュームである。
【0009】また、本発明は、オーディオ機器の音量等
の調節を半導体スイッチを制御して行う電子ボリューム
において、信号が入力される入力端と、前記入力端から
抵抗を介し信号を出力する出力端と、前記出力端に並列
に一端が接続された複数の抵抗と、前記抵抗の他端と接
地点とを接続する導体スイッチと、ボリュームの操作を
する操作手段と、前記操作手段が操作されたことを検出
する検出手段と、前記検出手段で検出された結果予め記
憶装置に記憶された制御データによって前記半導体スイ
ッチをON又はOFF制御する制御手段を具備する電子
ボリュームである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の電子ボリュームのー実施
例を図面を用いて説明する。図1は本発明の電子ボリュ
ームにおける減衰スイッチ回路の一実施例を示す回路図
である。図2は、半導体スイッチ回路SnとしてFET
を用いる場合を示し、図3は、半導体スイッチ回路S
n’としてトランジスタを用いた場合を示す。図4は、
オーディオ機器の音量調節に用いられた場合の本実施例
の電子ボリュームの制御の状態を示すブロック図であ
る。図5は、半導体スイッチ回路の接続状態を示す回路
図である。
【0011】図4に示すオーディオ機器の最も重要な基
本機能の1つである音量レベルを調節する電子ボリュー
ムの制御について説明する。入力端子21から入力され
た信号は、バッファアンプ22で増幅される。バッファ
アンプ22で増幅及び音質調節等の信号処理がされた信
号は、減衰スイッチ回路34の入力端1へ供給される。
減衰スイッチ回路34は、操作部24の操作ノブの回転
角をマイクロコンピュータ(以下マイコンと言う)23
で検出し、メモリに記憶された制御情報を読みだして制
御出力をスイッチ回路4へ出力し、表示器25にその回
転角を円又は棒グラフに図形表示すると共に、減衰スイ
ッチ回路34へ制御信号を出力してマイコン23のメモ
リに記憶した制御データによって音量を制御する。
【0012】入力端1から入力された信号がマイコン2
3で制御される減衰スイッチ回路34でレベル調節され
出力端2から出力され、出力アンプ26に入力される。
出力アンプ26で電力増幅された信号は、出力端子27
から出力される。減衰スイッチ回路34を通った信号が
出力アンプ26で増幅される信号の増幅度は通常30〜
50dBあり、減衰スイッチ回路34で発生するノイズ
は極力低く抑えることが重要である。
【0013】図1に示す本実施例の電子ボリュームにお
ける減衰スイッチ回路は、信号源から入力端1へ入力さ
れた信号が、直列に接続された抵抗R1を介し出力端2
へ接続され、出力端2へ抵抗R2〜Rnが直列に接続さ
れた抵抗3が接続され、抵抗3の各抵抗R2〜Rnの接
続点にスイッチ回路4の各半導体スイッチS1〜Snが
接続され、半導体スイッチS1〜Snを介し接地端Eへ
接続がされる。
【0014】したがって、出力端2の出力信号は、抵抗
R1と抵抗3を介し接地端Eへ接地された、スイッチ回
路4の半導体スイッチS1〜Snの回路がONされ接地
された抵抗3の直列抵抗で接地された状態となり、R1
と抵抗3の接地された直列抵抗の和と接地された抵抗3
の直列抵抗値の比で信号が減衰される。スイッチ回路4
は操作部24のボリュームノブの回動操作を検出し回動
角にしたがいマイコン23が減衰スイッチ回路34の半
導体スイッチS1〜Snのいずれか又は複数をON又は
OFFに制御しボリュームの調節が成される。
【0015】図2に示す半導体スイッチSnは、半導体
として電解効果トランジスタ(以下FETと言う)11
が使用され、ドレインD13に抵抗Rn、ソースS14
に接地端Eが接続され、ゲートGは制御端15で制御さ
れるスイッチ12を介しバイアス電圧供給端16又は1
7のいずれかに接続される。バイアス電圧供給端16、
及び17には、例えば−20V、及び+20Vに印加さ
れ、マイコン23から制御入力端15に制御信号を入力
しバイアス電圧を切り換え半導体スイッチSnをOF
F、又はONに制御する。
【0016】図5に示す半導体スイッチS2は、半導体
としてFET11が使用され、ドレイン(D)13に抵
抗R2とR3との接続点が接続され、ソース(S)14
に接地端Eが接続され、ゲート(G)は制御端15で制
御されるスイッチ12を介しバイアス電圧供給端16、
又は17のいずれかに接続される。バイアス電圧供給端
16、及び17は−VB、及び+VBに印加され、図4
に示すようにマイコン23で制御入力端15に制御信号
を供給し、バイアス電圧を切り換え半導体スイッチS2
をON、OFF制御する。
【0017】したがって、出力端2の出力信号は、抵抗
R1と抵抗R2を介し接地端Eへ接続され、スイッチ回
路4の半導体スイッチS2の回路がONされ接地された
抵抗R2で接地された状態で、抵抗R1と抵抗R2が接
地された抵抗の和(R1+R2)と接地された抵抗R2
の比で減衰され、ボリュームの調節操作に従って出力レ
ベルの調節が成される。
【0018】また、図3に示す半導体スイッチSn’
は、半導体としてトランジスタ11’が使用され、コレ
クタC13に抵抗Rn、エミッタE14は接地端Eに接
続され、ベースBは制御入力端15に入力される制御信
号で制御されるスイッチ12を介しバイアス電圧供給端
16又は17のいずれかに切り換えて接続される。バイ
アス電圧供給端16、及び17には、例えば0V、及び
+20Vに印加され、マイコン23により制御入力端1
5に制御信号を供給し、バイアス電圧を切り換え半導体
スイッチSn’をON、又はOFFに制御をする。
【0019】図6は、本発明の他の一実施例の電子ボリ
ュームにおける減衰スイッチ回路を示す。信号源から入
力端1へ入力された信号が、抵抗R1を介し出力端2へ
接続され、出力端2に接続された抵抗R2〜Rnの各抵
抗3’の接続点からスイッチ回路4’の半導体スイッチ
S1〜Snを介し接地端Eへ接続される。
【0020】信号を減衰する回路は、入力端1から出力
端2へ抵抗R1を介し接続され、抵抗3’の各抵抗R1
〜Rnの一端が出力端2に並列に接続され、各抵抗R2
〜Rnがスイッチ回路4’の各半導体スイッチS1〜S
nで接地され、抵抗3’の各抵抗R1〜Rnに夫々接続
されたスイッチ回路4’の半導体スイッチS1〜Snを
介し接地端Eへ接続される。出力信号の減衰量は、抵抗
3’の各抵抗R2〜Rnがスイッチ回路4’の半導体ス
イッチS1〜Snにより並列接続された値と抵抗R1の
和と、抵抗が並列接続された値との比によって求めら
れ、電子ボリュームによる調節制御がなされる。
【0021】操作部24の操作ノブが絞られたMINの
音量の状態から、最大MAXへ操作した場合、マイコン
23が操作ノブの動きを検出してメモリに記憶された制
御データにしたがって、半導体スイッチS1〜Snのい
ずれか1つ或いは複数へ制御信号を出力し、例えば抵抗
3’の各抵抗R2〜Rnの値が増大するように設定され
ている場合、半導体スイッチS1からSnへ向かい1の
スイッチをONに制御するか、又は合成抵抗をメモリに
記憶しておきマトリックス制御(複数の並列抵抗値を接
続すること)で細部の音量の調節が行われる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、半導体スイッチにより
減衰抵抗を接地するようにしたので半導体スイッチ回路
による雑音が出力端へ漏れるのを抑え歪の発生が少ない
電子ボリュームを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子ボリュームにおける減衰スイッチ
回路の一実施例を示す回路図。
【図2】スイッチの回路図。
【図3】スイッチの回路図。
【図4】電子ボリュームの制御を示すブロック図。
【図5】本発明の電子ボリュームにおける減衰スイッチ
回路の一実施例を示す回路図。
【図6】本発明の電子ボリュームにおける減衰スイッチ
回路の他の一実施例を示す回路図。
【図7】従来の電子ボリュームの減衰スイッチ回路を示
す回路図。
【符号の説明】
1 入力端 2 出力端 3 抵抗 4 スイッチ回路 11 FET 11’ トランジスタ 12 制御スイッチ 13 抵抗接続端 14 接地端 15 制御入力端 16 バイアス電圧供給端 17 バイアス電圧供給端 21 入力端子 22 バッファアンプ 23 マイクロコンピュータ 24 操作部 25 表示部 26 出力アンプ 27 出力端子 34 減衰スイッチ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ機器の音量等の調節を半導
    体スイッチを制御して行う電子ボリュームにおいて、 信号が入力される入力端と、 前記入力端から抵抗を介し信号を出力する出力端と、 前記出力端に直列接続された複数の抵抗の接続点と接地
    点とを接続する導体スイッチと、 ボリュームの操作をする操作手段と、 前記操作手段が操作されたことを検出し前記半導体スイ
    ッチをON又はOFF制御する制御手段を具備すること
    を特長とする電子ボリューム。
  2. 【請求項2】 オーディオ機器の音量等の調節を半導
    体スイッチを制御して行う電子ボリュームにおいて、 信号が入力される入力端と、 前記入力端から抵抗を介し信号を出力する出力端と、 前記出力端に直列接続された複数の抵抗の接続点と接地
    点とを接続する導体スイッチと、 ボリュームの操作をする操作手段と、 前記操作手段が操作されたことを検出する検出手段と、 前記検出手段で検出された結果予め記憶装置に記憶され
    た制御データによって前記記半導体スイッチをON又は
    OFF制御する制御手段を具備することを特長とする電
    子ボリューム。
  3. 【請求項3】 オーディオ機器の音量等の調節を半導
    体スイッチを制御して行う電子ボリュームにおいて、 信号が入力される入力端と、 前記入力端から抵抗を介し信号を出力する出力端と、 前記出力端に並列に一端が接続された複数の抵抗と、 前記抵抗の他端と接地点とを接続する導体スイッチと、 ボリュームの操作をする操作手段と、 前記操作手段が操作されたことを検出し前記半導体スイ
    ッチをON又はOFF制御する制御手段を具備すること
    を特長とする電子ボリューム。
  4. 【請求項4】 オーディオ機器の音量等の調節を半導
    体スイッチを制御して行う電子ボリュームにおいて、 信号が入力される入力端と、 前記入力端から抵抗を介し信号を出力する出力端と、 前記出力端に並列に一端が接続された複数の抵抗と、 前記抵抗の他端と接地点とを接続する導体スイッチと、
    ボリュームの操作をする操作手段と、 前記操作手段が操作されたことを検出する検出手段と、 前記検出手段で検出された結果予め記憶装置に記憶され
    た制御データによって前記半導体スイッチをON又はO
    FF制御する制御手段を具備することを特長とする電子
    ボリューム。
JP10106994A 1998-04-02 1998-04-02 電子ボリューム Withdrawn JPH11289230A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100674535B1 (ko) * 2001-06-22 2007-01-29 야마하 가부시키가이샤 저항 래더 회로를 사용한 볼륨 회로
CN100384237C (zh) * 2004-02-28 2008-04-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 音量调整装置及方法

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Effective date: 20050607