JPH11284843A - ウォ―タマ―クをディジタル画像シ―ケンスのビットストリ―ム表現に組み込むための方法及び装置 - Google Patents
ウォ―タマ―クをディジタル画像シ―ケンスのビットストリ―ム表現に組み込むための方法及び装置Info
- Publication number
- JPH11284843A JPH11284843A JP10373517A JP37351798A JPH11284843A JP H11284843 A JPH11284843 A JP H11284843A JP 10373517 A JP10373517 A JP 10373517A JP 37351798 A JP37351798 A JP 37351798A JP H11284843 A JPH11284843 A JP H11284843A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- watermark
- information
- frame
- skipped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T1/00—General purpose image data processing
- G06T1/0021—Image watermarking
- G06T1/005—Robust watermarking, e.g. average attack or collusion attack resistant
- G06T1/0057—Compression invariant watermarking
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/10—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
- H04N19/102—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
- H04N19/124—Quantisation
- H04N19/126—Details of normalisation or weighting functions, e.g. normalisation matrices or variable uniform quantisers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/46—Embedding additional information in the video signal during the compression process
- H04N19/467—Embedding additional information in the video signal during the compression process characterised by the embedded information being invisible, e.g. watermarking
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/20—Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
- H04N21/23—Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
- H04N21/238—Interfacing the downstream path of the transmission network, e.g. adapting the transmission rate of a video stream to network bandwidth; Processing of multiplex streams
- H04N21/2389—Multiplex stream processing, e.g. multiplex stream encrypting
- H04N21/23892—Multiplex stream processing, e.g. multiplex stream encrypting involving embedding information at multiplex stream level, e.g. embedding a watermark at packet level
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/80—Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
- H04N21/83—Generation or processing of protective or descriptive data associated with content; Content structuring
- H04N21/835—Generation of protective data, e.g. certificates
- H04N21/8358—Generation of protective data, e.g. certificates involving watermark
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2201/00—General purpose image data processing
- G06T2201/005—Image watermarking
- G06T2201/0052—Embedding of the watermark in the frequency domain
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2201/00—General purpose image data processing
- G06T2201/005—Image watermarking
- G06T2201/0053—Embedding of the watermark in the coding stream, possibly without decoding; Embedding of the watermark in the compressed domain
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2201/00—General purpose image data processing
- G06T2201/005—Image watermarking
- G06T2201/0061—Embedding of the watermark in each block of the image, e.g. segmented watermarking
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/10—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
- H04N19/102—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
- H04N19/124—Quantisation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/60—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウォータマーク情報を、符号化されたビデオ
ビットストリームに直接挿入する方法と装置を提供す
る。 【解決手段】この方法は、符号化されたビデオビットス
トリームの特定ブロック又はマクロブロックを識別し
て、これらの選択されたブロックがウォータマーク情報
を含むかウォータマーク情報を付加されたブロックで置
換されるように、ウォータマーク情報をビットストリー
ムに直接挿入する。
ビットストリームに直接挿入する方法と装置を提供す
る。 【解決手段】この方法は、符号化されたビデオビットス
トリームの特定ブロック又はマクロブロックを識別し
て、これらの選択されたブロックがウォータマーク情報
を含むかウォータマーク情報を付加されたブロックで置
換されるように、ウォータマーク情報をビットストリー
ムに直接挿入する。
Description
【発明の詳細な説明】本発明は画像処理システムに関
し、より詳細には、本発明はデジタル画像シーケンスの
デジタルウォータマーキングを実行するための方法と装
置に関する。
し、より詳細には、本発明はデジタル画像シーケンスの
デジタルウォータマーキングを実行するための方法と装
置に関する。
【0001】
【発明の背景】画像のデジタル化、デジタル画像の配
信、及びデジタルビデオの可用性の到来とともに、この
ようなデジタル画像の著作権保護が画像発信者(publis
her)と画像著作者にとって重要な問題となっている。
デジタルビデオの所有権を確認するために使用される技
術の一つは、画像シーケンスに埋め込まれる「ウォータ
マーク」である。このウォータマークは、確実で、故意
の変造及び圧縮処理に強く、埋め込み(embed:組み込
み)と抽出に対して過度の複雑さがなく、従来の画像処
理システムに互換性を有するとともに相互運用可能(int
eroperable)でなければならない。認証用途に対して、
ウォータマークは一般に、解読された画像シーケンスの
視聴者には見えない。しかしながら、用途によっては、
認証された画像デコーダでは除去できるが、認証されて
いないデコーダでは除去できない可視のウォータマーク
を生成することが望ましい場合もある。
信、及びデジタルビデオの可用性の到来とともに、この
ようなデジタル画像の著作権保護が画像発信者(publis
her)と画像著作者にとって重要な問題となっている。
デジタルビデオの所有権を確認するために使用される技
術の一つは、画像シーケンスに埋め込まれる「ウォータ
マーク」である。このウォータマークは、確実で、故意
の変造及び圧縮処理に強く、埋め込み(embed:組み込
み)と抽出に対して過度の複雑さがなく、従来の画像処
理システムに互換性を有するとともに相互運用可能(int
eroperable)でなければならない。認証用途に対して、
ウォータマークは一般に、解読された画像シーケンスの
視聴者には見えない。しかしながら、用途によっては、
認証された画像デコーダでは除去できるが、認証されて
いないデコーダでは除去できない可視のウォータマーク
を生成することが望ましい場合もある。
【0002】成功のレベルは様々だが、静止画像及びビ
デオ画像の両者に対する各種のデジタルウォータマーキ
ング技術が試みられてきた。スペクトラム拡散(spread-
spectrum)技術の使用が、Hartung他の“Digital Waterm
arking of Raw and Compressed Video”, Systems for
Video Communication, October 1996, pp. 205-213、及
びHartung他の“Watermarking of MPEG-2 Encoded Vide
o Without Decoding and Re-encoding”, Proceedings
of SPIE 3020, Multimedia Computing and Networking
97 (MMCN 97), February 1997 に開示されている。これ
らの論文の最初のものは、疑似ノイズ信号を使って「ウ
ォータマーキング」すべきビデオシーケンス全体にウォ
ータマーク画像のエネルギを拡散させる技術を開示して
いる。疑似ノイズ信号がビデオシーケンス内に埋め込ま
れると、システムはウォータマークを含むビデオシーケ
ンスを符号化する。このようにして、ウォータマーキン
グはピクセルドメインで達成される。かくして、ビデオ
コーディングプロセスの全てのコーディングロスが、ビ
デオシーケンスの画像とともにウォータマークにも与え
られる。デコーダでは、拡散されたウォータマークがビ
デオシーケンスから相関されて抽出される。スペクトラ
ム拡散技術の使用は、ウォータマークとビデオの回復を
容易にするために、エンコーダとデコーダの両者におけ
る実質的な同期と信号処理のハードウェアを必要とす
る。かくして、ピクセルドメイン・ウォータマークプロ
セスは一般には回避される。
デオ画像の両者に対する各種のデジタルウォータマーキ
ング技術が試みられてきた。スペクトラム拡散(spread-
spectrum)技術の使用が、Hartung他の“Digital Waterm
arking of Raw and Compressed Video”, Systems for
Video Communication, October 1996, pp. 205-213、及
びHartung他の“Watermarking of MPEG-2 Encoded Vide
o Without Decoding and Re-encoding”, Proceedings
of SPIE 3020, Multimedia Computing and Networking
97 (MMCN 97), February 1997 に開示されている。これ
らの論文の最初のものは、疑似ノイズ信号を使って「ウ
ォータマーキング」すべきビデオシーケンス全体にウォ
ータマーク画像のエネルギを拡散させる技術を開示して
いる。疑似ノイズ信号がビデオシーケンス内に埋め込ま
れると、システムはウォータマークを含むビデオシーケ
ンスを符号化する。このようにして、ウォータマーキン
グはピクセルドメインで達成される。かくして、ビデオ
コーディングプロセスの全てのコーディングロスが、ビ
デオシーケンスの画像とともにウォータマークにも与え
られる。デコーダでは、拡散されたウォータマークがビ
デオシーケンスから相関されて抽出される。スペクトラ
ム拡散技術の使用は、ウォータマークとビデオの回復を
容易にするために、エンコーダとデコーダの両者におけ
る実質的な同期と信号処理のハードウェアを必要とす
る。かくして、ピクセルドメイン・ウォータマークプロ
セスは一般には回避される。
【0003】前記の論文の2番目は、ビデオシーケンス
内の画像フレームの「ブロック」がコーディングされた
後、コーディングされたウォータマーク信号と組み合わ
される、ビットストリームドメイン・ウォータマーキン
グ技術を開示している。具体的には、ブロックは一般に
画像フレームの8×8ピクセル部分である。ブロックは
離散的余弦変換(DCT)を使ってコーディングされ
て、コーディングされたブロックを形成する。ウォータ
マーク画像は同様にブロックに分割されて、DCTコー
ディングされる。コーディングされたウォータマークブ
ロックと、コーディングされた画像ブロックとを表すD
CT係数は次に互いに加算されて、組合せブロックを形
成する。組合せブロックは量子化されてエラーコーディ
ングされる。その後、符号化されたビデオシーケンスの
転送に必要なビットレートを増加させない「ウォータマ
ーク入り(watermarked)」係数のみを転送するため
の、選択プロセスが実行される。この選択プロセスは、
組合せブロックの係数を符号化するのに必要なビット数
を、画像ブロックのみの係数を符号化するのに必要なビ
ット数と比較する。組合せブロックビットの数が画像ブ
ロックビットの数より大きい場合、システムは画像ブロ
ックビットを転送するが、そうでない場合は、組合せブ
ロックが転送される。明らかに、そのような選択プロセ
スはウォータマーク情報の一部を消去するので、ウォー
タマークに歪みが出る。極端な場合は、ウォータマーク
情報が全く転送されないか、さもなければ転送される情
報量が少なくてウォータマークが無効になることもあ
る。また、各ビットを転送したり転送しなかったりとい
う不規則性によって、この技術はスペクトラム拡散その
他の高度に冗長なウォータマーキング技術に制限され
る。冗長度はウォータマークを探索、除去するためにア
タッカーによって使用されるかもしれない。
内の画像フレームの「ブロック」がコーディングされた
後、コーディングされたウォータマーク信号と組み合わ
される、ビットストリームドメイン・ウォータマーキン
グ技術を開示している。具体的には、ブロックは一般に
画像フレームの8×8ピクセル部分である。ブロックは
離散的余弦変換(DCT)を使ってコーディングされ
て、コーディングされたブロックを形成する。ウォータ
マーク画像は同様にブロックに分割されて、DCTコー
ディングされる。コーディングされたウォータマークブ
ロックと、コーディングされた画像ブロックとを表すD
CT係数は次に互いに加算されて、組合せブロックを形
成する。組合せブロックは量子化されてエラーコーディ
ングされる。その後、符号化されたビデオシーケンスの
転送に必要なビットレートを増加させない「ウォータマ
ーク入り(watermarked)」係数のみを転送するため
の、選択プロセスが実行される。この選択プロセスは、
組合せブロックの係数を符号化するのに必要なビット数
を、画像ブロックのみの係数を符号化するのに必要なビ
ット数と比較する。組合せブロックビットの数が画像ブ
ロックビットの数より大きい場合、システムは画像ブロ
ックビットを転送するが、そうでない場合は、組合せブ
ロックが転送される。明らかに、そのような選択プロセ
スはウォータマーク情報の一部を消去するので、ウォー
タマークに歪みが出る。極端な場合は、ウォータマーク
情報が全く転送されないか、さもなければ転送される情
報量が少なくてウォータマークが無効になることもあ
る。また、各ビットを転送したり転送しなかったりとい
う不規則性によって、この技術はスペクトラム拡散その
他の高度に冗長なウォータマーキング技術に制限され
る。冗長度はウォータマークを探索、除去するためにア
タッカーによって使用されるかもしれない。
【0004】従って、当技術分野では、画像シーケンス
の符号化されたビットストリーム表示にウォータマーク
を挿入することにより、ウォータマーク信号を些かも除
かないウォータマーキング技術に対するニーズが存在す
る。
の符号化されたビットストリーム表示にウォータマーク
を挿入することにより、ウォータマーク信号を些かも除
かないウォータマーキング技術に対するニーズが存在す
る。
【0005】
【発明の概要】従来技術に伴う欠点は、ウォータマーク
情報を、符号化されたビデオビットストリームに直接挿
入する方法と装置に関する本発明によって克服される。
本発明は、符号化されたビデオビットストリームの一定
ブロック又はマクロブロックを識別するとともに、これ
らの一定ブロック又はマクロブロックがウォータマーク
情報を含むブロック又はマクロブロックで置換されるよ
うに、ウォータマーク情報をそのビットストリームに直
接挿入する。その最も広い意味で、本発明は、何れのマ
クロブロック又はマクロブロック内のブロックのビデオ
情報であっても、ウォータマーク情報を含むマクロブロ
ック又はブロックで置換できる。ウォータマーク情報で
置換可能なマクロブロックの一形式は「スキップト(ski
pped)」マクロブロックである。いわゆるスキップト・
マクロブロックは、解読プロセスにとって重要でないと
思われるビデオ情報のマクロブロックであり、従って、
符号化及び転送されてはならない、すなわちスキップさ
れるマクロブロックとして、エンコーダによって識別さ
れる。更に、マクロブロックは「スキップ」可能な情報
のブロックを含むかもしれないので、マクロブロック自
体はスキップされないが、そのマクロブロック内のブロ
ックはスキップすることができる。従って、本発明はウ
ォータマーク情報を上記のスキップト・ブロックに挿入
できる。
情報を、符号化されたビデオビットストリームに直接挿
入する方法と装置に関する本発明によって克服される。
本発明は、符号化されたビデオビットストリームの一定
ブロック又はマクロブロックを識別するとともに、これ
らの一定ブロック又はマクロブロックがウォータマーク
情報を含むブロック又はマクロブロックで置換されるよ
うに、ウォータマーク情報をそのビットストリームに直
接挿入する。その最も広い意味で、本発明は、何れのマ
クロブロック又はマクロブロック内のブロックのビデオ
情報であっても、ウォータマーク情報を含むマクロブロ
ック又はブロックで置換できる。ウォータマーク情報で
置換可能なマクロブロックの一形式は「スキップト(ski
pped)」マクロブロックである。いわゆるスキップト・
マクロブロックは、解読プロセスにとって重要でないと
思われるビデオ情報のマクロブロックであり、従って、
符号化及び転送されてはならない、すなわちスキップさ
れるマクロブロックとして、エンコーダによって識別さ
れる。更に、マクロブロックは「スキップ」可能な情報
のブロックを含むかもしれないので、マクロブロック自
体はスキップされないが、そのマクロブロック内のブロ
ックはスキップすることができる。従って、本発明はウ
ォータマーク情報を上記のスキップト・ブロックに挿入
できる。
【0006】MPEG符号化等のブロックベースの符号
化技術では、ビデオは定義されたピクチャグループとし
て符号化され、そこではピクチャの各グループは、I、
P、及びBフレームとして知られる特定タイプのフレー
ムを含む。ウォータマーク情報がBフレーム内のブロッ
クだけに入れられる場合、ウォータマークは一般に不可
視になる。Bフレームは解読中、他のフレームを予測す
るために使用されないので、ウォータマークは数分の1
秒間しか画面上に現われない。しかしながら、ウォータ
マーク情報がI又はPのフレームに入れられる場合、そ
こではフレーム情報は解読中に他のフレームを予測する
ために使用されるので、ウォータマーク情報は、ウォー
タマークが「認証された」デコーダによってビットスト
リームから除去されない限り、解読されたビデオの中で
可視になる。ウォータマークの可視性を更に調節するた
めに、ウォータマークDCT係数の量子化のために使用
される量子化スケールと同じく、ウォータマークを含む
離散的余弦変換(discretecosine transform)係数の振幅
が調節される。
化技術では、ビデオは定義されたピクチャグループとし
て符号化され、そこではピクチャの各グループは、I、
P、及びBフレームとして知られる特定タイプのフレー
ムを含む。ウォータマーク情報がBフレーム内のブロッ
クだけに入れられる場合、ウォータマークは一般に不可
視になる。Bフレームは解読中、他のフレームを予測す
るために使用されないので、ウォータマークは数分の1
秒間しか画面上に現われない。しかしながら、ウォータ
マーク情報がI又はPのフレームに入れられる場合、そ
こではフレーム情報は解読中に他のフレームを予測する
ために使用されるので、ウォータマーク情報は、ウォー
タマークが「認証された」デコーダによってビットスト
リームから除去されない限り、解読されたビデオの中で
可視になる。ウォータマークの可視性を更に調節するた
めに、ウォータマークDCT係数の量子化のために使用
される量子化スケールと同じく、ウォータマークを含む
離散的余弦変換(discretecosine transform)係数の振幅
が調節される。
【0007】
【実施形態の詳細な説明】図1は、ブロックベースのエ
ンコーダ102、ウォータマークプロセッサ104、及
びオプションのトランスポートストリーム発生器106
を含むブロックベースのビデオエンコーダシステム10
0を示す。ブロックベースのエンコーダ102は、ビデ
オ画像シーケンスエンコーダ等のための Moving Pictur
es ExpertsGroup(MPEG)規格を満たすエンコーダ
を図説したものである。つまり、このエンコーダは一般
にMPEGエンコーダと称される。このMPEGエンコ
ーダ102は、ピクチャヘッダ(単数又は複数)と、画
像(ビデオ)のシーケンス内のフレーム(ピクチャ)を
表すピクセルの符号化されたブロックのシーケンスとを
含む「ブロックレベル」のビットストリームを生成す
る。エンコーダはまた、符号化されたフレームに関係し
てビットストリーム内に埋め込まれる複数のモーション
ベクトル(MV)も生成する。符号化されたフレームは
一般にI、P、及びBフレームとして分類され、ここ
で、Iフレームは他の何れのフレームからも予測され
ず、Pフレームは参照フレーム、すなわちIフレーム情
報又は別のPフレームからの情報、を使って符号化さ
れ、Bフレームは2つの参照フレーム、すなわちIフレ
ームとPフレームからの情報又は2つのPフレームから
の情報、を使って符号化されるフレームである。MPE
Gエンコーダが使用する符号化プロセスの詳細な説明
は、ISO/IEC国際規格13818−2、1995
年1月20日、に記載され、その内容は引用によって本
明細書に組み込まれている。
ンコーダ102、ウォータマークプロセッサ104、及
びオプションのトランスポートストリーム発生器106
を含むブロックベースのビデオエンコーダシステム10
0を示す。ブロックベースのエンコーダ102は、ビデ
オ画像シーケンスエンコーダ等のための Moving Pictur
es ExpertsGroup(MPEG)規格を満たすエンコーダ
を図説したものである。つまり、このエンコーダは一般
にMPEGエンコーダと称される。このMPEGエンコ
ーダ102は、ピクチャヘッダ(単数又は複数)と、画
像(ビデオ)のシーケンス内のフレーム(ピクチャ)を
表すピクセルの符号化されたブロックのシーケンスとを
含む「ブロックレベル」のビットストリームを生成す
る。エンコーダはまた、符号化されたフレームに関係し
てビットストリーム内に埋め込まれる複数のモーション
ベクトル(MV)も生成する。符号化されたフレームは
一般にI、P、及びBフレームとして分類され、ここ
で、Iフレームは他の何れのフレームからも予測され
ず、Pフレームは参照フレーム、すなわちIフレーム情
報又は別のPフレームからの情報、を使って符号化さ
れ、Bフレームは2つの参照フレーム、すなわちIフレ
ームとPフレームからの情報又は2つのPフレームから
の情報、を使って符号化されるフレームである。MPE
Gエンコーダが使用する符号化プロセスの詳細な説明
は、ISO/IEC国際規格13818−2、1995
年1月20日、に記載され、その内容は引用によって本
明細書に組み込まれている。
【0008】本発明は、MPEGエンコーダによって操
作されるものとして検討されるが、本発明のウォータマ
ーキング装置は、言うまでもなく、ブロックベースの解
読技術、例えばH.261、MPEG−1、MPEG−
2等を使用する何れの画像シーケンス符号化プロセスに
も適用できる。
作されるものとして検討されるが、本発明のウォータマ
ーキング装置は、言うまでもなく、ブロックベースの解
読技術、例えばH.261、MPEG−1、MPEG−
2等を使用する何れの画像シーケンス符号化プロセスに
も適用できる。
【0009】本発明のウォータマーキング技術を利用す
るブロックベースのコーディングシステムの特徴の一つ
は、転送帯域を維持するために情報の一定選択ブロック
の転送をスキップするという特徴である。例えば、MP
EG符号化において、ビデオフレームは、各マクロブロ
ックが複数のブロックから構成される複数のマクロブロ
ックに分割される。4:2:0クロミネンス・フォーマ
ットでは、マクロブロックは4つの8×8ブロックの輝
度データと、2つの8×8ブロックのクロミネンス・デ
ータとを含む。4:2:2クロミネンス・フォーマット
では、4ブロックのクロミネンス・データが存在し、
4:4:4クロミネンス・フォーマットでは、8ブロッ
クのクロミネンス・データが存在する。各マクロブロッ
クは、各8×8ブロックに離散的余弦変換(DCT)を
行なうことによって符号化される。次にDCT係数が量
子化(quantized)されて、量子化DCT係数ブロックを
含む複数の8×8ブロックを形成する。画像の或る部
分、例えば「フラット」領域については、ブロックは殆
ど或いは全くDCT情報を含まない。これらのブロック
は解読技術にとって重要でない情報を含むので、エンコ
ーダはこれらのブロックを、エンコーダシステムによっ
て転送(又は格納)される必要がないとしてマーキング
する。かくして、それらは「スキップト」とマーキング
される。マーキングは、先のマクロブロックに対する特
別なマクロブロックの関係を識別する「マクロブロック
・アドレス・インクリメントフィールド」を使って達成
される。インクリメントが或る数をスキップする場合、
そのスキップされた数がスキップト・マクロブロックで
ある。例えば、第1マクロブロックがアドレス「15
8」に関連し、次のマクロブロックが、マクロブロック
・アドレス「160」として識別するための整数「2」
を含むインクリメントフィールドを持つ場合、159番
目のマクロブロックがスキップト・マクロブロックであ
る。マクロブロック・アドレス・インクリメントフィー
ルドはMPEG規格13818−2に定義される。
るブロックベースのコーディングシステムの特徴の一つ
は、転送帯域を維持するために情報の一定選択ブロック
の転送をスキップするという特徴である。例えば、MP
EG符号化において、ビデオフレームは、各マクロブロ
ックが複数のブロックから構成される複数のマクロブロ
ックに分割される。4:2:0クロミネンス・フォーマ
ットでは、マクロブロックは4つの8×8ブロックの輝
度データと、2つの8×8ブロックのクロミネンス・デ
ータとを含む。4:2:2クロミネンス・フォーマット
では、4ブロックのクロミネンス・データが存在し、
4:4:4クロミネンス・フォーマットでは、8ブロッ
クのクロミネンス・データが存在する。各マクロブロッ
クは、各8×8ブロックに離散的余弦変換(DCT)を
行なうことによって符号化される。次にDCT係数が量
子化(quantized)されて、量子化DCT係数ブロックを
含む複数の8×8ブロックを形成する。画像の或る部
分、例えば「フラット」領域については、ブロックは殆
ど或いは全くDCT情報を含まない。これらのブロック
は解読技術にとって重要でない情報を含むので、エンコ
ーダはこれらのブロックを、エンコーダシステムによっ
て転送(又は格納)される必要がないとしてマーキング
する。かくして、それらは「スキップト」とマーキング
される。マーキングは、先のマクロブロックに対する特
別なマクロブロックの関係を識別する「マクロブロック
・アドレス・インクリメントフィールド」を使って達成
される。インクリメントが或る数をスキップする場合、
そのスキップされた数がスキップト・マクロブロックで
ある。例えば、第1マクロブロックがアドレス「15
8」に関連し、次のマクロブロックが、マクロブロック
・アドレス「160」として識別するための整数「2」
を含むインクリメントフィールドを持つ場合、159番
目のマクロブロックがスキップト・マクロブロックであ
る。マクロブロック・アドレス・インクリメントフィー
ルドはMPEG規格13818−2に定義される。
【0010】更に、スキップト・ブロックはマクロブロ
ック内にあって、マクロブロックが関連情報のいくつか
のブロックと、無関連情報のいくつかのブロックとを含
むようになっている場合がある。そのような例では、無
関連情報を持つブロックはコーディングされずにスキッ
プされる。マクロブロック中のこれらのスキップト・ブ
ロックは、フレームヘッダ内の「コーディングされたブ
ロックパターン」(CBP)フィールドによって識別さ
れる。一般にCBPは、マクロブロックの各ブロックに
対して一つずつの多重ビットワードを含む(例えば、
4:2:0クロミネンス・フォーマットでは各マクロブ
ロックのCBP中に6ビットが存在し、「1」はそのブ
ロックがコーディングされるべきことを示し、「0」は
そのブロックがスキップされるべきことを示す)。本発
明は、マクロブロック又はブロックのレベルのいずれ
か、或いはその両者のビットストリームにウォータマー
クを挿入する。
ック内にあって、マクロブロックが関連情報のいくつか
のブロックと、無関連情報のいくつかのブロックとを含
むようになっている場合がある。そのような例では、無
関連情報を持つブロックはコーディングされずにスキッ
プされる。マクロブロック中のこれらのスキップト・ブ
ロックは、フレームヘッダ内の「コーディングされたブ
ロックパターン」(CBP)フィールドによって識別さ
れる。一般にCBPは、マクロブロックの各ブロックに
対して一つずつの多重ビットワードを含む(例えば、
4:2:0クロミネンス・フォーマットでは各マクロブ
ロックのCBP中に6ビットが存在し、「1」はそのブ
ロックがコーディングされるべきことを示し、「0」は
そのブロックがスキップされるべきことを示す)。本発
明は、マクロブロック又はブロックのレベルのいずれ
か、或いはその両者のビットストリームにウォータマー
クを挿入する。
【0011】本発明の図説の実施態様では、ウォータマ
ーク情報はスキップト・ブロック又はマクロブロックの
ロケーションでビットストリームに挿入されるが、本発
明を利用して、ウォータマーク情報をビットストリーム
中の任意のブロック又はマクロブロックに挿入できる。
特に、一定の基準(criteria)を使って特定のブロック
又はマクロブロックを選択するとともに、ウォータマー
クDCT係数を、ブロックのそれらの代わりに置換する
ことにより、ウォータマークDCT係数値をブロックの
それらに加えることにより、或いは、そうでなければ、
ウォータマークのDCT係数をビットストリーム中のブ
ロックのそれらと組み合わせることによって、ウォータ
マーク情報を挿入することができる。ブロック選択基準
は、利用可能な何れの基準の一つであってよい。一例
は、ビデオ画像の「ビジー」又は複雑な領域内でブロッ
クを識別して、ウォータマーク情報をその領域に挿入す
ることである。そのような領域は、ビデオフレーム内の
高周波DCT係数の振幅をモニタするか、或いは199
6年10月15日出願の米国特許出願第 08/730,275号
に記載されて本明細書に引用によって組み込まれたJust
Noticeable Differnces (JND)技術等の主観的(subjec
tive)標準を使って識別できる。ウォータマークをビジ
ー領域に挿入することによって、ウォータマーキングプ
ロセスによって生じる画像歪みは何れも、ビジー領域が
その歪みをマスクするので、目立たなくなる。
ーク情報はスキップト・ブロック又はマクロブロックの
ロケーションでビットストリームに挿入されるが、本発
明を利用して、ウォータマーク情報をビットストリーム
中の任意のブロック又はマクロブロックに挿入できる。
特に、一定の基準(criteria)を使って特定のブロック
又はマクロブロックを選択するとともに、ウォータマー
クDCT係数を、ブロックのそれらの代わりに置換する
ことにより、ウォータマークDCT係数値をブロックの
それらに加えることにより、或いは、そうでなければ、
ウォータマークのDCT係数をビットストリーム中のブ
ロックのそれらと組み合わせることによって、ウォータ
マーク情報を挿入することができる。ブロック選択基準
は、利用可能な何れの基準の一つであってよい。一例
は、ビデオ画像の「ビジー」又は複雑な領域内でブロッ
クを識別して、ウォータマーク情報をその領域に挿入す
ることである。そのような領域は、ビデオフレーム内の
高周波DCT係数の振幅をモニタするか、或いは199
6年10月15日出願の米国特許出願第 08/730,275号
に記載されて本明細書に引用によって組み込まれたJust
Noticeable Differnces (JND)技術等の主観的(subjec
tive)標準を使って識別できる。ウォータマークをビジ
ー領域に挿入することによって、ウォータマーキングプ
ロセスによって生じる画像歪みは何れも、ビジー領域が
その歪みをマスクするので、目立たなくなる。
【0012】本発明はウォータマークプロセッサ104
で具体化される。このプロセッサはウォータマークを発
生し、そのウォータマークを処理してビットストリーム
に適合する表示を生成し(すなわち、MPEGエンコー
ダでは、ウォータマークはブロックに分割された後、D
CT処理及び量子化されて複数の適合マクロブロックを
形成する)、「スキップト」・マクロブロック又はブロ
ックのいくつかを選択し、その選択されたスキップト・
マクロブロック又はブロックをウォータマーク・マクロ
ブロック又はブロックで置換して、ウォータマーク入り
ビットストリームを出力する。次にウォータマーク入り
ビットストリームは、必要に応じて、オプションのトラ
ンスポートストリーム発生器106によって更に処理さ
れて、MPEG適合トランスポートストリームを形成す
る。
で具体化される。このプロセッサはウォータマークを発
生し、そのウォータマークを処理してビットストリーム
に適合する表示を生成し(すなわち、MPEGエンコー
ダでは、ウォータマークはブロックに分割された後、D
CT処理及び量子化されて複数の適合マクロブロックを
形成する)、「スキップト」・マクロブロック又はブロ
ックのいくつかを選択し、その選択されたスキップト・
マクロブロック又はブロックをウォータマーク・マクロ
ブロック又はブロックで置換して、ウォータマーク入り
ビットストリームを出力する。次にウォータマーク入り
ビットストリームは、必要に応じて、オプションのトラ
ンスポートストリーム発生器106によって更に処理さ
れて、MPEG適合トランスポートストリームを形成す
る。
【0013】可視のウォータマークを挿入するために、
ウォータマーキング技術が一般的にBフレームに適用さ
れる。かくして、ウォータマーク入りフレームは他のフ
レームを再構築するためにデコーダによって使用される
ことはないので、ウォータマークは数分の一秒の間、画
面上に現われるに過ぎないだろう。ウォータマークは、
単一フレーム又は解読シーケンス全体に分布する多重フ
レームに現われるだけだが、解読されたビデオは探索可
能で、ウォータマークは転送の認証のために容易に識別
できるだろう。他方、ウォータマークが見えるようにし
ようとする場合は、ウォータマークを一つ又はそれ以上
のI又はPフレームに挿入できる。かくして、ウォータ
マーク入りフレームは、他のフレームを再構築するため
にデコーダによって使用されるので、長期間、画面上に
現われるだろう。更に、ウォータマークは、ウォータマ
ークのDCT係数の振幅を調節するとともに、ウォータ
マークDCT係数を量子化するために使用される量子化
スケールを調節することによって、ディスプレイで多少
とも目立たせることができる。
ウォータマーキング技術が一般的にBフレームに適用さ
れる。かくして、ウォータマーク入りフレームは他のフ
レームを再構築するためにデコーダによって使用される
ことはないので、ウォータマークは数分の一秒の間、画
面上に現われるに過ぎないだろう。ウォータマークは、
単一フレーム又は解読シーケンス全体に分布する多重フ
レームに現われるだけだが、解読されたビデオは探索可
能で、ウォータマークは転送の認証のために容易に識別
できるだろう。他方、ウォータマークが見えるようにし
ようとする場合は、ウォータマークを一つ又はそれ以上
のI又はPフレームに挿入できる。かくして、ウォータ
マーク入りフレームは、他のフレームを再構築するため
にデコーダによって使用されるので、長期間、画面上に
現われるだろう。更に、ウォータマークは、ウォータマ
ークのDCT係数の振幅を調節するとともに、ウォータ
マークDCT係数を量子化するために使用される量子化
スケールを調節することによって、ディスプレイで多少
とも目立たせることができる。
【0014】図2は、本発明のウォータマークプロセッ
サ104の詳細なブロック図を示す。プロセッサ104
は、フレーム・ブロックセレクタ(frame and block sel
ector)220、ウォータマークエンコーダ210、ウォ
ータマーク発生器208、エンコード/スキップ・コー
ド発生器、ユーザデータプロセッサ216、及びコンプ
ライアンス・テスタ218を備えている。フレーム・ブ
ロックセレクタは更に、記憶装置200、ブロックプロ
セッサ202、ブロックセレクタ204、及びアドレス
発生器212を備えている。ブロックレベルのビットス
トリームはセレクタ220内の記憶装置200に接続さ
れ、そこで、ピクチャヘッダとその付属データ、例えば
マクロブロックと、量子化DCT係数のそれらの構成ブ
ロックとが連続的に格納される。用語「ブロック」は一
般に、画像の一部の中の情報を表すDCT値(又は量子
化DCT値)の任意のサイズ又は形状のグループを意味
するために使用され、この用語はマクロブロック内のブ
ロックとともに、マクロブロックも含むように意図され
ることに注目したい。ブロックが格納されると、ブロッ
クプロセッサ202は、選択されたフレーム内で「スキ
ップ」されるブロックを識別する。スキップト・マクロ
ブロックは、マクロブロック・アドレス・インクリメン
トフィールドを読み取ることによって識別され、スキッ
プト・ブロックはCBPフィールドを使って識別され
る。ブロックプロセッサ202は、各ブロックのための
記憶アドレス(ADDR)も備えている。かくして、ブ
ロックプロセッサ202はスキップト・ブロックを記憶
アドレスと相関させ、各スキップト・ブロックの記憶ア
ドレスをブロックセレクタ204に提供する。
サ104の詳細なブロック図を示す。プロセッサ104
は、フレーム・ブロックセレクタ(frame and block sel
ector)220、ウォータマークエンコーダ210、ウォ
ータマーク発生器208、エンコード/スキップ・コー
ド発生器、ユーザデータプロセッサ216、及びコンプ
ライアンス・テスタ218を備えている。フレーム・ブ
ロックセレクタは更に、記憶装置200、ブロックプロ
セッサ202、ブロックセレクタ204、及びアドレス
発生器212を備えている。ブロックレベルのビットス
トリームはセレクタ220内の記憶装置200に接続さ
れ、そこで、ピクチャヘッダとその付属データ、例えば
マクロブロックと、量子化DCT係数のそれらの構成ブ
ロックとが連続的に格納される。用語「ブロック」は一
般に、画像の一部の中の情報を表すDCT値(又は量子
化DCT値)の任意のサイズ又は形状のグループを意味
するために使用され、この用語はマクロブロック内のブ
ロックとともに、マクロブロックも含むように意図され
ることに注目したい。ブロックが格納されると、ブロッ
クプロセッサ202は、選択されたフレーム内で「スキ
ップ」されるブロックを識別する。スキップト・マクロ
ブロックは、マクロブロック・アドレス・インクリメン
トフィールドを読み取ることによって識別され、スキッ
プト・ブロックはCBPフィールドを使って識別され
る。ブロックプロセッサ202は、各ブロックのための
記憶アドレス(ADDR)も備えている。かくして、ブ
ロックプロセッサ202はスキップト・ブロックを記憶
アドレスと相関させ、各スキップト・ブロックの記憶ア
ドレスをブロックセレクタ204に提供する。
【0015】ブロックセレクタ204はレジスタ206
を含み、そこでスキップト・ブロックの記憶アドレスが
一時的に格納される。ブロックセレクタ204は、ウォ
ータマークブロックとして使用するために選択されたフ
レーム内でいくつのブロックが利用できるかを決定す
る。言い換えれば、ブロックセレクタは、マクロブロッ
ク・インクリメントフィールド及び/又はCBPフィー
ルドをモニタすることによって、選択されたフレーム内
のスキップト・ブロックの数をカウントする。ブロック
セレクタ204は、ウォータマーキングのために利用可
能なブロックの数(NUM)をウォータマークエンコー
ダ210に提供し、ウォータマーキングすべき第1スキ
ップト・ブロックの第1アドレスをアドレス発生器に提
供する。アドレスは一般にアドレス発生器220のアド
レス・ロードポート(ADDR LOAD)に提供され
る。
を含み、そこでスキップト・ブロックの記憶アドレスが
一時的に格納される。ブロックセレクタ204は、ウォ
ータマークブロックとして使用するために選択されたフ
レーム内でいくつのブロックが利用できるかを決定す
る。言い換えれば、ブロックセレクタは、マクロブロッ
ク・インクリメントフィールド及び/又はCBPフィー
ルドをモニタすることによって、選択されたフレーム内
のスキップト・ブロックの数をカウントする。ブロック
セレクタ204は、ウォータマーキングのために利用可
能なブロックの数(NUM)をウォータマークエンコー
ダ210に提供し、ウォータマーキングすべき第1スキ
ップト・ブロックの第1アドレスをアドレス発生器に提
供する。アドレスは一般にアドレス発生器220のアド
レス・ロードポート(ADDR LOAD)に提供され
る。
【0016】ウォータマークエンコーダ210はウォー
タマーク発生器208に接続される。ウォータマーク発
生器は、決定論的又は疑似ランダムないずれのウォータ
マークコードも提供できる。決定論的ウォータマーク
は、デジタル化したロゴか、或いはASCII文字列に
変換された後で二進数列に変換された会社名でよい。疑
似ランダム・ウォータマークは、確実なウォータマーク
として使用できる疑似ランダムに生成された二進数列で
ある。この2つの形を組み合せたものは、画像領域全体
にロゴのエネルギを拡散させるために疑似ランダムコー
ド発生器を使用してもよい。要するに、どのような形の
ウォータマークその他の識別用コードもウォータマーク
として使用可能である。
タマーク発生器208に接続される。ウォータマーク発
生器は、決定論的又は疑似ランダムないずれのウォータ
マークコードも提供できる。決定論的ウォータマーク
は、デジタル化したロゴか、或いはASCII文字列に
変換された後で二進数列に変換された会社名でよい。疑
似ランダム・ウォータマークは、確実なウォータマーク
として使用できる疑似ランダムに生成された二進数列で
ある。この2つの形を組み合せたものは、画像領域全体
にロゴのエネルギを拡散させるために疑似ランダムコー
ド発生器を使用してもよい。要するに、どのような形の
ウォータマークその他の識別用コードもウォータマーク
として使用可能である。
【0017】ウォータマークエンコーダ210は、ウォ
ータマークを複数のブロックに分割することによって、
ウォータマークを符号化する。ブロックの数は、ブロッ
クセレクタ204によって選択されたスキップト・ブロ
ックの数(NUM)によって定義される。ウォータマー
クブロックはDCT処理及び量子化されて、ビットスト
リームに含まれるものに整合したブロックを形成する。
ビットストリームにウォータマークを適合させるため
に、デシメーション(decimation)、フィルタリング、ス
ケーリング等の他の周知の処理を行なってもよい。これ
らの符号化されたウォータマークブロックは、選択され
たスキップト・ブロックのアドレスで記憶装置に格納さ
れる。記憶アドレスはブロックセレクタ204によって
アドレス発生器212に提供される。アドレス発生器が
イネーブル化されたときは、アドレス・ロードポートに
おけるアドレスは記憶装置220のアドレスライン(A
DDR)に接続される。従って、ウォータマークブロッ
クは記憶装置のそのアドレスロケーションに格納され、
そのロケーションの、先に格納されたブロックを置換す
る。これは利用可能な各ウォータマークに対して、選択
されたスキップト・ブロックがすべて置換されるまで繰
り返される。
ータマークを複数のブロックに分割することによって、
ウォータマークを符号化する。ブロックの数は、ブロッ
クセレクタ204によって選択されたスキップト・ブロ
ックの数(NUM)によって定義される。ウォータマー
クブロックはDCT処理及び量子化されて、ビットスト
リームに含まれるものに整合したブロックを形成する。
ビットストリームにウォータマークを適合させるため
に、デシメーション(decimation)、フィルタリング、ス
ケーリング等の他の周知の処理を行なってもよい。これ
らの符号化されたウォータマークブロックは、選択され
たスキップト・ブロックのアドレスで記憶装置に格納さ
れる。記憶アドレスはブロックセレクタ204によって
アドレス発生器212に提供される。アドレス発生器が
イネーブル化されたときは、アドレス・ロードポートに
おけるアドレスは記憶装置220のアドレスライン(A
DDR)に接続される。従って、ウォータマークブロッ
クは記憶装置のそのアドレスロケーションに格納され、
そのロケーションの、先に格納されたブロックを置換す
る。これは利用可能な各ウォータマークに対して、選択
されたスキップト・ブロックがすべて置換されるまで繰
り返される。
【0018】、フレームがウォータマーク入りブロック
を使って更新されると、アドレス発生器が初期化され
て、ビットストリームが格納順序で記憶装置から検索さ
れるように、シーケンシャルアドレスを発生する。検索
されたビットストリームは、更新されたCBPフィール
ドとウォータマーク・インクリメントフィールドの情報
を記憶装置200に提供するエンコード/スキップ・コ
ード発生器214に接続される。この新フィールド情報
は、符号化されたブロックとしてウォータマーク入りブ
ロックを識別するために、ピクチャヘッダに挿入され
る。
を使って更新されると、アドレス発生器が初期化され
て、ビットストリームが格納順序で記憶装置から検索さ
れるように、シーケンシャルアドレスを発生する。検索
されたビットストリームは、更新されたCBPフィール
ドとウォータマーク・インクリメントフィールドの情報
を記憶装置200に提供するエンコード/スキップ・コ
ード発生器214に接続される。この新フィールド情報
は、符号化されたブロックとしてウォータマーク入りブ
ロックを識別するために、ピクチャヘッダに挿入され
る。
【0019】次いで、ビットストリームはユーザデータ
プロセッサ216に接続され、そこで、ビットストリー
ム内のユーザデータが、ウォータマークを画像から解読
及び/又は除去するために必要な何れかの情報を使って
更新される。この情報はウォータマーク発生器208に
よって提供されて、ユーザデータプロセッサ216に接
続される。例えば、ウォータマークが疑似ランダムコー
ドの場合、そのコードの「シード」は、デコーダがウォ
ータマークを解読してそれを解読されたビデオストリー
ムから除去できるように、ユーザデータとして転送して
もよい。
プロセッサ216に接続され、そこで、ビットストリー
ム内のユーザデータが、ウォータマークを画像から解読
及び/又は除去するために必要な何れかの情報を使って
更新される。この情報はウォータマーク発生器208に
よって提供されて、ユーザデータプロセッサ216に接
続される。例えば、ウォータマークが疑似ランダムコー
ドの場合、そのコードの「シード」は、デコーダがウォ
ータマークを解読してそれを解読されたビデオストリー
ムから除去できるように、ユーザデータとして転送して
もよい。
【0020】最後に、結果としてのビットストリーム
は、そのビットストリームが、ウォータマークされた状
態でMPEG規格に適合することを確保するべく、コン
プライアンス・テスタ218を使ってコンプライアンス
試験がなされる。例えば、コンプライアンス・テスタ
は、特定スライス内で達成されたブロック挿入数をモニ
タして、ピクチャ情報の各スライスの端部でのバイト・
アラインメントをチェックし、仮想バッファ・ベリファ
イア(verifier)は、ウォータマークブロックがビットス
トリームに挿入されたときにバッファのオーバーフロー
やアンダーフローを生じないことを強制的に確保する。
アンダーフローやオーバーフロー状態が切迫している場
合、フィードバックをエンコーダに供給して、ウォータ
マーク挿入を補償するために符号化される次のマクロブ
ロックで使用されるビットを増減できる。
は、そのビットストリームが、ウォータマークされた状
態でMPEG規格に適合することを確保するべく、コン
プライアンス・テスタ218を使ってコンプライアンス
試験がなされる。例えば、コンプライアンス・テスタ
は、特定スライス内で達成されたブロック挿入数をモニ
タして、ピクチャ情報の各スライスの端部でのバイト・
アラインメントをチェックし、仮想バッファ・ベリファ
イア(verifier)は、ウォータマークブロックがビットス
トリームに挿入されたときにバッファのオーバーフロー
やアンダーフローを生じないことを強制的に確保する。
アンダーフローやオーバーフロー状態が切迫している場
合、フィードバックをエンコーダに供給して、ウォータ
マーク挿入を補償するために符号化される次のマクロブ
ロックで使用されるビットを増減できる。
【0021】本発明のウォータマークプロセッサを使用
する結果、ウォータマークコードや符号化されたウォー
タマーク画像がビットストリームに直接挿入される。M
PEG適合ビットストリームは今や、デコーダへの転送
のためにトランスポートストリーム中にオプションでパ
ケット化する用意ができている。
する結果、ウォータマークコードや符号化されたウォー
タマーク画像がビットストリームに直接挿入される。M
PEG適合ビットストリームは今や、デコーダへの転送
のためにトランスポートストリーム中にオプションでパ
ケット化する用意ができている。
【0022】図3は、マクロブロック内のスキップト・
ブロックにウォータマーク情報を挿入する、図2のウォ
ータマークプロセッサ104の動作方法300を要約す
るフロー図を示す。方法300は、ステップ302で開
始してステップ304に進み、そこでスキップト・ブロ
ック数が識別される。ステップ306で、一定数のスキ
ップト・ブロックがウォータマーキングのために選択さ
れる。選択は一般に、ウォータマークを入れるのに必要
なブロック総数と、画像内のブロックのロケーション、
例えばフレームの「ビジー」領域内のウォータマークの
配置をベースにする。ウォータマークがかなり単純なコ
ードである場合、必要なブロック数は少なくなるが、ウ
ォータマークが画像やロゴの場合は、ウォータマークデ
ータを入れるのに必要なブロック数は多くなる。
ブロックにウォータマーク情報を挿入する、図2のウォ
ータマークプロセッサ104の動作方法300を要約す
るフロー図を示す。方法300は、ステップ302で開
始してステップ304に進み、そこでスキップト・ブロ
ック数が識別される。ステップ306で、一定数のスキ
ップト・ブロックがウォータマーキングのために選択さ
れる。選択は一般に、ウォータマークを入れるのに必要
なブロック総数と、画像内のブロックのロケーション、
例えばフレームの「ビジー」領域内のウォータマークの
配置をベースにする。ウォータマークがかなり単純なコ
ードである場合、必要なブロック数は少なくなるが、ウ
ォータマークが画像やロゴの場合は、ウォータマークデ
ータを入れるのに必要なブロック数は多くなる。
【0023】例えば、MPEGエンコーダでは、ビット
ストリームを走査して、全てのYブロックはコーディン
グされるがUとVブロックはコーディングされないマク
ロブロックを表す次のビット111100を持つCBP
フィールドを含むBフレームを発見できる。マクロブロ
ック内のUとVブロックはスキップしなければならな
い。
ストリームを走査して、全てのYブロックはコーディン
グされるがUとVブロックはコーディングされないマク
ロブロックを表す次のビット111100を持つCBP
フィールドを含むBフレームを発見できる。マクロブロ
ック内のUとVブロックはスキップしなければならな
い。
【0024】ステップ308で、スキップト・ブロック
をスキップすべきブロックとして識別するCBPフィー
ルドは、これらのブロックを符号化すべきことを示すた
めに更新される。単純な例では、先にスキップされたブ
ロックのうち一つのブロックであるUブロックが今や符
号化データを含むことを示すために、CBPが1111
10に変更される。マクロブロックレベル上にウォータ
マーク情報を挿入するためのシステムでは、ステップ3
06は、スキップト・マクロブロックを識別するために
マクロブロック・アドレス・インクリメントフィールド
をモニタするとともに、ステップ308は、今やウォー
タマーク情報を含むマクロブロックを識別するために、
マクロブロック・アドレス・インクリメントフィールド
を更新する。
をスキップすべきブロックとして識別するCBPフィー
ルドは、これらのブロックを符号化すべきことを示すた
めに更新される。単純な例では、先にスキップされたブ
ロックのうち一つのブロックであるUブロックが今や符
号化データを含むことを示すために、CBPが1111
10に変更される。マクロブロックレベル上にウォータ
マーク情報を挿入するためのシステムでは、ステップ3
06は、スキップト・マクロブロックを識別するために
マクロブロック・アドレス・インクリメントフィールド
をモニタするとともに、ステップ308は、今やウォー
タマーク情報を含むマクロブロックを識別するために、
マクロブロック・アドレス・インクリメントフィールド
を更新する。
【0025】ステップ310で、選択されたブロック
は、ウォータマーク情報を含むブロックで置換される。
一般に、ウォータマーク情報は、Huffman コーディング
され、ジグザグ走査され、量子化されたDCT係数のア
レイとして符号化される。適切な数のゼロを、ウォータ
マークブロックを含むスライスの端部に挿入しなければ
ならないかもしれない。このゼロ挿入はバイト・アライ
ンメントを保護する。
は、ウォータマーク情報を含むブロックで置換される。
一般に、ウォータマーク情報は、Huffman コーディング
され、ジグザグ走査され、量子化されたDCT係数のア
レイとして符号化される。適切な数のゼロを、ウォータ
マークブロックを含むスライスの端部に挿入しなければ
ならないかもしれない。このゼロ挿入はバイト・アライ
ンメントを保護する。
【0026】オプションのステップ312では、方法
は、必要に応じて、ビットストリームのユーザデータに
ウォータマーク解読情報を挿入する。このステップは、
ウォータマークの探索及び解読時にデコーダを支援する
情報を追加する。このようなデータは、デコーダが解読
済画像シーケンスからウォータマークを容易に除去でき
るように、ウォータマークのベースを形成する疑似ラン
ダムコード用のシード、及び/又は各ウォータマーク用
のロケーション識別子でもよい。かくして、認証された
デコーダは可視ウォータマークを除去して「クリーン」
画像シーケンスを生成できるが、未認証のデコーダは、
可視ウォータマークを含む歪んだ画像シーケンスを生成
するだろう。ウォータマークを挿入するためにストリー
ムから何れかのビデオ信号が除去された場合、認証され
たデコーダがウォータマーク情報搬送ブロックをビデオ
信号情報搬送ブロックで置換して歪みのないフレームを
生成できるように、情報を「ユーザデータ」としてデコ
ーダに送信できる。
は、必要に応じて、ビットストリームのユーザデータに
ウォータマーク解読情報を挿入する。このステップは、
ウォータマークの探索及び解読時にデコーダを支援する
情報を追加する。このようなデータは、デコーダが解読
済画像シーケンスからウォータマークを容易に除去でき
るように、ウォータマークのベースを形成する疑似ラン
ダムコード用のシード、及び/又は各ウォータマーク用
のロケーション識別子でもよい。かくして、認証された
デコーダは可視ウォータマークを除去して「クリーン」
画像シーケンスを生成できるが、未認証のデコーダは、
可視ウォータマークを含む歪んだ画像シーケンスを生成
するだろう。ウォータマークを挿入するためにストリー
ムから何れかのビデオ信号が除去された場合、認証され
たデコーダがウォータマーク情報搬送ブロックをビデオ
信号情報搬送ブロックで置換して歪みのないフレームを
生成できるように、情報を「ユーザデータ」としてデコ
ーダに送信できる。
【0027】ステップ314で、方法は、符号化規格、
例えばMPEGに対するコンプライアンスに関してウォ
ータマーク入りビットストリームを試験する。結果とし
てのビットストリームは、ストリームの一定選択フレー
ムから成る一定選択ブロック中にウォータマークを含む
コンプライアントビットストリームである。ビットスト
リームが、例えばストリーム用のビット予算を侵すと見
られる場合(すなわち、多過ぎるビットが画像のコード
化に使われるので、デコーダが画像シーケンスを正確に
解読できなくなる)、ストリームを調節して、ストリー
ム中に存在するウォータマーク情報によって追加された
余剰ビットを調整して補償することができる。この補償
は、ビットレートが限界範囲内になるまで、ストリーム
からデータブロックを除去することによって達成でき
る。
例えばMPEGに対するコンプライアンスに関してウォ
ータマーク入りビットストリームを試験する。結果とし
てのビットストリームは、ストリームの一定選択フレー
ムから成る一定選択ブロック中にウォータマークを含む
コンプライアントビットストリームである。ビットスト
リームが、例えばストリーム用のビット予算を侵すと見
られる場合(すなわち、多過ぎるビットが画像のコード
化に使われるので、デコーダが画像シーケンスを正確に
解読できなくなる)、ストリームを調節して、ストリー
ム中に存在するウォータマーク情報によって追加された
余剰ビットを調整して補償することができる。この補償
は、ビットレートが限界範囲内になるまで、ストリーム
からデータブロックを除去することによって達成でき
る。
【0028】解読されると、ウォータマークは可視又は
不可視のいずれかになるが、それは、ウォータマークが
挿入されたフレームのタイプと、ウォータマークの「強
さ」、すなわちウォータマークDCT係数の大きさと、
ウォータマークDCT係数の量子化のために使用される
量子化スケールによって決まる。一般に、不可視のウォ
ータマークを持つには(認証用にウォータマークを使用
しなければならないときに好ましい条件)、ウォータマ
ーク情報は一つ以上のBタイプフレームのスキップト・
ブロック内に入れられる。かくして、解読すると、ウォ
ータマーク情報は、Bフレームが他のフレームの予測の
ために使用されないので、他のフレームに伝播しない。
従って、ウォータマークは解読されたBフレームのフレ
ームタイム中、例えば1/30秒の間、画面上に現われ
る(点滅する)だろう。更なる不可視が生成されるの
は、低マグニチュードの高周波DCT係数がウォータマ
ークを表すために使用されて、ウォータマークがフレー
ムの「ビジー」部分に挿入されるときである。
不可視のいずれかになるが、それは、ウォータマークが
挿入されたフレームのタイプと、ウォータマークの「強
さ」、すなわちウォータマークDCT係数の大きさと、
ウォータマークDCT係数の量子化のために使用される
量子化スケールによって決まる。一般に、不可視のウォ
ータマークを持つには(認証用にウォータマークを使用
しなければならないときに好ましい条件)、ウォータマ
ーク情報は一つ以上のBタイプフレームのスキップト・
ブロック内に入れられる。かくして、解読すると、ウォ
ータマーク情報は、Bフレームが他のフレームの予測の
ために使用されないので、他のフレームに伝播しない。
従って、ウォータマークは解読されたBフレームのフレ
ームタイム中、例えば1/30秒の間、画面上に現われ
る(点滅する)だろう。更なる不可視が生成されるの
は、低マグニチュードの高周波DCT係数がウォータマ
ークを表すために使用されて、ウォータマークがフレー
ムの「ビジー」部分に挿入されるときである。
【0029】ウォータマークを可視にしなければならな
い用途では、ウォータマーク情報を搬送するためにI又
はPフレームが選択される。Pフレームは上記のように
置換可能なスキップト・ブロックを含むが、Iフレーム
はスキップト・ブロックを持たず、実際のデータ搬送ブ
ロックは、ウォータマークブロックによって置換されな
ければならないだろう。低周波の高マグニチュードDC
Tウォータマーク係数を使用することによって、Iフレ
ームとPフレームが他のフレームの予測のために使用さ
れて解読フレームの多くでウォータマーク画像が画面上
に現われるであろうから、ウォータマークを容易に画面
上で見られるだろう。
い用途では、ウォータマーク情報を搬送するためにI又
はPフレームが選択される。Pフレームは上記のように
置換可能なスキップト・ブロックを含むが、Iフレーム
はスキップト・ブロックを持たず、実際のデータ搬送ブ
ロックは、ウォータマークブロックによって置換されな
ければならないだろう。低周波の高マグニチュードDC
Tウォータマーク係数を使用することによって、Iフレ
ームとPフレームが他のフレームの予測のために使用さ
れて解読フレームの多くでウォータマーク画像が画面上
に現われるであろうから、ウォータマークを容易に画面
上で見られるだろう。
【0030】ウォータマーク情報を搬送するだけの十分
なスキップト・ブロックを利用できない場合、或いはI
フレームが情報を搬送しなければならない場合は、本発
明は、ウォータマークブロックと置換するために低エネ
ルギ(例えば、高周波の低マグニチュードDCT係数)
を持つブロックを選択する。更に、スキップト・ブロッ
クを選択することなく本発明を利用するために、付加情
報として、又は任意の低エネルギブロック内の情報と置
換するように、ウォータマーク情報をビットストリーム
に挿入できるだろう。かくして、ブロックプロセッサ2
02はスキップト・ブロックではなく低エネルギブロッ
クを識別するだろう。図2のシステムの残りは、スキッ
プト・ブロックを識別するフィールドを更新する必要も
なく上述のように動作するだろう。また、ブロックがウ
ォータマーク情報で置換される場合は、置換されたブロ
ックからの情報を、デコーダが画像再生のためにそのデ
ータを使用できるように、ビットストリームに「ユーザ
データ」として挿入できるだろう。
なスキップト・ブロックを利用できない場合、或いはI
フレームが情報を搬送しなければならない場合は、本発
明は、ウォータマークブロックと置換するために低エネ
ルギ(例えば、高周波の低マグニチュードDCT係数)
を持つブロックを選択する。更に、スキップト・ブロッ
クを選択することなく本発明を利用するために、付加情
報として、又は任意の低エネルギブロック内の情報と置
換するように、ウォータマーク情報をビットストリーム
に挿入できるだろう。かくして、ブロックプロセッサ2
02はスキップト・ブロックではなく低エネルギブロッ
クを識別するだろう。図2のシステムの残りは、スキッ
プト・ブロックを識別するフィールドを更新する必要も
なく上述のように動作するだろう。また、ブロックがウ
ォータマーク情報で置換される場合は、置換されたブロ
ックからの情報を、デコーダが画像再生のためにそのデ
ータを使用できるように、ビットストリームに「ユーザ
データ」として挿入できるだろう。
【0031】ブロック(単数、複数)に入れられるウォ
ータマーク情報は、全てのブロックに対して同一にでき
るが、ウォータマークを変えようとする未認証の企みと
戦うために、ウォータマーク情報をブロック間やフレー
ム間で変更してもよい。
ータマーク情報は、全てのブロックに対して同一にでき
るが、ウォータマークを変えようとする未認証の企みと
戦うために、ウォータマーク情報をブロック間やフレー
ム間で変更してもよい。
【0032】本明細書で説明した本発明の実施態様を使
用して、ウォータマーク情報は画像シーケンスのビット
ストリーム表示に直接挿入される。従って、標準画像シ
ーケンスエンコーダ、例えばMPEGエンコーダを使っ
て適合するブロックレベルのビットストリームを生成で
きる。このビットストリームはウォータマーク情報を挿
入するために変更される。挿入プロセスは、ウォータマ
ークが挿入されたビットストリーム内のロケーション、
すなわちウォータマークを搬送するために使用されるフ
レームのタイプに依存して、解読時にウォータマークを
選択的に可視又は不可視にできる。従って、本発明は、
画像のシーケンスをウォータマーキングするための柔軟
かつ強力な技術を提供する。
用して、ウォータマーク情報は画像シーケンスのビット
ストリーム表示に直接挿入される。従って、標準画像シ
ーケンスエンコーダ、例えばMPEGエンコーダを使っ
て適合するブロックレベルのビットストリームを生成で
きる。このビットストリームはウォータマーク情報を挿
入するために変更される。挿入プロセスは、ウォータマ
ークが挿入されたビットストリーム内のロケーション、
すなわちウォータマークを搬送するために使用されるフ
レームのタイプに依存して、解読時にウォータマークを
選択的に可視又は不可視にできる。従って、本発明は、
画像のシーケンスをウォータマーキングするための柔軟
かつ強力な技術を提供する。
【0033】本発明の教示を組み込んだ様々な実施態様
を図示するとともに本明細書で詳しく説明したが、当技
術に精通する者は、これらの教示を依然として組み込ん
だ他の多くの様々な実施態様を容易に考案できる。
を図示するとともに本明細書で詳しく説明したが、当技
術に精通する者は、これらの教示を依然として組み込ん
だ他の多くの様々な実施態様を容易に考案できる。
本発明の教示は、添付の図面とともに下記の詳細説明を
考慮することによって容易に理解できる。
考慮することによって容易に理解できる。
【図1】符号化されたビデオのビットストリームをウォ
ータマーキングするための本発明を組み込んだブロック
ベースのビデオコーダのブロック図である。
ータマーキングするための本発明を組み込んだブロック
ベースのビデオコーダのブロック図である。
【図2】本発明のウォータマークプロセッサの詳細ブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】図2のウォータマークプロセッサのためのオペ
レーションの一方法のフロー図である。理解を容易にす
るために、可能な場合は同一符号を使用して、各図面に
共通な同一要素を表示した。
レーションの一方法のフロー図である。理解を容易にす
るために、可能な場合は同一符号を使用して、各図面に
共通な同一要素を表示した。
Claims (11)
- 【請求項1】 符号化された画像のシーケンスを含むブ
ロックレベルのビットストリームにウォータマークを挿
入する方法であって、 前記ブロックレベルのビットストリーム内で、フレーム
内の少なくとも一つのブロックを選択されたブロックと
して選択するステップと、 前記選択されたブロックを、ウォータマーク情報を含む
ブロックと組み合わせるステップと、を含み、 もって前記ブロックレベルのビットストリームをウォー
タマーキングする方法。 - 【請求項2】 前記選択ステップが更に、 スキップト・ブロックとしてコーディングされてはなら
ない前記ブロックレベルのビットストリーム内のブロッ
クを識別するステップと、 スキップト・ブロックを前記選択されたブロックとして
選択するステップと、を含む請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記ウォータマーク情報を含む前記ブロ
ックが、 ウォータマーク画像を提供するステップと、 前記ウォータマーク画像に対して離散的余弦変換を行な
って、複数のDCT係数を生成するステップと、 前記DCT係数を量子化して、前記ウォータマーク情報
のブロックを形成する量子化DCT係数の少なくとも一
つのブロックを生成するステップと、により生成される
請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 ウォータマーク解読情報を含むように前
記ブロックレベルのビットストリームのユーザデータを
変更するステップを更に含む請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記選択ステップが更に、 前記フレーム内のビジー領域を識別するステップと、 前記ビジー領域内で前記ブロックを選択するステップ
と、を含む請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記選択ステップが更に、 主観的基準(subjective criterion)を使って前記フ
レーム内の一定領域を識別するステップと、 前記一定領域内で前記ブロックを選択するステップと、
を含む請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 前記組合せステップが更に、 前記選択されたブロックを、ウォータマーク情報を含む
ブロックで置換するステップを含む請求項1記載の方
法。 - 【請求項8】 符号化された画像のシーケンスを含むブ
ロックレベルのビットストリームにウォータマークを挿
入するための装置であって、 前記ブロックレベルのビットストリーム内で、フレーム
内の少なくとも一つのブロックを選択されたブロックと
して選択するためのフレーム・ブロックセレクタと、 ウォータマーク情報を含むブロックを生成するための、
前記フレーム・ブロックセレクタに接続されたウォータ
マークエンコーダと、を備え、 前記フレーム・ブロックセレクタが、前記選択されたブ
ロックを、ウォータマーク情報を含む前記ブロックと組
み合わせることによって、前記ブロックレベルのビット
ストリームをウォータマーキングする装置。 - 【請求項9】 前記フレーム・ブロックセレクタが更
に、スキップト・ブロックとしてコーディングしてはな
らない前記ブロックレベルのビットストリーム内のブロ
ックを識別するためのブロックプロセッサと、 スキップト・ブロックを前記選択されたブロックとして
選択するための、前記ブロックプロセッサに接続される
ブロックセレクタと、を備える請求項8記載の装置。 - 【請求項10】 前記ウォータマークエンコーダが、前
記ウォータマークエンコーダにウォータマーク画像を提
供するためのウォータマーク発生器に接続され、前記ウ
ォータマークエンコーダが更に、 前記ウォータマーク画像に対して離散的余弦変換を行な
って、複数のDCT係数を生成するための離散的余弦変
換ユニットと、 前記DCT係数を量子化して、ウォータマーク情報の前
記ブロックを形成する量子化DCT係数の少なくとも一
つのブロックを生成するための量子化器と、を備える請
求項8記載の装置。 - 【請求項11】 ウォータマーク解読情報を含むように
前記ブロックレベルのビットストリームのユーザデータ
を変更するためのユーザデータプロセッサ、を更に備え
る請求項8記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/001205 | 1997-12-30 | ||
US09/001,205 US6208745B1 (en) | 1997-12-30 | 1997-12-30 | Method and apparatus for imbedding a watermark into a bitstream representation of a digital image sequence |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11284843A true JPH11284843A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=21694894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10373517A Pending JPH11284843A (ja) | 1997-12-30 | 1998-12-28 | ウォ―タマ―クをディジタル画像シ―ケンスのビットストリ―ム表現に組み込むための方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6208745B1 (ja) |
EP (1) | EP0928110B1 (ja) |
JP (1) | JPH11284843A (ja) |
DE (1) | DE69817137T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003511932A (ja) * | 1999-10-12 | 2003-03-25 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 予備情報埋込方法及びシステム並びに復号方法及びシステム |
JP2003529297A (ja) * | 2000-03-27 | 2003-09-30 | サーノフ コーポレイション | エンコードされたデジタルビットストリームでデータを埋め込むための方法及び装置 |
KR100617165B1 (ko) | 2004-11-19 | 2006-08-31 | 엘지전자 주식회사 | 워터마크 삽입/검출 기능을 갖는 오디오 부호화/복호화장치 및 방법 |
Families Citing this family (135)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6882738B2 (en) * | 1994-03-17 | 2005-04-19 | Digimarc Corporation | Methods and tangible objects employing textured machine readable data |
US7362775B1 (en) * | 1996-07-02 | 2008-04-22 | Wistaria Trading, Inc. | Exchange mechanisms for digital information packages with bandwidth securitization, multichannel digital watermarks, and key management |
US20030133592A1 (en) * | 1996-05-07 | 2003-07-17 | Rhoads Geoffrey B. | Content objects with computer instructions steganographically encoded therein, and associated methods |
US6738495B2 (en) | 1995-05-08 | 2004-05-18 | Digimarc Corporation | Watermarking enhanced to withstand anticipated corruptions |
US5613004A (en) * | 1995-06-07 | 1997-03-18 | The Dice Company | Steganographic method and device |
US7006661B2 (en) | 1995-07-27 | 2006-02-28 | Digimarc Corp | Digital watermarking systems and methods |
US6205249B1 (en) * | 1998-04-02 | 2001-03-20 | Scott A. Moskowitz | Multiple transform utilization and applications for secure digital watermarking |
US7664263B2 (en) | 1998-03-24 | 2010-02-16 | Moskowitz Scott A | Method for combining transfer functions with predetermined key creation |
US6307949B1 (en) * | 1996-05-07 | 2001-10-23 | Digimarc Corporation | Methods for optimizing watermark detection |
US6229924B1 (en) | 1996-05-16 | 2001-05-08 | Digimarc Corporation | Method and apparatus for watermarking video images |
US6078664A (en) * | 1996-12-20 | 2000-06-20 | Moskowitz; Scott A. | Z-transform implementation of digital watermarks |
US7177429B2 (en) * | 2000-12-07 | 2007-02-13 | Blue Spike, Inc. | System and methods for permitting open access to data objects and for securing data within the data objects |
US7346472B1 (en) | 2000-09-07 | 2008-03-18 | Blue Spike, Inc. | Method and device for monitoring and analyzing signals |
US5889868A (en) * | 1996-07-02 | 1999-03-30 | The Dice Company | Optimization methods for the insertion, protection, and detection of digital watermarks in digitized data |
US7457962B2 (en) * | 1996-07-02 | 2008-11-25 | Wistaria Trading, Inc | Optimization methods for the insertion, protection, and detection of digital watermarks in digitized data |
US7095874B2 (en) * | 1996-07-02 | 2006-08-22 | Wistaria Trading, Inc. | Optimization methods for the insertion, protection, and detection of digital watermarks in digitized data |
US7107451B2 (en) * | 1996-07-02 | 2006-09-12 | Wistaria Trading, Inc. | Optimization methods for the insertion, protection, and detection of digital watermarks in digital data |
US7159116B2 (en) * | 1999-12-07 | 2007-01-02 | Blue Spike, Inc. | Systems, methods and devices for trusted transactions |
US7730317B2 (en) * | 1996-12-20 | 2010-06-01 | Wistaria Trading, Inc. | Linear predictive coding implementation of digital watermarks |
US6735253B1 (en) | 1997-05-16 | 2004-05-11 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Methods and architecture for indexing and editing compressed video over the world wide web |
US6829301B1 (en) | 1998-01-16 | 2004-12-07 | Sarnoff Corporation | Enhanced MPEG information distribution apparatus and method |
JP3986150B2 (ja) * | 1998-01-27 | 2007-10-03 | 興和株式会社 | 一次元データへの電子透かし |
JP2001525151A (ja) * | 1998-03-04 | 2001-12-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ウォーターマークの検出 |
US6560285B1 (en) * | 1998-03-30 | 2003-05-06 | Sarnoff Corporation | Region-based information compaction as for digital images |
JP4035257B2 (ja) * | 1998-04-10 | 2008-01-16 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
US6608911B2 (en) * | 2000-12-21 | 2003-08-19 | Digimarc Corporation | Digitally watermaking holograms for use with smart cards |
US6782115B2 (en) | 1998-04-16 | 2004-08-24 | Digimarc Corporation | Watermark holograms |
US6965873B1 (en) | 1998-04-16 | 2005-11-15 | Digimarc Corporation | Electronic commerce using optical input device |
US7602940B2 (en) | 1998-04-16 | 2009-10-13 | Digimarc Corporation | Steganographic data hiding using a device clock |
US8813137B2 (en) * | 1998-05-08 | 2014-08-19 | Qualcomm Incorporated | Apparatus and method for decoding digital image and audio signals |
US6553127B1 (en) * | 1998-05-20 | 2003-04-22 | Macrovision Corporation | Method and apparatus for selective block processing |
US6473516B1 (en) * | 1998-05-22 | 2002-10-29 | Asa Systems, Inc. | Large capacity steganography |
US6154571A (en) * | 1998-06-24 | 2000-11-28 | Nec Research Institute, Inc. | Robust digital watermarking |
US7532740B2 (en) | 1998-09-25 | 2009-05-12 | Digimarc Corporation | Method and apparatus for embedding auxiliary information within original data |
US7197156B1 (en) | 1998-09-25 | 2007-03-27 | Digimarc Corporation | Method and apparatus for embedding auxiliary information within original data |
US7373513B2 (en) * | 1998-09-25 | 2008-05-13 | Digimarc Corporation | Transmarking of multimedia signals |
US7143434B1 (en) | 1998-11-06 | 2006-11-28 | Seungyup Paek | Video description system and method |
GB2363302B (en) * | 1999-01-28 | 2003-11-05 | Kent Ridge Digital Labs | Method and apparatus for watermarking wavetable synthesis architectures |
US6301368B1 (en) * | 1999-01-29 | 2001-10-09 | International Business Machines Corporation | System and method for data hiding in compressed fingerprint images |
US7664264B2 (en) | 1999-03-24 | 2010-02-16 | Blue Spike, Inc. | Utilizing data reduction in steganographic and cryptographic systems |
JP2000350013A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-12-15 | Victor Co Of Japan Ltd | 透かしデータ埋め込み装置、透かしデータ埋め込み方法、伝送方法、記録媒体、透かしデータ読み出し装置及び透かしデータ読み出し方法。 |
US6865747B1 (en) * | 1999-04-01 | 2005-03-08 | Digital Video Express, L.P. | High definition media storage structure and playback mechanism |
US6792535B1 (en) * | 1999-04-06 | 2004-09-14 | Kwan Software Engineering, Inc. | System and method for digitally marking a file with a removable mark |
WO2000060589A1 (en) * | 1999-04-06 | 2000-10-12 | Kwan Software Engineering, Inc. | System and method for digitally marking a file with a removable mark |
US6522769B1 (en) * | 1999-05-19 | 2003-02-18 | Digimarc Corporation | Reconfiguring a watermark detector |
US7164413B2 (en) * | 1999-05-19 | 2007-01-16 | Digimarc Corporation | Enhanced input peripheral |
US6952774B1 (en) * | 1999-05-22 | 2005-10-04 | Microsoft Corporation | Audio watermarking with dual watermarks |
JP3407869B2 (ja) * | 1999-06-24 | 2003-05-19 | 日本電気株式会社 | Dct係数に情報を挿入する方式及びその方法 |
US7020285B1 (en) * | 1999-07-13 | 2006-03-28 | Microsoft Corporation | Stealthy audio watermarking |
US7543148B1 (en) * | 1999-07-13 | 2009-06-02 | Microsoft Corporation | Audio watermarking with covert channel and permutations |
US7475246B1 (en) | 1999-08-04 | 2009-01-06 | Blue Spike, Inc. | Secure personal content server |
JP2001061052A (ja) * | 1999-08-20 | 2001-03-06 | Nec Corp | 電子すかしデータ挿入方法及びその装置と電子すかしデータ検出装置 |
JP2001111808A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-20 | Nec Corp | 電子すかしデータ挿入方式及び装置 |
US6985589B2 (en) * | 1999-12-02 | 2006-01-10 | Qualcomm Incorporated | Apparatus and method for encoding and storage of digital image and audio signals |
EP1104969B1 (en) * | 1999-12-04 | 2006-06-14 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Method and apparatus for decoding and watermarking a data stream |
JP2001189844A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Nec Corp | 情報挿入/検出方式 |
EP1134977A1 (en) * | 2000-03-06 | 2001-09-19 | Irdeto Access B.V. | Method and system for providing copies of scrambled content with unique watermarks, and system for descrambling scrambled content |
US6449380B1 (en) * | 2000-03-06 | 2002-09-10 | Intel Corporation | Method of integrating a watermark into a compressed image |
JP2001275115A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-10-05 | Nec Corp | 電子すかしデータ挿入装置および検出装置 |
US8121843B2 (en) | 2000-05-02 | 2012-02-21 | Digimarc Corporation | Fingerprint methods and systems for media signals |
JP3561485B2 (ja) * | 2000-08-18 | 2004-09-02 | 株式会社メディアグルー | 符号化信号分離・合成装置、差分符号化信号生成装置、符号化信号分離・合成方法、差分符号化信号生成方法、符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体および差分符号化信号生成プログラムを記録した媒体 |
US20040243540A1 (en) * | 2000-09-07 | 2004-12-02 | Moskowitz Scott A. | Method and device for monitoring and analyzing signals |
US6952485B1 (en) * | 2000-09-11 | 2005-10-04 | Digimarc Corporation | Watermark encoding and decoding in imaging devices and imaging device interfaces |
US7127615B2 (en) * | 2000-09-20 | 2006-10-24 | Blue Spike, Inc. | Security based on subliminal and supraliminal channels for data objects |
AU2001294168A1 (en) * | 2000-10-03 | 2002-04-15 | Vidius Inc. | Secure distribution of digital content |
JP3636061B2 (ja) * | 2000-11-08 | 2005-04-06 | 日本電気株式会社 | データ挿入装置及びその方法 |
US7095870B2 (en) * | 2000-12-21 | 2006-08-22 | Hitachi, Ltd. | Electronic watermark embedding apparatus and method and a format conversion device having a watermark embedding function |
US7822969B2 (en) * | 2001-04-16 | 2010-10-26 | Digimarc Corporation | Watermark systems and methods |
US6996248B2 (en) * | 2001-06-13 | 2006-02-07 | Qualcomm, Incorporated | Apparatus and method for watermarking a digital image |
US7496197B2 (en) * | 2001-06-14 | 2009-02-24 | Portauthority Technologies Inc. | Method and system for robust embedding of watermarks and steganograms in digital video content |
US20050129268A1 (en) * | 2001-06-29 | 2005-06-16 | Kurato Maeno | Method and system for watermarking an electrically depicted image |
US8572640B2 (en) * | 2001-06-29 | 2013-10-29 | Arbitron Inc. | Media data use measurement with remote decoding/pattern matching |
ATE325507T1 (de) * | 2001-07-19 | 2006-06-15 | Koninkl Philips Electronics Nv | Verarbeitung von einem komprimierten mediensignal |
US7046818B2 (en) * | 2001-07-20 | 2006-05-16 | Seiko Epson Corporation | Standards compliant watermarking for access management |
WO2003024020A1 (en) * | 2001-09-10 | 2003-03-20 | Entriq Limited Bvi | Method and computer system to perform on the fly fingerprinting for media content |
US7213151B2 (en) * | 2001-09-28 | 2007-05-01 | International Business Machines Corporation | Method and computer system for encoding of information into a representation |
US20030112366A1 (en) * | 2001-11-21 | 2003-06-19 | General Instrument Corporation | Apparatus and methods for improving video quality delivered to a display device |
WO2003051031A2 (en) | 2001-12-06 | 2003-06-19 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Method and apparatus for planarization of a material by growing and removing a sacrificial film |
US7006662B2 (en) * | 2001-12-13 | 2006-02-28 | Digimarc Corporation | Reversible watermarking using expansion, rate control and iterative embedding |
US7515730B2 (en) * | 2001-12-13 | 2009-04-07 | Digimarc Corporation | Progressive image quality control using watermarking |
US7561714B2 (en) * | 2001-12-13 | 2009-07-14 | Digimarc Corporation | Reversible watermarking |
US7567721B2 (en) * | 2002-01-22 | 2009-07-28 | Digimarc Corporation | Digital watermarking of low bit rate video |
US7415440B1 (en) | 2002-02-22 | 2008-08-19 | Entriq, Inc. | Method and system to provide secure key selection using a secure device in a watercrypting environment |
KR20030073369A (ko) * | 2002-03-11 | 2003-09-19 | 한국전자통신연구원 | 양자화를 이용한 실시간 블라인드 워터마킹 방법 |
US7287275B2 (en) * | 2002-04-17 | 2007-10-23 | Moskowitz Scott A | Methods, systems and devices for packet watermarking and efficient provisioning of bandwidth |
DE10218946A1 (de) * | 2002-04-22 | 2003-11-06 | Deutsche Telekom Ag | Verfahren zur Anbringung eines Wasserzeichens in einem Bild |
US7027101B1 (en) * | 2002-05-13 | 2006-04-11 | Microsoft Corporation | Selectively overlaying a user interface atop a video signal |
US7085399B2 (en) * | 2002-06-18 | 2006-08-01 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Watermark information embedding device and watermark information detection device |
US7003131B2 (en) * | 2002-07-09 | 2006-02-21 | Kaleidescape, Inc. | Watermarking and fingerprinting digital content using alternative blocks to embed information |
US7577841B2 (en) | 2002-08-15 | 2009-08-18 | Digimarc Corporation | Watermark placement in watermarking of time varying media signals |
KR20050083866A (ko) * | 2002-10-30 | 2005-08-26 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 적응 워터마킹 |
US7636440B2 (en) * | 2003-01-31 | 2009-12-22 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Digital watermark with variable location |
US7130350B1 (en) * | 2003-02-28 | 2006-10-31 | Vixs Systems, Inc. | Method and system for encoding and decoding data in a video stream |
WO2004102464A2 (en) * | 2003-05-08 | 2004-11-25 | Digimarc Corporation | Reversible watermarking and related applications |
US7756288B2 (en) * | 2003-05-29 | 2010-07-13 | Jeffrey Lubin | Method and apparatus for analog insertion of low frequency watermarks |
US7206649B2 (en) * | 2003-07-15 | 2007-04-17 | Microsoft Corporation | Audio watermarking with dual watermarks |
JP2006005527A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Hitachi Ltd | 電子透かし埋め込みプログラム |
US8332646B1 (en) * | 2004-12-10 | 2012-12-11 | Amazon Technologies, Inc. | On-demand watermarking of content |
WO2006096612A2 (en) | 2005-03-04 | 2006-09-14 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | System and method for motion estimation and mode decision for low-complexity h.264 decoder |
US7570641B2 (en) * | 2005-08-23 | 2009-08-04 | Macrovision Corporation | Techniques for watermarking and distributing content |
DE102006017422A1 (de) * | 2005-11-12 | 2007-05-16 | Diehl Aerospace Gmbh | Verfahren zum Überwachen der Ansteuerung von Bilddarstellungen, insbesondere aus sicherheitsrelevanten Rohdaten |
DE102005055440A1 (de) * | 2005-11-21 | 2007-05-24 | Siemens Ag | Verfahren und Vorrichtungen zum Einfügen, Erkennen und Entfernen von Wasserzeichen in einem Datenstrom |
GB2437123B (en) * | 2006-04-10 | 2011-01-26 | Vqual Ltd | Method and apparatus for measuring audio/video sync delay |
JP4834473B2 (ja) * | 2006-06-23 | 2011-12-14 | キヤノン株式会社 | 画像処理システムおよび画像処理方法 |
WO2008005406A2 (en) * | 2006-06-29 | 2008-01-10 | Invention Solution, Inc. | Watermarking movies to easily recognize who is the owner |
CA2681402C (en) * | 2007-03-23 | 2016-02-16 | Thomson Licensing | Modifying a coded bitstream |
CN101681499B (zh) * | 2007-06-14 | 2013-04-24 | 汤姆逊许可证公司 | 修改经编码的比特流 |
US8576918B2 (en) * | 2007-07-09 | 2013-11-05 | Broadcom Corporation | Method and apparatus for signaling and decoding AVS1-P2 bitstreams of different versions |
US8565472B2 (en) * | 2007-10-30 | 2013-10-22 | General Instrument Corporation | Method, device and system for dynamically embedding watermark information into multimedia content |
US20090147985A1 (en) * | 2007-12-07 | 2009-06-11 | Xuemin Chen | METHOD AND SYSTEM FOR secure WATERMARK EMBEDDING AND EXTRACTION DATA FLOW ARCHITECTURE |
WO2009126785A2 (en) | 2008-04-10 | 2009-10-15 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Systems and methods for image archaeology |
CN101330611B (zh) * | 2008-07-22 | 2011-08-24 | 华为技术有限公司 | 视频水印嵌入、擦除方法和装置以及水印处理系统 |
US8340343B2 (en) * | 2008-10-31 | 2012-12-25 | General Instrument Corporation | Adaptive video fingerprinting |
US8671069B2 (en) | 2008-12-22 | 2014-03-11 | The Trustees Of Columbia University, In The City Of New York | Rapid image annotation via brain state decoding and visual pattern mining |
US8878041B2 (en) * | 2009-05-27 | 2014-11-04 | Microsoft Corporation | Detecting beat information using a diverse set of correlations |
FR2949283B1 (fr) * | 2009-08-19 | 2012-03-30 | Neotion | Procede et installation pour marquer en temps reel un flux video compose d'une succession d'images video codees selon la norme mpeg-2. |
FR2951344B1 (fr) * | 2009-10-14 | 2012-10-05 | Neotion | Procede et installation pour marquer en temps reel un flux video compose d'une succession d'images video codees en mpeg-4 avc. |
US8194918B2 (en) * | 2010-02-05 | 2012-06-05 | Seiko Epson Corporation | Embedded message extraction for visible watermarking |
EP2636155B1 (en) * | 2010-11-03 | 2017-01-11 | Empire Technology Development LLC | Collaborative data sharing for cdma interference subtraction |
US20120134529A1 (en) * | 2010-11-28 | 2012-05-31 | Pedro Javier Vazquez | Method and apparatus for applying of a watermark to a video during download |
US20120210447A1 (en) * | 2010-11-28 | 2012-08-16 | Pedro Javier Vazquez | Secure video download method |
US20130188712A1 (en) * | 2012-01-24 | 2013-07-25 | Futurewei Technologies, Inc. | Compressed Domain Watermarking with Reduced Error Propagation |
KR20130112313A (ko) * | 2012-04-03 | 2013-10-14 | 삼성전자주식회사 | 영상에 관련된 정보를 영상에 임베딩하기 위한 방법 및 장치 |
US8874924B2 (en) | 2012-11-07 | 2014-10-28 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and apparatus to identify media |
US9462152B2 (en) | 2013-01-04 | 2016-10-04 | Korea University Research And Business Foundation | System and method for hiding reversible information |
WO2014107070A1 (ko) * | 2013-01-04 | 2014-07-10 | 고려대학교 산학협력단 | 가역 정보 은닉 시스템 및 방법 |
JP6477369B2 (ja) * | 2015-09-02 | 2019-03-06 | 富士通株式会社 | 情報埋め込み装置、情報埋め込み方法、及び情報埋め込みプログラム |
CN106803230A (zh) * | 2017-01-16 | 2017-06-06 | 浙江工业大学 | 一种基于数字水印的图像加密方法 |
IT201700108150A1 (it) * | 2017-09-27 | 2019-03-27 | St Microelectronics Srl | Procedimento e sistema di sicurezza funzionale, prodotto informatico corrispondente |
IT201700108177A1 (it) | 2017-09-27 | 2019-03-27 | St Microelectronics Srl | Procedimento e sistema di sicurezza funzionale, prodotto informatico corrispondente |
EP3672248B1 (en) | 2018-12-21 | 2021-01-27 | Axis AB | A method and system for adding image content that contains one or more graphical objects to an image frame using an encoder |
CN111836053A (zh) * | 2019-04-18 | 2020-10-27 | 上海动悦网络科技有限公司 | 一种基于用户信息的视频加密防盗系统及方法 |
CN112672167B (zh) * | 2020-12-01 | 2024-03-15 | 广州柯维新数码科技有限公司 | 视频处理方法、计算机设备和存储介质 |
CN112738515B (zh) * | 2020-12-28 | 2023-03-24 | 北京百度网讯科技有限公司 | 用于自适应量化的量化参数调整方法和装置 |
US11599605B1 (en) * | 2021-11-09 | 2023-03-07 | Hidden Pixels, LLC | System and method for dynamic data injection |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5636292C1 (en) | 1995-05-08 | 2002-06-18 | Digimarc Corp | Steganography methods employing embedded calibration data |
US5862260A (en) * | 1993-11-18 | 1999-01-19 | Digimarc Corporation | Methods for surveying dissemination of proprietary empirical data |
US5568570A (en) | 1994-09-30 | 1996-10-22 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for reducing quantization artifacts in a hierarchical image storage and retrieval system |
JP3224480B2 (ja) | 1994-09-30 | 2001-10-29 | キヤノン株式会社 | カラー画像処理装置 |
US5646997A (en) | 1994-12-14 | 1997-07-08 | Barton; James M. | Method and apparatus for embedding authentication information within digital data |
US5530759A (en) | 1995-02-01 | 1996-06-25 | International Business Machines Corporation | Color correct digital watermarking of images |
US5659726A (en) | 1995-02-23 | 1997-08-19 | Sandford, Ii; Maxwell T. | Data embedding |
US5778102A (en) * | 1995-05-17 | 1998-07-07 | The Regents Of The University Of California, Office Of Technology Transfer | Compression embedding |
US5664018A (en) | 1996-03-12 | 1997-09-02 | Leighton; Frank Thomson | Watermarking process resilient to collusion attacks |
CA2200121A1 (en) | 1996-05-02 | 1997-11-02 | John Charles Mitchell | Compressed domain video text overlay for multimedia communication systems |
DE69734207T2 (de) * | 1996-07-16 | 2006-06-14 | Koninkl Philips Electronics Nv | Detektion eines eingebetteten wasserzeichens in einem informationssignal |
US5848155A (en) * | 1996-09-04 | 1998-12-08 | Nec Research Institute, Inc. | Spread spectrum watermark for embedded signalling |
US5825892A (en) * | 1996-10-28 | 1998-10-20 | International Business Machines Corporation | Protecting images with an image watermark |
US5915027A (en) | 1996-11-05 | 1999-06-22 | Nec Research Institute | Digital watermarking |
-
1997
- 1997-12-30 US US09/001,205 patent/US6208745B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-12-16 DE DE69817137T patent/DE69817137T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-12-16 EP EP98310315A patent/EP0928110B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-12-28 JP JP10373517A patent/JPH11284843A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003511932A (ja) * | 1999-10-12 | 2003-03-25 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 予備情報埋込方法及びシステム並びに復号方法及びシステム |
JP4705297B2 (ja) * | 1999-10-12 | 2011-06-22 | シヴォリューティオン ベー. フェー. | 予備情報埋込方法及びシステム並びに復号方法及びシステム |
JP2003529297A (ja) * | 2000-03-27 | 2003-09-30 | サーノフ コーポレイション | エンコードされたデジタルビットストリームでデータを埋め込むための方法及び装置 |
KR100617165B1 (ko) | 2004-11-19 | 2006-08-31 | 엘지전자 주식회사 | 워터마크 삽입/검출 기능을 갖는 오디오 부호화/복호화장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6208745B1 (en) | 2001-03-27 |
EP0928110A2 (en) | 1999-07-07 |
DE69817137D1 (de) | 2003-09-18 |
EP0928110A3 (en) | 1999-12-08 |
DE69817137T2 (de) | 2004-06-09 |
EP0928110B1 (en) | 2003-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11284843A (ja) | ウォ―タマ―クをディジタル画像シ―ケンスのビットストリ―ム表現に組み込むための方法及び装置 | |
US6037984A (en) | Method and apparatus for embedding a watermark into a digital image or image sequence | |
US6725372B1 (en) | Digital watermarking | |
US8238435B2 (en) | Modifying bitstreams | |
TWI439135B (zh) | 在編碼之內容上印浮水印 | |
US8406311B2 (en) | System and method for embedding additional information in video data | |
US20060133477A1 (en) | Combined video decoder and watermark creator | |
WO2005052935A2 (en) | Method and apparatus for encoding or decoding a bitstream | |
RU2434356C2 (ru) | Создание водяных знаков в кодированном информационном наполнении | |
US7418110B2 (en) | Method and apparatus for compressed-domain watermarking | |
Iwakiri et al. | Incomplete cryptography method using invariant Huffman code length to digital rights management | |
KR20010074604A (ko) | 엠피이지 비디오 스트림상의 블록 유닛 양자화를 이용한실시간 동영상 워터마크 삽입방법 및 검출방법 | |
US20070230708A1 (en) | Watermarking a Compressed Information Signal | |
KR100990210B1 (ko) | H.264 비디오 콘텐츠의 무결성 인증 및 저작권 보호 방법 | |
US7583850B2 (en) | Image-processing apparatus and method | |
Simitopoulos et al. | Fast MPEG watermarking for copyright protection | |
JP4018305B2 (ja) | 画像処理方法及びその装置と記憶媒体 | |
Lin et al. | A suitable image hiding scheme for JPEG images | |
KR20060055622A (ko) | 해쉬함수가 적용되는 엠펙-4 동영상 부호화기 및 복호화기 | |
Xue et al. | A fast H. 264 compressed domain watermarking scheme with minimized propagation error based on macro-block dependency analysis | |
Kumar et al. | Image Error-Concealment for JPEG & PICT Format | |
JP2001223984A (ja) | 画像データの処理装置及び画像データの処理方法 | |
JP2013059049A (ja) | ウォーターマークエンコードコンテンツ |