JPH11288235A - 携帯用道路横断旗 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 横断歩道を安全に渡るために、簡単に組み立
てができ、携帯にも便利な、携帯用道路横断旗を提供す
る。 【解決手段】 テーパーパイプ（３）に先端キャップ
（１）を設け、把手部（５）に把手キャップ（６）を設
け、横断幕（８）にバンド穴（７）を設けて、バンド
（２）で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、旗竿が伸縮し携
帯に便利な携帯用道路横断旗に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より道路横断旗を使用すると、旗竿
が横断幕部と把手部が一本の棒状となっていた。したが
って、小学生の全員が携帯するには旗竿が長過ぎて不便
を来し、登校する時は、引率する班長や父兄が道路横断
旗を持って児童を誘導している。下校する時は、帰宅時
間が学年別に一定せず、班長以外は道路横断旗を持たな
いことにより、低学年ほど道路を横断する時に危険が増
大していた。道路横断旗を持たない高齢者は道路を横断
する時に自動車のスピードに対しての判断ミスによる交
通事故の件数が急増している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ、道路横断旗を携帯するには旗竿が長過ぎて支障を来
していた。 ロ、道路横断旗を持たずに道路を横断するときは、常に
危険をともなっていた。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】テーパーパイプ（３）を
組み合わせる。先端部に先端キャップ（１）を設ける。
把手部（５）に把手キャップ（６）を設ける。横断幕
（８）にバンド穴（７）を設ける。そして、バンド
（２）をバンド穴（７）に通し、テーパーパイプ（３）
を挟みホックで固定する。本発明は、以上の構成よりな
る携帯用道路横断旗である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）大小と径の異なるテーパーパイプ（３）４本を組
み合わせ、内、最大パイプを把手部（５）とする。 （ロ）把手部（５）前方に凸部（４）を設け、後方に把
手キャップ（６）を嵌め込み固定する。 （ハ）テーパーパイプ（３）最小パイプ先端に先端キャ
ップ（１）を嵌め込み固定する。 （ニ）先端キャップ（１）形状はＨ型をなし、溝にバン
ド（２）を装着する。 （ホ）横断幕（８）の上辺に４個のバンド穴（７）を設
ける。 （ヘ）横断幕（８）の長さは先端キャップ（１）から凸
部（４）の間で、生地は黄色、中央に黒色で「横断中」
と表裏に印字する。 （ト）バンド（２）は円形で下方に横断幕（８）装着の
Ｕ突起を設け、上方は左右にそれぞれ凹凸のホックを設
ける。 （チ）バンド（２）をバンド穴（７）に通し、テーパー
パイプ（３）を挟みホックで固定する。 （リ）バンド（２）の固定方法は他にクリップ・溶着も
できる。 （ヌ）テーパーパイプ（３）の数は増減できる。 （ル）バンド穴（７）の数は増減できる。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、収納袋から取り出し、折り畳んだ状態から片
手で把手部（５）を持ち、横断幕（８）を垂れ下げて、
もう一方の手で先端キャップ（１）を持って、テーパー
パイプ（３）を引き延ばすと道路横断旗ができあがる。
その逆の動作を行えばコンパクトに折り畳まれ、収納袋
に収めれば携帯用として持ち運びが容易にできる。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することによって、横断歩
道を渡るための意思表示ができ、車両の一旦停止を促進
してくれる確率が高くなり安心して横断歩道を渡ること
ができるので交通事故対策にも寄与される。しかも、鞄
や袋物・ポケットに入れてもかさ張ることがなく、携帯
にも便利であり、いつでも取り出して使用することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である

【図２】本発明の旗竿の正面図である

【図３】本発明のバンド断面図である

【符号の説明】

１ 先端キャップ ２ バンド ３ テーパーパイプ ４ 凸部 ５ 把手部 ６ 把手キャップ ７ バンド穴 ８ 横断幕

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 テーパーパイプ（３）を組合わせ、先
   端部に先端キャップ（１）を設け、把手部（５）に把手
   キャップ（６）を設け、横断幕（８）にバンド穴（７）
   を設けて、バンド（２）で連結した携帯用道路横断旗。