JPH11289053A - 静電気放電保護装置 - Google Patents

静電気放電保護装置

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JPH11289053A
JPH11289053A JP11036076A JP3607699A JPH11289053A JP H11289053 A JPH11289053 A JP H11289053A JP 11036076 A JP11036076 A JP 11036076A JP 3607699 A JP3607699 A JP 3607699A JP H11289053 A JPH11289053 A JP H11289053A
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JP
Japan
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esd
power bus
analog
digital
pad
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JP11036076A
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English (en)
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Brian J Misek
ブライアン・ジェイ・ミゼック
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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Publication date
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    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
    • H01L27/0266Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices using field effect transistors as protective elements
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタル・ノイズがアナログ回路に結合しな
い、混載ICのため静電気放電(ESD)保護手段を提
供する。 【解決手段】前記デジタル電源バス(310)及び前記
アナログ電源バス(312)に容量結合されたESD電
源バス(316)を設ける。ESD電源バスと前記接地
基板(318)の間のESD事象をESD事象トリガ装
置(390)で検出し、ESD電源バスと接地基板を電
気的に分路装置(380)で短絡する。入出力パッド
(306、314)はESD電源バス(316)と接地
基板に(318)に容量結合される。入出力パッドに接
続される被保護回路要素(334、383)はESD電
源バスに接続されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電子回路
を静電気放電(以下「ESD」と称する。)から保護す
ることに関するものであり、とりわけ、デジタル及びア
ナログ混載集積回路のESD保護装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ESDは、電気部品に取り返しのつかな
い損傷を与えることが分かっている現象である。高電圧
大電流の電気的サージとして表されるESD事象は、一
般に、人体と大地の間で発生する。4kVの静電電位は
珍しくも無い。一般に、放電は、数百ナノ秒以内に生
じ、アンペアのオーダのピーク電流を発生する。ESD
から電子部品を守る従来の解決法は、一般に、Siクラ
ンプ・ダイオード、ツェナー・ダイオード、及び、シリ
コン制御整流器(以下「SCR」と称する。)に依存す
るものであった。
【0003】入出力(以下「I/O」と称する。)パッ
ドは、内部回路要素に接続するため、とりわけ、ESD
事象に対する曝露の影響を受けやすい。従来、半導体デ
バイスの場合、I/Oパッドのそれぞれと電源バスの間
には、ESD保護回路要素が接続される。半導体デバイ
スのI/Oパッドに破壊的なESD事象が生じると、E
SD保護回路要素が導通して、破壊的ESD電流の向き
を半導体デバイスの内部回路要素から電源バスに逸ら
し、これによって、I/Oパッドの破壊的ESD電流が
半導体デバイスに損傷を加えるのが阻止される。
【0004】半導体デバイス内の典型的なESD保護回
路要素には、各入力または出力、及び、半導体デバイス
における電源バスに結合された1対のSCRが含まれて
いる。入力または出力と電源バスの間に、SCRのES
D破壊電圧を超える電圧差が生じると、SCRの一方が
破壊し、それを通じて、電源バスにESDを放出する。
有効なESD保護のため、SCRのESD破壊電圧は、
半導体デバイスにおける入力または出力回路要素のES
D破壊電圧よりも低くなければならない。これによっ
て、I/Oパッドに生じるESD事象によって、入力ま
たは出力回路要素が損傷を受ける前に、SCRが破壊す
るという保証が得られる。
【0005】一般に、電源バスは、集積回路(以下「I
C」と称する。)全体を取り巻くリングのように構成さ
れる。デジタル及びアナログ混載ICの場合、電源バス
は、デジタル回路要素から鋭敏なアナログ部品にノイズ
を結合するポイントになる。これは、ICの性能劣化を
きたすので許容することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、デジタル・ノイズがチップのアナログ領域に結合す
るのを有効に阻止し、チップ・スペースの比較的広い領
域を必要としない、混載ICのための有効なESD保護
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、独立し
たESD電源バスを利用して、デジタルI/Oパッドと
アナログI/Oパッドの両方を備えたICのための先行
技術によるESD保護装置の問題が解決される。独立し
たESD電源バスが、チップのデジタル電源バス及びア
ナログ電源バスに容量結合される。ESD事象トリガ
が、ESD電源バスとICのアナログ接地基板の間に結
合される。ESD事象トリガは、ESD電源バスに生じ
る急速な上昇電圧スパイクによって表されるESD事象
バスを検出する。分路装置が、ESD電源バスとアナロ
グ接地基板の間に結合され、ESD事象トリガによるE
SD事象の検出に応答して、ESD電源バスと前記アナ
ログ接地基板を電気的に接続する。I/Oパッドに結合
された内部回路要素をESD事象に起因する損傷から保
護するため、各I/Oパッドが、ESD電源バスに容量
結合される。保護される内部回路要素は、デジタル電源
バス及びデジタル接地基板、または、アナログ電源バス
及びアナログ接地基板に結合されるが、ESD電源バス
からは電気的に分離される。
【0008】独立したESD電源バスを用いることによ
って、それぞれのデジタルI/Oパッド及びアナログI
/Oパッドが位置するIC部分だけに沿って、デジタル
電源バス及びアナログ電源バスを経路指定することが可
能になる。この構成によって、デジタル電源バスで伝送
されるデジタル・ノイズが、ICのデジタル部分から離
して配置されたアナログ回路要素に結合するのが阻止さ
れる。さらに、本発明のESD保護装置は、追加スペー
スを必要としない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によって得られる利点がよ
り包括的に理解されるように、まず、混載ICのI/O
パッドのESD保護に対する2つの先行技術の説明をお
こなう。
【0010】図1は、デジタル及びアナログの両方、す
なわち、「混合信号」のI/Oパッドを備えるICのた
めの第1の先行技術によるESD保護装置100の概略
図である。ESD保護装置100の場合、それぞれのデ
ジタルI/Oパッド106及びアナログI/Oパッド1
10は、それぞれ、電源バス112とアース114の間
に結合されている。内部デジタル回路要素130は、内
部ノード133において、抵抗器128を介してデジタ
ルI/Oパッド106に結合されている。ノード133
は、また、電源バス112とアース114の間にもダイ
オード結合されている。
【0011】同様に、保護される内部アナログ回路要素
147は、内部ノード145に対する接続部を介して、
抵抗器143によってアナログI/Oパッド110に結
合される。内部ノード145は、また、電源バス112
とアース114の間にダイオード結合されている。
【0012】ESD事象トリガ160は、電源バス11
2とアース114の間においてESD分路装置158に
並列に結合されている。ESD事象トリガ160は、電
源バス112に急速な上昇電圧が生じると、ESD分路
装置158をオンにして、電源バス112とアース11
4の間に一時的な短絡を有効に生じさせる働きをする。
ESD事象トリガ160は、ESD事象トリガ160の
部品のサイズを変えて同調可能である。ESD事象トリ
ガ160には、電源バス112とアース114の間の中
間ノード151においてダイオード150と直列に結合
された抵抗器152が含まれている。ESD事象トリガ
160には、電源バス112とアースの間の出力ノード
155に直列に結合された、N形電界効果トランジスタ
(以下「NFET」と称する。)154とP形電界効果
トランジスタ(以下「PFET」と称する。)156を
備えるFETスイッチング素子153も含まれている。
各FET154及び156のゲートは、入力ノード15
1における電圧を介して制御される。抵抗器152及び
ダイオード150は、通常の条件下において、NFET
156をオンに保ち、PFET154をオフに保つのに
十分な高さに、入力ノード151における電圧を保持す
るサイズが付与されている。この結果、出力ノード15
5における電圧レベルが十分に低くなるので、ESD分
路158がオフになり、これによって、電源バス112
とアース114の間に開路が有効に生じる。
【0013】ESD事象が生じた場合に、分路装置15
8を迅速にオンにするため、PFET154は、一般
に、NFET156よりかなり大きいサイズが付与され
る。抵抗器152及びダイオード150は、ESD事象
の特徴である急速な上昇電源電圧が生じると、分路装置
158をトリガするように、サイズを付与することが可
能な、RC時定数回路の働きをする。RCフィルタに普
通の電源付勢で電源の短絡を生じさせるほど大きいサイ
ズを付与しないように、注意しなければならない。
【0014】ESD事象が、2つのパッド間、例えば、
デジタルI/Oパッド106とアナログI/Oパッド1
10の間で生じる場合、ESD電流IESDを消散させな
ければならない、さもなければ、内部回路要素130及
び/または147(それぞれ、ノード135または14
5において結合されている)に損傷を生じることにな
る。従って、ESD保護回路100は、ESD事象伝送
経路として、電源バス112及び接地基板114を用い
る。ESD電流IESDが、I/Oパッド106または1
10に流入し、それぞれ、ダイオード120または14
2を通って、電源バス112に流れ、これによって、E
SD事象トリガ160がトリガされて、分路装置158
をオンにし、電源バス112とアース114の間に短絡
が生じる。
【0015】ESD電流IESDは、さらに、分路装置1
58を通って、アース114に流れ、それぞれのダイオ
ード122または144を通って、I/Oパッド106
または110に戻ることによって、回路を完成する。
【0016】内部回路要素130または147をESD
事象による損傷から実際に保護するため、ESD事象伝
送経路に関する電圧降下は、ESD事象中、シリコン接
合またはCMOSゲートの破壊電圧Vbreakdownより低
く維持しなければならない。電圧降下は、流入ダイオー
ド120または142に関するしきい値電圧、流出ダイ
オード122または144に関するしきい値電圧、分路
装置158がオンになる際の、分路装置158の両端間
におけるIR電圧降下、及び、ESD電流IESDが寄生
抵抗RVDDとRGNDの間に流れる場合の、電源バス112
と接地基板114の間におけるIR電圧降下の和であ
る。
【0017】CMOSチップの場合、電源バス112
は、一般に、チップ全体を取り巻くリングとして構成さ
れる。この構成によれば、電源バス112はICの各I
/Oパッドに近接して配置され、この結果、電源バス1
12の寄生抵抗が小さくなる。混載ICの場合、一般
に、アナログI/OパッドよりもデジタルI/Oパッド
のほうが多いので、デジタル電源は、一般に、アナログ
I/Oパッドに対してさえも、ESD事象伝送経路とし
て利用される。
【0018】混載ICにおけるESD保護に対するこの
アプローチには、デジタル電源バス112によって伝送
されるノイズがチップのアナログ領域内に拡散するとい
う欠点がある。
【0019】デジタル回路要素130に示されたPFE
T132及びNFET134の組み合わせは、一般に、
デジタル出力パッドのための出力駆動回路要素に用いら
れる。PFET132及びNFET134の組み合わせ
が安定状態にある場合(すなわち、高「1」または低
「0」の場合)、静止電流はゼロである。I/Oパッド
106が、低から高または高から低にスイッチされる
と、FET132及び134が、両方とも、オンになる
時間があり、この結果、ノード133における大量の充
電及び放電電流に加えて、大量のクロスオーバ短絡電
流、従って、大量の電流スパイクがデジタル電源バス1
12に生じることになる。
【0020】内部デジタル回路要素は、これらのスパイ
クを許容するように設計されている。しかし、このタイ
プのノイズは、感度の高いアナログ回路要素の性能を大
幅に劣化させる。
【0021】デジタル出力ドライバの高速スイッチング
によって生じたノイズは、デジタル電源バス112によ
って伝送されるので、電源バス112の近くに配置され
た高感度のアナログ回路要素をこのノイズから遮蔽する
のを困難にする。混合モード・チップのノイズは、ノイ
ズ源から離れると指数関数的に減少する傾向がある。従
って、装置がノイズ源に近くなるほど、装置の信号に結
合するノイズが多くなる。逆に、装置がノイズ源から離
れるほど、ある点までは結合が弱まって、ノイズがほぼ
一定になるが、これは、接地基板、または、全ての装置
に共通した回路部分のノイズに起因するものと考えられ
る。従って、デジタル電源バス112でICを取り囲む
ことによって、バス112からのノイズが、ICのアナ
ログ部分に拡散して、結合する。
【0022】従って、ESD保護装置100は、その近
くにデジタル電源バス112へのアクセスを必要とする
デジタルI/Oパッドがない、感度が高く広いアナログ
回路を有する混合信号ICにとって魅力のないものであ
る。
【0023】代わりに、ESD事象を伝送する電源バス
112が、独立するが、クリーンなアナログ電源になる
ように選択される場合、デジタル・ノイズが、デジタル
電源バスを介して、アナログ回路要素に直接分配される
ことはなくなる。しかし、こうした実施例では、アナロ
グ電源が、代わりに、混合モード回路のデジタルI/O
パッド106のそれぞれを横断するので、デジタルI/
Oパッドに生じるデジタル・ノイズのアナログ電源バス
112に対する重要な結合ポイントの働きをする。
【0024】図2は、集積回路の混合信号I/Oパッド
のための先行技術による代替ESD保護装置200の概
略図である。ESD保護装置200は、分割ブッシング
を利用して、出力ドライバの高速スイッチングによって
生じ、デジタル電源バスによって伝送されるデジタル・
ノイズが、デジタルI/Oパッドから離れて配置された
回路のアナログ部分に結合するのを阻止する。
【0025】ESD保護装置200の場合、デジタルI
/Oパッド206が、電源バス214とアース216の
間にダイオード結合されている。内部デジタル回路要素
232は、内部ノード231に対する接続部を介して、
抵抗器230によってデジタルI/Oパッド206に結
合されている。ノード231も、デジタル電源バス21
4とアース216の間にダイオード結合されている。E
SD事象トリガ241は、デジタル電源バス214とア
ース216の間で、ESD分路装置248と並列に結合
されている。ESD事象トリガ241には、図1のES
D事象トリガ160と同様の、同様に機能する部品が含
まれている。
【0026】しかし、図1のESD保護装置100の場
合とは異なり、アナログI/Oパッド212が、独立し
たクリーンなアナログ電源バス276とアース216の
間に結合されている。保護されるアナログ回路要素は、
内部ノード261に対する接続部を介して、抵抗器21
3によってアナログI/Oパッド212に結合されてい
る。ノード261は、アナログ電源バス276とアース
216の間にもダイオード結合されている。独立したE
SD事象トリガ263が、アナログ電源バス276とア
ース216の間で、ESD分路装置274に並列に結合
されている。ESD事象トリガ263には、図1の事象
トリガ160と同様の、同様に機能する部品が含まれて
いる。
【0027】ESD事象が、デジタルI/Oパッド20
6の1つとアナログI/Oパッド212の1つの間に生
じる場合、ESD保護回路200は、ESD事象伝送経
路としてデジタル電源バス214及び接地基板216を
用いる。ESD電流IESDが、I/Oパッド206に流
入し、ダイオード222を通って、電源バス214に流
れ、これによって、ESD事象トリガ241がトリガさ
れて、分路装置248をオンにし、電源バス214とア
ース216の間に短絡が生じる。ESD電流IESDは、
さらに、分路装置248を通って、アース216に流
れ、ダイオード258を通って、アナログI/Oパッド
212に流れることによって、回路を完成する。
【0028】ESD事象が、アナログI/Oパッド21
2の1つとデジタルI/Oパッド206の1つの間に生
じる場合、ESD保護回路200は、ESD事象伝送経
路としてアナログ電源バス276及び接地基板216を
用いる。ESD電流IESDが、アナログI/Oパッド2
12に流入し、ダイオード256を通って、アナログ電
源バス276に流れ、これによって、ESD事象トリガ
263がトリガされて、分路装置274をオンにし、ア
ナログ電源バス276とアース216の間に短絡が生じ
る。ESD電流IESDは、さらに、分路装置274を通
って、アース216に流れ、ダイオード224を通っ
て、デジタルI/Oパッド206に流れることによっ
て、回路を完成する。
【0029】ESD保護装置200の分割ブッシング・
アプローチでは、回路における同じIR降下のために、
ESD事象トリガ及び分路装置の数を倍にすることが必
要になり、とりわけ、中核をなす分路装置は、他の回路
要素のサイズと比べてかなり大きいので、ICの面積が
大幅に増える結果になる。ESD保護装置200を用い
るICの設計及びテスト中、分割ブッシングのために、
設計技師は、共通接地基板に結合された2つの独立した
ESDネットワークの評価も行わざるを得なくなる。製
作のチップ・レイアウト段階では、単方向電流経路に起
因するIR降下について、デジタルESD電源バスとア
ナログESD電源バスの分離によって生じるスタブを慎
重に解析しなければならない。
【0030】本発明によれば、上方のESD電源バスに
独立した電源バスを利用することによって、独立したデ
ジタル及びアナログ分路電源の必要がなくなり、同時
に、デジタル・ドライバまたはコアから離れて配置され
た高感度なアナログ回路要素からのデジタル・ノイズの
有効な分離が維持される。独立したESD電源バスは、
内部回路要素には接続されず、ESD保護装置だけに接
続される。
【0031】図3は、本発明によるESD保護回路30
0の概略図である。ESD保護装置300の場合、それ
ぞれのデジタルI/Oパッド306及びアナログI/O
パッド314は、それぞれ、独立したESD電源バス3
16とアース318の間にダイオード結合されている。
内部デジタル回路要素334は、内部ノード384に対
する接続部を介して、抵抗器332によってデジタルI
/Oパッド306に結合されている。ノード384は、
ESD電源バス316とアース318の間にもダイオー
ド結合されている。
【0032】内部デジタル回路要素334は、デジタル
電源バス(デジタル電源パッド310として示されてい
る)及びデジタル・アース(デジタル・アース・パッド
308として示されている)に対する結合によって電力
供給を受け、接地される。
【0033】同様に、保護されるアナログ回路要素は、
内部ノード382に対する接続部を介して、抵抗器31
5によってアナログI/Oパッド314に結合されてい
る。内部ノード382は、ESD電源バス316とアー
ス318の間にもダイオード結合されている。ノード3
82において接続された内部アナログ回路要素は、独立
したアナログ電源バス(アナログ電源パッド312とし
て示されている)及びアナログ・アース318(ESD
伝送経路の一部として利用されている)に対する結合に
よって電力供給を受け、接地される。
【0034】ESD事象トリガ390は、ESD電源バ
ス316とアース318の間で、ESD分路装置380
と並列に結合されている。ESD事象トリガ390は、
ESD電源バス316に急速な上昇電圧が生じると、E
SD分路装置380をオンにして、ESD電源バス31
6とアース318の間に一時的な短絡を有効に生じさせ
る働きをする。ESD事象トリガ390は、ESD電源
バス316とアース318の間のノード371において
ダイオード372と直列に結合された抵抗器370、及
び、ESD電源バス316とアース318の間の出力ノ
ード377に直列に結合され、各ゲートがノード371
に結合された、NFET378とPFET376を含む
FETスイッチング素子374を含んでいる、ESD事
象トリガ390の部品のサイジングによって同調可能で
ある。ESD事象トリガ390は、図1のESD事象ト
リガ160と同様の働きをするものであり、説明済みで
ある。
【0035】全ての電源バスが、互いに容量結合されて
いる。従って、デジタル電源バス310及びアナログ電
源バス312は、それぞれ、逆並列接続ダイオード35
0及び352と、356及び358を介して、それぞ
れ、ESD電源バス316にダイオード接続されてい
る。通常の動作において、ESD電源バス316は、デ
ジタル電源バス310及びアナログ電源バス312の両
方と同じ電圧電位にある。デジタル回路要素の充電及び
放電によって生じる電圧差または揺らぎが、ESD電源
バス316まで容量結合される。しかし、ダイオード3
50が、ESD電源バス316で観測される揺らぎの量
を減衰させる、容量結合装置の働きをする。
【0036】ESD電源バス316は、アナログ電源バ
ス312に容量結合されるので、ESD電源バス316
の揺らぎによって生じる、アナログ電源バス312で観
測される揺らぎは、減衰する。従って、ESD電源バス
316への容量結合及びアナログ電源バス312への容
量結合によって、電源ノイズは減衰する。同じ論法に従
うと、ESD電源バス316への容量結合及びアナログ
電源バス312への容量結合によって、この方向におけ
る容量ノイズも減衰する。
【0037】本発明の望ましい実施態様の場合、デジタ
ル電源バス310は、デジタルI/Oパッドだけにしか
近接しないように構成されている。クリーンなアナログ
電源バスは、アナログI/Oパッドだけにしか近接しな
いように構成されている。デジタル電源バス310も、
アナログ電源バス312も、ESD事象伝送経路に含ま
れている、すなわち、ESD電流IESDは、電源バス3
10にも312にも流れない。さらに、アナログ電源バ
ス312は、デジタルI/Oドライバ及びデジタル内部
回路要素の充電及び放電によって生じるデジタル・ノイ
ズを伝送せず、それどころか、このノイズは、全て、高
感度なアナログ回路要素から遠くはなれていることが望
ましい、デジタル電源バス310によって伝送される。
【0038】独立したアナログ接地基板318は、全て
のI/Oパッドに共有されており、ESD事象伝送経路
の回路を完成するため、I/Oパッド信号に戻るダイオ
ード接続をもたらすようになっている。これは、プロセ
スによって左右される。トレンチで分離されるSOI
(Silicon-On-Insulator)技術を使えば、アナログ接地
基板(AGND)318以外に、独立した下方のESD
レールを備えるように拡張することが可能である。
【0039】ESD事象が、I/Oパッド306または
324の間で生じると、ESD保護回路300は、ES
D事象伝送経路としてESD電源バス316及び接地基
板318を用いる。ESD電流IESDが、I/Oパッド
306または314に流入し、それぞれ、ダイオード3
24または362を通って、ESD電源バス316に流
れ、これによって、ESD事象トリガ390がトリガさ
れて、分路装置380をオンにし、ESD電源バス31
6とアナログ・アース318に短絡が生じる。ESD電
流IESDは、さらに、分路装置380を通って、アナロ
グ・アース318に流れ、それぞれのダイオード326
または364を通って、I/Oパッド306または31
4に戻ることによって、回路を完成する。ループに関す
る電圧降下は、内部回路を保護するため、ESD事象の
間、破壊電圧(Vbreakdown)より低く維持される。
【0040】以上の説明、及び、ESD保護回路300
の検討から明らかなように、中核となる分路装置が単一
信号レールであるため、分路装置専用ICに与えられる
面積を同じとすれば、分路抵抗が低くなる可能性があ
る。
【0041】ESD電源バス316にドライバがないの
で、負荷キャパシタンスの充電及び放電に必要な大量の
電流パルスが排除される。チップが動作中にESD電源
バス316を流れる唯一の電流は、上述の充電電流より
も数桁分も小さい、保護ダイオードのオフ・キャパシタ
ンスを介して信号を結合することによって生じる電流で
ある。
【0042】単一ESD電源バスを利用することによっ
て、パッド・フレーム開発に対する標準的なセル・ベー
スのアプローチの利用も可能になる。ESD電源バス3
16は、チップ回りを連続的に取り囲んでおり、短絡と
は程遠い、ESD経路抵抗が高い分断スタブとならずに
済む。この連続した特徴は、パッド・フレームのレイア
ウトにおいて望ましい。内部電源は、ESD保護に対し
てあまり影響を及ぼすことなく、ノイズ分離のために分
断することが可能である。これによって、接地基板31
8及びESD電源バス316に対する容量結合を除い
て、アナログ回路要素とデジタル回路要素を分離するこ
とが可能になる。
【0043】本発明の広汎な実施の参考に供するため本
発明の実施態様のいくつかを以下に例示する。 実施態様1:デジタルI/Oパッド(306)とアナロ
グI/Oパッド(314)の両方、デジタル電源バス
(310)、アナログ電源バス(312)、及び、接地
基板(318)とを含むICのための静電気放電(ES
D)保護装置(300)であって、前記デジタル電源バ
ス(310)及び前記アナログ電源バス(312)に容
量結合されたESD電源バス(316)と、前記ESD
電源バス(316)と前記接地基板(318)の間に結
合されて、前記ESD電源バス(316)に生じる急速
な上昇スパイクを顕著な特徴とするESD事象を検出す
るためのESD事象トリガ装置(390)と、前記ES
D事象の検出に応答して、前記ESD電源バス(31
6)と前記接地基板(318)を電気的に接続する分路
装置(380)と、前記ESD電源バス(316)と前
記接地基板(318)の容量結合されるI/Oパッド
(306、304)と、前記ESD電源バス(316)
には結合されずに、前記I/Oパッド(306、31
4)に結合される被保護回路要素(334、383)と
が含まれている、静電気放電保護装置。
【0044】実施態様2:前記ESDトリガ装置(39
0)に、前記ESD電源バス(316)に結合されたイ
ンバータ入力(371)と、前記分路装置(380)を
制御するために結合された出力(377)を備えるCM
OSインバータ(374)が含まれていることを特徴と
する、実施態様1に記載の静電気放電(ESD)保護装
置。 実施態様3:前記インバータ入力(371)が前記接地
基板(318)に容量結合されることを特徴とする、実
施態様2に記載の静電気放電(ESD)保護装置。 実施態様4:前記I/Oパッドに、デジタルI/Oパッ
ド(306)が含まれることと、前記被保護回路要素
に、前記デジタル電源バス(310)及び前記接地基板
(318)に結合されたデジタル回路要素(334)が
含まれることを特徴とする、実施態様1、2、または、
3のいずれかに記載の静電気放電(ESD)保護装置。
【0045】実施態様5:前記I/Oパッドに、アナロ
グI/Oパッド(314)が含まれることと、前記被保
護回路要素に、前記アナログ電源バス(312)及び前
記接地基板(318)に結合されたアナログ回路要素
(383)が含まれることを特徴とする、実施態様1、
2、または、3のいずれかに記載の静電気放電(ES
D)保護装置。 実施態様6:前記ESD電源バス(316)と前記接地
基板(318)に容量結合された少なくとも1つの他の
I/Oパッド(314、306)が含まれていることを
特徴とする、実施態様1、2、3、4、または、5のい
ずれかに記載の静電気放電(ESD)保護装置。
【0046】実施態様7:前記少なくとも1つの他のI
/Oパッドに、デジタルI/Oパッド(314)が含ま
れることと、前記被保護回路要素に、前記デジタル電源
バス(310)及び前記接地基板(318)に結合され
たデジタル回路要素(334)が含まれることを特徴と
する、実施態様6に記載の静電気放電(ESD)保護装
置。 実施態様8:前記少なくとも1つの他のI/Oパッド
に、アナログI/Oパッド(314)が含まれること
と、前記被保護回路要素に、前記アナログ電源バス(3
12)及び前記接地基板(318)に結合されたアナロ
グ回路要素(383)が含まれることを特徴とする、実
施態様6に記載の静電気放電(ESD)保護装置。
【0047】実施態様9:前記I/Oパッドに、デジタ
ルI/Oパッド(306)が含まれることと、前記被保
護回路要素に、前記デジタル電源バス(310)及び前
記接地基板(318)に結合されたデジタル回路要素
(334)が含まれることと、前記少なくとも1つの他
のI/Oパッドに、アナログI/Oパッド(314)が
含まれることと、前記被保護回路要素に、前記アナログ
電源バス(312)及び前記接地基板(318)に結合
されたアナログ回路要素(383)が含まれることを特
徴とする、実施態様6に記載の静電気放電(ESD)保
護装置。
【0048】実施態様10:前記接地基板(318)
に、デジタル接地基板(308)と、アナログ接地基板
(318)が含まれ、前記デジタル接地基板(308)
が、前記アナログ接地基板(318)に容量結合され、
前記ESD事象トリガ(390)が、前記ESD電源バ
ス(316)と前記アナログ接地基板(318)の間に
結合され、前記分路装置(380)が、前記ESD電源
バス(316)と前記アナログ接地基板(318)を電
気的に接続し得ることを特徴とする、実施態様1、2、
3、4、5、6、7、8、または、9のいずれかに記載
の静電気放電保護装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術によるESD保護装置の第1の例に関
する概略図である。
【図2】先行技術によるESD保護装置の第2の例に関
する概略図である。
【図3】本発明によるESD保護装置の概略図である。
【符号の説明】
300 ESD保護回路 306 デジタルI/Oパッド 308 デジタル接地基板 310 デジタル電源バス 312 アナログ電源バス 314 アナログI/Oパッド 316 ESD電源バス 318 アナログ接地基板 332 内部ノード 334 内部デジタル回路要素 374 FETスイッチング素子 376 PFET 377 出力ノード 378 NFET 380 ESD分路装置 382 内部ノード 384 内部ノード 390 ESD事象トリガ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル入出力パッドとアナログ入出力パ
    ッドの両方、デジタル電源バス、アナログ電源バス、及
    び、接地基板とを含む集積回路のための静電気放電保護
    装置であって、 前記デジタル電源バス及び前記アナログ電源バスに容量
    結合された静電気放電電源バスと、 前記静電気放電電源バスと前記接地基板とに結合され
    て、前記静電気放電電源バスに生じる急速な上昇スパイ
    クを顕著な特徴とする静電気放電事象を検出する ための静電気放電事象トリガ装置と、 前記静電気放電事象の検出に応答して、前記静電気放電
    電源バスと前記接地基板を電気的に接続する分路装置
    と、 前記静電気放電電源バスと前記接地基板の容量結合され
    る入出力パッドと、 前記静電気放電電源バスに結合されず、前記入出力パッ
    ドに結合される被保護回路要素とが含まれている、 静電気放電保護装置。
JP11036076A 1998-03-02 1999-02-15 静電気放電保護装置 Pending JPH11289053A (ja)

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US09/033,034 US5926353A (en) 1998-03-02 1998-03-02 Method for protecting mixed signal chips from electrostatic discharge
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