JPH11288773A - 高融点ボールコネクタ及びその製造方法、高融点ボール溶着治具 - Google Patents

高融点ボールコネクタ及びその製造方法、高融点ボール溶着治具

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JPH11288773A
JPH11288773A JP10103403A JP10340398A JPH11288773A JP H11288773 A JPH11288773 A JP H11288773A JP 10103403 A JP10103403 A JP 10103403A JP 10340398 A JP10340398 A JP 10340398A JP H11288773 A JPH11288773 A JP H11288773A
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JP
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melting point
point ball
insulator
high melting
jig
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JP10103403A
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English (en)
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Hiroaki Kinoshita
裕章 木下
Koji Higuchi
孝二 樋口
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に製造でき、しかもコネクタをプリント
基板に確実に実装することができる高融点ボールコネク
タ及びその製造方法、高融点ボール溶着治具を提供す
る。 【解決手段】 ハウジング10と、そのハウジング10
に保持された複数のコンタクト20とを備える高融点ボ
ールコネクタにおいて、各コンタクト20の接続部21
をハウジング10から突出させ、各コンタクト20の接
続部21に高融点ボール30を溶着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高融点ボールコネ
クタ及びその製造方法、高融点ボール溶着治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型・軽量・高性能化が進
み、半導体に対しても高密度実装を実現するパッケージ
の要求が高まっている。高密度実装を実現するパッケー
ジとしてQFP(Quad Flat Packag
e)が開発された。プリント基板上のリード接続部に半
田ペーストを印刷し、マウント装置によりQFPを精度
よく搭載した後、リフロー炉を通過させて半田接続を行
う。
【0003】QFPの誕生によってリードピッチ0.5
mm、0.4mmのものが製品化され、最近では0.3
mmピッチのものが検討されている。
【0004】しかし、このようなリードのファインピッ
チ化に伴い、プリント基板への実装不良という新たな問
題が生じた。すなわち、いわゆるリード曲り(リード先
端が上を向いたり下を向いたりすること)によって、プ
リント基板にパッケージを確実に実装できないことがあ
った。
【0005】近年、この問題を克服するパッケージとし
てBGA(Bump Grid Array)パッケー
ジが開発された。このBGAパッケージとは、基板上に
チップを実装し、モールド後、基板の底面(チップ搭載
面の反対側の面)に格子状に電極としての半田ボール
(高融点)を設けてなるパッケージである。
【0006】このBGAパッケージによれば、電極部が
底面に形成されるため、半田ボールのピッチを大きくす
ることができ、またリードを持たないため、小型化で
き、しかもリード曲りを考慮する必要がないので、プリ
ント基板への実装を確実に行うことができる。
【0007】この実装性の良さに着目してBGAパッケ
ージの技術がコネクタに応用されている。
【0008】図13は従来の高融点ボールコネクタの断
面図である。
【0009】従来の高融点ボールコネクタ201は、プ
ラスチック等の絶縁材で形成されたプリント基板240
に取り付けられたモールドピン210と、各モールドピ
ン210に保持された複数のコンタクト220とを備え
ている(米国特許第5,593,322号公報)。
【0010】コンタクト220は、プリント基板240
を貫通するスルーホール241等を介して、プリント基
板240の底面240aに格子状に設けられた電極とし
ての半田ボール230等と電気的に接続されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半田ボール2
30はスルーホール241の一端に溶着されているに過
ぎないので、プリント基板240の反りや凹凸等の原因
により、このコネクタ201をプリント基板(図示せ
ず)に実装したとき、コンタクト220とプリント基板
との間に接続不良が生じるおそれがあった。
【0012】また、プリント基板240が高融点ボール
コネクタ201の構成部品として必須であるため、部品
点数が増えるとともに、及びプリント基板240に複数
のモールドピン210を取り付ける必要であり、その作
業は煩雑であり、製造コストが高くなってしまうという
問題があった。
【0013】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はコネクタをプリント基板に確実に
実装することができるとともに、製造コストを低減する
ことができる高融点ボールコネクタ及びその製造方法、
高融点ボール溶着治具を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載に発明の高融点ボールコネクタは、インシ
ュレータと、そのインシュレータに保持された複数のコ
ンタクトとを備える高融点ボールコネクタにおいて、前
記各コンタクトの接続部が前記インシュレータから突出
し、前記各コンタクトの接続部に高融点ボールが溶着し
ていることを特徴とする。
【0015】各コンタクトの接続部がインシュレータか
ら突出し、各コンタクトの接続部に高融点ボールが溶着
しているので、インシュレータの底面から高融点ボール
の頂点までの距離を大きくでき、配線基板に実装すると
き、配線基板の反りや凹凸を吸収できる。
【0016】また、プリント基板を必要としないので、
部品点数が減り、プリント基板にモールドピンを取り付
ける手間を削減できる。
【0017】請求項2に記載の発明の高融点ボール溶着
治具は、インシュレータに保持された複数のコンタクト
の接続部に高融点ボールをリフローにより溶着する工程
で前記インシュレータの底面に装着される高融点ボール
溶着治具において、治具本体と、この治具本体のインシ
ュレータ支持面に形成され、前記インシュレータに装着
したときに前記複数のコンタクトの接続部と対向する複
数の穴とを備えていることを特徴とする治具本体と、こ
の治具本体のインシュレータ支持面に形成され、インシ
ュレータに装着したときに複数のコンタクトの接続部と
対向する複数の穴とを備えているので、複数の高融点ボ
ールを穴に収容することで、複数の高融点ボールと複数
のコンタクトの接続部とを対向させることができる。
【0018】請求項3記載に発明の高融点ボール溶着治
具は、請求項2に記載の高融点ボール溶着治具におい
て、前記治具本体が高耐熱かつ半田ぬれし難い材料で形
成されていることを特徴とする。
【0019】治具本体が高耐熱かつ半田ぬれし難い材料
で形成されているので、治具本体はリフローによって溶
融したり、半田ぬれしたりせず、繰り返し使用すること
ができる。
【0020】請求項4記載に発明の高融点ボール溶着治
具は、請求項2又は3に記載の高融点ボール溶着治具に
おいて、前記インシュレータの底面に設けられた凹部と
嵌合可能な位置決め用の凸部が、前記治具本体のインシ
ュレータ支持面に形成されていることを特徴とする。
【0021】インシュレータの底面に設けられた凹部と
嵌合可能な位置決め用の凸部が、治具本体のインシュレ
ータ支持面に形成されているので、凹部と凸部とを嵌合
させるだけで、インシュレータを治具本体に位置決めす
ることができる。
【0022】請求項5記載に発明の高融点ボールコネク
タの製造方法は、請求項2の高融点ボール溶着治具の穴
に高融点ボールを収める第1 の工程と、インシュレータ
を前記高融点ボール溶着治具に装着する第2工程と、リ
フローにより前記高融点ボールを前記コンタクトの接続
部に溶着する第3の工程と、前記第3の工程の後、前記
インシュレータから前記高融点ボール溶着治具を外す第
4の工程とを含むことを特徴とする。
【0023】インシュレータに装着した高融点ボール溶
着治具の穴に高融点ボールを収めた後、リフローにより
高融点ボールをコンタクトの接続部に溶着し、その後イ
ンシュレータから高融点ボール溶着治具を外すので、高
融点ボールをインシュレータの底面の所定位置に取り付
けることができる。
【0024】請求項6記載に発明の高融点ボールコネク
タの製造方法は、請求項5に記載の高融点ボールコネク
タの製造方法において、前記第2の工程の前に、前記イ
ンシュレータから突出したコンタクトの接続部にフラッ
クスを塗布する工程が含まれることを特徴とする。
【0025】リフローにより高融点ボールをコンタクト
の接続部に溶着する前に、コンタクトの接続部にフラッ
クスを塗布するので、溶融半田とフラックスとの間の界
面張力が減少し、溶融半田が接続部によくなじむ。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0027】図1はこの発明の第1実施形態に係る高融
点ボールコネクタの正面図、図2はその底面図、図3は
図1のIII −III 矢視断面図である。
【0028】高融点ボールコネクタ1は、ハウジング
(インシュレータ)10と、コンタクト20と、半田ボ
ール(高融点金属ボール)30とからなる。
【0029】ハウジング10は、矩形の平板部10a
と、平板部10aに一体に設けられ、長手方向に平行に
延びる2つのガイド部10b,10cとで構成されてい
る。
【0030】各ガイド部10b,10cには複数のコン
タクト20が圧入されている。
【0031】ハウジング20の底面10dには複数の半
田ボール30が配列されている。
【0032】なお、一般的に半田付けには共晶半田(例
えば、Sn:Pb=63:37(重量比)融点183
℃)が使用されるが、上記半田ボール30としては後工
程で配線基板上へ半田付けする際、その半田付け温度
(220〜240℃)で再溶融しないように高融点半田
(例えば、Sn:Pb=5:95(重量比)融点315
℃)を用いる。
【0033】コンタクト20はハウジング10の平板部
10aを板厚方向へ貫通し、その接続部21はハウジン
グ20の底面10dから突出している(図7参照)。
【0034】また、平板部10aには板厚方向へ貫通す
る複数の孔11が形成されている。
【0035】治具本体50にはハウジング10の平板部
10aを装着可能な収容部51が形成されている。
【0036】この治具本体50は高耐熱かつ半田ぬれし
難い材料(例えば表面に安定な酸化膜を形成したもの)
で形成されている。
【0037】収容部51の支持面(インシュレータ支持
面)52にはハウジング10を収容部51に装着したと
き、コンタクト20の接続部21と対向する複数の凹部
(穴)53が形成されている。
【0038】また、収容部51の支持面52にはハウジ
ング10の孔11と嵌合可能な位置決め用の凸部54が
形成され、例えば画像認識によりコネクタと治具との位
置補正が行われる。
【0039】次に、高融点ボールコネクタ1の製造方法
を図4〜図9を参照して説明する。
【0040】図4は高融点ボールを溶着する前の高融点
ボールコネクタの正面図、図5はその底面図、図6は図
4のVI−VI矢視断面図、図7はハウジングを高融点ボー
ル溶着治具に取り付ける前の状態を示す断面図、図8は
ハウジングを高融点ボール溶着治具に取り付けた後の状
態を示す断面図、図9は高融点ボール溶着後にハウジン
グを高融点ボール溶着治具から外した後の状態を示す拡
大断面図である。
【0041】なお、図9以外の図では、高融点ボールの
ハッチングは省略している。
【0042】まず、治具本体50の凹部53に半田ボー
ル30をファインプレーサ等により収容する(第1の工
程)。
【0043】次に、治具本体50へハウジング10(図
4〜図6参照)を取り付ける前に、ハウジング10を例
えばフラックス槽に浸け、底面10dから突出するコン
タクト20の接続部21にフラックスを転写するか、又
は底面10dにフラックスを噴霧によって塗布する。
【0044】図7の状態から凸部54と孔11とを嵌合
させてハウジング10を治具本体50の指定位置に装着
する(第2の工程)。
【0045】その後、所定の温度プロファイル(温度−
時間曲線)により熱風や赤外線等で半田ボール30を溶
融させ、コンタクト20の接続部21に半田ボール30
を溶着させる(第3の工程)。
【0046】このとき、接続部21は半田ボール30と
接触し、更にコネクタ1の自重によって半田ボール30
に入り込む。
【0047】また、接続部21と半田ボール30が接触
しないときであっても接続部21の先端と半田ボール3
0との間隙が狭いため、半田ボール30の一部が上昇し
て接続部21に溶着する。
【0048】更に、接続部21にはフラックスが転写さ
れているので、溶融半田とフラックスとの間の界面張力
が減少して半田が流れ易く(半田ぬれし易く)なり、接
続部21に半田がよくなじませることができる。
【0049】半田ボール30を接続部21に溶着した
後、ハウジング10を治具本体50から取り外し(第4
の工程)、高融点ボールコネクタ1が完成する。図10
は高融点ボールコネクタを配線基板間に実装した状態を
示す断面図である。
【0050】上記の製法によって製造された高融点ボー
ルコネクタ(プラグコネクタ)1はレセプタクルコネク
タ5と嵌合している。
【0051】配線基板60としてはプリント基板、ガラ
ス基板、Si基板等が用いられ、半田印刷によって予め
電極(図示せず)等が印刷されている。
【0052】高融点ボールコネクタ1は半田ボール30
と配線基板60の電極とを対向させて配線基板60に搭
載されている。
【0053】その後、リフロー加熱により半田ボール3
0を溶融し、配線基板60に半田ボール30を溶着す
る。
【0054】その結果、高融点ボールコネクタ1が配線
基板60に実装される。
【0055】なお、レセプタクルコネクタ5も上記と同
様の方法によって配線基板61に搭載することができ
る。
【0056】この実施形態の高融点ボールコネクタによ
れば、ハウジング10の底面10dから突出したコンタ
クト20の接続部21に半田ボール30が溶着している
ので、ハウジング10の底面10dから半田ボール30
の頂点までの距離を大きくでき、配線基板60の反りや
凹凸を吸収でき、コネクタ1を配線基板60に確実に実
装することができる。
【0057】また、従来例のようにプリント基板240
を必要としないので、部品点数及びプリント基板240
にモールドピン210を取り付ける作業を削減でき、製
造コストを低減することができる。
【0058】この実施形態の高融点ボール溶着治具によ
れば、ハウジング10の平板部10aに形成された孔1
1と嵌合可能な位置決め用の凸部54が、治具本体50
の支持面52に形成されているので、凸部54と孔11
とを嵌合させるだけで、ハウジング10を治具本体50
に位置決めすることができ、半田ボール30とコンタク
ト20の接続部21とを確実に対向させることができ、
高融点ボールコネクタを精度良く製造することができ
る。
【0059】また、治具本体50が高耐熱かつ半田ぬれ
し難い材料で形成されているので、治具本体50はリフ
ローによって溶融したり、半田ぬれしたりせず、繰り返
し使用することができる。
【0060】この実施形態の高融点ボールコネクタの製
造方法によれば、リフローにより半田ボール30をコン
タクト20の接続部21に溶着する前に、接続部21に
フラックスを転写(塗布)するので、半田ボール30と
フラックスとの間の界面張力が減少し、接続部21への
半田のぬれ性が向上する。
【0061】図11はこの発明の第2実施形態に係る高
融点ボールコネクタのハウジングを高融点ボール溶着治
具に取り付けた後の状態を示す断面図であり、第1実施
形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0062】この第2実施形態はコンタクト20の接続
部21が上側となるようにハウジング10を配置し、そ
の上部に治具本体150を取り付けてコネクタ1を製造
するようにした点で第1実施形態と異なる。
【0063】治具本体150は高耐熱かつ半田ぬれし難
い材料(例えば表面に安定な酸化膜を形成したもの)で
形成されている。
【0064】支持面152には治具本体150を装着し
たとき、コンタクト20の接続部21と対向する位置に
半田ボール30を落とし込むための孔(穴)153が形
成されている。
【0065】この孔153は半田ボール30を溶着後、
治具本体150を取り外し易いように半田ボール30の
径より若干大きい径になっている。
【0066】治具本体150にハウジング10を装着
し、半田ボール30を孔153に落とし込んだ後、リフ
ローにより半田ボール30をコンタクト20の接続部2
1に溶着する。
【0067】なお、半田ボール30には予めフラックス
が塗布されている。
【0068】図12は高融点ボール溶着後にハウジング
を高融点ボール溶着治具から外した後の状態を示す断面
図である。
【0069】半田ボール30を接続部21に溶着した
後、ハウジング10を治具本体150から取り外し、高
融点ボールコネクタ1が完成する。この第2実施形態に
よれば、第1実施形態と同様の効果を発揮することがで
きる。
【0070】なお、前述の各実施形態では、高融点金属
ボールとして高融点の半田ボール30を用いた場合につ
いて述べたが、これに代えてCuボール等を用いてもよ
い。
【0071】また、第1実施形態において、平板部10
aには板厚方向へ貫通する複数の孔11を形成したが、
孔11に代えて凹部を形成してもよいことは勿論であ
る。
【0072】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の高融点ボールコネクタによれば、インシュレータ
の底面から高融点ボールの頂点までの距離を大きくでき
るので、配線基板に実装するとき、配線基板の反りや凹
凸を吸収でき、配線基板に確実に接続される。
【0073】また、プリント基板を用いないので、部品
点数が減り、プリント基板にモールドピンを取り付ける
手間を削減でき、製造コストを低減することができる。
【0074】請求項2に記載の発明の高融点ボール溶着
治具によれば、複数の高融点ボールを凹部に収容するこ
とで、複数の高融点ボールと複数のコンタクトの接続部
とを対向させることができ、リフローによって高融点ボ
ールを複数のコンタクトの接続部に溶着することができ
るので、高融点ボールコネクタを容易かつ精度良く製造
することができる。
【0075】請求項3に記載の発明の高融点ボール溶着
治具によれば、治具本体はリフローによって溶融した
り、半田ぬれしたりせず、繰り返し使用することができ
る。
【0076】請求項4に記載の発明の高融点ボール溶着
治具によれば、凹部と凸部とを嵌合させるだけで、イン
シュレータを治具本体に位置決めすることができる。
【0077】請求項5に記載の発明の高融点ボールコネ
クタの製造方法によれば、高融点ボールをインシュレー
タの底面の所定位置に取り付けることができる。
【0078】請求項6に記載の発明の高融点ボールコネ
クタの製造方法によれば、溶融半田とフラックスとの間
の界面張力が減少し、接続部への半田のぬれ性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る高融点ボ
ールコネクタの正面図である。
【図2】図2は高融点ボールコネクタの底面図である。
【図3】図3は図1のIII −III 矢視断面図である。
【図4】図4は高融点ボールを溶着する前の高融点ボー
ルコネクタの正面図である。
【図5】図5は高融点ボールを溶着する前の高融点ボー
ルコネクタの底面図である。
【図6】図6は図4のVI−VI矢視断面図である。
【図7】図7はハウジングを高融点ボール溶着治具に取
り付ける前の状態を示す断面図である。
【図8】図8はハウジングを高融点ボール溶着治具に取
り付けた後の状態を示す断面図である。
【図9】図9は高融点ボール溶着後にハウジングを高融
点ボール溶着治具から外した後の状態を示す断面図であ
る。
【図10】図10は高融点ボールコネクタを配線基板間
に実装した状態を示す断面図である。
【図11】図11はこの発明の第2実施形態に係る高融
点ボールコネクタのハウジングを高融点ボール溶着治具
に取り付けた後の状態を示す断面である。
【図12】図12は高融点ボール溶着後にハウジングを
高融点ボール溶着治具から外した後の状態を示す断面図
である。
【図13】図13は従来の高融点ボールコネクタの断面
図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 10 ハウジング(インシュレータ) 20 コンタクト 21 接続部 30 半田ボール(高融点金属ボール) 50,150 治具本体 52,152 支持面(インシュレータ支持面) 53 凹部 153 孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータと、そのインシュレータ
    に保持された複数のコンタクトとを備える高融点ボール
    コネクタにおいて、 前記各コンタクトの接続部が前記インシュレータから突
    出し、 前記各コンタクトの接続部に高融点ボールが溶着してい
    ることを特徴とする高融点ボールコネクタ。
  2. 【請求項2】 インシュレータに保持された複数のコン
    タクトの接続部に高融点ボールをリフローにより溶着す
    る工程で前記インシュレータの底面に装着される高融点
    ボール溶着治具において、 治具本体と、 この治具本体のインシュレータ支持面に形成され、前記
    インシュレータに装着したときに前記複数のコンタクト
    の接続部と対向する複数の穴と を備えていることを特徴とする高融点ボール溶着治具。
  3. 【請求項3】 前記治具本体が高耐熱かつ半田ぬれし難
    い材料で形成されていることを特徴とする請求項2に記
    載の高融点ボール溶着治具。
  4. 【請求項4】 前記インシュレータの底面に設けられた
    凹部と嵌合可能な位置決め用の凸部が、前記治具本体の
    インシュレータ支持面に形成されていることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の高融点ボール溶着治具。
  5. 【請求項5】 請求項2の高融点ボール溶着治具の穴に
    高融点ボールを収める第1 の工程と、 インシュレータを前記高融点ボール溶着治具に装着する
    第2工程と、 リフローにより前記高融点ボールを前記コンタクトの接
    続部に溶着する第3の工程と、 前記第3の工程の後、前記インシュレータから前記高融
    点ボール溶着治具を外す第4の工程と を含むことを特徴とする高融点ボールコネクタの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第2の工程の前に、前記インシュレ
    ータから突出したコンタクトの接続部にフラックスを塗
    布する工程が含まれることを特徴とする請求項5に記載
    の高融点ボールコネクタの製造方法。
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