JPH11287656A - 風防下げ振り - Google Patents

風防下げ振り

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JPH11287656A
JPH11287656A JP9040198A JP9040198A JPH11287656A JP H11287656 A JPH11287656 A JP H11287656A JP 9040198 A JP9040198 A JP 9040198A JP 9040198 A JP9040198 A JP 9040198A JP H11287656 A JPH11287656 A JP H11287656A
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JP
Japan
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weight
light
conductive plate
plate
magnet
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JP9040198A
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Shigeo Fushida
成生 鮒子田
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KDS KK
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KDS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重りに非接触で制動力を与え、重りの位置を
X軸およびY軸の2軸について同時に検出し、表示する
ことができる風防下げ振りを提供する。 【解決手段】 吊り糸11の先端に取り付けられた重り
12に円形の導電板13が設けられている。その上下に
磁石を配置することによって、導電板に渦電流による制
動を与える。また、導電板を挟んで光源と受光器が前後
左右の4ヶ所に配置され、光源から受光器への入射光の
一部を遮るようにしている。中立位置では各受光器の入
射光量が等しく、十字型に配置したLED表示部10の
中心のLEDのみが点灯する。重りが傾斜すると、各受
光器の入射光量が増減するから、受光器の出力を演算す
ることによって、左右(X軸)方向および前後(Y軸)
方向の傾斜とその大きさを演算してLED表示部に表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下げ振り、特に、
風の影響を受けない考慮を払った風防下げ振りに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】糸の先端に重りを付けた下げ振りは、建
築工事等において古くから用いられている。簡単なもの
では、柱等の垂直状態を見ようとする構造物に近付け
て、重りを先端に取り付けた吊り糸を垂らして、鉛直状
態の吊り糸を基準として、構造物の垂直を調べるもので
ある。
【0003】しかし、構造物の多くは、屋外で用いられ
ることが多く、建築工事中の柱も壁等が取り付けられて
いない状態で、下げ振りにより垂直を見るから、風によ
り糸が揺らされて、測定に時間を要するだけでなく、正
確な測定ができないという問題もある。
【0004】実開昭58−24021号公報、実開昭5
8−77417号公報、実開昭62−201012号公
報、実開平6−30713号公報、特許第262291
0号公報などには、吊り糸の周囲を板材で取り囲んで、
風が吊り糸に当たらないようにした風防の下げ振りが記
載されている。
【0005】しかし、無風状態でも重りが振り子となっ
て振動する。実開昭58−24021号公報に記載され
た風防下げ振りでは、揺動制止板を用いて重りの近傍の
吊り糸に制動力を加えているが、このような考慮を払っ
ていないものでは、重りが制止するまでに時間がかかる
という問題がある。また、制動力を与える方法として、
重りが物と接触して制動力が加えられているものは、測
定精度が低くなってしまうという問題もある。
【0006】特公平7−111347号公報に記載され
た光線下げ振りでは、電磁力を利用して、制動を行なっ
ているが、吊り糸に対するものではなく、しかも、支持
点の近傍で制動を行なっているから、制動力が充分では
ない。
【0007】さらに、下げ振りでは、静止した重りの位
置を直接目で見るものであり、腰をかがめたり、不自然
な姿勢で作業を行わなくてはならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、重りに非接触で制動力を与
えることができるとともに、重りの位置をX軸およびY
軸の2軸について同時に検出し、表示することができる
風防下げ振りを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、先端部に重りを取り付けた吊り糸の周囲を防風壁で
取り囲んだ風防下げ振りにおいて、前記重りに取り付け
られた円形の導電板と、該導電板の位置を検出するため
の光源と受光器よりなる光電検出手段と、該光電検出手
段の出力信号を検出し、表示を行なう制御手段と、前記
導電板に制動力を与える磁石を有し、前記光電検出手段
は、前記重りが所定の位置にあるとき、前記光源から前
記受光器へ入射する光の一部が前記導電板により遮蔽さ
れるよう前後および左右の4ヶ所に配置され、前記磁石
は、前記重りが所定の位置にあるとき、前記導電板の複
数個所に前記導電板の上下に間隙をおいて設けられ、前
記制御手段は、前後に配置された受光器の出力信号およ
び左右に配置された受光器の出力信号を対比して前記重
りの位置を表示することを特徴とするものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の風防下げ振りにおいて、前記磁石は、前記光電検出手
段の中間の位置にそれぞれ配置されていることを特徴と
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の風防下げ振りの
全体を説明するためのもので、図1(A)は前板を外し
た状態の正面図、図1(B)は前板の正面図、図1
(C)は側板の図示を省略した側面図である。図中、1
は前板、1aは表示窓、2は側板、3は背板、4は天
板、5は底板、6は仕切り板、7は電池、8は回路基
板、9は回路素子、10はLED表示部、11は吊り
糸、12は重り、13は導電板、14は第1支持板、1
5は第2支持板である。
【0012】風防下げ振りの本体は、前板1と左右の側
板2、背板3で箱状に構成され、上下は天板4、底板5
が設けられている。天板4の下方に仕切り板6が取り付
けられ、天板4との間の空間が電池7の収納部とされて
いる。仕切り板6の下方に回路基板8が取り付けられ、
回路基板8には、回路素子9やLED表示部10が搭載
されている。重り12を先端に取り付けた吊り糸11
は、仕切り板6の下面の中央部から吊り下げられてい
る。重り12には導電板13が設けられており、その上
下に、光源や受光器、磁石などが配置された第1支持板
と第2支持板が設けられているが、その詳細は後述す
る。
【0013】前板1は、表示窓1aの部分を透明とし、
他の部分は不透明にし、表示窓1aによりLED表示部
10を視認できるようにした。しかし、前板1の全体
を、アクリル樹脂やポリカーボネート等の透明な樹脂で
形成して、LED表示部や内部を見えるようにしてもよ
い。側板2と背板3は、合成樹脂の一体成形や金属板の
折り曲げ加工などの方法で、一体的に構成してもよい。
もちろん、それぞれを別体で形成して、ねじ止めや接着
などによって取り付けるようにしてもよい。骨格部材で
骨組みを構成し、前板1と側板2と背板3を取り付ける
ようにしてもよい。また、側板2と背板3の一方または
双方を透明部材で構成してもよい。
【0014】このようにして、吊り糸11を内蔵する筺
体が、吊り糸を取り囲む防風壁として用いられ、風防下
げ振りが構成されるが、筺体には、構造物に一次的に取
り付けるための針や磁石などが取り付けられていてもよ
い。この実施の形態では、吊り糸11を筺体の中心に配
置し、筺体を柱などの鉛直を測定する構造物に当てるよ
うにした。したがって、構造物に当てた筺体が鉛直状態
であれば、吊り糸11の延長線は、第1支持板および第
2支持板の中心を通る。
【0015】図2は、第1支持板を説明するためのもの
で、図2(A)は正面図、図2(B)は図2(A)を下
から見た底面図である。図中、14は第1支持板、14
aは重り移動孔、16a,16b,16c,16dは光
源、17a,17b,17c,17dは磁石である。重
り移動孔14aは、第1支持板14の中央部に開けら
れ、重りの揺動を許容する大きさとなっている。光源1
6a,16b,16c,16dは、前後左右の4ヶ所に
配置されており、光源16aが正面側、光源16cが背
面側で、X軸方向に配置され、光源16b,16dが左
右の側面側、すなわち、Y軸方向に配置されている。光
源としては、適宜のものを用いることができるが、この
実施の形態では、赤外線LEDを用いた。磁石17a,
17b,17c,17dは、光源16a,16b,16
c,16dの中間の角度位置に設けられているが、重り
の揺動による導電板の移動に対して、少なくとも一部分
が常に導電板に磁束を交差させるように、重り移動孔1
4aの中心からの半径位置にあるようにするのがよい。
下面の極性は、磁石17a,17cをN極、磁石17
b,17dをS極としたが、これに限られるものではな
い。
【0016】図3は、第2支持板を説明するためのもの
で、図3(A)は正面図、図3(B)は図3(A)を上
から見た平面図である。図中、15は第1支持板、15
aは重り移動孔、18a,18b,18c,18dは受
光器、19a,19b,19c,19dは磁石である。
重り移動孔15aは、重り支持板14aと同様に、第2
支持板15の中央部に開けられ、重りの揺動を許容する
大きさとなっている。第1支持板14と第2支持板15
は、その間に位置される導電板が光源,受光器,磁石に
接触しないように間隙をおいた距離に対向して筺体に取
り付けられ、導電板の揺動に摩擦力を与えないようにし
ている。受光器18a,18b,18c,18dは、前
後左右の4ヶ所に配置されており、受光器18aが正面
側、受光器18cが背面側で、X軸方向に配置され、受
光器18b,18dが左右の側面側、Y軸方向に配置さ
れており、光源16aと受光器18a,光源16bと受
光器18b,光源16cと受光器18c,光源16dと
受光器18dがそれぞれ対向している。受光器として
は、適宜のものを用いることができるが、この実施の形
態では、フォトトランジスタを用いた。磁石19a,1
9b,19c,19dは、磁石17a,17b,17
c,17dにそれぞれ対向した位置に設けられており、
対向する磁極の極性が反対極性となるようにするのがよ
く、この例では、上面の極性は、磁石19a,19cを
S極、磁石19b,19dをN極とした。
【0017】図4は、重りの一例の斜視図である。図1
と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。導
電板13は、銅やアルミなど導電率のよい金属板で、重
り12の中心軸状に中心を有する円板状である。円板の
中央部に重りの外径に合致する孔を開けて重り12に嵌
合させて重り12と一体的になるように構成した。重り
12を上下に2分割してその間に導電板13を挟むよう
にしてこれらを一体化させてもよい。要は、重り12か
ら円板状に張り出した導電板が構成されればよい。この
ように、導電板13を取り付けた重り12が図2,図3
で説明した重り移動孔14a,15aを貫通し、導電板
13が、第1支持板14と第2支持板15の中間に位置
される。磁石は、必ずしも4ヶ所に設けることに限られ
ない。
【0018】図5は、光源,受光器と導電板との位置関
係を説明するための斜視図である。磁石の図示は省略し
ている。図中、図1〜図4と同様の部分には同じ符号を
付して説明を省略する。図は重り12が中心位置にある
状態であり、光源16a,16b,16c,16dから
出た光は、その一部が導電板13で遮られて受光器18
a,18b,18c,18dに入射する。したがって、
重りの位置が変わると、受光器18a,18b,18
c,18dのそれぞれの入射光量が変化する。
【0019】重りの位置と受光器の入射光量との関係を
図6〜図8で説明する。図6〜図8では、左右に配置し
た光電検出手段についての説明であるが、前後に配置し
た光電検出手段についても同様である。図中、図1〜図
4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。
【0020】図6は、重り12が中心位置にある状態で
ある。この状態は、図1で説明した筺体が鉛直にセット
されている状態、例えば、柱の鉛直状態を測定する場合
に、柱が鉛直になっている状態である。この状態では、
光源16b,16dから光は、その一部が導電板13で
遮られて受光器18b,18dに入射する。受光器18
b,18dの入射光量はほぼ等しい。原理的には、受光
器18b,18dの入射光量は同一であるといってよい
が、受光器の感度や光源16b,16dの強度の調整、
また、受光器の出力を処理する回路の増幅度や減衰量な
ど、光源から、出力信号の処理回路までの適宜の部分の
調整によりトータルゲインを調整できるから、必ずし
も、入射光量を同じにしなければならない必要はない。
この説明では、説明のし易さから、光源16b,受光器
19b側と、光源16d,受光器19d側とのトータル
ゲインが等しいものとして、重り12が中心位置にある
ときに、受光器18b,18dの入射光量が等しいとす
る。したがって、受光器18b,18dの出力電圧は等
しい。なお、図では、光源を上に、受光器を下に配置し
たが、逆の配置でもよい。
【0021】図7は、重り12が左に傾いた状態であ
る。この状態では、受光器18bの入射光量が減少し、
受光器18dの入射光量が増加する。したがって、受光
器18dの出力電圧が受光器18bの出力電圧より大き
い。
【0022】図8は、図7と反対に、重り12が右に傾
いた状態である。この状態では、受光器18dの入射光
量が減少し、受光器18bの入射光量が増加する。した
がって、受光器18bの出力電圧が受光器18dの出力
電圧より大きい。
【0023】図9は、制御部における信号処理のための
構成の一例の説明図である。出力電圧1,2,3,4
は、受光器18b,18d,18a,18cの出力電圧
にそれぞれ対応している。各出力電圧は、A/Dコンバ
ータ20b,20d,20a,20cでディジタル信号
に変換され、CPU21で演算処理され、LED表示部
10で表示される。A/Dコンバータは、それぞれに設
ける必要はなく、1つのA/DコンバータでA/D変換
処理を行なってもよく、ソフト処理で行なってもよい。
CPU21での演算処理は、図10に示すように出力電
圧の大小比較を行なって、傾きの方向を検出できる。ま
た、図示を省略したが、ディジタル変換した出力電圧1
と出力電圧2との間、および、出力電圧3と出力電圧4
との間に差がある場合には、その差電圧を所定範囲ごと
に処理して、傾きの大きさを検出する。この実施の形態
では、3段階の範囲に分別した。差電圧でなく、一方の
電圧で傾きの大きさを検出するようにしてもよい。ま
た、制御部では、ディジタル信号に変換して演算処理を
したが、A/D変換をせずに、アナログ信号で演算処理
をしてもよい。
【0024】図10では、電源スイッチのON等によっ
て測定が開始されると、S1で、A/D変換された出力
電圧を取り込み、S2で出力電圧1と出力電圧2とを対
比する。出力電圧1が大きければ、S3へ移行して、重
りがX軸方向の右に傾いていると判断する。また、出力
電圧2が大きければ、S2,S4からS5へ移行して、
重りがX軸方向の左に傾いていると判断する。両電圧が
等しい場合は、S6へ移行してX軸方向は中心位置にあ
ると判断する。次に、Y軸方向の判断が行なわれる。S
7で出力電圧3と出力電圧4とを対比する。出力電圧3
が大きければ、S8へ移行して、重りがY軸方向の上
側、すなわち、向こう側に傾いていると判断する。ま
た、出力電圧4が大きければ、S7,S9からS10へ
移行して、重りがY軸方向の下側、すなわち、手前側に
傾いていると判断する。両電圧が等しい場合は、S11
へ移行してY軸方向は中心位置にあると判断する。
【0025】この判断結果に基づいて傾斜の方向の表示
が行なわれるが、この実施の形態では、傾斜の度合いも
表示するようにした。傾斜の度合いの検出は、上述した
ように、出力電圧1と2の差電圧、および、出力電圧3
と4の差電圧の大きさを検出して、傾きの大きさの程度
に応じたデータを作成する。
【0026】このようにして得られた結果により、図1
1に示すように、十字型に配置したLED22により重
りの位置を表示できる。図のハッチングを施したLED
が点灯して状態であり、この表示状態では、Y軸方向
は、中心のLEDが点灯しているだけであるから、中心
位置にあることが表示されている。また、X軸方向で
は、左から2番目のLEDが点灯しているから、左にや
や大きく傾いていることがわかる。なお、中心に配置し
たLEDは、X軸方向とY軸方向を兼用して表示するよ
うにしたから、図のように、X軸方向において、中心以
外のLEDが点灯しているときには、中心以外のLED
がX軸の状態の表示となる。X軸,Y軸ともに中心位置
にあるときには、中心のLEDのみが点灯する。
【0027】図12は、磁石と導電板との位置関係を説
明するための斜視図である。光電検出手段の図示は省略
している。図中、図1〜図4と同様の部分には同じ符号
を付して説明を省略する。磁石は重り12の揺動に対し
て、少なくとも一部の磁束が導電板13を透過する位置
に設けるのがよい。重りの揺動によって、導電板13が
磁束を切り、導電板13に渦電流が発生して、導電板に
制動力を与えることができる。磁石は、導電板13に非
接触であるから、測定精度に影響を及ぼすことがない。
磁石としては、永久磁石を用いるのがエネルギー効率上
好ましいが、電磁石でもよい。電磁石を用いた場合に
は、電流を調整することによって、制動力を調整でき
る。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、重りに非接触で制動力を与えることができる
とともに、重りの位置をX軸およびY軸の2軸について
同時に検出し、表示することができるので、重りの状態
を無理な姿勢をすることなく検出できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風防下げ振りの全体を説明するための
もので、図1(A)は前板を外した状態の正面図、図1
(B)は前板の正面図、図1(C)は側板の図示を省略
した側面図である。
【図2】第1支持板を説明するためのもので、図2
(A)は正面図、図2(B)は図2(A)を下から見た
底面図である。
【図3】第2支持板を説明するためのもので、図3
(A)は正面図、図3(B)は図3(A)を上から見た
平面図である。
【図4】重りの一例の斜視図である。
【図5】光源,受光器と導電板との位置関係を説明する
ための斜視図である。
【図6】重りの位置と受光器の入射光量との関係の説明
図である。
【図7】重りの位置と受光器の入射光量との関係の説明
図(続き)である。
【図8】重りの位置と受光器の入射光量との関係の説明
図(続き)である。
【図9】制御部における信号処理のための構成の一例の
説明図である。
【図10】演算処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図11】LED表示部の一例の概略図である。
【図12】磁石のと導電板との位置関係を説明するため
の斜視図である。
【符号の説明】
1…前板、1a…表示窓、2…側板、3…背板、4…天
板、5…底板、6…仕切り板、7…電池、8…回路基
板、9…回路素子、10…LED表示部、11…吊り
糸、12…重り、13…導電板、14…第1支持板、1
4a…重り移動孔、15…第2支持板、15a…重り移
動孔、16a,16b,16c,16d…光源、17
a,17b,17c,17d…磁石、18a,18b,
18c,18d…受光器、19a,19b,19c,1
9d…磁石、20a,20b,20c,20d…A/D
コンバータ、21…CPU、22…LED。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に重りを取り付けた吊り糸の周囲
    を防風壁で取り囲んだ風防下げ振りにおいて、前記重り
    に取り付けられた円形の導電板と、該導電板の位置を検
    出するための光源と受光器よりなる光電検出手段と、該
    光電検出手段の出力信号を検出し、表示を行なう制御手
    段と、前記導電板に制動力を与える磁石を有し、前記光
    電検出手段は、前記重りが所定の位置にあるとき、前記
    光源から前記受光器へ入射する光の一部が前記導電板に
    より遮蔽されるよう前後および左右の4ヶ所に配置さ
    れ、前記磁石は、前記重りが所定の位置にあるとき、前
    記導電板の複数個所に前記導電板の上下に間隙をおいて
    設けられ、前記制御手段は、前後に配置された受光器の
    出力信号および左右に配置された受光器の出力信号を対
    比して前記重りの位置を表示することを特徴とする風防
    下げ振り。
  2. 【請求項2】前記磁石は、前記光電検出手段の中間の位
    置にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1
    に記載の風防下げ振り。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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