JPH11284556A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JPH11284556A
JPH11284556A JP10087294A JP8729498A JPH11284556A JP H11284556 A JPH11284556 A JP H11284556A JP 10087294 A JP10087294 A JP 10087294A JP 8729498 A JP8729498 A JP 8729498A JP H11284556 A JPH11284556 A JP H11284556A
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JP
Japan
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antenna
terminal
reception
transmission
external
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JP10087294A
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English (en)
Inventor
Kin Mizusawa
錦 水澤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小型軽量化を図ると共に受信感度の向上を図
ることを目的とする。 【解決手段】 第1,第2,第3及び第4の端子20
a,20b,20c,20dを有すると共にこれらの端
子のうち2つの端子間に夫々第1,第2,第3,第4の
接続スイッチ21a,21b,21c,21dを有する
アンテナ切替スイッチ20を設け、受信用内部アンテナ
1を外部同軸コネクタ11の同軸メカスイッチ11aを
介して前記第1の端子20aに、送信部7の出力端子を
アイソレータ10を介して前記第2の端子20bに、送
受信用内部アンテナ5を前記第3の端子20cに、受信
部4の入力端子を前記第4の端子20dに夫々接続し、
前記外部同軸コネクタ11に送受信用外部アンテナを接
続したときに前記送受信用内部アンテナ5と前記送受信
用外部アンテナとでダイバーシティ受信を行なうように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばPDC(Pers
onal Digital Cellular)の如くダイバーシティ受信を行
うようにした携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
PDC(国内向けデジタルセルラー)の携帯電話装置で
はフェージング環境下でも安定した通話ができるように
ダイバーシティ受信を行なう如くなされており、この携
帯電話装置では小型で低消費電流で行なうことができる
アンテナ切替えのダイバーシティ受信が行われている。
【0003】この従来のダイバーシティ受信ができる携
帯電話装置は2本の内部アンテナを設け電界強度の大き
い方のアンテナを選択して受信するようにしているが、
これとは別にこの携帯電話装置を自動車の車内で使用す
るときのために車外のアンテナに接続できるようにする
ため外部同軸コネクタを備えている。
【0004】図4及び図5は、夫々従来のダイバーシテ
ィ受信できるようにした携帯電話装置の例を示す。図4
において、1は受信用内部アンテナを示し、この受信用
内部アンテナ1をこの携帯電話装置に設けた外部同軸コ
ネクタ2の同軸メカスイッチ2aを介して受信電界強度
の強い方に切替わる受信切替スイッチ3の一方の固定接
点3aに接続する。
【0005】この受信切替スイッチ3の可動接点3cを
この携帯電話装置の受信部4の入力端子に接続する。ま
た、この同軸メカスイッチ2aは通常は、この受信用内
部アンテナ1よりの受信信号を受信切替スイッチ3の一
方の固定接点3aに供給するが、受信用同軸ポート2c
に受信用外部アンテナ(図示せず)の同軸ケーブルが接
続されたときは、この受信用外部アンテナよりの受信信
号をこの受信切替スイッチ3の一方の固定接点3aに供
給する如くなしたものである。
【0006】また、5は送受信用内部アンテナを示し、
この送受信用内部アンテナ5を外部同軸コネクタ2の同
軸メカスイッチ2bを介してサーキュレータ6に接続す
る。このサーキュレータ6は同軸メカスイッチ2bより
の受信信号を受信切替スイッチ3の他方の固定接点3b
に供給すると共にこの携帯電話装置の送信部7よりの送
信信号をこの外部同軸コネクタ2の同軸メカスイッチ2
bに供給する如くなすものである。
【0007】この同軸メカスイッチ2bは通常は送受信
用内部アンテナ5をサーキュレータ6に接続している
が、送受信用同軸ポート2dに送受信用外部アンテナ
(図示せず)の同軸ケーブルが接続されたときは、この
送受信用外部アンテナをこのサーキュレータ6に接続す
るようにしたものである。
【0008】斯る、図4従来例においては、外部同軸コ
ネクタ2の同軸ポート2c,2dに外部アンテナの同軸
ケーブルが接続されていないときには、送信部7よりの
送信信号は送受信用内部アンテナ5より送信され、受信
用内部アンテナ1及び送受信用内部アンテナ5によりダ
イバーシティ受信がなされ夫々受信された受信信号は夫
々受信切替スイッチ3の一方及び他方の固定接点3a及
び3bに夫々供給され、この受信切替スイッチ3で電界
強度の強い方が選択されて、受信部4に供給される。
【0009】また、この外部同軸コネクタ2の受信用同
軸ポート2c及び送受信用同軸ポート2dに夫々外部ア
ンテナの同軸ケーブルが接続されたときは、送信部7よ
りの送信信号は送受信用同軸ポート2dを介して送信さ
れ、受信用同軸ポート2cよりの受信信号及び送受信用
同軸ポート2dよりの受信信号は夫々受信切替スイッチ
3の一方及び他方の固定接点3a及び3bに夫々供給さ
れ、この受信切替スイッチ3で電界強度の強い方が選択
されて、受信部4に供給される。
【0010】斯る、図4従来例においては、構成が比較
的簡単であり、送信信号の経路に歪みを発生する半導体
素子が無い利点があるが、この送信部7から送受信用内
部アンテナ5までの経路にサーキュレータ6等が有るの
で損失が大きく消費電流が大きくなると共に広帯域のサ
ーキュレータ6を制作するのが難しい不都合があった。
【0011】また図5は、先に提案されているFETよ
り成る低歪のアンテナ切替スイッチ(例えば2×4アン
テナスイッチ)8を使用した例を示す。この図5につき
説明するに図4に対応する部分には同一符号を付して示
し、その詳細説明は省略する。このアンテナ切替スイッ
チ8の機能ブロックは図5に示す如く、6つの端子8
a,8b‥‥8fと、4つのコントロール信号CTL
A,CTLB,CTLC,CTLDによりオン・オフが
制御される6つの接続スイッチ9a,9b‥‥9fとよ
り成るものである。
【0012】この6つの接続スイッチ9a,9b,9
c,9d,9e,9fは端子8b及び8c間、端子8c
及び8d間、端子8d及び8e間、端子8e及び8b
間、端子8a及び8e間、端子8f及び8e間に夫々設
けたものである。
【0013】この場合、接続スイッチ9a及び9cはコ
ントロール信号CTLAにより同様にオン・オフが制御
され、接続スイッチ9b及び9dはコントロール信号C
TLBにより同様にオン・オフが制御され、接続スイッ
チ9e及び9fは夫々コントロール信号CTLC及びC
TLDで夫々オン・オフが制御される如くなされたもの
である。
【0014】この図5従来例においては、受信用内部ア
ンテナ1をこのアンテナ切替スイッチ8の端子8fに接
続し、外部同軸コネクタ2の同軸メカスイッチ2aを端
子8aに接続し、この外部同軸コネクタ2の同軸メカス
イッチ2bを端子8bに接続し、この携帯電話装置の送
信部7の出力端子をアイソレータ10を介して端子8c
に接続し、送受信用内部アンテナ5を端子8dに接続
し、この携帯電話装置の受信部4の入力端子を端子8e
に接続したものである。
【0015】斯る、図5従来例においては、外部同軸コ
ネクタ2の同軸ポート2c,2dに外部アンテナの同軸
ケーブルが接続されていないときには、送信部7よりの
送信信号はアイソレータ10、接続スイッチ9bを介し
て送受信用内部アンテナ5に供給され、送信される。
【0016】また、このときは、受信用内部アンテナ1
及び送受信用内部アンテナ5によりダイバーシティ受信
がなされ、夫々受信された受信信号の電界強度により接
続スイッチ9c又は9fがオン・オフ制御されて電界強
度の強い方が選択されて、受信部4に供給される。
【0017】また、この外部同軸コネクタ2の受信用同
軸ポート2c及び送受信用同軸ポート2dに夫々外部ア
ンテナの同軸ケーブルが接続されたときは、送信部7よ
りの送信信号はアイソレータ10、接続スイッチ9a及
び送受信用同軸ポート2dを介して送信される如くす
る。
【0018】また、このときは、受信用同軸ポート2c
よりの受信信号及び送受信用同軸ポート2dよりの受信
信号によりダイバーシティ受信がなされ、夫々の受信信
号の電界強度により接続スイッチ9d又は9eがオン・
オフ制御されて、電界強度の強い方が選択されて、受信
部4に供給される。
【0019】斯る、図5従来例においては、外部アンテ
ナの同軸ケーブルが外部同軸コネクタ2の同軸ポート2
c,2dに接続されていないときは受信用内部アンテナ
1及び送受信用外部アンテナ5によりダイバーシティ受
信ができ、またこの外部同軸コネクタ2の同軸ポート2
c,2dに自動車の車外の外部アンテナの同軸ケーブル
が接続されているときには、この外部アンテナによりダ
イバーシティ受信ができる。
【0020】然しながら、この図5従来例において例え
ば送受信用内部アンテナ5から送信部7間の損失を最小
にするように配置したとすると外部同軸コネクタ2とア
ンテナ切替スイッチ8を結ぶ2本の線は低損失の必要か
ら同軸線を使う等、部品点数が多くなり、小型軽量化の
妨げとなる不都合がある。
【0021】本発明は、斯る点に鑑み、小型軽量化を図
ると共に受信感度の向上を図ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明携帯電話装置は第
1,第2,第3及び第4の端子を有すると共にこの第1
及び第2の端子間、この第2及び第3の端子間、この第
3及び第4の端子間、この第4及び第1の端子間に夫々
第1,第2,第3,第4の接続スイッチを有し、この第
1及び第3の接続スイッチがオンのときは、この第2及
び第4の接続スイッチがオフとし、この第1及び第3の
接続スイッチがオフのときは、この第2及び第4の接続
スイッチをオンとするようにしたアンテナ切替スイッチ
を設け、受信用内部アンテナを外部同軸コネクタの同軸
メカスイッチを介してこのアンテナ切替スイッチの第1
の端子に接続し、送信部の出力端子をアイソレータを介
してこのアンテナ切替スイッチの第2の端子に接続し、
送受信用内部アンテナをこのアンテナ切替スイッチの第
3の端子に接続し、受信部の入力端子をこのアンテナ切
替スイッチの第4の端子に接続し、この外部同軸コネク
タに送受信用外部アンテナを接続したときに、この送受
信用内部アンテナとこの送受信用外部アンテナとでダイ
バーシティ受信を行なうようにしたものである。
【0023】斯る本発明によれば外部同軸コネクタから
アンテナ切替スイッチに結ぶ線を1本としたのでそれだ
け小型軽量化できると共に外部同軸コネクタに送受信用
外部アンテナの同軸ケーブルを接続したときに送受信用
内部アンテナと送受信用外部アンテナとでダイバーシテ
ィ受信するようにしたので受信用アンテナを使用した場
合に比し受信感度が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して、本発明携
帯電話装置の実施の形態の一例につき説明しよう。この
図1において、図4,図5に対応する部分には同一符号
を付して示す。
【0025】図1例は先に提案されているFET(電界
効果トランジスタ)より成る低歪のアンテナ切替スイッ
チ(例えば2×4アンテナスイッチ)8を使用したもの
である。このアンテナ切替スイッチ8の機能ブロックは
図1に示す如く、6つの端子8a,8b‥‥8fと、4
つのコントロール信号CTLA,CTLB,CTLC,
CTLDによりオン・オフが制御される6つの接続スイ
ッチ9a,9b,‥‥9fとより成るものである。
【0026】この6つの接続スイッチ9a,9b,9
c,9d,9e,9fは端子8b及び8c間、端子8c
及び8d間、端子8d及び8e間、端子8e及び8b
間、端子8a及び8e間、端子8f及び8e間に夫々設
けたものである。
【0027】この場合、接続スイッチ9a及び9cはコ
ントロール信号CTLAにより同様にオン・オフが制御
され、接続スイッチ9b及び9dはコントロール信号C
TLBにより同様にオン・オフが制御され、接続スイッ
チ9e及び9fは夫々コントロール信号CTLC及びC
TLDで夫々オン・オフが制御される如くなされたもの
である。
【0028】この図1例においては、受信用内部アンテ
ナ1をこのアンテナ切替スイッチ8の端子8fに接続す
る。本例においては、携帯電話装置の所定位置に設けた
自動車の車外に設けた送受信用外部アンテナに接続する
外部同軸コネクタ11に同軸メカスイッチ11aを1つ
設けると共にこの同軸メカスイッチ11aにこの送受信
用外部アンテナの同軸ケーブルを接続する送受信用同軸
ポート11bを設ける。
【0029】この外部同軸コネクタ11の同軸メカスイ
ッチ11aを端子8bに接続し、この携帯電話装置の送
信部7の出力端子をアイソレータ10を介して端子8c
に接続し、送受信用内部アンテナ5を端子8dに接続
し、この携帯電話装置の受信部4の入力端子を端子8e
に接続する。
【0030】この場合、一般に携帯電話装置の受信用内
部アンテナ1は携帯電話装置の筐体内に隠す如く設けて
おり、形状や配置等に制約があり、送受信用内部アンテ
ナ5に比べて性能が落ちる。
【0031】この図1例においては外部同軸コネクタ1
1の同軸ポート11bに自動車の車外のアンテナ等の送
受信用外部アンテナの同軸ケーブルが接続されていない
ときには送信部7よりの送信信号はアイソレータ10、
接続スイッチ9bを介して送受信用内部アンテナ5に供
給され、送信される。
【0032】また、このときは、受信用内部アンテナ1
及び送受信用内部アンテナ5によりダイバーシティ受信
がなされ、夫々受信された受信信号の電界強度により接
続スイッチ9c又は9fをオン・オフ制御し電界強度の
強い方が選択されて、受信部4に供給される如くする。
【0033】また、本例においては、この外部同軸コネ
クタ11の送受信用同軸ポート11bに自動車の車外の
アンテナ等の送受信用外部アンテナ(図示せず)の同軸
ケーブルが接続されたときは、送信部7よりの送信信号
はアイソレータ10、接続スイッチ9a及び送受信用同
軸ポート11bを介して送受信用外部アンテナより送信
される如くする。
【0034】また、このときは本例は、送受信用内部ア
ンテナ5よりの受信信号及び送受信用外部アンテナより
の受信信号によりダイバーシティ受信がなされ、夫々の
受信信号の電界強度により接続スイッチ9c又は9dを
オン・オフ制御し、電界強度の強い方が選択されて受信
部4に供給される如くする。
【0035】従って本例においては、外部同軸コネクタ
11の送受信用同軸ポート11bに自動車の車外の送受
信用外部アンテナの同軸ケーブルが接続されているとき
には、送信部7よりの送信信号がこの送受信用外部アン
テナより良好に送信され、このときは送受信用内部アン
テナ5と送受信用外部アンテナとによりダイバーシティ
受信するので、この送受信用内部アンテナ5は受信用内
部アンテナより性能が良く、このときの受信感度が向上
する。
【0036】また本例においては外部同軸コネクタ11
の同軸メカスイッチ11aとアンテナ切替スイッチ8と
を結ぶ線は1本であり、同軸ケーブルは1本で良いの
で、それだけ小型軽量化を図ることができる。
【0037】また図2は本発明の実施の形態の他の例を
示す。この図2につき説明するに、図1,図4,図5に
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略
する。
【0038】図2例はアンテナ切替スイッチとして図1
とは別種類のFETより成る低歪のアンテナ切替スイッ
チ(例えばDPDTアンテナスイッチ)20を使用した
ものである。このアンテナ切替スイッチ20の機能ブロ
ックは図2に示す如く、4つの端子20a,20b,2
0c,20dと、2つのコントロール信号CTLA,C
TLBによりオン・オフが制御される4つの接続スイッ
チ21a,21b,21c,21dとより成るものであ
る。
【0039】この4つの接続スイッチ21a,21b,
21c,21dは端子20a及び20b間、端子20b
及び20c間、端子20c及び20d間、端子20d及
び20a間に夫々設けたものである。
【0040】この場合、接続スイッチ21a及び21c
はコントロール信号CTLAにより同様にオン・オフが
制御され、接続スイッチ21b及び21dはコントロー
ル信号CTLBにより同様にオン・オフが制御される如
くなされたものであり、接続スイッチ21a及び21c
がオンのときは、接続スイッチ21b及び21dをオフ
とし、接続スイッチ21a及び21cがオフのときは、
接続スイッチ21b及び21dをオンとする如くなす。
【0041】この図2例においては、受信用内部アンテ
ナ1をこの携帯電話装置の所定位置に設けた外部同軸コ
ネクタ11の同軸メカスイッチ11aを介して、このア
ンテナ切替スイッチ20の端子20aに接続する。
【0042】この外部同軸コネクタ11の同軸メカスイ
ッチ11aは通常は、この受信用内部アンテナ1よりの
受信信号をこのアンテナ切替スイッチ20の端子20a
に供給するが、送受信用同軸ポート11bに自動車の車
外に設けた送受信用外部アンテナの同軸ケーブルが接続
されたときはこの送受信用外部アンテナよりの受信信号
をこのアンテナ切替スイッチ20の端子20aに供給す
る如くなしたものである。
【0043】この携帯電話装置の送信部7の出力端子を
アイソレータ10を介して、このアンテナ切替スイッチ
20の端子20bに接続し、送受信用内部アンテナ5を
アンテナ切替スイッチ20の端子20cに接続し、この
携帯電話装置の受信部4の入力端子をこのアンテナ切替
スイッチ20の端子20dに接続する。
【0044】この図2例においては外部同軸コネクタ1
1の同軸ポート11bに送受信用外部アンテナの同軸ケ
ーブルが接続されないときには送信部7よりの送信信号
はアイソレータ10及び接続スイッチ21bを介して送
受信用内部アンテナ5に供給され、送信される。
【0045】また、このときは、受信用内部アンテナ1
及び送受信用内部アンテナ5によりダイバーシティ受信
がなされ、夫々受信された受信信号の電界強度により接
続スイッチ21c又は21dをオン・オフ制御し、電界
強度の強い方が選択されて、受信部4に供給される如く
する。
【0046】また、本例においては、この外部同軸コネ
クタ11の送受信用同軸ポート11bに自動車の車外の
アンテナ等の送受信用外部アンテナ(図示せず)の同軸
ケーブルが接続されたときは、送信部7よりの送信信号
はアイソレータ10、接続スイッチ21a及び送受信用
同軸ポート11bを介して送受信用外部アンテナより送
信される如くする。
【0047】また、このときは本例は、送受信用内部ア
ンテナ5よりの受信信号及び送受信用外部アンテナより
の受信信号によりダイバーシティ受信がなされ、夫々の
受信信号の電界強度により接続スイッチ21c又は21
dをオン・オフ制御し、電界強度の強い方が選択され
て、受信部4に供給される如くする。
【0048】従って、本例においては、外部同軸コネク
タ11の送信用同軸ポート11bに自動車の車外の送受
信用外部アンテナの同軸ケーブルが接続されているとき
には、送信部7よりの送信信号がこの送受信用外部アン
テナより良好に送信され、このときは送受信用内部アン
テナ5と送受信用外部アンテナとによりダイバーシティ
受信するので、この送受信用内部アンテナ5は受信用内
部アンテナより性能が良く、このとき受信感度が向上す
る。
【0049】また本例においては外部同軸コネクタ11
の同軸メカスイッチ11aとアンテナ切替スイッチ20
とを結ぶ線は1本であり、同軸ケーブルは1本で良いの
で、それだけ小型軽量化を図ることができる。
【0050】また、本例によるアンテナ切替スイッチ2
0は、4端子20a,20b,20c,20dで2コン
トロール信号CTLA,CTLBであるので、図1例の
アンテナ切替スイッチ8に比し、チップサイズの小型
化、パッケージサイズの小型化を図ることができ、小型
軽量化を図ることができる。
【0051】更に、図2例によるアンテナ切替スイッチ
20は図1例のアンテナ切替スイッチ8に比し、接続ス
イッチ数が少ないのでスイッチ挿入損失の低減を図るこ
とができる。
【0052】図3は、図1及び図2のアンテナ切替スイ
ッチ8及び20の接続スイッチ9a,9b‥‥9f及び
21a,21b,21c,21dをオン・オフするコン
トロール信号CTLA,CTLB,CTLC,CTLD
を得るコントロール信号形成回路例を示す。このコント
ロール信号CTLA,CTLB,CTLC,CTLDが
ハイレベル“H”のときは、供給される接続スイッチ9
a,9b‥‥9f、21a‥‥21dはオンとなり、こ
のコントロール信号CTLA,CTLB,CTLC,C
TLDがローレベル“L”のときは供給される接続スイ
ッチ9a,‥‥9f,21a,‥‥21dはオフとな
る。
【0053】図3のINT/EXT入力端子には外部同
軸コネクタ11の同軸ポート11bにアンテナの同軸ケ
ーブルか接続されているかいないかの判別信号を供給
し、同軸ケーブルが接続されているときはローレベル
“L”を供給し、同軸ケーブルが接続されていないとき
にはハイレベル“H”を供給する如くする。
【0054】またTX/RX入力端子は送信時又は受信
時の判別信号を供給する如くしたもので、送信時はハイ
レベル“H”を供給し、受信時はローレベル“L”を供
給する如くする。
【0055】また、A/B入力端子は受信時のダイバー
シティ信号のアンテナ切替を判別した信号を供給し、こ
の受信時にハイレベル“H”又はローレベル“L”を切
替えてダイバーシティ受信を行なう如くしたものであ
る。
【0056】このINT/EXT入力端子及びTX/R
X入力端子をエクスクルーシブオア回路30の入力側に
夫々接続し、このエクスクルーシブオア回路30の出力
端子を2−4ラインデコーダ32のA入力端子に接続
し、TX/RX入力端子及びA/B入力端子を夫々オア
回路31の入力側に夫々接続し、このオア回路31の出
力端子を2−4ラインデコーダ32のB入力端子に接続
する。
【0057】この2−4ラインデコーダ32の4つの出
力端子32a,32b,32c及び32dを夫々FET
33a,33b,33c及び33dの夫々のゲートに接
続し、このFET33a,33b,33c及び33dの
ソースを夫々一方の電源端子VCCに接続すると共にこの
FET33a,33b,33c及び33dの夫々のドレ
インを夫々抵抗器34a,34b,34c及び34dを
介して他方の電源端子VEEに接続する。
【0058】このFET33aのドレインよりCTLC
出力端子を導出し、FET33bのドレインよりCTL
D出力端子を導出し、FET33cのドレインよりCT
LB出力端子を導出し、FET33dのドレインよりC
TLA出力端子を導出する。
【0059】この場合、図2例のアンテナ切替スイッチ
20のコントロール信号CTLAとしては図3のCTL
A出力端子及びCTLC出力端子を短絡し(ワイヤード
OR回路)、この短絡点に得られる信号を使用し、ま
た、このアンテナ切替スイッチ20のコントロール信号
CTLBとしては図3のCTLB出力端子及びCTLD
出力端子を短絡し(ワイヤードOR回路)、この短絡点
に得られる信号を使用する。
【0060】尚、本発明は上述例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得
ることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば従来に比較し小型軽量化
を図ることができると共に受信感度を向上することがで
きる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯電話装置の実施の形態の例を示す構
成図である。
【図2】本発明の実施の形態の他の例を示す構成図であ
る。
【図3】コントロール信号形成回路の例を示す構成図で
ある。
【図4】従来の携帯電話装置の例を示す構成図である。
【図5】従来の携帯電話装置の他の例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1…受信用内部アンテナ、4…受信部、5…送受信用内
部アンテナ、7…送信部、8,20…アンテナ切替スイ
ッチ、8a,8b,‥‥8f,20a,‥‥20d…端
子、9a,9b,‥‥9f,21a,‥‥21d…接続
スイッチ、10…アイソレータ、11…外部同軸コネク
タ、11a…同軸メカスイッチ、11b…送受信用同軸
ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2,第3及び第4の端子を有す
    ると共に、前記第1及び第2の端子間、前記第2及び第
    3の端子間、前記第3及び第4の端子間、前記第4及び
    第1の端子間に夫々第1,第2,第3,第4の接続スイ
    ッチを有し、前記第1及び第3の接続スイッチがオンの
    ときは前記第2及び第4の接続スイッチをオフとし、前
    記第1及び第3の接続スイッチがオフのときは前記第2
    及び第4の接続スイッチをオンとするようにしたアンテ
    ナ切替スイッチを設け、受信用内部アンテナを外部同軸
    コネクタの同軸メカスイッチを介して前記アンテナ切替
    スイッチの第1の端子に接続し、送信部の出力端子を前
    記アンテナ切替スイッチの第2の端子に接続し、送受信
    用内部アンテナを前記アンテナ切替スイッチの第3の端
    子に接続し、受信部の入力端子を前記アンテナ切替スイ
    ッチの第4の端子に接続し、前記外部同軸コネクタに、
    送受信用外部アンテナを接続したときに前記送受信用内
    部アンテナと前記送受信用外部アンテナとでダイバーシ
    ティ受信を行うようにしたことを特徴とする携帯電話装
    置。
  2. 【請求項2】 第1,第2,第3,第4,第5及び第6
    の端子を有すると共に前記第2及び第3の端子間、前記
    第3及び第4の端子間、前記第4及び第5の端子間、前
    記第5及び第2の端子間に夫々第1,第2,第3,第4
    の接続スイッチを有し、且つ前記第1及び第5の端子
    間、前記第6及び第5の端子間に第5,第6の接続スイ
    ッチを有するアンテナ切替スイッチを設け、送受信用外
    部アンテナが接続される外部同期コネクタを前記アンテ
    ナ切替スイッチの第1の端子に接続し、送信部の出力端
    子を前記アンテナ切替スイッチの第3の端子に接続し、
    送受信用内部アンテナを前記アンテナ切替スイッチの第
    4の端子に接続し、受信部の入力端子を前記アンテナ切
    替スイッチの第5の端子に接続し、受信用内部アンテナ
    を前記アンテナ切替スイッチの第6の端子に接続し、前
    記外部同期コネクタに、前記送受信用外部アンテナを接
    続したときに前記送受信用内部アンテナと前記送受信用
    外部アンテナとでダイバーシティ受信を行うようにした
    ことを特徴とする携帯電話装置。
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JP2002043960A (ja) * 2000-07-26 2002-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク接続機器
JP2005123740A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Fujitsu Media Device Kk 高周波スイッチモジュール
WO2018151116A1 (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 株式会社村田製作所 送信モジュールおよび通信端末

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