JPH11287491A - レンジフード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理時に発生する油煙や、排ガスが大気中に
拡散されることなく捕集して捕集効率を高めることので
きるレンジフードを提供することを目的とする。 【解決手段】 送風機ユニット４の前方に連設される天
板５と側板６および前板７とからなるトップフード８の
内部に、送風機ユニット４の吸気口１を囲むように前面
板９と側面板１０および下面板１１を設けた形状でトッ
プフード８の内面との間に捕集空間１２を形成するチャ
ンバーボックス１３を設け、前面板９には前面吸い込み
口１４を、側面板１０には側面吸い込み口１５を設ける
ことにより、調理時に発生する油煙や、排ガスが大気中
に拡散されることなく捕集して捕集効率を高めることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、調理時に発生する
廃ガス、油煙、臭気などを確実に屋外へ排出するレンジ
フードに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、レンジフードの普及に伴い、捕集
性、掃除性などのより優れたレンジフードの要望が高ま
ってきている。従来、この種のレンジフードの一例とし
て実開平４−９５２４２号公報に記載されているものが
知られている。以下その構成について図１２および図１
３を参照しながら説明する。

【０００３】図に示すように、側面形状が略三角形をし
たフード本体１０１の前方開口部の下半部に案内板１０
２を取り付け、その案内板１０２上端と天板１０１ａと
にわたりフィルター１０３を取り付けると共にそれらで
区画された内部に送風機ユニット１０４を内蔵し、案内
板１０２の上部から天板１０１ａにわたりフィルター１
０３の前方を被い左右側板１０１ｂと所定の吸い込み間
隙１０５を区画形成する遮蔽板１０６を着脱自在に取り
付けていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】このような従来のレン
ジフードでは、少量であれば遮蔽板１０６に当たった油
煙は、左右側板１０１ｂと所定の吸い込み間隙１０５よ
り吸い込まれるが、一度に多量の油煙が発生する際に
は、油煙を溜めておくための空間がないため、油煙は案
内板１０２に当たることなく本体１０１の前部や、左右
から大気中に拡散してしまうという問題があった。

【０００５】本発明は、上記課題を解決するもので、一
度に多量の油煙が発生しても大気中に拡散することなく
捕集することができ、また、掃除性を向上することがで
き、また、梱包才数の低減を図ることができるレンジフ
ードを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明のレンジフードに
おいては、前面に吸気口を有し、他面に排気口を形成
し、内部に前記吸気口と排気口に連通する送風機を設け
た箱状の送風機ユニットと、この送風機ユニットの前方
に連設される天板とほぼ三角形の側板および前板とから
なるトップフードと、このトップフードの内部に前記吸
気口を囲むように前面板と側面板および下面板を設けた
形状で、前記トップフードの内面との間に捕集空間を形
成し設けられるチャンバーボックスとを備え、前記チャ
ンバーボックスの前面板と側面板に内部と連通する前面
吸い込み口および側面吸い込み口を設けた構成としたも
のである。

【０００７】この本発明によれば、一度に多量の油煙が
発生しても大気中に拡散することなく捕集することがで
きるレンジフードを提供することができる。

【０００８】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、前面に吸気口を有し、他面に排気口を形成し、内部
に前記吸気口と排気口に連通する送風機を設けた箱状の
送風機ユニットと、この送風機ユニットの前方に連設さ
れる天板とほぼ三角形の側板および前板とからなるトッ
プフードと、このトップフードの内部に前記吸気口を囲
むように前面板と側面板および下面板を設けた形状で、
前記トップフードの内面との間に捕集空間を形成し設け
られるチャンバーボックスとを備え、前記チャンバーボ
ックスの前面板と側面板に内部に連通する前面吸い込み
口および側面吸い込み口を設けたレンジフードの構成と
したことにより、調理時に発生する油煙、排ガスなどは
上昇気流にのり、前面吸い込み口および側面吸い込み口
に直接吸い込まれ、一部はトップフードとチャンバーボ
ックスとの間の捕集空間に捕集されたのち、前面吸い込
み口および側面吸い込み口よりチャンバーボックス内に
吸い込まれ、排気口より屋外へ排気されることとなり、
一度に多量の油煙が発生しても大気中に拡散することな
く捕集することができる。

【０００９】以下、本発明の実施の形態について、図１
〜図１１を参照しながら説明する。 （実施の形態１）図１〜図３に示すように、前面に吸気
口１を有し、他面に排気口２を形成し、内部に吸気口１
と排気口２に連通する送風機３を設けた箱状の送風機ユ
ニット４と、送風機ユニット４の前方に天板５とほぼ三
角形の側板６および前板７とからなるトップフード８を
連設し、トップフード８の内部に吸気口１を囲むように
前面板９と側面板１０および、前面板９に向かうに従が
い高さが高くなるように傾斜した下面板１１を設け、ト
ップフード８の内部との間に捕集空間１２を形成するよ
うに脱着自在に設けられるチャンバーボックス１３を設
け、チャンバーボックス１３の前面板９と側面板１０に
内部に連通する前面吸い込み口１４と側面吸い込み口１
５を設け、前面吸い込み口１４と側面吸い込み口１５に
はフィルター１６を取り付け、トップフード８の前板７
には送風機３の運転を制御するスイッチ１７を設け、送
風機ユニット４の下面には調理台１８を照射するランプ
１９を設け、排気口２には外気侵入防止用のダンパー２
０を設け構成する。

【００１０】上記の構成において、レンジを運転する
と、調理時に発生する油煙や排ガスなどは上昇気流によ
り上昇し、チャンバーボックス１３の下面板１１に当
り、下面板１１の傾斜に沿い上昇し、前面吸い込み口１
４および側面吸い込み口１５によりチャンバーボックス
１３内に吸い込まれる。

【００１１】そして、チャンバーボックス１３外方に逃
げようとする一部の油煙や排ガスは、チャンバーボック
ス１３とトップフード８間に形成された捕集空間１２に
一旦捕集されたのち、前面吸い込み口１４および側面吸
い込み口１５よりチャンバーボックス１３内にフィルタ
ー１６を介して吸い込まれ、チャンバーボックス１３内
に吸い込まれたろ過空気などは吸気口１を通り送風機３
により排気口２を経て屋外に排気されることとなる。

【００１２】また、調理時に発生する油煙等がチャンバ
ーボックス１３およびトップフード８に付着し掃除を行
う必要があるときには、チャンバーボックス１３を取り
外すことによりチャンバーボックス１３およびトップフ
ード８の掃除を行うことができる。

【００１３】このように本発明の実施の形態１のレンジ
フードによれば、送風機ユニット４の前方に設けられる
トップフード８の内面との間に捕集空間１２が形成され
るように前面吸い込み口１４を有した前面板９と側面吸
い込み口１５を有した側面板１０および下面板１１より
なるチャンバーボックス１３を設けたので、調理時に発
生する大量の油煙や排ガスは直接前面吸い込み口１４お
よび側面吸い込み口１５に吸い込まれ、チャンバーボッ
クス１３外に逃げようとする油煙や排ガスは捕集空間１
２に捕集されたのち前面吸い込み口１４および側面吸い
込み口１５に吸い込まれ吸気されるので、レンジフード
の外方に油煙や排ガスが放散されることが防止されるこ
ととなる。

【００１４】また、トップフード８内チャンバーボック
ス１３を着脱自在に設けたので、調理後の油汚れがひど
いときには、チャンバーボックス１３を取り外すことに
より、チャンバーボックス１３およびトップフード８の
掃除が容易にできることとなる。 また、チャンバーボ
ックス１３の下面板１１を前面板９に向かうに従がい高
さが高くなるように傾斜したので、油煙や、排ガスは四
方に拡散することなく、チャンバーボックス１３に沿い
上昇し、前面吸い込み口１４および側面吸い込み口１５
より吸い込まれ捕集効率が向上することとなる。

【００１５】（実施の形態２）図４に示すように、トッ
プフード８内部天面に設けるチャンバーボックス１３Ａ
の前面板９と下面板１１を水平面２１を介して連設す
る。

【００１６】上記の構成において、調理時に発生する油
煙は、チャンバーボックス１３Ａの水平面２１に衝突
し、速度を落として、四方に分散するが、チャンバーボ
ックス１３Ａに水平面２１を設けることによって、正面
方向の吸い込み風速が上昇し、正面からの油煙の漏れを
減少させることができることとなる。

【００１７】このように、本発明の実施の形態２のレン
ジフードによれば、トップフード８内部天面に設けるチ
ャンバーボックス１３Ａの前面板９と下面板１１を水平
面２１を介して連設したことにより、調理時に発生する
油煙は、チャンバーボックス１３Ａの水平面２１に衝突
し、速度を落として、四方に分散するが、チャンバーボ
ックス１３Ａに水平面２１を設けることによって、正面
方向の吸い込み風速が上昇し、正面からの油煙の漏れを
減少させることができることとなる。

【００１８】（実施の形態３）図５に示すように、トッ
プフ−ド８の側板６とチャンバーボックス１３Ｂの側面
吸い込み口１５との間に形成される側面側捕集空間２２
の幅をチャンバーボックス１３Ｂの前面吸い込み口１４
との間に形成される前面側捕集空間２３の幅より大きく
形成した構成とする。

【００１９】上記の構成において、レンジフードが運転
されると、調理時に発生する油煙や排ガスなどは、チャ
ンバーボックス１３Ｂの前面吸い込み口１４および側面
吸い込み口１５によりチャンバーボックス１３Ｂ内に吸
い込まれるが、一部の油煙や排ガスは前面側捕集空間２
３および側面側捕集空間２２に捕集される。このとき、
側面側捕集空間２２の幅は前面側捕集空間２３の幅より
大きく形成されたので、側面側捕集空間２２の幅が大き
くなり空間容積が大きくなることにより油煙や排ガスを
大量に捕集できることとなる。

【００２０】このように、本発明の実施の形態３のレン
ジフードによれば、トップフード８とチャンバーボック
ス１３Ｂ間に形成される側面側捕集空間２２の幅を前面
側捕集空間２３の幅より大きく形成されているので、側
面側捕集空間２２の幅が大きくなり空間容積が大きくな
ることにより油煙や排ガスを大量に捕集することができ
ることとなる。

【００２１】（実施の形態４）図６に示すように、チャ
ンバーボックス１３Ｃに設けられる前面吸い込み口１４
Ａおよび側面吸い込み口１５Ａより遠ざかったチャンバ
ーボックス１３Ｃ内に前面吸い込み口１４Ａと側面吸い
込み口１５Ａの両方の吸い込み口より吸い込まれた気流
をろ過するフィルター１６Ａを設けた構成とする。

【００２２】上記の構成により、フィルター１６Ａ付近
の均一な風速ベクトルが、フィルター１６Ａから吸い込
み口までに距離のへだたりがあるため前面方向の風速ベ
クトル２４、または、側面方向の風速ベクトル２５とい
うようにはっきりし、それだけ前面吸い込み口１４Ａと
側面吸い込み口１５Ａの風速が上がり捕集も向上するこ
ととなる。

【００２３】このように、前面吸い込み口１４Ａと側面
吸い込み口１５Ａより遠ざかったチャンバーボックス１
３Ｃ内部に設けることにより、フィルター１６Ａ部付近
の均一な風速ベクトルが、フィルター１６Ａから吸い込
み口までの距離がへだたるため正面方向の風速ベクトル
２４、または、側面方向の風速ベクトル２５というよう
にはっきりし、すなわちそれだけ風速が上がり捕集効率
も向上することとなる。

【００２４】（実施の形態５）図７に示すように、チャ
ンバーボックス１３Ｄの前面吸い込み口１４Ｂを、前後
２列に配置した前側のコンロ２６の中心より前方に位置
させた構成とする。

【００２５】上記の構成により、調理時に発生する油煙
は、コンロ２６の中心より前方にチャンバーボックス１
３Ｄの前面吸い込み口１４Ｂがある分だけ多くチャンバ
ーボックス１３Ｄに衝突することになり、速度が落ちる
油煙の量、すなわち、捕集空間１２に溜まる油煙の量が
増えることとなる。

【００２６】このように、チャンバーボックス１３Ｄの
前面吸い込み口１４Ｂを、前後２列に配置した前側のコ
ンロ２６の中心より前方に位置させることにより、調理
時に発生する油煙は、コンロ２６の中心より前方にチャ
ンバーボックス１３Ｄの前面吸い込み口１４Ｂがある分
だけ多くチャンバーボックス１３Ｄに衝突することにな
り、速度が落ちる油煙の量、すなわち、捕集空間１２に
溜まる油煙の量が増え、その分捕集の効率が向上するこ
ととなる。

【００２７】（実施の形態６）図８に示すように、チャ
ンバーボックス１３Ｅの前面吸い込み口１４Ｃをトップ
フード８の前板７の下端部よりＡ寸法下方に位置させ
る。

【００２８】上記の構成により、チャンバーボックス１
３Ｅの前面吸い込み口１４Ｃの吸い込み方向に障害が少
なくなる。

【００２９】このように、チャンバーボックス１３Ｅの
前面吸い込み口１４Ｃをトップフード８の前板７の下端
部より下方に位置させることにより、チャンバーボック
ス１３Ｅの前面吸い込み口１４Ｃの吸い込み方向に障害
が少なくなり、正面方向の吸い込みベクトルが大きくな
り、正面からの油煙の漏れが少なくなることとなる。

【００３０】（実施の形態７）図９に示すように、チャ
ンバーボックス１３Ｆの側面吸い込み口１５Ｂをトップ
フード８の前板７の下端よりＢ寸法上方に位置させる。

【００３１】上記の構成により、側面からの吸い込みの
方向にトップフード８の前板７と同一線上の側板６部分
があるため、吸い込みのベクトルは上昇してきた油煙が
捕集空間１２の奥に流れた後に側部の側面吸い込み口１
５Ｂに吸い込まれるというように曲げられることとな
る。

【００３２】このように、チャンバーボックス１３Ｆの
側面吸い込み口１５Ｂをトップフード８の側板６部分の
下端より上方に位置させることにより、側面からの吸い
込みの方向にトップフード８の側板６があるため、吸い
込みのベクトルは上昇してきた油煙が捕集空間１２の奥
に流れた後に側面吸い込み口１５Ｂに吸い込まれるとい
うように曲げられるため、より油煙が捕集空間１２に溜
まることとなり、捕集の効率が向上することとなる。

【００３３】（実施の形態８）図１０に示すように、送
風機ユニット４Ａとトップフード８Ａを分割自在とした
構成とする。

【００３４】上記の構成により、施工の際は、まず送風
機ユニット４Ａを壁面に固定し、その後トップフード８
Ａを送風機ユニット４Ａに固定することとなるため、一
つ一つの重量が軽減され、一人でも用意に施工すること
はできることとなる。

【００３５】このように、送風機ユニット４Ａとトップ
フード８Ａを分割自在とすることにより、施工の際は、
まず送風機ユニット４Ａを壁面に固定し、その後トップ
フード８Ａを送風機ユニット４Ａに固定することとなる
ため、一つ一つの重量が軽減され、一人でも容易に施工
することができ、また、梱包時の才数の低減も図ること
ができる。

【００３６】（実施の形態９）図１１に示すように、ト
ップフード８Ｂの前板７を含む前方部分８ａを前後方向
にＣ寸法移動自在とする。

【００３７】上記の構成により、調理台１８の奥行が各
家庭によって異なる場合でも前方部分８ａを前方に移動
することによりトップフード８Ｂの面積が大きくなり、
一つの機種でまかなうことができることとなる。

【００３８】このように、トップフード８Ｂの前板７を
含む前方部分８ａを前後方向に移動自在とすることによ
り、調理台１８の奥行が各家庭によって異なる場合でも
一つの機種でまかなうことができ、多数の機種を興す必
要がなくなることとなる。

【００３９】

【発明の効果】前面に吸気口を有し、他面に排気口を形
成し、内部に前記吸気口と排気口に連通する送風機を設
けた箱状の送風機ユニットと、この送風機ユニットの前
方に連設される天板とほぼ三角形の側板および前板とか
らなるトップフードと、このトップフードの内部に前記
吸気口を囲むように前面板と側面板および下面板を設け
た形状で、前記トップフードの内面との間に捕集空間を
形成し設けられるチャンバーボックスとを備え、前記チ
ャンバーボックスの前面板と側面板に内部と連通する前
面吸い込み口および側面吸い込み口を設けたので、調理
時に発生した油煙、排ガスなどが四方に拡散されること
なく屋外に排出することができるレンジフードを提供で
きる。

【００４０】また、トップフード内にチャンバースボッ
クスを着脱自在に設けたので、調理後の油汚れがひどい
ときには、チャンバーボックスを取り外して容易に掃除
をすることができる。

【００４１】また、チャンバーボックスの下面板を前面
板に向かうに従い高さが高くなるように傾斜したので、
油煙や、排ガスの流れがスムーズになり、捕集効率を向
上することができる。

【００４２】また、チャンバーボックスの前面板と下面
板を水平面を介して連通したので、前方からの油煙や、
排ガスの漏れを減少させることができる。

【００４３】また、トップフードの側板とチャンバーボ
ックスの側面吸い込み口との間に形成される側面側捕集
空間の幅を、チャンバーボックスの前面吸い込み口との
間に形成される前面側捕集空間の幅より大きく形成した
ので、捕集空間容積が大きくなり油煙や、排ガスを多く
捕集することができる。

【００４４】また、チャンバーボックスに設けられる前
面吸い込み口および側面吸い込み口より遠ざかったチャ
ンバーボックス内に両方の吸い込み口より吸い込まれた
気流をろ過するフィルターを設けたので、各吸い込み口
の風速ベクトルが区別され、風速が高まり捕集効率が向
上する。

【００４５】また、チャンバーボックスの前面吸い込み
口を前後２列に配置したコンロの前面側のコンロの中心
より前方に配設したので、調理時に発生する油煙や、排
ガスはチャンバーボックスに衝突し、捕集空間に捕集さ
れる油煙や、排ガスが多くなり捕集効率が向上すること
となる。

【００４６】また、トップフードの前板の下端部よりチ
ャンバーボックスに設けられる前面吸い込み口を下方に
配設したので、前方側の吸い込みベクトルが大きくな
り、前方からの油煙や、排ガスの漏れを少なくすること
ができる。

【００４７】また、チャンバーボックスに設けられる側
面吸い込み口をトップフードの前板の下端部より上方に
配設したので、吸い込みのベクトルは上昇してきた油煙
や、排ガスが捕集空間の奥に流れた後に側面吸い込み口
に吸い込まれるように曲げられ、より油煙や、排ガスが
捕集空間に溜まることとなり、捕集効率が向上する。

【００４８】また、送風機ユニットとトップフードを分
割自在としたので、一つ一つの重量が軽減され、一人で
も容易に施工することができ、また、梱包才数を低減す
ることができる。

【００４９】また、トップフードの前板を含む前方部分
を前後方向に移動自在に形成したので、調理台の奥行寸
法が各家庭において異なる場合でも、一つの機種で流用
することができ、奥行寸法毎の機種を製造する必要がな
くなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１のレンジフードの構成を
示す断面図

【図２】同レンジフードの構成を示す斜視図

【図３】同レンジフードのチャンバーボックス取り外し
時の状態を示す斜視図

【図４】本発明の実施の形態２のレンジフードの構成を
示す断面図

【図５】本発明の実施の形態３のレンジフードの構成を
示す斜視図

【図６】本発明の実施の形態４のレンジフードの構成を
示す斜視図

【図７】本発明の実施の形態５のレンジフードとコンロ
の関係を示す側面図

【図８】本発明の実施の形態６のレンジフードの構成を
示す部分断面図

【図９】本発明の実施の形態７のレンジフードの構成を
示す部分断面図

【図１０】本発明の実施の形態８のレンジフードの分割
時の状態を示す側面図

【図１１】本発明の実施の形態９のレンジフードの構成
を示す側面図

【図１２】従来のレンジフードの構成を示す断面図

【図１３】同レンジフードの構成を示す部分断面図

【符号の説明】

１ 吸気口 ２ 排気口 ３ 送風機 ４ 送風機ユニット ４Ａ 送風機ユニット ５ 天板 ６ 側板 ７ 前板 ８ トップフード ８Ａ トップフード ８ａ 前方部分 ９ 前面板 １０ 側面板 １１ 下面板 １２ 捕集空間 １３ チャンバーボックス １３Ａ チャンバーボックス １３Ｂ チャンバーボックス １３Ｃ チャンバーボックス １３Ｄ チャンバーボックス １３Ｅ チャンバーボックス １３Ｆ チャンバーボックス １４ 前面吸い込み口 １４Ａ 前面吸い込み口 １４Ｂ 前面吸い込み口 １４Ｃ 前面吸い込み口 １５ 側面吸い込み口 １５Ａ 側面吸い込み口 １５Ｂ 側面吸い込み口 １６Ａ フィルター ２１ 水平面 ２２ 側面側捕集空間 ２３ 前面側捕集空間 ２６ コンロ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 前面に吸気口を有し、他面に排気口を形
   成し、内部に前記吸気口と排気口に連通する送風機を設
   けた箱状の送風機ユニットと、この送風機ユニットの前
   方に連設される天板とほぼ三角形の側板および前板とか
   らなるトップフードと、このトップフードの内部に前記
   吸気口を囲むように前面板と側面板および下面板を設け
   た形状で、前記トップフードの内面との間に捕集空間を
   形成し設けられるチャンバーボックスとを備え、前記チ
   ャンバーボックスの前面板と側面板に内部と連通する前
   面吸い込み口および側面吸い込み口を設けたレンジフー
   ド。
2. 【請求項２】 トップフード内にチャンバーボックスを
   着脱自在に設けた請求項１記載のレンジフード。
3. 【請求項３】 チャンバーボックスの下面板を前面板に
   向かうに従がい高さが高くなるように傾斜した請求項１
   記載のレンジフード。
4. 【請求項４】 チャンバーボックスの前面板と下面板を
   水平面を介して連設した請求項１記載のレンジフード。
5. 【請求項５】 トップフードの側板とチャンバーボック
   スの側面吸い込み口との間に形成される側面側捕集空間
   の幅を、チャンバーボックスの前面吸い込み口との間に
   形成される前面側捕集空間の幅より大きく形成した請求
   項１記載のレンジフード。
6. 【請求項６】 チャンバーボックスに設けられる前面吸
   い込み口および側面吸い込み口より遠ざかったチャンバ
   ーボックス内に両方の吸い込み口より吸い込まれた気流
   をろ過するフィルターを設けた請求項１記載のレンジフ
   ード。
7. 【請求項７】 チャンバーボックスの前面吸い込み口を
   前後２列に配置したコンロの前面側のコンロの中心より
   前方に配設した請求項１記載のレンジフード。
8. 【請求項８】トップフードの前板の下端部よりチャンバ
   −ボックスに設けられる前面吸い込み口を下方に配設し
   た請求項１記載のレンジフード。
9. 【請求項９】 チャンバ−ボックスに設けられる側面吸
   い込み口をトップフードの側板の下端部より上方に配設
   した請求項１記載のレンジフード。
10. 【請求項１０】 送風機ユニットとトップフードを分割
    自在とした請求項１記載のレンジフード。
11. 【請求項１１】 トップフードの前板を含む前方部分を
    前後方向に移動自在に形成した請求項１記載のレンジフ
    ード。