JPH11288045A - 光源装置およびこれを備えた写真処理装置 - Google Patents

光源装置およびこれを備えた写真処理装置

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JPH11288045A
JPH11288045A JP9181298A JP9181298A JPH11288045A JP H11288045 A JPH11288045 A JP H11288045A JP 9181298 A JP9181298 A JP 9181298A JP 9181298 A JP9181298 A JP 9181298A JP H11288045 A JPH11288045 A JP H11288045A
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JP
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heat
light source
source device
pipe
liquid
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Withdrawn
Application number
JP9181298A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miyawaki
浩 宮脇
Masayuki Tamai
雅之 玉井
Toru Tanihata
透 谷端
Kazuya Tsukamoto
和也 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源から発せられる熱を効率良く冷却すると
ともに、光源装置内に塵やほこりを巻き込まず、かつ、
各部品の配置や形状を比較的自由に設計できる光源装置
およびこれを備えた写真処理装置を提供する。 【解決手段】 ヒートパイプ11の一端を、ハロゲンラ
ンプ7のランプ封止部に設けられたヒートシンク9に埋
め込む一方、他端を、内部に現像処理液5aが流れるよ
うになっているパイプ18の側面から嵌入させる。これ
により、ハロゲンランプ7から発せられた熱は、ヒート
シンク9およびヒートパイプ11を介してパイプ18の
内部を流れている現像処理液5aに伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば写真フィル
ムのスキャニングを行う場合や、感光材料に対して焼き
付けを行う場合などに用いられる光源装置およびこれを
備えた写真処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、焼付部、現像部、乾燥部が一体化
されてなる写真処理装置が種々提案されている。このよ
うな写真処理装置では、まず、焼付部にてネガフィルム
に記録された原画像の印画紙への焼付が行われる。この
焼付処理は、例えばハロゲンランプを備えた光源装置か
らの光を、ネガフィルムを介して印画紙に照射させるこ
とにより行われる。
【0003】焼付部にて焼付処理された印画紙は、その
後、現像部に搬送され、発色現像液、漂白定着液、安定
液の各現像処理液がそれぞれ浸された処理槽に順次浸漬
され、現像処理される。現像処理を終えた印画紙は、そ
の後、乾燥部に搬送され、熱風の吹き付けによって乾燥
された後、装置外部に排出される。
【0004】ところで、上記の光源装置における光源と
しては、上記のように、ハロゲンランプが広く用いられ
ている。ハロゲンランプは、発光時に多量の熱を発散す
るので、このハロゲンランプからの熱によって周囲の部
品が加熱されてしまう。よって、ハロゲンランプの周囲
の部品の温度上昇を許容温度内に収めるために、ハロゲ
ンランプを冷却する構成が必要とされている。
【0005】図5は、従来の光源装置の概略構成を示す
斜視図である。従来の光源装置は、筺体21と、筺体2
1の内部の所定の位置に配置されるハロゲンランプ22
と、ハロゲンランプ22から出射した光を略一定方向に
反射させるリフレクタ23と、ハロゲンランプ22のラ
ンプ封止部に設けられた、ハロゲンランプ22からの熱
を吸放熱する機能を有するヒートシンク24と、筺体2
1の一方の側面に設けられるファン25およびフィルタ
26と、筺体21の他方の側面に設けられる排気口(図
示せず)とを備えている。
【0006】ファン25を回転させることによって、外
部の空気を筺体21の内部に導入する。この際に、フィ
ルタ26を設けることによって、外部の空気に含まれる
塵やほこりなどを、筺体21の内部に進入させないよう
にしている。そして、筺体21の内部に導入された外気
は、ハロゲンランプ22、リフレクタ23、およびヒー
トシンク24などの構成の周囲を通過することによっ
て、これらの構成から熱を奪った後、排気口から排気さ
れる。
【0007】以上のように、従来の光源装置は、ハロゲ
ンランプ22から発生する熱による筺体21内の種々の
構成の温度上昇を抑えるために、外部の空気を筺体21
内に導入することによって冷却を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成のように、外部の空気を筺体21の内部に導入する
ことによって筺体21内の種々の構成の冷却を行う場
合、筺体21の内部に塵やほこりを巻き込んでしまうこ
とになる。
【0009】この点に関しては、上記のように、塵やほ
こりの進入防止のためのフィルタ26を設けている。し
かしながら、フィルタ26の目をあまり細かくしすぎる
と、外気の吸入効率が悪くなり、逆に、フィルタ26の
目を粗くしすぎると、細かい塵やほこりが筺体21の内
部に進入してしまう、という問題がある。すなわち、十
分な冷却効果を得ようとすると、ある程度、筺体21の
内部に塵やほこりが進入してしまうことになる。
【0010】このように、筺体21内に塵やほこりが進
入してしまうと、筺体21内の各種光学部品に汚れが付
着し、性能の低下や各部品の劣化などを引き起こすとい
う問題が生じる。このような問題を防ぐために、定期的
に筺体21の内部を清掃するなどのメンテナンスが必要
とされていた。
【0011】また、比較的大型のファン25を用いてい
るため、ファン25が回転する際に騒音が発生するとい
う問題が生じていた。さらに、筺体21内の空気の流通
経路を考慮して、吸気口や排気口の配置、および筺体2
1内の各部品の配置を設定しなければならないので、筺
体21の形状や各部品の配置関係などに大きな制約があ
った。
【0012】また、排気口から吹き出される熱風によっ
て、排気口周辺の部材が熱せられてしまうという問題も
ある。すなわち、写真処理装置において、光源装置が設
けられる位置は特定されているので、排気口の周辺に
は、多少の温度上昇を許容できる構成を配置しなければ
ならない。よって、写真処理装置の形状や構成の配置な
どに対して制限を与えることになる。また、写真処理装
置を設置する場所に関しても、光源装置からの熱風の吹
き出しを考慮して設置しなければならないという問題が
生じる。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、光源から発せられる熱を
効率良く冷却するとともに、光源装置内に塵やほこりを
巻き込まず、かつ、各部品の配置や形状を比較的自由に
設計できる光源装置およびこれを備えた写真処理装置を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の光源装置は、発光時に熱を発する
光源と、液体を循環させる液体流路と、光源の熱を上記
液体に伝達する熱伝達手段と、上記液体を冷却する冷却
手段とを備えていることを特徴としている。
【0015】上記の構成によれば、光源から発せられた
熱は、熱伝達手段によって、液体流路中を循環している
液体に伝達されることになる。液体は、例えば同体積の
気体に比べて熱伝達の効率が高いので、光源から発せら
れた熱を効率良く吸収することができる。よって、光源
からの熱を効率良く冷却することのできる光源装置を提
供することができる。
【0016】また、液体流路は比較的自由に配置できる
ので、光源装置内の種々の構成の配置および形状を自由
に設計することが可能となる。
【0017】また、例えば従来のように、光源装置内に
外気を導入することによって光源からの熱を冷却する場
合には、光源装置内に塵やほこりを巻き込んでしまうと
いう問題が発生していたが、上記の構成によれば、液体
流路中に流れる液体に光源からの熱を伝達するので、上
記のような問題は解消される。よって、光源装置内を定
期的に清掃するなどのメンテナンスを不要とすることが
できる。また、例えば、この光源装置を筺体によって密
閉する構成とするならば、光源装置内への塵やほこりの
進入を皆無にすることができる。
【0018】また、従来必要であった、光源装置内に外
気を導入するための大型のファンが不要となるので、フ
ァンが回転する際の騒音がなくなり、静粛性に優れた光
源装置を提供することができる。
【0019】請求項2記載の光源装置は、請求項1記載
の構成において、上記冷却手段は、上記液体流路の経路
中に設けられた、上記液体を一定量貯蔵することのでき
るタンクであることを特徴としている。
【0020】上記の構成によれば、上記液体は、上記タ
ンクに一定量貯蔵されているので、熱容量を比較的大き
くすることができる。よって、上記液体が光源からの熱
を吸収しても、該液体の温度上昇は比較的小さくなり、
タンクの壁面からの自然放熱による液体の冷却によっ
て、液体の温度上昇を十分に抑えることができる。した
がって、液体を冷却するための複雑な構成、あるいは、
なんらかのエネルギーを必要とする冷却手段を必要とせ
ずに、液体の冷却を行うことができる。
【0021】請求項3記載の光源装置は、請求項1また
は2記載の構成において、上記熱伝達手段は、気相と液
相との間で相変化可能な冷媒をパイプ内に封入してなる
ヒートパイプであることを特徴としている。
【0022】上記の構成によれば、パイプ内に封入され
た冷媒の相変化を利用して熱伝達を行うので、熱伝達手
段として中身の詰まった金属体を用いる場合に比べ、熱
伝達効率が向上する。よって、光源装置内の熱を効率良
く液体に伝達することが可能となる。
【0023】請求項4記載の写真処理装置は、請求項
1、2または3に記載の光源装置と、上記光源からの光
の照射によって焼き付けられた感光材料を現像処理液に
よって現像する現像部とを備え、上記液体は、上記現像
処理液であることを特徴としている。
【0024】現像処理液は、その現像処理能力を十全に
発揮するために、一般的に室温よりも高い所定の温度に
保つ必要があるので、従来、写真処理装置には、現像処
理液を温める手段が設けられていた。この際に、上記の
構成によれば、光源から発せられた熱は、熱伝達手段を
介して現像処理液に伝達されるので、光源から発せられ
た熱を現像処理液の温度上昇に利用することが可能とな
る。すなわち、上記のような構成とすることにより、光
源装置内の冷却効果と、現像処理液の加熱効果との2つ
の効果を得ることができる。
【0025】請求項5記載の写真処理装置は、請求項4
記載の構成において、上記冷却手段は、上記現像部にお
ける現像処理槽であることを特徴としている。
【0026】上記の構成によれば、現像処理液を一定量
貯蔵するタンクとして、現像部における現像処理槽を利
用しているので、現像処理液を一定量貯蔵するタンクを
別途設ける必要がなくなる。よって、装置の小型化、お
よび、コストの低減化を図ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図4に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0028】本実施形態に係る写真処理装置は、図2に
示すように、後述する光源装置1を有する焼付部2と、
現像部3と、乾燥部4とを備えている。
【0029】焼付部2は、光源装置1内のハロゲンラン
プ(光源)7(図1参照)を点灯させ、ネガフィルムを
介して感光材料としての印画紙を露光することにより、
上記ネガフィルムに記録された原画像を上記印画紙に焼
き付ける処理を行う。現像部3は、発色現像液、漂白定
着液、安定液の各現像処理液5aを収容する複数の現像
処理槽5を有している。現像部3では、焼付処理された
印画紙を各現像処理液5aに順次浸漬することにより、
現像処理が行われる。乾燥部4は、現像処理済みの印画
紙を熱風の吹き付けによって乾燥させ、その後、装置外
部に排出する処理を行う。
【0030】現像部3は、各現像処理槽5内の現像処理
液5aの液温が常に所定範囲内(例えば38.0±3.
0℃)となるように、現像処理液5aを必要に応じて加
熱するヒータ等の加熱手段(図示せず)を備えている。
これにより、装置を使用する環境の温度が低くても、現
像処理液5aの液温低下を回避して、所望の現像処理を
行うことができるようになっている。また、乾燥部4も
同様に、乾燥部4内に導入する空気(乾燥用風)を例え
ば50〜70℃まで暖めるヒータ等の加熱手段を有して
おり、上記温度の熱風によって、現像処理済みの印画紙
を確実に乾燥させるようになっている。
【0031】次に、光源装置1の構成について説明す
る。
【0032】光源装置1は、図1に示すように、光源装
置1の外枠となる密閉された筐体6内に、ハロゲンラン
プ7、ソケット8、ヒートシンク9、リフレクター1
0、および、後述するヒートパイプ11を少なくとも配
置して構成されている。
【0033】筐体6は、当該筐体6内部の冷却効果をあ
る程度得るために、壁部を介してのハロゲンランプ7か
らの熱の外部への発散性を重視する場合には、例えば熱
伝導率の高い材料で構成される。一方、上記のような熱
の発散性を重視せず、筐体6の周囲に配置される部材へ
の熱の影響をなくすことを重視する場合、筐体6の内面
に断熱材が貼り付けられる。上記の断熱材としては、例
えば耐熱温度が80℃程度で、多孔質のスポンジ状のも
のを好適に用いることができる。
【0034】ハロゲンランプ7は、上述したように、ネ
ガフィルムを介して印画紙に光を照射するための光源で
あり、その口金がソケット8に嵌め込まれている。ソケ
ット8は、ハロゲンランプ7に電力を供給すると共にハ
ロゲンランプ7を保持するものであり、筐体6における
2つの対向面に対して垂直に設けられた、板金等の支持
部材12に取り付けられている。ヒートシンク9は、熱
容量の大きな金属ブロックであり、ハロゲンランプ7に
て発生した熱を吸収すべく、ハロゲンランプ7のランプ
封止部に設けられている。
【0035】なお、本実施形態では、1個のハロゲンラ
ンプ7を、感光材料の露光用、および、ネガフィルムの
スキャニング(データ取り)用に共用しているが、露光
用およびスキャニング用のそれぞれに対応して2個のハ
ロゲンランプ7を設けるようにしてもよい。
【0036】リフレクター10は、ハロゲンランプ7か
ら立体角360°で出射される光をネガフィルムおよび
印画紙方向に反射させることができるように、ハロゲン
ランプ7の周囲に凹面形状で設けられている。リフレク
ター10の開口部の縁10aは、筐体6における2つの
対向面に対して垂直に設けられた、板金等の支持部材1
3に、リフレクター押さえ部14によって押さえられ、
固定されている。
【0037】また、筐体6は、ハロゲンランプ7からの
光がネガフィルム方向へ通過する際の通過部となる開口
部15を有している。筐体6における開口部15の周縁
部6aは、内部に凹部6bが形成されるように断面略コ
字状に形成されている。そして、透光性の防塵ガラス1
6が、凹部6bに埋め込まれたゴムパッキン17によっ
て端部が挟み込まれるようにして保持されている。この
ように、開口部15が防塵ガラス16によって塞がれて
いることにより、筐体6内の密閉状態が維持されてい
る。
【0038】なお、説明の便宜上、図示はしていない
が、筐体6内であって、ハロゲンランプ7とネガフィル
ムとの間の光路上には、さらに、調光ユニット、コンデ
ンサレンズ、コールドミラー等が設けられている。調光
ユニットは、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)の各色の調光フィルタと、熱線(波長が約750
nm以上の赤外線)を反射させる一方、可視光を透過さ
せる熱線反射フィルタとで構成されている。コンデンサ
レンズは、入射した光を集光させる機能を有しており、
本実施形態においては、入射光を平行光に変えるもので
ある。コールドミラーは、熱線を透過させる一方、可視
光のみをネガフィルム方向に反射させるものである。
【0039】また、筐体6の外部であって、ハロゲンラ
ンプ7とネガフィルムとの間の光路上には、ハロゲンラ
ンプ7の光を拡散させるミラートンネルが設けられてお
り、拡散光の照射によってネガフィルムにおける露光む
らを極力防止できるようになっている。
【0040】次に、ヒートパイプ11(熱伝達手段)の
構成について説明する。
【0041】図3(a)は、ヒートパイプ11の断面図
を示している。ヒートパイプ11は、同図に示すよう
に、金属性の筒状のパイプ11aの内部に、気相と液相
との間で相変化が可能な冷媒11bを封入してなるもの
である。パイプ11aは、例えば銅、アルミニウム、銀
等の熱伝導率の高い金属で構成される。また、冷媒11
bとしては、例えば水、アルコール、フロン、アンモニ
ア等の物質が主に用いられる。これらは、熱交換の対象
となる高温部側および低温部側の温度に応じて適宜選択
されればよい。
【0042】ヒートパイプ11による熱伝達の原理は以
下の通りである。すなわち、ヒートパイプ11を例えば
垂直に配置し、ヒートパイプ11の一端(下端)に熱を
与えると、パイプ11a内部の冷媒11bが蒸発し、気
体となってヒートパイプ11の他端である内部上方に移
動する。この他端をラジエター等で直接冷やす、あるい
は、上記他端からさらに他の部材に熱を伝達させると、
他端に移動した気体が凝結して液体となり、重力によっ
て内部下方に落下する。このような気相と液相との相変
化を繰り返すことにより、ヒートパイプ11の一端に与
えられた熱が他端に熱伝達されることになる。
【0043】このような構成のヒートパイプ11の熱伝
導率は、熱伝導率に優れた銀単体と比較してもさらにそ
の約1000倍となる。したがって、熱伝達手段とし
て、冷媒11bの相変化を利用するヒートパイプ11を
用いることにより、熱伝達手段として中身の詰まった金
属体を用いる場合に比べ、優れた熱伝達効率を得ること
ができる。その結果、詳細は後述するが、ハロゲンラン
プ7から発せられた熱を効率良く現像処理液5aに伝達
することができる。なお、熱伝達効率を重視しないので
あれば、熱伝達手段を、例えば銅やアルミニウム、銀等
の中身の詰まった金属性の棒体で構成しても構わない。
【0044】なお、上述の熱伝達の原理からも分かるよ
うに、ヒートパイプ11を配置する際には、ヒートパイ
プ11における受熱部および放熱部の高さ位置が同等で
あるか、望ましくは、受熱部よりも放熱部のほうがより
高い位置となるように、ヒートパイプ11を少しでも傾
けて配置することが重要である。これは、冷媒11bが
熱を受け取って蒸発すると空気よりも比重が軽くなる結
果、気体が上方に移動することを利用して熱伝達を行う
ためである。ヒートパイプ11における受熱部よりも放
熱部のほうがより低い位置にあると、受熱部で熱を受け
取った冷媒11bが蒸発しても、空気よりも軽い気体
が、受熱部よりも下方位置にある放熱部のほうに移動で
きず、その結果、熱は伝達されない。したがって、上述
のように、受熱部および放熱部の高さ位置を考慮してヒ
ートパイプ11を配置することが重要となる。
【0045】ところで、ヒートパイプ11は、図3
(a)に示す構成に限定されない。例えば、図3(b)
に示すように、筒状のパイプ11aの内面に、パイプ1
1aの長手方向に沿って複数の溝11cを形成したもの
であっても構わない。この場合、冷媒11bと接触する
パイプ11a内面の表面積が、図3(a)の構成よりも
大きくなるので、ヒートパイプ11外部からの熱が冷媒
11bに伝達しやすくなり、その結果、熱伝達効率がさ
らに高くなる。
【0046】また、図3(c)に示すように、パイプ1
1aの内面に綿、ガーゼ等からなる繊維質材料11dを
貼っても構わない。この場合、たとえ、ヒートパイプ1
1を水平に配置しても、現像処理液5a(図2参照)に
熱伝達した後に液化した冷媒11bが毛細管現象によっ
て繊維質材料11dを伝って受熱部のほうへ移動するこ
とになる。したがって、図3(c)に示す構成では、ヒ
ートパイプ11を水平配置しても、冷媒11bの気化、
液化のサイクルに支障が生じず、その結果、熱伝達を確
実に行うことができる。
【0047】本実施形態では、図1に示すように、ヒー
トパイプ11の一端は、ヒートシンク9に埋め込まれて
いる。また、ヒートパイプ11の他端は、ヒートシンク
9よりも上方位置で筐体6内を貫通するように設けられ
たパイプ18(液体流路)に側面から嵌入しており、パ
イプ18内部を流れる現像処理液5a(図2参照)に接
触するようになっている。
【0048】このような構成では、上記の受熱部がヒー
トパイプ11におけるヒートシンク9との接点に相当す
ると共に、上記の放熱部がヒートパイプ11における現
像処理液5aとの接点に相当する。これにより、ハロゲ
ンランプ7にて発生した熱がヒートシンク9に吸収され
た後、上述の原理によってヒートシンク9からヒートパ
イプ11を介して、ヒートシンク9よりも高い位置にあ
る現像処理液5aに伝達されることになる。
【0049】なお、図4に示すように、各々に開口部を
有すると共に各開口部の周りにフランジ20を有する複
数のアルミニウム板21を互いに間隔をおいて重ねて配
置し、上記各開口部にヒートパイプ11を挿入するよう
にしても構わない。この場合、ハロゲンランプ7のフィ
ラメントおよびリフレクター10から発生する熱が、ア
ルミニウム板21およびフランジ20を介してヒートパ
イプ11に伝達される。したがって、上記構成によれ
ば、ヒートシンク9以外からもヒートパイプ11に熱を
伝達することができ、その結果、さらに多くの熱を現像
処理液5aに伝達することができる。
【0050】ヒートパイプ11とパイプ18とは、互い
に両者が容易に離れないように固定部材19によって確
実に固定されている。また、パイプ18は、筐体6内の
気密性を保つことができるように、図示しないゴムパッ
キンを介して筐体6に固定されている。
【0051】また、図2に示すように、パイプ18は、
ヒートパイプ11(図1参照)を介して熱伝達された現
像処理液5aが、図示しないポンプにより現像部3を介
して常に循環するように設けられている。このような構
成では、ヒートパイプ11と現像部3とがパイプ18に
よって結ばれるので、たとえ現像部3がヒートパイプ1
1から離れた位置にあっても、熱伝達された現像処理液
5aをパイプ18の案内によって現像部3に確実に搬送
することができる。
【0052】このように、熱伝達された現像処理液5a
が、現像部3を介して常に循環されるので、パイプ18
内におけるヒートパイプ11の周辺に現像処理液5aが
滞り、局所的に現像処理液5aが温度上昇することがな
くなる。よって、ヒートパイプ11におけるヒートシン
ク9側と現像処理液5a側との間の温度勾配を常に大き
くとれるので、ハロゲンランプ7から発せられた熱を効
率良く現像処理液5aに伝達することができる。
【0053】さらに、現像処理液5aは、現像処理槽5
内に一定量蓄積されているので、現像処理液5a全体の
熱容量は、ハロゲンランプ7の発熱量に比してはるかに
大きくなる。よって、例えば現像処理槽5の壁面や、現
像処理液5aの液体流路であるパイプ18の壁面などか
らの自然放熱によって、現像処理液5aの温度上昇を十
分に抑えることができる。
【0054】なお、現像処理液5aの温度制御は、環境
の温度に応じて適宜行われる。例えば、環境の温度が比
較的低い場合、具体的には、現像処理液5aの設定温度
よりも低い場合には、ハロゲンランプ7から発せられた
熱による現像処理液5aの加熱に加えて、上記のヒータ
等の加熱手段による加熱をすることにより、現像処理液
5aの温度調整を行う。
【0055】また、環境の温度が比較的高い場合、具体
的には、現像処理液5aの設定温度と同等か、それ以上
の温度である場合には、現像処理液5aの冷却用のチラ
ーユニット(図示せず)を現像処理槽5の中に設けるこ
とによって、現像処理液5aの温度調整を行う。このチ
ラーユニットは、U字状に曲げられた中空のパイプから
なり、現像処理槽5の中の現像処理液5aにこのチラー
ユニットを浸し、パイプの内部に冷水を流すことによっ
て、現像処理液5aを冷却するものである。
【0056】なお、図2では、複数ある現像処理槽5の
うちの1つに収容されている現像処理液5aだけが、パ
イプ18によって循環されるように図示されている。し
かし、各現像処理液5aが、ヒートパイプ11を介して
熱伝達され、かつ、各現像処理槽5を介して循環される
ように、複数のパイプ18を設置しても構わない。この
場合、ヒートパイプ11については、各パイプ18に対
応して複数設けるようにすればよい。
【0057】次に、上記構成を備える本実施形態におけ
る写真処理装置の動作について説明する。
【0058】まず、図2に示す写真処理装置の焼付部2
にて、ハロゲンランプ7(図1参照)を点灯させて、以
下に示す一連の焼付処理を行う。
【0059】図1に示すハロゲンランプ7を点灯させる
と、ハロゲンランプ7から立体角360°で出射された
光は、リフレクター10によってネガフィルムおよび印
画紙方向へ反射され、集光されて図示しない調光ユニッ
トに入射する。調光ユニットでは、熱線反射フィルタに
よって熱線の一部が取り除かれる一方、可視光が熱線反
射フィルタを透過し、調光フィルタによってY、M、C
の色バランスが調整される。
【0060】調光ユニットから出射された光は、コンデ
ンサレンズによって平行光となり、コールドミラーによ
ってネガフィルム方向に反射される。なお、コールドミ
ラーに到達した熱線の一部は、コールドミラーを透過
し、ネガフィルムへの光路から外れる。
【0061】コールドミラーによって反射された光は、
防塵ガラス16を透過してミラートンネルおよびネガフ
ィルムを介して印画紙に照射される。これにより、ネガ
フィルムに記録された原画像が印画紙に焼き付けられる
ことになる。
【0062】このように、図2に示す焼付部2での一連
の焼付処理が終了すると、焼付処理された印画紙は、そ
の後、現像部3に搬送され、発色現像液、漂白定着液、
安定液の各現像処理液5aがそれぞれ浸された現像処理
槽5に順次浸漬され、現像処理される。
【0063】現像部3での現像処理を終えた印画紙は、
その後、乾燥部4に搬送され、熱風の吹き付けによって
乾燥された後、装置外部に排出される。上記の熱風の温
度は、乾燥部4が備える加熱手段によって常に所定範囲
内となるように維持されており、現像処理済みの印画紙
が乾燥部4にて確実に乾燥される。
【0064】ここで、焼付処理を行うべく、図1に示す
ハロゲンランプ7を点灯させた際には、ハロゲンランプ
7が発熱する。ハロゲンランプ7から発生した熱は、ヒ
ートシンク9に吸収された後、ヒートシンク9に一端が
埋め込まれたヒートパイプ11のパイプ11a(図3
(a)参照)を介して冷媒11b(図3(a)参照)に
伝達される。
【0065】パイプ11a内の冷媒11bは、受け取っ
た熱により蒸発し、気体となって他端へ、すなわち、現
像処理液5a(図2参照)との接触部側へ移動する。ヒ
ートパイプ11における上記接触部では、温度の高いヒ
ートパイプ11から温度の低い現像処理液5aに熱が放
出される。これによって、現像処理液5aが加熱される
一方、上記接触部が冷却される。
【0066】すると、気化している冷媒11bは、上記
の冷却によって凝縮し、液化されて、下方、すなわち、
ヒートシンク9との接触部側に落下する。ヒートシンク
9との接触部では、ヒートシンク9から供給される熱に
より、冷媒11bが再び蒸発し、以下、同様の工程が繰
り返されることとなる。
【0067】以上のように、本実施形態に係る写真処理
装置においては、ハロゲンランプ7から発せられた熱
が、ヒートパイプ11によって、パイプ18の中を循環
している現像処理液5aに伝達されることになる。現像
処理液5aは、例えば同体積の気体に比べて熱伝達の効
率が高いので、ハロゲンランプ7から発せられた熱を効
率良く吸収することができる。
【0068】また、パイプ18は比較的自由に配置でき
るので、光源装置1内の種々の構成の配置および形状を
自由に設計することが可能となる。
【0069】また、例えば従来のように、光源装置1内
に外気を導入することによって光源装置1の内部を冷却
する場合には、光源装置1内に塵やほこりを巻き込んで
しまうという問題が発生していたが、本実施形態におけ
る光源装置1によれば、パイプ18の中に流れる現像処
理液5aにハロゲンランプ7からの熱を伝達するので、
上記のような問題は解消される。さらに、この光源装置
1は、筺体6によって密閉されているので、光源装置1
内への塵やほこりの進入を皆無にすることができる。よ
って、光源装置1内を定期的に清掃するなどのメンテナ
ンスを不要とすることができる。
【0070】また、従来必要であった、光源装置1内に
外気を導入するための大型のファンが不要となるので、
ファンが回転する際の騒音がなくなり、静粛性に優れた
光源装置1を提供することができる。
【0071】また、本実施形態における写真処理装置に
よれば、ハロゲンランプ7から発せられた熱は、ヒート
パイプ11を介して現像処理液5aに伝達されるので、
ハロゲンランプ7から発せられた熱を現像処理液5aの
温度上昇に利用することが可能となる。すなわち、光源
装置1内の冷却効果と、現像処理液5aの加熱効果との
2つの効果を得ることができる。
【0072】なお、本実施形態では、ヒートパイプ11
の一端をヒートシンク9に埋め込む構成としたが、例え
ばヒートパイプ11の一端をリフレクター10に接触さ
せる構成、リフレクター10を略直方体の金属ブロック
から半球をくり抜いた形状のもので構成し、ヒートパイ
プ11の一端を当該リフレクター10に埋め込む構成、
あるいは、ヒートパイプ11の一端をヒートシンク9近
傍に非接触で配置する構成とすることもできる。これら
の場合でも、ハロゲンランプ7から発生する熱は、ヒー
トパイプ11を介して現像処理液5aに確実に伝達され
る。
【0073】なお、本実施形態では、筐体6内を密閉し
た構成について説明したが、別に密閉構造を採らなくて
も本実施形態と同様の効果を奏する。ただし、密閉構造
を採らない場合、筐体6内に外部からホコリ等が進入す
るので、筐体6内の光学部品が汚れ、これによって、光
学部品の機能低下等が起こる。したがって、この場合、
筐体6内部を定期的に清掃する等のメンテナンスが必要
となる。これに対して、本実施形態のように筐体6内を
密閉した場合、外部からのホコリ等の進入を防止できる
ので、上記メンテナンスを不要とすることができる。
【0074】なお、ハロゲンランプ7の排熱を筐体6外
部へ逃がして、筐体6内の冷却効果だけを得ようと思え
ば、ヒートパイプ11の放熱部が接触する対象は、本実
施形態のように現像処理液5a以外にも、単なる水、あ
るいは、その他の液体であってもよい。このように現像
処理液5a以外の液体を用いた場合でも、ハロゲンラン
プ7からの熱はヒートパイプ11を介して確実に上記液
体に伝達される。
【0075】しかし、例えばハロゲンランプ7の熱をヒ
ートパイプ11を介して水に伝達する構成を考えた場
合、上記の水を収容するタンクを別途設けることが必要
となり、その結果、装置が大型化する。これに対して、
本実施形態のように、ヒートパイプ11の放熱部の接触
対象を、装置に元々装備されている現像部3の現像処理
液5aとすることにより、上記のタンクを別途設ける必
要はなくなり、装置が大型化することもなくなる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明に係る光
源装置は、発光時に熱を発する光源と、液体を循環させ
る液体流路と、光源の熱を上記液体に伝達する熱伝達手
段と、上記液体を冷却する冷却手段とを備えている構成
である。
【0077】これにより、光源から発せられた熱は、熱
伝達手段によって、液体流路中を循環している液体に伝
達されるので、光源から発せられた熱を効率良く光源装
置の外部に排出することができる。よって、光源からの
熱を効率良く冷却することのできる光源装置を提供する
ことができるという効果を奏する。
【0078】また、液体流路は比較的自由に配置できる
ので、光源装置内の種々の構成の配置および形状を自由
に設計することが可能となるという効果を奏する。
【0079】また、光源装置内に塵やほこりを巻き込ん
でしまうという問題が解消されるので、光源装置内を定
期的に清掃するなどのメンテナンスを不要とすることが
できるという効果を奏する。
【0080】また、従来必要であった、光源装置内に外
気を導入するための大型のファンが不要となるので、フ
ァンが回転する際の騒音がなくなり、静粛性に優れた光
源装置を提供することができるという効果を奏する。
【0081】請求項2の発明に係る光源装置は、上記冷
却手段は、上記液体流路の経路中に設けられた、上記液
体を一定量貯蔵することのできるタンクである構成であ
る。
【0082】これにより、請求項1の構成による効果に
加えて、液体を冷却するための複雑な構成、あるいは、
なんらかのエネルギーを必要とする冷却手段を必要とせ
ずに、液体の冷却を行うことができるという効果を奏す
る。
【0083】請求項3の発明に係る光源装置は、上記熱
伝達手段は、気相と液相との間で相変化可能な冷媒をパ
イプ内に封入してなるヒートパイプである構成である。
【0084】これにより、請求項1または2の構成によ
る効果に加えて、パイプ内に封入された冷媒の相変化を
利用して熱伝達を行うので、光源装置内の熱を効率良く
液体に伝達することが可能となるという効果を奏する。
【0085】請求項4の発明に係る写真処理装置は、請
求項1、2または3に記載の光源装置と、上記光源から
の光の照射によって焼き付けられた感光材料を現像処理
液によって現像する現像部とを備え、上記液体は、上記
現像処理液である構成である。
【0086】これにより、光源から発せられた熱を現像
処理液の温度上昇に利用することが可能となり、光源装
置内の冷却効果と、現像処理液の加熱効果との2つの効
果を得ることができるという効果を奏する。
【0087】請求項5の発明に係る写真処理装置は、上
記冷却手段は、上記現像部における現像処理槽である構
成である。
【0088】これにより、請求項4の構成による効果に
加えて、現像処理液を一定量貯蔵するタンクを別途設け
る必要がなくなり、装置の小型化、および、コストの低
減化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る写真処理装置にお
ける光源装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】上記写真処理装置の外観の概略を示す斜視図で
ある。
【図3】同図(a)は、上記光源装置の内部に設けられ
るヒートパイプの一構成例を示す断面図であり、同図
(b)は、ヒートパイプの他の構成例を示す断面図であ
り、同図(c)は、ヒートパイプのさらに他の構成例を
示す断面図である。
【図4】アルミニウム板の開口部にヒートパイプを挿入
した例を示す斜視図である。
【図5】従来の光源装置の外観の概略を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 光源装置 2 焼付部 3 現像部 4 乾燥部 5 現像処理槽 5a 現像処理液 6 筺体 7 ハロゲンランプ(光源) 9 ヒートシンク 10 リフレクタ 11 ヒートパイプ(熱伝達手段) 11a パイプ 11b 冷媒 18 パイプ(液体流路)
フロントページの続き (72)発明者 塚本 和也 和歌山県和歌山市梅原579−1 ノーリツ 鋼機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光時に熱を発する光源と、 液体を循環させる液体流路と、 光源の熱を上記液体に伝達する熱伝達手段と、 上記液体を冷却する冷却手段とを備えていることを特徴
    とする光源装置。
  2. 【請求項2】上記冷却手段は、上記液体流路の経路中に
    設けられた、上記液体を一定量貯蔵することのできるタ
    ンクであることを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 【請求項3】上記熱伝達手段は、気相と液相との間で相
    変化可能な冷媒をパイプ内に封入してなるヒートパイプ
    であることを特徴とする請求項1または2記載の光源装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3に記載の光源装置
    と、 上記光源からの光の照射によって焼き付けられた感光材
    料を現像処理液によって現像する現像部とを備え、 上記液体は、上記現像処理液であることを特徴とする写
    真処理装置。
  5. 【請求項5】上記冷却手段は、上記現像部における現像
    処理槽であることを特徴とする請求項4記載の写真処理
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2403025A (en) * 2003-06-20 2004-12-22 Hitachi Ltd Cooling apparatus for a liquid crystal projector

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