JPH11285023A - 画像情報の送信・記録・再生装置 - Google Patents

画像情報の送信・記録・再生装置

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JPH11285023A
JPH11285023A JP8549298A JP8549298A JPH11285023A JP H11285023 A JPH11285023 A JP H11285023A JP 8549298 A JP8549298 A JP 8549298A JP 8549298 A JP8549298 A JP 8549298A JP H11285023 A JPH11285023 A JP H11285023A
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JP8549298A
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Yuichiro Nakaya
雄一郎 中屋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の任意形状コンテントを同時に再生する
際に、すべてのコンテントを同じアルゴリズムで符号化
したのでは、装置の複雑さと再生画像の画質のバランス
がうまくとれない問題を解決する。 【解決手段】 アルファプレーンを用いる符号化とクロ
マキー抽出を用いる符号化を共存させ、複雑なコンテン
トには前者を、簡単なコンテントには後者を適用する。 【効果】 単一の符号化アルゴリズムにより複数のコン
テントを処理する場合と比較して、同じレベルの画質を
少ない処理量によって実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像通信・放送・
データベースシステムにおける画像情報の伝送・記録お
よび再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子デバイス技術の進歩などにより、映
像や音声をディジタル化して伝送・蓄積することが一般
的に行われるようになりつつある。映像や音声などの情
報は原情報のままでは情報量がきわめて多いため、情報
圧縮技術を用いて圧縮(符号化)した後に符号化ビット
ストリームとして伝送あるいは蓄積される場合が多い。
このとき、画像再生を正しく行うためには符号化側と再
生側が共通の画像符号化方式を採用する必要がある。こ
のため、画像符号化方式の国際標準としてH.261、
MPEG−1、MPEG−2などの方式が既に定められ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在標準化作業が進め
られている画像符号化方式の一つにMPEG−4があ
る。この方式では、これまでの標準符号化方式にはなか
った新しい機能を盛り込むことが検討されている。その
一つにContent-based codingがある。これは、画像内の
物体を独立に符号化することによって、画像の編集・合
成などの処理を行いやすくすることを目的とした技術で
ある。図1にContent-based codingの処理の一例を示
す。本明細書では、図1に示した背景101、人物A1
02、人物B103、テキスト104などの、画像内に
登場する個別の動物体をそれぞれコンテントと呼ぶ。1
01は従来の動画像符号化標準(H.261、MPEG
−1、MPEG−2など)が対象としていた長方形のコ
ンテントであるが、102〜104は輝度や色情報の他
に形状情報を持った任意形状のコンテントである。これ
らのコンテントを個別に符号化した後に、編集・再生す
ることにより、合成画像105を得ることができる。
【0004】図2に、MPEG−4画像符号化装置、復
号化装置の中における、図1の任意形状コンテント10
2(人物A)の情報表現形式を示す。画像201は従来
型の長方形の画像であり、その中にコンテントとなる人
物が含まれている。この画像に物体の形状を表わすアル
ファプレーン202を付加することにより、任意形状コ
ンテントが表現される。アルファプレーンは画像の一種
であり、バイナリアルファプレーンとグレイスケールア
ルファプレーンの2種類に分類することができる。バイ
ナリアルファプレーンにおいては、各画素はサンプル値
として0または1のいずれかの値をとることができる。
このとき、例えばサンプル値が0の画素は透明、1の画
素は不透明であるとすれば、1の画素はコンテントに含
まれることになる。図2の202はバイナリアルファプ
レーンの一例であり、黒い部分が不透明な画素を表して
いる。この黒い部分は、画像201の人物の領域に対応
している。グレースケールアルファプレーンは、アルフ
ァプレーン内の各画素が2種類以上のサンプル値を持て
ることが特徴となっている。こうすることにより、バイ
ナリアルファプレーンでは表現できなかった半透明の画
素を表現することが可能となる。
【0005】MPEG−4では、任意形状のコンテント
を符号化する際には、その元となる画像とアルファプレ
ーンは別々に符号化される。つまり、図2の例では、画
像201はMPEG−1などの従来の画像符号化方式に
近い方法(DCT:離散コサイン変換)で符号化され、
これとは独立にアルファプレーン202が符号化される
ことにより、任意形状コンテントが符号化される。な
お、本明細書では詳細について触れないが、MPEG−
4におけるアルファープレーンの符号化方法としては、
FAX画像の符号化で既に使用されている算術符号化の
手法が使われている。これは、DCTとは全く異なる符
号化方法である。このことは、DCTに基づく従来型の
画像符号化にMPEG―4の任意形状符号化機能を追加
する際には、新たに算術符号化の処理を行うハードウェ
アまたはソフトウェアを追加しなければならないことを
意味する。
【0006】MPEG−4のようにアルファプレーンを
独立に符号化せずに任意形状のコンテントを符号化する
方法として、クロマキー抽出を用いる方法がある。この
手法に関して以下に説明する。例えば、サンプル値が0
から255までの整数値をとることができる画像がある
とする。このとき、サンプル値が240以上の画素は透
明であると規定し、透明としたい画素が240以上のサ
ンプル値をとるように意図的に画像を操作すれば、任意
形状コンテントを符号化することができる。この方式を
利用した任意形状コンテント符号化処理の例を図3に示
す。この図は、図2と同じコンテントに対し、クロマキ
ー抽出を利用した手法による符号化を行った例を示した
ものである。長方形の画像301は、従来の符号化手法
を用いて符号化されるが、この画像は斜線部のサンプル
値がすべて240以上、それ以外の部分がすべて240
未満となることを特徴としている。この画像301に符
号化処理を施したデータを再生する復号化器は、従来通
りの手法によりこの長方形の画像を復号化した後、再生
画像の中からサンプル値が240以上となる部分を取り
除くことにより、任意形状のコンテントを再生する。こ
の方式の長所としては、符号化器と復号化器における処
理が比較的簡単である点が挙げられる。これは、MPE
G−4のようにアルファプレーンに対する独立の符号化
が実行されないためである。また、符号化・復号化処理
部には既存の長方形の画像を符号化する方式をそのまま
利用し、その前後に付加的な処理を加えるだけで任意形
状コンテントの符号化・復号化処理を実現できる点もこ
の方式の大きな特徴となっている。一方、この方式の短
所は、再生画像の品質が悪い点である。これは、サンプ
ル値として利用できる値の範囲が制約されることや、コ
ンテントの境界部分におけるサンプル値の不連続が原因
となっている。なお、上で取り上げた例では、透明/不
透明の判定に画素ごとに1個のサンプル値を用いていた
が、一般的なカラー画像は輝度情報の他に色情報を含ん
でおり、1画素ごとに3個のサンプル値を持っている。
これを利用し、例えば「Y(輝度)、U(色差)、V
(色差)すべてのサンプル値が240以上の場合は透
明」といったように、3個のサンプル値の組み合わせに
より透明/不透明を定義することもできる。このような
組み合わせによる定義が行われた場合でも、上で述べた
クロマキー抽出による任意形状コンテントの符号化の性
質が大きく変化しないことは明らかである。また、例え
ば上記の例で240から255までの値に16段階の透
明度を割り当てることにより、クロマキー抽出にグレイ
スケールアルファプレーンと同じ様な効果を持たせるこ
とも可能である。
【0007】アルファプレーンを独立に符号化する手法
は高い画質を得ることができるという特徴を持つが、処
理に要する演算量が多いため、同時に多数の任意形状コ
ンテントを処理することが困難となってしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】複数の任意形状コンテン
トの中の一部をクロマキー抽出を用いる手法によって符
号化することにより、再生側の演算量を減少させる。
【0009】
【発明の実施の形態】図4と5にContent-based coding
の処理を行う装置の例を示す。共通の番号で示される部
分は同じものを指す。まず、図1の送信・記録装置40
1では、背景、人物A、人物B、テキストの各コンテン
トの原画像信号402、403、404、405が入力
信号として供給される。これらの信号に対して、符号化
部406、407、408、409でそれぞれ符号化の
処理が行われ、符号化ビットストリーム410、41
1、412、413が出力される。もちろんこの処理に
関しては、複数の符号化処理部を持つ代わりに1個の符
号化処理部が別々に4個の部分を符号化しても良い(こ
の場合、符号化処理部は4回符号化処理を行うことにな
る)。また、符号化部406はここで挙げた例では従来
型の長方形の画像を符号化しているため、必ずしも任意
形状コンテントの符号化に対応している必要はない。し
かし、406が任意形状コンテントの符号化に対応して
いない場合には、当然ながら送信・記録装置401が同
時に符号化できる任意形状コンテントの数は減少する。
406〜409において符号化されたビットストリーム
は多重化部414で多重化され、一つの符号化ビットス
トリーム415として通信路または蓄積装置へと出力さ
れる。
【0010】図5の再生装置501では、通信路から受
信または蓄積装置から読み出された符号化ビットストリ
ーム415を、データ分割部502で各部分の符号化ビ
ットストリーム410、411、412、413にデー
タ分割する。これらのビットストリームは復号化器50
3、504、505、506でそれぞれ復号化され、各
部分を表す画像信号507、508、509、510を
得る。これらの画像信号は画像信号合成部511で再び
1枚の画像として合成され、再生画像信号512が出力
される。なお、図4の説明において述べたのと同様の理
由から、ここで取り上げた例では、復号化器503は必
ずしも任意形状コンテントの復号化に対応している必要
はない。
【0011】一般的に、複数の任意形状コンテントを同
時に再生する再生装置では、各任意形状コンテントが共
通の符号化アルゴリズムによって符号化されていること
が仮定されている。例えば、図5に示した再生装置50
1では、任意形状コンテントの復号化器504、50
5、506が、すべてMPEG―4で採用されているア
ルファプレーンを独立に符号化するアルゴリズムに対応
した復号化器であるか、あるいはすべてクロマキー抽出
に基づく符号化器であることが一般的である。もし、5
01が前者のMPEG―4に基づく再生装置であれば、
再生画像は高画質となるであろうが、その分再生装置が
複雑・高価となることが予想される。一方501が後者
のクロマキー抽出に基づく再生装置であれば、装置自体
は比較的簡単・安価であるが、その分再生画像の画質が
低くなることが予想される。
【0012】上記問題を解決するためには、複数の異な
る種類の復号化器を備えた再生装置を使用すれば良い。
このような再生装置の例を図6に示す。他図と共通の番
号で示される部分は同じものを指す。図6の再生装置6
01は図5の再生装置501とほぼ同じ構造をとってお
り、入力の多重化された符号化ビットストリーム602
は、603〜606のコンテントごとのビットストリー
ムに分割された後、それぞれに対応する607〜610
の復号化器によって処理され、コンテントごとの画像信
号611〜614となる。これらの画像信号は合成さ
れ、合成画像615となって出力される。再生装置60
1の特徴は、従来型の長方形の画像に対する復号化器6
07と、アルファプレーンを独立に符号化したビットス
トリームを再生する復号化器608、609と、クロマ
キー抽出により任意形状コンテントを再生する復号化器
610の3種類を具備している点である。こうすること
により、人物などの比較的複雑なコンテントに対しては
アルファプレーンを独立に符号化するアルゴリズムを適
用し、テキスト画像のような比較的単純なコンテントに
対してはクロマキー抽出によるアルゴリズムを適用する
などの使い分けが可能となる。上で述べた通り、一般的
にクロマキー抽出によるアルゴリズムを使用した場合に
は、再生画像の画質はアルファプレーンを用いた場合よ
り低くなる。しかし、テキスト画像のような単純な画像
では、クロマキー抽出を行うためにサンプル値の使用範
囲が抑えられたとしても画質の劣化は少ない。このよう
にに、複数の任意形状コンテントが存在する画像におい
ては、符号化しやすい単純なコンテントが少なくとも一
個は含まれていることが多い。したがって、結果的に6
01の再生装置では、図5に示した再生装置501(任
意形状コンテントの復号化器がすべてアルファプレーン
を用いる復号化器である場合)と比較して、わずかな画
質の劣化で再生装置の処理量を少なくすることに成功し
ていることになる。また、別の見方をすれば、すべての
復号化器がアルファプレーンを用いる装置と比較して、
601のような構造を持つ装置は、同じハードウェアの
複雑さで、より多くの任意形状コンテントを同時に処理
できることにもなる。例えば、アルファプレーンを用い
る復号化器の複雑さ(例えば、ハードウェア化したとき
のトランジスタ数)が、クロマキー抽出を用いる復号化
器の複雑さの2倍であるような場合には、前者の復号化
器1台の代わりに後者の復号化器2台を入れることによ
り、回路の複雑さを増大させすに、同時に復号化できる
コンテントの数を1個増やすことが可能となる。
【0013】図6に示した特徴を持つ再生装置を使用す
るためには、この再生装置によって再生できるようなビ
ットストリームを生成する必要がある。このようにして
生成されたビットストリームを通信により再生装置に伝
送するか、記録媒体(ハードディスク、光ディスク、磁
気テープなど)に記録しておくことにより、初めて再生
装置を活用することが可能となる。
【0014】図6の再生装置601が再生するビットス
トリームを生成する送信・記録装置701を図7に示
す。他図と共通の番号で示される部分は同じものを指し
ている。この装置の構造は図4の送信・記録装置401
とほぼ同じであるが、長方形の画像用の符号化器702
と共に、任意形状コンテント用の符号化器として、アル
ファプレーンを用いる符号化器703、704と、クロ
マキー抽出を用いる符号化器705の2種類を持ってい
る点が特徴となっている。この送信・記録装置701に
よって符号化されたビットストリームを記録した記録媒
体の例を図10に示す。ディジタル情報を記録すること
ができる記録ディスク(例えば磁気、光ディスクなど)
1001には、同心円上にディジタル情報が記録されて
いる。このディスクに記録されているディジタル情報の
一部1002を取り出すと、動画像情報の開始点を意味
する識別情報1013、コンテントの数と、各コンテン
トに対して適用した符号化方法を指定する情報101
4、コンテントを識別する情報1003、1005、1
007、1009、1011、およびコンテントを符号
化した情報1004、1006、1008、1010、
1012が記録されている。コンテントを識別する情報
とコンテントを符号化した情報の1組はPビットの固定
長となっている。例えば1003と1004、および1
011と1012背景に関する情報、1005と100
6が人物Aに関する情報、1007と1008が人物B
に関する情報、1009と1010がテキストに関する
情報であるとすれば、各コンテントの情報を多重化して
記録することができる。
【0015】図4、5、6では、専用ハードウェア(専
用回路)による送信・記録装置、再生装置を示したが、
最近は汎用CPUの処理能力が向上していることを背景
に、ソフトウェアによる装置の実装が注目されるように
なっている。図8と9にこのソフトウェア送信・記録装
置800とソフトウェア再生装置900の例を示す。ソ
フトウェア送信・記録800では、まず入力画像801
(この中に複数のコンテントに関する情報が含まれてい
ても良い)は入力フレームメモリ802に蓄えられ、汎
用プロセッサ803はここから情報を読み込んで符号化
の処理を行う。この汎用プロセッサを駆動するためのプ
ログラムはハードディスクやフロッピーディスクなどに
よる蓄積デバイス808から読み出されてプログラム用
メモリ804に蓄えられる。また、汎用プロセッサは処
理用メモリ805を活用して符号化等の処理を行う。汎
用プロセッサが出力する出力情報は一旦出力バッファ8
06に蓄えられた後に通信路または記録媒体へのビット
ストリーム807として出力される。このソフトウェア
送信・記録装置800に搭載されているプログラムのフ
ローチャートの例を図11に示す。処理項目1101で
処理が開始され、処理項目1102で処理しようとする
コンテントの数Nとそれぞれのコンテントに対して適用
する符号化方法を識別する情報を出力した後、処理項目
1103でコンテントカウンタCの値を0にセットす
る。処理項目1104では、C番めのコンテントの符号
化が終了しているか否かを判定する。もしこれが終了し
ていなければ、処理項目1105でコンテントカウンタ
Cの値を出力した後に、処理項目1106でC番目のコ
ンテントに関する情報の一部を読み込みこれを符号化し
て伝送する。一方、C番めのコンテントの符号化が終了
していれば、処理項目1107に移動する。処理項目1
107ではすべてのコンテントの符号化が終了したか否
かを判定し、もし終了していれば、処理項目1108で
処理を終了する。すべてのコンテントの符号化が終了し
ていない場合には、処理項目1109でコンテントカウ
ンタCの値に1を加える。処理項目1110ではもしコ
ンテントカウンタCの値がNであれば、その値を0にリ
セットし、処理項目1104に移動する。
【0016】一方、ソフトウェア再生装置900では、
入力された通信路または記録媒体からのビットストリー
ム901は一旦入力バッファ902に蓄えられた後に汎
用プロセッサ903に読み込まれる。汎用プロセッサは
ハードディスクやフロッピーディスクなどによる蓄積デ
バイス908から読み出されたプログラムを蓄えるプロ
グラム用メモリ904、および処理用メモリ905を活
用して復号化処理等を行う。この結果得られた再生画像
は一旦出力フレームメモリ906に蓄えられた後に再生
画像出力907として出力される。このソフトウェア再
生装置900に搭載されているプログラムのフローチャ
ートの例を図12に示す。処理項目1201で処理が開
始され、処理項目1206で多重化されているコンテン
トの数と、各コンテントに対して適用されている符号化
方法を識別する情報を入力し、処理項目1202でコン
テントカウンタCの値を入力ビットストリームから入力
する。続いて処理項目1203では、符号化データの一
部をビットストリームから入力しこれをC番めのコンテ
ントに関する情報として復号化した後にこれを合成画像
の一部としてフレームメモリに記録する。処理項目12
04では、すべての符号化データの復号化が終了した否
かを判定する。もしこれが終了していれば、処理項目1
205で処理を終了する。復号化が終了していなけれ
ば、処理項目1202に移動する。
【0017】図8と9に示したソフトウェア送信・記録
装置、ソフトウェア再生装置は、基本的に実装するソフ
トウェアを入れ換えることにより、図4〜7に示した送
信・記録装置、再生装置と同じ処理を実現することがで
きる。図4〜7のハードウェア処理による装置では、処
理量を減少させることにより、ハードウェアの複雑さを
減少させる効果が得られた。これに対し、図8と9の装
置では、処理量を減少させることにより、汎用CPUや
メモリの性能を落とすことが可能となる。これいは、結
果的に装置のコストを抑えることにつながる。
【0018】
【発明の効果】本発明により、比較的小規模な回路や、
比較的性能の低い汎用CPUによって構成された再生装
置により、複数の任意形状コンテントの符号化情報が多
重化されているビットストリームを、高い品質で再生す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Content-based codingによる処理の例を示した
図である。
【図2】アルファプレーンを用いた任意形状コンテント
の情報表現形式を示した図である。
【図3】クロマキー抽出を用いた任意形状コンテントの
情報表現形式を示した図である。
【図4】単一の任意形状コンテント符号化方法を用いて
Content-based codingを実現する画像送信・記録装置の
構成例を示した図である。
【図5】単一の任意形状コンテント符号化方法を用いる
Content-based codingにより符号化されたビットストリ
ームを再生する再生装置の構成例を示した図である。
【図6】複数の任意形状コンテントの符号化方法を用い
るContent-based codingにより符号化されたビットスト
リームを再生する再生装置の構成例を示した図である。
【図7】複数の任意形状コンテント符号化方法を用いて
Content-based codingを実現する画像送信・記録装置の
構成例を示した図である。
【図8】複数の任意形状コンテント符号化方法を用いて
Content-based codingを、ソフトウェア処理により実現
する画像送信・記録装置の構成例を示した図である。
【図9】複数の任意形状コンテントの符号化方法を用い
るContent-based codingにより符号化されたビットスト
リームをソフトウェア処理により再生する再生装置の構
成例を示した図である。
【図10】複数の任意形状コンテントの符号化方法を用
いるContent-based codingにより符号化されたビットス
トリームを記録した蓄積メディアの例を示した図であ
る。
【図11】複数の任意形状コンテント符号化方法を用い
てContent-based codingを、ソフトウェア処理により実
現する画像送信・記録装置に搭載するソフトウェアのフ
ローチャートの例を示した図である。
【図12】複数の任意形状コンテントの符号化方法を用
いるContent-based codingにより符号化されたビットス
トリームをソフトウェア処理により再生する再生装置に
搭載するソフトウェアのフローチャートの例を示した図
である。
【符号の説明】
101…長方形のコンテント、102〜104、203
…任意形状コンテント、105…複数のコンテントを編
集した合成画像、201…長方形の画像、202…アル
ファプレーン、301…クロマキー抽出が適用される画
像、401、701…Content-based codingに基づく画
像情報の送信・記録装置、402〜405…コンテント
に関する原画像情報、406〜407、702…画像符
号化部、410〜413、603〜606…コンテント
に関する符号化ビットストリーム、414…データ多重
化部、415、602、807…多重化ビットストリー
ム、501、601…Content-based codingに基づく画
像情報の再生装置、502…データ分割部、503〜4
06、607…画像復号化部、507〜510、611
〜614…コンテントに関する再生画像情報、511…
画像信号合成部、512、615、907…再生画像出
力、608、609…アルファープレーンを用いるアル
ゴリズムに対応した画像復号化部、610…クロマキー
抽出を用いるアルゴリズムに対応した画像復号化部、7
03、704…アルファープレーンを用いるアルゴリズ
ムに対応した画像符号化部、705…クロマキー抽出を
用いるアルゴリズムに対応した画像符号化部、800…
ソフトウェア画像送信・記録、801…単一または複数
のコンテントに関する原画像情報、802…入力画像用
フレームメモリ、803、903…汎用プロセッサ、8
04、904…プログラム用メモリ、805、905…
処理用メモリ、806…出力バッファ、808、908
…蓄積デバイス、901…ソフトウェア画像再生装置、
902…入力バッファ、906…出力画像用フレームメ
モリ、1001…記録メディア、1002…ディジタル
情報を記録したトラック、1003〜1014…ディジ
タル情報、1101〜1110、1201〜1206…
ソフトウェアの処理項目。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素の輝度と色の強度のサンプル値に関す
    る情報の他に、画素ごとの透明度を表すサンプル値に関
    する情報を独立に含む第1種の圧縮画像データを復号化
    する手段と、輝度と色の強度のサンプル値に関する情報
    を含み、再生された輝度値または色の強度値がある特殊
    な値を持つ場合に限り、対応する画素を透明とする第2
    種の圧縮画像データを復号化する手段とを持ち、第1種
    の圧縮画像データと第2種の圧縮画像データに基づく再
    生画像を同時に再生することができることを特徴とす
    る、符号化動画像データの再生装置。
  2. 【請求項2】画素の輝度と色の強度のサンプル値に関す
    る情報の他に、画素ごとの透明度を表すサンプル値に関
    する情報を独立に含む第1種の圧縮画像データと、輝度
    と色の強度のサンプル値に関する情報を含み、再生され
    た輝度値または色の強度値がある特殊な値を持つ場合に
    限り、対応する画素を透明とする第2種の圧縮画像デー
    タとを多重化して出力することを特徴とする動画像デー
    タの送信装置。
  3. 【請求項3】画素の輝度と色の強度のサンプル値に関す
    る情報の他に、画素ごとの透明度を表すサンプル値に関
    する情報を独立に含む第1種の圧縮画像データと、輝度
    と色の強度のサンプル値に関する情報を含み、再生され
    た輝度値または色の強度値がある特殊な値を持つ場合に
    限り、対応する画素を透明とする第2種の圧縮画像デー
    タとを多重化したデータが記録されていることを特徴と
    するディジタル動画像情報の記録媒体。
  4. 【請求項4】画素の輝度と色の強度のサンプル値に関す
    る情報の他に、画素ごとの透明度を表すサンプル値に関
    する情報を独立に含む第1種の圧縮画像データと、輝度
    と色の強度のサンプル値に関する情報を含み、再生され
    た輝度値または色の強度値がある特殊な値を持つ場合に
    限り、対応する画素を透明とする第2種の圧縮画像デー
    タとが多重化されていることを特徴とするディジタル動
    画像情報のビットストリーム。
JP8549298A 1998-03-31 1998-03-31 画像情報の送信・記録・再生装置 Pending JPH11285023A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001251625A (ja) * 1999-12-28 2001-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像復号化装置及び画像符号化装置
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KR100720183B1 (ko) * 2006-08-02 2007-05-23 주식회사 서린건축사사무소 전화 단자함의 무단 개방 알림 시스템
CN102186110A (zh) * 2011-05-11 2011-09-14 深圳市茁壮网络股份有限公司 一种图片的处理方法及机顶盒
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