JPH11287271A - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JPH11287271A
JPH11287271A JP10103541A JP10354198A JPH11287271A JP H11287271 A JPH11287271 A JP H11287271A JP 10103541 A JP10103541 A JP 10103541A JP 10354198 A JP10354198 A JP 10354198A JP H11287271 A JPH11287271 A JP H11287271A
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JP
Japan
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piston
motor
brake
screw shaft
hydraulic pressure
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JP10103541A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kumemura
洋一 久米村
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ機構が故障しても制動力を得られ、かつ
ABS制動を良好に果たすことができるディスクブレー
キを提供する。 【解決手段】 ねじ軸12のシリンダボア28には、シ
リンダボア液室31を間にして端部側に第1、第2のピ
ストン27,29を収納し、第2のピストン29に形成
した2つの通路38にそれぞれ一方向弁39及びリリー
フ弁40を設けた。仮にねじ軸12及びナット6間のね
じ螺合部が破損したり、あるいはモータ4が故障したり
してナット6(モータロータ7)が回転しなくなった場
合には、ブレーキペダルを強く踏めばシリンダボア液室
31にブレーキ液が流れ込んで第1のピストン27が押
圧されてパッドに当接して制動力を確保することができ
る。モータ4の作動によりねじ軸12が後退するように
駆動することが可能になり、液圧によるねじ軸12の押
力をキャンセルすることができABS作動を確保でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に設けられ
るディスクブレーキに関し、詳しくはモータ駆動式のデ
ィスクブレーキに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクブレーキの一例として、
モータによりパッドをブレーキロータに押圧するように
した、いわゆるモータ駆動式のディスクブレーキがあ
る。このモータ駆動式のディスクブレーキには、モータ
駆動部が作動しなくなった場合にも液圧によりパッドを
ブレーキロータに押圧して制動力を確保するようにシリ
ンダ機構を備えるように構成したものがある。そして、
このようにシリンダ機構を合わせもったモータ駆動式の
ディスクブレーキは、大略、液圧による押力及びモータ
による押力がパッドに並列的にかかる、いわゆる並列式
のものと、前記両押力が直列的にかかる、いわゆる直列
式のものとに大略分類される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ィスクブレーキのうち並列式のディスクブレーキでは、
モータ又はねじ機構が作動しなくなっても液圧により制
動力が確保されるが、モータ又はねじ機構が作動しなく
なると、液圧による力が常にかかっている状態となるた
め液圧による押力をキャンセルできず、例えば氷上走行
時等に適正にABS制動を果たすことが難しくなる。ま
た、直列式のディスクブレーキでは、ねじ機構が作動し
なくなると制動力を得られなくなってしまうという問題
点がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ねじ機構が故障しても制動力を得られ、かつABS
制動を良好に果たすことができるディスクブレーキを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャリパ内に
収納されるモータと、モータのロータに形成された雌ね
じ及び該雌ねじに螺合して進退動するねじ軸からなるね
じ機構と、前記ロータと前記キャリパとの間に介装され
て前記ロータを回動可能に支持するベアリングと、前記
ねじ軸の回転を防止する回り止め手段とを備え、前記ね
じ軸が軸方向に移動することによりパッドをブレーキロ
ータに押圧して制動力を発生させるディスクブレーキで
あって、ねじ軸に形成したシリンダボアと、シリンダボ
アの中央部に液室を形成して該シリンダボアの両端側に
収納される第1、第2のピストンとからなるシリンダ機
構を備え、第1のピストンは前記パッドを押圧可能に設
けられ、第2のピストンは、液圧を受けて前記ねじ軸を
前記パッド方向に押圧可能に構成され、かつ第2のピス
トンには前記液室と液圧供給源とを連通する通路を設
け、該通路には前記液室及び液圧供給源間のブレーキ液
の流通を制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態のデ
ィスクブレーキを図1ないし図4に基づいて説明する。
図1及び図2において、ディスクブレーキ1は、自動車
の固定部に設けたキャリア2に移動可能に支持されたキ
ャリパ3と、キャリパ3に形成された中空部3aに収納
されるモータ4及びこのモータ4に駆動されるボールね
じ機構(ねじ機構)5と、ボールねじ機構5のナット6
を含むモータ4のロータ(以下、モータロータとい
う。)7の軸方向への移動によりブレーキロータ8に押
圧される一対のパッド9(以下、適宜、図1右側のもの
をインナパッド9a、左側のものをアウタパッド9bと
いう。)と、前記キャリパ3にボルト10により結合さ
れて前記中空部3aを閉塞する蓋11とから大略構成さ
れている。インナパッド9a及びアウタパッド9bは、
それぞれ車体の内側、外側に配置され、かつキャリア2
に対してブレーキロータ8の軸線方向に移動自在に支持
されている。
【0007】そして、このディスクブレーキ1は、モー
タ4または蓋11の作用によりボールねじ機構5のねじ
軸12が図1左方向に移動して、インナパッド9aをブ
レーキロータ8に押圧し、その反作用でキャリパ3がキ
ャリア2に対して図1右方向に移動してキャリパ3の爪
部13がアウタパッド9bをブレーキロータ8に押圧
し、これにより制動力を発生させるようにしている。
【0008】キャリパ3は、両端側(図1左右側)が開
口する中空部3aを有し中空部3aにモータ4を収納す
る所定長さ(図1左右方向の長さ)のモータ収納部14
と、モータ収納部14に図示しないボルト等の結合手段
により結合されてブレーキロータ8を越えてアウタパッ
ド9b側に延びる前記爪部13と、から大略構成されて
おり、前記中空部3aの一方(図1右側)の開口部が上
述したように蓋11により閉塞されている。
【0009】モータ収納部14はモータ4の端部からイ
ンナパッド9a側(図1左方向)に所定長さ延設され、
この延設部15の端部に爪部13を結合したものになっ
ている。
【0010】モータ4は、前記モータ収納部14の中空
部3aに嵌合される所定幅のステータ16と、ステータ
16内に配置される前記モータロータ7とからなり、モ
ータロータ7は、ステータ16の幅方向の中心に配置さ
れている。モータロータ7は、雌ねじ6aを形成したナ
ット6と、ナット6の外周側に周方向に配置してこのナ
ット6に固着される複数個のマグネット17とからなっ
ている。ステータ16には、複数個のコイル(符号省
略)が周方向に配置されている。
【0011】モータ4は、図2に示すようにモータ用線
材18を介してコントローラ19に接続され、コントロ
ーラ19の制御信号に基づいて各コイルが選択的に通電
され、これにより前記マグネット17との間に発生する
磁力によりモータロータ7ひいてはナット6を回転させ
るようにしている。このナット6が回転することによ
り、後述するようにねじ軸12が軸方向(図1左方向
〔制動力発生方向〕、図1右方向〔制動力解除方向〕)
に移動するようになっている。
【0012】ボールねじ機構5は、前記ナット6とこの
ナット6の雌ねじ6aに螺合するねじ軸12とからなっ
ている。ナット6は、ベアリング20を介してキャリパ
3(モータ収納部14及びこのモータ収納部14にボル
ト10Aにより固定されたエンコーダ取付板21)、ひ
いてはモータ収納部14(延設部15)に回動可能に支
持されている。ベアリング20は、その内輪側がベアリ
ング押え22によりナット6に保持され、外輪側がキャ
リパ3(モータ収納部14及びエンコーダ取付板21)
に保持されている。
【0013】ベアリング20の近傍には、前記モータロ
ータ7(ナット6)の回転数を検出するエンコーダ23
が設けられている。エンコーダ23は、前記ナット6に
ボルト10Bにより取り付けられたスリット(図示省
略)付きの回転円板24と、前記キャリパ3の爪部13
におけるモータ収納部14との取り付け部分に形成され
た凹部25に位置するようにして前記エンコーダ取付板
21を介してモータ収納部14に固着された検出部26
とからなっている。回転円板24は、後述する第1のピ
ストン27を余裕をもって収納する大きさの孔(図示省
略)を有し、第1のピストン27(ねじ軸12)の進退
動に影響されずにナット6と共に回転するようになって
いる。
【0014】ねじ軸12にはシリンダボア28が形成さ
れている。シリンダボア28におけるインナパッド9a
側及び蓋11側には第1、第2のピストン27,29が
それぞれシール部材30A,30Bを介して進退自在に
収納されている。シリンダボア28における第1、第2
のピストン27,29の間の部分には液室(以下、シリ
ンダボア液室31という)が形成されている。
【0015】ねじ軸12の蓋11側には、ボルト(符号
省略)により回り止め板32が固着されており、ねじ軸
12の回動を規制している。回り止め板32は、シリン
ダボア28と同径の孔(符号省略)を有する円板部32
aと、円板部32aから突出形成された複数の突部32
bとからなり、突部32bが前記蓋11に形成された複
数条の溝33に挿入されて回動規制されるようになって
いる。なお、突部32bは一つであってもよい。また、
突部32bを一つとした場合、溝33も一条としてもよ
い。また、突部32bに比して溝33の数を多く設定し
て位置調整を容易に行うように構成してもよい。
【0016】第1のピストン27は、シリンダボア28
に収納される第1ピストン本体27aと、第1ピストン
本体27aに連接されるねじ軸12に比して大径の第1
ピストンフランジ27bとからなり、第1ピストンフラ
ンジ27bがねじ軸12の端部とインナパッド9aとの
間に配置されている。第2のピストン29は、シリンダ
ボア28及び回り止め板32の孔に収納される第2ピス
トン本体29aと、第2ピストン本体29aに連接され
るねじ軸12に比して大径の有底筒状の第2ピストン円
筒部29bとからなり、第2ピストン円筒部29bが回
り止め板32を介してねじ軸12に当接するようになっ
ており、マスタシリンダ(液圧供給源)34からの液圧
を受けてねじ軸12をインナパッド9a方向に押圧し得
るようになっている。
【0017】第2ピストン円筒部29bと蓋11との間
には第2ピストン液室35が形成されている。第2ピス
トン円筒部29bの端部には切欠36が形成されてい
る。第2ピストン液室35は、切欠36及び蓋11に形
成されたポート37を介して、図2に示すようにマスタ
シリンダ34に連通している。
【0018】第2ピストン円筒部29bの底部と第2ピ
ストン本体29aには、図1及び図4に示すように、一
端側が第2ピストン円筒部29bの内側に開口し、他端
側が第2ピストン本体29aの端部に開口する2つの通
路38が形成されており、シリンダボア液室31と第2
ピストン液室35とを連通するようになっている。2つ
の通路38の一方の通路38には一方向弁(制御手段)
39が設けられ、他方の通路38にはリリーフ弁(制御
手段)40が設けられている。一方向弁39はシリンダ
ボア液室31から第2ピストン液室35へのブレーキ液
の流れを許容し、リリーフ弁40は第2ピストン液室3
5からシリンダボア液室31へのブレーキ液の流れを許
容するようになっている。リリーフ弁40の開弁圧は所
定圧(図3の点Aの踏力に相当する圧力)に設定されて
おり、ブレーキペダル41の踏力が所定の大きさ(図3
の点Aの踏力)に達するまでは、リリーフ弁40は閉じ
られた状態になっている。
【0019】蓋11は、内筒42及び外筒43からなる
有底の二重筒形状をなしている。外筒43の端部にはフ
ランジ(以下、外筒フランジという)44が形成されて
いる。外筒フランジ44がボルト10によりキャリパ3
に結合されており、これにより蓋11がキャリパ3に固
着されている。内筒42の内側にはねじ軸12の端部が
収納されると共に、第2ピストン円筒部29bがシール
部材30Cを介して進退動可能に収納されている。内筒
42には、回り止め板32の突部32bが挿入される前
記溝33が形成されている。蓋11の底部には前記ポー
ト37が形成されていて、内筒42の内部とマスタシリ
ンダ34とがポート37を介して連通されている。本実
施の形態では、シリンダボア28を有するねじ軸12
と、シリンダボア28に収納される第1、第2のピスト
ン27,29とからシリンダ機構45が構成されてい
る。
【0020】前記マスタシリンダ34にはブレーキペダ
ル41の図示しない操作部が連通されており、ブレーキ
ペダル41の踏力がマスタシリンダ34に作用して液圧
に変換されて第2ピストン液室35に作用するようにな
っている。なお、ブレーキペダル41の操作部には踏力
センサ46が設けられており、踏力を検出してコントロ
ーラ19に入力する。
【0021】上述したように構成したディスクブレーキ
1の作用を次に説明する。ドライバーがブレーキペダル
41を踏むとマスタシリンダ34によってポート37を
介して第2ピストン液室35にブレーキ液が送られる。
すると、ブレーキ液の液圧がリリーフ弁40の開弁圧に
達するまでは、通路38は一方向弁39及びリリーフ弁
40により閉じられた状態であり、ブレーキ液の液圧に
よって第2のピストン29に図1左方向の推力が発生
し、ねじ軸12を回り止め板32を介して押圧する。
【0022】この際、ねじ軸12とナット6とは可逆性
があることにより、ねじ軸12が上述したように押圧さ
れることにより、ナット6が自由に回転しつつねじ軸1
2は図1左方向に前進することになる。そして、ねじ軸
12が前進することにより、第1のピストン27が押さ
れて第1のピストン27を介してインナパッド9aを押
圧し、その反作用でキャリパ3がキャリア2に対して図
1右方向に移動してキャリパ3の爪部13がアウタパッ
ド9bをブレーキロータ8に押圧し、これにより制動力
を発生させるようにしている。この際、図3実線Eに示
すように踏力にほぼ比例する大きさの制動力(実線Eの
0 部分参照)が発生する。
【0023】ブレーキペダル41を強く踏むと、高い液
圧が発生し、その液圧がリリーフ弁40の開弁圧以上に
なると、リリーフ弁40は開弁し、液圧がシリンダボア
液室31に作用する。そして、この液圧により、第1の
ピストン27がインナパッド9a方向に押圧されること
になる。この場合、第1のピストン27ひいてはインナ
パッド9aは、シリンダボア液室31の液圧による力と
第2のピストン29、回り止め板32及びねじ軸12を
介して伝達される第2ピストン液室35の液圧による力
により並列的に押されてブレーキロータ8に当接して制
動力(図3実線EのE1 部分参照))を発生する。
【0024】この後、ブレーキペダル41から足を離す
と、液圧は下がり、リリーフ弁40が閉弁すると共に、
一方向弁39を介してシリンダボア液室31から第2ピ
ストン液室35へブレーキ液が流れるようになって、ブ
レーキ液が第2ピストン液室35側に戻されると共に、
第1、第2のピストン27,29がシール部材30A,
30Bの弾性力により元の位置に戻される。にる。
【0025】上述した液圧による制動力発生に加えて、
モータ4を作動してねじ軸12を前進させて前記液圧に
よる作動をアシストすることも可能である。また、液圧
による制動力発生時にねじ軸12を後退させて制動力を
小さくする(液圧による制動力をキャンセルする)こと
が可能であり、これにより雪道走行時等において車輪が
ロックしないように(すなわち、ABS作動するよう
に)することができる。なお、上述したように制動力を
調整するために、車輪の回転速度センサを設け、この回
転速度センサが検出する回転速度に応じてコントローラ
19の制御信号を調整するように構成することができ
る。
【0026】また、仮にねじ軸12及びナット6間のね
じ螺合部が破損したり、あるいはモータ4が故障したり
してナット6(モータロータ7)が回転しなくなった場
合には、ブレーキペダル41を強く踏めばシリンダボア
液室31にブレーキ液が流れ込んで第1のピストン27
が押圧されてパッドに当接して制動力を確保することが
できる。上述した従来技術の直列式のディスクブレーキ
では、ねじ機構が作動しなくなると制動力を得られなく
なってしまうという問題点があったが、本実施の形態に
よれば上述したように第1のピストン27が押圧されて
制動力を発生するので、上記従来技術が有する問題点を
惹起することがない。また、本実施の形態では、液圧に
よる制動力のキャンセル及びボールねじ機構5またはモ
ータ4の故障時における制動力の確保を、通路38に一
方向弁39及びリリーフ弁40を設けることで果たして
いるので、構造が簡易でありコストアップを小さくでき
る。
【0027】なお、リリーフ弁40の開弁圧は、通常制
動時に開かない大きさに設定している。この場合、次の
ことを考慮して開弁圧を決めている。フェード時のよ
うに踏力が大きくなる場合にもリリーフ弁40が開かな
いように設定すると、その開弁圧は大きくなりフェード
時に大きな踏力が必要とされることを考慮し、この点か
らは踏力が小さくて済むように開弁圧を低くする。リ
リーフ弁40が開弁すると直接液圧がかかるためABS
作動時にこの液圧による押力をモータ4の駆動力でキャ
ンセルできるように開弁圧を設定する。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述したように本実施の形態
によれば、モータ又はねじ機構が作動しなくなっても液
圧による第1のピストンが作動して制動力が確保でき
る。また、モータの作動によりねじ軸が後退するように
駆動することが可能になり、液圧によるねじ軸の押力を
キャンセルすることができ、氷上でのABS作動を確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のディスクブレーキを示
す側断面図である。
【図2】図1のディスクブレーキを含む制御系を示す模
式図である。
【図3】図1のディスクブレーキの踏力と制動力との関
係を示す特性図である。
【図4】図1の第2のピストンに設けた通路を模式的に
示す図である。
【符号の説明】
3 キャリパ 4 モータ 5 ボールねじ機構 6 ナット 7 モータロータ 12 ねじ軸 27 第1のピストン 28 シリンダボア 29 第2のピストン 31 シリンダ液室 45 シリンダ機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリパ内に収納されるモータと、モー
    タのロータに形成された雌ねじ及び該雌ねじに螺合して
    進退動するねじ軸からなるねじ機構と、前記ロータと前
    記キャリパとの間に介装されて前記ロータを回動可能に
    支持するベアリングと、前記ねじ軸の回転を防止する回
    り止め手段とを備え、前記ねじ軸が軸方向に移動するこ
    とによりパッドをブレーキロータに押圧して制動力を発
    生させるディスクブレーキであって、 ねじ軸に形成したシリンダボアと、シリンダボアの中央
    部に液室を形成して該シリンダボアの両端側に収納され
    る第1、第2のピストンとからなるシリンダ機構を備
    え、第1のピストンは前記パッドを押圧可能に設けら
    れ、第2のピストンは、液圧を受けて前記ねじ軸を前記
    パッド方向に押圧可能に構成され、かつ第2のピストン
    には前記液室と液圧供給源とを連通する通路を設け、該
    通路には前記液室及び液圧供給源間のブレーキ液の流通
    を制御する制御手段を設けたことを特徴とするディスク
    ブレーキ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020233714A1 (zh) * 2019-05-23 2020-11-26 镇江大力液压马达股份有限公司 液压制动马达装置

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