JPH11286957A - 浚渫船のranc自動制御方法 - Google Patents

浚渫船のranc自動制御方法

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JPH11286957A
JPH11286957A JP9175498A JP9175498A JPH11286957A JP H11286957 A JPH11286957 A JP H11286957A JP 9175498 A JP9175498 A JP 9175498A JP 9175498 A JP9175498 A JP 9175498A JP H11286957 A JPH11286957 A JP H11286957A
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control
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drag
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義明 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PID制御と併行にニューラルネットコント
ローラとニューロ予測モデルを用いて、外乱を考慮して
揚土量を最大に制御できる浚渫船のRANC自動制御方
法を提供する。 【解決手段】 ドラグアーム12をスェル補償器15で
支持して先端のドラグヘッド11の接地圧を調整しつ
つ、浚渫船を推進させ、ドレージポンプ17で海底の泥
をドラグヘッドで吸い込んで浚渫を行う浚渫船の制御方
法において、船速、接地圧及びドレージポンプの回転数
をパラメータとし、これらパラメータをPID制御にて
制御し、そのPID制御による浚渫特性をニューラルネ
ットワーク32,33で学習すると共に海底形状等の外
乱Uで変化する浚渫特性から誤差信号Eを生成し、その
誤差信号Eから外乱中の浚渫特性を予測して、上記パラ
メータを制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラグヘッドで浚
渫する浚渫船の制御方法に係り、特に、RANCによる
自動制御を用いて揚土量が最大になるように各種パラメ
ータを学習して浚渫する浚渫船のRANC自動制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドラグヘッドを用いた浚渫船は、船体側
部にドラグアームを俯仰自在に設け、そのドラグアーム
をワイヤを介してスェル補償器(Swell Compensator )
で保持してドラグヘッドの接地圧を調整し、船体内に設
けたドレージポンプよりドラグアームを介し先端のドラ
グヘッドから海底泥を吸い込んで船体内の泥槽に揚土す
るようになっている。
【0003】従来、揚土量の制御は、ドレージポンプの
回転数をキャビテーションを起こさない範囲で、泥質,
海底形状の変化に追随して人が手で変えて行ったり、こ
れに代わるものとしてファジー制御やPID制御を用い
たものが実際に使われてきたが、揚土量を最大にするに
は個々のこれらのパラメータを有機的に変化させる必要
がある。
【0004】この浚渫の自動化は、指定された時間当た
りの揚土量を最大とするように、ドレージポンプの回転
数とドラッグアームを保持するスェル補償器によるドラ
ッグヘッドの接地圧、船速等のパラメータを制御してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動制御では、個別の機器等の自動制御にはよいが、浚
渫という系があまりにも複雑なため、各パラメータの調
節をファジー制御やPID制御で行っても、必ずしもス
ムーズに行われる保障はない。
【0006】すなわち、浚渫には、泥質,海底形状、潮
流変化や波など外乱があり、PID制御等を行っても、
これら外乱まで考慮した制御はなされておらず、これら
をまとめて的確に把握しながら制御することはなされて
いない。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、PID制御と併行にニューラルネットコントローラ
とニューロ予測モデルを用いて、外乱を考慮して揚土量
を最大に制御できる浚渫船のRANC自動制御方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、ドラグアームをスェル補償器で支
持して先端のドラグヘッドの接地圧を調整しつつ、浚渫
船を推進させ、ドレージポンプで海底の泥をドラグヘッ
ドで吸い込んで浚渫を行う浚渫船の制御方法において、
船速、接地圧及びドレージポンプの回転数をパラメータ
とし、これらパラメータをPID制御にて制御し、その
PID制御による浚渫特性をニューラルネットワークで
学習すると共に海底形状等の外乱で変化する浚渫特性か
ら誤差信号を生成し、その誤差信号から外乱中の浚渫特
性を予測して、上記パラメータを制御する浚渫船のRA
NC自動制御方法である。
【0009】請求項2の発明は、ドラグアームをスェル
補償器で支持して先端のドラグヘッドの接地圧を調整し
つつ、浚渫船を推進させ、ドレージポンプで海底の泥を
ドラグヘッドで吸い込んで浚渫を行う浚渫船の制御方法
において、船速、接地圧及びドレージポンプの回転数を
パラメータとした浚渫特性の目標値を設定し、他方、実
際の浚渫特性と目標値とをPID制御にて各パラメータ
の第1の操作量を決定すると共にその第1の操作量で浚
渫特性を操作し、その操作に基づく浚渫特性をニューロ
予測モデルで学習してモデル化し、その後、実際の海底
面形状等の外乱で変化する浚渫特性と目標値との誤差信
号よりニューラルネットワークによるニューロコントロ
ーラの制御パラメータを調整して第2の操作量を求め、
上記第1の操作量と第2の操作量を足し合わせて最終操
作量を求めて浚渫船を制御する浚渫船のRANC自動制
御方法である。
【0010】請求項3の発明は、ニューロ予測モデル
が、外乱中での浚渫特性を予測した後、その予測に基づ
いて第2の操作量を決定する請求項2記載の浚渫船のR
ANC自動制御方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適一実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0012】先ず、図1により浚渫船を説明する。
【0013】船体10の側部には、先端下部にドラグヘ
ッド11を有するドラグアーム12が俯仰自在に設けら
れ、そのドラグアーム12がワイヤ13と滑車14を介
してスェル補償器15に保持され、そのスェル補償器1
5によりワイヤ13の端部を昇降動してドラグヘッド1
1の接地圧を調整できるようになっている。
【0014】船体10内には、ドラグアーム12からド
ラグヘッド11を介して海底16の泥を吸い込むドレー
ジポンプ17が設けられると共に、そのドレージポンプ
17で揚土された泥18を貯留する泥槽19が設けられ
る。
【0015】また、船体10の後方には、推進器20と
ラダー21が設けられる。
【0016】この浚渫船での浚渫作業は、推進器20で
所定の船速を保ち、かつスェル補償器15で、ドラグヘ
ッド11が所定の接地圧となるようにワイヤ13を調整
し、さらにドレージポンプ17が所定の回転となるよう
にし、そのドレージポンプ17で、海底16の泥を図示
の矢印22に示したように吸い込み、その吸い込んだ泥
を泥槽19に貯留して海底16を浚渫するようになって
いる。
【0017】また船速、スェル補償器15によるドラグ
ヘッド11の接地圧、ドレージポンプ17の回転数はそ
れぞれセンサで検出され、これら検出値が制御系に入力
される。
【0018】なお、24は、泥槽19内の海水を泥から
分離して排水するための排水装置である。
【0019】浚渫自動化においては、指定された時間
(大抵は一航送の時間)当たりの揚土量を最大にするよ
うに、目標値となる目標船速vo とドラグヘッド11の
目標接地圧po と目標回転数(キャビテーションを起こ
さない最大回転数)ro を設定する。
【0020】先ず、揚土量は、海水を含む泥の流量を差
圧等により測定し、その流量に含泥率をかけて求め、含
泥率は、ドレージポンプ17から吐出される泥水の濁度
等、適宜の方法で求める。
【0021】目標船速vo 、目標接地圧po 、目標回転
数ro となるパラメータの設定は、浚渫する海底の泥質
を予め調査等により求めておき、かつ海底形状が平坦で
あるとして目標値oを決めておく。しかし、泥質の変化
や海底の形状変化により最適なパラメータは変化するた
め、パラメータを、予め所定の範囲を設定しておき、こ
れらパラメータに基づく浚渫特性は、これらパラメータ
の相関を有機的にベクトルとして表現しておく。
【0022】揚土量の制御は、上述したパラメータの目
標値oと浚渫船の出力y(vy ,py ,ry )とをPI
D制御(ファジー制御を含む)によって第1の操作量U
PIDを求める。
【0023】この際、海底地形変化や泥質でドラグヘッ
ド11の接地圧pが変化すると共に、これに追随してド
レージポンプ17の最適回転数rも変える必要がある。
すなわち、海底地形が浚渫船の推進方向に隆起していれ
ば、接地圧pが大きくなり、吸い込む海水量に対して泥
量が多くなってキャビテーションを起こしやすくなり、
最適回転数rを下げる必要があり、逆に推進方向に深く
なっていれば、接地圧pが下がり、泥量に対して海水量
が多くなるため最適回転数rを上げても支障がない。ま
た土質によっても、泥が硬いか、柔らかいかなどでも粘
性が変わるため、最適回転数rを変化させる必要がある
(このドレージポンプ17の最適回転数rは、流量と負
荷状態から決めることができる)。
【0024】さらに潮流変化で、船速vが変わり、これ
が接地圧pの変化となって現れると共に波浪に至って
は、接地圧pに周期的な揺動変化となって現れる。
【0025】従って、古典的PID制御では、これら外
乱Uに対して浚渫変化の特性を適正に維持することは困
難である。
【0026】そこで、本発明は、上述のPID制御とニ
ューラルネットワークによる制御システムを並列に用い
た制御システムであるRANC(Robust Adaptive Nura
l-net Controller)により、外乱U中での浚渫船の浚渫
変化の特性をAI技術の一つであるニューラルネットワ
ークで学習し、フィードフォワードモデル(予測モデ
ル)を作って第2の操作量Unnとし、上記第1の操作量
PID と第2の操作量Unnとを足し合わせて最終操作量
Uo として浚渫船の各パラメータを制御するようにした
ものである。
【0027】次に、この浚渫時の揚土量を制御する制御
システムであるRANCを、図2のブロックダイアグラ
ムで説明する。このRANCによる制御システムは、本
発明者が先に提案した特願平5−333365号(発明
の名称;ROVの自動制御方法)及び特願平8−112
855号(発明の名称;潜水体及び潜水位置制御方法)
と基本的なシステムは同じであるが、制御するパラメー
タが異なる。
【0028】図2において、30は制御対象である浚渫
船で、制御対象項目として、ドレージポンプ回転数r、
スェル補償器によるドラグヘッド接地圧p、船速vをパ
ラメータとし、これらをベクトルとして表現し、これら
の合成ベクトルに基づいて制御する。31はPIDコン
トローラ、32はニューロ予測モデル、33はニューロ
コントローラ、34,35,36は加算器、37は、泥
質,船底地形、潮流(波も含む)等の外乱の加算器であ
る。
【0029】先ず、PIDコントローラ31、ニューロ
予測モデル32、ニューロコントローラ33による制御
の基本的動作を順に説明する。
【0030】(1) PIDコントローラ31による制御 ニューロ予測モデルネットワーク及びコントローラネッ
トワークのパラメータには、初期値として微小でランダ
ムな値を与えるため、それぞれのネットワークは学習前
には微小な出力しかない。
【0031】このため、コントローラネットワークが十
分学習する前は、PIDコントローラ31が浚渫船30
の制御を行い、そのPID制御に基づく各パラメータの
調整に基づく浚渫特性をコントローラネットワークに学
習させるために行う。
【0032】(2) ニューロ予測モデル32 PIDコントローラ31が外乱中での浚渫船30を制御
している状態で、予測モデルネットワークは、浚渫船の
操作量と、それに応答した浚渫特性(すなわち、接地
圧、回転数、船速等に基づく揚土量)を学習する。
【0033】(3) コントローラネットワークの学習 予測モデルネットワークが浚渫特性と外乱を十分に学習
した後に生成する誤差信号Eにより、コントローラネッ
トワークが学習し、最適なコントローラを自動的に生成
する。
【0034】(4) コントローラネットワーク33による
制御 コントローラネットワークが最適なコントローラを学習
により自動的に生成するとフィードバックされる値が減
衰する。このためPIDコントローラの出力が減衰さ
れ、外乱が一定もしくは周期成分を伴っていても、浚渫
船への操作量は、最終的に浚渫船はコントローラネット
ワークのみにより制御される。
【0035】このRANCによる制御を、さらに図2に
より詳しく説明する。
【0036】先ず、PIDコントローラ31は、加算器
34に加えられた、浚渫船30の出力yと目標値oとの
偏差信号sが入力され、その偏差及び偏差の微分、積分
を用いて第1の操作量UPDI を加算器35に出力する。
【0037】ニューロ予測モデル32は、浚渫船30が
遭遇した環境(外乱)における浚渫船の浚渫変化の特性
をモデル化するニューラルネットワークである。このネ
ットワークは、浚渫船に与えられる操作量(UPID +U
nn=Uo)と同じ入力が与えられた場合に、浚渫船の浚
渫特性と同様の出力(船速,接地圧,回転数)するよう
に内部パラメータを調整するための誤差信号Eが、この
ネットワークを用いて浚渫船の浚渫特性と目標値oの偏
差により生成される。
【0038】すなわち、ニューロ予測モデル32には、
PIDコントローラ31の第1の操作量UPID とニュー
ロコントローラ32の第2の操作量Unnがとが加算器3
5で足し合わされた最終操作量Uo が入力されると共に
浚渫船30の出力yが入力され、先ず第1の操作量U
PID に対する浚渫船30の特性を学習すると共に浚渫船
30の外乱37中での特性を予測し、また予測モデル3
2による船速,接地圧,回転数を加算器36に出力し、
加算器36に入力される実際の浚渫船の船速,接地圧,
回転数との偏差により予測モデル内部係数を調節して外
乱中での浚渫船の浚渫特性をモデル化(学習)する。
【0039】そして、予測モデルは、実際の浚渫船30
の船速,接地圧,回転数の目標値との偏差より誤差信号
Eを作り出す。
【0040】ニューロコントローラ33は、浚渫船が遭
遇した環境で浚渫船を最適にコントロールできるコント
ローラを生成するニューラルネットワークであり、ニュ
ーロ予測モデル32が生成した誤差信号Eを用いて自動
的に内部パラメータを調整(学習)し、接地圧,回転数
を制御するための最適なコントローラを生成する。
【0041】さて、浚渫船30のスェル補償器15によ
るドラグヘッド11の接地圧、ドレージポンプ17の回
転数の最終操作量Uoは、コントローラネットワークの
出力(第2の操作量Unn)とPIDコントローラの出力
(第1の操作量UPID )を足し合わせた値(最終操作
量)であるが、実際には未知の外乱Uが加算器37で足
し合わされて浚渫船30に直接作用する。
【0042】制御開始時は、ニューロ予測モデル32
は、外乱Uを十分に学習していないため、第2の操作量
Unnの出力は僅かであり、主に第1の操作量UPID に対
する目標値oとの誤差を学習し、第1の操作量UPID
基づく浚渫特性を学習し、その後、徐々に外乱Uに基づ
く変化に重みを与えて誤差信号Eを発生して第2操作量
Unnを決定していく。
【0043】このようにニューロ予測モデル32が、実
際の浚渫特性との誤差から外乱Uによる浚渫特性を予測
し、ニューロコントローラ33がニューロ予測モデル3
2の誤差信号Eを受けて第2操作量Unnを決定して外乱
に基づくフィードフォワード制御を行うことで、外乱U
中においても浚渫船30を適正に制御でき、外乱の環境
下、揚土量が最大となるようにドレージポンプ17の回
転数を自動制御することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、PID制
御とニューラルネットワークによる外乱中の浚渫特性を
予測モデルで学習させて、その予測に基づいて制御する
ことで、浚渫船のよりスムーズな制御を期待できると共
に浚渫の無人運転を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における浚渫船の概要を示す図である。
【図2】本発明の浚渫時の揚土量を制御するRANC制
御システムのブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
10 船体 11 ドラグヘッド 12 ドラグアーム 15 スェル補償器 17 ドレージポンプ 30 浚渫船 31 PIDコントローラ 32 ニューロ予測モデル 33 ニューロコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラグアームをスェル補償器で支持して
    先端のドラグヘッドの接地圧を調整しつつ、浚渫船を推
    進させ、ドレージポンプで海底の泥をドラグヘッドで吸
    い込んで浚渫を行う浚渫船の制御方法において、船速、
    接地圧及びドレージポンプの回転数をパラメータとし、
    これらパラメータをPID制御にて制御し、そのPID
    制御による浚渫特性をニューラルネットワークで学習す
    ると共に海底形状等の外乱で変化する浚渫特性から誤差
    信号を生成し、その誤差信号から外乱中の浚渫特性を予
    測して、上記パラメータを制御することを特徴とする浚
    渫船のRANC自動制御方法。
  2. 【請求項2】 ドラグアームをスェル補償器で支持して
    先端のドラグヘッドの接地圧を調整しつつ、浚渫船を推
    進させ、ドレージポンプで海底の泥をドラグヘッドで吸
    い込んで浚渫を行う浚渫船の制御方法において、船速、
    接地圧及びドレージポンプの回転数をパラメータとした
    浚渫特性の目標値を設定し、他方、実際の浚渫特性と目
    標値とをPID制御にて各パラメータの第1の操作量を
    決定すると共にその第1の操作量で浚渫特性を操作し、
    その操作に基づく浚渫特性をニューロ予測モデルで学習
    してモデル化し、その後、実際の海底面形状等の外乱で
    変化する浚渫特性と目標値との誤差信号よりニューラル
    ネットワークによるニューロコントローラの制御パラメ
    ータを調整して第2の操作量を求め、上記第1の操作量
    と第2の操作量を足し合わせて最終操作量を求めて浚渫
    船を制御することを特徴とする浚渫船のRANC自動制
    御方法。
  3. 【請求項3】 ニューロ予測モデルが、外乱中での浚渫
    特性を予測した後、その予測に基づいて第2の操作量を
    決定する請求項2記載の浚渫船のRANC自動制御方
    法。
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